7月20日号(No.141) - 柏崎市

市制施行70周年
K SHIW Z KI
かしわざき
No. 141
平成 22 年 7 月 20 日 発 行
発行
柏崎市議会
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柏崎インサツ
ホームページアドレスは http://www.city.kashiwazaki.niigata.jp
昭和 34 年当時の議場の様子
(議会事務局で保管している一番古い写真)
平成 19 年 6 月撮影の議場
27
22
36
10
23
14
29
6月定例会
○6月定例会の主な議案 ……… 2∼3P
(主な議案・議員発案など)
○一般質問 ……………………… 4∼10P
○6月定例会議決一覧 …………
11P
○政務調査費会計報告・
議案賛否一覧…………………
12P
○政務調査費活動報告 ……… 13∼14P
○議員寄稿 ……………………
15P
○議会日誌・編集後記 ………
16P
市議会6月定例会は、6月
日か ら 日まで の 日間の
会期で行われました。
審議した案件は、市長提出
件、議員提出5件、請願4
件の計 件で、このうち 件
を原案可決︵承認・同意・採
択︶、1 件 を 修 正 可 決、6 件
を否決︵不採択︶しました。
可決した主な案件は、平成
年度一般会計補正予算、議
会の議員の定数を定める条例
の一部を改正する条例、新市
民会館建設に係る土地の取得
2件、子宮頸がん予防ワクチ
ンの国による公費助成を求め
る意見書などです。
主 な 内 容
議員定数
23
人から
22
26
30
26
12
30 14
13
26
一般会計補正予算を可決
33
22
10
22
人に
議員定数改正条例を修正可決
6月定例会に、平成 年度
の一般会計補正予算
︵第2号︶
及 び 一 般 会 計 補 正 予 算︵ 第3
号︶
が提 出され、議 会 は 全 会 一
致でこれを可決しました。
一般会計補正予算︵ 第2号 ︶
は、厳しい市の財政状況にか
んがみ、職員の給料の3%削
減、管理職手当の %削減を
継続することに伴う職員人件
費の減額、新市民会館建設費
に、新たに社会資本整備総合
交付金を取り込むことによる
平成 年度事業費の増額、国
営土地改良事業柏崎第一期地
区地元負担金の繰上償還の実
施、さざなみ学園の民営化に
向けての補助金の支出、新潟
県緊急雇用創出事業臨時特例
基金事業の補助金の増額内示
を受けての取り組み、新潟県
農林水産業総合振興事業の第
2次追加内示を初め、国・県
補助金の追加内示を受けての
新規事業の追加及び県事業の
変 更 に あ わ せ た 事 務 事 業 の変
更、今冬の豪雪による被害に対
応 する経 費などについて、総 額
億1,607万3千円を追
加するとともに、継続費及び
地方債の変更、債務負担行為
の廃止をするものです。
また、一般会計補正予算
︵第3号︶は、法律事務所の
開設に係る補助金及び法人市
民税の更正請求に基づく過年
度納付済還付金について、総
額7,900万円を追加する
ものです。
補正予算の主な追加は次の
とおりです。
▼保存文書デジタル化事業
︵緊急雇用︶
一、八七一万円
▼新市民会館整備事業
二八億六、一八〇万円
▼情報化関連業務総合委託事
業 五二五万円
▼児童扶養手当給付事業
二七八万三千円
▼さざなみ学園管理運営費
二三八万三千円
さざなみ学園
26
した。
それぞれの案に対する質疑
の後、4人の議員が原案賛成
・修正案反対の討論を、2人
の議員が修正案賛成・原案反
対の討論を行いました。
欠席1人、退席1人の中、
採決の結果、 対 の賛成多
数で議員定数 人を 人とす
る内容で修正可決されました。
この結果、次に行われる市
議 会 議 員 選 挙 か ら 議 員 定 数が
人となります。
︵ ページの議員賛否参照︶
修正案採決
21
15
24
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
30
柏崎市議会では、平成 年
9月定例会で議会改革に関す
る特別委員会を設置し、議員
定 数 に つ い て 、 他 の 議 論 項目
に先 立って議 論してきました。
その結果、平成 年2月定
例 会︵2 月 日︶に お い て、
同特別委員会は、議員定数を
維 持 す べ き、定 数 を 削 減 すべ
きとの意見に分かれ、委員会と
して統一した意見の取りまと
め に は 至 ら な か っ た こ と につ
いて、中間報告を行いました。
このような経過を経て、市
議会6月定例会の最終日の6
月 日に、議会の議員の定数
を定める条例の一部を改正す
る条例が、提出・賛成者 人
から議員発案で提出されまし
た。
こ の 改 正 条 例 案︵以 下﹁原
案﹂といいま す。︶の内 容 は、
現在の議員定数 人を 人と
し、次の市議会議員選挙から
実施するとするものです。
この原案に対して、議員定
数 人を 人とする修正案が
人の議員発案で提出されま
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30
11
第 141 号(2)
かしわざき
平成 22 年 7 月 20 日 発 行
▼妊産婦、乳児及び子ども医
療費助成事業 六六万四千円
▼予防接種事業︵日本脳炎︶
一、三一八万七千円
▼農業法人等育成緊急加速条
件整備事業 二四三万円
▼越後姫生産拡大支援事業
二、五〇〇万円
▼農繁期就業支援事業︵緊急
雇用︶ 二八一万四千円
▼国営土地改良事業︵国営造
成施設負担金︶
三億一、三七二万一千円
▼木質バイオマスエネルギー
利用促進事業
九、六六六万七千円
▼消融雪施設維持管理費
二、二〇〇万円
▼災害対策事業のハザードマ
ップ調査作成事業
三〇〇万円
▼耐震補強事業︵第五中体育
館︶ 六〇〇万円
▼法律事務所誘致推進事業
三〇〇万円
財産の取得
新市民会館建設用地の取得
▼︵相手方︶独立行政法人都
市再生機構
︵面積︶一一、二六〇.四一
㎡
︵金額︶ 六億六、四三六万
人権擁護委員候補者の推薦
茂田井 信彦氏︵再任︶
議員発案
なお継続審査を要するた
め。
︵期 間︶上 記 の 調 査・研 究 等
が終了するまで。
▼総務・厚生・文教経済委員
会
︵理 由︶委 員 会 所 管 事 項 の 調
査・研究のため。
︵期間︶9月定例会まで。
永年勤続議員表彰
このたび、次の3議員が永
年勤続議員として表彰されま
した。
●全国市議会議長会及び北信
越市議会議長会から︵ 年 )
高橋 新一議員
真貝 維義議員
吉野 芳章議員
議会改革に関する特別委員
会の報告
28
行われています。我が国では
2009年 月に同ワクチン
が承認されましたが、接種費
用が1回1万数千円と高額で、
かつ3回の接 種が必 要であり、
今、負 担 軽 減のための公 費 助
成が強く求められています。
よって、国においては、一
日も早く子宮頸がん予防ワク
チンの公費による全額助成を
要望します。
請 願
透析患者の通院交通費の増
額と災害時の食事の確保に関
する請願について、全会一致
で採択し、市長に送付しまし
た。
議会運営委員会
議会改革に関する特別委員
会の開催状況を報告します。
なお、6月 日の会議にお
い て、真 貝 委 員 長 が 辞 任 し、
今後の会議については未定と
なっています。
○第9回 4月 日︵火︶
議員報酬・議会活動のあり
方について
○第 回 4月 日︵水︶
市民参加の議会について
▼市民への情報公開・広報に
ついて
▼市民からの意見公聴につい
て
○第 回 5月 日︵月︶
議会報告会・議員同士の自
由討議について
○第 回 6月1日︵火︶
議会報告会・議員同士の自
由討議について
○第 回 6月 日︵水︶
今後の特別委員会について
23
17
13
10
柏崎市議会ホームページ
からご覧ください
・議会会議録
︵生中継・録画︶
・市議会本会議
インターネット中継
23
閉会中継続審査
23
11
12
13
15
6月 日に議会運営委員が
選任されました。
委 員 長 中村 明臣
副委員長 野中 栄司
委 員
持田 繁義 佐藤 敏彦
霜田 彰 高橋 新一
遠藤 清 真貝 維義
吉野 芳章
10
10
6月定例会最終日の6月
日に、議会運営委員長及び総
務・厚生・文教経済委員長か
ら 継 続 審 査 の 申 し 出 が あ り、
全員異議なく継続審査とする
ことに決定しました。
