エコアクション21「環境活動レポート」 - シマブンエンジニアリング

エコアクション21
環境活動レポート
活動期間
2009年10月 ~ 2010年9月
シマブンエンジニアリング株式会社
制定日付
2011年 4月 1日
改正日付
2011年 6月 14日
目次
1.環境方針
2P
2.事業所の概要
3P
3.実施体制
4P
4.環境目標とその実績
5P
5.主要な環境活動計画の内容
6P
6.代表者による評価及び見直し
7P
7.環境関連法規制への違反・訴訟等の有無
8P
1
1.環境方針
1)環境理念
当社は、環境活動を経営の重要課題の一つとして位置づけ、環境への取組と環境負荷の低減に
努め、持続的発展が可能な社会の構築に貢献します。
2)行動方針
1.企業活動全般に関わる環境保全の継続的改善および環境汚染の予防に努め、企業の社会的
責任を果たします。 2.企業活動の環境への影響を常に認識し、法規制、協定その他の要求事項を遵守します。
3.社員全員の環境保全意識の高揚を図り、以下に示す重点課題に取り組みます。
①水使用量削減
②省資源、グリーン購入
③電気使用量の削減
④廃棄物の排出抑制、リサイクル、適正処理
⑤燃料使用量削減
⑥特定化学物質の使用量把握と適正管理
4.環境方針は掲示物等で全社員に広報し、全社方針を各部門、部署で展開して、全員参加型の
活動を繰り広げます。
5.社内外に必要な情報を開示します。
(改訂) 2011年 2月 1日
(制定) 2009年 7月 1日
シマブンエンジニアリング株式会社
代表取締役社長
坂本 和憲
2
2.事業所の概要
1) 事業所名
シマブンエンジニアリング株式会社 本社及び播磨工場
代表取締役社長 坂本 和憲
2) サイトと組織及び認証・登録範囲
1.今回、認証・登録範囲内の組織とサイト
①本社・工場 : 〒675-0155 兵庫県加古郡播磨町新島41番地
… 建設機械のフレーム、ショベル等の製作,
一般産業用機械の設計・製作,
クレーン検査業務
②㈱神戸製鋼所構内 加古川事業所: 〒675-0137 兵庫県加古川市金沢町1番地
… 産業機械用の特殊溶接(溶射)
③クレーン検査事業部 大阪事務所 : 〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋1‐2‐7
… クレーン検査業務
④クレーン検査事業部 関東事務所 : 〒104-0031 東京都中央区京橋1-1-1
… クレーン検査業務
※②、③、④の扱い量が少量であるため、数値は本社へ含む
3) 環境管理責任者氏名及び担当者連絡先
環境管理責任者 取締役 管理本部長 山根 吉史
担当者
総務部長
鎌田 和男
TEL 079(435)4460
e-mail [email protected]
TEL 079(435)0888
e-mail [email protected]
4) 事業の内容
登録の活動内容 建設機械のフレーム、ショベル等の製作,
一般産業用機械の設計・製作,
産業機械用の特殊溶接(溶射),
クレーン検査業務
5) 事業所の規模(2010年度9月末)
主要製品の生産高 :11,474 t (2009年10月~2010年9月)
従業員数
:263 人
敷地面積
:27,340 ㎡
工場延べ床面積
:13,310 ㎡
3
3.実施体制
(改訂) 2011年4月1日
(制定) 2009年 7月1日
シマブンエンジニアリング㈱
環境管理責委員会
代表取締役社長
坂本 和憲
環境管理責任者
(管理本部長)
山根 吉史
事務局
事務局長 鎌田 和男
山内 和人
西岡 真人
柏木 好郎
志賀 智昭
環境管理委員会
委員長 環境管理責任者
事務局長 鎌田 和男
委員
山本 昇
和田 兟
山内 和人
原田 啓裕
加藤 健
松岡 良平
長谷川 守
山田 幸次郎
熊野 英彦
西岡 真人
柏木 好郎
志賀 智昭
【大阪】
3名
【本社・本社工場】
230名
総務部
製造部
企画管理部
クレーン検査
機工部
製造本部
【関東】
10名
【加古川】
20名
エコリーダー
木田 賢佑
エコリーダー
笹渕 彰
エコリーダ
斉藤 健
エコリーダー
エコリーダ
エコリーダ
エコリーダー
エコリーダー
エコリーダー
中原 雄一
第三)橋本 和也
古賀 政之
金井 裕樹
竹内 慶輔
大嶋 俊樹
奈良 宜典
第二)
第三製造室
第二製造室
エコリーダー
東 利巳
エコリーダー
村上 仁司
山田
東明
飛沫
エコリーダ
エコリーダ
エコリーダ
エコリーダ
山田 孝夫
松浦 邦一
山元 健太郎
田中 晋一郎
廃
棄
物
の
廃
出
抑
制
バンシュー
眞鋭
窪田
エコリーダ
エコリーダ
大久 進
窪田 勝義
省
資
源
品・
購グ
入リ
電
気
使
用
量
の
削
減
ー
燃
料
使
