託送供給特例承認申請書<料金についての特別措置(太陽 - 関西電力

託送供給特例承認申請書
平 成 26 年 2 月 26 日
関西電力株式会社
託 送供給 特例 承認申 請書
関 流 発
第
90
号
平 成 26 年 2 月 26 日
茂 木 敏 充 殿
経済産業大臣
大阪市北区中之島 3 丁目 6 番 16 号
関 西 電 力 株 式 会 社
八
取締役社長
木
誠
電気事業法第 24 条の3 第2 項ただし書の規定により次のとおり託送供給約款以外の
供給条件により託送供給を行うことの承認を受けたいので申請します。
供
供
給
給
の
の
種
相
手
類
接
続
供
方
別紙に記載のとおりであります。
供
給
電
力
同
上
供
給
電
圧
同
上
電 気 方 式 及 び 周 波 数
同
上
料金その他の供給条件の内容
同
上
供給開始年月日及び有効期間
同
上
給
別
紙
託送供給約款以外の供給条件の内容
1
適
用
この託送供給約款以外の供給条件は,託送供給約款〔一般電気事業・特定規
模電気事業等用〕
(平成 25 年 12 月 26 日届出。以下「託送約款〔一般電気事業・
特定規模電気事業等用〕」といいます。)または託送供給約款〔特定電気事業用〕
(平成 25 年 12 月 26 日届出。以下「託送約款〔特定電気事業用〕」といいます。)
にもとづき託送供給を受ける契約者に対して,平成 26 年 4 月 1 日から平成 26
年 9 月 30 日までの間,適用いたします。
2
料
金
料金は,託送約款〔一般電気事業・特定規模電気事業等用〕19(料金)また
は託送約款〔特定電気事業用〕18(料金)の規定にかかわらず,託送約款〔一
般電気事業・特定規模電気事業等用〕19(料金)または託送約款〔特定電気事
業用〕18(料金)の規定によって料金として算定された金額に,⑵によって算
定された太陽光発電促進付加金を加えたものといたします。
⑴
太陽光発電促進付加金単価
太陽光発電促進付加金単価は,次のとおりといたします。
イ
平成 26 年 4 月 1 日から平成 26 年 4 月 30 日までの期間に使用される電気
に適用する太陽光発電促進付加金単価
1 キロワット時につき
ロ
5銭
平成 26 年 5 月 1 日から平成 26 年 9 月 30 日までの期間に使用される電気
に適用する太陽光発電促進付加金単価
1 キロワット時につき
3銭
- 1 -
⑵
太陽光発電促進付加金
太陽光発電促進付加金は,供給地点ごとにその 1 月の接続供給電力量に⑴
に定める太陽光発電促進付加金単価を適用して算定された金額の合計といた
します。
なお,太陽光発電促進付加金の単位は,1 円とし,その端数は,切り捨て
ます。
3
料金その他の支払方法
料金が支払期日までに支払われない場合は,託送約款〔一般電気事業・特定
規模電気事業等用〕32(料金その他の支払方法)⑶または託送約款〔特定電気
事業用〕31(料金その他の支払方法)⑶の規定にかかわらず,支払期日の翌日
から起算して支払いの日に至るまで,料金から,消費税等相当額(消費税法の
規定により課される消費税および地方税法の規定により課される地方消費税に
相当する金額をいいます。)から次の算式により算定された金額を差し引いたも
のおよび太陽光発電促進付加金を差し引いた金額に対して,年 10 パーセント
(閏年の日を含む期間についても,365 日当たりの割合といたします。)の延滞
利息を契約者から申し受けます。
なお,消費税等相当額および次の算式により算定された金額の単位は,1 円
とし,その端数は,切り捨てます。
太陽光発電促進付加金 ×
4
そ
の
8
108
他
供給電力,供給電圧,電気方式および周波数その他の事項については,託送
約款〔一般電気事業・特定規模電気事業等用〕または託送約款〔特定電気事業
用〕によるものといたします。
- 2 -
別
添
託送供給約款により難い理由
平成 21 年 8 月 28 日に施行された「エネルギー供給事業者による非化石エネルギ
ー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律」
(平成 21 年
法律第 72 号。以下「エネルギー供給構造高度化法」という。)等にもとづいて,当
社は,平成 21 年 11 月から平成 24 年 7 月までの間,太陽光発電の余剰電力の買取
を行っておりました。
当該買取制度は,一般電気事業者にとって効率化に向けた経営努力を行う余地が
ないものであり,「全員参加型」という基本的な考え方のもと,太陽光発電の余剰
電力の買取に要した実績費用を,電気をご使用になる全ての需要家に電気のご使用
量に応じて広くご負担いただく仕組みとなっております。そのため,需要家にご負
担いただく使用量あたりの単価等は,当該実績費用をご負担いただく期間毎に変動
するものであります。また,特定規模電気事業を営む者から電気の供給を受ける需
要家等に対しては,託送制度の仕組みを利用して,ご負担いただくこととなってお
ります。
前述の観点を踏まえ,このたび,当社は,エネルギー供給構造高度化法等にもと
づき平成 26 年度に適用する太陽光発電促進付加金単価を算定し,電気事業法第 24
条の 3 第 2 項ただし書の規定により託送供給約款以外の供給条件を設定する必要が
あり,承認申請する次第であります。