株式会社シャルレ〒654-0192 神戸市須磨区弥栄台3丁目1番2号 TEL.078-792-7000（代）ホームページ http: / / www.charle.co.jp/ 第 28期事業報告書平成14年4月1日∼平成15年3月31日株式会社シャルレ株主のみなさまへ営業の概況事業環境株主のみなさまにおかれましては、いつもご支援いただき、心よりお礼申しあげます。ここに、当社の第28期事業報告書をお届けするにあたり、ご挨拶申しあげます。 30+1」として戦略項目を見直しました。これ当期における日本経済は、米国経済の減により、さらなる改革を推し進めてまいる所存速、株式市場の低迷等により、厳しい経済でございます。また、今後も株主のみなさまへの還元策当社は昨年、中期経営計画「シャルレ・を重要な経営課題として取り組んでまいりまチャレンジ！30」を策定し、改革の礎を築きすので、一層のご理解とご支援を賜りますよ実行に着手してまいりました。うよろしくお願い申しあげます。その後、日々目まぐるしく変化する社会・平成１５年６月経済情勢の中で、当社を取り巻く環境に柔軟に対応するため、「シャルレ・チャレンジ！代表取締役社長 1.既存顧客の安定購入・継続性を高める基本理念 2.シャルレビジネスのさらなる健全化を目指す経営理念経営戦略項目長期ビジョン経営戦略基本方針 Ⅰ.企業ブランド価値を向上させる Ⅱ.顧客志向でより健全なシャルレビジネスへ進化する Ⅲ.ビジネスメンバーの質を回復させる Ⅳ.長期ビジョン実現に向けて新商材、新サービスに取り組む Ⅴ.戦略遂行を支える組織と仕組みを構築する 3.ビジネスメンバーの業務や資金負担の軽減と、資金の効率活用を促進する検証を終え、充分な手応えを持って次期４月ら３月の間に１２品番を発売しました。そして、からの本格販売に備えました。｢タイツ（紳士）｣２品番を１０月に、暖かく気持商品面における中期的な施策の取り組環境が依然続いております。また、デフレ経ち良く着用できる｢インナー（半袖）｣１品番をみとしましては、１２月に弔事用商品の販売済を背景にした民間設備投資の減少や厳１１月に発売しております。を一部の地域でテスト展開した結果、そのしい雇用・所得情勢のなかで、個人消費もスポット商品としましては、パイル地素材を販売方法などについては、子会社㈱シンワ回復に至らず景気は低調に推移しました。活用した「タオルケット」、「シーツ」を５月に、との取り組みの中で検証することとしましレディースインナー市場におきましても、「ボディタオル」、「バスマット」を６月に発売した。また、メイトの買いやすさを向上させる消費低迷の影響を受けてボリュームゾーンました。また、子供下着のＣ４Ｕで高評価を｢婦人下着ブランドの再編｣を次期４月から商品の販売不振が続いており、当社を取り得ている高機能素材を使った「婦人インナ実施できるように準備を進めました。巻く事業環境は、依然、厳しい状況が続いー」、「ショーツ」各１品番を５月に、｢Ｔシャツ｣ております。を４月と５月に各１品番発売しております。定供給を図るため、海外生産（中国など）を秋冬商品では、｢カーディガン｣１品番を８月一部の商品で展開しました。今後も｢仕入コに、ハイネックの「Ｔシャツ（長袖）」２品番をストリダクションと利益率の改善｣を引き続き新商品中期経営計画 ―第２９期∼第３１期― 品番、「ソックス」、「ハイソックス」では９月かまた、当社の財務体質の強化と商品の安このような事業環境のもと、当社は「補整１０月に、ノースリーブの｢ニューインナー｣１品実現してまいります。商品供給体制の面で機能と着心地の良さ」を商品づくりの基本ポ番を１１月に発売しました。また次期の春夏は、素材メーカーからお客さままでの商品のリシーとして、お客さまに満足していただける向け｢Ｔシャツ｣２品番は３月に発売しており流れを全体最適の視点で見直し、次期３月商品の提供を心がけてまいりました。ます。そして紳士物につきましては、｢リラクまでに業務設計を行います。当期の主な新商品としましては、定番商シングウェア｣を１０月に１品番、｢ビジネスソッ品では、ハイミセス層にターゲットを絞った着クス｣を５月と１０月に各１品番、｢トランクス｣心地の良い新コーディネートシリーズ『肌日を５月、１１月と１２月に各１品番発売してお和（はだびより）』を１０月に６品番、２月に２ります。営業施策営業施策としましては、ビジネスメンバー対象の「レインボーコンテスト（５∼１１月）」を品番を発売しました。８月には着用感と機能さらに、繊維製品以外の新商材に当社と前期に引き続き実施し、ビジネスメンバーの性を高めた「サニタリーショーツ」を３品番発して初めて取り組み、当社の本質である本活動支援と意欲の喚起を図ってまいりまし売しました。また、これまで好評を得ていた商物指向を具現化した基礎化粧品（スキンケアた。同時に、レインボーコンテスト開始時期品のカラー追加および一部カラーのリニューブランド『エタリテ』）のテスト販売を９月より開（５∼７月）の立ち上がりを良くするために、そアルを行い、６月に｢セミロングガードル｣で１始し、３月までに商品評価と販売方法などのの期間の傘下特約店の販売を促進し、その 4.新たな商材、サービス展開に取り組む第28期品目別販売実績（単位：百万円） 5.戦略遂行を支える組織と仕組みを構築する 6.企業ブランドの浸透チャイルド４０９（１．１％）ギフト４４３（１．１%）ランジェリー５８９（１．５％）化粧品８９３（２．３%）その他１，０５５（２．７％）タオル２，０４６（５．２％）レッグニット４，８２０（１２．３％）ナイティ・Tシャツ・水着６，６２６（１６．９％）合計３９，１８１肌着・ショーツ１１，４３４（２９．２％）ファンデーション１０，８６１（２７．７％）売上高（単位：百万円） 0 第28期第27期第26期 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 39,181 40,452 46,040 （注）当期より連結決算を実施しておりますが、連結初年度であり数値の比較が難しいため、P2∼P5のグラフにつきましては、単体決算の数値をもって表示しております。 