▼議会運営委員会
地方自治法第 条の2第4
項に規定する事項
︵理 由︶各 定 例 会・臨 時 会 の
運営及び議会運営の調査・
研究等について、閉会中も
109
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
四、一九〇円
新市民会館建設用地の取得
▼︵相 手 方︶新 日 本 石 油 株 式
会社
︵面積︶ 七、九二五.〇一㎡
︵金額︶ 四億六、七五七万
五、五九〇円
人事案件に同意
30
6月定例会で、1件の意見
書を可決し、関係機関に送付
しました。
子宮頸がん予防ワクチンの
国による公費助成を求める
意見書
子宮頸がんは、日本で年間
約八、五〇〇人が発症し、約
二、五〇〇人が亡くなってい
ます。この子宮頸がんは、定
期的な検診と予防ワクチン接
種の組み合わせで、予防でき
る唯一のがんと言われていま
すが、がん検診の受診率が大
変低く、 歳代から 歳代の
若い女性の罹患率が増加して
います。
子 宮 頸 が ん はHPV︵ヒ ト
パピローマウイルス︶の感染
が原因で、約 年間かけてが
ん細胞に変化するということ
から、定期的な検診で早期発
見 が 可 能 で あ り、HPV予 防
ワクチンの接種と、定期健診
により、ほぼ %予防できる
と言われています。
既に世界 カ国以上で予防
ワ ク チ ン が 承 認 さ れ、ま た、
先進国約 カ国で公費助成が
10
100
新市民会館建設予定地
▼ m級はしご付消防ポンプ
自動車の購入
︵金額︶ 七、四五五万円
︵相手方︶船山㈱
こ の 消 防 ポ ン プ 自 動 車 は、
消防署西本町分遣所に配備さ
れます。
15
6月定例会に市長から次の
人事案件が提出され、議会は
全会一致で同意しました。
20
100
30
第 141 号
かしわざき
(3)平成 22 年 7 月 20 日 発 行
第 141 号(4)
かしわざき
平成 22 年 7 月 20 日 発 行
地域コミュニティの将来像と
新たな地域活動の創設
砂塚 定広 議員
一 柏崎市が目指す地域づく
りを問う
︵一︶町内会及びコミュニテ
ィ等の将来像について
︵二︶新たな地域活動の創設
について
二 駅前ふれあい広場及び学
園ゾーン等の未利用地の活
用策を問う
三 教育に対する基本認識と
社会性を育てる教育への取
り組みを問う
︵一︶教育に対する基本認識
について
︵二︶いじめ根絶﹁深めよう
絆県民運動﹂の背景と必要
性について
︵三︶市内の保育園・小中学
校の暴力行為等の実態と対
応について
︵四︶子供たちの社会性を育
てる仕組みづくりについて
地方分権・地域主権の流れ
の中において、町内会・地域
コミュニティ等のあるべき将
来像をどのように描いている
のか問う。
中山間地域は人口減少と少
子高齢化により年齢構成のバ
ランスが崩れ、地域施設の統
廃合も進み、地域コミュニテ
ィ崩壊の危機にあると言え
る。
そこで、複数のコミュニテ
ィにまたがる事業・活動、例
えば、児童クラブ、地産地消
の連携、コミュニティバスの
運行などに対して支援を行
い、地域を再生することを目
的とした、コミュニティ支援
事業を創設してはどうか。
◎市 長
地域コミュニティの将来像
と し て は、﹁地 域 の こ と は 地
域みずからが考えて実践す
る。﹂と い う 考 え 方 が ベ ー ス
になる。高齢化、人口減少に
伴い円滑な運営が難しくなれ
ば、いずれは行政が統合も含
め、環境を整えて町内会をサ
ポートしていく必要が出てく
る。
また、特にそういった地域
では、コミュニティ協議会が
地 域 づ く り の 中 心 と な っ て、
町内会を支えるという姿が望
ましいと考える。
御提案のコミュニティ支援
事業については、これからの
コミュニティ活動の可能性を
追求するものであり、将来的
にはコミュニティの維持や統
合に向けての取り組みのひと
つとして、評価したい。
︵質問の全項目を冒頭に記載、その内容の一部を掲載しました︶
市政のここが知りたい
市政にこれを提案したい
一般 質 問
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
過疎対策事業債による財政
支援の対象が、従来のインフ
ラ整備だけでなく、医師や生
活交通の確保などのソフト事
業にも拡大されたことに関
し、過疎地域住民の足の確保
について、さらに密度を高め
てほしい。
平成 年度の震災で被災し
池田 千賀子 議員
過疎債からは3億1千万円を
充当、残りの 万2千円は一
般財源を充当した。過疎地域
における施設整備では過疎債
の活用は有効だが、あくまで
過疎債は市の借金である。
過疎債を活用した施設整備
についても、必要性等を十分
検討し、判断する必要がある。
よりよい学校給食のために
た施設の復旧とあわせてリニ
ューアルした、株式会社じょ
んのび村の施設整備事業費だ
が、財源構成の内訳のほとん
どが合併特例事業債から過疎
対策事業債に変更された経緯
がある。この内訳について説
明を求める。
◎市 長
高柳町・西山町地区の公共
交通については、再編を進め
ているところ。持続可能な公
共交通を考え、現状の維持だ
けでなくさまざまな角度から
検討を加え、今後の施策を展
開したい。市では、新過疎法
に基づいた﹁過疎地域自立促
進計画﹂を、今年 月をめど
に策定するが、過疎債を有効
に活用した対策により、それ
ぞれの地域の価値を高めるた
めにはどのような施策が必要
かを検討し、計画の中でつめ
ていく。
じょんのび村の施設整備事
業費については、支出合計が
3億7,884万9千円、う
ち国庫補助金として総務省か
ら地域間交流施設整備事業費
4,615万3千円、同じく
国庫補助金で環境省から二酸
化炭素排出抑制対策事業費
2,0 6 0 万 4 千 円 を 充 当、
12
吉川 英二 議員
一 過疎地域自立促進特別措
置法の成立を歓迎し、その
あり方を問う
二 家庭ごみ有料化後の評価
と今後の取り組みを問う
三 女性の健康対策について
問う
過疎対策事業債の
有効な活用について
20
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
第 141 号
かしわざき
(5)平成 22 年 7 月 20 日 発 行
209
一 市保有の公有財産に関す
る今後の考え方と取り組み
について
︵一︶﹁資 産・債 務 改 革 プ ラ
ン﹂に示された﹁見直し対
象財産﹂とは
︵二︶﹁維 持 管 理 や 大 規 模 修
繕﹂対象施設の選定や、優
先順位の決定はどのように
行 い、﹁柏 崎 市 施 設 維 持 管
理計画﹂に反映させるのか
︵三︶市保有財産の適切な維
持管理や、この課題を共有
するためには、ファシリテ
ィマネジメントが有効では
ないか
二 柏崎市の学校給食事業に
ついて
︵一︶学校給食にかかわる職
員の連携について
︵二︶給食の献立や食材の調
達についての考え方
学校給食における市の方針
は、すべての共同調理場の民
間委託である。食育などの付
加価値をつけた学校給食事業
が求められている中で、直営
と民間 委託との差が生じるの
ではないか。真に質の高い給
食事業ができるのか。
食材を提供する事業者の理
解や意識も重要であり、地産
地消・地元経済活性化の意味
で、市内事業者がよりよい食
材を納品できるようになって
ほしい。市では、全事業者が
見積書を提出後、受注先を決
定しているが、その結果を全
事業者に公表してはどうか。
また、実際の現場で食材を
扱う栄養士との話し合いの場
を設けてはどうか。これらが
事業者の育成につながると考
えるが、見解を伺う。
◎教育長
御指摘のとおり、調理員の
食育へのかかわりは大切だ
が、それは本務ではなく、栄
養士の指示のもと、連携して
計画的に食育を進めていくべ
きではないか。民間委託にな
っても、栄養士と調理員との
好ましい人間関係を醸成すれ
ば、質の高い給食の提供に影
響はないと考える。
食材の調達に関して、地元
業者の育成ということには一
定の理解をする。選定要素の
枠内で、可能なものはできる
かぎり発注するように配慮し
ていく。
結果の公表、栄養士と食材
納入業者と の話し合いという
提案については、検討してい
きたい。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
現在柏崎市が抱えている借
金は約1,300億円、市民
一人当たり平均 万円に達
