データ シート Cisco AS8100 シリーズ Media Processor 標準解像度(SD)および高精細画質(HD)対応の高度なライブ エンコーディング ソ リューションを提供する Cisco® Media Processor ファミリは、ライブ スポーツやその 他の Web ストリーミング、ブロードバンド TV、IPTV、エンタープライズ ビデオ、教育ビ デオ、政府ビデオなどのライブ メディア配信アプリケーションに適した最高水準の品質 をもって、オンライン ビデオ エクスペリエンスを再定義します。 Cisco Media Processor の堅牢性と信頼性に優れたプラットフォームでは、iPhone®、iPad®、フィーチャ フォン、お よびスマートフォンを含む、あらゆるデバイスへの複数フォーマットでのストリーミングが可能です。シスコは、Apple® HTTP Live Streaming(HLS)、Microsoft Internet Information Server(IIS)スムーズ ストリーミング、Adobe HTTP Dynamic Streaming を含む Adaptive Bitrate(ABR; アダプティブ ビットレート)ストリーミングを完全にサポートした 最初の企業であり、現在もその市場をリードし続けています。Cisco Media Processor は、ブロードキャスト キュー メッセージを検出して、クリティカルな広告メタデータを Flash および Silverlight プラットフォームや、Apple® デバイ スに適した広告マーカーに変換する機能も備えています。 図1 Cisco AS8100 シリーズ Media Processor のワークフロー例 All contents are Copyright © 1992–2012 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 1 of 5 インフラストラクチャへの投資の保護 シスコは、お客様の IP ビデオ インフラストラクチャへの投資保護に貢献します。現在 SD でのみストリーミングして いる場合でも、Cisco AS8100 シリーズ Media Processor(Cisco AS8100)によって投資の保護が可能です。720p や 1080p などの HD 解像度を追加する準備が整い次第、その配信を Cisco AS8100 で開始できます。Cisco AS8100 は最初からマルチフォーマット対応として設計されているため、フォーマットを追加するたびにアプライアン スを追加する必要はありません。特許出願中の Cisco Media Processor Core Software テクノロジーにより、既存 のシスコ製エンコーダを今後も最新かつ革新的なテクノロジーでアップグレードできます。 Cisco AS8100 が選ばれる理由 ● Cisco AS8100 では、Apple® HLS iPhone®/iPad® ストリーミング、Microsoft スムーズ ストリーミング、 Adobe Dynamic Flash Streaming を含むアダプティブ ストリーミングを完全にサポートしています。 ● Cisco AS8100 の強力かつ柔軟なコア ソフトウェア プラットフォームは、単一のアプライアンスから複数の フォーマットを出力でき、フィーチャ フォン、スマートフォン、SD、さらに HD に至るまでの幅広い解像度に対 応しています。 ● Cisco AS8100 の Web ベース インターフェイスは、セットアップと管理が容易な設計となっており、ネット ワークに接続された任意のコンピュータからエンコーダを柔軟に制御できます。将来 1 回だけ発生するイベ ントや繰り返し発生するイベントを設定できるスケジューリング機能を備えており、また、自動化コマンドによ りエンコーダを直接またはサードパーティ アプリケーション経由で制御できる XML アプリケーション プログ ラミング インターフェイス(API)も搭載されています。 ● 最高品質のビデオを提供するために、シスコはまずハイエンドのビデオ キャプチャ カードを使用します。そ して複数の前処理オプションと強力な Intel クアッド コア プロセッサを追加し、特許出願中の Dynamic Complexity バランシングを使用して、高度な圧縮設定に関する最も包括的なリストを提示します。シスコの ように設定をカスタマイズできるエンコーダはほかにありません。 ● Cisco AS8100 は、オープン キャプション、クローズド キャプション、Synchronized Accessible Media Interchange(SAMI)キャプション、スクリプト ストリーム、キュー ポイントなど、さまざまなキャプション オプ ションをサポートしています。この柔軟性によってさまざまなユーザによる使用が可能となり、政府機関また は企業の要件を満たすことができます。 ● Cisco AS8100 は、Windows Media ストリームや Flash ストリームへのメタデータの挿入もサポートしてい ます。このメタデータとしては、統計や広告用 URL などの情報を利用できます。 Cisco AS8100 の機能 表 1 に、Cisco AS8100 の機能と利点を示します。 表1 Cisco AS8100 の機能と利点 機能 Cisco Media Processor Core Software バージョン 5.5 の新機能 利点 ● SCTE 35 パススルーにより、自動広告挿入がさらに容易に ● Apple® iOS 向けに Verimatrix コンテンツ保護を統合 ● スムーズ低遅延モードでのクローズド キャプションをサポート ● Simple Network Management Protocol Version 2(SNMPv2)を採用し、すべてのチャネルをサポー トするとともに、アラームとレポーティングを改良 超高密度 ● 並はずれたアダプティブ エクスペリエンスを実現 ● 8 つのストリームを出力 ● 「Little Red」デバイスやその他のタイムコード リーダーの必要性を削減する Integrated Linear Time Code(LTC; 統合型リニア タイムコード)リーダー All contents are Copyright © 1992–2012 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 2 of 5 機能 利点 広告と収益化 ● プレイアウト サーバによって生成された再生リストにより広告挿入を自動化 ● ブロードキャスト広告を削除するためのスレート挿入をサポート ● ブラウザ、モバイル、およびセットトップ ボックス向けのインターネット広告でビデオを収益化 ● 次の ABR ストリーミングを完全にサポート ◦ iPhone® および iPad® への HTTP Live Streaming ◦ セキュアなライブ パブリッシング ソリューションを可能にする、Microsoft スムーズ ストリーミング (H264 PlayReady DRM のサポートを含む) ◦ コンテンツ配信ネットワーク(CDN)認証が組み込まれた Adobe HTTP Dynamic Streaming ◦ 低遅延ライブ スムーズ ストリーミングおよび多言語スムーズ ストリーミングのサポート ● スムーズ ストリームおよび Flash ストリームのサブタイトリング用の業界標準ソリューションを実現する Distribution Format Exchange Profile(DFXP)のサポートを追加 マルチエンコーダ同期 ● 2 つ以上のエンコーダを単一のイベントに割り当てて、プロセッサごとに 8 つ以上のストリームを生成 し、複数の使用可能なビットレートを提供 ● 個別のエンコーダをフレームの境界線上で同期して、異なるエンコーダ上のストリーム間の切り替え時 における一時停止とスキップを排除 ● Cisco AS8100 は、バックアップ、フェールオーバー、およびリカバリに最適 Cisco AS8100 の仕様 表 2 に、Cisco AS8100 の仕様を示します。 