財団法人仙台市産業振興事業団 平成22年度事業報告

財団法人仙台市産業振興事業団
平成22年度事業報告
(総括)
当事業団は、地域産業の創出と支援、産業を支える人材の育成を通じて、地域経済の持続的成長を促
進し、地域企業とともに活力ある社会の実現に貢献することを経営方針として掲げ、ニーズに沿った事
業を展開しているところである。
平成 22 年度は特に、
「産業振興フェア」として、企業のマッチングの場を提供し新規顧客開拓や業務
提携等に結びつけるイベントを開催したほか、「産学マッチングフォーラム 2011」として、地域連携フ
ェローが専門的分野を活かして技術支援をしてきた企業による成果事例等発表と、産学連携成功の秘訣
を探るパネルディスカッションを開催した。
中小企業支援事業においては、市内創業希望者の課題に応じて、啓発・知識提供の場としてのセミナ
ー、個々の課題に対応する窓口相談・出前経営相談、支援チームにより総合的な改善を実践的に行うハ
ンズオン支援、創業店舗の情報支援等を行い、より効果的な創業者支援に取り組んだ。また、平成 23
年 3 月 11 日に発生した東日本大震災により事業活動に支障をきたしている中小企業者に対し、3 月 18
日から市内の支援機関・金融機関と連携し合同相談窓口事業を開設した。
仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクトにおいては、研究開発館を拠点に、国等の関係機関
と連携しながらフィンランド企業と地元企業との連携の促進を図るとともに、公募型委託事業の実施、
展示会出展、研究会開催などによる地域における健康福祉産業クラスター形成を推進した。さらには、
ユーザー視点からの事業提案を目指し、新たに健康福祉ニーズ掘り起し事業を実施した。
求職者支援事業においては、市内中小企業の人材確保及び若年者等の円滑な就職等のために、宮城県
中小企業家同友会や支援機関等と連携を取り各種事業を行った。また、平成 22 年度 8 月には事業強化
のために、無料職業紹介事業を取得し、求職者と求人企業とのマッチングを積極的に行った。
(理事会の開催)
1. 理事会
(1)第 46 回理事会 平成 22 年 4 月 1 日(書面表決)
① 理事長等の互選
理 事 長
奥田 潤一
副理事長
清水 信市
常務理事
森谷 厚
(2)第 47 回理事会 平成 22 年 5 月 25 日
① 平成 21 年度事業報告及び収支決算
(3)第 48 回理事会 平成 22 年 9 月 2 日
① 理事の選任
理 事
後藤 久幸
理 事
庄司 雄一
(任期:平成 22 年 9 月 2 日~平成 24 年 3 月 31 日)
1
(4)第 49 回理事会 平成 22 年 12 月 2 日
1.公益目的事業
(1)中小企業支援事業
(124,414,912円)
仙台市の経済および産業の活性化に寄与することを目的として、中小企業者や創業希望者が抱え
る経営および創業に関する課題等の解決を支援するため、下記の事業を行った。
①
総合相談事業
(32,515,113円)
ア)窓口相談
職員の他に窓口相談員を 4 名(毎日 2 名)配置し、経営全般、資金調達、ビジネスプラン作成
の助言など、中小企業者等が抱える経営上の諸問題や創業する際の課題について、ワンストップ
での相談に応じた。
<窓口相談実績>
目的別
創
相 談
相談等
企業数
延件数
(実数)
業
内
経営
全般
資金
訳
法律
ビ ジ ネ ス マーケテ
その他
プ ラ ン ィ ン グ
税務
149
258
30
83
0
1
75
1
68
経営革新
12
20
3
6
0
0
1
0
10
その他
458
538
21
356
15
1
6
5
134
合
619
816
54
445
15
2
82
6
212
100.0
6.6
54.5
1.8
0.3
10.1
0.7
26.0
計
構成率(%)
イ)法律相談
毎月1回、原則第 3 水曜日に法律相談を実施。弁護士が事業活動に伴う法律問題に関して、解
決に向けてのアドバイスを行った。
<法律相談実績>
相談分野
件数
創業
0
経営革新
その他※
0
9
計
9
※その他内訳:知財保護 2、営業妨害 1、事業清算 1、契約書 1、契約違反請求 1、債権 1、契
約金・補償金の返金 1、著作権・特許の取扱い 1
ウ)専門家派遣
中小企業者等が抱える具体的課題の解決を図るため、適切な各種の専門家を派遣し、経営革新
等の支援を行った(派遣件数:12 企業、延べ 57 回)
。
<派遣実績>
2
相談分
野
マーケテ
ィング
回数
12
技術
ビジネス
プラン
IT
ISO
0
12
0
10
労務
その他
4
19
計
57
エ)出前経営相談
IT 経営全般担当 1 名、マーケティング・経営全般担当2名の人脈、知識、経験豊かなビジネス
開発ディレクター(BDD)を配置し、中小企業等を訪問することにより、現場に密着した支援を
行った(訪問件数:53 企業、延べ 190 回)。
②ハンズオンコーディネート事業
(9,286,006円)
創業期の初動経営安定や成長期の安定化などに取り組もうとする意欲を持った中小企業者に対
し、ビジネス開発ディレクターと職員が支援チームを組織し、事業の現状分析とその対策に基づい
た戦略を立案し、効果的な実行手順と効率的な費用配分を話し合いながら、総合的な改善を行った。
また、より専門的な課題に対しては、開業コンサルパックを利用し専門家よりアドバイスを行った。
1
企業名
事業内容
珈琲まめ坊
自家焙煎スペシャルティ
コーヒー専門喫茶店およ
び豆販売
活動概要
①店舗面の改善
メインターゲットの嗜好に合致するような「珈琲ワール
ドの制作」をテーマに、店内装飾作成、機能面での改善
を行った。
②商品面の改善
客単価アップ、リピート率アップ等を目標とし、メニュ
ー開発、価格対応販売促進等を行った。
③販売促進面の改善
各種季節企画、店舗システム企画、顧客管理、会員制度、
販促ツール等について、スタッフによる提案やサンプル
提供を通し改善を行った。
2
カレーと
自家農園で作るこだわ
野菜
り野菜をふんだんに使
店の良い点、悪い点を客観的に洗い出し、基礎デー
ったオリジナルカレー
タに基づく店舗改善戦略の提示。
希
香
を提供
① モニター調査
② メニュー改善アドバイス
既存のメニューの改善アドバイスや新メニュー開発
のアドバイスと販促の方向性の示唆。
3
企業名
3
事業内容
活動概要
QUILY
