新 旧 対 照 表 - 【NEXCO総研】株式会社 高速道路総合技術研究所

新
旧
対
照
自家発電設備標準仕様書(据置型)
表
平成22年7月
西日本高速道路株式会社
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
施仕第10103号)
自家発電設備標準仕様書(据置型)
自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第 10103 号
施仕第 05103/09103 号
平成22年 7月
東日本高速道路株式会社
中日本高速道路株式会社
西日本高速道路株式会社
西日本高速道路株式会社
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
1.総
1.総
則
則
1-1
1-1
施仕第10103号)
適 用
範
適
用
範
囲
本仕様書は、高速自動車国道および自動車専用道路のインターチェンジ、本線バリア、
囲
ジャンクションおよびトンネルに設置する非常用自家発電設備の据置型について適用する。
本仕様書は、高速自動車国道および自動車専用道路のインターチェンジ、サービスエリ
特記仕様書または設計図に記載してある事項以外は、本仕様書による。ただし、相違点
ア 、パーキングエリア ※1、本線バリア、ジャンクションおよびトンネルに 設置する低圧
※1
のある場合は、特記仕様書または設計図を優先する。
用の非常用自家発電設備について適用する。
特記仕様書または設計図に記載してある事項以外は、本仕様書による。ただし、相違点
のある場合は、特記仕様書または設計図を優先する。
※1
1- 2
適
適
用
法
(2)
令
電 気事業法
電 気事業法施 行令
令
電 気事業法施 行規則
下記 、法令を適 用する。
(1)
法
下記 、法令を適 用する。
中日本高速道路株式会社に適用する。
(1)
1- 2
用
電 気事業法
電 気事業法施 行令
電 気設備に関 する技術 基準を定 める省令
電 気事業法施 行規則
発 電用火力設 備に関す る技術基 準を定め る省令
電 気設備に関 する技術 基準を定 める省令
電 気設備に関 する技術 基準の細 目を定め る告示
発 電用火力設 備に関す る技術基 準の細目 を定める 告示
電 気設備に関 する技術 基準の細 目を定め る告示
(2)
消 防法
発 電用火力設 備に関す る技術基 準を定め る省令
発 電用火力設 備に関す る技術基 準の細目 を定める 告示
消 防法施行令
消 防法
消 防法施行規 則の一部 を改正す る省令
消 防法施行令
消 防法施行規 則
自 家発電設備 の基準( 消防庁告 示第1号 )
消 防法施行規 則の一部 を改正す る省令
自 家発電設備 の基準( 消防庁告 示第1号 )
危 険物の規制 に関する 規則
消 防法施行規 則
危 険物の規制 に関する 政令
危 険物の規制 に関する 技術上の 基準の細 目を定め る告示
危 険物の規制 に関する 政令
危 険物の規制 に関する 規則
火 災予防条例 (市町村 条例)
危 険物の規制 に関する 技術上の 基準の細 目を定め る告示
(3)
建 築基準法
建 築基準法施 行令、建 築基準法 施行規則 および市 町村条例
(3)
火 災予防条例 (市町村 条例)
建 築基準法
(4)
建 築基準法施 行令、建 築基準法 施行規則 および市 町村条例
大 気汚染防止 法、同施 行規則お よび市町 村条例
(5)
騒 音防止法、 同施行規 則および 市町村条 例
(4)
大 気汚染防止 法、同施 行規則お よび市町 村条例
(5)
騒 音防止法、 同施行規 則および 市町村条 例
1-3
適用規格・基準
下記規格、基準を適用する。
1-3
適用規格・基準
(1)
日本工業規格
(JIS)
(2)
電気規格調査会標準規格
(JEC)
(JIS)
(3)
日本電機工業会規格
(JEM)
(JEC)
(JEM)
(4)
陸用内燃機関協会規格
(LES)
(5)
日本内燃力発電設備協会規格
(NEGA)
(6)
自家発電設備耐震設計ガイドライン
(NEGA)
(7)
建築設備耐震設計施工指針
下記規格、基準を適用する。
(1) 日本工業規格
(2)
(3)
電気規格調査会標準規格
日本電機工業会規格
(4)
(5)
陸用内燃機関協会規格
日本内燃力発電設備協会規格
(LES)
(NEGA)
(6)
自家発電設備耐震設計ガイドライン
(NEGA)
(7)
建築設備耐震設計施工指針
1-3-1
1-3-1
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
施仕第10103号)
2.一般事項
2.一般事項
2- 1
2- 1
使
用
場
所
屋内 形とし、詳 細は特記 仕様書ま たは設計 図による 。
2-2
周
囲
条
2-2
件
周
屋
度
相対湿度
45%~85% (結露な し)
相対湿度
45%~85% (結露な し)
(3)
高
度
標
300m以下
標
300m以下
度
(3)
高
度
内
高
2-3
電
交流三相 3線式
415V50Hz または 460V60Hz(配電電 圧)
交流三 相4線式
415V 50Hz、 60Hz
〃
210V50Hz、60Hz
(配電 電圧)
交流単相 2線式
105V50Hz、60Hz
(配電 電圧)
直流2線 式
100V
補機 電源
制御 電源
発電電 源
(配電電 圧)
補機電 源
制御電 源
方
- 5℃~+ 40℃(平 均35℃以下 )
高
式
交 流三相3 線式
高圧 用
6600V50Hz、60Hz
交 流三相4 線式
交 流三相4 線式
交 流三相3 線式
交 流単相2 線式
直 流2線式
-
-
210V50Hz、60Hz
105V50Hz、60Hz
100V
低圧用
415V 50Hz また は
460V 60Hz
415V 50Hz、 60Hz
210V 50Hz、 60Hz
-
105V 50Hz、 60Hz
100V
備考
配電電圧
配電電圧
配電電圧
配電電圧
配電電圧
商用 周波耐電圧
2- 4
次の とおりとす る。
400V回路
塗
〃
1,500V
装
塗 装仕様
1)
発電機、ディーゼル機関、補機類の塗装は前処理を十分行った後着手するものとし、
2- 5
(1)
低圧用
対地間 2,000V
200/100V回 路
