エコアクション21「環境活動レポート」 - シマブンエンジニアリング

エコアクション21
環境活動レポート
活動期間
2011年10月 ~ 2012年9月
シマブンエンジニアリング株式会社
制定日付
2011年 6月 1日
改正日付
2013年 5月 1日
目次
1.環境方針
2P
2.事業所の概要
3P
3.実施体制
4P
4.環境目標とその実績
5P
5.主要な環境活動計画の内容
6P
6.代表者による評価及び見直し
7P
7.環境関連法規制への違反・訴訟等の有無
8P
1
環境方針
1.環境理念
当社は、環境活動を経営の重要課題の一つとして位置づけ、環境への取組と環境負荷の低減に
努め、持続的発展が可能な社会の構築に貢献します。
2.行動方針
1.企業活動全般に関わる環境保全の継続的改善および環境汚染の予防に努め、企業の社会的
責任を果たします。 2.企業活動の環境への影響を常に認識し、法規制、協定その他の要求事項を遵守します。
3.従業員全員の環境保全意識の高揚を図り、以下に示す重点課題に取り組みます。
①水使用量削減
②省資源、グリーン購入
③電気使用量の削減
④廃棄物の排出抑制、リサイクル、適正処理
⑤燃料使用量削減
⑥特定化学物質の使用量把握と適正管理
4.環境方針は掲示物等で全従業員に広報し、全社方針を各部門、部署で展開して、全員参加型の
活動を繰り広げます。
5.社内外に必要な情報を開示します。
(改訂) 2011年 2月 1日
(制定) 2009年 7月 1日
シマブンエンジニアリング株式会社
代表取締役社長
坂本 和憲
2
事業所の概要
1) 事業所名
シマブンエンジニアリング株式会社 本社及び播磨工場
代表取締役社長 坂本 和憲
2) サイトと組織及び認証・登録範囲
a)今回、認証・登録範囲内の組織とサイト
①本社・工場 : 〒675-0155 兵庫県加古郡播磨町新島41番地
… 建設機械のフレーム、ショベル等の製作
一般産業用機械の設計・製作
クレーン検査業務
②㈱神戸製鋼所構内 加古川事業所: 〒675-0137 兵庫県加古川市金沢町1番地
… 産業機械用の特殊溶接(溶射)
③クレーン検査事業部 大阪事務所 : 〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋1‐2‐7
… クレーン検査業務
④クレーン検査事業部 関東事務所 : 〒104-0031 東京都中央区京橋1-1-1
… クレーン検査業務
※②、③、④の扱い量が少量であるため、数値は本社へ含む
3) 環境管理責任者氏名及び担当者連絡先
環境管理責任者 取締役 管理本部長 山根 吉史
担当者
総務部長
鎌田 和男
TEL 079(435)4460
e-mail [email protected]
TEL 079(435)0888
e-mail [email protected]
4) 事業の内容
登録の活動内容 建設機械のフレーム、ショベル等の製作
一般産業用機械の設計・製作
産業機械用の特殊溶接(溶射)
クレーン検査業務
5) 事業所の規模(2012年度9月末)
主要製品の生産高 :14,043 t (2010年10月~2011年9月)
従業員数
:276 人
敷地面積
:27,340 ㎡
工場延べ床面積
:13,310 ㎡
3
実施体制
(改訂) 2013年5月1日
(制定) 2009年 7月1日
シマブンエンジニアリング㈱
環境管理委員会
代表取締役社長
坂本 和憲
内部監査員
総務部
環境管理委員会
委員長 環境管理責任者
事務局長 鎌田 和男
委員
山内 和人
和田 兟
原田 啓裕
中嶋 格
長谷川 守
加藤 健
山田 幸次郎 渡邉 浩隆
野口 将史
西岡 真人
伊藤 茂
小山 徹
環境管理責任者
(管理本部長)
山根 吉史
事務局
事務局長 鎌田 和男
山内 和人
西岡 真人
笹渕 彰
小山 徹
【大阪】
3名
【本社・本社工場】
286名
製造部
総務部
企画管理部
エコリーダー
エコリーダー
エコリーダー
笹渕 彰
金井 裕樹
第二)
機工部
【関東】
15名
クレーン検査
【加古川】
19名
エコリーダー
斎藤 健
中原 雄一
橋本 和也
エコリーダー
エコリーダー
エコリーダー
エコリーダー
片山 勝弘
奈良 宜典
大嶋 俊樹
竹内 慶輔
第二製造室
第三製造室
エコリーダー
東作業長
エコリーダー
村上作業長
山田
東明
飛沫
バンシュー
眞鋭
窪田
エコリーダー
エコリーダー
エコリーダー
エコリーダー
エコリーダー
エコリーダー
山田 孝夫
松浦 邦一
