竜ヶ崎工場 - 大和ハウス工業

CSR レポート 2012
サイトレポート
大和ハウス工業株式会社 竜ヶ崎工場
Corporate Social Responsibility
Report 2012 Site Report
サイトレポート2012
竜ヶ崎工場
工場の概要
住所
龍ヶ崎市板橋町393-1
電話番号
0297-62-3811
従業員数
大和ハウス;72名 協力会社;528名
工場稼動時期
1968年11月期
事業内容
住宅系部材の生産と現送部材の現場搬送
主要生産品
鉄骨部材、外壁パネル、木質パネル
出荷エリア
東京都、千葉県、神奈川県、茨城県
工場長からのごあいさつ
当社の基本姿勢である「共に創る、共に生きる」の精神のもと、建築の工業化という創業理念をもっ
て、材料の調達からお客さまへ製品部材をお届けするまでの全ての事業活動において、環境負荷低減の
ため常に最適かつ効率的方式を探し続けております。工場緑化活動も更に発展させ地域グリーン化に向
けた活動として推進して参ります。
工場長 大場 善浩
事業活動の環境配慮計画(EMP)
環境目的
全工場共通
(必須)
管理項目
2011年度(目標) 2011年度(実績)
数値
単位
数値
単位
CO2排出量を抑制する(生産系)
CO2排出量
3,296 t-CO2
3,408 t-CO2
CO2排出量を抑制する(物流系:出荷車両)
CO2排出量
3,877 t-CO2
4,075 t-CO2
廃棄物を削減する
副産物発生量
3,450 t
3,581 t
有害化学物質による汚染防止
PRTR対象物質量(排出量+移動量) 12,135 kg
11,004 kg
VOC対象物質量(排出量)
34,466 kg
31,731 kg
2.94 %
2.97 %
その他の工場方
針より引用
鋼材消費量削減
鋼材ロス率
(記入は任意)
工場の沿革
西 暦
内 容
1968年
第1期工事完成、東京工場より移転し生産開始
1990年
工場体質改善活動の展開(Human活動)
1992年
茨城労働基準局長より、「団体賞」を受賞
1996年
国際品質保証規格ISO9002認証取得
2001年
ISO14001 生産購買本部及び竜ヶ崎工場を含めた全国工場で一括認証取得
2002年
厚生労働大臣より「団体賞」を受賞
2003年
全工場ゼロエミッション達成
2005年
ISO9002の第3回更新審査認証取得
2006年
新築等施工現場で「ゼロエミッション」達成
2006年
廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定に基づく広域認定取得
2007年
龍ヶ崎市よりエコオフィス事業所認定を受ける
2012年
労働安全衛生システム【OSHMS】を認証取得
1/5
サイトレポート2012
竜ヶ崎工場
環境方針
竜ヶ崎工場環境方針
大和ハウス工業株式会社 竜ヶ崎工場 の住宅部材(鉄骨部材、外壁パネル、木工パネル等)の製造及び集積から配
送までの事業活動を通じて環境に与える影響を的確にとらえ、以下の環境保全活動を行う。
1
事業活動が環境に与える影響を把握及び評価し、環境関連法規・その他の要求事項を順守すると共に、
環境マネジメントシステムの見直しを通して継続的な改善を行い、環境パフォーマンスの改善を行う。
2
環境に与える影響の中で、特に以下の項目を重点項目として汚染の予防を図り環境保全に努める。
1 地球温暖化防止:
(a) 製造・集積及び輸送に伴うエネルギー使用による温室効果ガス排出削減。
2 資源保護:
(a) 製造、集積、輸送、施工工程から発生する廃棄物削減。
(b) 鉄骨部材、外壁パネルの製造で使用する鋼材の消費削減。
3 自然環境との調和:
(a) 生態系に配慮した環境保全活動の推進。
4 有害化学物質による汚染防止:
(a) 製造プロセスによる有害化学物質の削除。
3
この方針を達成するにあたり目的・目標を設定し定期的な見直しを行う。
4
全従業員に対し環境方針の理解及び環境保全に対する意識の向上を図る為、環境教育を計画的に実行し、
当社従業員、パート・派遣社員、工事請負業者及び輸送運搬業者へも通知する。
5
この環境方針は、社内外に公表する。
大場 善浩
大和ハウス工業
(株)
竜ヶ崎工場 工場長 作成:平成11年 8月31日
改訂:平成23年 4月 7日
