1.共 同 生 活 の 秩 序 維 持 に 関 す る 細 則 (目的) 第1条 この細則は、若葉台第5住宅管理組合規約(以下「規約」という。 )第23条(共同生活 の秩序維持に関する細則)の規定に基づき、住宅及び共用部分の管理及び使用に伴う共同生活 の円滑な運営を図り、もって良好な居住環境を維持するため、区分所有者若しくはその同居人、 又は占有者若しくはその同居人(以下「区分所有者等」という。 )が守るべき事項その他必要な 事項を定めることを目的とする。 (禁止事項) 第2条 区分所有者等は、規約第4条(対象物件の範囲)において規定する対象物件内で次の各 号に掲げる行為をしてはならない。 ① 近隣の迷惑となる騒音、振動、悪臭及び煤煙等を発生させる行為 ② 引火、発火及び爆発のおそれのある物品の製造、所持又は持込み ③ 廃油、強酸性の溶液及び溶剤等を排水管に流してする廃棄 ④ 枯葉、塵埃その他の廃棄物の埋却、散布又は焼却 ⑤ 建物の構造体に影響を及ぼすおそれのある大型金庫等の重量物の搬入又は設置 ⑥ 住宅を他の用途に使用する行為 ⑤ 小鳥及び小魚類以外の動物の飼育 ⑧ 洗濯用水等を所定の方法以外で排水する行為 ⑨ その他前各号に準ずる行為で理事会が禁止した行為 ⑩ その他公序良俗に反する行為 2 区分所有者等は、規約第2条(定義)において規定する敷地及び共用部分等において、次の 各号に掲げる行為をしてはならない。 ① 建物の保存に影響を及ぼすおそれのある共用部分の穿孔、切削又は改造 ② 広告物の掲示又は設置その他の建物の外観の変更を伴う使用 ③ 建物の階段室その他共用の場所に私物を設置若しくは放置又はその占拠その他の排他的使 用(書式Ⅴ-2「共用場所への私物暫定設置 承認申請書」に基づき理事会が承認した場合 を除く。 ) ④ 所定の駐車場及び自転車置場以外の場所への駐車又は駐輪 ⑤ その他敷地及び共用の部分等の通常の用法以外の使用 3 区分所有者等は、バルコニーにおいて、次の各号に掲げる行為をしてはならない。 ① 煉瓦、モルタル、コンクリート及び多量の土砂による花壇等(芝生を含む。 )の設置又は造 成 ② 家屋、倉庫、物置、サンルーム、ビニールハウス、縁側、遊戯施設その他の工作物の設置 又は築造 ③ 音響機器及び照明機器等の設置 ④ 緊急避難の妨げとなる物品の設置又は放置 ⑤ バルコニーの外壁より外側に洗濯物等を干し、又はバルコニーの手すりに植木鉢等を置く 等、手すりをき損し、又は落下のおそれのある物品の設置若しくは取付け ⑥ 多量の撒水 ⑥ その他バルコニーの通常の用法以外の使用 (注意事項) 第3条 区分所有者等は、規約第4条(対象物件の範囲)において規定する対象物件内において、 次の各号に掲げる行為について、特に注意しなければならない。 ① テレビ、ラジオ、その他音響を発する機器、楽器等の使用に際しては、近隣に影響と不快 の念を与えないよう配慮し、早朝及び深夜には、特に注意して使用しなければならない。 ② ガス器具の取り扱いには特に注意しなければならない。 - 21 - ③ 清掃、干し物等の場合、敷地及び共用部分にゴミ、液体その他固形物を落としてはならな い。 ④ ごみ集積所にごみを出し又は粗大ごみを処理する場合、所定の時期、区分、方法を遵守す るようにしなければならない。 ⑤ 浴室以外の場所で床に水を漏らさないように特に注意する。 ⑥ 専有部分の壁及び床等を故意に打撃あるいは摩擦などしない。 ⑦ 他に危害を加えるおそれのある物品等を落としたり、屋外に物を投げたりしない。 ⑧ 便所には水溶性の紙以外は使用しない。 ⑨ アプローチ階段及び駐車場付近では子供を遊ばせない。 ⑩ その他、他の区分所有者に迷惑をおよぼしたり不快の念を抱かせる行為をしないよう注意 する。 (届出事項) 第4条 規約第17条(専有部分の貸与)第2項の誓約書の書式は、書式Ⅲ「誓約書」に掲げる とおりとする。 2 規約第31条(届出義務)の書面の書式は書式Ⅰ「組合員(区分所有者)変更届」に掲げる とおりとする。 3 規約第45条(招集手続)第3項の通知を受けるべき場所の設定、変更又は廃止については、 区分所有者は書式Ⅱ「通知受領場所届」を若葉台第5住宅菅理組合(以下「管理組合」という。) に提出しなければならない。 