1 2 成績に応じて代理店にボーナスを支払う「代ング技術の向上を図るために、外部団体このように事業活動に積極的に取り組んまた、より大きなビジネスの魅力づくりの一環「きごこち科学研究協会」による「フィッティンでまいりましたが、厳しい事業環境を打開すとして、代理店を対象にした「ブライトボーナグ資格制度」を導入し、２月より各代理店にるには至らず、当期の売上高は３９１億８１百ス制度」を４月から導入しております。よる資格取得を開始しました。８月からの試万円となりました。行っているため、平成１５年３月期の連結決のため、３年間の「中期経営計画」（ローリン「ショートストッキング」とハードサポートタイ算と単体決算の売上高は同額であります。グプラン）を策定しております。そこでは、インプの「パンティーストッキング」を各１品番ナー業界、訪問販売業界での当社の位置発売します。５月には、「ショーツ」を２品番今後の見通しづけや社会的役割の分析、消費者・ビジネ発売します。そして１０月には平成１５年３今後の日本経済は、世界的なデフレ現象スメンバーを取り巻く環境などの分析を行月期に発売した肌日和シリーズのラインナ着用商品サンプルの充実策と合わせて、試費用面では、資産維持費などの管理費のの広がりと株価が低迷するなかで、対イラクい、その結果、商品の企画開発・営業サポップとして「ボディースーツ」１品番を発売営業面における中期的な施策としまして着販売の現場の改善を商品サンプルとスキ圧縮に努めましたが、当期から新たに開始し戦争とその復興支援の負担が重くのしかかート・物流およびビジネス環境の改革を打ちし、２月にケフィーノブランドから新シリーズは、お客さまがより安心して買いやすくなるルの両面からサポートし、シャルレの｢試着した中期的な施策への費用投入を行ったたると推測され、予断を許さない状況下にあり出し、経営資源を投下するという構造的アを誕生させ、「ブラジャー（ワイヤー）」、「ガ環境を整備するため、「クーリング・オフサて購入できる｣という優位性を一段と強化め、販売費及び一般管理費が増加しました。ます。こうしたなかで、金融再編など一連のプローチを内容とした実行計画を策定しましードル（セミロング）」、「スリップ」、「ニューポート制度」を７月から導入しました。従来かし、差別化を図りました。これらの結果、営業利益は、２７億４２百万構造改革実施による景気悪化に備えて、設た。そこでは平成１５年３月期を改革の初年インナー（キャミソールタイプ）」、「ショーツ」を各１品番発売します。円となりました。また、経常利益は、有価証券備投資を見送り、さらなるリストラを実行する度として位置づけ「中期経営計画」に基づオフ対応を当社がサポートすることにより、ビ特約店の商品発注、代金決済、情報提供利息１億７１百万円の計上などにより、２８億企業が続出するものと思われます。また、個く施策の導入準備に取り組みました。そしてジネスメンバーの経済的負担を軽減するとのツールとしてＣ−Ｌｉｎｅ（携帯電話、パソコ３６百万円となりました。人においてもデフレ経済のなかで雇用・所平成１６年３月期は特約店直送、Ｃ−Ｌｉｎｅ、「タオルケット」、「シーツ」、「バスマット」をカ同時に、シャルレビジネスの健全化を推進すンによるネットワークシステム）を１２月よりテスなお、当期は特別損失としまして、賃貸し得環境のさらなる悪化を背景に、経済不安代理店在庫の買い取りなど、ビジネスメンバラー・柄とも変更して５月に各１品番発売らビジネスメンバーが行っているクーリング・そのほかの中期的な施策としましては、またスポット商品では、昨年好評だったト展開しております。また、代理店の業務とていたビルの売却損６億９百万円、代理店の心情から個人消費の本格的な回復は当ーひいてはお客さまの大きな環境整備（改し、新たな試みとしては９月に高級カシミさらに、試着販売の現場の改善を商品サ資金の負担を軽減するための「特約店直在庫の買い取りによる損失見積額３０億５３分望めない状況が続くと思われます。善）につながる施策の導入年度であります。アを使用した「ストール」を１品番、１０月にンプルの面からサポートするため、ビジネスに送｣を次期５月に控え、その準備もほぼ完了百万円と、在庫保有基準の見直しにより滞レディースインナー市場におきましては、消また、㈱シンワなどの連結子会社との連携やは高級カシミアとシルクを使った「インナー初めて参加されるメンバーに無償で提供すしました。この二つの施策により、代理店が留在庫を一掃するための処分損失３億２４費の多様化に対応するため、各社とも年シナジー効果を発揮するための施策の検ボトム」を１品番発売します。その他のスる試着用商品サンプルセットを、ファンデーシ販売や育成などの主要業務に集中し、利益百万円を計上しました。また、株価の下落に齢・嗜好などターゲットを絞り込んだ提案によ討・実施もあり、大きくジャンプするためのスポット商品としましては、婦人物では「Ｔションを中心に充実した内容に８月から変更し増加が図れるようにビジネス環境を整えてまよる株式の減損処理として投資有価証券り支持を得ようとしております。特に、着心地テップと位置づけられる年度となります。ました。同時に、特約店のサンプル保有率をいります。評価損３億５９百万円などにより、特別損失の良さに加え補整力を全面に出した機能性の合計は、４３億６４百万円となり、当期純損重視の下着が市場の趨勢となりつつありま ●今後の商品施策や「ビジネスソックス」を季節に応じて適時失は１２億４６百万円となりました。す。これは当社の商品の特長と合っており、商品施策としましては、次期の主な新発売してまいります。るものであります。高めるために追加商品サンプルを安価販売する施策も８月から実施しております。また、流通在庫の適正化を図りシャルレビジネスの健全化を高めると同時に｢特約店ャツ」、「カーディガン」、「ガウン」、「ボトム」、「ストッキング」を、紳士物では「トランクス」また、当社の営業社員のサポート活動を直送｣の円滑な展開と早期実現につなげる（注）各数値につきましては、連結決算の需要の拡大が図れるものと考えております。商品として定番商品では、４月にこれまでさらに、繊維製品以外の新商材としまレベルアップし、ビジネスメンバーが当社施ため、次期に代理店在庫の買い取りを実施数値であります。