し、大変厳しい財政状況にあ
る。この財政を健全化するた
めには、積極的な産業政策を
打ち出すことが必要だが、そ
の具体的対策として3点を挙
げる。
●原子力発電所の8・9号機
の増設を先導してはどうか。
●観光産業拡充のために、観
光ビザ発給要件の緩和に合わ
せて、中国からの観光客獲得
に力を入れてはどうか。
●公共事業の地元発注が重要
だが、新市民会館の建設工事
はどの程度地元業者が請け負
うことになるのか。
以上について伺う。
140
◎市 長
現在、原発は安全確認作業
の過程にあり、問題がなけれ
ば運転再開という、安全確保
の道筋をきちんと果たさなけ
ればならない。当面は増設の
計画は持っておらず、国の計
画においても同様である。
以前から、中国人観光客に
関しては大変に注目してい
る。柏崎には中国人観光客が
必ず来るであろうスポットも
ある。市だけではなく、県全
体で連携して、それぞれの観
光スポットを結びつけて観光
客獲得を図るといった取り組
みが必要と考える。
また、公平で透明な競争の
もとに、適切に入札が行われ
ることが大切。地元発注は新
市民会館の建設工事に限ら
ず、基本的な課題であるので、
地元企業への配慮 を視野に入
れた中で執行していきたい。
若井 恵子 議員
地域経済活性化のために
荒城 彦一 議員
一 財政健全化と政策課題に
ついて
︵一︶景気・経済に関する認
識と柏崎市の現状について
︵二︶財政上の課題とその対
策について
︵三︶債務総額と返済見通し
について
︵四︶歳入確保と成長戦略に
ついて
︵五︶産業経済の活性化対策
について
︵六︶歳出削減と行財政改革
について
︵七︶財政健全化への対策と
道筋について
市のホームページ
現状と今後の取り組み
第 141 号(6)
かしわざき
平成 22 年 7 月 20 日 発 行
一 柏崎市のホームページに
ついて
︵一︶現状の市のホームペー
ジについて、どのように考
えているか
︵二︶ホームページに掲載さ
れている情報量や内容は適
切であるか
︵三︶ホームページの管理体
制と今後の取り組みはどう
か
二 核廃絶平和都市宣言後の
取り組みについて、どのよ
うに考えているのか
三 発達障害児の早期発見、
早期対応について
以前、市のホームページは
高く評価されていたが、現状
のホームページについて市長
はどのようにとらえている
か。
誰もが利用しやすく、掲載
されている情報量や内容は適
切であるか。
また、ホームページはリニ
ューアルされたが、機能と内
容のレベルを維持向上できる
体制となっているのか。そし
て、体制はどのようにつくり
上げていくのか。
◎市 長
以前のホームページはトッ
プページが煩雑になっていた
ため、リニューアルに当たっ
ては、トップページを整理し、
検索機能を充実させた。従来
のホームページに慣れていた
方には多少戸惑いがあるかも
しれないが、整理されて見や
すくなったと考える。
情報量については、他の自
治体と比較しても、少ないと
は思わない。見やすく、必要
な記事を探しやすくするため
に、記事の作成方法などにつ
いて職員研修を実施してい
る。今後、さらに利用しやす
いホームページを目指してい
きたい。
リニューアル後は、市民向
け、事業者向け、主に観光な
どの市外向けといったジャン
ルごとにトップページを設
け、従来開発業者でなければ
手を加えることができなかっ
たものを、基本的には市職員
がメンテナンスできるシステ
ムにしたことで、それぞれの
情報にたけた職員が管理でき
る 体 制 と な っ た。そ の 上 で、
全体的な管理については、広
報公聴を担当する秘書広報課
がきちんと担うことが必要で
あり、全庁的に統一した基準
で運用するよう、徹底を図っ
ていきたい。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
第 141 号
かしわざき
(7)平成 22 年 7 月 20 日 発 行
三井田 孝欧 議員
一 エネルギー・環境問題の
ため、世界で原子力発電所
の建設が進んでいる。世界
一の原子力発電所を有する
柏崎市として、今後の原子
力発電所との共存共栄、ま
ちづくりについて、世界の
流れを踏まえたうえで、市
長の考えを問う
二 旧柏崎トルコ文化村、番
神海岸の通年観光、婚活事
業など目的を達すべき柏崎
市が行った契約及び契約団
体のあり方、契約団体と柏
崎市との関係について、公
務員倫理を含め、市長に問
う
市が行った契約にかかわる
諸事項について問う
旧柏崎トルコ文化村の売却
に関する裁判について、補助
参加した市の裁判費用の負担
はいくらなのか。
番神海岸の冬季観光につい
て、当 初 の 議 会 説 明 ど お り、
ことしはきちんと取り組む
か。
婚活事業を行ったNPO団
体 は、未 払 い 問 題 等 が 発 生。
随意契約、しかも契約前に公
金で副市長を初め市職員が酒
席をともにしている。この団
体は法人格がない任意の団体
であり、公務員倫理上いかが
なものか。
◎市 長
補助参加した裁判では和解
が成立したが、それに関連し
てもう1件がまだ継続中であ
り、費用の算出はすべてが終
わってからになるので、そち
らが結審しなければ費用は算
出できない。
番神浜茶屋組合との協議を
こ と し に 入 っ て か ら 行 っ た。
市としても、広報等含めてこ
としは冬季の観光に取り組み
たい。
地方公共団体が契約を締結
する場合、契約の相手方に対
して特別な制約はない。目的
達成のために必要な相手方だ
加藤 武男 議員
と 判 断 す れ ば、契 約 が 可 能。
今回問題になっている団体は
委託した業務を遂行する上で
問題があり、契約を締結した
時点では活動実績等を評価し
ていた。今年度の契約はして
いない。酒席への公金支出に
ついては、まだ利害関係にな
る前なので、問題はない。
災害時における
食事の安心安全の確保
一 雨水の有効利用と浸水被
害の防止策について問う
二 非常時における食の安心
安全は、食品衛生の観点か
ら考えて、どのように確保
されるべきか問う
三 スポーツ振興課は、どの
ように柏崎市から全国レベ
ルのトップアスリートを育
てる支援をするのか問う
中越沖地震の際、炊き出し
をしようとした地元有志の方
が、食中毒が心配であるとの
理由から、制止されたという。
被害発生初期の、自助、共
助の段階では、活動可能なと
ころから始めていいと考え
る。多くの人の手によって災
害 対 応 は な さ れ る べ き だ が、
食の安心安全については、プ
ロと呼ばれる方々がいるわけ
で あ り、災 害 時 に お い て は、
食の安心安全のために、市内
各所の自主防災組織等へ参加
してほしいと考える。災害に
強いまちづくりを目指す柏崎
市としては、どのように考え
るのか。
また、防災訓練等の機会に、
食品衛生の専門家の参加を要
請してみてはどうか。
◎市 長
災害時では、まず避難住民
等への食料の供給体制の確立
が 第 一 と な る が、そ の 場 合、
食品衛生の確保が重要であ
り、時期によっては食中毒の
発生防止に万全を期す必要が
ある。食品衛生確保について
は、その知識も必要であるた
め、平常時から、炊き出し訓
練等を通じて、災害に備えた
食品衛生における知識の普及
啓発に努めていく。また、現
在作成中の震災対応マニュア
ルの中に、関連することも取
り入れたい。災害時の食料供
給については、関係者からも
協力をいただき、その状況に
応じた食の安全確保に努めて
いきたいと考える。
防 災 訓 練 等 へ の 参 加 要 請
は、お願いできるようであれ
ば、検討していきたい。
第 141 号(8)
かしわざき
平成 22 年 7 月 20 日 発 行
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
星野 正仁 議員
東市街地循環バスが、4月
1 日 か ら 本 格 運 行 に 移 行 し、
中央循環バスとあわせて、中
心市街地の交通の利便性が高
まった。しかし、市内西部地
区の公共交通はまだまだ不便
との声がある。西部地区には
赤坂山公園や新潟病院、大型
一 今後の柏崎全域の公共交
通体系について
二 自殺対策︵うつ︶につい
て
三 地産地消における水産物
の利用について
四 女性特有のガンへの取り
組みについて
市内西部地区と中山間地域の
今後の公共交通
団 地 が あ る こ と も 考 え る と、