2/5
サイトレポート2012
竜ヶ崎工場
電着塗装装置循環ポンプのインバータ設置による電力削減
電着塗装装置の薬液を循環させる為、循環ポンプを一定回転で稼動さ
せていました。7台の循環ポンプにインバーターを設置し、製品が無い
時は循環ポンプの回転数を落とし消費電力を削減しました。
●電力使用量 168,541kW/年 削減
●CO2排出量 59,158kg-CO2/年 削減
インバータ設置状況
面材小口乾燥炉小型化でのCO2削減
外壁面材切断加工ラインに設置されている、面材小口塗装の乾燥設備(Fライン3台、胴差しライン2
台)を従来のものより小型化し、消費電力を抑えCO2排出量の削減が図れました。
●電力使用量 149,179kW/年 削減
●CO2排出量 52,362kg-CO2/年 削減
小型化した乾燥炉
レフボファクトリー設置によるエネルギー消費の削減
工場内の天井照明(111台)をレフボファクトリー(高効率反射板
システム)に更新(400W→190W)したことにより電力使用量を削減
し、CO2の排出量を削減しました。
●電力使用量 80,558kW/年 削減
●CO2排出量 28,276kg-CO2/年 削減
レフボファクトリー
従来型天井照明
廃棄木材の無償提供によるマテリアルリサイクル(廃棄木材量の削減)とCSR活動の促進
特別支援学校、養護学校に廃棄予定だった木材を無償で提供し、各学
校の木製品製作材料にしていただきました。(覚書を交わしました千葉
県2校・茨城県6校)
・千葉県立特別支援学校 流山高等学園
・千葉県立我孫子特別支援学校
・茨城県立つくば養護学校
廃棄予定の木材を学校へ無償提供・運搬
・茨城県立土浦養護学校
(他・4校へ)
当社が提供した木材から作られた木製品
3/5
サイトレポート2012
竜ヶ崎工場
工場環境パフォーマンス
CO2排出量(生産系)
(t-CO2)
3,000
2,000
2,018
1,797
1,670
1,738
2011年度
上期
2011年度
下期
1,000
0
2010年度
上期
2010年度
下期
副産物排出量(生産系)
(t)
3,000
2,000
2,004
1,683
1,805
1,577
1,000
0
2010年度
上期
2010年度
下期
2011年度
上期
2011年度
下期
有害化学物質取扱量(PRTR排出移動量)
(kg)
8,000
6,000
6,456
6,353
5,816
4,651
4,000
2,000
0
2010年度
上期
2010年度
下期
2011年度
上期
2011年度
下期
4/5
サイトレポート2012
竜ヶ崎工場
環境法令等の順守状況
大項目
水質測定の結果(特定施設からの排水が含まれる最終放流口)
NO
測定項目
法規制値
水濁法
上乗せ基準
下水道法
浄化槽法
測定結果
判定
平成24年2月7日
一般項目(有害物質以外の項目)
1
水素イオン濃度(pH) (海域以外)
5.8以上8.6以下
5以上9以下
5.8以上8.6以下
-
7.1
合格
2
生物化学的酸素要求量(BOD)
160mg/L(日間平均120)
600mg/L(5日間)
20mg/L
-
2.1
合格
3
化学的酸素要求量 (COD)
160mg/L(日間平均120)
-
-
-
5.2
合格
4
浮遊物質量
-
ノルマルヘキサン抽出物質量
-
-
フェノール類含有量
-
-
10
1未満
3.6
0.01未満
合格
6
600mg/L
5mg/L(鉱物油)
30mg/L(動植物油)
5mg/L
-
5
200mg/L(日間平均150)
5mg/L(鉱物油)
30mg/L(動植物油)
5mg/L
7
銅含有量
3mg/L
3mg/L
-
-
0.01
合格
8
亜鉛含有量
2mg/L
2mg/L
-
-
0.45
合格
9
溶解性鉄含有量
10mg/L
10mg/L
-
-
0.14
合格
10
溶解性マンガン含有量
10mg/L
10mg/L
-
-
0.01未満
合格
11
クロム含有量
2mg/L
2mg/L
-
-
0.01未満
合格
12
大腸菌群数
日間平均3,000
-
-
-
17
合格
合格
合格
13
窒素含有量
120mg/L(日間平均60)
-
-
-
1.1
合格
14
燐含有量
16mg/L(日間平均8)
-
-
-
0.06