および制 御回路
対地間 1,500V
機
マンセル
デ ィーゼル機 関
マンセル
〃
補
マンセル
〃
機
装
塗 装仕様
配電盤の塗装は前処理を十分行った後着手するものとし、下塗り、中塗り後、メラ
ミン樹脂塗料による焼付け塗装仕上げとし、膜厚40μm以上とする 。
機 器塗装色
電
塗
1)
下塗り後ラッカまたはフタル酸樹脂塗料による仕上塗装を施すものとする。
発
400V回路
配電盤の塗装は前処理を十分行った後着手するものとし、下塗り、中塗り後、メラ
ミン樹脂塗料による焼付け塗装仕上げとし、膜厚40μm以上とする 。
2)
商用 周波耐電圧
次の とおりとす る。
高 圧用
6000V回路
対地間 22,000V
(60-22KV)
200/100V 回路
対地間 2,000V
およ び制御回路
対地間 2,000V
200/100V回路 および制 御回路
(2)
気
内
式
発電 電源
(1)
件
度
湿
2- 5
条
湿
(2)
2- 4
囲
温
屋
方
所
(2)
度
気
場
(1)
温
電
用
- 5℃~+ 40℃(平 均35℃以下 )
(1)
2-3
使
屋内 形とし、詳 細は特記 仕様書ま たは設計 図による 。
類
2)
7.5YR 6/2
発電機、ディーゼル機関、補機類の塗装は前処理を十分行った後着手するものとし、
下塗り後ラッカまたはフタル酸樹脂塗料による仕上塗装を施すものとする。
(2)
機 器塗装色
配 電 盤 表 面
マンセル
5Y7/1( 半艶)
発
機
マンセル
配 電 盤 内 面
マンセル
5Y7/1( 半艶)
デ ィーゼル機 関
マンセル
計器継電器枠
マンセル
N1.5
補
( ただし配電 盤のみと する)
制御開閉把手
マンセル
N1.5
( ただし非常 停止用引 釦スイッ チは赤と する)
電
機
7.5YR 6/2
〃
類
マンセル
配 電 盤 表 面
マンセル
5Y7/1( 半艶)
〃
配 電 盤 内 面
マンセル
5Y7/1( 半艶)
計器継電器枠
マンセル
N1.5
( ただし配電 盤のみと する)
制御開閉把手
マンセル
N1.5
( ただし非常 停止用引 釦スイッ チは赤と する)
1-3-2
1-3-2
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
(3)
(3)
配管表示(排気管を除く)
配管表示(排気管を除く)
配管は発電機と同じ塗色の塗装を行った後、配管の出入口に帯状に次の塗色で塗装を
配管は発電機と同じ塗色の塗装を行った後、配管の出入口に帯状に次の塗色で塗装を
行うと共に流れ方向を矢印にて配管途中に示すものとする。
行うと共に流れ方向を矢印にて配管途中に示すものとする。
燃
料
系
マンセル
2.5YR6/13
燃
料
系
マンセル
2.5YR6/13
空
気
系
マンセル
2.5G5.5/6
空
気
系
マンセル
2.5G5.5/6
冷却水系
マンセル
10B
7/6
冷却水 系
マンセル
10B
7/6
潤滑油系
マンセル
2.5Y
8/1.6
潤滑油 系
マンセル
2.5Y
8/1.6
2-6
2-6
施仕第10103号)
部 品の 互 換 性
部 品の 互 換 性
使用部品および組立品で同種同一定格のものは互換性のある部品を用いること。
使用部品および組立品で同種同一定格のものは互換性のある部品を用いること。
2-7
2-7
器具および導体の配置と色別
器具および導体の配置と色別
JEM規格による。なお主回路の端末には、次のとおり相色別を施すものとする。
JEM1265による。なお主回路の端末には、次のとおり相色別を施すものとする。
なお、主回路の端末にはビニルテープ、カラーシールあるいはキャップを使用すること。
なお、主回路の端末にはビニルテープ、カラーシールあるいはキャップを使用すること。
2-8
第
1
相 (R相) ………
赤
第
1
相 (R相)
………
赤
第
2
相 (S相) ………
白
第
2
相 (S相)
………
白
第
3
相 (T相) ………
青
第
3
相 (T相)
………
青
第
4
相 (N相) ………
黒
第
4
相 (N相)
………
黒
配 線
方
法
2-8
配
600V以下の電線の種類、電線被覆の色別と配線方法はJEM1265による。ただし、次の
線
方
法
600V以下の電線の種類、電線被覆の色別と配線方法はJEM1265(低圧)、JEM
場合はこれによらない。
1425(高圧)による。ただし、次の場合はこれによらない。
(1)
主回路に特殊な電線を使用する場合
(1)
主回路に特殊な電線を使用する場合
(2)
シールド電線など特殊な電線を使用する場合
(2)
シールド電線など特殊な電線を使用する場合
(3)
電子回路などの小勢力の回路の配線および、継電器などの器具の内部配線
(3)
電子回路などの小勢力の回路の配線および、継電器などの器具の内部配線
2-9
主
回
路
2-9
電線を原則とするが、電流容量の大きいものは、銅導体とする。
2-10
盤 名
称
板
回
路
電線を原則とするが、電流容量の大きいものは、銅導体とする。
2-10
盤の前面および後面に取付ける盤名称板の仕様はJEM1265によりつぎのとおりとする。
2-11
主
盤
名
称
板
盤の前面および後面に取付ける盤名称板の仕様はJEM1265(低圧)、JEM142
名称板の大きさ
63×315(mm)
名 称板 の 材 質
樹脂(JISK6718 メタクリル樹脂板)(非照光式)
名称板の大きさ
63×315(mm)
記
発電機、自動起動
名称板の材質
樹脂(JISK6718
記
発電機、自動起動
管 理
入
文
銘
字
5(高圧)によりつぎのとおりとする。
入
文
字
メタクリル樹脂板)(非照光式)
板
盤に管理銘板を取付けるものとする。銘板の詳細は受配電設備標準仕様書に準ずるもの
とする。
2-11
管
理
銘
板
盤に管理銘板を取付けるものとする。銘板の詳細は受配電設備標準仕様書に準ずるもの
とする。
1-3-3
1-3-3
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
3.発 電 機
項
目
仕
様
定
格
出
力 特記仕様書による。
形
式 横軸、回転界磁、自己通風、開放保護形
定
格 連 続
相
数 三 相
極
数 300kVA以下4極、300kVAを超えるもの4極または6極(設計図による)
