第3章 自動車検査独立行政法人関係 プレスリリース 平成26年3月6日 −審査事務規程の第61次改正− 低速走行時側方照射灯の規定の新設及び制動装置、電気装置、乗降口、騒音防止装置、近接排気騒 音の測定方法、自動車の用途等の区分の審査方法、改造自動車審査要領、並行輸入自動車審査要領 等の改正 自動車検査独立行政法人(略称:自動車検査法人)は、国土交通省における道路運送車両の保安基準(昭 和 26 年運輸省令第 67 号。以下、 「保安基準」という。)、装置型式指定規則(平成 10 年運輸省令第 66 号)、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成 14 年国土交通省告示第 619 号。以下、 「細目 告示」という。 )及び道路運送車両の保安基準第2章及び第3章の規定の適用関係の整理のため必要な 事項を定める告示(平成 15 年国土交通省告示第 1318 号。以下、 「適用関係告示」という。 )の一部改 正に伴い、審査事務規程の一部改正を行い、平成 26 年3月6日から施行するとともに、審査基準の明 確化のため、関係する審査事務規程の一部改正を行い、平成 26 年4月1日(下記7.①について は平成 26 年 10 月 1 日)から施行します。 また、改造自動車については、近年の自動車の技術の進歩などに伴いその内容が多様化してお り、その取り扱いの詳細について、細分化が必要となっています。このため、今般、改造自動車 審査要領の一部改正を行い平成 27 年4月1日から施行します。 主な改正の概要は、次のとおりです。 1.衝突被害軽減制動制御装置の改正(審査事務規程4−15、5−15) 「衝突被害軽減ブレーキに係る協定規則(第131号)」の採用に伴い、専ら乗用の用に供する乗 車定員10人以上の自動車であって車両総重量が5tを超えるもの及び貨物の運送の用に供する 自動車であって車両総重量が8tを超えるものについて、衝突被害軽減制動制御装置を備える場 合の規定を改正します。 2.高圧ガスを燃料とする自動車の燃料装置等に関する改正(審査事務規程4-24、5-24) 「水素及び燃料電池自動車に関する世界統一技術規則(第13号)」の採用に伴い、圧縮水素ガスを 燃料とする専ら乗用の用に供する車両総重量4.54t未満の自動車の燃料装置に係る規定及び「圧 縮天然ガス(CNG)を燃料とする自動車に係る協定規則(第110号)」の採用に伴い、ガス容器取り付 けの安全性の規定を改正します。 3.電気装置の要件の改正(審査事務規程4−25、5−25) 「バッテリ式電気自動車に係る協定規則(第 100 号)」の改正に伴い、原動機用蓄電池となる充電式 エネルギー貯蔵システムについて規定を改正します。 4. 乗降口の要件の改正(審査事務規程4−42、5−42) 「ドアラッチ・ヒンジに係る協定規則(第11号)」の改正に伴い、自動車の乗降口に備える扉 に加えて、バックドア等通常は乗員が乗降口として使用しない扉であっても、当該自動車が衝 突等による衝撃を受けた場合において乗員が車外放出されるおそれがないよう規定を改正しま す。 - 51- 5.騒音防止装置の要件、並行輸入自動車審査要領及び近接排気騒音の測定方法の改正 (審査事務規程4−48、5−48、別添2、別添5−2) 「騒音防止装置協定規則(第41号)」の採用に伴い、二輪自動車の騒音防止装置に係る規定を 改正します。 また、加速走行騒音規制における取扱いを明確化します。 6.低速走行時側方照射灯の新設(審査事務規程4−62の2、5−62の2) 「後退灯に係る協定規則(第23号)」の改正に伴い、低速走行時側方照射灯に関する基準が新 設されたことに伴い、規定を新設します。 7.明確化に伴う審査事務規程本則の改正 ① 自動車の用途等を貨物自動車に変更する際の取り扱いについて、明確化を図ることとします。 ② 軽合金製ディスクホイールの堅ろう性について、現在の取り扱いの他に適合するものとして認 められるものを追加します。 ③ 車輪に取り付ける装飾品や車輪を固定する装置でプロペラ状のものについて、その取り扱いの 明確化を図ることとします。 8.明確化に伴う改造自動車審査要領の改正 ① 改造自動車審査要領により取り扱う改造自動車の範囲において、装置毎の詳細な改造例につい て、明確化を図ることとします。 ② 改造自動車審査要領により取り扱う改造自動車の範囲において、装置毎の新設又は追加につい て明確化を図ることとします。 ③ 改造自動車審査要領により取り扱う改造自動車の申請の届け出先について、現在検査部を届け 先としている一部の改造に関しては、届け出先を事務所でも良いこととします。 9.その他 その他の協定規則等の改正に伴う規定の改正及び表現の適正化を行います。 審 査 事 務 規 程 の全文は当法人ホームページ( h t t p : / / w w w . n a v i . g o . j p / ) 「 審 査 事 務 規 程」に掲載しています。 