4 区分所有者が引続き3ヶ月以上若葉台第5住宅に居住しないときは、その区分所有者は書式 Ⅵ「住宅長期不在届」を管理組合に提出しなければならない。 5 区分所有者が新たに入居したときは、すみやかに書式ⅩⅦ「管理組合「入居者台帳」 」(以下 「入居者台帳という。 」を管理組合に届けなければならない。また、占有者が新たに入居したと きは、すみやかにその旨を書式Ⅳ「住宅入居・退去届」及び書式ⅩⅦ「入居者台帳」により管 理組合に届けなければならない。 6 区分所有者及び占有者は入居者台帳の届出事項に変更があったときは、すみやかにその旨を 入居者台帳により再届出しなければならない。 7 占有者が退去するときは、すみやかにその旨を書式Ⅳ「住宅入居・退去届」により管理組合 に届けなければならない。 (組合員名簿及び入居者台帳) 第5条 理事長は、前条第2項の書面に基づき、規約第66条(帳票類の作成、保管)の組合員 名簿を作成する。 2 理事会が必要と認めたときには、入居者台帳更新のため、区分所有者等に入居者台帳の再提 出を求めることができる。 3 前項の場合、区分所有者等は、これに協力しなければならない。 4 入居者台帳は、管理組合が業務運営上必要な場合に限って利用するものとし、管理業務以外 の目的への使用及び第三者への漏洩を固く禁止する。ただし、捜査機関が捜査のために必要と するときその他法令の定めによるときは、この限りではない。 (承認事項) 第6条 区分所有者等が、次の各号に掲げる行為をしようとするときは、区分所有者等は、当該 各号で定める書式によりあらかじめ管理組合に届け出て、理事会の書面による承認(書式Ⅷ「承 認書(1)」)を得なければならない。区分所有者以外の者が承認を申請する場合は、当該区分 所有者の承認を得ている旨の書面を添えなければならない。 ① 住宅を他の用途に併用(定期的に開く各種教室を含む。 )しようとするとき(書式Ⅴ「住宅 の用途併用承認申請書」 、及び書式ⅩⅣ「承諾書」 ) ② 住宅及び郵便集合受箱等に広告を掲出、又は表示しようとするとき(書式Ⅴ-2「共用場 所への私物暫定設置 承認申請書」 ) ③ 住宅内を改造、模様替え及び修繕しようとするとき( 「住宅等の改造、模様替え及び修繕に - 22 - 関する細則」に定める書式による。 ) ④ 板状棟開放廊下側にエアコン室外機を設置するとき( 「住宅等の改造、模様替え及び修繕に 関する細則」に定める書式による。 ) ⑤ 住宅外にアンテナ等を設置するとき( 「住宅等の改造、模様替え及び修繕による細則」に定 める書式による。) ⑥ その他前各号に準ずる行為で理事会が指定した事項 (違反に対する処理) 第7条 理事長は、区分所有者等がこの細則の定めに違反したときは、理事会の決議を経て、その 是正等のため、その区分所有者等に対し、必要な勧告又は指示若しくは警告を行うことができ る。 (調査) 第8条 理事会は、この細則の施行に必要な限度において、当該区分所有者等が行う第3条に規 定する行為について調査を行うことができるものとする。 2 前項の場合、区分所有者等はこれに協力するものとする。 (原状回復義務等) 第9条 区分所有者等が、共用部分等をき損し、又は共同生活の秩序を乱す行為を行ったときは、 当該区分所有者又は占有者(以下この条において「義務者」という。 )がその責任と負担におい て原状回復及びこれにより発生した損害を賠償しなければならない。 2 義務者が、第2条、第6条及び前項の義務を履行しない場合又は履行しても十分でない場合 において、本項から第5項までに規定する措置以外の方法によってその履行を確保することが 困難であり、かつ、その不履行又は不完全な履行を放置することによって区分所有者の共同の 利益を著しく害することが明らかであるときは、管理組合は、自ら原状回復その他の必要な措 置を講じ、又は第三者をしてこれを講じさせ、その費用を義務者から徴収することができる。 3 前項の規定による措置をするには、相当の履行期限を定め、その期限までに履行がされない ときは、当該措置をなすべき旨を示して、あらかじめ義務者に通知を発しなければならない。 