平成21年3月期 - 植松商会

2009年3月期(第55期)
中間決算説明資料
コード番号 9914
株式会社 植松商会
2009年1月30日
http://www.uem-net.co.jp
目 次
会社の概況
1、プロフィール

2、沿革
3、営業拠点

中間決算の概要
1、中間期の概況
2、売上高推移
3、利益の推移
4、商品別分類
通期の見通し
 今後の課題

会社の概況
Ⅰ、プロフイール
■会社の概況 (2008年9月20現在)
・名 称 株式会社 植松商会
・創 業 昭和25年5月1日
・設 立 昭和30年6月9日
・資本金 10億1,755万円
・決算期 3月20日(年1回)
・発行済株式 4,680,000株
・営業拠点 東北4県、関東1県
本社、営業所13カ所
■役 員
・取締役会長
・代表取締役社長
・常務取締役(営業本部長)
・取締役
・取締役(管理本部長)
・常勤監査役
・監査役(弁護士)
・監査役
・監査役
日下 隆
植松 誠一郎
椎名 民行 菊地 彬夫
神 郁夫
齋藤 仁
勅使河原 安夫
粟田 国夫
中野 節夫
■執行役員
・営業推進部長
遠藤 勉
・営業部長
星 陳幸
・技術部長
菅野 省一
経営理念
「根性」
われらは、創業の精神を持って常に前進する。
「奉仕」
われらは、常に最良の商品を最も良心的に
供給する会社とする。
「和」
われらは、親和一致社業に賭し会社と共に
繁栄する。
「礼」
われらは、職責と礼儀を尊び会社の名誉と
秩序を守る。
「実現」
われらは、人材育成に努力し企業の永久発展を
期す。
会社の概況
 Ⅱ、沿革
沿革
昭和25年 5月 仙台市北目町に植松商会を創業
昭和30年 6月 株式会社植松商会を設立
昭和35年 6月 仙台市東四番丁に本社を移転
昭和40年 3月 仙南支店(岩沼市)開設
昭和43年 5月 石巻営業所を支店に昇格
昭和44年 7月 仙台市卸町に本社を移転
昭和47年 3月 盛岡営業所を開設
1950
‘50、6月 朝鮮戦争勃発
‘55、4月 神武景気始まる
1955
‘56、12月 1万円札発行
1960
‘60、12月 所得倍増計画を決定
‘64、10月 東京オリンピック開催
1965
‘65、11月 中国で文化大革命
‘66、3月 総人口1億人突破 1970
‘69、7月 アポロ11号月面着陸成功
‘73、1月 EC加盟9カ国に拡大
昭和48年12月 八戸支店を移転・開設
昭和50年10月 北上事務所を営業所に昇格
昭和52年 1月 福島営業所を開設
昭和58年 4月 古川出張所を営業所に昇格
昭和60年 5月 白河営業所を開設
昭和62年 4月 一関営業所を開設
1975
‘75、4月 サイゴン陥落:べトナム戦争終結
‘77、10月 武道館で天皇在位50年式典
1980
‘82、1月 ロッキード事件で6被告有罪判決
1985
‘85、3月 科学万博つくば’85開催 1990
平成3年11月 株式を社団法人日本証券業協会に登録
平成 4年 6月 原町営業所を開設
平成 6年 4月 環境分野への進出に伴い環境部を新設
平成11年 4月 営業本部を新設
平成14年 4月 八戸支店を八戸営業所と 十和田営業所に分割改組
平成15年 4月 海外製品の調達を図るた めに海外調達課を新設
平成16年12月 JASDAQ証券取引所に上場
平成17年 3月 支店の呼称を営業所に統一
十和田営業所を八戸営業所に統合
平成18年 2月 ISO14001認証取得
4月 宇都宮営業所開設
平成19年 3月 技術部ほか新設
金ヶ崎出張所開設
平成20年 3月 金ヶ崎出張所を北上営業所に統合
4月 宮古営業所開設
1991
1992
1994
1999
2002
2003
2004
‘87、3月 国鉄新会社JRグループが設立
‘90、8月 東西独政府統一条約に調印
‘91,1月 米国など多国籍軍イラクに対し武力攻撃
‘95、1月 阪神淡路大震災発生
3月 地下鉄サリン事件発生
‘00、7月 2000円札発行
‘01、4月 自由民主党20代総裁に小泉潤一郎を選出
12月 皇太子妃女児誕生
‘02、5月 日韓共催のサッカーW杯開催
‘03、3月 米空軍イラクへ軍事作戦開始
‘04、10月 新潟地震発生
’05 9月 衆院選自民圧勝 郵政民営化法成立
2005
2006
2007
2008
’06, 2月 トリノ冬季オリンピック開催
’07, 7月 参院選民主圧勝
’08, 6月 岩手・宮城内陸地震
’08, 8月 北京オリンピック開催
会社の概況
Ⅲ、営業拠点
営業拠点
2008年4月開所
2009年3月期
中間決算の概要
2009年3月期 中間期の概況
(単位:百万、%)
2007年9月期
金額
売上高
2008年9月期
増加率
金額
増加率
3,790
△10.3
3,529
△6.9
営業利益
93
△24.5
33
△64.2
経常利益
140
△19.1
72
△48.2
当期純利益
85
△8.0
△8
-
1株当たり
当期純利益
18.36円
-
△1.92円
-
これまでの景気を牽引してきた自動車産業・IT産業を中心とする製造業に全体的な停滞感がみ
