企業立地が進むひたちなか地区 11 25 12 10 23 ひたちなか地区内の留保 地︵国有地︶内に、本市と 東海村が共同で建設するご み 焼 却 施 設﹁ ︵仮称︶ひた ちなか・東海クリーンセン ター﹂の建設工事を昨年 月に着手し、平成 年4月 からの運転開始を目指して います。 クリーンセンターは、1 日220トンの焼却が可能 となり、ごみ焼却時の熱を 発電に利用し、施設内の電 力を供給するなどの環境に 配慮した施設となります。 43 11 65 ︻問合せ︼ 企画調整課 ☎内線1314 24 械等の増加により、前年を 3・2%上回りました。 業など多様な業種の企業の 国営ひたち海浜公園は、四 集積を図ることにより、本 季折々の草花や自然を活か 市の産業の振興と活性化を した日本有数の規模の都市 牽引する役割を担っていま 公 園 で、 計 画 面 積 3 5 0 す。 ヘ ク タ ー ル の う ち、 プ レ 分譲面積 ・9ヘクター ジ ャ ー ガ ー デ ン や 大 草 原、 砂丘ゾーンなど、これまで ルのうち、これまでに ・ に約153ヘクタールが供 3ヘクタールの分譲が済 用開始されています。 み、製造業や自動車リサイ 現在、みはらしの里にお クル業、運送業など7社の い て、 昨 年 度 移 築 復 元 を 企業が立地しています。 行った古民家本家に引き続 平成6年に進出したタツ き、その分家の移築復元が ノ・メカトロニクスは、本 進められています。 年1月末に、ガソリンタン クを製造する新工場の建設 北関東自動車道が東北自 動車道に接続されたこと に着手し、夏ごろに操業を で、栃木県をはじめ、沿線 開始する予定です。 からの来園者が増加してい 経 済 状 況 が 低 迷 す る 中、 ることやゴールデンウィー 企業誘致を取り巻く環境 ク期間中のネモフィラや秋 は、大変厳しい状況であり の コ キ ア、 8 月 の ロ ッ ク ますが、市では、産業の振 フェスティバルの開催など 興と雇用の場を創出するた に よ り、 年 間 入 園 者 数 も め、企業誘致対策室を中心 年 々 増 加 し て お り、 昨 年 に産業集積促進奨励金制度 などの優遇措置を積極的に 月 日 に は、 過 去 最 高 PRしながら企業の誘致に を記録した平成 年度の 1 1 9 万 4 千 人 を 上 回 り、 努めていきます。 月末現在で約133万人 留保地 ︵国有地︶ の利活用 と最高入園者数を更新して います。 20 常陸那珂工業団地 18 常陸那珂工業団地は、輸 出 入 関 連 の 製 造 業、 物 流 満開のネモフィラ(国営ひたち海浜公園) 10 11 中央埠頭に初入港した定期貨物船 21 産業、人・物の交流拠点 として発展する﹁ひたち なか地区﹂ 50 10 20 東京電力常陸那珂火力発電所 20 10 ◆整備進捗状況 工業用地を造成し、コマ ツ、日立建機に次ぐ企業誘 年 月に出力100万キロ 致を促進するため、平成 ワットの1 号機が運転を 開 始 し、 首 都 圏 向 け に 電 年度より中央埠頭地区の公 力を供給していますが、さ 有水面埋立事業が開始され らに安定した電力を供給 ました。 沖合に建設中の東防波堤 するため、昨年7月に出力 100万キロワットの2号 は、計画延長6、 000メー 機の建設工事に着手し、平 ト ル の う ち 5、1 6 0 メ ー 成 年 月の運転開始を目 トルが完成し、また、平成 年度から中央波除堤の整 指しています。 常 陸 那 珂 港 区 は、 今 後、 備も進められています。こ 2 号 機 の 運 転 開 始 に 伴 い、 れらの整備は、港内の静穏 さらに安定した電力供給の 度確保を図り、船舶入出港 茨城工場などへの 拠点となるとともに、主に の安全性や安定した荷役作 生産機能の移管と オーストラリアからの石炭 業、航路誘致に必要不可欠 従業員の配置転換 輸入量の増加により、エネ なものであることから、引 を 進 め て い ま す。 ルギー港湾としても、ます き続き、整備促進に努めて 茨城工場へは昨年 ます重要な役割を担うこと いきます。 となります。 ◆今後の取組み 月から今年の5 月までに約600 ◆定期航路開設状況・取扱 常陸那珂港区に直結する 人の従業員が段階 貨物量 北関東自動車道が平成 年 的に配置転換され 度中ごろに全線開通予定で 定期航路については、北 すので、こうした状況を踏 海道苫小牧航路の増便に加 るほか、茨城工場 に隣接する区画約 まえ、常陸那珂港区への貨 え、昨年 月にオーストラ 6・6 ヘ ク タ ー ル 物集積や航路の誘致を促進 リアを結ぶ航路も新規開設 を事業用地として するため、これまで以上に されたことで、現在、国内 拡張しました。 積極的なポートセールスを 4航路、国外6航路が開設 展開してまいります。 されています。 また、東京電力 常陸那珂火力発電 また、平成 年の取扱貨 国営ひたち海浜公園 所は、石炭火力発 物 量 は、 約 4 3 6 万 ト ン 電所として平成 で、コンテナ貨物や産業機 平成3年 月に開園した 北関東自動車道と直結する常陸那珂港区 15 総 面 積 1、1 8 2 ヘ ク タ ー ル の﹁ ひ た ち な か 地 区 ﹂ は、 ひたちなか市の発展をリードする開発区域です。 国際中核港湾として整備が進む茨城港常陸那珂港区や北 関東の一大観光拠点である国営ひたち海浜公園があり、大 規模商業施設や常陸那珂工業団地への製造業などの立地 が進んでいます。 こ の よ う に、 大 型 事 業 の 整 備 や 企 業 立 地 が 進 む ひ た ち なか地区について、事業内容や最近の動きを紹介します。 ◆立地企業の動向 大手建設機械メーカーの コマツは、製品に占める輸 出割合が高いこと、物流コ ストや 削減などから、栃 木県真岡市にある真岡工場 を閉鎖し、港湾に近く輸送 時 の 環 境 負 荷 が 低 減 で き、 かつ生産性の高い常陸那珂 港区の臨港地区に立地する CO ₂ 茨城 港 常 陸 那 珂 港 区 ◆中央埠頭の供用開始 昨年8月に中央埠頭の水 深9メートル岸壁が供用を 開始しました。これに伴い、 これまで北海道苫小牧港と 東京港を結んでいた定期貨 物船航路が、常陸那珂港区 にシフトされ、これまで1 日1便運航していた苫小牧 港と常陸那珂港区を結ぶ定 期航路が、1日2便へと増 便になりました。今回の増 便は、東京港と比べ運航時 間が約 時間短縮できるこ とや物流コスト削減を図っ たものであり、常陸那珂港 区の地理的優位性が証明さ れたものです。 また、苫小牧港は、北海 道港湾貨物の約 %を取り 扱っていることから、今後、 北関東を始め首都圏と北海 道を結ぶ基幹的な港湾とし て、常陸那珂港区の役割が 高まるとともに、取扱貨物 量の増加が期待されます。 10
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