定格電圧 定格周波数 415V50Hz、60Hzまたは460V60Hz
定
格
力
率 80%(遅れ)
規
約
効
率 表-1による。
励
磁
方
式 ブラシレス方式
結
線
方
式
形結線 中性点接地(中性点口出)
過 負 荷 出 力 110%負荷30分間運転に耐えること(定格周波数、定格力率において
過 速 度 耐 力 120%速度 2分間
電 圧 変 動 率 瞬時電圧変動20%以内
※1
漸変電圧変動±3.5%以内
※2
電 圧 調 整 範 囲 定格電圧±5%以内
※3
波 形 く る い 率
10%以内
※4
絶
縁
種
別
B種以上
準
拠
規
格 JEM1354、JEC114
装
備
品 回転発電機、その他必要なもの
表-1 規約効率
容量(kVA) 3 0 3 5 5 0 6 0 7 5 1 0 0 1 2 5 1 5 0 2 0 0 2 5 0 3 0 0 3 7 5 5 0 0
効率(%) 82.5 82.5 84.3 85.2 85.7 86.7 87.6 88.1 88.9 89.5 90.0 90.6 91.3
※1
1)
試験方法はJEM1354により、発電機が定格周波数で無負荷運転中、定格電圧で定格
電流の100%(力率0.4以下)に相当する負荷(100%インビーダンス) を突然加え、そ
のときの電圧変動特性をオシログラフにより求める。なお、使用すべき負荷は、原則と
して三相かご形誘導電動機とする。
2) 上記1)により試験した時、瞬時電圧変動率(最大電圧降下)は20%以内におさまり、
2秒以内の最終の定常電圧の-3%以内に復帰すること。
※2 1) 試験方法はJEM1354により、定格力率のも とで負荷を全 負荷から無負 荷に、ま た無負
荷から全負荷に漸変させ、かつディーゼルエンジンの速度特性に応じて回転速度を変化
させ、端子電圧と負荷電流との関係を測定する。この場合、発電機は原則として全負荷
連続使用状態における温度にあるものとする。なお、ディーゼルエンジンの速度変動率
が未知の場合は5%として全負荷と無負荷の間の速度変動は直線的に変化するものとし
て試験を行ってさしつかえない。ただし、試験の際に設備その他やむを得ない理由で適
当な駆動機あるいは負荷を得られない場合は一定回転速度のもとで行うことができる。
また、自動電圧調整装置を備えた発電機においては、無負荷および定格電流の50%以上
の任意の負荷での端子電圧の測定から、漸変電圧変動率を求めることができる。
2) 上記1)により試験したとき、漸変電圧変動率は±3.5%を越えないこと。
※3 発電機は定格回転速度、無負荷の状態で発電機電圧を定格電圧の±5%にわたって調整で
きなくてはならない。ただし、電動機負荷の起動時も考慮するものとする。
※4 1) 試験方法は、発電機の端子間の無負荷電圧をオシログラフなどにより記録し、JEC
114(1979)による。
2) 上記1)により試験したとき、無負荷定格電圧において、10%を超えないものとする。
1-3-4
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
施仕第10103号)
3.発 電 機
項
目
仕
様
定
格
出
力 特記仕様書による。
形
式 横軸、回転界磁、自己通風、開放保護形
定
格 連 続
相
数 三 相
極
数 4極、6極、8極、10極(設計図による)
415V50Hz、60Hzまたは460V60Hz〔低圧の場合〕
定格電圧 定格周波数
6600V 50Hz、60Hz 〔高圧の場合〕
定
格
力
率 80%(遅れ)
規
約
効
率 表-1による。
励
磁
方
式 ブラシレス方式
形結線 中性点接地(中性点口出)〔低圧の場合〕
結
線
方
式
Y形結線 中性点非接地〔高圧の場合〕
過 負 荷 出 力 110%負荷30分間運転に耐えること(定格周波数、定格力率において)
過 速 度 耐 力 120%速度 2分間
電 圧 変 動 率 瞬時電圧変動20%以内
※1
漸変電圧変動±3.5%以内
※2
電 圧 調 整 範 囲 定格電圧±5%以内
※3
波 形 く る い 率
10%以内
※4
絶
縁
種
別
B種以上
準
拠
規
格 JEM1354、JEC114
装
備
品 回転発電機、その他必要なもの
表-1
容量(kVA)
効率(%)
容量(kVA)
効率(%)
※1
規約効率
30
35
50
60
75
10 0
12 5
1 50
2 00
2 5 0
3 00
3 7 5
5 0 0
82.5
82.5
84. 3
85 .2
8 5.7
86.7
87.6
88.1
88.9
89.5
90.0
90. 6
91 .3
625
750
875
1000
1250
1500
91.9
92.3
92.5
92.8
93.2
93.4
1)
試験方法はJEM1354により、発電機が定格周波数で無負荷運転中、定格電圧で定格
電流の100%(力率0.4以下)に相当する負荷(100%インビーダンス) を突然加え、そ
のときの電圧変動特性をオシログラフにより求める。なお、使用すべき負荷は、原則と
して三相かご形誘導電動機とする。
2) 上記1)により試験した時、瞬時電圧変動率(最大電圧降下)は20%以内におさまり、
2秒以内の最終の定常電圧の-3%以内に復帰すること。
※2 1) 試験方法はJEM1354により、定格力率のも とで負荷を全 負荷から無負 荷に、ま た無負
荷から全負荷に漸変させ、かつディーゼルエンジンの速度特性に応じて回転速度を変化
させ、端子電圧と負荷電流との関係を測定する。この場合、発電機は原則として全負荷
連続使用状態における温度にあるものとする。なお、ディーゼルエンジンの速度変動率
が未知の場合は5%として全負荷と無負荷の間の速度変動は直線的に変化するものとし
て試験を行ってさしつかえない。ただし、試験の際に設備その他やむを得ない理由で適
当な駆動機あるいは負荷を得られない場合は一定回転速度のもとで行うことができる。
また、自動電圧調整装置を備えた発電機においては、無負荷および定格電流の50%以上
の任意の負荷での端子電圧の測定から、漸変電圧変動率を求めることができる。
2) 上記1)により試験したとき、漸変電圧変動率は±3.5%を越えないこと。
※3 発電機は定格回転速度、無負荷の状態で発電機電圧を定格電圧の±5%にわたって調整で
きなくてはならない。ただし、電動機負荷の起動時も考慮するものとする。