られ国内景気に減速傾向が強まる中、当社としては全社的な新規ユーザーの発掘や岩手県宮古市
への新たな拠点創設など顧客ニーズに重点を置いた営業基盤の強化・拡充に努めてまいりました。
しかしながら、IT関連での減産や設備投資抑制からの工作機械の受注減少により、売上高につ
いては減収を余儀なくされました。また利益につきましても、会計基準変更による特別損失を計
上したことにより中間期としては6期振りの純損失計上となりました。
売上高 推移
売上高
9,00 0
8,00 0
7,00 0
6,00 0
7 ,0 0 0
53期
54 期
3 ,5 2 9
52 期
3 ,7 9 0
3 ,4 8 4
51 期
7 ,6 4 7
3 ,0 7 0
50期
4 ,2 2 4
6 ,0 2 9
1,00 0
2 ,6 5 9
2,00 0
5 ,5 0 9
3,00 0
7 ,1 3 6
4,00 0
8 ,1 1 0
百万円
5,00 0
0
年間売上高
中間期
注・・・去る10月28日に、通期業績予想を下方修正しております。
55期予想
利益の推移
180
154
153
160
300
140
250
120
105
85
80
60
286
30
242
43
40
年間経常利益
中間期経常利益
年間純利益
10
120
116
20
-8
72
88
114
140
173
187
18
100
312
51
150
50
100
92
200
純利益︵百万円︶
経常利益︵百万円︶
350
35
-21
中間期純利益
0
-20
-40
0
50期
51期
52期
53期
54期
55期予想
健全な財務体質にあり、此処数年、安定した収益確保で推移してまいりましたが、当中間期は売
上低迷からの利益縮小のほか会計基準変更による特別損失計上(役員退職慰労引当金繰入額の過年
度分71百万円)もあり、僅かながら純損失計上を余儀なくされました。
2009年3月期 中間期の概況
商品別分類
(単位:百万、%)
2007年9月中間期
■商品別分類
金額
増加率
2008年9月中間期
金額
増加率
商 品 別 分 類
3,790
△10.3
3,529
△6.9
機械
505
△7.0
404
△20.0
工具
803
△3.4
864
7.7
産機
1,714
△13.8
1,461
△14.8
伝動機器
384
△8.6
374
△2.6
その他
384
△13.1
426
△10.9
売上高
商品別分類
工具は独自のキャンペーン成果もあり堅調な
伸びを示したものの、景気減速からくる設備
投資抑制により工作機械需要が減少し、前年
同期比減少率としては機械が最も大きかった。
一方、金額的には前年に引き続き産機の減少
幅が大きかった。
2007年9月中間期
伝動機器
10%
その他
10%
機械
14%
工具
21%
産機
45%
伝動機器
11%
2008年9月中間期
その他
12%
機械
11%
工具
25%
産機
41%
通期の見通し
2009年3月期
通期の見通し
(金額単位:百万円)
第54期
2008/3期
第55期予想
2008/9期
2009/3期
7,647
3,529
7,000
営業利益
190
33
40
経常利益
286
72
120
当期純利益
153
△8
10
33円07銭 △1円92銭
2円16銭
売上高
1株当り純利益
注・・・通期予想は、去る10月28日発表の修正後数値
■景気後退が長期化
の様相を呈しており、
厳しい市場環境が予
想されることから、
当中間期実績及び仕
入価格上昇による利
益率低下も勘案して、
下方修正をした。
■ビジネスチャンス
を確実に捕捉すると
ともにコストダウン
徹底による収益確保
で、修正開示目標の
達成をはかりたい。
今後の課題
 企業の社会的責任(CSR)
環境保護については、一昨年2月に「ISO14001」を認証取得し、企業活動の課題と
して取り組んでおりますが、生産財の供給商社としてガバナンスの徹底をはかりながら、お客
様の信頼と信用を勝ち得てまいりたいと思っております。
今後も、ステークホルダーそれぞれの関係を大切にして、企業価値の向上に努めることが課
題であります。
 顧客満足度の追求
当業界における同業者間の競争激化も予想される中にあり、新規ユーザーはもとより既存ユー
ザーの囲い込みに向けても、顧客満足度を如何に高め、お客様との揺ぎ無い取引関係を構築で
きるかが、今まで以上に重要な課題であります。
 差別化戦略の展開
昨年度創設された技術部が中心となりながら、海外調達加工品を介しての主力ユーザーの育
成や新規ユーザー発掘を行っているが、価格競争力を強化しながら、同時に提案力や情報力を
高めることで、他社に無い差別化がはかられるかが課題であります。
 人材の確保と育成
人材が最も重要な経営資源と捉えており、優秀な人材の確保と育成が当社の成長戦略には欠
かせないと考えております。社員一人一人の能力を最大限に引き出す職場環境を実現する必要
があり、教育や研修強化に向けた環境作りや研修制度の充実をはかってまいります。