「今までに無かった〝
WORKS
あるべきもの″」を生み
&
出すのをコンセプトに
絞込み
アップル社関連製品、イ
②販促企画支援
DESIGN
ンテリア、生活雑貨・小
物を展開
①マーケティング支援
マーケットリサーチとSTPによる顧客ターゲットの
B to B を念頭に置いたバイヤー向けWEBページ製作
とDM作成、発送先の絞込み
③財務会計支援
開業手続書類作成、資金調達資料作成、経理処理手続
き、原価計算、生産力把握
③
(2,294,551円)
経営革新セミナー事業
仙台市内の中小飲食業、小売業を行う事業者を対象に、該当する業種の企業が日常的な経営課題
としてあげている「販売促進」を基本テーマとして、お客様が入店し易く訴求力の高い店頭演出及
びお客様が買いやすい売場づくりの方法や活用事例を写真などのビジュアルを使い分かりやすく
解説することで、顧客数や客単価を向上させ売上の増加につながるセミナーを開催した。
<開催状況>
回
④
テーマ
講師
月日
場所
受講者数
1
経営革新セミナー①「お客様 TRM繁盛経営研究所
を魅了する店づくり」
代表 斉藤 俊成 氏
7/28
事業団 7F
会議室
32 名
2
経営革新セミナー②「売上ア アクティブビジネスコ
ップ!魅せる売場演出」
ンサルティング
代表 新山 勝利 氏
10/6
事業団 7F
会議室
27 名
3
経営革新セミナー③「着実に 中小企業診断士
お客様を呼び込む集客術」 宮本 直樹 氏
2/9
事業団 7F
会議室
産学マッチング支援事業
38 名
(32,114,121円)
地元企業と大学・高専などとの情報交換の場を設け、企業のニーズ把握や大学などのシーズの紹
介、地域連携フェロー(大学教員)の技術指導などを通して、産学マッチングを支援した。
ア)地域連携フェロー事業
フェロー(5 名)は、BDD(2 名)とともに市内及び近郊の企業を訪問(御用聞き)し、企業の
技術的課題の抽出・把握に努めながら適切な技術的助言を行い、製品実用化などの成果創出に
向け取り組んでいる。
また、フェローがコーディネーターとなり、地域の製造事業所に勤務する技術者を対象とした
サロン形式の産学連携セミナー「寺子屋せんだい」を開催した。ここでは、大学・高専の教員
4
を講師として招き、産学官及び企業同士のネットワーク形成と地域企業との連携に前向きな大
学等教員の発掘に尽力した。
○堀切川一男フェロー
東北大学大学院工学研究科
機械システムデザイン工学専攻 教授(工学博士)
専門分野:トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑などに関する総合科学技術分野)
)
○齋藤文良フェロー
東北大学多元物質科学研究所長 教授(工学博士)
専門分野:粉砕とメカノケミカル効果利用技術、その他の粉体工学
○大久長範フェロー
宮城大学食産業学部 フードビジネス学科 教授(農学博士)
専門分野:食品物性、穀類、伝統食品
○鈴木利夫フェロー
東北学院大学工学部 機械知能工学科 教授(工学博士)
専門分野:内燃機関(熱工学の領域から自動車工学等の分野を浅く広く)
○熊谷正朗フェロー
東北学院大学工学部 機械知能工学科 准教授(工学博士)
専門分野:メカトロニクス、ロボット工学
(※ 平成 22 年 10 月より復帰)
<実施状況>
○地域連携フェローによる地元企業への訪問技術指導等 164 回
※上記の他、ビジネス開発ディレクターやスタッフも個別企業等の支援を 247 回実施
○「寺子屋せんだい」の開催
10 回
○「メカトロニクスセミナー」の開催 2 回
<開発案件>
堀切川フェロー
案件
企業名
1
食品加工・厨房用スニーカー:超防滑ソール
弘進ゴム株式会社
2
覆工板の隙間を埋めて事故を軽減させるための
高野建設株式会社
製品:マモロード
3
滑りにくい引き起こしアルミニウム板
株式会社モリセン
4
あなごとかきの天丼
株式会社仙台かき徳
5
5
米粉天ぷら・わさび塩添え
みやふく
齋藤フェロー
案件
1
企業名
牡蠣殻肥料の分析結果を HP に掲載
株式会社グリーンマン
大久フェロー
案件
企業名
1
古代米餡を利用したアンパン“百笑パン”
株式会社貝茶舗
2
古代米餡を利用した“古代米大福”
株式会社貝茶舗
3
古代米餡を利用した“十穀米大福”
株式会社貝茶舗
4
米粉麺
神屋敷仕込味噌クラブ
5
同社の製麺機「そば達人」を用いた米粉麺の製造に 日本蕎麦街道株式会社
ついて宮城大学食産業学部の紀要に論文を掲載
6
食用油务化抑制装置「からっと君」の効能等に関する
株式会社コムコム
実証
鈴木フェロー
案件
1
企業名
路線保守用車ハイブリッドエンジンの試作開発
東洋機械株式会社
<寺子屋せんだい開催状況>
回
第 56 回
講師
講演テーマ
宮城大学食産業学部フードビジ 国民の盛衰は『食』にあり
月日
参加
者数
4/16
28 名
5/28
38 名
6/16
39 名
7/20
28 名
宮城大学食産業学部フードビジ
新しい「デザイナーエッグ」 8/26
30 名
ネス学科 石川 伸一 准教授
の開発
ネス学科 鈴木 武夫 教授
第 57 回
東北大学大学院工学研究科
一 モータの動向と課題~モー
ノ倉 理 教授
タの世界でいま何が起きて
いるか~
第 58 回
東北大学大学院環境科学研究科
工学博士
環境・リサイクルビジネス
永田 長寿 客員教授 の事例紹介
(DOWA ホールディングス寄付講
座担当)
第 59 回
第 60 回
石巻専修大学理工学部機械工学
持続可能な自動車技術、自
科
動車社会
川島 純一 教授
6
第 61 回
第 62 回
東北学院大学工学部電気情報工
環境に優しいクリーンエネ
学科 呉 国紅 准教授
ルギー発電システム
東北大学多元物質科学研究所
水熱法による機能性セラミ
佐藤 次雄 教授
ックス製造と環境調和特性
9/17
31 名
10/21
22 名
11/4
71 名
12/6
63 名
1/27
21 名
~環境浄化用光触媒・化粧
品用サンスクリーン材・熱
線遮蔽材の開発~
第 63 回
第 64 回
宮城大学食産業学部フードビジ
老舗のマーケティング~時
ネス学科 鶴岡 公幸 准教授
代を超えて愛される秘密~
東北大学大学院医工学研究科
暮らしを変えるワイヤレス
松木 英敏 教授
充電システム~医療機器か
ら携帯家電、電気自動車ま
で~
第 65 回
東北学院大学工学部環境建設工
コンクリートの务化診断に
学科 武田 三弘 教授