なお、平成15年2月末日（子こうしたなかで、当社は、女性を核とした男女兼用だった定番ナイティを「婦人ナイして、加齢とともに衰えやすくなる女性の策による環境の変化に対応できるよう、積極することを決定するとともに、当期から在庫会社中間決算日）を子会社株式のみなし取文化創造企業を目指し、価値ある「もの・こティ（長袖）」と「紳士ナイティ（長袖）」の肌の力を健やかに保つダイズエキスやア的に支援しております。の保有基準をより厳しく見直しました。得日として、平成15年3月期より連結決算をと・情報」を提供してまいります。その実現男女別にして発売し、またサポートタイプのロエベラエキスの植物エキスを全品に配当期純利益（単位：百万円）経常利益（単位：百万円） 0 第28期第27期第26期 3 業績のご報告試着におけるビジネスメンバーのフィッティ理店スタートダッシュボーナス」を実施しました。 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 -1,500 第28期 2,833 2,961 4,021 -1,000 -500 1株当たり利益（単位：円） 0 500 1,000 1,500 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 第28期 -1,248 第27期 1,325 第27期第26期 1,326 第26期 1株当たり株主資本（単位：円） 10 20 30 40 50 60 70 0 第28期 -62.83 64.74 63.05 第27期第26期 500 1,000 1,500 1,369.5 1,478.6 1,418.1 4 中期経営計画の概要と進捗合した基礎化粧品（スキンケアブランド『エを対象にした「エタリテデビューキャンペータリテ』）を４月から本格販売します。商品ン」を４月から５月の２か月間実施いたしラインナップは、「クレンジングオイル（クレンます。チャレンジ！３０」の進捗にあわせ、社内外の環境の変くと思われますが、上記の施策を実行す化に対応し、当初計画の戦略基本方針を維持して戦略項目の修正と、新たな戦略項目を追加した「シャルレ・営業面における中期的な施策としましることで収益拡大に努め、当社の売上高ーム）」、「ローション（化粧水）」、「エッセンては、試着におけるビジネスメンバーのフはスキンケア商品も含めて４１０億円（前期ス（美容液）」、「エッセンスクリーム（クリーィッティング技術の向上を目的に、外部団比４.６％の増収）を見込んでおります。利ム）」の計５品番と、そのトライアルや旅行体「きごこち科学研究協会」による「フィッ益面では、将来を見据えた上記施策へのなどにご使用していただく「ワンウィークセティング資格制度」のレベルアップを図り、取り組みにより大幅にコストを投入いたしット」1品番であります。これまでのエキスパート資格保有者を対ますが、利益率の改善を図ることにより営中期的な商品施策の面では、４月から象に「スペシャリスト資格試験」を９月に実業利益２４億円（前期比１２.４％の減益）、婦人下着ブランドを「シャルレ」と「ケフィー施いたします。シャルレの｢試着して購入経常利益２５億円（前期比１１.８％の減益）、ノ」の２ブランドに再編し、シンプルで解りできる｣という優位性を一段と強化して、当期純利益１１億４０百万円（前期比１９１. やすく効率的なブランド体制に整えること差別化を図ってまいります。３％の増益）を見込んでおります。させます。なお、子会社㈱シンワの総合ギフト販サンプルセットの内容を、昨年8月より主力商品のファ営管理システムをメンテナンスし、業務効ー対象の「レインボーコンテスト」を継続実に順次展開します。また、特約店の商品率を向上させることでコストを低減させ、利施して、ビジネスメンバーの活動支援と意の発注、代金決済、情報提供のツールと益体質の強化を図ってまいります。欲の喚起を図ってまいります。なお、次期してＣ−Ｌｉｎｅ（携帯電話、パソコンによる連結決算の見通しとしましては、売上は、対象期間を４月から１１月までの８か月ネットワークシステム）を特約店直送の展高は平成１６年３月期より連結子会社の間としました。また同期間に並行して、新開に合わせて５月から順次導入します。こ売上高が上積みされることから、７００億円特約店のレベルアップとレインボーコンテの二つの施策により、代理店が販売や育を見込んでおります。利益面は、営業利スト入賞を促進するための「育成ボーナス成などの主要業務に集中し、利益増加が益２４億円、経常利益２５億円、当期純利２００３」を実施いたします。図れるようにビジネス環境を整えてまいり益１０億４０百万円を見込んでおります。ます。これにより、サプライ・チェーン・マネジ株主資本利益率（ROE）（単位：％） -4.4 第27期ンデーションを中心に変更して、販売力の強化を図っております。・特約店が試着用サンプルセットとして新たに商品を追加・補充する商品の安価販売を昨年８月より開始して第28期 1.クーリング・オフサポート制度の導入・お客さまがより安心して購入できる環境を整えるため、ビジネスメンバーのクーリング・オフ対応を当社がサポートするクーリング・オフサポート制度を昨年７月より導入しました。ビジネスメンバーの業務や資金負担の軽減と、資金の効率活用を促進する 1.特約店直送の導入・次期より、商品を当社から直接特約店に発送することで、代理店の業務、在庫資金などを軽減するとともに、特約店負担の運送費などの経費を軽減して、ビジネス活動の活性化を目指します。おります。 2.Ｃ-Ｗａｖｅの構築 2.ビジネスメンバーのフィッティング技術の向上・当社が協賛する外部団体「きごこち科学研究協会」と・シャルレおよびメンバー（代理店、特約店、ビジネスメイト、メイト）間の情報ネットワークを構築し、平成16年3月大学等の研究機関と共同で構築する「きごこち理論」期より、商品情報の伝達や受発注業務、代金決済の等をもとにした、フィッティングに関する基本レベルの資業務の効率化、さらにはシャルレおよびメンバー間にお格制度を本年２月より導入しました。けるコミュニケーションの充実を目指します。 3.ブランド再編の実施 4.5 0 第26期 1.