平成25年度兵庫県優秀教職員表彰について - 兵庫県立教育研修所

平成25年度 兵庫県優秀教職員表彰について
1 表彰の目的
日々の学校教育活動において優れた取組を行っている教職員の努力を讃え、当該教職員が
表彰を機にさらに意欲的にその実践力を高めるとともに、その成果を普及することで、本県
教職員全体の職務意欲・資質能力の向上と本県教育の活性化を図る。
2 表彰の対象
兵庫県教育委員会が任命権を有する市町組合立学校教職員、県立学校教職員のうち、学校
教育活動において、他の教職員の模範となる取組を行い、特に顕著な成果をあげている者
3 受賞者の内訳
区
分
人 数
内
訳
小
学
校
20名
教育職18名、行政職 2名
中
学
校
6名
教育職 5名、行政職 1名
高 等 学 校
15名
教育職14名、行政職 1名
特別支援学校
4名
計
教育職 4名
45名
4 表彰式
(1) 日 時
平成26年1月28日(火) 午後1時30分から午後2時30分まで
(2) 場 所
兵庫県公館 第一会議室
神戸市中央区下山手通4丁目4番1号
(3) 内 容
教育長から受賞者に表彰状と記念品を贈呈し、その努力を讃える。
1
<参考> 分野別受賞者数
校 種
小学校
中学校
高等学校
(1)学習指導、研修・研究活動
8
3
9
20
(2)生徒指導、進路指導
1
1
2
4
(3)課題教育(特別支援教育、人
権教育、防災教育、へき地教
育等)
8
1
1
(4)職務の工夫・改善
2
1
3
(5)開かれた学校づくり、
その他の学校教育活動
1
分 野
合
計
20
特別支援学校
4
全 体
14
6
1
6
2
15
4
45
平成25年度兵庫県優秀教職員表彰受賞者一覧
小学校(20名)
No.
氏名
ひがしだ
あきこ
1 東田 明子
いのうえ
ひとみ
2 井上 日登美
わたなべ
3 渡邊
かじき
てつや
哲也
よしかず
4 加治木 義和
さかもと
5 坂本
ささくら
6 笹倉
いくた
7 生田
さかもと
ゆうじ
祐二
あけみ
明美
ひろたか
浩隆
みよこ
8 坂本 美代子
学校名
尼崎市立
武庫東小学校
西宮市立
今津小学校
伊丹市立
昆陽里小学校
三田市立
三輪小学校
明石市立
大観小学校
多可町立
松井小学校
姫路市立
安室小学校
たつの市立
越部小学校
職名
主な受賞理由
尼崎市教育総合センターにおいて委託研究員を2年間務
め、児童の発達段階に応じた指導体型等の国語科の先進的
研究に打ち込み、その研究成果を市内小中学校に発信する
など、国語科教育の発展と振興に大きく寄与した。
主幹教諭
平成18年度から7年間、尼崎市小学校図書館教育研究会
幹事長を務め、読書感想文コンクールの企画運営や、24年
度阪神地区学校図書館研究会の開催に尽力するなど、阪神
地区の図書館教育の振興に貢献している。
分野
言語活動を通じた授業の提唱や、見通し・振り返り学習
活動等、様々な教材開発や指導法の工夫を積み重ね、開発
教材等を学校全体で共有している。特に、国語の指導につ
いては、様々な研究会で公開授業を行ったり、西宮市教育
主幹教諭 委員会や出版会社の冊子等に執筆している。
研究担当としてもリーダーシップを発揮して他の教員を
リードしており、平成23年度の市教委の研究発表会では、
家庭と連携した学力向上方策について発表した。
平成21年3月に県の「知識・技能を活用する学習活動に関
する指導事例集」において、算数での学びを日常事象に活用
する学習活動についての実践事例を発表したり、19年度か
ら県教科等指導員を3年間、伊丹市総合教育センターの研
主幹教諭 究員講座で教科指導員を務めるなど、教職員の育成に取り
組んでいる。阪神地区の主幹教諭研修会でも講師を務め、
心構えや使命感について助言等を行った。