お問い合わせ先 〒16 0-0 003 東京都新宿区本塩町8−2住友生命四谷ビル 自動車検査法人本部 業務部業務課 電話 03−5363−3441 (代表) FAX 03−5363−3347 - 52- 平成26年7月10日 -審査事務規程の第62次改正- 自動車検査独立行政法人(略称:自動車検査法人)は、道路運送車両の保安基準の細目 を定める告示(平成 14 年国土交通省告示第 619 号)及び道路運送車両の保安基準第二章及 び第三章の規定の適用関係の整理のため必要な事項を定める告示(平成 15 年国土交通省告 示第 1318 号)の一部改正に伴う審査事務規程の一部改正を行い、平成 26 年 7 月 10 日から 施行します。 主な改正の概要は、次のとおりです(詳細については別添「新旧対照表」を参照) 。 1.リヤオーバーハングに係る基準の明確化(4-26、5-26) 専ら車両を運搬する構造の自動車について、その最後部の車軸中心から車体の後面 までの水平距離(リヤオーバーハング)が最遠軸距(ホイールベース)の 3 分の 2 以 下であることを規定します。 2.小型コミュニティバスの車両構造要件等(4-42、4-99、5-42、5-99) ① 乗降口の踏段について 乗車定員 11 人以上 23 人以下の旅客自動車運送事業用自動車であって車両総重 量 5 トン以下のものに備える乗降口の踏段(幼児専用車に備えるものを除く。)の 有効高さ等の改正を行います。 ② ワンマンバスの構造要件について ワンマンバスの構造要件が適用される自動車の範囲を見直し、乗車定員 11 人以 上 23 人以下の旅客自動車運送事業用自動車であって車両総重量 5 トンを超えるも の及び乗車定員 24 人以上の旅客自動車運送事業用自動車とします。 また、ワンマンバスの構造要件について、明確化を図るための改正を行います。 3.車幅灯の照明部の下縁の高さについて改正します。(4-63、5-63) 4.ビルトインチャイルドシートを備える自動車の乗車定員(4-103、5-103) 協定規則第 44 号の技術的な要件に定める基準に適合する年少者用補助乗車装置で あって専用として車両に予め取り付けられているもの(ビルトイン装置)を備える自 動車について、乗車定員の算出方法を規定します。 5.並行輸入自動車審査要領(別添 2) 技術基準等適合証明書の様式を例示するほか、所要の改正を行います。 6.その他、呼称変更など所要の改正を行います。 審査事務規程の全文は当法人ホームページ(http://www.navi.go.jp/) 「審査事務規程」に掲載しています。 お問い合わせ先 〒160-00 03 東京都新宿区本塩町8-2住友生命四谷ビル 自動車検査法人本部 業務部業務課 電話 03-5363-3441 (代表) FAX 03-5363-3347 - 53- 大型後部反射器 車両総重量7トン以上の貨物自動車に備 えなければならない。 - 54- 1.平成23年8月31日以前に製作された 自動車 2.平成23年9月1日以降に製作された 自動車(トレーラ以外) 3.平成23年9月1日以降に製作された トレーラ 平成23年9月以降の大型後部反射器 (トレーラ以外) •取り付け個数は1個、2個または4個。 •下の二つの台形の枠内すべての範囲において大型後部反射器を見通すことができるように取り付けら れていること。 •縞模様が左右対称の位置、かつ、山形縞模様となるよう取り付けられていること。 次ページに続く - 55- 平成23年8月31日以前に製作された自動車(トレーラ以外)についても、 すべての基準を満たせば縞模様の大型後部反射器を取り付けることができます。 30° 30° 30° 30° 平成23年9月以降の大型後部反射器 (トレーラ以外) •下の台形の枠内すべての範囲において大型後部反射器を見通すことができるように取り付けられてい ること。 •下端が水平となるように取り付けられていること。 •黄色部分は反射部、赤色部分は反射部または蛍光部であること。 15° - 5615° (上縁高さが地上75cm未満の場合は下方5°) 上縁高さが地上150cm以下 下縁高さが地上25cm以上 縞模様の大型後部反射器 不適合の例 - 57- 縞模様が左右対称の位 置に取り付けられている が、山形縞模様になって いないため不適合 など 縞模様が左右対称の位 置に取り付けられていな いため不適合 平成23年9月以降の大型後部反射器 (トレーラに限る) •取り付け個数は1個、2個または4個。 •下の二つの台形の枠内すべての範囲において大型後部反射器を見通すことができるように取り付けら れていること。 •左右対称の位置に取り付けられていること。 次ページに続く - 58- 平成23年8月31日以前に製作された自動車(トレーラに限る)についても、 すべての基準を満たせばこの大型後部反射器を取り付けることができます。 30° 30° 30° 30° 平成23年9月以降の大型後部反射器 (トレーラに限る) 15° - 59- 15° (上縁高さが地上75cm未満の場合は下方5°) 上縁高さが地上150cm以下 下縁高さが地上25cm以上 •上の台形の枠内すべての範囲において大型後部反射器を見通すことができるように取り付けられてい ること。 •下端が水平となるように取り付けられていること。 •黄色部分は反射部、赤色部分は反射部または蛍光部であること。 平成23年8月31日以前に製作された自動車用の大型後部反射器は、形は似ていま すが基準が異なるため平成23年9月1日以降製作のトレーラには取り付けることはで きません。 