4 義務者が前項の期限までにその義務を履行しないときは、理事長は、第1項に示す事案が生 じた棟の規約第69条(棟集会)に定める棟集会の決議及び総会の決議を経て、当該措置をす る時期及び当該措置に要する費用の概算による見積額を示して、義務者に通知を発するものと する。 (届出書類の保管等) 第10条 理事長は、第4条及び第6条第 1 号、第 2 号及び第 6 号に掲げるに書面(以下この条 において「届出書類」といい、組合員名簿及び入居者台帳を除く。 )を管理人室、管理用倉庫そ の他の保管場所に5年間保管するものとする。 2 前項の保管期間を経過した届出書類は、いつでも廃棄することができる。ただし、書式Ⅱ 通 知受領場所届、書式Ⅲ 誓約書、書式Ⅶ 委任状については、前項の保管期間を経過し、さら にその原因が消滅したときから1年間保管しなければならない。 3 理事長は、みだりに届出書類を閲覧させてはならない。ただし、対象物件の管理のために管 理組合が必要とするとき、捜査機関が捜査のために必要とするときその他法令の定めによると きは、この限りではない。 4 第6条第3号から第5号までに掲げる書面についての取扱は「住宅等の改造、模様替え及び 修繕による細則」に定める。 注1:通知受領場所届、 (賃貸者の規約を守る)誓約書、(長期不在者の)委任状は効力があ る間は破棄できないと思われるので、効力のある間は5年間経過しても破棄しない。 注2:原因が消滅したときは、①通知受領場所届;通知場所の指定が不要と区分所有者から 届けがあった場合、②誓約書;賃貸者が規約を遵守する旨の誓約書で、賃貸契約が解 消されたとき、③委任状;議決権を理事長に委任する旨の委任状で、長期不在の解消 の届けがあったときをいう。 - 23 - (事務の委託) 第11条 理事長は、理事会の決議を経て、この細則に定める事務の全部又は一部を、第三者に 委託することができる。 (紛争解決等の責任) 第12条 対象物件の使用に関し、他の区分所有者又は占有者との間に紛争が生じたときは、区 分所有者及び占有者は、誠実にその紛争の解決又は処理に当たらなければならない。 2 前項に規定する場合において、紛争の当事者は、理事会に対して意見を求めることができる。 (疑義及び細則外事項) 第13条 この細則に疑義が生じたとき又はこの細則に定めのない事項については、規約又は他 の細則の定めるところにより、理事会にて処理するものとする。 (細則の改廃) 第14条 この細則の改廃は、総会の決議を経なければならない。ただし、この細則の変更が規 約の変更を必要とする事項であるときは、規約の変更を経なければ、することができない。 附 則 第1条 この細則は、昭和57年3月18日から施行する。 2 この細則は、昭和60年5月26日から施行する。 3 この細則は、平成3年5月20日から施行する。 4 この細則は、平成15年5月18日から施行する。 5 この細則は、平成20年5月25日から施行する。 6 この細則は、平成21年5月24日から施行する。 - 24 - 2.住宅等の改造、模様替え及び修繕等に関する細則 (目的) 第1条 この細則は、若葉台第5住宅管理組合規約(以下「規約」という。 )第22条(住宅等の改 造、模様替え及び修繕等に関する細則)の規定に基づき、区分所有者が所有する住宅及び共用 部分の改造、模様替え及び修繕等(以下「工事等」という。)に関し、区分所有者の共同の利益及 び団地内の居住環境の維持、改善をはかるため、必要な事項を定めることを目的とする。 (禁止事項) 第2条 区分所有者は、住宅及び共用部分の改造、模様替え及び修繕並びに敷地の使用等に関し て次の各号に掲げる行為をしてはならない。 ① 住宅の増築 ② バルコニーの改築 ③ 出窓の新設 ④ 建物の主要構造部(建物の構造上不可欠な壁、柱、床、屋根、階段、はり、バルコニー及 びひさし等をいう。 )の穿孔、切欠その他主要構造部に影響を及ぼす行為 ⑤ 敷地の個人使用(ただし、理事会が承認した場合を除く。 ) ⑥ 共用部分の改修及び塗装(ただし、理事会が承認した場合を除く。 ) (承認申請) 第3条 共同生活の秩序維持に関する細則第6条(承認事項)に定める次の各号について承認申請 の届け出をしようとする区分所有者は、原則として承認を受けようとする日の2週間前までに、 別表に掲げる書面を理事長に届け出て、理事会の書面による承認を得なければならない。 