平成9∼20年度まで丹有地区及び三田市立学校の理科指
導員として指導者の育成等に務めるとともに、17年度から
三田市教育研究グループの理科部会幹事として理科実験実
技研修会の開催や、阪神地区で指導法の実践内容の発表を
行うなど、理科教育の推進に尽力している。
主幹教諭
在籍した市立本庄小学校では、環境体験学習に取り組
み、同校の平成23年度全国学校ビオトープコンクール日本
生態系協会賞受賞、24年度エコスクール認定等に貢献し
た。
平成22、23年度に明石市教育委員会研究指定の生活科・総 学習指導、研修・研
合的な学習の時間の研究の推進担当として、「体験」を軸に 究活動
した授業づくりや「言葉の力」の育成の研究などに取り組
み、教員の授業改善、授業力の向上に寄与した。
主幹教諭
これらの取組を平成24年度の市立小・養護学校生活科・
総合的な学習担当者研修会で、25年6月開催の「日本生活
科・総合的学習教育学会兵庫大会」で発表、提案するなど、
研究と実践に意欲的に取り組んでいる。
教諭
教諭
平成17年度から多可郡国語担当者会幹事として、国語科
教育の指導者的役割を担い、授業研究会で講師を務めるな
ど、郡内国語科教育の充実に尽力している。
県国語教育連盟の実践集や「国語兵庫」での実践内容の執
筆や、23年度東・北播磨小学校社会科研究合同夏期研修会
において各教科における言語活動の充実を図る社会科学習
の取組について発表するなど、言語活動の充実に向け取り
組んでいる。
昭和60年度から算数教育の自主研究会「新算数教育研究会
姫路支部」に参加し、「算数的活動」を重視した授業の提案や
機関誌への投稿など算数教育の研究を行っている。現在は
同会副会長として若手教員の資質向上に尽力している。
平成7、8年度に姫路市立教育研修所研究員として複数教
員が指導するティームティーチングによる個に応じた学習
指導についてまとめたり、21年度からは姫路市小学校教育
研究会算数部会幹事長を務め、「算数的活動の充実」を全市
的に取り組んでいる。
揖龍地区の小学校教科音楽部会の事務局担当として、音
楽実技研修会等を企画・実施し、多くの教職員の歌唱・音
作りなどの指導技術の向上を図るなど、音楽教育の振興・
充実に貢献している。
平成24年度から県教科等指導員として指導に当たるとと
主幹教諭 もに、管内若手教員を対象とした音楽自主サークルを立ち
上げるなど若手教員の指導力向上にも取り組んでいる。
前任校の小学校で指導した金管バンドクラブは、県吹奏
楽コンクール等で優秀な成績を収めた。
2
No.
氏名
てらまえ
なおかず
9 寺前 直一
たきのうち
ひでと
10 瀧ノ内 秀都
へんみ
11 邊見
ふじえだ
12 藤枝
まえだ
13 前田
あいもと
14 相本
のりこ
德子
としみ
利美
れいこ
玲子
ひろゆき
広幸
ふくい
みつる
かたせ
きよし
15 福井
充
16 片瀬 廉士
学校名
職名
姫路市立
野里小学校
教諭
芦屋市立
宮川小学校
芦屋市立
潮見小学校
三木市立
自由が丘小学校
姫路市立
網干小学校
相生市立
双葉小学校
教諭
主な受賞理由
分野
児童の個性、課題を的確に把握し、児童に応じた言葉が
けや具体的方策に基づく指導により、誰もが生き生きと活
躍する学級経営を行うとともに、児童の実態把握に基づく
個々に応じた学習指導により、児童の学習意欲の向上・成
長に導いている。
生徒指導・進路指導
教科を問わず、特別活動を関連させた百人一首、縄跳
び、けん玉、南中ソーランなどの指導を通じ、チャレンジ
精神の育成を図り、特にけん玉では「姫路市けん玉大会」上
級の部で優勝に導いた。
平成16年度に現任校の復興担当教員として、17年度に震