1-3-4
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
4.スイッチギヤ
4.スイッチギヤ
4-1
4-1
準拠規格
準拠規格
低圧金属閉鎖形スイッチギヤおよびコントロールギヤ(JEM1265)
4-2
構
施仕第10103号)
高圧盤
金属閉鎖形スイッチギアおよびコントロールギア(JEM1425)
低圧盤
低圧金属閉鎖形スイッチギアおよびコントロールギア(JEM1265)
造
(1) 材
質
鋼板製(冷間圧延鋼板)
4-2
(2) 使用板厚
構
(1)
扉 ……………
2.3t以上
側面板
………
1.6t以上
天井板
………
1.6以上
造
材
質
鋼板製(冷間圧延鋼板)
(2)
使用板厚
扉
(3) 構造分類
スイッチギヤの形は、JEM1265によるCXに準じ、保護等級は、JEM1265IP2
Xとする。
(3)
……………
2.3t以上
側面板
………
1.6t以上
天井板
………
1.6以上
構造分類
(4) 引込および引出方式(詳細は設計図による。)
高圧盤で高圧遮断機を収納するスイッチギヤの形は、JEM1425によるCW、そ
盤下部よりケーブルにより引込、引出されるものとする。
れ以外はCXに準じ、保護等級はIP2Xとする。
(5) 充電部の保護
低圧盤のスイッチギアの形は、JEM1265によるCXに準じ、保護等級は、IP
低圧主回路の充電部は保護カバーを設けること。
(6) 扉およびハンドル
2Xとする。
(4)
遮断器引出機構
前面および後面に蝶番式開き扉を設ける。扉の開閉方向は左ヒンジ(右ハンドル)ま
たは右ヒンジ(左ハンドル)とし、列盤内で統一する。ただし盤 幅1,000mmをこ える場
高圧遮断器は前面引出形とし、その着脱は確実な鎖錠装置によるものとする。
(5)
遮断器の互換性
同種同一定格の遮断器および断路部は、すべて互換性を有すること。
合には両開 きとする。なお 、ハンドル の回転方向は次 のとおりと する。
左ヒンジのとき
……………
ハンドルを時計方向にまわして扉を開く。
右ヒンジのとき
……………
ハンドルを反時計方向にまわして扉を開く。
扉ハンドルの材質・構造は、タキゲン製A-140-1 同等品で鍵付きとし、タキゲン
(6)
引込および引出方式(詳細は設計図による。)
盤下部よりケーブルにより引込、引出されるものとする。
(7)
充電部の保護
高圧、低圧主回路の充電部は保護カバーを設けること。
製のキー№ 0200で施錠・開錠できるものとする。
(8)
(7) 盤内付属器具
扉およびハンドル
前面および後面に蝶番式開き扉を設ける。扉の開閉方向は左ヒンジ(右ハンドル)ま
1) 内部照明灯(AC100V,10W蛍光灯)
たは右ヒンジ(左ハンドル)とし、列盤内で統一する。ただし盤 幅1,000mmをこ える場
盤の前後に各1灯取付けるものとする。なお照明灯は扉の開閉によって自動点滅す
合には両開 きとする。なお 、ハンドル の回転方向は次 のとおりと する。
るものとする。
2) その他
防 湿用電熱器(スペースヒータ)、ドア スイッチ(扉開警報用)などを 取付ける。
左ヒンジのとき
……………
ハンドルを時計方向にまわして扉を開く。
右ヒンジのとき
……………
ハンドルを反時計方向にまわして扉を開く。
扉ハンドルの材質・構造は、タキゲン製A-140-1 同等品で鍵付きとし、タキゲン
(8) 配線用遮断器の取付
製のキー№ 0200で施錠・開錠できるものとする。
表面端子形(前面端子形)とし、端子の前面側には端子点検時取外し可能なカバーを
(9)
設ける。
盤内付属器具
1)
(9) ケーブル接続部
内部照明灯(AC100V,10W蛍光灯)
盤の前後に各1灯取付けるものとする。なお照明灯は扉の開閉によって自動点滅す
低圧外部ケーブル接続の内部配線端末に接続図線番号を付すこと。
るものとする。
2)
その他
防 湿用電熱器(スペースヒータ)、ドア スイッチ(扉開警報用)などを 取付ける。
1-3-5
1-3-6
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
施仕第10103号)
(8) 配線用遮断器の取付
表面端子形(前面端子形)とし、端子の前面側には端子点検時取外し可能なカバーを
(10) 配線用遮断器の取付
表面端子形(前面端子形)とし、端子の前面側には端子点検時取外し可能なカバーを
設ける。
設ける。
(9) ケーブル接続部
低圧外部ケーブル接続の内部配線端末に接続図線番号を付すこと。
(11) ケーブル接続部
低圧外部ケーブル接続の内部配線端末に接続図線番号を付すこと。
4-3
(1)
4-3
主 回 路 機 器
低圧遮断器
項
目
形
式
準 拠 規 格
構
造
定 格 電 圧
フ レ ーム 電 流
定 格 遮断 電 流
付
属
品
(1)
低圧電磁接触器
項
目
形
式
準 拠 規 格
定 格 電 圧
定 格 使用 電 流
操
作
性
能
(3)
(4)
計器用変圧器
項
目
形
式
準 拠 規 格
定 格 一次 電 圧
定 格 二次 電 圧
定 格 負 担
確 度 階 級
変
流
項
器
目
形
式
準 拠 規 格
定 格 電 圧
定 格 一次 電 圧
定 格 二次 電 圧
定 格 負 担
確 度 階 級
過 電流強 度
仕
3極単投形
JEM 1038
500V以上
設計図による
AC100Vまたは200V電磁操作
AC3.1.1.1以上
様
(3)
仕
単相モールド形または三相モールド形
JEC1201、JIS C 1731
400V
110/√3Vまたは110V
50VA以上
1P級
様
仕
モールド形
JEC-1201、JIS C 1731
600V以上
設計図による
5A
10VA以上
1PS級
系統短絡容量に見合うものとする
様
低圧遮断器
項
目
形
式
準 拠 規 格
構
造
定 格 電 圧
フ レ ーム 電 流
定 格 遮断 電 流
付
属
品
仕
様
3極または2極単投配線用遮断器
JIS C 8370
表面端子形、表面配線方式または裏面配線方式
460V以上
設計図による
各回路の短絡電流に見合うものとする
警報接点引外装置(主回路の遮断器)、トリップボタン付とする
(2)
(2)
主 回 路 機 器
(4)
仕
様
3極または2極単投配線用遮断器
JIS C 8370