ついて~最新診断技術とコ
ンクリートに関する産学連
携の紹介~
<メカトロニクスセミナー開催状況>
回
第1回
講師
講演テーマ
東北学院大学工学部機械知能工 ロボット・メカトロニクス
学科 熊谷 正朗 准教授
第2回
月日
参加
者数
1/18
38 名
2/22
28 名
の基礎
東北学院大学工学部機械知能工 マイコンの初歩
学科 熊谷 正朗 准教授
イ)産学連携専門家派遣事業
産学連携により課題を解決して技術力を高めようとする地域中小企業を対象として、大学・高
専の教官等を派遣して課題の抽出や解決に向けた指導等を行い、共同研究の促進や技術指導に
向けた支援を実施した。
(6 社 7 回)
<派遣実績>
専門家名
支援内容
派遣回数
東北大学多元物質科学研究所
食用油酸化务化抑制装置『カラット君』
1回
教授 本間 格
の抑制効果等の科学的根拠等について
7
東北大学大学院工学研究科
「新型熱交換器」と回収熱エネルギー
准教授 青木 秀之
の有効活用化のための「新型蓄熱・貯
1回
湯ユニット」の開発について
東北学院大学工学部電気情報工学 太陽光発電、太陽光発電や風力発電を
科 准教授 呉 国紅
1回
混合したクリーンエネルギー発電につ
いて
東北大学多元物質科学研究所
抗菌・脱臭などの環境浄化機能を示す
教授 佐藤 次雄
塗装材料の分析方法について
東北大学多元物質科学研究所
窒素ドープ酸化チタンの試作、メカノ
助教 張 其武
ケミカル処理の効果について
東北大学大学院工学研究科
エッチング、金型を使った成形品の散
准教授 金森 義明
乱能力等の望ましい光学特性等につい
2回
1回
1回
て
ウ)産学交流会等(共催事業等)
他産業支援機関との共催事業を通し、地元企業と大学・高専などとの交流の場を設け、産学連
携ネットワークの構築を図った。
<開催実績>
名称
主催等
第 48 回産学官交流 (社)みやぎ工業会、
(財)みやぎ産
大会
業振興機構、
(財)青葉工学振興会、
宮城県中小企業団体中央会、(株)テ
クノプラザみやぎ、
(独)雇用・能力
開発機構宮城センター、仙台商工会
議所
産学官連携フェア (財)みやぎ産業振興機構、(株)イ
2010 みやぎ-研究 ンテリジェント・コスモス研究機構、
成果発表・交流の集 (独)科学技術振興機構 JST イノベ
い-
ーションプラザ宮城、
(独)産業技術
総合研究所東北センター、仙台商工
会議所、(株)テクノプラザみやぎ、
東経連事業化センター、
(財)東北活
性化研究センター、
(社)みやぎ工業
会、宮城県
第 49 回産学官新春 (社)みやぎ工業会、
(財)みやぎ産
交流大会
業振興機構、(財)青葉工学振興会、
宮城県中小企業団体中央会、
(財)東
北産業活性化センター、(株)テクノ
プラザみやぎ、
(独)雇用・能力開発
機構宮城センター、仙台商工会議所
産学マッチングフ 仙台市
ォーラム 2011-御
用聞き型企業訪問
の成果と期待-
8
月日
6/23
場所
仙台国際セ
ンター
参加者数
310 名
10/18 仙台国際セ
ンター
922 名
1/20
仙台国際セ
ンター
281 名
2/24
仙台ガーデ
ンパレス
115 名
⑤
創業者支援事業
(6,591,925円)
創業予定者を対象に密度の濃い支援を行い、創業を実現させることにより、仙台市の開業率の向
上や新産業の創出と促進を目的に実施した。
ア)起業家セミナー
創業に興味・関心のある方を広く対象として、定員 60 名程度の規模で、創業準備に必要な事
項を網羅的に伝達する内容のセミナーを開催した。
<開催状況>
回
テーマ
講師
月日
場所
受講者数
1
起業家セミナー① ㈱ビジネスバンク
「成功する起業家 代表取締役 浜口 隆則
の条件」
㈱日本政策金融公庫仙台支
店国民生活事業創業支援セ
ンター仙台 所長 鈴木孝
5/27
事業団
室
7F 会議
60 名
2
起業家セミナー② アントレプレナーアドバイ
「カッコ悪く起業 ザーオフィス アシストジ
した人が成功する」 ョブ 代表 鈴木 健介
2/28
AER6 階 セミナ
ールーム(2)B
64 名
イ)開業塾
創業を具体的に考えている方を対象として、定員 10 名程度の規模で創業に必要な事項を伝達
する開業塾を開催した。
<開催状況>
回
テーマ
講師
月日
場所
1 開業塾①「飲食店開業 経営コンサルティング共創
講座」
中小企業診断士 鈴木 斎
㈱日本政策金融公庫仙台支店
国民生活事業創業支援センタ
ー仙台 所長 鈴木孝
6/15
6/16
6/17
6/24
事業団 7F
会議室
8名
2 開業塾②「カフェ開業 ㈱佐奈栄学園 代表取締役社
講座」
長 富田 佐奈栄
㈶仙台市産業振興事業団
中小企業診断士 新井 涼太
10/18 事業団 7F
10/19 会議室
10/25
10/26
10 名
3 開業塾③「フードビジ ㈱コロンブスのたまご
ネス開業講座」
コンサルタントリーダー
永澤 洋一
㈱日本政策金融公庫仙台支店
国民生活事業創業支援センタ
ー仙台 所長 鈴木孝
11/11 AER8F
11/12 会議室
11/18
11/19
8名
4
12/7
9名
開業塾④「オンライン リングファクトリー㈲
9
事業団 7F
受講者数
ショップ開業講座」
5
代表取締役 岩﨑 正人
フォトクーラント
兼子 貢紀弘
12/8 会議室
12/9
12/10
開業塾⑤「輸入ビジネ 仙台貿易コンサルティング
ス開業講座」
代表 畠山 茂雄
㈱日本政策金融公庫仙台支店
国民生活事業創業支援センタ
ー仙台 所長 鈴木孝
1/13
1/14
1/20
1/21
事業団 7F
会議室
14 名
ウ)開業コンサルパック
開業前後おおむね 1 年の創業者に対し、創業期の初動経営安定を目的として、専門家派遣を無
料で行った。
<実施状況>
事業者名
⑥
専門家(分野)
内容
回数(派遣日)
1
カレーと野菜 香希
(代表 佐藤 航希)
八巻 恵美子(技 メニュー改善アドバ 3 回(8/23、8/30、
術)
イス、レシピ提案
9/6)
2
カレーと野菜 香希
(代表 佐藤 航希)
稲葉 雅子(マーケ 店舗調査報告および 1 回(8/23)
ティング)
アドバイス
3
珈琲まめ坊
小林 征四(マーケ 店内装飾トータルレ 2 回(8/24、9/29)
(代表 青木まさ江) ティング)
イアウトアドバイス
4
珈琲まめ坊
相澤 たみ江(技 店内装飾デザインア 5 回(8/24、9/14、
(代表 青木まさ江) 術)
ドバイス
9/29)