サンプル浸透策の実施・ビジネスに参画するメンバーに無償で提供する試着用ための「特約店直送｣を５月から９月までシャルレビジネスのさらなる健全化を目指す既存顧客の安定購入・継続性を高めるジネスチャンスに積極的に取り組み、売上営業施策としましては、ビジネスメンバ -5 せ随時見直しを行ってまいります。売事業につきましては、ギフト市場でのビの増加を図ります。同時に、これまでの経 4.5 画はローリングプランとして毎年、環境の変化に対応さそのほかの中期的な施策としましては、代理店の業務と資金の負担を軽減する 5 チャレンジ！３０+１」を策定しました。今後も中期経営計 ●その他の施策 ●今後の営業施策さらに、商品キャンペーンとしてお客さま当社では、昨年策定しました中期経営計画「シャルレ・全般的な下着需要の低迷は今後も続ジング）」、「ウォッシングフォーム（洗顔フォで、メイトの買いやすさ（顧客満足）を向上 5 メントの環境が整うことになります。 3.代理店在庫の買い取りの実施・平成15年4月より、婦人下着ブランドを５ブランドから２・次期に、代理店在庫を大幅に削減し、流通在庫の適ブランドに再編することでコンセプトを明確にし、ビジネ正化を図り、シャルレビジネスの健全化をさらに高めまスメンバーの扱いやすさとメイトの買いやすさの向上す。これにより「特約店直送の全国展開」の円滑なを図りました。導入と早期実現につなげます。 6 ●インフォメーション新たな商材、サービス展開に取り組む 3.仕入コストリダクションと利益率の改善・将来の安定した生産体制をふまえて一部商品の海 1.化粧品のラインナップの充実を図り、販売を拡大する・繊維製品以外の新たな商材として化粧品（スキンケア外生産への移行を開始し、利益率の改善を行っておスキンケアブランド『エタリテ』誕生！当社ではかねてよりテスト販売しておりました、基礎化粧品『エタリテ』にクレンジングオイルを新たに追加し、平成15年4月より本格発売を開始いたしました。ります。商品）を開発し、昨年９月よりテスト販売を開始し、本年４月より本格販売に移行しております。今後はラインナップを充実させ当社とビジネスメンバーの売上高の拡大を図ります。当期に当初計画を見直し新たに戦略項目を追加しました 2.ギフト市場への参入・子会社㈱シンワのノウハウと商品企画力や物流インフ企業ブランドの浸透ラを活用して、シナジー効果を発揮することにより、当社の販売ネットワークを活用したギフト市場への本格参入を目指します。 1.シャルレブランドの浸透・シャルレブランド（企業・製品ブランド等）としてお客さまに提供するものを明確にし、消費者、ビジネスメンバー、 eterrite：エタリテは、フランス語の取引先、投資家などのステークホルダーへ浸透させ、 eternite（ ′ ′永遠）とqualite（ ′品質のシャルレの企業価値を向上させます。よい）から生まれた名前。戦略遂行を支える組織と仕組みを構築する「上質なスキンケアで、永遠に若々しく美しく、上質な肌を保ってほしい」という願いをこめています。 1.代理店サポートの充実・昨年４月より、当社の営業社員による代理店へのコンサルティングとカウンセリングを充実させ、戦略遂行に伴って生じるビジネスメンバーを取り巻く環境の変化に対応したサポートを強化しております。いきいきと年齢を重ねている成熟世代の女性。その内面の豊かさをつつみこむ肌は、 2.商品供給体制の強化・安定した商品供給と、当社、仕入先の適正在庫を維持するため、さらには特約店直送に向けた新たな対応を視野にいれて、販売予測や生産対応の仕組みの強化を図ります。 7 20代の頃と同じスキンケアでは満足できません。より豊かに、より深く、より心地よく、肌の美しさを保つ力を応援するためにエタリテは肌のメカニズムを研究して生まれました。めざしたのは、上質な肌生活。求めたのは、上質な成分。スキンケアは、かけがえのない肌に直接つけてなじませるもの。品質のよさは、なによりも大切です。だからエタリテは、原料選びの段階から品質チェックを繰り返し、精製を重ねて配合。ていねいに作られた上質な成分だけを、肌にお届けします。 8 ●インフォメーション ●トピックス株式会社シンワの株式取得について当社はギフト用品全般の卸売業を営んでいる株式会社シンワの株式（発行済株式総数の55.5％）を取得し子会社化第9回［2002年］ウイメンズ・フェローシップいたしました。かねてからの経営課題であった、当社商品の愛用者および販売取引先からのギフトの要望に応えられるよう、相乗効果を発揮し、顧客サービスの向上と販売活動の活性化を図ります。 ∼シャルレ女性奨励賞∼ 「明確な信念のもと、地道な努力と活動を行い、社会に〈株式会社シンワの概要〉貢献している女性や女性中心のグループを支援する」のが、（１）商号株式会社シンワ（２）代表者代表取締役社長坂本信也シャルレ女性奨励賞です。 1994年の創設以降、毎年、全国から多数の応募をいた（３）本社所在地大阪市中央区南船場一丁目６番１２号（４）設立年月日昭和５４年２月７日だき、すでに80グループ以上の方々が受賞されています。第9回を迎えた今回は、選考の結果、次の8グループの活動（５）主な事業内容ギフト用品全般の卸売業に対して総額400万円を助成いたしました。（６）決算期８月３１日（７）従業員数 776名（内、パートタイマー457名）（８）主な事業所東京、名古屋、福岡など全国7支店・営業所・出張所なお、本年（第10回）も公募を開始しました。 ●受賞グループと活動内容シンワロジスティックセンター（和歌山：物流センター）（９）資本の額 94百万円（10）発行済株式総数 188,000株（11）売上高 25,050百万円（平成14年8月期）《株式会社シンワの主要な子会社の概要》 9 所在地資本金議決権の所有割合主要な事業内容設立年月決算期従業員数〈グッディポイント株式会社〉大阪市中央区 200百万円 70.75% ポイントサービス事業平成6年10月 3月31日 51名〈カラツ工芸株式会社〉兵庫県西宮市 50百万円 100% ファンシー雑貨卸売業昭和34年2月 2月28日 37名所在地資本金議決権の所有割合主要な事業内容設立年月決算期従業員数〈株式会社ジーネスコンピューターテクノロジー〉大阪市中央区 20百万円 83.75% コンピューターシステム開発昭和55年1月 5月31日 17名〈有限会社グッディハウス〉大阪市中央区 3百万円 100% 不動産管理業平成11年11月 3月31日 2名〈エス・ケー株式会社〉大阪府八尾市 20百万円 100% 商品名入加工業平成6年3月 6月30日 9名 NPO法人アジア・レインボー・アソシエーション NPO法人 FLC安心とつながりのコミュニティづくりネットワーク（東京都）ベトナムの聾唖学校に日本で集めた補聴器を送り、障害児施設の子どもが作った手芸品の日本での普及活動を行っています。