路線の延長が必要ではないか。
また、中山間地域でも、路
線バスの利用者はほとんどが
高齢者だが、自分で車を運転
できない交通弱者である。過
疎地域の公共交通に対する問
題は全国でも取り組まれてお
り、さまざまな工夫がなされ
ている。市でも、利用する人
の声を十分聞きながら取り組
みを考えてほしいが、このこ
とについて市長の考えを問う。
◎市 長
西部地区の路線は現在3系
統運行されているが、発着が
柏崎駅の北口と南口に分かれ
ること、経路も複雑であるこ
と、北口発で新潟病院へのア
クセスを望む声があることか
ら、再編の検討を進めている。
しかし、運行距離や乗車時間
が延びることによる利便性の
低下で利用者離れになり、車
両 確 保 や 道 路 環 境 整 備 な ど、
多くの解消すべき問題を含ん
でいることから、バス事業者
や関係町内会と十分に協議し
ながら、話を詰めていきたい。
中山間地域の路線では、例
えば高柳町地区と鵜川地区で
は、両地域を結びながら地域
内の公共交通体系を通常の路
10
片山 康夫 議員
線バスから再編し、本年 月
からの本格運行に向けて取り
組んでいる。西山町地区につ
いては、現行の福祉バスを基
本としながら効率化を図ると
ともに、他交通機関との接続
等による利便性向上の形で再
編することとし、 年度の試
験運行の開始に向けて調整を
行っている。市としては、今
後も持続可能な公共交通体系
の維持・向上に努めていく。
震災からの復興に向けて
23
一 雇用悪化の実態と抜本的
な改善について
︵一︶柏崎地域における雇用
の実態と改善について
ア 雇用の実態
イ 緊急雇用創出事業臨時
特例基金事業等の柔軟な対
応について
ウ 庁舎内﹁雇用創出ワー
キングチーム﹂の取り組み
の実態と方向について
︵二︶雇用維持に対する大企
業の社会的責任について
ア 労働者派遣法の抜本的
改善。大企業の内部留保を
取り崩し、雇用創出を図る
イ 国際競争に打ち勝つた
めという名のもとに大企業
の法人税の減税には問題が
ある
︵三︶雇用保険の全国延長給
付について、国に対して実
行するように具申すること
二 震災から復興への現在に
おける課題と対応について
︵一︶文化財の修復、町内会・
コミセン等の防災器具維持
管理に対する支援や復興基
金での対応について
︵二︶義援金の配分について
︵三︶復興基金﹁こころのケ
ア事業﹂等を活用した高齢
者等への取り組みについて
震 災 か ら の 復 興 に お け る、
課題と対応について伺う。
●震災で壊れた文化財への支
援は。
●短い期間に2度震災に遭っ
た地域があり、防災器具の維
持管理の支援が求められる。
●義援金の配分は。
●震災で心の傷を負った方た
ち、特に高齢者への取り組み
の現状と、今後の課題は。
◎市 長
●復 興 基 金 理 事 会 に お い て、
文化財修復の必要性を主張し
てきた。まだ時間を要するで
あろうが、今後も引き続き実
現に向けて要望していく。
●市の補助金交付要綱や基金
メニューでは、自主防災会設
立時の防災設備等購入費が対
象のため、維持管理は各自で
お願いしたい。
●町内会・コミュニティ協議
会への助成を中心に、もう少
し幅広い範囲での配分を考え
ている。
●現在の取り組みでは、見守
り支援やサロン活動、健康相
談会、戸別訪問による介護相
談など。基金事業が終息して
も、引き続き近所同士の助け
合いや支え合いが定着するよ
う努めていく。
年々増加しているが、一向に
解消する兆しが見えない。市
民は市の介護施策がおくれて
いると考えている。国・県の
支援を強く求め、施設整備を
急ぐことはできないか。
現在の介護度別の待機者数
や割合の実態は。また、国が
示す﹁ %の参酌標準﹂の撤
廃を求めてほしいが、市の介
護福祉施設整備拡充に対する
動き・努力等について伺う。
◎市 長
入所待機者の解消に対応す
るため、第4期介護保険事業
計画に基づき、施設整備を進
めている。既存施設でベッド
数を増床し、各種施設の新規
開設に向けて現在整備に取り
組んでいる。
特養ホームの待機者は、平
成 年2月末現在で 人。介
護度別では、要介護5が 人、
4が 人、3が 人、2が
人、1が 人。参酌標準の撤
廃については、これまで見直
しの働きかけは行っていない
が、現状を踏まえると、平成
年度からの第5期介護保険
事業計画では参酌標準の枠を
超 え た 拡 充 が 必 要 と 考 え る。
国・県に要望しながら、動向
を見きわめていきたい。
134
214
934
189
ている。
現在の原子力安全・保安院
と原子力安全委員会のダブル
チェック体制について、これ
までの取り組みをかんがみる
と、それなりの役割を果たし
ていると受けとめている。し
かし現体制が国民の疑念・不
安を生み、信頼が得られない
要因だと危惧している。少な
くとも国民の信頼を得るため
には、保安院を分離独立する
ことが望ましく、それを前提
とした上で、原子力安全規制
のあり方について、国民に対
する透明性を確保しつつ、議
論を行うことが必要と考える。
一 原子力防災に関連する課
題について
︵一︶規制機関の分離・独立
の見直しは、どこまで進ん
でいるか
︵二︶保育園にヨウ素剤を配
置する考えはないか
︵三︶防災対策重点地域を市
内全域に広げる必要性につ
いて
︵四︶避難所に指定された統
廃合校を避難所として存続
してほしい
二 特養ホームの増加する待
機者の解消を求めて
︵一︶国県等あらゆる支援を
得て施設整備を急ぐべきで
はないか
︵二︶国が示す﹁ %の参酌
標準﹂を撤廃することを求
めるが、どうか
三 生活保護の受給状況につ
いて
︵一︶全国的には増加傾向に
あるが、市の保護率が低い
原因は何か
︵二︶申請者や受給者との相
談が十分行える職員が配置
されているか
四 米戸別所得補償事業の参
加率が低いと聞くが、問題
は何か
37
特 養 ホ ー ム 入 居 希 望 者 が
37
198
柏崎刈羽原発で、トラブル
隠しやデータ改ざんが発覚し
てから、原発政策を進める監
督官庁である経済産業省の中
に、資源エネルギー庁と原子
力安全・保安院があることが
問題との世論も高まった。規
制 機 関 の 分 離 独 立 に つ い て、
政府関係者は前向きに議論・
検討していく姿勢を示してい
る。市は5月 日に知事・刈
羽村長との三者連名で、国の
原子力安全規制体制の見直し
に関する要望書を国に提出し
たが、政府の動向の現状と市
長の今後の対応について伺
う。
宮崎 孝司 議員
27
◎市 長
民主党は昨年7月に発表し
た 政 策 集 の 中 で、﹁安 全 チ ェ
ック機能の強化のため、国家
行政組織法第3条による独立
性の高い原子力安全規制委員
会 を 創 設 す る﹂と し て い る。
今年3月には鳩山前首相が参
議院予算委員会で、前述の委
員会について﹁設置について
積極的に行動させる﹂との答
弁をしており、それを受けて、
経済産業省においては議論を
開始、原子力の安全規制体制
の強化に向け、組織の抜本見
直しを行う方針であると聞い
求められる
早急な介護福祉施設の整備
原子力安全・保安院の
分離独立と今後の対応
笠原 浩栄 議員
一 独居及び高齢家族の増加
が進む中で、介護未認定家
族への支援体制と対応につ
いて
二 原子力安全・保安院を分
離独立させた規制体制の確
立について、政府の動向と
市長の対応について
三 中越沖地震で大きな被害
を受けた柏崎刈羽原発1号
機の再点検を、東京電力に
要請することについて
四 市民や観光客が安心して
中心市街地を散策や買い物
ができるよう、市街地に公
衆便所を設置することにつ
いて
172
22
24
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
第 141 号
かしわざき
(9)平成 22 年 7 月 20 日 発 行
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
味である。人件費における
柏崎市の独自性の構築を図
るべきではないか
市民の大方は市職員の人件
費が高すぎると認識してい
る。事実、平成 年度では職
員数1,021人に対し、総
人件費︵手当含む︶と共済費
と市持ち出し分の合計が、約
億円であり、一人平均 万
円である。新潟県の大中小企
業平均は 万円だが、市当局
がこの現状をどのように把
握・認識しているのか伺う。
89