5
高橋 好子
八巻 恵美子(技 メニュー構成、レシ 5 回(10/8、10/18、
術)
ピ、調理方法アドバ 11/3、11/15、3/6)
イス
起業育成支援事業
(11,311,661円)
ア)せんだいBI倶楽部への支援等
2 月 4 日に起業育成室の入居企業及び卒業企業のみならず、外部の起業家等も対象にベンチャ
ー起業家向けに対談形式のセミナーを開催した。
イ)ステップアップ助成金
インキュベーション施設使用企業が事業推進のための販路拡大及び知的財産の取得に要する
経費の一部を助成するステップアップ助成金制度を創設し、具体的な事業のステップアップを
推進した。
<助成対象経費>
○見本市・展示会等への出展に要する経費 3 分の 2
○広報・宣伝に要する経費
3 分の 2
○市場調査に要する経費 2 分の 1
○産業財産権の取得に要する経費 2 分の 1
10
<助成限度額・総額>
○起業育成室:使用承認期間を含む一会計年度につき上限 100 万円
<審査・選考>
○7/9 書類・面接による申請内容の適否審査 4 社/4 件適格
<ステップアップ助成金実施状況> 4 社 4 件 2,839,000 円
企業名
アンデックス㈱
助成対象事業
交付額
自社サービス・自社プロモーションに関する業界紙掲
958,000 円
載、ホームページによる商品案内、パンフレットの作
成、仙台開催展示会への出展
㈱diBec
海外大学進学、超難関プログラムの販路拡大のための
800,000 円
宣伝・広報活動に関する大学進学ガイダンス等への出
展、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等への広告掲載、ホ
ームページ追加・修正・SEO対策等
㈱グッドツリー
自社のITソリューションGoodLeaf事業に
580,000 円
関する見本市・展示会などへの出展、HP制作、SE
O広告、市場調査等
匠ソリューション LSIの論理設計・検証業務に関する製品パンフレッ
ズ㈱
501,000 円
ト及び販売促進用カレンダーの作成、ホームページの
充実及びSEO対策
ウ)起業育成室使用者選考審査委員会
仙台市のインキュベーション施設である起業育成室の使用者選考にあたり、学識経験者による
入居者選考委員会を開催した(6 回)。
<開催実績>
回
⑦
議題
月日
申請件数
審査結果
1
起業育成室期間更新 (書類・面接審査)
4/19
1件
採択
2
起業育成室使用者選考(書類・面接審査)
7/8
1件
採択
3
起業育成室使用者選考(書類・面接審査)
9/29
1件
不採択
4
起業育成室使用者選考(書類・面接審査)
11/30
1件
不採択
5
起業育成室使用者選考(書類・面接審査)
12/13
1件
採択
6
起業育成室期間更新(書類・面接審査)
2/14
1件
採択
産業人材育成支援事業
(2,884,864円)
都市型成長産業として期待されるコンテンツ産業の育成及び振興を目的として、コンテンツ産業
の人材育成を主目的とする機関に対する支援を行うため、平成 17 年 2 月 18 日、東北芸術工科大学、
仙台市、事業団の三者で「コンテンツ産業の育成等に係る協力に関する協定」を締結した。この協
定に基づき、東北芸術工科大学大学院仙台スクールの講義等を円滑に行うための支援を行っている。
11
⑧
創造的産業支援事業
(13,429,770円)
ア)Glonet(グローネット)
イギリスのマンチェスターで 1996 年から開催されている世界で最も有名なメディアアートフ
ェスティバルの1つ「Future Everything(FE)」関連イベント「Glonet」を仙台市(仙台クリエ
イティブ・クラスター・コンソーシアム)、(協)仙台卸商センター(TRUNK)と共同で開催し、
クリエイティブ・プロデューサーによる支援も行った。
○日時 平成 22 年 5 月 13(木) 18:30~22:00
○会場 TRUNK(仙台市若林区卸町 2 丁目 15-2 卸町会館 5 階)
○内容 マンチェスターを主会場に、仙台、イスタンブール、サンパウロ、バンクーバーをイン
ターネット中継で結び、クリエイティブ産業に関する情報交換を行う国際的カンファレ
ンスに参加。在仙のミュージシャンのライブが行われ、さらに在仙の国際的アーティス
ト木村浩一郎氏や本江正茂氏(東北大学大学院工学研究科准教授)がトーク出演、映像
制作会社「WOW」がマンチェスターから I Phone アプリ、Papero(NEC ソフト
ウェア東北株式会社)が仙台からの展示を行った。
イ)アイディア・ワークショップ
仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアムで活動を支援している「花告プロジェ
クト」、「仙台・みやぎの食材手帳(オーロラ食堂)」の各プロジェクトメンバーに向けて、
企画アイディアなどの創出のためのワークショップを仙台市と共同で開催した。
○日時 ①平成 22 年 12 月 7 日(火) 13:30~15:30
②平成 22 年 12 月 13 日(月) 18:30~20:30
○場所 ①仙台市産業振興事業団 8 階会議室
②仙台市役所北庁舎 B 棟 1 階会議室
○内容 ①普段花を買わない男性に、花を買わせるためのアイディアワーク
②食に興味のない若者に、食に対して興味を持たせるためのアイディアワーク
ウ)クリエイティブ産業支援
クリエイティブ産業支援のため仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム(以下、S
C3)より推薦を受けたクリエイティブ・プロデューサー2 名を配置し、仙台市内で進行している
以下のようなクリエイティブ系プロジェクト等に対し支援を行った。
プロジェクト等
概要
Sendai Creative
SC3 の活動を海外に向けて情報発信するために、世界的な辞
Cluster Consortium
書サイト〝Wikipedia″英語版の作成を支援した。
海外情報発信
バッハとデジタル~ 現代の音楽の源流である「バッハ」と「デジタル」をテーマに
変貌する B-A-C-H~
それぞれの共通、変貌、今後の流れについて考えるワークショ
ップの開催支援。
12
SENSUOUS ( セ ン シ ャ SC3 の認定プロジェクト。音のバリアフリー/聴力に障害を持
ス)
つ方々にも楽しんでもらえる事を目指したミュージックイベ
ントと手話教室の開催支援。