区分所有者以外の者が承認を申請する場合は、当該区分所有者の承認を得ている旨の書面を 添えなければならない。 ① 住宅の改修をするとき(ただし、壁紙改修、畳替え等の軽易な改修及びその他の原状回復の ための改修を除く) ② 板状棟開放廊下側にエアコン室外機を設置するとき ③ 住宅又は共用部分にアンテナその他近隣に影響を及ぼす恐れのあるものを設置するとき ④ 共用部分を改修又は塗装するとき 2 工事等で住居外の共用の場所及び電気施設等を使用する場合には、書式ⅩⅨ「共用施設使用 承認申請書」を理事長に提出しなければならない。 3 第1項第④号に規定する共用部分の改修及び塗装の実施は理事会において決定する。この場 合において、建物の外周壁、階段室の壁及び手すり並びに各住宅の玄関扉、バルコニー等の塗 装は、団地内の調和をそこなわない範囲内で行なうものとする。 (承認) 第4条 理事長は、前条の申請があった場合には、遅滞なく調査を行い、理事会の決議を経て、 承認する場合は申請者本人に承認書 (書式Ⅷ-3「承認書(2)」)によりすみやかに通知しなけ ればならない。 2 理事長は、前項の調査を担当理事に委任し、又は専門知識を有する第三者に委託若しくは請 け負わせることができる。 3 理事長は、前条第1項の申請が緊急な処理を要するとき又は過去に承認した申請に準じたも のと判断できるときは、調査の後、理事会の決議を経ずに、その申請について諾否の決定を行 い、申請者本人に通知することができる。この場合、理事長は、直近の理事会においてその旨 を報告し、理事会の承認を受けなければならない。 4 理事長は、次の各号の一に該当する場合には、却下することがある。この場合、申請者本人 に書式Ⅷ-2「承認申請回答書」に理由を付して、速やかに通知する。なお、承認申請の不備を 補正することができるものである場合において、理事長の指定する日に申請者が即日これを補 正したときは、承認申請を受理できるものとする。 - 25 - ① 承認を受けようとする日の2週間前までの申請でないとき ② 申請者が区分所有権を有することを入居届によって確認できないとき ③ 承認の申請に係る書類に記載漏れがあるとき又は申請書に必要な書類を添付しないとき ④ 申請書の記載が明らかに添付書類の記載と抵触するとき ⑤ 第2条に定める禁止事項、「若葉台における床改造について(指針)平成3年2月承認、平 成18年4月一部修正承認 若葉台住宅管理組合協議会」又は「TES熱源移設に関する指 針(答申)平成 8 年 6 月承認 若葉台住宅管理組合協議会」に違反することが明らかなと き (注意事項と弁償) 第5条 区分所有者は、改修その他の工事の施工にあたっては、次の各号に掲げる事項を遵守し、 かつ、事故があったときは責任をもってすみやかに復旧し、又は弁償するものとする。 ① 材料又は残材の運搬等により、共用部分をき損又は汚損しないこと。 ② 敷地及び共用部分等に材料又は残材を放置しないこと。 ③ 工事人等が他の区分所有者等( 「共同生活の秩序維持に関する細則」第 1 条に規定する「区 分所有者等」をいいう。)に迷惑をかけないようにすること。 (違反に対する措置) 第6条 理事長は、区分所有者が次の各号の一に該当する行為を行なった場合には、理事会の決 議を経て、修繕等の承認を取り消すことができるほか、規約第68条(勧告及び指示等)に基づ き、当該区分所有者に対して、工事等の差止め、排除若しくは原状回復のための必要な措置又 は費用償還若しくは損害賠償の請求を行うことができる。 ① 第2条に規定する禁止事項に違反したとき ② 第3条に規定する手続きを経ずして無断で工事等を実施したとき ③ 第5条の注意事項を履行しないとき ④ 申請者及び工事等の施行業者等が理事長の勧告又は指示若しくは警告に従わないとき ⑤ 工事等により共用部分等又は他の区分所有者若しくは占有者に著しい影響を及ぼすことが 判明したとき ⑥ その他工事等が法令、規約、この細則又は他の細則の規定に抵触したとき 2 前項の措置に要する費用は、申請者の負担とする。 (調査) 第7条 理事長は、この細則の施行に必要な限度において、当該区分所有者が行う第3条に規定 する行為について、工事現場に立入り、質問し、又は完成済みの工事について、必要な調査を 行うことができるものとし、区分所有者はこれに協力するものとする。 2 理事長は、前項の場合、その調査を専門知識を有する第三者に委託することができる。 3 前項の調査に要する費用は管理組合の負担とする。 (住宅の所有者である区分所有者の承諾) 第8条 占有者が、第3条第1項の規定により、住宅の改修その他の工事を実施する場合には、 同項に掲げる書類の他に、その当該住宅の区分所有者の承諾書を提出しなければならない。 (申請書類の保管等) 第9条 理事長は、第3条、第4条及び第8条に掲げる書類(以下この条において「申請書類」とい う。)を、管理人室、管理用倉庫その他の保管場所に5年間保管するものとする。 2 前項の保管期間を経過した申請書類は、いつでも廃棄することができる。 3 理事長は、区分所有者又は利害関係人の理由を付した書面による請求があったときは、申請 書類を閲覧させなければならない。この場合において、閲覧につき、相当の日時、場所等を指 定することができる。 (紛争解決等の責任) 第10条 区分所有者が所有する住宅及び共用部分の改造、模様替え及び修繕等に関し、他の区 分所有者又は占有者との間に紛争が生じたときは、修繕等を行う者は、誠実にその紛争の解決 又は処理に当たらなければならない。 - 26 - 2 前項に規定する場合において、紛争の当事者は、理事会に対して意見を求めることができる。 (疑義及び細則外事項) 第11条 この細則に疑義が生じたとき又は細則に定めのない事項については、規約又は他の細 則の定めるところにより、理事会で処理するものとする。 (細則の改廃) 第12条 この細則の改廃は、総会の決議を経なければならない。ただし、この細則の変更が規 約の変更を必要とする事項であるときは、規約の変更を経なければ、することができない。 附 則 第1条 この細則は、昭和57年3月18日から施行する。 2 この細則は、昭和60年5月26日から施行する。 3 この細則は、平成3年5月20日から施行する。 4 この細則は、平成9年5月18日から施行する。 5 この細則は、平成13年5月13日から施行する。 6 この細則は、平成15年5月18日から施行する。 7 この細則は、平成18年5月14日から施行する。 8 この細則は、平成21年5月24日から施行する。 - 27 - 別表 提出書面一覧表 承認事項 提 出 書 面 備 考 住宅の改修(壁紙 1 書式Ⅳ「住宅等の改造、模様替え及び修 1 住宅の床改修及び改 改修、畳替え等の軽 繕承認申請書」 1通 造は、「若葉台における 易な改修及びその他 2 設計図(工事担当業者名明示の正式設計 床改造について(指針) の原状回復のための 図) 1通 平成3年2月承認、平 改修を除く。) 3 仕様書(使用材料・材質・企画等を明示) 成18年4月一部修正 1通 承認 若葉台住宅管理 4 非飛散性アスベスト含有建材の解体等作 組合協議会」に準拠し 業及び廃棄物処理計画書(ただし、アスベ 行うものとする。 ト含有のおそれのある建材の解体、切断、廃 2 ガス給湯暖房用熱源 棄をともなう工事に限る。 1通 機の移設は、「TES 5 書式ⅩⅥ「承諾書」 (原則として隣接の両 熱源移設に関する指針 隣・上下の4軒及び特に理事会が指定した (答申)平成 8 年 6 月 場合の区分所有者等から得るものとする。 承認 若葉台住宅管理 1通 組合協議会」に準拠し 行うものとする。 2 板状棟開放廊下へ 1 書式Ⅸ-2「開放廊下へのエアコン室外 のエアコン室外機の 機設置承認申請書」 1通 設置 2 設計図(工事担当業者名明示の正式設計 図) 1通 3 機器の仕様書 1通 4 書式ⅩⅥ「承諾書」 (原則として隣接の両 隣・上下の4軒及び特に理事会が指定した 場合の区分所有者等から得るものとする。 1通 3 衛星放送アンテナ 1 書式Ⅹ「衛星放送アンテナ設置承認申請 の設置 書」 1通 2 書式ⅩⅠ「衛星放送アンテナ設置に関 する念書」 1通 3 アンテナの仕様書 1通 4 書式ⅩⅥ「承諾書」 (原則として隣接の両 隣・上下の4軒及び特に理事会が指定した 場合の区分所有者等から得るものとする。 