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発行
ユーコープ労働組合
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宅配支部ニュース
発行日
2014.6.5
2014年度 第1回宅配労使協議会報告
第1回宅配労使協議会が、5月31日(土)静岡県本部会議室にて開催されました。
理事会側は、櫻井部長・伏見エリア部長・宮崎エリア部長・山下運営Gリーダー・耳塚労政課長
労働組合からは、正規職員6名・パート職員5名が参加しました。
1、経営報告
(1)2013年度結果
実績
予算比
前年比
商品供給高
1077.1億円
99.4%
100.9%
経常剰余高
30.6億円
106.3%
96.8%
・商品供給高は、発行枚数不足分がカバーできなかったため、予算未達成。
・経常剰余高は、後方コスト削減により、超過達成(予算差+1.8億円)。
・配食事業は20センターで稼働し、経常剰余は予算差+6,234万円となり、黒字化の目処が
たった。
(2)時期の課題
①地域シェア拡大⇒安定的・継続的事業成長⇒収益性改善の取り組み
②組合員拡大と継続利用
③共済新規加入数23725件達成
④コスト構造改革
(3)2014年度4・5月度累計
実績
予算比
前年比
商品供給高
172.9億円
101.16%
101.05%
経常剰余高
5.3億円
188.49%
171.12%
・好調なスタートを切った。
・消費税導入の影響を鑑み、4月5月は低めの予算組。
・単価でカバーしているが、発行枚数の乖離が、供給高に影響する可能性もある。
<労組>人件費は予算比が低いが、欠員があるのか?
<理事会>業態間異動による研修職員の人件費が本部になっていることによる。欠員にはなって
いない。パート職員の採用は進んでいない。
<労組>消費税増税の関係で、価格表示が変わったが、「わかりにくい」との組合員の声がある。
本体価格と税込価格の両方の表示はできないのか?
<理事会>併記の検討はしている。消費税は合計金額にかかってくる。税込価格の合計との差が
生じることなど、問題がある。
2、安全運転
(1)定例報告
・事故件数は前年比(5月度累計)141%と多くなっている。
・事故のうちバック事故が47%を占めている。
<労組>「今後のとりくみ」の中で、「誤配」「配送遅れ」がなぜいけないのかについて指導
を強化しますとあるが、課題が多い中、無理があるのではないか?あまり強調すると、
隠ぺいする可能性が出てくる。
<理事会>組合員へ迷惑がかからないようすることが目的。隠ぺい等が起きないよう改善を
すすめる。
(2)マイシィスタッフの安全運転について
・自主参加ではあるが、年2回の安全運転定期講習を実施している。参加率も高い。
・安全運転のレベルは上がってきている。
<労組>マイシィスタッフの定着率は?
<理事会>静岡センター・浜松北センターは良好(9割)。横浜市内は定着率が悪い。新山下・
横浜北部センターは委託で対応している。
3、有休取得について
・春闘の合意事項に基づき、取得計画作成・実施
・5月度累計で、予算比116.8%の取得。未取得者については、6月にシフト化して取得さ
せる。⇒リストを作成し運営部に提出・管理。計画比8割以下のセンターはエリア部長が指導。
・有休取得計画実施の為の代走を、供給リーダーパートにさせることはしない。
・配送を持たない職員(職位A3の担当者で・営業と代走を職務とする)を配置すること
で、実質的には、供給職員5.6人に1人の要員配置をしている。
<労組>パート職員はバラつきはあるものの、共済専任パート職員の取得率が悪い。また、
リーダーパート職員もこの時期に(パートは6月20日までに取得)50%以下の取得率の
方もおり、取得しきれない可能性がある。正規職員同様、計画的取得をしてほしい。また、
取得率の低い事業所については、改善をしてほしい。
4、その他
(1)冷蔵寄せ封印の品温管理
・検証の結果、しずおかエリアについては、品質を担保するために、冷蔵蓄冷剤を緩衝
材とともに使用し対応する。
・前回質問の、予備蓄冷剤で「卵が凍る」というお申し出は調査したところなかった。
<労組>ビッグシッパーの開け閉めが頻回になると、これからの季節は、肉の痛みににつなが
らないか?
<理事会>5/19から「品温上の扱いルール」にしたがって追加の蓄冷剤が投入されており、
心配ない。
(2)今春の異動者の状況
研修者53名
独り立ち34名
引き続き独り立ちに向けて研修し見極め後独り立ち予定。
(3)営業西部グループについて
・現状は、良好には進んでいない。体制を変える必要がある。
・段階的に進めていく。
・地域にあった戦略をする。
・全面展開はまだできない。
<労組>ご案内ルームとの関係は?