⑨
(2,442,307円)
産業振興フェア事業
宮城県内企業の優れた製品/サービスを紹介するとともに、新たなビジネスパートナーと
のマッチング機会を提供する「エネルギッシュ企業フェア 2010」の開催を通じ、出展企業の新
規顧客開拓や業務提携等を支援した。
○日時
平成 22 年 9 月 9 日(木)10 時から 19 時まで
○会場
情報・産業プラザ5階
○出展企業数 39 社
○来場者数 1000 名
○内容
展示・販売及び講演・企業プレゼンテーション等
<記念講演>
平成21年度のフェアでは、展示会場内で実施した記念講演の集客効果が高かったことから、
22年度は2回開催した。
・ブランド戦略セミナー「地域発ブランド戦略のサクセスポイント」
講師 日本ブランドアソシエイツ株式会社 代表取締役兼 CEO 豊隅 優 氏
・マーケットニーズセミナー「まちなか情報特派員・暮らしのニーズレポート」
講師 株式会社ゆいネット 代表取締役 稲葉 雅子 氏
○出展企業への支援
・事前サポートの強化
今回新たに、出展企業を対象とする事前の勉強会を開催した。また、ビジネス開発ディレ
クターによる個別相談の受け入れ態勢を強化した。
・情報収集の支援
自社製品の情報を発信するだけでなく、アンケート等を通じエンドユーザーからの情報収
集機会としての本フェア活用を支援した。これにより、アンケート集計結果を元にした既
存製品の改良等に繋がっている。
・体験型イベント開催の支援
体験型イベントの開催を出展企業に促すことで、出展によるPR効果の向上を図った。
(例:試食会、染物体験教室)
・ビジネスマッチングの支援
県内外のバイヤーのフェア来場を促す等により、ビジネスマッチングの支援を強化した。
(マッチング件数: 99 件)
⑩
デザイン関連中小企業支援事業
(1,452,000円)
地域中小企業と専門的な知識・技能を有するマーケッター、デザイナーによるプロジェクト
を立ち上げ販売促進の仕組みを検討し商品及び広告等の高付加価値化を図った。また、プロジ
13
ェクトの成功事例創出を行い、地域中小企業とデザイナーが直接取引を行う事により付加価値
が高まることの優位性を訴えることでデザイン産業の振興を図った。
○派遣件数 4 件
派遣先
業種
概要
仙臺しそ巻 細川屋
仙台味噌と宮城県内産のしそ 自社商品のバリエーション展開に必要な
を主原料とした、しそ巻きの製 ①統一パッケージデザイン②パンフレッ
ジュランジェ
造販売
トデザインの作成
布ナプキンの製造販売
自社商品の競争力を高めるための同梱ツ
(匠ソリューショ
ールデザインの作成
ンズ(株))
空間デザイン工房
オリジナルデザインの住宅、店 自社商品のPRツールとしての①パンフ
Piece Craft
舗設計、施工
レットデザイン②HPデザインの作成
株式会社仙花
花きの仕入卸売
男性の花需要の掘り起しに必要な花を入
れるパッケージデザインの作成
⑪
広報・情報収集事業
(6,434,744円)
広報機能の強化・充実を重要課題の一つとして位置づけている。県内支援機関との相互連携を図
った広報展開を実施するため、事業団ホームページやビジネスメールマガジン「せんだいE企業だ
より」を利活用して、セミナー及び支援施策等の情報を幅広く提供し(他支援機関実施事業含む)、
事業団自体と実施事業の認知度向上を図るなど、中小企業等に対して支援施策等の有効利用を促し
た。これにより県内支援機関の広報活動の一端を担いうる機能として展開した。
ア)ホームページ「B・PeP(ビー・ペップ)」 アクセス件数 50,069 件(3 月末現在)
平成 22 年度は特に報道等を通じたマスメディアへの露出を図るため、プレスリリースを通し
て情報発信を積極的に行った。また、媒体や手法を複合的に利活用し、「せんだいE企業だより」
との相互連動の取り組みを行うなど単にホームページ単体だけの展開ではなく、相乗的な訴求
効果を挙げるように各機関との連携を図り、事業団の特徴ある取り組みを重点的かつ積極的に
紹介した。
○マスメディアの活用
記者発表プレスリリース件数 18 件(3 月末現在)
提供情報は地元新聞やテレビなどで取り扱われ効率よく情報発信された。
○重点事業「産業フェア」において動画を通じた情報発信
イ)
「せんだいE企業だより」 配信件数 430 件(3 月末現在)
登録件数
経営支援
研究開発
貿易
農林水産業
1,965 件
1,800 件
1,364 件
918 件
892 件
14
「せんだいE企業だより」は、毎日発行するビジネスメールマガジンであり、現在、支援機関
としては県内一の情報配信力及び収集力を誇る。仙台商工会議所など関係機関広報との支援情
報の共有など連携強化を図り、相乗的な訴求効果を挙げるよう取り組みを展開。支援情報を積
極的に配信し、迅速に登録者等に紹介した。
○行政及び支援機関、市内金融機関及び大学からの事業紹介
⑫
支援機関等連携促進事業
(1,316,670円)
他の支援機関と協議、意見交換をすることによって、課題、問題点の解決を図るとともに、職員、
ビジネス開発ディレクター(BDD)の人的ネットワークを形成し、より良い支援体制を構築するた
め、国等の会議やセミナーに出席した。
⑬
支援担当者研修事業
(1,377,730円)
支援担当職員の専門知識の取得、支援能力の向上を図り、中小企業者等に効果的なアドバイスを
行うことを目的に、プロパー職員に対し中小企業大学校東京校および仙台校が行う研修、産学連携
コーディネート力育成研修、インキュベーション・マネージャー取得のため財団法人日本立地セン
ターが行うインキュベーション・マネージャー養成研修を受講させた。
また、プロパー職員の各種資格取得を奨励するため、TOEIC のスコアを更新した職員に対し奨励
金を支給した。
⑭
震災関連中小企業支援合同相談窓口事業
(963,450円)
東日本大震災により事業活動に支障をきたしている中小企業者の経営等に関する相談にワンス
トップにて対応するため市内の支援機関・金融機関等の関係機関と連携し、合同相談窓口を設置し
た。
各団体が連携して幅広く相談に対応することにより被災された中小企業者の早期の事業復
旧と復興を支援した。
(2)求職者支援事業
(21,650,879円)
求職者の就業支援を目的として、通年で各種講座、カウンセリングを行った。
中高年離職者や派遣切れ等の求職者対象の採用マッチングを含めた講座の開催、若年求職者対象の