1通 4 アマチュア(パー 1 書式ⅩⅡ「アマチュア(パーソナル)無 ソナル)無線アンテ 線アンテナ設置承認申請書」 1通 ナの設置 2 書式ⅩⅢ「アマチュア(パーソナル)無 線アンテナ設置に関する念書」 1通 3 アンテナ設置の平面図、側面図及びケーブ ル引込み図 1通 4 アマチュア(パーソナル)無線局免許状 の写し 1通 5 アマチュア(パーソナル)無線従事者免 許証の写し 1通 6 損害保険証書の写し 1通 7 書式ⅩⅥ「承諾書」 (原則として隣接の両 隣・上下の4軒及び特に理事会が指定した 場合の区分所有者等から得るものとする。 ) 1通 1 - 28 - 3.集会室使用細則 (目的) 第1条 この細則は、若葉台第5住宅管理組合規約(以下「規約」という。 )第72条(集会室の管 理運営)に基づき、若葉台第5住宅集会室「けやき」の管理及び使用について、必要な事項を 定めるものとする。 (集会室の用途) 第2条 集会室は、区分所有者若しくはその同居人又は専用部分の貸与を受けた者若しくはその 同居人(以下「区分所有者等」といい、この細則では若葉台北自治会を含む。 )が、次の各号に 掲げる目的のために使用するものとし、他の用途に供してはならない。 ① 区分所有者等及びその親族が執り行う葬儀等 ② 理事会その他の管理組合の運営に必要な会議等 ③ 若葉台第5住宅が所属する自治会の運営に必要な会議等 ④ 官公庁、公共事業者、公益事業者その他これに準ずる機関及び神奈川県住宅供給公社が区 分所有者等に対して行う説明会等 ⑤ 区分所有者等の営利を目的としない会合又は行事への使用 ⑥ その他区分所有者の共同の利益を増進し、良好な住環境を確保するための使用 (使用の禁止) 第3条 理事長は、次に掲げる各号に該当する会合に対しては、集会室の使用を禁止する。 ① 政治活動及び宗教活動が目的と認められる会合(ただし、公職選挙法に基づく立会演説及 び個人演説会を除く。 ) ② 騒音その他、近隣の居住者に迷惑を与える会合 ③ 飲食を主たる目的とする会合 ④ 区分所有者等以外の者のみの会合 ⑤ 未成年者のみの会合 ⑥ 保育活動等法令による設備要件を具備する必要がある会合 (使用時間) 第4条 集会室を使用できる時間は、平日、休日を問わず午前9時から午後10時までとし、1 回の会議等で使用する時間は、原則として午前9時から正午まで(午前) 、午後1時から午後5 時まで(午後)及び午後6時から午後10時まで(夜間)とする。ただし、理事長の承認を得 たときは、この限りではない。 (使用の申込み) 第5条 集会室の使用を希望する者は、集会室使用責任者1名を選任し、集会室に備え付けの集 会室使用予定表により他の使用者と重複していないことを確認して、自ら集会室使用予定表に 使用予定を記入した上で、書面(書式ⅩⅤ「集会室「けやき」使用願」 )により、あらかじめ理 事長に申込み、その承認を受けるものとする。申込みをした集会室の使用日時、使用用途等を 変更しようとするときも、同様とする。 2 前項の規定にかかわらず、第2条第②号、第③号及び第④号に掲げる目的のために使用する 場合の申込みは、緊急等止むを得ない場合は書面を要しないものとする。 3 第1項の申込みは、使用する日の属する月の初日の1ヶ月前から受け付けるものとする。 (使用の承認又は不承認) 第6条 理事長は、前条の申込みがあったときは、その会合が第 2 条に合致し、第 3 条に違反し ていないことを確認し、集会室使用予定表の記載を確認して、使用を承認する。 2 前項の場合において、同一の日及び時間につきその申込みが競合するときは、その優先権の 順位は、第2条に掲げる順序に従う。同一の順序においてその申込みが競合するときは、その 優先権の順位は、申込みの受付の前後による。 3 理事長が差支えあると認めた場合は、承認を与えないことがある。 - 29 - (集会室の使用予定表) 第7条 理事長は、集会室使用予定表を集会室内に備え付けなければならない。 (使用の取消し等) 第8条 集会室の使用の申込みが使用の予定と競合する場合であっても、第2条第①号、第②号、 第③号及び第④号に掲げる目的のための使用の申込みであるときは、理事長は、競合する使用 の予定に係る承認を取り消し、その使用の申込みを承認することができる。 