表面端子形、表面配線方式または裏面配線方式
460V以上
設計図による
各回路の短絡電流に見合うものとする
警報接点引外装置(主回路の遮断器)、トリップボタン付とする
低圧電磁接触器
項
目
仕
形
式 3極単投形
準 拠 規 格 JEM 1038
定 格 電 圧 500V以上
定 格 使用 電 流 設計図による
操
作 AC100Vまたは200V電磁操作
性
能 AC3.1.1.1以上
計器用変圧器(低圧用)
項
目
仕
形
式 単相モールド形または三相モールド形
準 拠 規 格 JEC1201、JIS C 1731
定 格 一次 電 圧 400V
定 格 二次 電 圧 110/√3Vまたは110V
定 格 負 担 50VA以上
確 度 階 級 1P級
変
流
様
様
器 (低圧用)
項
目
形
式
準 拠 規 格
定 格 電 圧
定 格 一次 電 圧
定 格 二次 電 圧
定 格 負 担
確 度 階 級
過 電流 強 度
仕
モールド形
JEC-1201、JIS C 1731
600V以上
設計図による
5A
10VA以上
1PS級
系統短絡容量に見合うものとする
(5) 接地形計器用変圧器(高圧用)
1-3-7
様
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
項
仕
目
形
施仕第10103号)
式
様
単相モールド形または三相モールド形
準 拠 規 格
JEC-1201、JIS C 1731
定格 一次電圧
6,600V
定格 二次電圧
110V
定格 三次電圧
190/3V
定 格 負 担
200/200VA
確 度 階 級
1P/3G級
3×200/200VA
(6) 変流器(高圧用)
項
目
形
仕
式
準 拠 規 格
様
モールド形
JEC-1201、JIS C 1731
定 格 電 圧
6.9kV
定格 一次電流
設計図による。
定格 二次電流
5A
定 格 負 担
25VA以上
確 度 階 級
1PS級
過電流強度
系統短絡容量に見合うものとする。
(7) 高圧遮断器
項
目
形
4-4
仕
式
3極単投真空遮断器
準 拠 規 格
JEC-2300
構
水平引出形、主回路自動連続
造
定 格 電 圧
7.2kV
定 格 電 流
400Aまたは600A
定格 遮断電流
8kAまたは12.5kA
操 作 方 法
直流100V電動バネ操作
付
標準付属品
属
品
様
配 線 盤 用 品
(1) 指示計器
110mm角角形埋込 式広角度目盛、精度 1.5級 とする。た だし、周波 数計 0.5級、力率
計5.0級とする。周 波数計は指針 形を、時間計 は4桁を使用す る。
(2) 電力量計
埋込形検定無とし、発信装置は設けないものとする。
4-4
配 線 盤 用 品
(1)
110mm角角形埋込 式広角度目盛、精度 1.5級 とする。た だし、周波 数計 0.5級、力率
計5.0級とする。周 波数計は指針 形を、時間計 は4桁を使用す る。
(2)
(3)
止形、固定取付でも良いものとする。
保護継電器
保護継 電器は 、JEC -2500「電力用 保護継 電器」お よび個 別規格に 適合す るほか、
次による。
1) 角形埋込式で誘導形とする。ただし、地絡継電器および電動機保護継電器類は、静
電力量計
埋込形未検定とし、発信装置は設けないものとする。
(3) 保護継電器
保護継 電器は 、JEC -2500「電力用 保護継 電器」お よび個 別規格に 適合す るほか、
指示計器
次による。
1)
角形埋込式で誘導形とする。ただし、地絡継電器および電動機保護継電器類は、静
止形、固定取付でも良いものとする。
1-3-8
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
表-2
容量 定格出力
kVA
kW 以上
30
29
35
35
50
44
60
53
75
66
100
88
125
110
150
132
200
177
250
221
300
265
375
331
500
441
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
注) 1.
2.
5-2
定格回転速度
r.p.m( min-1
1500~1800
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
1000~1800
〃
起 動
方
空気起動
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
表-2
式
冷
却
方
式
ラジエータ
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
冷却塔又はラジエータ
〃
〃
〃
燃料消費率
g/kW・h
299
〃
〃
〃
〃
〃
〃
272
258
〃
〃
〃
245
燃料消費率はラジエータ冷却の時のラジエータ損失馬力を含んだ時の値とする。
空気起動とはエアーモータ式またはシリンダ直入方式を言う。
構 造
一
施仕第10103号)
般
(1) プライミング装置
機関には誘導電動機駆動による潤滑油プライミングポンプを装備し、1日1回以上約
燃料消費率
容量
定格出力 定格回転速度
起 動 方 式 冷 却 方 式
g/kW・h
kVA
kW 以上 r.p.m( min-1
299
空気起動
ラジエータ
30
29
1500~1800
〃
〃
〃
35
35
〃
〃
〃
〃
50
44
〃
〃
〃
〃
60
53
〃
〃
〃
〃
75
66
〃
〃
〃
〃
100
88
〃
〃
〃
〃
125
110
〃
272
〃
〃
150
132
〃
258
〃
〃
200
177
〃
〃
〃
冷却塔又はラジエータ
250
221
〃
〃
〃
〃
300
265
〃
〃
〃
〃
375
331
1000~1800
245
〃
〃
500
441
〃
〃
〃
〃
625
552
〃
231
〃
〃
〃
750
662
〃
〃
〃
875
772
〃
〃
〃
1,000
883
冷却塔
〃
〃
720~1,200
1,250
1,103
〃
〃
〃
〃
1,500
1,324
1. 燃料消費率はラジエータ冷却の時のラジエータ損失馬力を含んだ時の値とする。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
注)
2.