302
871
◎市 長
総人件費は 億円で、実際
に職員が給与として受け取る
額は一人平均 万円である。
地方公務員の給与水準につ
いては、本市を含む全国の地
方自治体で見直しが行われて
いる。本市では、加えて、定
員適正化計画に基づく着実な
人員削減、中越沖地震後の厳
しい財政状況に対応するため
の独自の給与削減を実施する
など、可能な限りの策を講じ
て官民格差を縮める努力を行
っている。経済情勢と地域格
差など、実態に合わせながら、
民間給与を公務員給与に反映
し、格差を是正していく。市
としての独自の調査は難しい
ので、新潟県の人事委員会に
よる調査・勧告を基準にして
いる。
市民からの要望・要求は多
様であり、高い能力を持って
対応するには、それに見合っ
たしかるべき給与で、責任あ
る質の高い仕事をすることが
重要である。人件費は安くな
ればいいというものではない
と考える。
持田 繁義 議員
給与の官民格差是正を
中村 明臣 議員
一 高過ぎる公務員の人件費
について・・・第3弾
︵一︶市民の大概の方々は、
市職員の人件費は高過ぎる
と認識している。市当局は
どのような認識でおられる
のか
︵二︶今年度の職員の昇給は
何%か
︵三︶今年度予算成立から2
カ月経った。残業費は削減
されたか
︵四︶残業ゼロの実現は可能
か
︵五︶地方の時代、独自性を
唱 え る な ら、﹁ラ ス パ イ レ
ス﹂などという言葉は無意
プロポーザル方式は
どのように生かされるのか
21
63
621
第 141 号(10)
かしわざき
平成 22 年 7 月 20 日 発 行
一 地方自治と憲法の立場か
ら、沖縄・普天間基地をめ
ぐる問題をどう見るか
︵一︶施 政 方 針 で 示 さ れ た
﹁地方の時代﹂とのかかわ
りについて
︵二︶民主党が標榜する﹁地
方主権﹂と昨年9月の﹁閣
議﹂に照らして
︵三︶地 方 自 治 の 本 旨、﹁住
民自治と団体自治﹂との関
係について
︵四︶日本国民の主権と国民
の﹁幸福を追求する権利﹂
の根本が問われる
︵五︶
﹁抑止力﹂をたてに﹁米
国にモノが言えない﹂政府
でいいのでしょうか
︵六︶沖縄・米軍基地の成り
立ちを市民・国民的に認識
する重要性
︵七︶青少年健全育成と日本
の将来への最悪の事態を回
避すべきではないか
二 プロポーザル方式による
北条小学校の建設課題につ
いて
︵一︶学校建築にプロポーザ
ル方式を取り入れる意味と
意義について
︵二︶新市民会館建設におけ
る成果と教訓はどう生かさ
れるのか
︵三︶建設委員会、保護者・
教職員・子供たち等、関係
者の意見や要望はどのよう
に反映されるのか
︵四︶基本的条件、提案課題
の公表、応募スケジュール
等はどのように運ぶか
︵五︶学校の木造設計が注目
され、教育的効果、環境、
地 域 の 風 土・文 化 と の 調
和、健康と心理、空調効果
等の研究もあるが、どのよ
うに考慮されるか
︵六︶﹁環 境 配 慮 契 約 法﹂を
基本的に取り入れたものに
なるのか
プロポーザル方式の採用に
当たり、市の教育方針・哲学
を含めた総合的な観点が求め
られるだけに、どのような条
件・提案・運びとなるのか。
◎教育長
選定された設計者は、北条
小学校建設委員会の場で地区
の代表者や保護者、教職員と
意 見 交 換 な ど を 行 い な が ら、
基本設計を進めていくことに
なる。3つの基本コンセプト
を提案課題とし、それに対す
る設計者の提案意欲などを評
価して、設計者の選定をした
い。
かしわざき
(11)平成 22 年 7 月 20 日 発 行
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
第 141 号
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
6月 定 例 会 議 決 一 覧
市 長 提 出 議 案
件 名
専決処分報告について(税条例の一部を改正する条例)
専決処分報告について(都市計画税条例の一部を改正する条例)
専決処分報告について(国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
専決処分報告について(職員退職手当支給条例及び企業職員の給与の種類
及び基準を定める条例の一部を改正する条例)
専決処分報告について(平成21年度一般会計補正予算(第16号)
)
専決処分報告について(国民健康保険条例の一部を改正する条例)
字の名称変更に伴う関係条例の整理に関する条例
職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休暇等に関する条例
の一部を改正する条例
妊産婦、乳児及び子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例
農村環境改善センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
平成22年度一般会計補正予算(第2号)
平成22年度一般会計補正予算(第3号)
平成22年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
平成22年度老人保健特別会計補正予算(第1号)
平成22年度介護保険特別会計補正予算(第1号)
平成22年度ガス事業会計補正予算(第1号)
平成22年度水道事業会計補正予算(第1号)
平成22年度公共下水道事業会計補正予算(第1号)
平成22年度農業集落排水事業会計補正予算(第1号)
柏崎市、刈羽村及び出雲崎町の公の施設の相互利用に関する協定の一部を
変更する協定の締結について
財産の譲与について(建物)
財産の取得について(土地)
財産の取得について(15m級はしご付消防ポンプ自動車)
字の変更について
市道路線の認定について
財産の取得について(土地)
人権擁護委員候補者の推薦について
議 員 提 出 議 案
件 名
議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例
子宮頸がん予防ワクチンの国による公費助成を求める意見書(案)
備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書(案)
30人以下学級実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充を求める
意見書(案)
国民健康保険に対する国庫負担の見直し・増額を求める意見書(案)
請 願 ・ 陳 情
件 名
備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める請願
30人以下学級実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充に係る
意見書の採択を求める請願
国民健康保険に対する国庫負担の見直し・増額を求める請願
透析患者の通院交通費の増額と災害時の食事の確保に関する請願
満蒙開拓者(柏崎村)犠牲者の鎮魂と対策に関する陳情
議決状況
全会一致
〃
〃
議決結果
承 認
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
原案可決
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
同 意
議決状況
賛成多数
全会一致
賛成少数
賛否状況
議決結果 賛否状況
修正可決 議員賛否一覧へ
原案可決
否 決 議員賛否一覧へ
〃
〃
〃
〃
〃
〃
議決状況
み な し
議決結果
不 採 択
賛否状況
〃
不 採 択
〃
全会一致
―
不 採 択
採 択
報 告
※ 上記の請願のうち、議決状況欄が「みなし」とあるものは、これに対応した意見書(案)が議員から提出
され、意見書(案)を先に採決しましたので、その議決結果をもって請願の採択・不採択が決定されたも
のです。 陳情は、議会に報告するのみで、審議はしていません。
※ 賛否が分かれた議案等については、議員の賛否を 12 ページに掲載しています。
かしわざき
平成 22 年 7 月 20 日 発 行
第 141 号(12)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
平成21年度政務調査費の会計報告
