2面 (270KB - ひたちなか市

企業立地が進むひたちなか地区
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ひたちなか地区内の留保
地︵国有地︶内に、本市と
東海村が共同で建設するご
み 焼 却 施 設﹁
︵仮称︶ひた
ちなか・東海クリーンセン
ター﹂の建設工事を昨年
月に着手し、平成 年4月
からの運転開始を目指して
います。
クリーンセンターは、1
日220トンの焼却が可能
となり、ごみ焼却時の熱を
発電に利用し、施設内の電
力を供給するなどの環境に
配慮した施設となります。
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11
65
︻問合せ︼
企画調整課
☎内線1314
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械等の増加により、前年を
3・2%上回りました。
業など多様な業種の企業の
国営ひたち海浜公園は、四
集積を図ることにより、本
季折々の草花や自然を活か
市の産業の振興と活性化を
した日本有数の規模の都市
牽引する役割を担っていま
公 園 で、 計 画 面 積 3 5 0
す。
ヘ ク タ ー ル の う ち、 プ レ
分譲面積 ・9ヘクター
ジ ャ ー ガ ー デ ン や 大 草 原、
砂丘ゾーンなど、これまで
ルのうち、これまでに ・
に約153ヘクタールが供
3ヘクタールの分譲が済
用開始されています。
み、製造業や自動車リサイ
現在、みはらしの里にお
クル業、運送業など7社の
い て、 昨 年 度 移 築 復 元 を
企業が立地しています。
行った古民家本家に引き続
平成6年に進出したタツ
き、その分家の移築復元が
ノ・メカトロニクスは、本
進められています。
年1月末に、ガソリンタン
クを製造する新工場の建設
北関東自動車道が東北自
動車道に接続されたこと
に着手し、夏ごろに操業を
で、栃木県をはじめ、沿線
開始する予定です。
からの来園者が増加してい
経 済 状 況 が 低 迷 す る 中、
ることやゴールデンウィー
企業誘致を取り巻く環境
ク期間中のネモフィラや秋
は、大変厳しい状況であり
の コ キ ア、 8 月 の ロ ッ ク
ますが、市では、産業の振
フェスティバルの開催など
興と雇用の場を創出するた
に よ り、 年 間 入 園 者 数 も
め、企業誘致対策室を中心
年 々 増 加 し て お り、 昨 年
に産業集積促進奨励金制度
などの優遇措置を積極的に
月 日 に は、 過 去 最 高
PRしながら企業の誘致に
を記録した平成 年度の
1 1 9 万 4 千 人 を 上 回 り、 努めていきます。
月末現在で約133万人
留保地
︵国有地︶
の利活用
と最高入園者数を更新して
います。
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常陸那珂工業団地
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常陸那珂工業団地は、輸
出 入 関 連 の 製 造 業、 物 流
満開のネモフィラ(国営ひたち海浜公園)
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中央埠頭に初入港した定期貨物船
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産業、人・物の交流拠点
として発展する﹁ひたち
なか地区﹂
50
10
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東京電力常陸那珂火力発電所
20
10
◆整備進捗状況
工業用地を造成し、コマ
ツ、日立建機に次ぐ企業誘
年 月に出力100万キロ
致を促進するため、平成
ワットの1 号機が運転を
開 始 し、 首 都 圏 向 け に 電
年度より中央埠頭地区の公
力を供給していますが、さ
有水面埋立事業が開始され
らに安定した電力を供給
ました。
沖合に建設中の東防波堤
するため、昨年7月に出力
100万キロワットの2号
は、計画延長6、
000メー
機の建設工事に着手し、平
ト ル の う ち 5、1 6 0 メ ー
成 年 月の運転開始を目
トルが完成し、また、平成
年度から中央波除堤の整
指しています。
常 陸 那 珂 港 区 は、 今 後、 備も進められています。こ
2 号 機 の 運 転 開 始 に 伴 い、 れらの整備は、港内の静穏
さらに安定した電力供給の
度確保を図り、船舶入出港
茨城工場などへの
拠点となるとともに、主に
の安全性や安定した荷役作
生産機能の移管と
オーストラリアからの石炭
業、航路誘致に必要不可欠
従業員の配置転換
輸入量の増加により、エネ
なものであることから、引
を 進 め て い ま す。 ルギー港湾としても、ます
き続き、整備促進に努めて
茨城工場へは昨年
ます重要な役割を担うこと
いきます。
となります。
◆今後の取組み
月から今年の5
月までに約600
◆定期航路開設状況・取扱
常陸那珂港区に直結する
人の従業員が段階
貨物量
北関東自動車道が平成 年
的に配置転換され
度中ごろに全線開通予定で
定期航路については、北
すので、こうした状況を踏
海道苫小牧航路の増便に加
るほか、茨城工場
に隣接する区画約
まえ、常陸那珂港区への貨
え、昨年 月にオーストラ
6・6 ヘ ク タ ー ル
物集積や航路の誘致を促進
リアを結ぶ航路も新規開設
を事業用地として
するため、これまで以上に
されたことで、現在、国内
拡張しました。
積極的なポートセールスを
4航路、国外6航路が開設
展開してまいります。
されています。
また、東京電力
常陸那珂火力発電
また、平成 年の取扱貨
国営ひたち海浜公園
所は、石炭火力発
物 量 は、 約 4 3 6 万 ト ン
電所として平成
で、コンテナ貨物や産業機 平成3年 月に開園した
北関東自動車道と直結する常陸那珂港区
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総 面 積 1、1 8 2 ヘ ク タ ー ル の﹁ ひ た ち な か 地 区 ﹂ は、
ひたちなか市の発展をリードする開発区域です。
国際中核港湾として整備が進む茨城港常陸那珂港区や北
関東の一大観光拠点である国営ひたち海浜公園があり、大
規模商業施設や常陸那珂工業団地への製造業などの立地
が進んでいます。
こ の よ う に、 大 型 事 業 の 整 備 や 企 業 立 地 が 進 む ひ た ち
なか地区について、事業内容や最近の動きを紹介します。
◆立地企業の動向
大手建設機械メーカーの
コマツは、製品に占める輸
出割合が高いこと、物流コ
ストや 削減などから、栃
木県真岡市にある真岡工場
を閉鎖し、港湾に近く輸送
時 の 環 境 負 荷 が 低 減 で き、
かつ生産性の高い常陸那珂
港区の臨港地区に立地する
CO ₂
茨城 港 常 陸 那 珂 港 区
◆中央埠頭の供用開始
昨年8月に中央埠頭の水
深9メートル岸壁が供用を
開始しました。これに伴い、
これまで北海道苫小牧港と
東京港を結んでいた定期貨
物船航路が、常陸那珂港区
にシフトされ、これまで1
日1便運航していた苫小牧
港と常陸那珂港区を結ぶ定
期航路が、1日2便へと増
便になりました。今回の増
便は、東京港と比べ運航時
間が約 時間短縮できるこ
とや物流コスト削減を図っ
たものであり、常陸那珂港
区の地理的優位性が証明さ
れたものです。
また、苫小牧港は、北海
道港湾貨物の約 %を取り
扱っていることから、今後、
北関東を始め首都圏と北海
道を結ぶ基幹的な港湾とし
て、常陸那珂港区の役割が
高まるとともに、取扱貨物
量の増加が期待されます。
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