4月号 【NO.159】

別席場前のしだれ桜
東筋の桜が綺麗に咲いて、そこを通りかかるおじいさん、おばあさん、若い
カップルや、幼い子供を連れた家族といった、様々な人達に笑顔を与えていま
した。ふと物音がして見上げると、小さな鳥たちが花の蜜を求めて集まってい
ました。老若男女問わず出会う人を笑顔にして、小さな動物にも潤を与え、押
し付けるでもないその桜の自然な優しさを、私も見習わなければならないなと
感じさせられました。
今まで出会った人の中で、その桜のような優しさを持った人が何人かいまし
たが、その中で一番思い浮かぶのは、母方の祖父です。祖父は、会う人会う人
に笑顔で接し、「ありがたいなぁ。」が口癖でした。祖父の書き残した書の中
に「喜べぬなか 喜べば 喜びに 喜びの咲く 喜びの道」というものがあり
ます。どんな大変な中でも、成ってくる理を喜んで通られた人柄を、その言葉
からもうかがうことが出来ます。
先日、その祖父の思い出話をしていたのですが、妹が祖父とのやり取りを携
帯のムービーで撮っていたので見せてもらいました。その中で、祖父が「子供
達はええ子ばっかりや、孫はもっとええ、ひ孫はもっとええ。」と言っておら
れました。自慢の祖父を手本に、自慢の孫に成れるように、どんな道も喜んで
通らせていただきたいと思います。
いさみ
これまで「いさみ」紙上では大江分会総会特集としておつとめにより心をこめてつ
とめさせて頂く旨を強く訴えて参りましたが、その結果「おつとめだけで一日過ごす
のか?」という質問をお寄せいただきました。そこで今月は「総会親睦ブログラム」
と題して、主に総会当日午後のプログラムについてお伝えすることにいたします。
普段なかなか顔を合わせる事のない「お久しぶりです、もしくは初めまして!」な
人達との親睦を深めることが出来るのも、総会の大きな楽しみの一つです。
もちろん今回の総会でも、おつとめ・式典の後、午後から昼食を囲んでの親睦プロ
グラムを用意しています。今後、大江につながるお互いがより強い絆で歩みを進めて
いけるようにするためにも、ぜひ最後まで楽しんでいただきたいと願っております。
ところで、「親睦プログラム」では一体何をするのか?ということですが、この紙
面で全て語り尽くしてしまうと当日のお楽しみが薄れてしまうことにもなってしまい
ますので、ここではそのさわりだけご紹介することにします。
「ネプリーグ」というTV番組をご存知でしょうか。5人一組のチームで協力して一つ
の答えを出したり知恵を出しあったりする団体形式のクイズ番組です。今回はそのネ
プリーグのパロディとして「男だらけのファイブリーグ」と銘打った企画を用意し、
総会に集まった方々に解答者として参加していただくことになっています。
この「男だらけの」というところがミソ。天理教青年会は言わずとしれた道の若い
男子の会。その総会ともなればそれこそ「男だらけ」の空間が出来上がります。青年
会なればこその楽しい問題が盛りだくさんの内容となっております。他にも様々な参
加型のアトラクションが目白押し!乞うご期待下さい。
大江分会総会チラシ
大江分会では、来る5月24日の総会を
開催するにあたり、左のような案内用のチ
ラシを作成いたしました。
テーマと要項を簡単にまとめた内容と
なっております。
大教会及び詰所の事務所に多数用意して
いますので、ぜひお持ち帰りいただいて総
会へのお誘いにご活用下さい。
青年会大江分会
いさみ
昨年、参加された皆様からご好評をいた
だいた徒歩団参を今年も開催します。
お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。
※写真は全て昨年の徒歩団参のものです
G・Wの予定はもうお決まりですか?
青年会では、今年も5月3日に恒例の徒歩団参
を企画しました。
「旅」の原点とも言うべき徒歩。あなたも5月のう
ららかな陽気に誘われて、家族や友人と一緒におぢ
ばへの1Dayトリップを楽しみませんか?
何より十三峠は教祖の末女こかん様が浪速布教の折
に越されたゆかりの場所。そのご足跡を偲ぶ峠越え
はまた感慨もひとしおです。
体力に自信がなくても大丈夫!どこか
らでも車に乗れるように常に伴走車が
つきますので安心してご参加下さい。
青年会大江分会
いさみ
特に今年の徒歩団参は間近に迫る
大江分会総会の祈願団参でもありま
す。大勢でおぢばへ帰って親神様・
教祖に総会の成功をお願いできるよ
う、青年会員の方は是非とも参加さ
せていただきましょう!
好きな食べ物
趣味
心掛けていること
理想の男性像
チョコ
寝ること
“笑顔”でおるよーに
素の自分が出せる人
青年会大江分会
おまもり ・・・ the Amulet (ジ アミュレット)
「Amulet」は、「お守り、護符、魔除け」で、宗教や地域によって、その
呼び名が変わりますが、基本的には、「何かから自分を護ってくれるもの」
という風に考えられています。
実は、「お守り」には2種類あります。一つ目は、「証拠守り」で、おぢ
ばへ帰って来た本人に対して渡されるもので、おぢばの土を踏んだ証拠とし
て渡されるお守りです。そして二つめは「疱瘡守り」で、15歳未満の小児に
渡されるもので、疱瘡にならないように子供に持たせるお守りです。私も知
りませんでした(^_^;)
これらは生涯の守りになるものなので、常に肌身離さず身に付け、夫婦・
親子・兄弟姉妹の間でも、取り替える事はできない、とされています。
また、「出直し」のときは、家族の者が新しい紙に包み替え、名前を書き、
内々の大切な宝としてまつることになっています。(「お守り」は、おやさ
まがお召しになられた赤衣の一部ですので、非常に貴重な宝ですね)
日頃から何事もなく過ごさせていただいているのも、この「お守り」に
護っていただいているから、大難は小難に、小難は無難にしていただいてい
るのでしょう。まだ「お守り」をいただかれておられない方は、是非、いた
だいて下さいね(^_^)
さて、次回のテーマは「天理教教会本部」です。天理時報社の近くに、
大きな看板があるのを知ってますか?答えはそこにあります!
先頃閉幕した第2回ワールドベースボールクラシッ
クは、見事日本が大会二連覇という快挙を成し遂げ
ました。その歓喜の輪の中でインタビューを受けて
いたある選手が「自分たちの活躍で国民に元気を与
えられて良かった」というような意味の感想を口に
するのを見て、今度の青年会総会も私たち青年会員
が成人の道を歩む吉祥とするばかりでなく、大江に
つながる多くの方々に元気と勇気を受け取っていた
だけるような場にさせていただきたいとの思いを強
く持った次第です。(M.Y)
発行日
発行者
責任者
編集者
立教172年4月1日
天理教青年会大江分会
中西太郎
山中正崇