柏崎市議会における、会派が行う市政に関する調査研究に資するため、必要な経費の一部として、議会の会派に対し政務調査費を交付しています。
なお、政務調査費は会派所属議員1人当たり48万円が交付され、残余の額が生じた場合は返還しています。
日本共産党柏崎市議員団
(3人)
会派
費目
整風会
(4人)
市民クラブ
(3人)
柏崎のみらい
(3人)
公明党
(2人)
平成会
(3人)
自治研究会
(4人)
佐藤 敏彦 若井 洋一 若井 恵子 星野 正仁
池田千賀子 笠原 浩栄 真貝 維義 吉野 芳章
荒城 彦一
飯塚 寿之 高橋 新一
矢部 忠夫
片山 康夫 三井田孝欧 吉川 英二
宮崎 孝司 五十嵐直樹 霜田 彰
持田 繁義 梅沢 明 斎木 裕司
丸山 敏彦
議 員 名
社会クラブ
(4人)
村田幸多朗
砂塚 定広
野中 栄司
加藤 武男
民 友
(2人)
蒼生会
(2人)
遠藤 清 中村 明臣
本間 厚幸 入沢 徳明
960,000
額
1,440,000
1,920,000
1,440,000
1,440,000
1,920,000
960,000
1,440,000
1,920,000
960,000
息
204
208
126
171
225
56
109
128
100
130
収 入 合 計
1,440,204
1,920,208
1,440,126
1,440,171
1,920,225
960,056
1,440,109
1,920,128
960,100
960,130
研究研修費
354,590
0
23,800
641,785
362,215
431,550
683,542
283,340
425,630
0
調 査 旅 費
215,790
1,388,660
1,407,891
160,670
456,770
388,270
88,140
1,565,880
305,540
553,340
資料作成費
0
25,027
0
8,000
0
0
0
0
0
0
資料購入費
230,874
46,405
8,400
82,450
282,570
54,959
79,137
25,390
61,149
57,220
支
給
利
広
報
費
0
426,600
0
0
0
0
382,950
0
0
0
広
聴
費
0
0
0
2,100
0
0
0
0
0
0
人
件
費
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
事 務 所 費
19,163
33,516
0
62,825
170,745
68,837
206,335
10,806
34,188
58,684
他
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
支 出 合 計
820,417
1,920,208
1,440,091
957,830
1,272,300
943,616
1,440,104
1,885,416
826,507
669,244
差引残額(返還額)
619,787
0
35
482,341
647,925
16,440
5
34,712
133,593
290,886
そ
の
科 目
研
調
究
研
査
修
旅
内 容
費
研究会等を開催するための経費、及び他の団体の開催する研修会等に参加する経費
費
先進地調査及び現地調査の経費
資
料
作
成
費
調査研究活動のために必要な資料作成の経費
資
料
購
入
費
調査研究活動のために必要な図書、資料等の購入経費
広
報
費
議会活動、及び市の施策について報告及びアピールするための経費
広
聴
費
会派の政策等に対する要望、意見等を聴取するための会議等の経費
人
件
費
調査研究活動を補助する職員を雇用するための経費
費
調査研究活動のために必要な事務機器購入費及びリース料等
他
上記に掲げる経費以外で調査研究活動に必要な経費
事
務
そ
所
の
議 員 賛 否 一 覧
(6月定例会の採決における議案等の賛否の状況)
議 案 等
議 員 名
片山 康夫
宮崎 孝司
持田 繁義
中村 明臣
入沢 徳明
村田幸多朗
砂塚 定広
野中 栄司
加藤 武男
佐藤 敏彦
池田千賀子
飯塚 寿之
吉川 英二
霜田 彰
斎木 裕司
若井 洋一
笠原 浩栄
高橋 新一
矢部 忠夫
遠藤 清
本間 厚幸
若井 恵子
真貝 維義
星野 正仁
三井田孝欧
荒城 彦一
吉野 芳章
五十嵐直樹
梅沢 明
丸山 敏彦
議会の議員の定数を定める
条例の一部を改正する条例
に対する修正案
○
○
○
○
欠
○
○
○
○
○
×
×
○
退
―
○
○
○
○
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
備蓄米買い入れと米価の回 30人以下学級実現、
教員賃
復・安定を求める意見書
(案) 金改善、
義務教育費国庫負
担制度拡充を求める意見書
(案)
○
○
○
×
欠
○
○
○
○
×
×
×
○
退
―
○
○
○
○
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
退
○
○
○
×
欠
×
×
×
×
○
○
○
○
退
―
○
○
○
○
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
退
○は賛成 × は反対 欠は欠席 退は早退し採決に加わっていない。
斎木裕司議長は採決に加わりません。
国民健康保険に対する国庫
負担の見直し・増額を求める
請願
○
○
○
×
欠
×
×
×
×
○
○
○
○
退
―
○
○
○
退
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
退
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
政務調査費による
各会派の活動報告︵1︶
市議会の各会派では、政務
調査費により、調査・研修等
を行っており、その活動の一
部を報告します。
28
22
ダ、ベルギー、フランスの農
業を見て回った。
最初のオランダの生花中央
市場では、日本式の威勢のよ
い競りを期待していたが、様
相一変、スクリーンを見なが
ら 無 言 で 競 り 落 と すIT取
引、世界最大規模の生花市場
システムに目を見張る。
政務調査費による活動報告
市民クラブ
アメリカ合衆国は、一九五
〇年から使用済み核燃料の最
終処分場の検討を始め、一九
八七年には既にユッカ・マウ
ンテンを最有力の候補地とし
て 選 定 し て い る。そ れ 以 降、
ネバダ州ナイ郡が国のエネル
ギー省の補助金を使い、近年
は郡単位で、その優位性の研
究・実 験 を 積 み 重 ね て い る。
市民クラブは、放射性廃棄物
最終処分場であるユッカ・マ
ウンテンを視察した。
ナイ郡は、ラスベガスから
北へ キロメートル、車で1
時間の場所にある。放射性廃
棄物処理場プロジェクト事務
所でユッカ・マウンテンがい
かに最終処分場に適している
か説明を受ける。彼らが主張
する優 位 性は、まず 半 径 ㎞
以 内に人が住んでいないこと。
処分場は硬い岩盤であり、安
定していること。雨が降って
もすぐに蒸発し、地下水に影
響 を 与 え な い こ と で あ り、
我々日本人から見て十分すぎ
るほどの条 件 はそろっている。
むしろ誘致のために、郡自治
体が研究・調査の努力をして
いることに敬意を表する。そ
の後、人家のない岩がごろご
ろした平原を1時間車で走
り、最終処分場の真上に立ち、
適地であることを実感する。
160
政務調査費による活動報告
ギーはジャガイモが主食、お
国の違いとはいえ日本のコシ
ヒカリに感謝する。
農業の担い手に頭を悩まし
て い る の は 日 本 だ け で な く、
EUも同様な課題を抱えてい
る。中でもフランスは、今か
らおよそ 年も前から、全国
青年農業経営者センターを設
立し、政策的にセンターを支
援しながら担い手の育成に実
績を上げている。取組みの早
さと方針の明確さに日本との
違いを知る。
フ ラ ン ス はEU統 合 前 か
ら、通貨が大幅に下落したに
も拘わらず、食べるに不自由
をしないことから、一度も悲
哀を感じたことが無いと言
う。農業大国フランスの食料
自給 率 %の底力を嗅ぎ取っ
た。明日の食料があれば、国
民を安心に導くことができ
る。日本は、もっと食料自給
率 を 上 げ な け れ ば な ら な い。
日本農業が、これからどう対