<理事会>ご案内ルーム担当でお薦めした方への、フォローや対応をする。
(4)作業表とラベルの不具合について
・作業表は下期から変更する。
・米は16Pの欄に出す。
・ラベルについては、経費の関係もあり、今後の課題とする。
(5)OCR用紙が薄くなっており、扱いにくくなっている。
・今までより紙圧(薄く)を下げ、経費削減させた。(パルと同じ)
<労組>OCRダブルはやめてほしい。ミシン目も切りにくい。
<理事会>検討はするが、OCRダブルをすることで供給に結びつく。
(6)おまかせ定期便の登録率50%を目指すのは組合員のためになっているのか?
無理強いはしないようにしたいが・・・
<理事会>他生協より遅れた取り組みであり、みやぎなど70%の登録率。隔週注文できる商品
など取り組みの中身は検討する。
(7)配送時に携帯電話はドライブモード、ラジオ禁止では、災害時の情報収集に不安。
<理事会>「大規模災害対応マニュアル」に沿って、情報を提供する。(安否メールがとぶ)
(8)支給された安全靴が硬くて痛い、はきにくい。
<理事会>市販の安全靴基準で特注ではない。今までと変えたわけではない。次回検討する。
(9)夕方、地図のアクセスができないことがあり、組合員さんに迷惑をかける。
<理事会>各センターに割り振られたライセンス数厳守を徹底する。拡大等で使用する地図
は他の地図システムでも作業可能である。
(10)カタログが多すぎ、見ずらい。eふれんずの人はいらないのでは?
<理事会>利用に応じて減らしたりしているが、カタログを減らすということは、商品数を減
らすことになるので、供給も落ちる。他の生協でも失敗しており、減らすことはでき
ない。
<労組>カタログのリサイクルの分別が細かく、時間がかかっている。
<理事会>リサイクルの区別はイントラにアップしてある。センターごと対応が異なることは
ない。
その他の労組からの意見・質問です。(明確な回答はありませんでした。)
(11)予備品について
全体的にだいぶ減ってきたが、「ハイトースト」は予備品として活用したことはないので
いらないのではないか?廃棄になるので勿体ない。
(12)ドーリーにいろいろな色のシールがはってあり区別がつかない。
(13)お店のクーポン券が、当週に配られるので、配順が週末の組合員さんにとっては不公平で
利用しにくい。前週に入れることはできないか?
(14)労理で「核兵器禁止条約の交渉開始を求める要請書の署名活動をしているが、署名数を報
告させている事業所があり、署名の趣旨からいかがなものか?学習会もせず、署名のお願い
をしなければならないのもおかしいのではないか?
<理事会>センター長には学習会をした。宅配で5万筆を集める目標に向けてのこと。
次回日程
日時:2014年6月28日(土)
会場:ユーコープ本部
(桜木町・日石ビル22階第3会議室)
その他
労使協議・交渉事項について
●宅配センター共済専任パート職員問題
2013年4月から導入された、宅配センター「共済専任パート職員」の職務内容や
労働実態を分会やアンケートで聞き取りを行った結果、協定書と実際の業務・
契約内容に違いがあったため、5月15日に協議を行い、当初の協定書の
「配送委託会社コースの組合員」の共済募集・加入手続きを行うという現行の
協定書から、配送委託会社コースだけではなく、「直雇用が担当する組合員対応
も行う」という部分を追記し、協定書の改訂をしました。
●宅配センター営業キャリアパート職員導入問題
2013年11月理事会から申し入れのあった「宅配センター営業キャリアパート職員
導入」について、パート分会開催およびアンケート、営業主任へのアンケートを
行い、導入される目的と背景については概ね理解できるが、役割・責任について
は明確にする必要という意見が多く出されました。
これらの職場の声に基づき方針を決定し、5月31日に職場から14名が参加し
団体交渉を行いました。
交渉論点は、キャリアパート職員の職務内容、マネジメント職務や就業時間、
営業キャリアパート職員個人の拡大数について、特にキャリアパート個人の
拡大数については多くの方の発言により、「あくまでセンター全体のピッチ。
キャリアパート個人の拡大数が課せられることは無い」事を確認しました。
また、導入後も協定書との齟齬が発生した場合は協議交渉を行うことで合意の
判断をしました。