4−74 大型後部反射器 4−74−1 装備要件 貨物の運送の用に供する普通自動車であつて車両総重量が7t以上のものの後面 には、4−73 の基準に適合する後部反射器を備えるほか、大型後部反射器を備えなけ ればならない。 4−74−2 性能要件(視認等による審査) (1) 大型後部反射器は、自動車の後方にある他の交通に当該自動車の存在を示すこ とができるものとして、反射光の色、明るさ、反射部の形状等に関し、視認等 その他適切な方法により審査したときに、次の基準に適合するものでなければ ならない。 ① 大型後部反射器は、反射部又は反射部及び蛍光部からなる一片の長さが 130mm 以上、幅が 130 ㎜以上 150 ㎜以下(被牽引自動車に備えるものにあっ ては、195 ㎜以上 230 ㎜以下)の長方形であり、かつ、長さの合計が 1,130 ㎜以上 2,300 ㎜以下であること。 ② 被牽引自動車に備える大型後部反射器は、黄色の反射部が赤色の反射部又は 蛍光部によって囲まれており、かつ、黄色の反射部を囲む赤色の反射部又は 蛍光部の幅が 40±1 ㎜であること。 ③ 被牽引自動車以外の自動車に備える大型後部反射器は、黄色の反射部及び赤 色の反射部又は蛍光部からなる水平面と 45±5°の角度をなす縞模様であり、 かつ、黄色の反射部及び赤色の反射部又は蛍光部の幅が 100±2.5 ㎜であるこ と。 ④ 大型後部反射器は、夜間にその後方 150mの距離から走行用前照灯で照射し た場合にその反射光を照射位置から確認できるものであること。 ⑤ 大型後部反射器は、昼間においてその後方 150mの位置からその赤色部を確 認できるものであること。 ⑥ 大型後部反射器は、反射器が損傷し、又は反射面が著しく汚損しているもの でないこと。 (2) 次に掲げる大型後部反射器であって、その性能を損なう損傷のないものは、(1) の基準に適合するものとする。 ① 指定自動車等に備えられているものと同一の構造を有し、かつ、同一の位置 に備えられた大型後部反射器 ② 法第 75 条の2第1項の規定に基づき装置の指定を受けた大型後部反射器 ③ ②に準ずる性能を有する大型後部反射器 4−74−3 取付要件(視認等による審査) (1) 大型後部反射器は、その性能を損なわないように、かつ、取付位置、取付方法 等に関し、視認等その他適切な方法により審査したときに、次の基準に適合す るように取り付けられなければならない。 この場合において、大型後部反射器の反射部、個数及び取付位置の測定方法は、 別添9「灯火等の照明部、個数、取付位置等の測定方法」によるものとする。 ① 大型後部反射器の数は、1個、2個又は4個であること。 - 60- ② 大型後部反射器は、その下縁の高さが地上 0.25m以上(セミトレーラであっ て、自動車の構造上、大型後部反射器を地上 0.25m以上の位置に取り付ける ことができない場合には、地上 0.25mより下のできるだけ高い位置)であり、 かつ、大型後部反射器の上縁の高さが地上 1.5m以下(自動車の構造上、大 型後部反射器を地上 1.5m以下に取り付けることができない場合には、地上 2.1mより下であり、かつ、地上 1.5mを超えるできるだけ低い位置)となる ように取り付けられていること。 ③ 大型特殊自動車(ポール・トレーラを除く。 ) 、小型特殊自動車及びセミトレ ーラを牽引する牽引自動車以外の自動車に備える大型後部反射器の反射部及 び蛍光部は、当該大型後部反射器の中心を含む自動車の進行方向に直交する 水平面より上方 15°の平面及び下方 15°の平面(当該大型後部反射器の上縁 の高さが地上 0.75m未満の位置に取り付けられている場合には、下方 5°の 平面)並びに当該大型後部反射器の中心を含む自動車の進行方向に平行な鉛 直面より左方 30°及び右方 30°の平面により囲まれる範囲において、すべて の位置から見通すことができるように取り付けられていること。ただし、自 動車の構造上、すべての位置から見通すことができるように取り付けること ができない場合には、可能な限り見通すことができる位置に取り付けられて いること。 ④ 大型後部反射器(後面が左右対称でない自動車に備えるものを除く。 )は、車 両中心線上の鉛直面に対して対称の位置に取り付けられていること。この場 合において、縞模様のものにあっては、当該縞模様が車両中心線上の鉛直面 に対して対称の位置、かつ、山形縞模様となるように取り付けられているこ と。 ⑤ 大型後部反射器は、自動車の後面に当該大型後部反射器の反射面を後方に向 けて、かつ、当該大型後部反射器の下端が水平になるように取り付けられて いること。 ⑥ 大型後部反射器は、その取付部及びレンズ取付部にゆるみ等4−74−2(1) に掲げる性能を損なわないように取り付けられなければならない。 (2) 指定自動車等に備えられた大型後部反射器と同一の構造を有し、かつ、同一の 位置に備えられた大型後部反射器であってその性能を損なう損傷のないもの は、(1)の基準に適合するものとする。 4−74−4 適用関係の整理 (1) 平成 23 年8月 31 日以前に製作された自動車については、4−74−5(従前規 定の適用①)の規定を適用する。 4−74−5 従前規定の適用① 平成 23 年8月 31 日以前に製作された自動車については、次の基準に適合するもの であればよい。 