災に係る心のケア担当教員として防災教育を推進してい
る。20年度から震災・学校支援チーム(EARTH)員として、
JICAの「四川省大地震心のケア人材育成プロジェクト」や東
日本大震災で計4回宮城県へ支援活動に参加するなど、災
害時に積極的に支援活動を行った。
平時は阪神地区を中心に防災研修会の講師を務める等、
自校はもとより地域の防災教育を推進するリーダーとして
児童・生徒の防災意識の向上に努めている。
日本語指導推進教員として、外国語を母国語としている
児童の日本語指導を中心となって推進している。日本語の
力を育てるため、放課後に「こくさいルーム」と名づけた学
習会を主宰したり、地域と連携した「こくさいひろば」を開
主幹教諭 催している。
これらの取組を全国在日外国人教育研究集会神奈川大会
や「教育ひょうご」で発表するなど、「多文化共生」を実践し
ている教員として他の教員の指導的な役割を担っている。
平成12年度から通級指導教室(ことばの教室)担当教員と
して、言語を視覚化した教材・教具の工夫改善等に努め、
多くの児童の言語障害(構音・吃音障害)を克服させるとと
もに、開発教材等を学校のホームページで公開するなど実
主幹教諭 践を広く伝え、特別支援教育の推進に寄与している。
平成22年度から2年間播磨東地区難聴・言語教育担当者
会の幹事を務め、教材の展示と指導法の研修会や公開授業
の企画運営などに取り組んだ。
教諭
平成23年度に県情緒障害研究会主催の県情緒障害教育研
究大会明石大会において、児童が落ち着いて学校生活に取
り組むため実践している朝の運動の取組に関する発表を行
うなど情緒障害教育の推進に寄与した。
平成24年度に姫路市教育委員会主催の教育情報交流展「姫
課題教育(特別支援
路きょういくメッセ」で教育実践を紹介し、25年度に姫路市
教育、人権教育、防災
特別支援学級担任者会常任幹事として市立小学校特別支援
教育、へき地教育等)
学級全体に係る運営に携わるなど特別支援教育の推進に貢
献している。
相生市特別支援教育研究部会の幹事として、市内各校で
基礎資料となる「個別の指導計画・教育支援計画」の様式作
成に中心的な役割を果たし、支援計画策定の手引きとなる「
教育支援計画・指導計画策定・作成マニュアル」の作成に携
主幹教諭 わった。「相生市コーディネーター研究会」を立ち上げ、4
年間代表を務め、研究授業を開催するなど、市内の教職員
に対し特別支援教育の啓発を行った。
県新任特別支援学級担当教員等研修会の講師や県教科等
指導員を務めるなど特別支援教育の推進に寄与している。
宍粟市立
都多小学校
教諭
新温泉町立
浜坂北小学校
教諭
学校心理士、日本カウンセリング協会認定カウンセラー
の知識を活かし、要支援児童のニーズに応じた個別の支援
計画の策定に取り組むとともに、保護者等からの相談に積
極的に応じて安心感を与えるなど特別支援教育の充実に尽
力している。
また、宍粟市小中学校生徒指導研究部会の幹事を務め、
自身の研究分野でもある心理テスト(QUテスト)を他校で紹
介したり、市教育研修所のカウンセリングの自主研修グ
ループの代表を務めるなど、生徒指導や特別支援教育の
リーダーとして活躍している。
兵庫教育大学大学院での研究実績を活かし、学校生活支
援教員として教材教具の工夫による通級指導や町内全校で
通級指導教室が活用できる町内統一のシステムづくりに尽
力するとともに、各校特別支援教育コーディネーターの活
動への支援体制づくりに力を注いでいる。平成23年度から
は県教科等指導員として地域の指導にあたっている。
これまでの取組を第50回近畿特別支援教育連絡協議会分
科会等で発表したり、書籍の執筆、LD(学習障害)学会での
発表など自主的な取組も行っている。
3
No.