5分間自動にて注油するものとする。または、起動前にプライミングを行う方式を採用
空気起動とはエアーモータ式またはシリンダ直入方式を言う。
してもよい。なお、使用潤滑油はSAE10W30番相当品とする。
5-2
(2) 機関のターニング
150kVAをこえる機関には機関の点検、調整するため、はずみ車、ターニング棒等で機
関の正転または逆転を行い得る構造とする。
一
般
機関には誘導電動機駆動による潤滑油プライミングポンプを装備し、1日1回以上約
5分間自動にて注油するものとする。または、起動前にプライミングを行う方式を採用
(3) クランク室
150kVAをこえる機関には、機関の主軸受メタル、クランクピンメタル点検ができる構
してもよい。なお、使用潤滑油はSAE10W30番相当品とする。
(1) 機関のターニング
造とする。
(4) 計
構 造
(1) プライミング装置
150kVAをこえる機関には機関の点検、調整するため、はずみ車、ターニング棒等で機
器
関の正転または逆転を行い得る構造とする。
次の計測器具を設ける。
(2) クランク室
1) 回転速度計
150kVAをこえる機関には、機関の主軸受メタル、クランクピンメタル点検ができる構
2) 潤滑油圧力計
造とする。
3) 潤滑油温度計
(3) 計
4) 冷却水温度計
5) 給気圧力計(過給器付機関のみ)
器
次の計測器具を設ける。
1) 回転速度計
6) 排気温度計(150kVA以上)
2) 潤滑油圧力計
3) 潤滑油温度計
4) 冷却水温度計
5) 給気圧力計(過給器付機関のみ)
6) 排気温度計(150kVA以上)
1-3-9
1-3-11
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
(5)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
(4) 保温装置
保温装置
必要に応じ、凍結防止および機関の起動促進のため次の保温装置を装備する。
必要に応じ、凍結防止および機関の起動促進のため次の保温装置を装備する。
1) ラジエータ方式の場合、冷却水保温ヒータまたは潤滑油保温ヒータ
(5)
5-3
ディーゼル機関付属機器
共通台床
ディーゼル機関付属機器
ディーゼル機関本体直属品以外に、次のものを付属するものとする。
ディーゼル機関本体直属品以外に、次のものを付属するものとする。
(1)
ラジエータ方式の場合、冷却水保温ヒータまたは潤滑油保温ヒータ
1) 冷却塔方式の場合、温水循環ポンプおよび冷却水保温ヒータ
2) 冷却塔方式の場合、温水循環ポンプおよび冷却水保温ヒータ
5-3
(2) 共通台床
1式
1) 燃料装置
燃料装置
1) 燃料糟
2) 燃料糟
1組
IC、サービスエリア※1、パーキングエリア ※1
連続10時間運転可能な量
IC
連続10時間運転可能な量
トンネル
連続24時間運転可能な量
トンネル
連続24時間運転可能な量
管理局・管理事務所
連続10時間運転可能な量
管理局・管理事務所
連続72時間運転可能な量
ただし、最低容量は、A重油で390リットル 軽油で190リットル とし、架台、梯子、油面計
ただし、最低容量は、A重油で390リットル 軽油で190リットル とし、架台、梯子、油面計
および警報用フロートスイッチ付とする。
および警報用フロートスイッチ付とする。
屋外に燃料貯油槽を設置する時は、室内にA重油は390リットル、軽油は190リットルの小出
屋外に燃料貯油槽を設置する時は、室内にA重油は390リットル、軽油は190リットルの小出
槽を付属するものとする。
槽を付属するものとする。
なお、これ以外は、特記仕様書による。
なお、これ以外は、特記仕様書による。
※1
3) ウイングポンプ
中日本高速道路株式会社に適用する。
2) ウイングポンプ
3) 燃料移送用電動ポンプ
4) 燃料移送用電動ポンプ
にて3回以上の起動が可能なものとする。
空気槽
空気圧縮機
三相誘導電動機駆動空冷式とし容量は、(1)項空気槽に1時間以内に充填用下限設定
空気制御機器
装
置
にて3回以上の起動が可能なものとする。
(1)空気槽
1組
(2)空気圧縮機
1台
三相誘導電動機駆動空冷式とし容量は、(1)項空気槽に1時間以内に充填用下限設定
1台
圧力から定格圧力まで充填できるものとする。
(3)
動
常用、予備各1本の2本1組とする。
1組
常用、予備各1本の2本1組とする。
(2)
起
ディーゼル機関の起動で空気起動の場合は、次のものを付属する。ただし、容量は自動
置
ディーゼル機関の起動で空気起動の場合は、次のものを付属する。ただし、容量は自動
(1)
〃
〃
5-4
装
特記仕様書による。
5) 燃料貯油槽
特記仕様書による。
4) 燃料貯油槽
動
1個
燃料槽へ補給用として燃料槽架台取付とする。
1個
燃料槽へ補給用として燃料槽架台取付とする。
起
1組
容量は次のとおりとする。
容量は次のとおりとする。
5-4
1式
ゴムまたはスプリング防振装置付
ゴムまたはスプリング防振装置付
(2)
施仕第10103号)
圧力から定格圧力まで充填できるものとする。
(3)空気制御機器
1組
空気電磁弁、継電器等、減圧弁(2.9MPa→1.0Mpa)、エアモータ、停止用ピストンお
1組
空気電磁弁、継電器等、減圧弁(2.9MPa→1.0Mpa)、エアモータ、停止用ピストンお
よび手動停止弁
よび手動停止弁
1-3-10
1-3-12
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
施仕第10103号)
6.監視制御方式
6-1-1
6.監視制御方式
停 電 復 電 制 御(低圧の場合)
(1)切換ブロック図
6-1
受配電盤取付の受電「自動-手動」切換スイッチと「遠方-直接」切換スイッチとに
停 電復 電 制 御
より次の制御が行えるものとする。
(1) 切換ブロック図
受配電盤取付の受電「自動-手動」切換スイッチと「遠方-直接」切換スイッチとに
(受電盤)
より次の制御が行えるものとする。
直 接
遠 方
(受電盤)
直 接
遠 方
(受電盤)
手 動
自 動
手 動
自 動
(受電盤)
手 動
自 動
手 動
自 動
発電機盤および主変圧器盤
27Rおよび84R
操作卓PBS
遠方監視制御設備
発電機盤および主変圧器盤
27Rおよび84R
操作卓PBS
遠方監視制御設備
自 家 発
手動起動、停止
自 家 発
手動起動、停止
(注) 「自動-手動」切換えは「遠方-直接」切換スイッチが「遠方」条件で遠方監視制御設備
自 家 発
自動起動、停止
からも可能とする。
(注) 「自動-手動」切換えは「遠方-直接」切換スイッチが「遠方」条件で遠方監視制御設備
(2)制御詳細
1)停電時自動制御