4−74−5−1 装備要件 貨物の運送の用に供する普通自動車であって車両総重量が7t以上のものの後面 には、4−74−5−2の基準に適合する大型後部反射器を備えなければならない。 - 61- 4−74−5−2 性能要件 (1) 大型後部反射器は、次の基準に適合するものでなければならない。 ① 大型後部反射器は、反射部及び蛍光部から成る一辺が 130mm 以上の長方形で あること。 ② 大型後部反射器の反射部の面積(2以上の大型後部反射器を備える場合は、 その和)は、800 ㎠以上であること。 ③ 大型後部反射器の蛍光部の面積(2以上の大型後部反射器を備える場合は、 その和)は、400 ㎠以上であること ④ 大型後部反射器は、夜間においてその後方 150mの位置から走行用前照灯で 照射した場合にその反射光を当該照射位置から確認できるものであること。 ⑤ 大型後部反射器は昼間においてその後方 150mの位置からその蛍光を確認で きるものであること。 ⑥ 大型後部反射器による反射光の色は、黄色であること。 ⑦ 大型後部反射器による蛍光の色は、赤色であること。 ⑧ 大型後部反射器は、反射器が損傷し、又は反射面が著しく汚損しているもの でないこと。 (2) 次に掲げる大型後部反射器であって、その機能を損なう損傷等のないものは、 (1)の基準に適合するものとする。 ① 指定自動車等に備えられているものと同一の構造を有し、かつ、同一の位置 に備えられた大型後部反射器 ② 法第 75 条の2第1項の規定に基づき装置の指定を受けた大型後部反射器又 はこれに準ずる性能を有する大型後部反射器 4−74−5−3 取付要件 (1) 大型後部反射器は、4−74−5−2に掲げる性能を損なわないように、かつ、 次の基準に適合するように取り付けられなければならない。この場合において、 大型後部反射器の反射部、個数及び取付位置の測定方法は、別添9「灯火等の 照明部、個数、取付位置等の測定方法」によるものとする。 ① 大型後部反射器の数は、4個以下であること。 ② 大型後部反射器は、その上縁の高さが地上 1.5m 以下となるように取り付け られていること。 ③ 大型後部反射器は、車両中心面に対して対称の位置に取り付けられているこ と。ただし、後面が左右対称でない自動車の大型後部反射器を除く。 ④ 大型後部反射器は、自動車の前方に表示しないように取り付けられているこ と。 ⑤ 大型後部反射器は、その取付部及びレンズ取付部に緩み、がたがない等4− 74−5−2(1)に掲げる性能を損なわないように取り付けられていること。 (2) 指定自動車等に備えられた大型後部反射器と同一の構造を有し、かつ、同一の 位置に備えられた大型後部反射器であってその機能を損なう損傷等のないもの は、(1)の基準に適合するものとする。 - 62- プレスリリース 平成26年7月8日 平成25年度の不当要求行為は87件発生 ーピーク時(平成19年度)の1/8まで減少ー ただし暴力行為、脅迫・威圧行為の割合は増加 自動車検査独立行政法人は、平成25年度中に全国の自動車検査場から報告があった、 自動車検査での検査職員に対する暴力行為、脅迫行為、強要行為等の不当要求行為につい てまとめたのでお知らせします。 1.全国93カ所の自動車検査場から報告があった不当要求行為の総件数は、87件(前 年度比84件減(49%減))、平成19年度のピーク時を100とすると25年度は 13と大幅に減少しました。これは、不当要求に対する当法人の組織的で毅然とした対 応の徹底の抑止効果によるものと考えています。 2.不当要求行為の受検者別の内訳を見ると、受検代行業者が約58%、ユーザー本人が 約33%、整備工場が約9%となっており、受検代行業者が半数以上を占めています。 また、受検代行業者及びユーザー本人の割合は法人発足以来、最も高い割合になってい ます。一方、整備工場の割合は対前年度比3.1%減少し、最も低い割合になりまし た。 3.不当要求行為の内訳を見ると、全般的に件数は大幅な減少傾向にあるものの、警察が 出動した事案は19件あり、その内訳は受検代行業者14件、ユーザー本人が4件、整 備工場が1件で、受検代行業者の不当要求によるものが7割を超えています。また、暴 力行為は依然として後を絶たず、平成25年度は6件発生しており、具体的には、検査 における不合格の指摘や改善方法の説明に対し、受検者が逆上し検査職員の胸ぐらをつ かむ、体当たりするなどの暴力を働いたものであり、その内1件は、職員の頭を叩き胸 ぐらをつかみ振り回した1名について暴行罪で刑事罰が確定しています。 4.自動車検査法人では、不当要求件数は減少しているとは言え、暴力行為、脅迫・威圧 行為や業務妨害などの悪質な行為を合わせた件数は、全体に占める割合が5割弱となっ ており、これらの悪質な行為に組織全体で毅然と対応して参ります。 今後とも、引き続き、国土交通省や警察当局との連携を密にし、防犯カメラによる録 画、ICレコーダによる録音等の方策や、不当要求防止責任者を選任し、緊急事態を想 定した対応訓練を実施することにより、組織全体で再発防止に取り組み、的確で厳正か つ公正な審査業務を実施して参ります。 