山元 健太郎
田中 晋一郎
大久 進
窪田 勝義
燃
料
使
用
量
の
削
減
廃
棄
物
の
廃
出
抑
制
エコリーダー
川野 浩一
第三)
省
資
源
品・
購グ
入リ
ー
ン
製
電
気
使
用
量
の
削
減
4
エコリーダー
村上作業長
エコリーダー
松原班長
水
使
用
料
の
削
減
特
量
定
把
化
握
学
と
物
適
質
正
の
管
使
理
用
環境目標とその実績
注)数値は1ヶ月平均値を示す
項 目
CO2
排出量
排出量
単位
Kg-co2
45期目標
(2011/10~2012/9)
基準値
2008年
128,060
目標
実績
124,218
106,927
重
油
灯
油
燃
料
使
用
量
L
P
G
ガ
ソ
リ
ン
軽
油
47期目標
(2013/10
~2014/9)
48期目標
(2014/10
~2013/9)
122,938
121,657
120,376
-4%
-5%
-6%
323
319
316
-4%
-5%
-6%
281,598
278,664
275,731
-4%
-5%
-6%
0
0
0
0%
0%
0%
1,955
1,934
1,914
-4%
-5%
-6%
1,598
1,582
1,565
-4%
-5%
-6%
1,271
1,258
1,246
1,839
1,820
1,801
合
削減率
%
排水量
m3
336
-2%
-14%
326
299
総排水量
電気
使用量
46期目標
(2012/10
評価 ~2013/9)
合
削減率
%
使用量
kwh
293,331
-2%
-8%
284,531
254,345
合
削減率
%
使用量
L
679
-2%
-11%
659
167
合
削減率
%
使用量
L
2,036
-2%
-75%
1,975
1,949
合
削減率
%
使用量
Kg
1,665
-2%
-1%
1,615
1,242
合
削減率
%
使用量
L
821
-2%
-23%
796
1,276
否
削減率
%
使用量
L
1,916
-2%
60%
1,859
700
合
削減率
%
排出量
t
削減率
%
2.15
-2%
-62%
-4%
-5%
-6%
2.09
6.25
5.87
5.81
5.75
-2%
200%
20
115
25
30
35
廃棄物
否
グリーン購入(種類)
件
-
化学物質の使用数量と確実な把握 実数把握 実数把握
実施済
合
合
実数把握
実数把握
実数把握
注)サービスに関する環境配慮事項の重点課題については、そのような事項はない。
ガソリン及び廃棄物は、当初目標数値とかけ離れているため、2011年、2012年の2年間の平均をとり、再度、
目標値の設定を行った。
5
主要な環境活動計画の内容
項目
水
削使
減用
量
実施事項
取組み結果
①蛇口の水漏れ点検(毎日)
②実施状況監視パトロール
(安全パトロール時に実施)
③水道メーターの確認による漏水調査(月1回)
④節水タイプの水栓金具の取付け
⑤社員用風呂場の節水
今回の活動では、最大の使用場所である社員用風
呂場の節水に取組み、目標達成が実現しました。
また、昨年の使用量と比較しても大幅な削減となり
ました。
(昨年使用料411㎡⇒299㎡)
グ
省
リ
資
入ー
①エコマーク商品の優先的購入
源
ン
購、
電
力
量
削
減
廃
棄
物
削
減
燃
料
削
減
コピー用紙、ボールペン等文房具関係を中心に優
先的にエコ商品を購入し、目標を達成することがで
きました。
①「節電」ステッカーの貼付による節電の
徹底
②空調設定温度の見直し
(対従来、冷房:プラス2度、
暖房:マイナス3度)
③空調機フィルターの定期清掃(1回/3月)
④昼休み消灯(12時15分~13時00分)
⑤コンプレッサー不使用時の電源切り
(毎日)
⑥クレーン不使用時のガーダ照明切り
(毎日)
⑦コンプレサー、ホースからのエアー
漏れ点検・修理(毎日)
⑧ルーフファンの間欠運転(毎日)
⑨コンプレッサーフィルターの清掃
(1回/3月)
⑩エアコン室外機周りの草取り
⑪省エネ照明の導入
昼休みの消灯、機械装置の不使用時の電源OFFが
周知徹底され、継続して実施されている。
設備面でも省エネタイプの照明を導入し、目標を達
成することができました。
①使用済み用紙の裏紙利用
②廃却時はシュレッダー処理して再生紙へ
③使用済み封筒の再利用
④電子メディア等の利用によるぺーパー
レス化
⑤金属屑、紙屑、廃液、汚泥等の分別・回収
の徹底