（大阪府）虐待・暴力・DV被害者や家族のサポート支援者の養成を行っています。感情教育、葛藤解プログラムの実践や通信物の発行、講演活動などを行っています。障害のある子もない子も共に演劇を！「劇団きらきら」（福岡県）障害のあるなしに関わらず全ての子どもを主役にし公演を行っています。年に2回、地域での自主公演の他、県内の色々な町へ依頼があれば巡回しています。日本ALS協会千葉県支部（千葉県）毎年6月と12月に患者さんと家族を中心とした講演会・交流会を開いています。さらにコミュニケーション事業では障害者用パソコンの習得方法から操作方法まで患者さんを訪問して指導しています。大阪YWCA点字子ども図書室（大阪府）日本で唯一の児童書専門の点字図書室なので量・質ともに充実しています。地域を限定せず日本全国に貸し出しているため、点字本が手に入りにくい方々にも喜ばれています。ネットワーク「虹」（広島県）週3回、「DVホットライン」を設置し電話相談事業を行っています。その他にもDVサバイバーの自助グループ支援活動やDV啓発活動として公演や講座を開いています。神戸ポリオネットワーク（兵庫県）ポリオ及びポスト・ポリオに関する情報の提供、研修、情報交換をするための講演会の主催や会報の発行、ホームページによる医療情報、福祉情報の発信を行っています。ファミリーユニット童鼓（岐阜県）ゆうあいピックや日本太鼓全国障害者大会などに参加、演奏をしています。また老人ホームでのボランティア、児童館でのイベント、障害者施設、作業所でのボランティア演奏など年間平均8∼9回演奏活動を行っています。 10 シャルレのことを、もっと知っていただくために代理店数（単位：店） 3000 特約店 ●ビジネスシステムとシャルレの役割納品シャルレ 2,482 2,445 第26期第27期 2,376 2000 特約店は代理店に商品を発注し、シャルレ（一部は代理店）から直接納品され、ビジネスメイトへの卸売と、メイトや一般消費者への販売を行います。 1000 代理店商品供給 0 「商品開発」「品質管理」「生産管理」第28期特約店数（単位：千店） 200 商品卸売 181 185 186 第26期第27期第28期メイト・一般消費者販売支援 100 「メンバーサポート」「研修」「プロモーション」 0 シャルレはビジネスメンバーに対して「商品供給」と「販売支援」を行っています。シャルレ商品は、商品戦略のもと顧客ニーズを反映させて開発。全国どこからでもオンラインでつながる独自の受注体制で、各配送センターから商品をスピーディに供給。また、さまざまな研修、広告宣伝やコンテストなどを行い、ビジネスメンバーを強力にサポートしています。商品開発商品仕入メーカーと共に企画・開発した商品は、各工場で製造され、当社に納品されます。メーカー（協力工場） 11 代理店は、パソコン端末からオンラインで商品をシャルレに発注します。代理店のビジネス活動の中心は、特約店への販売支援及び指導を行うことです。また、特約店・ビジネスメイトへの卸売とメイトや一般消費者への販売も行います。メイト数（単位：万人）ビジネスメイトシャルレ創業以来の独自の販売方法が「試着会」です。一般消費者が代理店、特約店が開催する試着会で、１回にまとめて商品を合計10,000円購入した時点で、消費者会員である「メイト」になることができます。メイトになるとシャルレの商品をたとえ１品でも希望小売価格の75%（化粧品は80％）で購入できるなど、さまざまな特典があります。シャルレビジネスに参加を希望される方は、ビジネスメイトとなり販売活動ができます。さらに条件を満たせば、特約店、代理店へと昇格することができます。シャルレビジネスでは、友人や知人の自宅でホームパーティー形式の試着会を通して、シャルレ商品の良さを体感し、納得した商品を購入していただいております。代理店などが応援するだけでなく、シャルレ主催の研修でビジネス活動をバックアップするので、販売経験がない方でも、安心してビジネスができるシステムを整えています。 1000 905 927 946 第26期第27期第28期 500 0 （注）メイト数は新規メイトの累積数によります。 12 シャルレのことを、もっと知っていただくために優れた商品を開発・供給しビジネスメンバーの販売支援を行っていますきょうそう ●取引先やビジネスメンバーとの共創商品開発において、シャルレは取引先であるメーカーやビジネスメンバーとの共創（共に考え、創造する）を重視しています。ビジネスメンバーは、お客さまの生の声を聞けるのと同時に自らが愛用者です。シャルレはそのビジネスメンバーと良いパートナーシップを結んで、顧客ニーズを的確に収集し、協力者であるメーカーと消費者の立場に立った商品を開発する───このような当社独自の商品開発、製造、販売システムは、この共創の精神に基づいております。 ●着用感と機能性を重視した下着づくりミセス向けシャルレは創業以来「女性だけが持つ、しなやかなボディーラインを美しく表現し、気持ちよく維持していくことが女性の下着のオリジナル性役割である」と考え、優れた着用感のうえに、ボディーラインを無理なく、自然に整える下着の開発に取り組んできました。そのため、素材選びから、染め、縫製、付属品にいたるまで、徹底した品質管理を行っています。また、無店舗販売の中で「試着会」という独自の販売方法は、着用感、機能性を重視シャルレ商品の特長適正価格高品質本物指向流行だけを追うのではなく、あくまでも着用感と機能性を重視した高品質な下着づくりを実現させてきました。 ●信頼の絆・シャルレビジネスの原点──「試着会」シャルレは創業以来、「試着してからお求めいただく」という独自の販売システムを確立し、実践してきました。商品知識の豊富なビジネスメンバーが「試着会」を開催。