しごと体験研修、採用マッチングなどの事業を行った。また、市内中小企業の認知度向上及び若年者
の離職率低下を目的として、企業経営者及び採用研修担当者、学校就職指導担当者等を対象に講座等
を行った。具体的には、下記の事業を行った。
①
求職者就業支援事業
(11,064,661円)
ア)若年求職者就業体験事業(ジョブ・トライアル)
若年層の雇用対策の一環として、18 歳~39 歳の未就職者(仙台市内または周辺地域の大学生
及び専門学校生含む。
)を対象として、事業所内で就業体験研修を実施した。また、平成 20 年度
から、宮城県中小企業家同友会と連携を図り事業所募集を行っている。
15
<開催実績>
参加数
内容
実施日
研修生
事業所
41 名(48 名)
22 社
事前研修
平成 22 年 7 月 20 日、21 日
個別相談
平成 22 年 7 月 23 日
40 名
合同面接会
平成 22 年 8 月 5 日
35 名
22 社(27 社)
研
平成 22 年 8 月中旬~9 月末
21 名
15 社
※(
修
)は応募・登録数
※事前研修の事業所参加数は、研修内において企業PRをした事業所数。
○合同面接会後アンケート結果
研修生:良かった+まあ良かった 100%(アンケート回収率 97%)
事業所:良かった+まあ良かった
83%(アンケート回収率 82%)
◯研修後の採用選考決定実績
・受入事業所からアプローチを受けた研修生:6 名
・上記のうち受入事業所への内定者:1 名 (平成 23 年 4 月 1 日入社)
イ)キャリア相談・就職支援講座事業(就職支援セミナー、キャリア・コンサルティング)
市内求職者(学生含む)の就業を支援するため、個別の職業相談と求職・就職活動に必要な知
識を習得する各種講座を実施した。
<開催実績>(3 月末現在)
内容
開催回数
参加者数
就職支援セミナー
11 回
242 名(281 名)
キャリア・コンサルティング
11 回
130 名(169 名)
※( )は応募数
※平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災の影響により、
「就職支援セミナー」
「キャ
リア・コンサルティング」ともに、3 月分の開催を中止とした。
(上記応募数は 3 月分除く)
○受講者アンケート結果
就職支援セミナー:良かった+まあ良かった 97.0% (アンケート回収率 97.0%)
キャリア・コンサルティング:良かった+まあ良かった 98.5%(アンケート回収率 100%)
②
再就職応援プログラム事業
(5,358,634円)
中高年離職者や派遣切れ等の求職者の早急な就職を目的として、各種講座及び企業とのマッチン
グ等を行うため、下記の事業を行った。
16
参加者のプレゼンテーションスキル・コミュニケーションスキルの向上のための講座実施及び個
別カウンセリング、求人企業との面談・採用マッチングを実施した。※上記採用マッチングを行う
ために、厚生労働省の無料職業紹介の認可を平成 22 年 8 月に許可取得。
<開催実績>(3 月末現在)
第一回
セミナー内容
開催日時
参加者数
座学、企業面談(求人企業 4 社)、
6 月 3 日,7 日,8 日
18 名(31 名)
8 月 30 日,31 日
26 名(47 名)
個別相談
第二回
座学、企業面談(求人企業 3 社)、
個別相談
第三回
9月1日
座学、企業面談(求人企業 3 社)、
11 月 12 日,15 日,18 日
16 名(18 名)
2 月 14 日,17 日,18 日
11 名(28 名)
個別相談
第四回
座学、企業面談(求人企業 3 社)、
個別相談
※( )は応募数
定員は各回 30 名
○受講後アンケート結果
良かった+まあ良かった 94.0% (アンケート回収率 92.6%)
◆無料職業紹介実績(3 月末現在)
※「再就職応援プログラム」及び個別申込受付に限る
求人申込:10 件
求職申込:52 件
採用・内定:2 件(2 社/2 名)
③
企業人材育成担当者研修事業
(5,227,584円)
市内中小企業の認知度向上及び若年者の離職率低下を目的として、企業経営者及び採用研修担当
者、学校就職指導担当者等を対象に講座等を行うため、下記の事業を行った。
企業経営者等には、企業人材確保能力向上のために雇用プレゼンテーションスキル講座及び社内
人材育成講座を、学校就職指導担当者には、中小企業についての理解を深めるための講座を実施す
る。また、企業・学校それぞれの課題等の共有のために交流会を実施した。
<開催実績>(3 月末現在)
事業所向けセミナー
セミナー内容
開催日時
参加者数
3 名(5 名)
第一回
人材採用・育成上の課題検討
6 月 21 日,24 日
第二回
若手社員向けキャリア教育
11 月 19 日,22 日
※( )は応募数
定員は各回 30 名
○受講後アンケート結果
良かった+まあ良かった 100%
17
3 名(3 名)
学校就職指導担当者向けセミナー
セミナー内容
第一回
開催日時
セミナー(就職指導・キャリア教育にお 6 月 22 日、29 日、 15 名(16 名)
ける課題検討)、企業訪問
第二回
参加者数
7月2日
セミナー(学校に応じたキャリア教育施 11 月 25 日、26 日、
策の検討)、企業訪問、
7 名(7 名)
1 月 27 日
高校キャリアセミナー見学
※( )は応募数
定員は第一回 30 名、第二回 20 名
○受講後アンケート結果
良かった+まあ良かった 86.7%
交流会
※宮城県中小企業家同友会共同求人委員会と共催の共育懇談会を実施
テーマ「中小企業社員の体験報告をもとに人づくり地域づくりについて考える」
セミナー内容
開催日時
若手社員の体験報告発表、グループ
7 月 6 日(火)
企業
3 名(5 名)
13:30~
学校
8 名(16 名)
討議
(3)仙台フィンランド健康福祉センター事業
参加者数
(90,128,957円)
健康福祉産業クラスターの創出を図り、本市産業の国際化を推進するために、拠点施設となる
「仙台フィンランド健康福祉センター研究開発館」において、フィンランド企業と地元企業が健
康・福祉関連の新サービス・新製品を開発するためのマッチング支援や研究開発支援を行なった。
また、フィンランド共和国オウル市、オウル・イノベーション社*、仙台市、当事業団の4者
により締結した産業振興に関する協力協定に関して、両地域企業等の交流・提携を促進するため
の取り組みを行なった。