表2 Cisco AS8100 の仕様 入力端子 ビデオ ● NTSC および PAL 高精細画質(HD) ● HD-SDI:SMPTE 292/296(BNC コネクタ) 標準画質(SD) ● SD-SDI:SMPTE 259(BNC コネクタ) ● コンポジット(ロック BNC × 1) ● コンポーネント(ロック BNC × 3) ● S ビデオ(ロック BNC × 2) オーディオ ● System Diagnostic Interface(SDI; システム診断インターフェイス)に組み込みのステレオ ペア × 4 (BNC) ● ステレオ バランス オーディオ(ロック XLR コネクタ × 2) ● ロック XLR 経由の Advanced Encryption Standard(AES; 高度暗号化規格)およびステレオ コーデック Windows Media ● IIS サーバへのスムーズ ストリーミング(H.264 および VC-1) ● H.264 PlayReady DRM サポート ● Windows Media 9(WMV3):Simple および Main プロファイル ● VC-1(WVC1):Simple、Main、および Advanced プロファイル ● Windows Media Audio および Audio Professional ● VC-1 および Windows Media ASF ファイル(.wmv) ● VC-1:エンコーダからのプッシュまたはプル モード H.264 Flash ● Flash Media Server への Dynamic Flash Streaming ● TCP 上での Flash Media Server への Real Time Messaging Protocol(RTMP)ストリーム ● H.264/AVC:Baseline、Main、および High プロファイル ● AAC オーディオ(低複雑性、HE-AAC v1 および HE-AAC v2) H.264 Multicast MPEG-2 Transport Stream ● 標準またはアダプティブ トランスポート ストリーム ● エンコーダの動作中にアーカイブを開始または停止可能 H.264 iPhone® および iPad® ● H.264/AVC:Baseline ● AAC オーディオ(低複雑性、HE-AAC v1 および HE-AAC v2) ● Integrated iPhone® Segmenter:トランスポート ストリーム セグメントを Web サーバに直接ストリーミ ング 第 3 世代パートナーシップ プロジェク ト(3GPP) ● H264/AVC Baseline ● AAC オーディオ(低複雑性、HE-AAC v1 および HE-AAC v2) ● H.263 プロファイル 0、3、レベル 10、20、30、および 45 ● AMR-NB Audio ● Real Time Streaming Protocol(RTSP)、Real-Time Transport Protocol(RTP)、および Secure Device Provisioning(SDP)出力 ● Raw RTP 出力 All contents are Copyright © 1992–2012 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 3 of 5 制御 ● リモート Web ベース GUI ● LCD 前面パネル ● カスタマイズ可能なエンコーディング テンプレート ● ローカル ユーザ インターフェイス ● SNMPv2 ● XML Simple Object Access Protocol(SOAP)メッセージング サービス 処理 前処理 ● スケーリング ● トリミング ● インターレース解除 ● 逆テレシネ ● アダプティブ イメージ フィルタリング 認定 安全性 ● UL 60950-1:2003 ● CAN/CSA—C22.2 no. 60950-1-03 EMC ● FCC(CFR 47、Part 15)Class A ● CE マーキング ● C-Tick:AS/NZS CISPR 22:2009 による 物理仕様および電源仕様 寸法(高さ × 幅 × 奥行):4.37 × 43.18 × 46.25 cm (1.72 × 17.0 × 18.21 インチ)(1 ラック ユニット [1RU]) 電源:100 ~ 240 V 全範囲 290 W 接続:10/100/1000BASE-T イーサネット × 2 周囲温度 ● 動作温度:0 ~ 45°C(32 ~ 113°F) ● 非動作時(保管時):-10 ~ 60°C(14 ~ 140°F) 相対湿度 ● 非動作時:95% 未満(結露しないこと) All contents are Copyright © 1992–2012 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 4 of 5 ©2012 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。 本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。 「パートナー」または「partner」という用語の使用はCiscoと他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0809R) この資料に記載された仕様は予告なく変更する場合があります。 お問い合わせ先 シスコシステムズ合同会社 12.01 〒107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー http://www.cisco.com/jp お問い合わせ先:シスコ コンタクトセンター 0120-092-255(フリーコール、携帯・PHS含む) 電話受付時間 : 平日10:00~12:00、13:00~17:00 http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/
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