お問い合わせ先 〒160-0003 東京都新宿区本塩町8-2住友生命四谷ビル 自動車検査法人本部 電話 企画部調査課 03-5363-3441 03-5363-3445 高瀬、大久保 (代表) (直通) http://www.navi.go.jp 検査で守ろう、人、車、自然 - 63- 自動車検査における不当要求行為の概要 平成14年度~25度(14年度は14年7月~15年3月) 不当要求行為の推移 (98.2%) 655 [件] 500 発生件数 347 323 (48.4%) 0 ( )書きは19年度を100%とした場合の割合を示す 667 (100%) 609 640 577 (96.0%) 491 292 (52.0%) 65 63 62 14 15 16 警察出動件数 58 48 17 18 42 19 43 24 28 20 21 22 227 (34.0%) 171 87 (13.0%) 21 18 19 23 24 25 [年度] 不当要求行為の受検者別推移 70% 60% 50% 49.3% 47.6% 44.5% 44.2% 43.0% 45.0% 40% 24.5% 30% 26.4% 23.4% 27.2% 20% 23.2% 25.2% 20.9% 3.4% 4.8% 6.9% 23.7% 10% 0% 15 16 17 4.9% 18 50.1% 46.2% 44.5% 25.9% 24.1% 21.6% 6.7% 1.6% 21.0% 17.8% 2.9% 3.8% 20 21 ユーザー本人 22 21.6% 33.3% 33.3% 30.4% 12.3% 9.2% 3.5% 2.9% 0.0% 23 24 25 認証工場 その他 [年度] その他 不当要求行為の受検者の割合 外側の円グラフは 平成14年から25年度までの累積を示し 内側の円グラフは平成25年度を示す 代行業者 57.5% 32.2% 26.1% 31.8% 19 51.5% 4.3% 整備工場 23.0% 9.2% 33.3% ユーザー本人 26.0% - 64- 不当要求 行為者の 割合(%) 57.5% 受検代行業者 46.7% [件] 270 250 224 200 150 不当要求行為内訳の推移 147 123 123136 169 193 199 201 186 165 170 128 99 110 111 171 146 強要(説明) 強要(合格) 脅迫・威圧行為 強要(時間外検査) 業務妨害(車両放置) 暴力行為 注:「その他」は省略 118 93 85 104 81 68 73 64 54 47 45 50 43 4536 43 36 36 3026 30 28 26 29 19 22 16 1320 158 0 2 22 4 5 1 16 4 10 166 0 10 9 225 7 8 7 4 6 0 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 外側の円グラフは平成14年から25年度までの累計(発生件数5086件)を示し 不当要求行為の内訳 内側の円グラフは平成25年度(発生件数87件)を示す 業務妨害 暴力行為 (車両放置) 0.9% その他 脅迫・威圧 9.6% 3.9% 強要 行為 (時間外検査) 19.2% 6.9% 6.9% 100 [年度] 6.8% 6.9% 6.9% 強要 (説明) 23.0% 不当要求行為 の内訳(%) 強要(合格) 27.9% 14.9% その他 強要(時間外検査) 6.5% 7.7% 21% 12.0% 10.5% 強要(合格) 15.9% 警察出動事 案の内訳 (%) 10.5 % 5% 業務妨害 (車両放置) 3.7% 31.7% 整備工場 外側の円グラフは平成14年から25年度 受検者 1件 までの累計(発生件数491件)を示し 内側の円グラフは平成25年度(発生件数 19件)を示す ユーザー本人 4件 受検代行業者 暴力行為 14件 29.3% 警察出動事案の内訳 強要(説明) 34.5% 32% 刑事事件の総数 21% 脅迫・威圧 行為 24.9% - 65- 平成14から25年度までの 累計を示し、( )内は内数で 平成25年度分を示す。 刑事事件 逮捕者 懲役 禁固 刑事罰 罰金 計 54件 29人 6人 1人 23人 30人 (1) (1) (1) (1) プレスリリース 平成26年7月8日 不正改造車を排除する取り組みの実施結果(平成 2 5 年度) [ カスタムカーショーで11 カスタムカーショーで111 111台の出展 台の出展車に文書による注意喚起 出展車に文書による注意喚起 ] [ 自動車用品店で7 自動車用品店で76件の自動車部品・カー用品に注意喚起 ] 自動車検査独立行政法人(略称:自動車検査法人)は、不正改造車の排除を目的として、 平成18年から自動車用品店で自動車部品・カー用品の実態調査 平成18年から自動車用品店で自動車部品・カー用品の実態調査並びに 自動車用品店で自動車部品・カー用品の実態調査並びにカスタムカーショ 並びにカスタムカーショ ーにおける不正改造防止の啓発活動 ーにおける不正改造防止の啓発活動に の啓発活動に取り組んできました。 平成25 平成25年度におけるこれら取り組みの結果をお知らせします。 年度におけるこれら取り組みの結果をお知らせします。 ◇カスタムカーショーにおける不正改造防止の啓発活動◇ 本年1月から3月にかけて、 年1月から3月にかけて、全国主要都市で開 催された4ヵ所 催された4ヵ所のカスタムカーショー(東京オー 4ヵ所のカスタムカーショー(東京オー トサロン、大 トサロン、大阪オートメッセ、名古屋オートト 阪オートメッセ、名古屋オートトレ ンド、福岡 ンド、福岡カスタムカーショー 、福岡カスタムカーショー)において、自動 カスタムカーショー)において、自動 車検査官延べ4 車検査官延べ 4 4 名を派遣し、 名を派遣 し、展示された車両 し、 展示された車両 2,163 2,163台 63台(グラフ1参照)を確認しました。 (グラフ1参照)を確認しました。 その結果、保安基準に適合していない又は適合し なくなるおそれがあるにもかかわらず なくなるおそれがあるにもかかわらず公道走行で かかわらず公道走行で きない旨を明示していなかった展示 きない旨を明示していなかった展示車両 展示車両11 車両111 111台 の出展者 の出展者に対し、 に対し、文書により注意を喚起 文書により注意を喚起しました。 喚起しました。 (ほか口頭指導 ほか口頭指導48 口頭指導48件) 48件) 装置毎の基準不適合箇所数は 装置毎の基準不適合箇所数は昨年の2 昨年の211件か 11件か ら224件と 24件と約 件と約6%増となり、内訳はグラフ となり、内訳はグラフ2 内訳はグラフ2の とおり、窓ガラスステッカー とおり、窓ガラスステッカー等貼付 ステッカー等貼付と 等貼付とタイヤ・ホ イールの突出等で全体の イールの突出等で全体の7 等で全体の78.6%を占めました。 6%を占めました。 9年目を迎えたこの啓発活動では、 年目を迎えたこの啓発活動では、当法人職員 この啓発活動では、当法人職員 による車両確認を による車両確認を一部一般公開前 一部一般公開前に行えたことや 一般公開前に行えたことや 名古屋オートトレンドの主催者パンフレットに 名古屋オートトレンドの主催者パンフレットに、 パンフレットに、 当法人の不正改造防止のロゴを掲載 当法人の不正改造防止のロゴを掲載していただく 掲載していただく 等全面的に 全面的に協力をいただ 的に協力をいただきました。 協力をいただきました。また、 きました。また、主催者 また、主催者 から出展者 から出展者に対する事前周知が行われることで公 に対する事前周知が行われることで公 道を走行できない車両に「公道走行不可」等の表 示がされ 示がされてい されているなど出展者の不正改造に対する理 ているなど出展者の不正改造に対する理 解が回を追うごとに深まってきています。 グラフ1 900 800 700 600 500 400 300 200 100 0 大阪 東京 - 66- 出展車両数 平成22年 平成 年 平成23年 平成 年 平成24年 平成 年 平成25年 平成 年 平成26年 平成 年 福岡 ◇自動車用品店での自動車部品・カー用品の実態調査◇ 平成25 平成25年度に、自動車用品小売業協会(APA 年度に、自動車用品小売業協会(APA RA)の協力を得て、全国 RA)の協力を得て、全国各地の 全国各地のカー用品ショップ 各地のカー用品ショップ の24店舗に 店舗に自動車検査官を派遣し、陳列されてい る自動車部品及び る自動車部品及びカー用品の基準適合性について、 及びカー用品の基準適合性について、 特に「車検対応品」等の表示がされている自動車部 品及びカー用品を重 及びカー用品を重点 カー用品を重点に調査を実施 に調査を実施しました。 調査をした 調査をした結果、 をした結果、取付位 取付位置や取付方 置や取付方法によっては 基準に適合しなくなるおそれのある自動車部品・カ ー用品が全体で76 ー用品が全体で76件 76件(内訳はグラフ (内訳はグラフ3 グラフ3及び表1参 照)見受 照)見受けられたため、当 見受けられたため、当該 けられたため、当該店舗に対して 店舗に対して購入 対して購入者 購入者へ の適切 の適切なアドバイスを行うよう注意喚起を行いました。 注意喚起を行った自動車部品・カー用品の 注意喚起を行った自動車部品・カー用品の76件の内訳では、 件の内訳では、部品・用品の種類 部品・用品の種類が7 種類が7種 が7種 類、製造業者別 業者別が43社 43社、商品名別が67件 67件あり、その あり、その中 、その中で最も多かった部品・用品とし かった部品・用品とし ては、LED は、LEDランプ LEDランプ等 ランプ等の電装飾品類が34件ありました 34件ありました。 件ありました。 グラフ3 グラフ3 基準に適合しなくなるおそれのある部品 等の内訳 表1基準に適合しなくなるおそれの具体的事例 部品・用品種別 ・ライト・LED等 (反射材含む) ・窓ガラス貼付物等 ・内装品等 ・外装品等 ・シフトノブ 自動車検査法人で 自動車検査法人では、今後 は、今後も 今後も関係団体と協 関係団体と協 力し不正改造防止の啓発活動に取組み、自動 車の安全性の確保及び環境 車の安全性の確保及び環境の保全に 環境の保全に努 の保全に努めて参 ります。 