⑥廃棄物管理票(マニフェスト)による適正な
処理の確認
紙への印刷に対しては、裏紙を使用し、廃却時の
シュレッダー処理等、従業員へきっちり浸透できて
いる。 廃棄物の分別についても、担当者がきっ
ちり管理できているため、回収もスムーズに行われ
ている。
エコカーを1台購入し、公共交通機関の利用を行っ
たが、大幅な削減には至らなかった。また、エコ
キュートを導入し、以後、重油の使用は無くなりまし
た。
①エコカーの導入(社用車)
②公共交通機関の利用促進
③エコキュート導入による重油使用の排除
6
代表者による評価及び見直し
2011年10月~2012月9月までの1年間の活動内容、結果および環境改善効果の報告に対する
代表者による評価と見直し結果は以下の通りであった。
1.概ね全般的に評価できる活動と数値(結果)になっている。
但し、項目によっては、目標数値と実績に大きな隔たりがある項目もあり、目標の見直しが
必要である。
また、生産量に左右されない様、原単位での設定も検討すること。
2.温室効果ガスの排出量は目標を達成できている。
特にエコキュートの導入により、重油使用量が無くなり、環境への負荷が軽減できたと
感じている。
3.産業廃棄物の処理に際しては法令を必ず遵守し、処理業者についても適切に処分できて
いるか定期的に確認を行うこと。
4.活動も数年にわたり、エコリーダーからも積極的に提案を挙げてもらいたい。
また、環境に対する知識・理解を深めるためセミナーへの参加を奨励していきたい。
5.省エネ機器に対する設備投資は、継続的に取り組み、予算計画を立案し、
順次導入を行うこと。
実施日; 2013年1月25日
報告者; 山根 吉史(環境管理責任者)
出席者; 坂本 和憲(社長)
山根 吉史(環境管理責任者)
鎌田 和男(事務局長)
山内 和人(事務局)
西岡 真人(事務局)
伊藤 茂 (事務局)
小山 徹 (事務局)
7
環境関連法規制への違反・訴訟等の有無
法的義務を受ける主な環境関連法規制は次の通りです。
2013年1月1日現在
法律名
高圧ガス
保安法
公布日
改正日
S26.6.7
H23.6.24
廃棄物処理法
S45.12.25
H24.8.1
化学物質排出把
握管理促進法
H11.7.13
H20.11.21
有機溶剤中毒
予防規則
S47.9.30
H24.4.2
消防法
S23.7.24
H24.6.27
大気汚染
防止法
S43.6.10
H23.8.30
労働安全
衛生法
S47.6.8
H23.6.24
労働安全
衛生法施行令
H24.9.20
H25.1.1
工場立地法
S34.3.20
H23.12.14
項目・条項・目的等
確認方法 判定
・設置・廃止の届出(変更許可)
・保安監督者・作業主任者の任命
・担当者への保安教育
・定期検査(自主・保安)
・火気等の制限
・消火器の常設
届出書
届出書
受講票
届出書
表示板
現場確認
・廃棄物の適正分別と保管場所の確保 現場確認
マニュフェスト
・マニュフェストの交付・報告状況
契約書
・産業廃棄物業者への委託契約
現場確認
・処理場の視察
・排出量、移動量の把握及び届出
届出書
・購入資材等の化学物質の把握
MSDS
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
届出書
・局所排気装置の使用
免許証
・作業主任者の任命
報告書
・作業環境測定の実施
診断書
・特殊健康診断の実施
現場確認
・危険物の保管場所
免許証
・危険物取扱者(資格保持)
報告書
・消防設備点検
届出書
・消防署への届出
当社使用の乾燥機(重油換算42.8L/Hr)
は適用外
○
○
○
○
○
○
○
○
・健康診断の実施
・作業環境測定の実施
・環境区分の周知
・健康診断の実施
・作業環境測定の実施
・作業主任者の選任
・届出(新設・変更)
診断書
報告書
掲示物
診断書
報告書
掲示物
届出書
━
○
○
○
△
△
△
○
(当工場は対象外)
公害防止
管理者法
兵庫県条例
S46.6.10
公害防止条例
騒音規制法
振動規制法
H23.6.24
━
播磨町新島は指定地域外
凡例 ○ 問題なし × 改善必要 △ 取組中 ━ 適用外
環境関連法令等を見直した結果、4年間において違反はありませんでした。
尚、近隣からの訴訟、苦情、要望、指摘等もありませんでした。
内部監査の結果、幾つかの不具合が抽出されたが、是正・予防を行い改善しました。
公害防止管理者法に関しては、法的には不要であるが、自発的に取組むことを考える。
8
━