氏名
うえがき
ひとみ
17 上垣 妃登美
ながむら
みちよ
18 長村 美智予
たかはし
19 髙橋
ふるの
20 古野
おさむ
修
かずこ
和子
学校名
丹波市立
遠阪小学校
伊丹市立
伊丹小学校
香美町立
柴山小学校
西宮市立
安井小学校
職名
主な受賞理由
分野
平成22年度に丹波市で初となる複式学級の設置に向け、
教育課程の編成等について研究を行うなど校内の組織体制
づくりにリーダーシップを発揮した。初年度は複式学級
(2・3年生)を担任し、円滑な導入に尽力するとともに、現
在も複式指導のあり方について積極的な提案及び助言を 課題教育(特別支援
主幹教諭 行っている。
教育、人権教育、防災
平成21、22年度に県教育委員会の「兵庫版道徳教育副読本」 教育、へき地教育等)
の編集委員として小中学年用副読本の作成に携わり、オオ
ムラサキを題材とした読み物資料を執筆し、地域の多くの
学校で道徳の時間に活用されている。
学校
副主幹
伊丹市内の小学校での学校業務改善に係るプロジェクト
チームを中心となって立ち上げ、「伊丹小学校 教職員ルー
ルブック」や「伊丹っ子ナビ」の作成など、市内各校が業務改
善に取り組む推進力となった。
伊丹市小中特別支援学校事務研究会での研修実施委員会
の設置に尽力し平成24年度は委員長を務めたり、阪神地区
公立小中特別支援学校事務研究協議会副会長を務めるなど
阪神地区でも事務職員の資質向上に尽力している。
平成23年度から2年間香美町小中学校勤務時間検討委員
会副委員長として、勤務時間の適正化に向け、業務の効率
化やICT(情報通信技術)化等、学校事務の改善に取り組ん
だ。
学校参事
平成24年度は但馬小中学校事務研究会会長を務め、各学
校の実態を把握し、学校事務の効率化を図った。25年度は
県立教育研修所の小中学校事務職員経験者研修研修講座で
講師を務め後進の指導に当たっている。
職務の工夫・改善
これまで10年以上にわたり、学校の児童一人一人のアレ
ルギー対応について詳しく把握し、各々の児童への対応の
啓発や危機管理について実践するとともに、給食の時間を
健康教育の中の食育の一場面ととらえ、学級担任との
開かれた学校づく
ティームティーチングにより、児童の理解度に応じ、6年
栄養教諭
り、その他の学校教
間を見通した取組を行っている。
育活動
西宮市の栄養教諭研究会の役員や地区ブロック長を務
め、市内の学級活動(給食指導)、アレルギー対応等、市全
体の食育推進を中心となって取り組んでいる。
4
中学校(6名)
No.
氏名
はせがわ
よしかず
21 長谷川 禎一
とうじ
22 田路
はしもと
23 橋元
くぼた
しんご
伸吾
まさひこ
正彦
まさひろ
24 久保田 雅弘
しげちか
せつこ
25 重近 世都子
なかどい
かずお
26 中土井 一夫
学校名
西脇市立
西脇東中学校
宍粟市立
波賀中学校
神河町立
神河中学校
洲本市立
青雲中学校
姫路市立
夢前中学校
赤穂市立
有年中学校
職名
主な受賞理由
美術科の指導において、振り返りを重視した授業や、作
品作りの効果的なポイントの指導を積み上げるなどにより
生徒の関心意欲を高める取組を行っており、生徒の作品を
数々の造形作品展等で入賞させている。
主幹教諭
西脇市教育委員会主催の「こども造形教育展」の企画運営
の中心となって活動したり、県教科等指導員や県立教育研
修所で講師を務めるなど美術教育の水準の向上に寄与して
いる。
分野
国語科指導において、「読み取り→思考→表現」という過
程を掘り下げた指導や、俳句や短歌の創作を取り入れた取
組により表現力に優れた生徒を多数育て、西播磨俳句・短
歌際、ふれあいの祭典ひょうご俳句フェスティバル・短歌
主幹教諭 際等で数々の入賞者を排出している。
学習指導、研修・研
図書館教育にも力を入れ、校内の1階廊下に簡易文庫を
究活動
開設し、新しい本の紹介や古典的な名作をわかりやすく解
説するなど、生徒の読書意欲を高める取組を行っている。
教諭
教諭
教諭
生徒に身近で興味関心を呼び起こす地域教材(理科におけ
る地学分野の野外観察等)の開発に努めるとともに、県自然
保護指導員としての知識と経験を活かし、わかりやすく楽
しい理科授業に取り組み、これらの実践を平成23年度の「第
46回県中学校理科教育研究大会」で発表した。
総合的な学習の取組についての啓林館「教育実践賞審査員
特別賞」の受賞、地質研究の論文・標本写真等の教育雑誌や
理科副教材資料集への掲載、社会人対象の講演会の開催な
ど社会教育分野でも地域に貢献している。
生徒指導担当として、校内で統一した指導のための「生徒
指導マニュアル」を作成し、全校生徒の情報を熟知して担任
等に適切な助言指導を行うなど、最良の指導方針を打ち出
している。
これらの取組を淡路地区生徒指導研究協議会で発表した 生徒指導・進路指導
り、不登校生への対応について県中学校会生徒指導対策委
員会発行の生徒指導事例集に淡路地区代表として発表する
など、県下生徒指導の充実に貢献している。
西播磨地区人権教育研究協議会の研究集録冊子への執筆
や、姫路市の人権教育研修会等での発表・助言、校区人権
教育指導員として人権に関する講演会の企画など、人権教
育担当者として、市のみならず県の人権意識の向上に尽力 課題教育(特別支援
している。
教育、人権教育、防災
道徳教育において、兵庫県版道徳教育副読本『心かがや 教育、へき地教育等)
く』への執筆や、姫路市教育委員会発行『郷土資料』の編
集委員を務めるなど道徳教育に情熱を注ぎ、活躍してい
る。
平成18年度から5年間、赤穂市小中学校事務職員研究協
議会部長として、円滑な学校運営に果たす事務職員の役割
について明確なリーダーシップを発揮し、事務職員の資質
向上に尽力した。
平成20、23年度に中西播磨地区小中特別支援学校事務職
学校参事 員連絡協議会会長を務め、効率的な学校事務の推進に取り 職務の工夫・改善
組んだ。23年度から県立教育研修所の事務職員研修運営委
員会座長を務め、市町立学校事務職員研修の企画運営に携
わっている。
5
高等学校(15名)
No.