処しなければならないかの基
本を肌で感じたことは望外の
収穫であった。
50
130
整 風 会
(ベルギーの有機野菜農場)
ベルギー視察の狙いは、有
機農業の現状を確かめること
にあった。高度の技術と厳し
い品質管理システムを想像し
ていたが、目の当たりしたの
は、広大な農地に大型農機を
組み合わせた耕畜連携であっ
た。基本を変えない頑固な姿
勢に農業の原点を見る思いが
した。また、オランダ、ベル
100
整 風 会 は 平成 年 4 月 1 日
※
付で平成会と合併し、所属
議員は7名となりました。
全国に先駆けて議会基本条
例を制定した大分県大分市議
会でも調査・意見交換を行い
ました。議会基本条例そのも
のを学ぶことはもちろん、こ
れまで柏崎市議会が全国の議
会に先駆けて議会改革を行っ
てきた事の検証も兼ねて、議
会活性化推進会議の会長、副
会長の議員とともに意見交換
を行いました。一問一答形式
の質問など柏崎市議会でさき
に 行 っ た 改 革 は あ る も の の、
大分市議会の﹁市民が集まる
場に議会として出向く﹂とい
う合意形成のやり方などは参
考になる点が多く、その手法
を学ぶことができました。
そして、全国で2番目にプ
ルサーマル燃料を導入した愛
媛県の四国電力伊方発電所で
も視察・意見交換を行いまし
た。導入するまでの住民への
説明、議会との関係、経済波
及効果などを実践した生の声
としてお聞きすることがで
き、当市での今後の議論の参
考となりました。
欧州農業の報告
自治研究会
昨年の 月、欧州農業事情
視察団の一員として、オラン
11
22
整風会では、平成 年3月
日∼4月1日までの間、視
察を行いましたので、以下に
御報告いたします。
まず、公共交通過疎地にお
けるまちづくりとして、熊本
県山鹿市を視察しました。山
鹿市は、鉄道が通っておらず、
近隣の自治体からもバスで
分以上かかるという公共交通
過疎地でありますが、米処で
あることを統一テーマとした
町歩きや芝居小屋の活用など、
古き良きものを大切にすると
いう活動を民間が行ってお
り、さらに古いなかでも、い
つの時代を体現するのかとい
う吟味されたレトロなまちづ
くりが実践されておりました。
40
第 141 号
かしわざき
(13)平成 22 年 7 月 20 日 発 行
視察先ユッカ・マウンテン
足元 300m下に最終処分場
再処理又はワンスルー、い
ずれにせよ最終処分場は必要
であり、この時代、処分場建
設の歩みをとめてはならな
い。
45
日本を見たとき、高知県東
洋町が候補地の調査に手を挙
げようとしたにもかかわら
ず、高知県知事が中止させた
ように、最終処分場建設を平
成 年に予定しているが、間
違いなく後年にずれ込むであ
ろう。
アメリカが処分場建設をお
くらせるようなことになれ
ば、それを理由に日本も先送
りになることをおそれる。
福岡水素タウン
社会クラブ
住宅団地に家庭用燃料電池
システム
18
22
研究開発が始まってから久
しい家庭用燃料電池システム
の普及がいよいよ本格化しよ
うとしている。
平成 年2月 日、福岡県
が糸島市で進めている福岡水
素タウンについて視察・研修
をした。筑前前原駅近くに設
置されている福岡水素タウン
事務所で、福岡県商工部新産
業・技術振興課企画監・田代
裕靖氏から説明を受けた。福
岡県では﹁水素家庭用燃料電
池・燃料電池自動車﹂の開発
による低炭素社会の構築を目
指し福岡水素戦略を行政、企
業、大学など 団体が参加し
組織している。特に福岡県が
水素戦略を検討している理由
に、九州大学の知的資源、平
成 年7月に産総研﹁水素材
料先端科学研究センター﹂が
九 州 大 学 に 設 立 さ れ た こ と、
北九州市内の製鉄所等から発
生する年間5億立方メートル
もの副生水素を全国で唯一市
街地を通 る キロメートルの
水素パイプラインの実証があ
ること、九州大学伊都キャン
12
577
10
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
第 141 号(14)
かしわざき
平成 22 年 7 月 20 日 発 行
パ ス﹁水 素 研 究 キ ャ ン パ ス﹂
や北九州エコタウン地区が実
証されていること、水素シス
テムの産業化を実現する多彩
な製造業の集積があることを
上げ、水素戦略を構築できる
と説明された。
福岡水素タウンは、糸島市
南台団地と美咲が丘団地に
台を平成 年に設置し、4年
間、実 証 実 験 を 行 っ て い る。
家庭用燃料電池の総合効率は
約 %、約3割の省エネと二
酸化炭素削減が可能だと説明
があった。新日本石油が燃料
電池システム︵エネファーム︶
を設置、管理、データ収集を
行う。西部ガスエネルギーが
燃料︵LPG︶を供給し日常
のメンテナンスを行うとのこ
と だ。設 置 費 は、NEDO技
術開発機構・新エネルギー財
団、福岡県・福岡水素エネル
ギ ー 戦 略 会 議 が 助 成 を 行 う。
ここでは、1KW級を設置し
大量発生するお湯の調整を図
り、電気使用料の6割、給湯
需要の8割︵一般家庭の場合︶
を賄っていると説明があった。
新潟県内でも、新潟市、長
岡市をシェアに持つ北陸ガス
会社は、燃料電池の普及を見
越してガス供給器の変更作業
を進めている。
80
22
150
食育に関する調査研究
柏崎のみらい
会 派 み ら い で は、﹁食 育﹂
を推進するために調査研究を
行っています。二〇〇九年度
は、
○﹁食 の ま ち づ く り﹂条 例 を
制定して食育を推進している
福井県小浜市視察
○﹁食 育 の 推 進 と 農 業 の 振 興
に関する条例﹂を制定し、完
全米飯給食に取組んでいる新
潟県三条市視察
○﹁柏 崎 市 食 育・地 産 地 消 連
絡協議会﹂の皆さんや市議会
議員有志とともに、三条市食
育推進室の栄養士をお招きし
て の 研 修 会 の 開 催 な ど を
行ってきました。
■小 浜 市﹁食 の ま ち づ く り﹂
条例
福井県小浜市は食育政策専
門員︵中田典子氏︶を配置し
て、﹁魚 を 使 っ た 食 育﹂を 展
開しています。特徴的な取組
み が﹁キ ッ ズ・キ ッ チ ン﹂。
中 田 氏 に よ れ ば、﹁何 も 先 入
観がない状態で、魚を観察さ
せたり調理させたりした時の
反応の大きさは野菜をはるか
に凌ぐ﹂と言います。
■三条市﹁食育の推進と農業
の振興に関する条例﹂
三条市の条例は、食育に関
する、市・市民・事業者の役
割を謳っています。農業者の
役割は﹁安全安心な産物の安
定 供 給・市 の 施 策 へ の 協 力﹂
としています。更にこの政策
を推進する所管課として﹁食
育推進室﹂という独立した室
を設置しているのも三条市の
特徴です。
■﹁柏 崎 市 食 育・地 産 地 消 連
絡協議会﹂における研修会
﹁柏 崎 市 食 育・地 産 地 消 連
絡協議会﹂と市議会議員有志
は、三 条
市の取組
みについ
て学ぶた
め、田 村
直栄養士
をお招き
し、研 修
会を開催
し ま した。
三条市は必ずしも保護者など
が賛成していない﹁例外のな
い完全米飯給食﹂を実施しま
した。このことに見るように、
行政担当者の強い信念が政策
を実現することを実感した研
修会となりました。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
42
マラソンを走るということ
ティに富んだ人々の楽 しげ な
様子など、心の触れ合いは得
がたいものでありました。
周囲の人々の協力で行われ
る潮風マラソンを走り、改め
て周りの人への感謝を胸に
し、日々を送るという大切さ
を実感できる事がこの﹁マラ
ソン﹂という競技の大きな魅
力であると私は思います。
そ の 魅 力 に 魅 せ ら れ て し
まった故に、私のライフワー
クのひとつになるでしょう。
議 員
寄 稿
生するマグニチュード6クラ ﹁親 し い 郷 山︵さ と や ま︶﹂。
様々な伝説のなかに証 明さ れ
スの地震の2割余は日 本で 発
生 し て い ま す。﹁地 震 大 国﹂ ます。
この郷山に魅せられ、近寄
はいうに及ばず、大地の揺れ
り、交 わ り、﹁明 日 の 健 康﹂
の激しさを誇る地域と いっ て
をつかみ取れるような 感激 が
も差し支えないと思います。
得られる、それが﹁八石山﹂。
そこから生まれる自然風景
誰 か ら い わ れ る の で も な く、