からも可能とする。
イ)
(2) 制御詳細
ロ)
別 途受電盤の不 足電圧継電器(27R)で停電を 検出し、タ イマで確認後起 動指令
ハ)
定格電圧確立後、受電側へ双投形電磁接触器に切換指令を送り自家発側へ切換え
る。
ハ)
動作フローチャート
停止表示灯
消 滅
動作フローチャート
停止表示灯
消 滅
定格電圧確立後、受電側へ双投形電磁接触器に切換指令を送り自家発側へ切換え
る。
を 受ける。
ロ)
別 途受電盤の不 足電圧継電器(27R)で停電を 検出し、タ イマで確認後起 動指令
を 受ける。
1) 停電時自動制御
イ)
自 家 発
自動起動、停止
確認タイマ
0~10秒
起動指令
停電確認
0~3分
商用停電
確認タイマ
0~10秒
起動指令
※2
起 動 表 示
潤滑油
プライミング
起 動 表 示
停電確認
0~3分
※2
※1
別 途 受 電 盤
潤滑油
プライミング
起動開始
※1
別 途 受 電 盤
起動開始
起動表示灯
消 滅
起動表示灯
消 滅
電圧確立
電圧確立
双投接触器
切 換 指 令
運 転 表 示
双投接触器
切 換 指 令
運 転 表 示
負荷運転
(注) ※1
商用停電
負荷運転
注) ※1
電動プライミングポンプ以外の場合
注) ※2停電から負荷投入まで40秒以内の場合はタイマー設定に注意のこと
電動プライミングポンプ以外の場合
1-3-12
1-3-14
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
施仕第10103号)
6-1-2 停 電 復 電 制 御(高圧の場合)
(1) 切換ブロック図
受配電盤取付の受電「自動-手動」切換スイッチと「遠方-直接」切換スイッチとに
より次の制御が行えるものとする。
(受電盤)
直 接
遠 方
(受電盤)
手 動
自 動
手 動
発電機盤および受配電盤
27Rおよび84R
自 動
操作卓PBS
遠方監視制御設備
自 家 発
手動起動、停止
新
自 家 発
自動起動、停止
規
(注)「自動-手動」切換えは「遠方-直接」切換スイッチが「遠方」条件で遠方監視制御設備
からも可能とする。
(2) 制御詳細
1) 停電時自動制御
イ) 別途受電盤 の不足 電圧 継電器(27R)で停電を検出し、タイマで確認後起動指 令
を受ける。
ロ) 定格電圧確立後、受電側へ発電機連絡遮断器に投入指令を送り自家発給電とする。
ハ) 動作フローチャート
停止表示灯
消 滅
起動指令
確認タイマ
0~10秒
※
起 動 表 示
停電確認
0~3分
商用停電
※
起動開始
別 途 受 電 盤
電圧確立
起動表示灯
消 滅
双投接触器
切 換 指 令
52G投入
運 転 表 示
負荷運転
注) ※停電から負荷投入まで40秒以内の場合はタイマー設定に注意のこと
1-3-17
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
施仕第10103号)
2) 復電時自動制御
イ) 別途受電盤 の電圧 継電 器(84R)で復電を検出し、タイマで確認後停止指令を 受
ける。その後一定時間無負荷運転を行い機関を停止する。
ロ)
停止動作はエンジンの慣性による再起動を防 止するため一定時間保持しその後開
放する。
ハ) 動作フローチャート
停 止 指 令
復電確認
0~3分
52Gトリップ
52G切信号
商用停電
別 途 受 電 盤
無負荷運転
0~6分
運転表示灯
消 滅
停 止 動 作
停 止 表 示
低
停
速
度
停止動作保持
0~1分
止
3) 手動操作
現場(直接)または遠方監視制御設備で発電機の起動停止が操作可能とする。
6-2
項
1
2
3
4
5
6
7
8
6-2
制御表示取付用品
制御表示取付用品は次のとおりとする。
目
起動・停止
操作スイッチ
発電停止押
釦スイッチ
故障復帰押
釦スイッチ
ランプテスト押
釦スイッチ
非常停止引
釦スイッチ
電圧計切換
スイッチ
電流計切換
スイッチ
補機操作
スイッチ
デバイス
表-3 制御表示取付用品表
制
御
器
表
示
器
数量 名称詳細位置 数量 名称詳細位置
1個 停止・運転
1個
警報停止
1個
故障復帰
1個
ランプテスト
1個
非常停止
1個
R-SS-T
T-R
R・S・T
1個
1式
運転-停止-
自動
備
項
考
1
2
3
4
5
6
7
8
制御表示取付用品
制御表示取付用品は次のとおりとする。
目
起動・停止
操作スイッチ
発電停止押
釦スイッチ
故障復帰押
釦スイッチ
ランプテスト押
釦スイッチ
非常停止引
釦スイッチ
電圧計切換
スイッチ
電流計切換
スイッチ
補機操作
スイッチ
デバイス
表-3 制御表示取付用品表
制
御
器
表
示
器
数量 名称詳細位置 数量 名称詳細位置
1個 停止・運転
1個
警報停止
1個
故障復帰
1個
ランプテスト
1個
非常停止
1個
R-SS-T
T-R
R・S・T
1個
1式
運転-停止-
自動
1-3-18
備
考
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
(2)
(2)
故障表示項目
エ ンシ ゙ン C B
備
考
停 止 ト リッ プ
過
速
度
○
○
B L
○
○
潤滑油圧力低下
○
○
〃
○
○
※
冷却水温度上昇
○
○
〃
○
○
※
冷 却 水 断 水
○
○
〃
○
○
※ 冷却塔使用時のみ
起 動 渋 滞
○
○
〃
○
○
過
電
圧
○
○
〃
○
○
過
電
流
○
○
〃
○
○
非 常 停 止
○
○
〃
○
○
主幹CCB断
○
○
―
○
―
空 気 圧 低 下
○
○
B L
空気起動方式のみ
燃料油面低下
○
○
〃
必要により取付
補 機 故 障
○
○
〃
地
絡
○
○
〃
扉
開
○
○
―
注) 1. ※印の保護回路は規定速度達成後一定時限(0~1分)後に形成する。
2. 起動渋滞タイマは0~3分とする。
表 示
遠
制
警
故障表示項目
エ ンシ ゙ン C B
備
考
停 止 ト リッ プ
過
速
度
○
○
B L
○
○
潤滑油圧力低下
○
○
〃
○
○
※
冷却水温度上昇
○
○
〃
○
○
※
冷 却 水 断 水
○
○
〃
○
○
※ 冷却塔使用時のみ
起 動 渋 滞
○
○
〃
○
○
過
電
圧
○
○
〃
○
○
過
電
流
○
○
〃
○
○
非 常 停 止
○
○
〃
○
○
主幹CCB断
○
○
―
○
―
低圧の場合のみ
空 気 圧 低 下
○
○
B L
空気起動方式のみ
燃料油面低下
○
○
〃
必要により取付
補 機 故 障
○
○
〃
地
絡
○
○
〃
扉
開
○
○
―
注) 1. ※印の保護回路は規定速度達成後一定時限(0~1分)後に形成する。
故障表示項目
故障表示項目
報
2.