氏名
おおまえ
よしふみ
27 大前 吉史
すずき
としゆき
28 鈴木 寿之
こみやま
ひろゆき
29 小宮山 宏之
おおの
ひろし
30 大野 博史
よしだ
31 吉田
どい
32 土居
ひがしだ
きわむ
究
きょうこ
恭子
じゅんいち
33 東田 純一
学校名
県立
兵庫高等学校
県立
川西緑台高等学校
県立
宝塚北高等学校
県立
武庫荘総合高等
学校
県立
柏原高等学校
県立
有馬高等学校
県立
明石高等学校
職名
教諭
教諭
主な受賞理由
同校の総合科学類型の主担当として、学校設定科目「創造
基礎」及び「創造応用」の内容の構想・企画・実践に取り組
み、生徒の社会貢献意欲と将来目標へのチャレンジ精神を
これまで以上に高めている。
また、この取組の結果、文部科学省の「中・高校生の社会
参画に関する実践力育成のための調査研究事業」の指定校
や、教育課程特例校の指定を受けるなど、新しい学びの形
を生み出している。
分野
約40年にわたり、沖縄県西表島の魚類の研修・研究活動
を継続し、研究論文等を多数発表している。それらの研究
内容を生物の授業で取り上げたり、生物多様性に関する特
別講義の開催を行うなど、生徒の理数的能力の向上に取り
組んでいる。
日本魚類学会自然保護委員会委員、環境省第3次絶滅の
おそれのある野生生物の選定・評価検討会部会委員等多く
の委員を務めている。
自らが関わる「探究活動を探究する研究会」(京都教育大学
主催)での研究成果を授業で還元し、身近な疑問を追究した
化学実験の実施や、生徒自ら設定した探究活動に係る課題
論文をプレゼンテーションさせるなどの取組を行ってい
る。
教諭
また、県内有志の化学問題研究会の代表として、日本化
学会を通じ大学とのネットワークを活用して同校のグロー
バルサイエンス科への改編の主導的役割を果たすととも
に、小学生に化学実験の面白さを伝えるなど、理数教育の
発展に取り組んでいる。
兵庫県高等学校教育研究会機械系部会幹事(事務局代表)
として、機械系工業教育の充実・発展のため、若手教員を
対象とした溶接技術研修会を開催するなど学科の枠を超え
た事業を展開するとともに、近畿地区機械教育研究会で研
教諭
(実習担当) 究発表を行うなど、工業系教員の資質向上に尽力してい
る。
同校では、地元小学校児童を対象に生徒の指導による工
作教室を行うなど地域と結びついた取組も行っている。
教諭
教諭
「国語総合」の授業において、地域の方言を対象に取材し 学習指導、研修・研
た内容を普段話す言葉のまままとめる「聞き書き」と「朗読」 究活動
の実践を行い、国語への学習意欲を高め、言葉に対する感
覚を磨く取組を行っている。
これらの取組は、普段の授業では鍛えにくい「聞く、話
す」能力を伸ばす優れた授業実践として高く評価され、新聞
に取り上げられたり、日本国語教育学会西日本集会や「兵庫
教育」等で度々発表している。
平成19年度から、三田市内の池尻川における「コンクリー
トの川にホタルを増やそう∼池尻川ホタル再生計画∼」を生
徒とともに取り組み、緻密な現地実態観測と確かな検証に
基づき、ホタルの幼虫のえさとなる水生生物(カワニナ)の
変化を検証し、設置水制のより効果的な構造と配置を実証
した。
これらの取組は、川床がコンクリートの川にホタルを増
やし、生徒に深い興味と関心を抱かせ、学習意欲の向上と
自然観察能力や探究心の育成に大きく貢献している。
同校の「生命科学探究類型」設置に際し、学校設定科目の
指導体制の整備において主導的な役割を果たした。同類型
発足後は、科学技術振興機構のサイエンス・パートナー
シップ・プロジェクトの主担当を務め、特色ある指導体制
主幹教諭 を確立するとともに、同類型の成果を基盤にした「理数探究
類型」の設置においても主導的な役割を果たした。