は﹁芸術的﹂です。柏崎市の
我がことのように、この﹁郷
特徴にも表現され、それは三
階 節 で 名 高 い 米 山 を は じ め、 山を守りたい﹂と、自然と身
体が動き出す、集まりの輪が
黒姫山、八石山、西山連峰の
大きくなっているよう に思 い
山々に抱かれ、豊かな恵みを
ます。北条中学校の生徒たち
受けつつ、福浦八景や砂丘地
が﹁八石を守る会﹂の方々と
など変化に富んだ ㎞の海岸
交 流 し な が ら、﹁自 分 の 植 栽
線から佐渡島を望む風 光明 媚
と郷山整備﹂に携われるとい
な地方都市ということ にな り
うのは、とても幸せな時間で
ます。
す。
私の住む北条地域には八石
北条地域には﹁緑﹂はたく
山があり、八石の自然に親し
さんあります。しかし、何も
み守って活動する、文字通り
しなければ、人を寄せつけな
の純ボランティア組織 があ り
い﹁単なる山﹂。愛情を注いで、
ます。5年前、この﹁会﹂の
手入れがあるからこそ、人々
設立 周年を記念する文集が
を 優 し く 包 み 込 む﹁緑 の 海﹂
作成され、北条中学校のPT
に生まれると信じます。
A会長だったこともあり、次
の よ う に 寄 稿 し ま し た。︵大
登山者にふさわしいコース
要︶
づくりと周辺整備は絶 え間 な
どのくらいの時間と規模で
く、今に続きます。
大地が揺れ動いたものか。全
ほっと一息つける雰囲気を
く想像はつきません。 メー
か も し 出 せ る よ う な フ ァミ
トルの﹁勇姿﹂は、今を生き
リーな登山に、いつでもどうぞ。
る私たちを、その歴史の重み
八石山はみなさんを待って
で見つめ続けているよ うに 感
います。
じます。地球に深く根ざした
600
八石山は
いつでも待っています
議員 持田 繁義
地球が誕生して 億年とい
われています。地球規模から
みれば日本の国土はわずか
%しかないのに、世界で発
10
42
37
議員 星野 正仁
しかし、そこはスポーツ好
きの私、やってみなきゃわか
るまいとの良く言えば﹁チャ
レンジ精神﹂で始めてみたと
ころ、そこはやはり ・ ㎞
の大きな壁。
練習のオーバーワークが祟
り、初 回 の 成 績 は ・7 ㎞、
鯨波給 水地点の閉鎖時 間に 数
分間に 合わず無念のリ タイ ア
となりました。
今度こその2回目は、意地
での完 走までこぎつけ まし た
が、天候が生憎の雨、その対
策が不十分だった為、足には
数多くのマメができ、体温低
下によ る足の痙攣など 暫く は
体がま まならず大変な 思い を
しました。
轍を踏んだ3回目、体調も
整え準備も万全、後遺症も残
らず無事完走、感無量であり
ました。
走っている最中は、なんで
こんな に苦しい事をや って い
るのだ ろうと自分でも 不思 議
に思い、来年は止めようと何
度も考えましたが、ゴールし
た瞬間の喜び・達成感は言葉
には表せない、何事にも例え
ようのない感動でありました。
また、共通の目標へと向か
い共に走る人々との会話、沿
道で応援してくれるバラエ
46
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
幼少の頃より体を動かす事
の好きな私は、学生時代から
現在ま で様々なスポー ツに 取
組んできました。
現在特に熱中しているのは
テニス・マラソンであります
が、その中でもマラソンには
他の競 技にはない魅力 を感 じ
ています。
マラソンを走るきっかけと
なったのは、やはり王道であ
る﹁箱根駅伝﹂の視聴であり
ました。
今までも正月の楽しみとし
てテレ ビで視聴してい まし た
が、息子が通学している大学
が参加した事もあり、手に汗
握りながら見ているうちに
﹁こ れ は ぜ ひ 自 分 も 走 っ て み
よ う﹂と い う 思 い が 高 ま り、
どうせ走るなら﹁潮風マラソ
ン﹂へ参加してみようと言う
所へ至ったのです。
経験者へその思いを告げた
と こ ろ、﹁い き な り 参 加 す る
事は、米山登山した事がない
者がエ ベレストに登り たい と
言う事と同じですよ﹂と﹁無
謀﹂というお墨付きを頂戴す
る事となりました。
0.3
第 141 号
かしわざき
(15)平成 22 年 7 月 20 日 発 行
195
24
議員︶調査出張︵福井県敦
賀市︶
編集後記
世 界 の 大 き な 潮 流 の 中 で、
日本の社会環境が大きく変貌
してきておりますが、柏崎市
も例外ではありません。
柏崎市は、今年度、市制施
行 周年を迎え、これまで市
制 も 躍 進 を 続 け て き ま し た。
これも先人の皆様の御尽力に
よるものと感謝しております。
また、平成 年には2町と
の合併により新生柏崎市とし
て 更 な る 飛 躍 と 発 展 を 願 い、
各種多くの事業が推進されて
きております。
新柏崎市も広域になり、さ
らに相次ぐ震災などで柏崎市
は 他 市 に は な い さ ま ざ ま な新
たな課題も山積しております。
議会活動の内容も多くなっ
てきておりますが、市民の皆
様にわかりやすく読んでいた
だきますよう編集に努めてお
ります。 ︵入沢徳明︶
%の用紙を使用しています。
委員長 吉川英二
副委員長 佐藤敏彦
委員 片山康夫 入沢徳明
村田幸多朗 若井洋一
遠藤 清 若井恵子
星野正仁
議会だより編集委員会
17
少年にかかわる団体との懇
談会
6月
1日 議会改革に関する特別
委員会
2日 池田議員調査出張︵新
潟市︶
4日∼5日 持田議員研修出
張︵東京︶
日 議会運営委員会
議会だより編集委員会
永年勤続議員表彰祝賀
会
日∼ 日 6月定例会
日 議会運営委員会
日 議会運営委員会
日 議会運営委員会
議会改革に関する特別
委員会
日∼ 日 総務常任委員会
行政視察︵藤沢市・習志野
市・我孫子市・荒川区︶
7月
2日 議会だより編集委員会
4月 日、経済産業省原子
力安全・保安院から、柏崎刈
羽原子力発電所1号機及びそ
の他の号機の設備健全性及び
耐震安全性に係る確認状況に
ついて、説明を受けました。
市議会全員協議会を開催
23
日 三 井 田 議 員 調 査 出 張
︵山梨県甲府市︶
日 公共施設のこれからを
考える講演会︵建設企業常
任委員一同主催︶
公共施設のこれからを考える講演会
18
日 自治研究会︵砂塚・野
中・加藤議員︶調査出張︵福
島県会津若松市︶
日 議会運営委員会
上越新幹線活性化同盟
会総会︵新潟市=斎木議長
出席︶
糸魚川市議員視察来庁
日 全国市議会議長会定期
総会︵東京=斎木議長出席︶
柏 崎 の み ら い︵池 田・
飯塚議員︶調査出張︵福島
県会津若松市︶
日 ∼ 日 整 風 会︵丸 山・
梅沢・三井田・吉野・荒城
28
議 会 日 誌
4月
8日 中村議員調査出張︵佐
渡市︶
9日 県市議会議長会春季定
期 総 会︵燕 市=斎 木 議 長・
飯塚副議長出席︶
日 福井県越前市議員視察
来庁
日 議会改革に関する特別
委員会
日 茨城県坂東市議員視察
来庁
議会運営委員会
日 市議会全員協議会︵原
子力安全・保安院の報告︶
文教経済常任委員協議
会︵今後の活動について︶
日 北信越市議会議長会定
期総会︵長岡市=斎木議長・
飯塚副議長出席︶
日∼ 日 三井田議員調査
出張︵群馬県高崎市・前橋
市︶
日 鳥取市議員視察来庁
日 議会改革に関する特別
委員会
文教経済常任委員と青少年育成団体
との懇談会
全国原子力発電所立地
議会サミット実行委員会
︵議長出席︶
日 ∼ 日 公 明 党︵真 貝・
若 井 議 員︶・民 友︵本 間・
遠藤議員︶
・整風会︵吉野・
荒城・星野議員︶研修出張
︵東京︶
日∼ 日 佐藤議員研修出
張︵石川県金沢市・京都市︶
日 長野県北部5町村正副
議長会視察来庁
日 三 井 田 議 員 調 査 出 張
︵東京︶
日 議会改革に関する特別
委員会
日∼ 日 飯塚議員研修出
張︵東京︶
30
70
%、白色度
70
23 22 15 10
12
5月
9日 持田議員研修出張︵東
京︶
日 文教経済常任委員と青
この議会だよりは古紙配合率
100
14
10
28
20
14
20
22
24
26
27
12
18
12
13
14
17
17
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
13
14
20
22
23
28 27
11
第 141 号(16)
かしわざき
平成 22 年 7 月 20 日 発 行