*オウル・イノベーション社は平成 23 年 1 月 1 日付でビジネスオウル社へ移行。
ア)地元企業とフィンランド企業間のコーディネート等
○地元企業とフィンランド企業との業務提携推進
来訪フィンランド企業・団体数 延べ 29 団体
地元企業とフィンランド企業のビジネスマッチング 12 件
○公募型委託事業の実施
企業等が仙台フィンランド健康福祉センターの機能を活用して行う、健康福祉分野での
サービス・機器の開発等の事業を公募し、委託により実施することにより、当該プロジェ
18
クトの推進を図った。 4 件委託
<委託事業一覧>
団体名
委託内容
学校法人東北文化学園 立位保持補助装置およびハーネスのビジネス確立
大学
業務
武田 彰子
デザイン、着心地など介助者、非介助者に配慮し
委託料
2,900,000 円
2,300,000 円
た機能服の企画開発・販売業務
株式会社エーゼット
ポレハクリーン技術を応用した悪臭除去シート・
2,200,000 円
スプレーの開発業務
株式会社アイ・ティ・ 高齢者元気はつらつ応援ツール=Ymoni の開発業
リサーチ
1,600,000 円
務
○健康福祉ニーズ掘り起し事業
ビジネス開発ディレクターが、高齢者施設等を直接訪問し、ケアワーカー等と協議しな
がら福祉現場のニーズを掘り起こし、それに基づいたサービス・製品の提案を行うことに
より、福祉現場が受け入れやすい製品・サービスの開発を促すことを目的とした事業。
今年度は以下の 2 事業を実施
1. リハビリ用シューズ開発
2. 市内デイサービス事業者検索サイト構築
○フィンランドビジネスミッション派遣
フィンランドの先進福祉政策、産業等の視察を通じて FWBC プロジェクトに参画する企
業・団体の増加を図ることと、既に FWBC プロジェクトに参画している企業に対して、フ
ィンランド企業とのビジネス交渉をサポートし、さらなるビジネスの進展を促すこと、オ
ウル産業振興協定の推進を目的として平成 22 年 10 月 24 日~31 日にフィンランドビジネ
スミッション派遣実施。
・平成 22 年 10 月 24 日~31 日
参加者:
6 団体 13 名(うち事業団 4 名)
主な訪問先:
オウル・イノベーション社、オウル市、Metsolan Kartano(高齢者施設)
(以上オウル市)
タンペレ応用科学大学(以上タンペレ市)
トゥルク応用科学大学、トゥルク大学病院(以上トゥルク市)
フィンプロ、フィンランド社会保健省、アールト大学、Toimiva Koti(福
祉機器展示施設)、Respecta 社、Korpinen 社(以上ヘルシンキ市)
ラウレア応用科学大学(以上ケラバ市)
19
企業支援: ジェネシスエンタープライズ株式会社/Luttu 社、Laakarikeskus 社
空調企業株式会社/JollyGood Consulting 社、TAKOMO 社、Halton 社、
Genano 社
イ)研究開発館運営状況
○プロジェクトルーム入居企業等(平成23年3月31日現在)
<日本企業>
<フィンランド企業>
空調企業株式会社
ラウレア応用科学大学
株式会社コンピュータシステム研究所
タンペレ応用科学大学
NPO日本ノルディックフィットネス協会
○視察等来館者 331名 (うち海外から76名)
○コンソーシアム・ミーティングの開催
仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクトに関係する仙台側及びフィンランド側
の主な団体が集まり、本プロジェクト推進のための連絡協議会を平成 22 年 5 月 31 日に開
催した。
○ステアリング・グループ・ミーティングの開催
仙台フィンランド健康福祉センタープロジェクトに関係する仙台側及びフィンラン
ド側団体の実務者によるステアリング・グループ・ミーティング(専門委員会)を平成 22
年 10 月 29 日にヘルシンキで、平成 23 年 2 月 1 日に仙台でそれぞれ開催した。
ウ)研究会開催、学会発表、展示会出展
地元企業や市民の当プロジェクトへの理解促進と国内外へ当プロジェクトの周知、開発製品・
サービスの広報・販路開拓を図るため、プロジェクトや施設概要、フィンランド型の福祉、開
発製品・サービスなどに関する講演や展示を行った。
○Wellbeing 研究会
フィンランドをはじめとする北欧の福祉制度、暮らし、文化及び日本における福祉のあり
方を学ぶとともに、プロジェクト参画企業・団体開拓を目的に開催。
<実施状況>
回
1
テーマ
「尿失禁はめずらしくな
講師
月日
場所
聖和学園短期大学保育福
6/25
研究開発館
20
受講
者数
19 名
い!」~適切なアイテム選 祉学科 講師
カンファレ
択は QOL 維持とコストダウ
東海林 初枝 氏
ンスルーム
ン~
株式会社クララケア・サポ
ート代表取締役
館
2
3
亜美 氏
「超高齢社会のビジネス
日本医科大学 教授 長
7/23
チャンスを探る-日本の超
谷川敏彦 氏
カンファレ
高齢社会のグランドデザ
健康の駅推進機構 事務
ンスルーム
インを見据えながら-」
局長 浜田靖彦 氏
市民向けセミナー「フィン
元フィンランド社会保健
ランドに学ぶ」
大臣
ディアテー
バップ・タイパレ氏
ク 7 階スタ
元フィンランド議会議員
ジオシアタ
イルッカ・タイパレ氏
ー
11/9
研究開発館
せんだいメ
25 名
157 名
○学会発表
回
学会名
講演者(講演内容)
1
第 25 回リハ工学カンファ
レンス
名古屋主事
月日
場所
8/26
仙台市情報・産業
(Research on aqua
プラザ(AER 5F・
-exercise with a swim
6F)
current generator
for rehabilitation)
2
J-BILAT 第 5 回セミナー
小笠原副本部長
11/11
(S-FWBC 紹介)
3
ジェロンテクノロジー
名古屋主事
研究フォーラム 2010
(流水発生機を使用した水
中リハビリ運動に関する
東北大学片平さ
くらホール
12/10
産総研臨海副都
心センター(東京
都江東区)
調査)
○展示会への出展
国際モダンホスピタルショー(平成 22 年 7 月 14 日~16 日)
場所:東京ビッグサイト
共同出展企業:
アトリエ AKIKO、(株)邦友、空調企業(株)
、東北文化学園大学/
(有)青葉テクノソリューションズ
エ)オウル産業振興協定推進
「フィンランド オウル市との産業振興に関する協定」に基づき、オウル市訪問等を通じ