デジタルコンテンツの作成や、「数学・理科甲子園全国大
会」審査委員等を務めるなど、理科教育の充実に寄与してい
る。
これまで30年以上にわたり、乳牛の体型や能力向上の改
良に取り組み、平成24年度第8回全日本B&W(ブラックアンドホワイ
ト)ショウで経産クラス・育成クラス1位を獲得するなど、
乳牛の品評会の各種大会で優秀な成績を収めている。
まつしま
としはる
県立
畜産分野の先端技術である受精卵移植の研究のみなら
教諭
34 松島 敏春
播磨農業高等学校 (実習担当) ず、畜産を取り巻く環境問題にも果敢に生徒を挑戦させ、
同校が平成20年度ストップ温暖化「一村一品」大作戦全国大
会審査委員特別賞を獲得するなど、その取組が高く評価さ
れている。
6
No.
氏名
ふじい
しゅん
35 藤井 俊
きど
36 木戸
けいすけ
啓補
学校名
職名
県立
西脇北高等学校
教諭
県立
阪神昆陽高等学校
教諭
主な受賞理由
分野
生徒の学習意欲の喚起のため、総合的な学習の時間で科
学への興味関心を喚起する課題研究講座の開講や、達成感
を重ねて自己肯定感を高めさせる校内検定試験の実施体制
を確立した。
教員の資質能力向上のため、生徒の「ことばの力」の育成
を目的とした授業研究を充実発展させ計画的な公開授業週 学習指導、研修・研
間の実施体制と、ストレス対処法や人間関係構築のための 究活動
スキル(コーピング)の習得体制を確立した。
前任校の県立三田祥雲高校では、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
部長を務め、指導する研究グループが平成23年度に文部科
学大臣表彰等を受賞した。
平成24年1月の同校設置以来、進路保健部長として、不
登校経験者や高校中退者、発達障害者等に対する組織的な
対応のための取組を推進し、専門的助言を得るため併設の
特別支援学校の教職員も委員に加えた「心のサポート委員
会」を提案・設置するなど、全職員が共通理解の元で生徒指
導に当たれる土台を作った。
これらの取組を含め、併設特別支援学校との交流及び共
同学習といった先進的事例について、「平成24年度1年の歩
み」としてまとめ、関係機関への配布等取組内容を広めた。
生徒指導・進路指導
もりがき
37 森垣
なんば
38 難波
まつもと
39 松本
まつした
40 松下
うえだ
やすひろ
泰宏
まさし
正司
県立
和田山高等学校
県立
福崎高等学校
教諭
キャリア教育部長として、進路実現のため、生徒一人一
人に応じたきめ細かな指導に取り組んでいる。3年次生に
対し、夏季休業中に地元商工会議所と連携して、就職希望
者の面接指導に近隣企業の代表者や人事担当者を招いた実
践的な面接指導を実施するとともに、結果を即座にフィー
ドバックさせる「面接カード」を作成し、生徒の課題解決へ
の努力を助長する取組を行っている。
生徒が希望する就業体験ができるよう、就業体験先の確
保にも尽力している。
民俗学者柳田國男の意志を継承するため、昭和62年、歴
史民俗研究団体「常民学舎」を結成し、歴史民俗学について
の解明・研究を進め、ふるさとの伝統、文化の継承に尽力
している。これらの取組に対し、平成25年3月に福崎町よ
課題教育(特別支援
り「文化功績賞」を授与された。
主幹教諭
これらの知識を同校の総合的な学習の時間で講座を開講 教育、人権教育、防災
したり、地域住民対象の講演会の開催や町主催の民俗学講 教育、へき地教育等)
座の講師、研究雑誌等へ執筆するなど、ふるさと意識の育
成に尽力している。
データベースの構築とプログラミングにより生徒の学籍
管理を中心とする業務支援システムを開発し、校内ネット
ワークやコンピュータの環境整備と管理を行い、教員の校
務へのコンピュータの活用や生徒の実習環境の整備に尽力
よしお
県立