このじた研修を実施するのはもちろんのこと、シャルレビジネスにおけるさまざまな支援体制は、本人さえ知らなかった自分の魅力や潜着用しなければわからない着心地の良さが、商品やビジネスメ専用電話 0120 -11- 4860 13 がない方でも、ビジネス活動を実践できるように、各ポジションに応「下着の着け方や選び方を学ぶ場」です。また、ビジネスメンバーさまのニーズを把握する場」として重要な役割を持っています。シャルレは適正な訪問販売を続けると共に、商品や販売に関するお問い合わせに「お客様相談室」が対応し、信頼にお応えしています。シャルレは創業以来、下着づくりと人づくりに力を入れ、女性の社会進出を支援したビジネス展開を行ってきました。販売経験「試着会」はお客さまにとっては「商品と触れ合う機会」であり、やシャルレにとっては「愛用者の輪を広げる機会」とともに、「お客「お客様相談室」 ●女性の社会進出を支援在能力を引き出していきます。多くの女性を豊かにし、明るく、いきいきと前向きな姿勢で、ンバー、さらにはシャルレに対しての信頼を生み、はじめてシャル夢を実現していただくこレ商品の愛用者となっていただけるのです。と。これがシャルレの大また、この「試着会」はビジネスに夢を持つ人にとっては「シャきな使命です。ルレの考え方などを理解していただく場」にもなります。つまり「試着会」がシャルレビジネスの原点なのです。 14 シャルレのことを、もっと知っていただくためにシャルレ商品は各ブランドのもとに展開されコーディネートが楽しめるシリーズ商品などをラインナップしています Lady's Brand ●ブランド ●シリーズ Men's Brand Cシリーズミディアーナ心地よく機能的いつまでも美しくありたいと願自分らしくおしゃれを楽しみた自分に磨きをかけることを惜しま今までと変わらず、優れた着用う方に。ボディーラインの補整機い方に。ほどよいコントロールない方に。デザイン性と優れた感を絶対条件にしながら、下着能を追求したハードなコントローパワーでナチュラルなボディー機能性を両立させたトータルコーの実用性（機能性）を最大限ルパワーのファンデーションシリラインを作るファンデーションシディネートシリーズ。シックなカラーに追求。実用性の高さから、まーズ。独自の立体パターンやリーズ。縦横斜めに伸縮するとフォルポリバーレースを贅沢にた着用したくなるような、愛着素材へのこだわりが快適な着素材が、ボディーに心地よくフ使ったエレガントなデザインで、ボのわく商品を目指します。用感も実現しています。ィットします。ディーラインを美しく整えます。ソフトなフィット感と美しさを求め年齢を重ねても、いきいきとお締めつけ感が苦手な方に。軽やかる方に。おしゃれ心を満たしなしゃれを楽しみたい方に。着心な素材、からだにやさしいパターンがら、アウターにひびかない仕地のよさを追求し、肌ざわりのや縫製で快適にボディーをサポート様や着脱のしやすさなどの機よい素材とゆったりとしたパタするファンデーションシリーズ。カラー能性も追求しました。光沢のあーンを採用しました。上品なデもやわらかな色調を揃えました。家る上品なカラーラインナップも魅ザインと、着やすさに工夫をこらでくつろぐ時、長時間の旅行にも快力です。したラインナップも魅力です。適に着用していただけます。 ●ブランド高品質で着心地のよい紳士用ブランド。肌着と靴下を中心にヤング層からシニア層まで、幅広い年齢層に着用していただけるラインナップが揃っています。 Child Brand お子様の健やかな成長を願って生まれた子供用ブランド。肌着と靴下を中心に、3歳∼15歳のお子様のからだの成長に合わせた商品が揃っています。 Gift Brand 真心を贈るギフトブランド。シャルレならではの心地よさを大切にしたギフトアイテムで、快適なライフスタイルを提案します。 ●シリーズ Skin Care Brand 15 より美しく機能的フェミニンなイメージで下着のより爽やかな着心地を楽しみたい今までと変わらず、優れた着用おしゃれを楽しみたい方に。み方に。通気性、吸汗・吸湿性に優感・シャルレが維持したい実用ずみずしいカラーとデザインのれた良質コットンの特性を生かし、性（機能性）を絶対条件にしなトータルコーディネートシリー快適で自然な着用感を追求したがら、見た目の美しさを高めるズ。ソフトなサポート効果とバラトータルコーディネートシリーズ。肌ことで心とからだのうるおいをの花柄の繊細なレースも魅力ざわりまでを考慮して吟味したレ提供する商品を追求します。です。ースを贅沢にあしらっています。 ∼婦人下着ブランドの再編∼ 平成15年4月より婦人下着ブランドを「シャルレ」と「ケフィーノ」の２ブランドに再編しました。プロダクトライフサイクル等を基本としたブランドに再編し、効率的なブランド体制に整えることで、お客さまの買いやすさの向上や、ビジネスメンバーの活動支援につなげます。品質・機能・心地よさにこだわって生まれたスキンケアブランド。肌が本来持っている力“美肌力” を引きだし、成熟世代の女性の肌をいきいきと健やかにたもちます。 16 連結財務諸表の概要（注）各財務諸表は主要な項目を表示しております。平成15年1月に株式を取得して子会社ができたため、平成15年2月末日（子会社中間決算日）をみなし取得日として、当期より連結決算を行っております。連結貸借対照表連結損益計算書（単位：百万円）当期当期平成15年3月31日現在（資産の部）流動資産平成15年3月31日現在（負債の部） 29,341 流動負債 16,943 現金及び預金 4,875 支払手形及び買掛金受取手形及び売掛金 4,972 短期借入金 653 有価証券 8,929 未払法人税等 270 たな卸資産 8,116 流通在庫買取損失引当金 3,053 その他 2,447 その他 4,239 固定資産有形固定資産 19,966 固定負債 8,726 4,678 5,655 長期借入金建物・構築物 3,118 退職給付引当金 1,390 土地 2,195 その他 1,071 その他 342 負債合計少数株主持分無形固定資産売上高売上原価販売費及び一般管理費営業利益営業外収益営業外費用経常利益特別損失税金等調整前当期純損失法人税、住民税及び事業税法人税等調整額当期純損失 638 その他 986 12,686 ａ.