た企業情報の交換や、オウル市・オウルイノベーション社来仙の機会に、企業マッチング等
21
を実施した。
○ オウル訪問団
平成 22 年 12 月 9 日(木)
仙台市産業振興事業団、仙台フィンランド健康福祉センタ
ー訪問
同 12 月 10 日(金)
東北大学環境科学研究科、仙台市経済局訪問
○ 企業マッチング開催
開催日:
平成 22 年 12 月 10 日(金)
場所:
研究開発館他
参加企業: Mediracer 社、Nanordic 社、JollyGoodConsulting 社、オウル・イノベーシ
ョン社および日本側 6 社
○企業情報等の交換
オウル市のビジネス広報誌 INNOVATOR(2010 年 1、2 号)を翻訳し、センターホームペー
ジを通じて配布。(累計 42 社・団体・個人に配布)
(4)施設管理運営事業
(199,628,768円)
市民や中小企業、起業家にとって有用な施設として利用していただくことを目的として、仙台
市情報・産業プラザ(
「ネ!ットU」
)の管理運営事業を実施するため、下記事業を行った。
開館して 10 年以上経過していることによる経年务化等を解消するために、施設の設備等の計
画的な修繕・更新を行い、利用者の安全を保持した。さらに、より効率的な収支運営を図るため
に、施設貸出に係る工数の見直しを行い、改善を検討した。さらに青葉区役所戸籍住民課仙台駅
前サービスセンターの併設に伴う運営上の課題の整理・解決による、施設利用の安全を確保した。
ア)支出の主な内訳(3 月末現在)
内
容
支出金額
負担金(共益費)
65,517,843 円
施設貸出・設備操作等業務委託費
56,379,960 円
光熱水費
38,365,858 円
清掃業務委託費
15,146,460 円
警備業務委託費
8,854,020 円
修繕費
5,898,375 円
イ)施設の利用状況(3 月末現在)
会場名
利用日数
稼働率(%)
多目的ホール
282
89.5
楽屋(1)
192
61.0
22
楽屋(2)
175
55.6
厨房
76
24.1
展示スペース(1)
87
27.6
展示スペース(2)
71
22.5
セミナールーム(1)A
313
99.4
セミナールーム(1)B
313
99.4
セミナールーム(2)A
307
97.5
セミナールーム(2)B
300
95.2
特別会議室
310
98.4
主催者・来賓控室
310
98.4
講師控室(1)
312
99.0
講師控室(2)
303
96.2
情報化研修室
298
94.6
※稼働率=利用日数÷利用可能日数(315 日)
ウ)起業育成室の運営
新規事業に挑戦する中小企業や起業家を支援する目的で、設置されているインキュベーション
施設(起業育成室)の管理・運営を行った。
・ 設置場所 AER(アエル)8 階
・ 施設概要 全 10 室
各室 46.08~81.12 ㎡(13.93~24.53 坪)
使用料(共益費込) 131,805 円~232,065 円
・ 平成 22 年度使用状況 全 10 社、平成 23 年 3 月末現在 10 室
<使用企業一覧>
企
業 名
業 務 概 要
アンデックス㈱
コンピュータソフトウェアの設計、企画、調査及びコ
(H20.12.15~使用中)
ンサルティング他
㈱ニューソル
ソフトウェア受託開発(コンサルティング)
(H18.11.1~使用中)
㈱SoleBrain
SEO(検索エンジン上位表示)サービス他
(H21.1.20~使用中)
㈱イズム
ソーラー式視線誘導標(サーモ・アイ)の製造・販売
(H18.11.20~使用中)
㈱グッドツリー
ソフトウェア開発、人材供給、コンサルタント
(H20.7.26~使用中)
23
匠ソリューションズ㈱
LSI の論理設計データの第三者検証サービス
(H19.7.1~使用中)
㈱diBec
学都仙台発!合言葉は「東大よりハーバードへ行こ
(H20.4.1~使用中)
う!」次世代リーダーを目的とした「海外超難関大学
受験対策オンラインコース」の開発及び全国販売
㈱ピンポンプロダクションズ
デジタルコンテンツ全般の企画・制作・運営
(H22.2.1~使用中)
㈱菊池製作所
高精度且つ薄肉成形を実現するホットチャンバー方式
(H22.9.1~使用中)
によるアルミ鋳造品並びに製造装置の販売
スマートソーラーインターナシ 集光型太陽光電池システムの開発
ョナル(株)
(H23.1.1~使用中)
24
2.その他、この法人の目的を達するために必要な事業
(1)出資事業
(1,628,003円)
地域における大学発ベンチャー企業の創出及び育成等を図る目的として、ベンチャーファンドへ
の出資を行っている。
①
あおばサクセス壱号投資事業有限責任組合出資事業
(407,001円)
ベンチャー企業を資金面で支援する目的の有限投資組合が平成 15 年 3 月に設立され、当事業団
としても支援対象企業の支援の幅を広めるため、当該組合に対し出資を行っている。
(平成 15 年度出資金:10,000 千円)
(投資先企業:21 社(平成 23 年 3 月末))
②
東北インキュベーション投資事業有限責任組合出資事業
(407,001円)
大学発ベンチャー企業等の創出・支援を図ることを目的として、平成 16 年 3 月に設立された東
北インキュベーション投資事業有限責任組合に対し、出資を行っている。
(平成 15 年度出資金:200,000 千円)
(投資先企業:22 社(平成 23 年 3 月末))
③
東北グロース投資事業有限責任組合出資事業
(407,001円)
大学発ベンチャー企業や第二創業を目指す中小企業等の創出・支援を目的として、平成 18 年 8
月に設立された東北グロース投資事業有限責任組合に対し、出資を行っている。
(平成 19 年度出資金:100,000 千円)
(投資先企業:20 社(平成 23 年 3 月末))
④
TICC大学連携投資事業有限責任組合出資事業
(407,000円)
東北大学を中心とする大学・研究機関等の研究成果を活用する企業等の創出・支援を目的として、
平成 19 年 6 月に設立されたTICC大学連携投資事業有限責任組合に対し出資を行っている。
(平成 19 年度出資金:100,000 千円)
(投資先企業:15 社(平成 23 年 3 月末))
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