第1号(2007年7月発行) - 養子と里親を考える会

第1号 2007 年 7 月
ニュースレター
新しい家族
発行:養子と里親を考える会 事務局
〒229-8522 神奈川県相模原市青葉 2‐2‐1 和泉短期大学平田研究室内
電話&FAX:046-272‐8750 携帯:090-6180‐6865
E-mail: [email protected]
http:members.aol.com/yskangaerukai
<役員の改選> (2007 年度∼2009 年度)
創刊のことば
理事長
湯沢雍彦
この会では、今後年 2 回位ニュースレターを
作って、皆さんへお届けすることになりました。
理事長
湯沢雍彦(お茶の水女子大学名誉教授)
副理事長高橋由紀子(帝京大学法学部)
理
事
岩崎美枝子(家庭養護促進協会大阪事務所)
会の事務局体制が新しくなり、良いことは何で
開原久代(東京成徳大学子ども学部)
もやってみようという熱意の現れの一つです。
川名はつ子 (早稲田大学人間科学学術院)
目標は、例会と例会の間の情報を伝えること、
(会計)兼井京子 (東洋大学ライフデザイン学部)
会計報告等をきちんとした形で流すこと、例会
桐野由美子(京都ノートルダム女子大学大学院)
日等を早目に伝えることなどお役に立つことを
菊池
めざしています。今後の発展をご期待ください。
鈴木
新事務局体制について
事務局長
緑(元事務局長・本会資料室担当)
博人(中央大学法学部)
(編集部)田邊レイ子(『新しい家族』編集制作担当)
平田美智子
津崎
哲雄
(京都府立大学)
会の会計・事務を一手に引き受けていただい
中川
良延
(千葉大学名誉教授)
ていた大場富子前事務局長に替わり、新しく事
西川
公明(川崎あゆみの会事務局)
務局長を務めさせていただきます。何分にも非
林
浩康(東洋大学ライフデザイン学部)
才の身なので、会計の兼井京子さん、書記の森
(事務局長)平田美智子
和子さんのお力を借り、3人体制で事務局を運
(書記)森
営していきたいと思います。会の事務局長を長
年務められていた菊池理事、編集部の田邊理事
顧
問中川
会専用の電話を私の自宅に設置しました。
高男(明治学院大学名誉教授)
米倉
明
(東京大学名誉教授)
監査役黒部一允
新事務局の住所を和泉短期大学の私の研究室
に置き、昼間の対応は会専用の携帯電話で、又
(文京学院大学人間学部)
米沢普子(家庭養護促進協会神戸事務所)
や役員の皆様方にご助言をいただきながら、円
滑な運営に務めていきたいと思います。
和子
(和泉短期大学)
横堀
昌子
(神奈川県民生福祉協会)
(青山学院短期大学)
☆平成 19 年度の年会費納入のお願い
正会員 4000 円、購読会員 2500 円
年会費
e-mail でご連絡をいただけると、助かります。
購読会員は今年度より会誌が年 1 回の発行にな
私自身、この会により、多くを学び、沢山の
り、会費が値下げとなっております。同封の振
方々との出会いがありました。これからは、会
込用紙にて、納入をお願いいたします。
員の皆様のご意見を伺いながら、養子・里親問
郵便局口座:00120‐4‐84944
題について学び、考え、発言できる会をめざし
加入者名
ていきたいと思います。
なお、今年度より会計が交代いたしました。
:養子と里親を考える会
どうぞよろしくお願いしま
不慣れのため、ご迷惑をおかけしますが、どう
す。
ぞよろしくお願いいたします。(兼井)
<2006 年度の決算><2007 年度予算案>
省略
<2006 年度の主な活動>
2006 年 5 月 27 日
第 94 回研究会:中兼静子会員「日韓里親セミナーおよび IFCO(世界里親大会
に参加して」、村田和木会員「里親制度を広めるために必要なこと」
第 24 年次総会:移行期(2005 年 11 月 1 日∼2006 年 3 月 31 日)活動報告
および会計決算報告、今後の会の運営方針。
「新しい家族」48 号発行
2006 年 7 月 17 日 「事務局/資料室便り」発行
2006 年 9 月 2 日
第 95 回研究会:テーマ「要保護児童のための民間の国内養子縁組斡旋に関する調
査研究の報告」、1湯沢雍彦会員「いきさつと調査の方法」、2 菊池緑会員「組織