(3)
(3)
故障表示窓
6-5
表 示
遠
制
警
報
起動渋滞タイマは0~3分とする。
故障表示窓
表示窓は次に示す20窓としてその配列および記入文字は次のとおりとする。
表示窓は次に示す20窓としてその配列および記入文字は次のとおりとする。
潤滑油 冷却水 起 動
主 幹
冷却水 非 常
過速度 圧 力 温 水
過電流 過電圧 M C C B (予備)
低 下 上 昇 渋 滞
断
断 水 停 止
空気圧 燃 料 補 機
油 面
地 絡 (予備) (予備) (予備) (予備) (予備) 扉 開
低 下 低 下 故 障
注) 1. 上記以外に故障表示を行う場合は、予備を使用する。
2.
3.
施仕第10103号)
上記故障表示の該当がない場合は予備とする。
予備の表示窓は文字は記入しないものとし、表示灯は実装する。
状態表示窓
表示窓は次の示す6窓とし、その配列および記入文字は次のとおりとする。
商用 受電中 直
接 手
動 起
動 運
転 停
注) 1. ランプテストが行えるものとする。
1-3-17
過速度
空気圧
低
下
注) 1.
2.
3.
6-5
潤滑油
圧 力
低 下
燃 料
油 面
低 下
冷却水
温 水
上 昇
補 機
起
動
過電流
渋
滞
地
絡
(予備)
過電圧
(予備)
主 幹
M C C B断
(低圧)
(予備)
(予備)
(予備)
冷却水
非 常
断
水
停 止
(予備)
扉 開
故 障
上記以外に故障表示を行う場合は、予備を使用する。
上記故障表示の該当がない場合は予備とする。
予備の表示窓は文字は記入しないものとし、表示灯は実装する。
状態表示窓
表示窓は次の示す6窓とし、その配列および記入文字は次のとおりとする。
商用 受電中 直
接 手
動 起
動 運
転 停
注) 1. ランプテストが行えるものとする。
止
1-3-20
止
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
施仕第10103号)
7.他設備との取り合い
7.他設備との取り合い
7-1
7-1 遠方監視制御設備との取り合い
(1) 制御表示項目
制 御 指 令
制御表示項目
表示接点
C L O P
発 電 機 起 動 停 止 運 転 停 止 運転にてON
主幹MCCB
―
―
切にてON
発 電 機 故 障
―
―
故障にてON
〃
電 圧
―
―
〃
電 流
―
―
(2)
制御表示項目
制 御 指 令
表示接点
C L O P
発 電 機 起 動 停 止 運 転 停 止 運転にてON
主幹MCCB
―
―
切にてON
発電機遮断器
入
切
故障にてON
発 電 機 故 障
―
―
〃
電 圧
―
―
〃
電 流
―
―
制御表示項目
備
考
(2)
接点取り合い図
1)
遠方監視制御設備との取り合い
(1)
接点取り合い図
1)
制御信号
1-3-18
制御信号
1-3-21
備
低圧の場合
高圧の場合
考
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
2)
表示信号
3)
計
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
測
2)
表示信号
3)
計
測
または 4~20mA
7-2
受配電設備との取り合い
(1)
イ)
(1)
ロ)
受電自動でON
ハ)
ニ)
受電中でON(双投形電磁接触器の接点)
停電でON(停電タイマ確認後)
ハ)
ニ)
ホ)
イ)
ロ)
復電でON(復電タイマ確認後)
発電機盤より渡す接点
ホ)
(2)
電圧確立でON
扉開でON
イ)
ロ)
接点取り合い図
(3)
1-3-19
受配電設備との取り合い(低圧の場合)
受配電設備より受ける接点
イ)
ロ)
(2)
(3)
または 4~20mA
7-2-1
受配電設備より受ける接点
直接でON
施仕第10103号)
直接でON
受電自動でON
受電中でON(双投形電磁接触器の接点)
停電でON(停電タイマ確認後)
復電でON(復電タイマ確認後)
発電機盤より渡す接点
電圧確立でON
扉開でON
接点取り合い図
1-3-22
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
7-2-2
施仕第10103号)
受配電設備との取り合い(高圧の場合)
(1) 受配電設備より受ける接点
イ) 直接でON
ロ)
受電自動でON
ハ)
ニ)
受電中でON(受電遮断器の接点)
停電でON(停電タイマ確認後)
ホ)
ヘ)
復電でON(復電タイマ確認後)
受電切でON
(2) 発電機盤より渡す接点
イ) 電圧確立でON
ロ)
扉開でON
ハ)
ニ)
発電機遮断器入でON
発電機遮断器切でON
(3) 接点取り合い図
接点容量 DC110V 50mA以上
7-3
制御電源および補助電源の分岐
7-3
制御電源および補助電源の分岐
1-3-23
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
施仕第10103号)
8.予備品、付属品、保守用品
8.予備品、付属品、保守用品
8-1
予
備
品
8-1
特記仕様書による。
予
備
品
特記仕様書による。
8-2
8-2
付
No.
1
2
3
4
機
試
保
扉
属
品
品
名
関 標 準 工
験 端 子 用 プ ラ
護継電盤用プラ
ハ ン ド ル 用 キ
数
具
グ
グ
ー
量
1式
1組
1組
1組
1-3-20
備
収納箱付
VT用、CT用
考
付
No.
1
2
3
4
5
6
機
試
保
扉
遮
遮
属
品
品
名
関 標 準 工
験 端 子 用 プ ラ
護継電盤用プラ
ハ ン ド ル 用 キ
断 器 引 出 レ ー
断 器 用 ハ ン ド
数
具
グ
グ
ー
ル
ル
量
1式
1組
1組
1組
1式
1式
備
収納箱付
VT用、CT用
高圧の場合
高圧の場合
考
現行(自家発電設備標準仕様書(その1)
新
施仕第05103号)
改正(自家発電設備標準仕様書(据置型)
規
1-3-27
施仕第10103号)