用
量
の
削
減
エコリーダー
川野 浩一
ン
製
4
エコリーダー
村上 仁司
エコリーダー
松原 八郎
水
使
用
料
の
削
減
特
量
定
把
化
握
学
と
物
適
質
正
の
管
使
理
用
4.環境目標とその実績
注)数値は1ヶ月平均値を示す
項 目
CO2
排出量※
1
総排水量
電気
使用量
重
油
灯
油
燃
料
使
用
量
L
P
G
ガ
ソ
リ
ン
軽
油
廃棄物
単位
排出量
Kg-co2
削減率
%
排水量
m3
削減率
%
使用量
kwh
削減率
%
使用量
L
削減率
%
使用量
L
削減率
%
使用量
Kg
削減率
%
使用量
L
削減率
%
使用量
L
削減率
%
排出量
t
削減率
%
グリーン購入(種類)
件
基準値
2008年
128,060
336
293,331
679
2,036
1,665
821
1,916
2.15
-
活動期間(43期)
(2009/10~2010/9)※
44期目標
(2010/10
評価 ~2011/9)
目標
実績
126,779
102,302
-1%
-19%
333
383
-1%
15%
290,398
228,870
-1%
-21%
672
876
-1%
30%
2,016
2,686
-1%
1%
33%
1,649
1,250
-1%
-24%
813
1,451
-1%
78%
1,897
713
-1%
-62%
2.13
5
-1%
135%
10
55
化学物質の使用数量と確実な把握 実数把握 実数把握
実施済
45期目標
(2011/10
~2012/9)
46期目標
(2012/10
~2013/9)
125,499
124,218
122,938
-2%
-3%
-4%
329
326
323
-2%
-3%
-4%
287,464
284,531
281,598
-2%
-3%
-4%
665
658
651
-2%
-3%
-4%
1,995
1,975
1,955
-2%
2%
-3%
3%
-4%
4%
1,632
1,615
1,599
-2%
-3%
-4%
805
797
788
-2%
-3%
-4%
1,878
1,859
1,840
-2%
-3%
-4%
2
2
2
-2%
-3%
-4%
合
15
20
25
合
実数把握
実数把握
実数把握
合
否
合
否
否
合
否
合
否
生産量の減少等により、CO2削減は目標を達成できたが、総排水量及び燃料使用量
評価に関する反省点 の未達成については、季節的要因も考えられるが、再度、従業員へ取組みの周知・連
絡等が必要である。
生産量実績
09年7月~09年9月
1,033 ㌧/月
09年10月~10年9月
956 ㌧/月
※当社会計年度は、10月より翌年9月迄の1年間です。
※1二酸化炭素(Kg-CO2)の排出係数; 関西電力(0.366)、東京電力(0.425)
注)サービスに関する環境配慮事項の重点課題については、そのような事項はありません。
5
5.主要な環境活動計画の内容
項目
実施事項
取組み結果
水
削使
減用
量
①蛇口付近に「節水」ステッカーを貼付する
ことによる節水の徹底
②蛇口の水漏れ点検(毎日)
③実施状況監視パトロール
(安全パトロール時に実施)
④水道メーターの確認による漏水調査(月1回)
前回の活動(09年7月-9月)に比べ、排水量は減少
しているものの(394㎥→383㎥)、目標値を達成す
ることはできなかった。今後は、より一層、活動の周
知を行い削減に努めていきたい。
ー
グ
省
リ
資
①エコマーク商品の優先的購入
入
源
ン
購
、
コピー用紙、ボールペン等文房具関係を中心にエコ
商品を選定し、購入している。今後は、OA機器等幅
を広げ活動を行っていく。
電
力
量
削
減
①「節電」ステッカーの貼付による節電の
徹底
②空調設定温度の見直し
(対従来、冷房:プラス2度、
暖房:マイナス3度)
③空調機フィルターの定期清掃(1回/3月)
④昼休み消灯(12時15分~13時00分)
⑤コンプレッサー不使用時の電源切り
(毎日)
⑥クレーン不使用時のガーダ照明切り
(毎日)
⑦コンプレサー、ホースからのエアー
漏れ点検・修理(毎日)
⑧ルーフファンの間欠運転(毎日)
⑨コンプレッサーフィルターの清掃
(1回/3月)
⑩エアコン室外機周りの草取り
昼休みの消灯、機械装置の不使用時の電源OFFの
徹底等、社員の節電の意識が向上し、削減結果も
得られている。(目標値を21%削減)
今後も引き続き継続して、活動を実施する。
廃
棄
物
削
減
①両面印刷、両面コピーの徹底
(廃却時はシュレッダー処理して再生紙へ)
②使用済み用紙の裏紙利用
③使用済み封筒の再利用
④電子メディア等の利用によるぺーパー
レス化