主幹教諭 している。
生
西宮香風高等学校
これらの取組が評価され、平成16年度以降、10年連続で
米マイクロソフト社のMVP賞を受賞した。
しょうご
彰吾
ますみ
41 上田 眞壽美
県立
小野高等学校
県立
龍野北高等学校
事務長
教諭
これまで県立学校事務職員研修の一コマとして実施して
きた「初任者研修」を、平成25年度から新たに初任者研修と
して独立させた「基礎研修」を企画立案し、実施に導いた。
全事務職員対象の既存の研修内容も、世代やテーマ別班
編制で討議形式の演習を多く取り入れた教育実践的な参加 職務の工夫・改善
型の研修に改編するなど大幅に見直し、充実に取り組ん
だ。
専門的知識や技術を活かし、看護科教育の実践を積み重
ね、5年一貫教育のカリキュラムの検討、実習調整などで
指導的役割を果たし、同校の5年一貫教育の基礎を築い
た。
さらに、県看護学校教務主任協議会に積極的に関わり県
看護教育の5年一貫教育の推進に尽力するとともに、平成
21年度に県高等学校教育研究会看護部会幹事長を務め、部
会の中心的人物として看護教育の充実に寄与した。
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特別支援学校(4名)
No.
氏名
ともぞえ
ふみこ
42 友添 文子
おかじま
43 岡嶋
てしま
けんじ
賢治
りつこ
44 手島 理津子
わたなべ
45 渡
学校名
県立
芦屋特別支援学校
県立
氷上特別支援学校
県立
西はりま特別支
援学校
職名
教諭
教諭
主な受賞理由
平成22年4月の開校以来、支援部長として校区内の小中
学校等と連携を図り、多くの相談への対応や情報提供に努
め、特別支援教育のセンター的機能の充実に尽力してき
た。
新設校として地域連携、地域理解を進めるため、地域自
立支援協議会等で特別支援教育の推進や役割等について丁
寧な説明を地道に行うとともに、地域住民に「芦特かわら
版」を配布するなど理解啓発に努め関係づくりに取り組んで
いる。
これまで10年以上にわたり、積み木の教育的な利用につ
いて研究を続け、算数の授業で面積、体積の概念を体感さ
せたり、子ども同士のコミュニケーションづくりの道具と
するなど認知学習の道具として活用している。これらの取
組を、地域の学校でのワークショップの開催などで広めて
いる。
高等部の生徒の絵画等の才能に着目し、子どもの余暇活
動として定着させることにより卒業後の生きがいづくりや
質の向上につなげる取組も行っている。
分野
課題教育(特別支援
平成17年4月の開設以来、自立支援部長や小学部長を務 教育、人権教育、防災
め、リーダーとなって開学に貢献し同校の特別支援教育の 教育、へき地教育等)
基礎を築いた。西播磨地域における特別支援ネットワーク
の拡大等を図るため、当時としては先進的な取組である管
主幹教諭 内の学校生活支援教員全員の参加による特別支援教育西播
磨地域連携研修会の企画運営などに尽力した。
県立特別支援教育センターの研修講師を務め、知的障害
教育に関する知識や指導法の普及にも努めた。
日本リハビリテイション心理学会のスーパーバイザーの
資格を活かして肢体不自由教育に係る動作法の指導につい
て教員を支援するとともに、音楽療法士の資格を活かして
重度重複障害児への音楽によるコミュニケーションアプ
ローチなどを実践している。
まみ
伊丹市立
主幹教諭
本県の教員での音楽療法士資格認定第1号として、音楽
真美
伊丹特別支援学校
療法研究会を開催したり、夏季休業中に動作法キャンプで
の指導も行っている。また、日本音楽療法学会評議員・同
近畿支部役員や兵庫リハビリテイション心理研究会常任理
事を務めている。
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