基準に適合しなくなるおそれの 内容 300cd を超えの明るい灯火、赤色 灯火又は後面に白色灯火の取付、 前面に赤色反射器又は後面に白 色反射器の取付 前面ガラス、運転者席又は助手席 のガラスに貼付すると視認性が 低下し運転上危険になるおそれ があるステッカー・フイルムの貼 付(窓用フイルム等は透過率の基 準があります) 衝突等による衝撃を受けたとき に、乗車人員の頭部等に過度の衝 撃を与えるおそれがあるものの 取付、難燃材の基準に適合しない おそれがある 車体外装基準に適合しない自動 車部品及び装飾品の取付 運転者の見やすい位置にシフト パターンの表示がない ・マフラー等 加速走行騒音等規制に適合しな いおそれがある ・走行装置等 ホイールスペーサ等を装着した 場合にタイヤがフェンダから突 出するおそれがある お問い合わせ先 〒 1 6 0 - 0 0 0 3 東 京 都 新 宿 区 本 塩 町 8-2 住 友 生 命 四 谷 ビ ル 自動車検査法人 業務部業務課 冨田、佐藤 電話03-5363-3441(代表) - 67- 最近、検査コース等においてブレー キとアクセルの踏み間違いによる追 突事故が多発しています。 ペダル操作は 落ち着いて確実に 特に停車状態から発進する際には気を付 けてください! 受検の際は、『急がず』『あわてず』『確実に』 - 68- 皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。 受検者がピット開口部から転落す る事故が多発しています。 検査コース内では下記事項を注意! ピット開口部には 近づかない! のぞき込まない! - 69- 皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。 降車時のギア位置不適切に よる事故が多発しています。 降車する際は ギア位置をP又はNへ! 必ず確認を! 駐車ブレーキも確実に作動させましょう! - 70- 皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。 審査事務規程【抜粋】 2−3 (1) 審査時における指示等 検査担当者は、審査時において、受検車両(検査を受ける自動車をい う 。 以 下 同 じ 。) が 次 の 各 号 に 掲 げ る 状 態 に な い 場 合 又 は 受 検 者 ( 検 査 を 受 検 す る 者 を い う 。 以 下 同 じ 。) が 次 の 各 号 に 掲 げ る 行 為 を 行 わ な か った場合には、それぞれ該当する指示を受検者に対し行う。また、検査 担当者は、自動車検査場内における審査業務を適正かつ円滑に実施する ために必要な範囲内において、受検車両の操作等に関する指示を受検者 に対し行う。検査担当者がこれらの指示を行った場合において、受検者 が検査担当者の指示に従わず、次の各号に掲げる状態にない場合又は次 の各号に掲げる行為が行われなかった場合には、受検者に対し審査でき ない旨を口頭で通告する。 1 検査中は検査票を保持すること。 2 下回り部分は泥等の付着がなく装置等の確認ができる状態とするこ と。 3 車台番号及び原動機の型式の打刻は、汚れ等の付着がなく打刻文字 等が確認できる状態とすること。 4 排気管はプローブが挿入できる状態とすること。 5 荷台等は物品等が積載された状態でないこと。 6 座席、シートベルト、非常信号用具及び消火器等は確認できる状態 とすること。 7 窓ガラスは取り外された状態でないこと。 8 全ての車輪のホイールキャップ又はセンターキャップ、灯火器等に 装着されているカバー等は取り外した状態とすること。 9 エンジンルーム内の検査を行う場合は、原動機を停止し、ボンネッ ト(フード)を開け、又はキャビンを上げて、支持棒等により保持 した状態とすること。 10 運転者席及び助手席の側面ガラスの検査を行う場合は、窓ガラスを 閉じた状態とすること。 11 検査担当者からの指示により、警音器、方向指示器等灯火器又は窓 拭器等を作動させること。また、指示がある場合以外はこれら装置 を作動させないこと。 12 検査機器の表示器による表示又は検査担当者からの指示により、原 動機の始動及び停止を行うこと。 13 受検車両の構造・装置に応じ検査機器の申告ボタンの操作を行うこ - 71- と。 14 検査コース内における受検車両の移動、停止位置での停車を行うこ と。 15 検査機器の表示器による表示又は検査担当者の指示に応じテスタ等 への乗り入れ、脱出及び前照灯の点灯操作等を行うこと。 16 記録器のあるコースにおいては記録器による検査結果の記録を行う こと。 17 審査が終了した場合には、検査票に総合判定結果の記入を受け、国 の窓口に提出すること。 18 走 行 距 離 計 は 総 走 行 距 離( オ ド メ ー タ )を 表 示 し た 状 態 と す る こ と 。 19 脱着式スタンション型のセミトレーラにあっては、必要本数のスタ ンションを装着した状態とすること。 20 軽油を燃料とする自動車はアクセルペダルのストッパボルト又はア クセルワイヤの改造等を行って当該原動機の最高回転数を一時的に 低下させた状態としないこと。 21 検査担当者がエア・クリーナのカバーの取り外しを指示した場合 は、当該カバーを取り外すこと。 22 3次元測定・画像取得装置を使用して画像の撮影及び諸元測定を行 っている場合は、受検車両以外の写り込みを防ぐため受検車両の近 傍に近寄らないこと。 (2) 受検者が検査担当者に対し、不当な要求、威圧・暴力行為を行った場 合 は 、警 報 装 置 を 作 動 さ せ 、検 査 担 当 者 全 員 が 全 て の 審 査 業 務 を 中 断 し 、 当該事案の発生場所に駆け付けるとともに、必要に応じ警察への通報を 行う。 2−4 不適切な補修等 次の各号に掲げる補修等を行った自動車は、保安基準に適合しないものと する。 1 灯火器の破損、亀裂等が粘着テープ類により補修されているもの 2 各種ダストブーツ類の破損、亀裂等が針金類又は粘着テープ類によ り補修されているもの 3 灯光の色の基準に適合させるため、灯火器の表面に貼付したフィル ム等がカラーマジック、スプレー等で着色されているもの 4 空き缶、金属箔、金属テープ又は非金属材料を用いて排気管の開口 方向が変更されているもの - 72- 5 排気管に空き缶、軍手、布類等の異物が詰められているもの 6 走行装置の回転部分付近の車体(フェンダー等)にベルト類、ホー ス類、粘着テープ類、紙類、スポンジ類又は発泡スチロールが取り 付けられているもの 7 緊 急 自 動 車 の 警 光 灯 に 形 状 が 類 似 し た 灯 火( 赤 色 以 外 の も の を 含 み 、 教 習 用 二 輪 車 に 備 え る 教 習 用 灯 火 を 除 く 。) で あ っ て 、 当 該 灯 火 に 係る電球、すべての配線及び灯火器本体(カバー類、粘着テープ類 そ の 他 の 材 料 に よ り 覆 わ れ て い る も の を 含 む 。) が 取 り 外 さ れ て い ないもの 8 不点灯状態にある灯火(光源を取り付けていても点灯することがで きない灯火を備えた状態で指定自動車等を受けている灯火、速度表 示 装 置 及 び ⑦ の 灯 火 を 除 く 。) で あ っ て 、 当 該 灯 火 に 係 る 電 球 及 び すべての配線が取り外されていないもの 9 番号灯の一部が点灯しないもの 10 灯火器、シートベルト、座席後面の緩衝材、後写鏡、窓ガラス、オ ーバーフェンダー、排気管、座席、ブレーキホース、ブレーキパイ プ、ショックアブソーバ、スプリング、タイロッド又は扉が粘着テ ープ類、ロープ類又は針金類で取り付けられているもの(指定自動 車 等 に 備 え ら れ た も の と 同 一 の 方 法 で 取 り 付 け ら れ た も の を 除 く 。) 11 操縦装置の識別表示又は最大積載量の表示が貼り付けられた紙又は 粘 着 テ ー プ 類 ( 表 示 を 目 的 と し て 製 作 さ れ た も の を 除 く 。) に 記 入 されているもの及び表示された内容が容易に消えるもの 12 タイヤの取り外しにより、軸数を減ずるもの又は複輪を単輪にする もの 2−6 審査の開始 2−6−1 審査の依頼 自動車の審査は、国からの審査依頼により開始するものとする。この場合 に お い て 、「 国 か ら の 審 査 依 頼 」 に は 、 運 輸 支 局 及 び 自 動 車 検 査 登 録 事 務 所 (兵庫陸運部並びに沖縄総合事務局陸運事務所及び運輸事務所を含む。以下 「 運 輸 支 局 等 」 と い う 。) の 長 が 別 途 認 め た 手 続 き に よ り 検 査 の 予 約 確 認 が なされたものを含むものとする。また、審査依頼があった自動車に係る受理 台帳の作成は要しないものとする。 - 73- 今年度の募集は終了しました 平成26年1月29日 ∼ 平成 26年度職員採用試験を実施します ∼ 自動車検査独立行政法人(略称:自動車検査法人)では、以下のとおり、平成 26年 度の新規採用試験を行うこととしましたのでお知らせします。 ◎ 採用試験の実施概要は、以下のとおりです。 応 募 資 格 昭和60年 4 月 2 日以降生まれの者で以下のいずれかに該当す る者 ・大学、短大(高専含む)、自動車専門学校 、 高等学校(工業課程) を卒業した者 ・平成 27年3月までに大学、短大(高専を含む)、自動車整 備専門学校を卒業見込みの者 職 務 内 容 道路運送車両法に基づく自動車の検査業務及び関連する事務全般 募 集 人 員 若干名 採用試験申込み 受付期間 平成 26年4月 1 日(火)∼4月18日(金) 試 験 日 程 第一次試験(筆記試験) 平成 26年5月13日(火) ※一般教養、高卒程度の工学系をはじめとした学力、作文 第二次試験(面接試験) 平成 26年6月実施 第三次試験(面接試験) 平成 26年7月下旬∼8 月上旬実施 試 験 会 場 第一次試験及び第二次試験は、全国の検査部及び沖縄事務所、 第三次試験は本部(東京都新宿区本塩町)で実施します。 採 用 予 定 日 平成 27年 4 月 1 日 ※既卒者については、平成 26年 10 月以降採用の可能性があ ります。 詳細な受験案内はこちら→http://www.navi.go.jp/saiyou/ 今年度の募集は終了しました 問い合わせ先 自動車検査法人 本部 総務部人事課 松場・武田 電話 03-5363-3442 FAX 03-5363-3347 - 74- 私たちは、人と地球にやさしい車社会の実現をめざします
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