営業活動によるキャッシュ・フロー 1,139 ｂ.投資活動によるキャッシュ・フロー △619 ｃ.財務活動によるキャッシュ・フロー △503 現金及び現金同等物の期中増減額 16 現金及び現金同等物の期首残高 12,028 現金及び現金同等物の期末残高 12,044 当期は、売上高の減収と有価証券の取得やたな卸資産の増加がありましたが、子会社株式の取得や法人税の支払額の減少などにより、現金及び現金同等物の期末残高は、１２０億４４百万円となりました。ａ.営業活動によるキャッシュ・フロー当期は、売上高の減収による営業収入の減少がありましたが、固定資産の売却等により、法人税等の支払額が大幅に減少したた（単位：百万円）なりました。当期資本金 3,600 資本剰余金 4,897 利益剰余金 20,101 その他有価証券評価差額金 △479 繰延税金資産 1,206 自己株式 △738 その他 2,801 （資本剰余金の部）資本剰余金期首残高資本剰余金期末残高資本合計負債、少数株主持分及び資本合計 27,381 49,308 ｂ.投資活動によるキャッシュ・フロー 4,897 4,897 当期は、新たな有価証券の取得に加え、新受注・発送システム開発に係る資金負担もありましたが、子会社株式の取得による収入などにより、投資活動によるキャッシュ・フローは６億１９百万円の支（利益剰余金の部）利益剰余金期首残高利益剰余金減少高配当金役員賞与 17 平成14年4月∼平成15年3月 39,181 24,452 11,987 2,742 263 169 2,836 4,364 1,528 742 △1,024 1,246 平成14年4月∼平成15年3月 8,678 49,308 平成14年4月∼平成15年3月め、営業活動によるキャッシュ・フローは、１１億３９百万円の収入と連結剰余金計算書（資本の部）投資有価証券資産合計当期 21,621 305 （単位：百万円）当期平成15年2月末日（子会社中間決算日）をみなし取得日として連結決算を行っているため連結損益計算書における売上高と、単体決算の売上高は同額であります。 1,624 連結調整勘定投資その他の資産 2,215 連結キャッシュ・フロー計算書（単位：百万円）（単位：百万円）当期純損失利益剰余金期末残高出となりました。 21,883 1,781 499 35 1,246 20,101 ｃ.財務活動によるキャッシュ・フロー当期の財務活動によるキャッシュ・フローは、第２７期の利益処分の配当金等による５億３百万円の支出となりました。 18 個別財務諸表の概要（注）各財務諸表は主要な項目を表示しております。貸借対照表損益計算書（単位：百万円）第28期第27期平成15年3月31日現在平成14年3月31日現在（資産の部）固定資産有形固定資産建物・構築物土地その他無形固定資産投資その他の資産 ② 投資有価証券子会社株式等繰延税金資産その他 19,601 1,536 8,929 6,902 2,233 19,621 1,860 11,802 4,960 998 17,242 3,079 1,936 1,029 113 15,209 3,980 2,297 1,592 90 781 378 第28期第27期第28期第27期平成15年3月31日現在平成14年3月31日現在平成14年4月∼ 平成15年3月平成13年4月∼ 平成14年3月平成15年3月平成14年3月 13,381 8,640 1,307 1,001 2,432 10,850 7,989 938 1,922 資産合計 36,844 34,830 ① 有価証券当期未処分利益 7,480 2,549 1,018 136 3,053 723 3,385 1,486 987 304 607 固定負債退職給付引当金その他 1,984 1,315 668 1,880 1,232 647 負債合計 9,465 5,266 ④ 資本合計（内訳） M M F 転換社債投資信託債券計第27期流動負債買掛金未払金未払法人税等 ③ 流通在庫買取損失引当金その他（資本の部）資本金資本剰余金利益剰余金その他有価証券評価差額金自己株式負債及び資本合計［第27期］ 11,368 40 293 100 11,802 ［増減］ △2,805 25 △92 △2,872 3,600 4,897 20,099 △479 △738 3,600 4,897 21,883 △82 △734 27,379 29,564 36,844 34,830 （内訳）株式転換社債投資信託債券計 19 ［第28期］ 230 310 702 7,396 8,640 ［第27期］ 592 382 3,290 3,723 7,989 ［増減］ △362 △71 △2,587 3,672 651 39,181 40,452 売上原価 24,452 25,993 販売費及び一般管理費 11,989 11,462 営業利益 2,739 2,996 営業外収益 263 155 営業外費用 169 189 経常利益 2,833 2,961 ⑤ 特別損失 4,364 163 △1,530 2,798 742 1,250 法人税等調整額 △1,024 223 当期純利益 △1,248 1,325 前期繰越利益 2,798 2,007 当期未処分利益 1,549 3,333 当社は無借金経営を続けており、株主資本比率は74.3％の高い水準にあります。このような健全な財務体質を背景に、安全性の高い堅実な経営を心がけております。 3,333 599 1株につき 30円 7 (2) 499 1株につき 25円 35 (4) 942 2,798 これを次のとおり処分いたします。利益配当金役員賞与金（うち監査役賞与金）次期繰越利益法人税、住民税及び事業税 1,549 ⑤特別損失の主な内容ビジネスメンバー（代理店、特約店）のビジネス活動の活性化を図るため、代理店の在庫を当社が買取り、流通在庫を極小化することで、ビジネスの健全化を高め、サプライ・チェーン・マネジメントを推進いたします。 ④ 株主資本比率 ② 投資有価証券売上高税引前当期純利益 ③ 流通在庫買取損失引当金［第28期］ 8,562 65 201 100 8,929 （単位：百万円）第28期（負債の部）流動資産現金及び預金 ① 有価証券たな卸資産その他利益処分（単位：百万円）（単位：百万円） 609百万円 3,053百万円 324百万円 359百万円（第27期）○持ち合い解消に伴う投資有価証券売却損 141百万円（単位：％） 100 90 80 （第28期）○賃貸していた不動産の売却損 ○代理店在庫買取のための損失見込額 ○在庫保有基準の見直しによる滞留在庫処分損 ○株価下落に伴う投資有価証券評価損 79.6 84.9 74.3 70 60 第26期第27期第28期当期から資本の部の表示方法を変更しております。なお、前期実績におきましても組替えて表示しております。 20 会社の概要概要（平成15年3月31日現在）株式の状況（平成15年3月31日現在）経営の基本方針社名設立資本金事業内容発行する株式の総数発行済株式の総数株主数【基本理念】社員数本社所在地オフィス配送センター（外部委託）株式会社シャルレ（CHARLE CO., LTD.) 昭和５０年１１月１９日３６億２５万円レディースインナーを主体とする衣料品および化粧品等の販売（卸売） 408名（男性295名、女性113名）神戸市須磨区弥栄台３丁目１番２号北海道地区札幌オフィス東北地区仙台オフィス関東地区高崎オフィス日本橋オフィス新宿オフィス三田オフィス横浜オフィス中部地区静岡オフィス名古屋オフィス近畿地区京都オフィス大阪オフィス神戸オフィス中国地区広島オフィス四国地区高松オフィス九州地区福岡オフィスシャルレ流通センター（神戸市）札幌配送センター（札幌市）埼玉配送センター（埼玉県行田市）福岡配送センター（福岡県糟屋郡） 84,000,000株 21,034,950株 2,731名金融機関 13名（0.48％） 1,735,348株（8.24％）証券会社 8名（0.29％）その他法人 17,102株（0.08％） 59名（2.16％） 5,924,602株（28.17％） ●所有者別株式分布状況個人・その他 2,634名（96.45％） 12,698,998株（60.38％）【経営理念】人はみな豊かでなければならない我々に関係ある人はみなどうしても豊かでなければならない【長期ビジョン】我が社は女性の美と健康に奉仕する製品の開発を心がけシャルレのビジネスに参画する人々の能力開発に寄与しなければならない自分らしさを求め自分らしく生きる女性たちと、出会い、ともに成長していくために…。価値ある「もの・こと・情報」を提供していきます。シャルレは、女性を核とした文化創造企業を目指します。人にとって、社会にとって、そしてシャルレにかかわる人々にとって、ほんとうの豊かさとは、なんでしょうか？健康面その答えを考え、それを実現するために行動することが外国人 17名（0.62％） 658,900株（3.13％） ●大株主シャルレは、精神面教養面２１世紀を迎え、人や社会の価値観がますます多様化していくなかで、当社への出資状況持株数（株） 3,802,432 1,718,025 1,581,050 1,035,399 884,700 884,700 884,700 840,268 504,880 473,650 議決権比率（％）（19.04）（8.60）（7.92）（5.18）（4.43）（4.43）（4.43）（4.21）（2.53）（2.37）当社の自己株式持株数（1,047,533株）は議決権を有しないため、上記の表から除外しております。自己株式持株数のうち、500千株はストックオプション制度の採用により保有しているものであり、500千株は株式消却目的により保有しているものであります。なお、株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質的に保有していない株式が1,000株あります。役員（平成15年6月27日現在）もたらすものではありません。「人のために今、なにをしてさしあげられるのか」経済的な豊かさだけでなく、「バランスのとれた豊かさ」を利己的な利益追求は決してほんとうの豊かさを株主名（有）サザンイーグル林雅晴（有）オットー林宏子瀬崎五葉林勝哉林達哉（株）東京三菱銀行林達三林トミエ創業以来変わることのないシャルレのテーマであります。追求することを通じて、家庭面「社会のために今、いかに貢献できるのか」その普遍の精神のもとに、経済面社会面人と社会の明日を創造してまいります。より豊かな明日を目指して、シャルレは挑戦と行動を続けてまいります。株主メモ決算期定時株主総会定時株主総会および利益配当の基準日中間配当基準日名義書換代理人毎年3月31日毎年6月に開催毎年3月31日中間配当を行う場合は9月30日東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱信託銀行株式会社同連絡先〒171-8508 東京都豊島区西池袋一丁目7番7号（郵便物送付先、電話照会先）三菱信託銀行株式会社証券代行部電話（03）5391-1900（代表）同取次所三菱信託銀行株式会社本店および全国各支店お知らせ住所変更、配当金振込指定・変更、単元未満株式買取請求に必要な各用紙、および株式の相続手続依頼書のご請求は、名義書換代理人のフリーダイヤル0120-86-4490 で24時間承っておりますので、ご利用ください。公告掲載新聞日本経済新聞上場証券取引所大阪証券取引所市場第二部証券コード 9885 株主優待制度毎年3月31日現在の株主名簿および実質株主名簿に記載されている 1,000株以上ご所有の株主のみなさまへ、自社商品を贈呈いたします。＊本年は、シャルレ商品の5セットの中から、お好みの1セットを贈呈いたします（7月送付予定）。＜セット内容＞ ①女性用ニューインナーとショーツ ②男性用Ｔシャツとブリーフ ③女児用インナーとショーツ ④男児用ランニングとブリーフ ⑤バスタオルとフェイスタオル中間決算時に実施させていただきましたアンケートに関しまして、多くの株主のみなさまから回答をいただき誠にありがとうございました。お寄せいただきました貴重なご意見は、事業報告書の改善や経営に生かす所存でございます。今後ともよろしくお願い申しあげます。左：流通センター、右：本社事務所ビル 21 22