⑤金属屑、紙屑、廃液、汚泥等の分別・回収
の徹底
⑥廃棄物管理票(マニフェスト)による適正な
処理の確認
⑦運搬業者と処理業者との個別契約の確認
ゴミの分別を行い、再利用可能な数量が増加した。
○事務所; 段ボール、新聞紙、シュレッダー等
○工 場; 金属屑、スクラップ、木くず、廃プラ等
今後は、更に再利用できそうな物のリストを作成し、
周知を行っていく。
運搬業者・処理業者との契約内容を見直し、漏れの
無いように契約を行い、現地確認も行った。
①社用車の使用状況調査によるムダの排除
公共交通機関の利用の推奨、アイドリング、急発
進、急停車の予防推進を実施した結果により、燃料
の削減につながり、播磨のみであれば、計画をクリ
アーしている。但し、数値については、新たに、加古
川・関東を含めた事により、計画をオーバーした。
燃
料
削
減
6
6.代表者による評価及び見直し
2009年10月~2010月9月までの1年間の活動内容、結果および環境改善効果の報告に対する
代表者による評価と見直し結果は以下の通りであった。
1.概ね全般的に評価できる活動と数値(結果)になっている。
2.環境方針については、重点課題に特定化学物質の使用量把握と適正管理を追加する。
3.温室効果ガスの排出量は目標を達成できたが、生産量が減少したことも要因の一つとし
て挙げられる。
その他、達成できていない項目もあり、再度、エコリーダーを通じて、全員での取組み内容・
方法の連絡が必要である。
4.産業廃棄物の処理に際しては法令を遵守し、廃棄するものと再利用できるものとの区別を
きっちり行い廃棄物削減に全員で取り組むこと。
5.公害防止管理者の資格を2名が取得した。対象地域外ではあるが、自発的に取り組んだ
成果を示せた。
6.環境経営マニュアルは、全員にその内容が理解・納得できるように教育し、遵守させて
全社挙げて継続的改善に取り組むこと。
7.省エネに対しては、設備投資(太陽光発電、エコカー、LED照明等)の予算計画を立案し、
順次導入を行っていく。
8.目標設定は、対象事業所が拡大しているので、いずれは見直すこと。
実施日; 2011年1月26日
報告者; 山根 吉史(環境管理責任者)
出席者; 坂本 和憲(社長)
山根 吉史(環境管理責任者)
鎌田 和男(事務局長)
山内 和人(事務局)
西岡 真人(事務局)
柏木 好郎(事務局)
志賀 智昭(事務局)
7
7.環境関連法規制への違反・訴訟等の有無
法的義務を受ける主な環境関連法規制は次の通りです。
2011年6月6日現在
法律名
高圧ガス
保安法
公布日
改正日
S26.6.7
H18.6.2
廃棄物処理法
S45.12.25
H23.4.1
化学物質排出把
握管理促進法
H11.7.13
H14.12.13
有機溶剤中毒
予防規則
S47.9.30
H18.1.5
消防法
S23.7.24
H21.5.1
大気汚染
防止法
S43.6.10
H23.3.16
労働安全
衛生法
S47.6.8
H23.3.30
工場立地法
S34.3.20
H12.5.31
項目・条項・目的等
確認方法 判定
・設置・廃止の届出(変更許可)
・保安監督者・作業主任者の任命
・担当者への保安教育
・定期検査(自主・保安)
・火気等の制限
・消火器の常設
届出書
届出書
受講票
届出書
表示板
現場確認
・廃棄物の適正分別と保管場所の確保 現場確認
マニュフェスト
・マニュフェストの交付・報告状況
契約書
・産業廃棄物業者への委託契約
現場確認
・処理場の視察
・排出量、移動量の把握及び届出
届出書
・購入資材等の化学物質の把握
MSDS
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
届出書
・局所排気装置の使用
免許証
・作業主任者の任命
報告書
・作業環境測定の実施
診断書
・特殊健康診断の実施
現場確認
・危険物の保管場所
免許証
・危険物取扱者(資格保持)
報告書
消防設備点検
・消防設備点検
届出書
・消防署への届出
当社使用の乾燥機(重油換算42.8L/Hr)
は適用外
○
○
○
○
○
○
○
○
・健康診断の実施
・作業環境測定の実施
・環境区分の周知
(当工場は対象外)
━
診断書
報告書
掲示物
○
○
○
届出書
○
(当工場は対象外)
公害防止
管理者法
兵庫県条例
S46.6.10
公害防止条例
騒音規制法
振動規制法
H18.6.2
━
播磨町新島は指定地域外
━
凡例 ○ 問題なし × 改善必要 ━ 適用外
環境関連法令等を見直した結果、3年間は違反はありませんでした。
また、近隣からの訴訟、苦情、要望、指摘等もありませんでした。
公害防止管理者法に関しては、工業地域のため、対象外ではあるが、自発的に取組むことを考える。
8