と実務体制」、3 米沢普子会員「国内養子縁組斡旋手続きとケースワーク」、4平
田美智子会員「日本と韓国の養子縁組斡旋」、5湯沢雍彦会員「財政基盤および養
親からの費用徴収」、中川良延会員「養子縁組斡旋事業の届出制度‐関係官庁のイ
ンタビュー調査と分析」、提言
2006 年 11 月 4 日
第 96 回研究会:英国イースト・アングリア大学子ども家庭調査センター所長ジ
ューン・ソブン氏「養子縁組・里親養護の最近の動向」
「新しい家族」第 49 号発行
2007 年 3 月 3 日
第 97 回研究会:
「諸外国の養子縁組斡旋制度と実態」、
1 高橋由紀子会員「ドイツ」、
2 菊池緑会員「フランス」、3 松浦千誉会員「イタリア」
2007 年 6 月 30 日
第 98 回研究会:「諸外国の養子縁組斡旋制度と実態」、
1 桐野由美子会員「アメリカ」、2 津崎哲雄会員「イギリス」
第 25 年次総会(2006 年 4 月 1 日∼2007 年 3 月 31 日)活動報告
<会則の一部改正>
(改正)第8条(役職)
第 25 年次総会にて以下のように会則が改正され
理事長1名、副理事長 1 名、理事若干名、事務
ました。
局長1名、会計 1 名、書記 1 名、監査2名、編
(1)会誌の発行が年 1 回になったことに伴い購
集部1名。本会は顧問を置くことができる。顧
読会員会費を 500 円値下げすることとなりました。
問は理事長が委嘱する。
(改正)第 4 条(会員)3 購読会員は機関誌など
(4)会計年度は、年度の始まりを会が発足した
の定期購読をする者とし、会費は 2,500 円とする。
11 月にしていましたが、一般の年度はじめの 4 月
(2)事務局長の交代に伴い事務局の住所も変更
にいたします。
しました。
(改正)第 13 条(会計年度) 会計年度は毎年 4
(改正)第 5 条(組織及び運営)本会の事務局を
月1日に始まり、翌年 3 月 31 日をもって終わる。
本会の事務局を神奈川県相模原市青葉 2 丁目2
‐1和泉短期大学平田研究室内とする。
(3)今年度の役員体制は、従来の役員に、副理
事長、会計、書記をそれぞれ 1 名ずつ新たに加
え、理事長が顧問を委嘱することになりました。
養子・里親インフォメーション・コーナー
☆53 回
関東甲信越静里親研究協議会報告
◎ 新 正 会 員 の ご 紹 介 (省略)
去る 7 月 7 日∼8 日、千葉県にて関東甲信越静
里親研究協議会が開催されました。今年の大会テ
◎ご寄付をありがとうございました。(省略)
ーマは、「子どもの立場から児童養護を見直そう」
でした。1 日目の基調講演は、当会の理事でもあ
<編集後記>
る津崎哲雄京都府立大学教授が基調講演「子ども
平成20年前期の NHK 連続テレビ小説で、東
の立場からみた児童養護とはーイギリス・韓国に
京都の「養育家庭制度」が取り上げられます。ダ
おける家庭的養護大推進の教訓について」を行い
ンサーを目指すヒロイン「瞳」は、「養育家庭」を
ました。2 日目のシンポジウムは 3 人の元里子の
している祖父と若い里親として生活を共にするこ
方がパネリストとなり、まさしく「子どもの立場
とによって3人の里子たちと向き合います。そこ
からの率直な意見が聞かれました。(兼井)
で「家族は与えられるものではなく、作るもの」
☆全国里親会
だと気づく「家族再生」の物語だそうです。朝の
10 月 7 日
連続ドラマで取り上げられることによって、広く
岩手県盛岡にて開催されます。
「養子と里親を考える会」研究会の予定
☆25 周年記念研究会
2007 年 11 月 24 日(土)13:30∼16:30
場所:中央大学駿河台記念館(御茶ノ水駅下車)
講師の米倉先生(東京大学名誉教授)には理事長
をしてくださった当事の話など、中川高男先生(明
治学院大学名誉教授)には養子縁組の低調の原因
などお話いただく予定です。研究会終了後、25
周年記念パーティーを同じ会場で行います。
☆研究会 2008 年 3 月 1 日(土)13:30∼16:30
講師:渡邊守氏他
一般の人々にも里親制度のことを理解してもらえ
る機会となってほしいものです。
「ニュースレター新しい家族」が会員の皆様を
つなぐ架け橋になることを願っております。(森)