平成21年12月10日 鹿追町議会議長 堀川 昌廣 様 議会広報特別委員会 広 報 研 修 報 告 委員長 川染 書 本特別委員会は、下記の通り広報研修をしたので報告する。 記 1.調査期間 平成21年10月19日(月)1日間 2.調査項目 広報誌の編集等具体的な作成方法について 3.調査場所 沼田町 4.参加者 委員長 川染 委 員 安藤幹夫 委 委 員 飯沼新吾 洋 副委員長 議会事務局総務係長 山岸 宏 員 狩野 正雄 佐々木康人 洋 5.調査にあたって (1) 調査の背景 地方分権の時代に入り、議会の役割はますます重要とな り、同時に議会広報誌の持つ意味も極めて重要である。 マスコミなどの議会、議員に対する否定的な評価を踏ま えつつも「公開と討議」を前提とし住民参加の議会づくり がいま大きな課題である。 議会広報誌は、住民と議会の関係作りに貢献しなければ ならない。 (2)調査の視点 先進町議会の先駆的な取り組みを学び、知識の習得と実 践に向けた事例を研修し、いかにすれば議会広報誌が「ま ちの活性化」に寄与するものになっていくかを視点とする (3)調査内容 住民にとって議会広報誌とは何か、その実体が理解しや すくより身近に感じられるように編集方針、編集内容等具 体的な作成方法を調査内容とした。 沼田町では、表紙の作り方として、できるだけ多くの町 民の顔写真を載せること、議員の顔写真の代わりに似顔絵 の使用、写真を多くあしらい、小学生高学年の子供たちに も理解できるよう短めのやさしい文章の書き方等、より多 くの住民へのアピールの方法に努力されていることは大 変参考になった。 議会の意思として「町長とは対峙イズム」の関係にある とした明確な方針をもっていることが、議員自らの作成意 欲をもたせ優良議会広報誌の特選を受賞した故ではない かと思うところである。 6.考察 議会広報誌は議会の活動すなわちそのときの政策、何を議論し、 何を議決し、何を執行したのか等々の状況を住民に知らせ、その結 果、住民が何を期待しているのかを的確にとらまえる一つの手段と しての役目を持っている。 日本の政治は、今までの中央集権の時代から地方分権の時代へと 移行しつつあるのが現状である。 国からの地方交付税が減額されつつ、 「紐付」と言われた補助金も 少なくなり、代わって地方が自由に使うことができる予算配分がさ れつつある時、住民の考えをより反映できる「住民参加型」の議会 活動が望まれている。 議会広報誌は住民と議会の関係作りにその役目は更に大きなもの がある。 より多くの住民が議会に、すなわち本町の「まちづくり」に関心 を持ち、一人でも多くの住民が議会広報誌を手に取り読まれるよう に編集することが使命である。 沼田町の研修結果を踏まえて更なる努力が必要である。 以 上
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