合格
1
カドミウム及びその化合物
0.1mg/L
0.1mg/L
-
-
0.005未満
合格
2
シアン化合物
1mg/L
1mg/L
-
-
不検出
合格
3
有機燐化合物
1mg/L
1mg/L
-
-
不検出
合格
4
鉛及びその化合物
0.1mg/L
0.1mg/L
-
-
0.01未満
合格
有害物質に関わる項目
5
六価クロム化合物
0.5mg/L
0.5mg/L
-
-
0.04未満
合格
6
砒素及びその化合物
0.1mg/L
0.1mg/L
-
-
0.005未満
合格
7
水銀及びアルキル水銀
その他の水銀化合物
0.005mg/L
0.005mg/L
-
-
0.0005未満
合格
8
アルキル水銀化合物
ND
ND
-
-
不検出
合格
9
PCB
0.003mg/L
0.003mg/L
-
-
不検出
合格
10
トリクロロエチレン
0.3mg/L
0.3mg/L
-
-
0.001未満
合格
11
テトラクロロエチレン
0.1mg/L
0.1mg/L
-
-
0.001未満
合格
12
ジクロロメタン
0.2mg/L
0.2mg/L
-
-
0.001未満
合格
13
四塩化炭素
0.02mg/L
0.02mg/L
-
-
0.001未満
合格
14
1・2-ジクロロエタン
0.04mg/L
0.04mg/L
-
-
0.001未満
合格
15
1・1-ジクロロエチレン
1mg/L
1mg/L
-
-
0.001未満
合格
16
シス-1・2-ジクロロエチレン
0.4mg/L
0.4mg/L
-
-
0.001未満
合格
17
1・1・1-トリクロロエタン
3mg/L
3mg/L
-
-
0.001未満
合格
18
1・1・2-トリクロロエタン
0.06mg/L
0.06mg/L
-
-
0.001未満
合格
19
1・3-ジクロロプロペン
0.02mg/L
0.02mg/L
-
-
0.001未満
合格
20
チウラム
0.06mg/L
0.06mg/L
-
-
0.001未満
合格
21
シマジン
0.03mg/L
0.03mg/L
-
-
0.001未満
合格
22
チオベンカルブ
0.2mg/L
0.2mg/L
-
-
0.001未満
合格
23
ベンゼン
0.1mg/L
0.1mg/L
-
-
0.001未満
合格
24
セレン及びその化合物
0.1mg/L
0.1mg/L
-
-
0.005未満
合格
25
ほう素及びその化合物
10mg/L
10mg/L
-
-
0.1未満
合格
26
ふっ素及びその化合物
8mg/L
8mg/L
-
-
0.1未満
合格
100mg/L
380mg/L
-
-
0.5未満
合格
アンモニア、アンモニウム化合物、亜硝
酸化合物、硝酸化合物
27 (1リットルにつきアンモニア性窒素に
0.4を乗じたもの、亜硝酸性窒素及び硝
酸性窒素の合計量)
ばい煙測定の結果
項目
硫黄
酸化物
ばいじん
窒素
酸化物
特定施設名
排出基準
条例、協定値
測定日
測定値
判定
ボイラー1号機
0.468m3 N/h
-
平成24年3月21日
0.005未満
合格
ボイラー2号機
0.468m3 N/h
-
平成24年3月30日
0.006未満
合格
ボイラー3号機
0.468m3 N/h
-
平成24年3月21日
0.004未満
合格
合格
№2ED乾燥炉
2.16m3 N/h
-
平成24年3月21日
0.02未満
ボイラー1号機
0.3g/m3 N
-
平成24年3月21日
0.005未満
合格
ボイラー2号機
0.3g/m3 N
-
平成24年3月30日
0.005未満
合格
ボイラー3号機
0.3g/m3 N
-
平成24年3月21日
0.005未満
合格
№2ED乾燥炉
0.2g/m3 N
-
平成24年3月21日
0.005未満
合格
ボイラー1号機
260ppm
-
平成24年3月21日
57
合格
ボイラー2号機
260ppm
-
平成24年3月30日
73
合格
ボイラー3号機
260ppm
-
平成24年3月21日
57
合格
№2ED乾燥炉
230ppm
-
平成24年3月21日
14
合格
法令及び条例規制値超過について
2011年度は、基準値を超える測定結果はありません。
その他法関連に関する事項
2011年度は、行政等からの処分や改善命令はありません。
5/5