2 第5条第1項後段に規定する場合には、理事長は、申込みをした集会室の使用を取り消した ものとしてその処理を行い、同項の規定による変更の申込みは、新たな使用の申込みとして取 り扱うものとする。 3 集会室使用責任者は、集会室の使用の申込みを取り消す場合は、理事長に対し、すみやかに 申し出なければならない。 (使用料) 第9条 集会室の使用料は別表1及び別表2のとおりとし、集会室に掲示する。 2 集会室使用責任者は、前項で定めた使用料を管理組合に納入しなければならない。 (使用料の納入方法) 第10条 使用料の納入方法は、使用承認の際、前納することを原則とする。ただし、時間を超 過して使用した場合には、使用後使用料を追納するものとする。 2 理事長が、特に承認した定期的使用の団体については、使用料の納入を事後一括にて処理で きるものとする。 (使用料の減免) 第11条 次の各号に該当する会合については、理事長の承認を得て、使用料を減免することが できる。 ① 若葉台第5住宅が所属する自治会活動のための会合 ② 若葉台第5住宅の区分所有者等による営利を目的としないサークル活動 ③ 近隣の学校等のPTAの会合 ④ 官公署及び神奈川県住宅供給公社等の公的会合 (使用心得) 第12条 集会室を使用するに際しては、次の各号を守るものとする。 ① 使用責任者を定める。 ② 使用時間を守る。 ③ 使用に際しては、器具、備品等を丁寧に取扱い、室内を汚損しない。 ④ 火気使用(喫煙を含む。 )には、特に注意し、後始末を完全にする。 ⑤ 集会室使用責任者は使用終了後、後片付け及び清掃を実施し、書式ⅩⅥ 「集会室使用・ 点検確認届」を管理人に提出する。 (管理人が、休日、休暇又は業務で不在の場合は、使用終 了後、集会室使用点検確認届を集会室の所定の場所に提出し、集会室玄関の扉を施錠する。 ) ⑥ その他については、理事長又は管理組合職員の指示に従うこと。 (損害賠償) 第13条 集会室使用責任者は、集会室の使用により、建物、附属物、設備及び什器備品等をき 損若しくは汚損したときは、原状回復に要する費用を負担しなければならない。 (事務の委託) 第14条 理事長は、この細則に定める事務の全部又は一部を、理事会の承認を得て、第三者に 委託することができる。 (疑義及び細則外事項) 第15条 この細則に疑義が生じたとき、又は細則に定めのない事項については、規約又は他の 細則に基づき、理事会により処理するものとする。 (細則の改廃) 第16条 この細則の改廃は、総会の決議を経なければならない。ただし、この細則の変更が規 約の変更を必要とする事項であるときは、規約の変更を経なければ、することができない。 - 30 - 附 則 第1条 この細則は、昭和57年3月18日から施行する。 2 この細則は、昭和60年5月26日から施行する。 3 この細則は、平成3年5月20日から施行する。 4 この細則は、平成15年5月18日から施行する。 5 この細則は、平成16年5月16日から施行する。 5 この細則は、平成21年5月24日から施行する。 - 31 - 別表1 若葉台第5住宅集会室「けやき」使用料 昭和63年4月1日より実施 使用料(円) 使用者の区分 午前 午後 夜間 9:00~12:00 13:00~17:00 18:00~22:00 1 若葉台第5住宅の区分所有者等に 300 500 700 よる営利を目的としない会合 (400) (700) (900) 2 若葉台北自治会に加入している 200 350 500 サークルの会合 (300) (550) (700) 3 前号のサークル等で事前に申請し 200 350 500 承認されたバザー等の会合 (300) (550) (700) 1400 2200 3000 4 その他の会合(教室等) (1500) (2400) (3200) 5 使用料を減免する会合 100 200 300 (第11条に規定する会合) (200) (400) (500) 注1:使用時間帯 午前 9:00~12:00 午後 13:00~17:00 夜間 18:00~22:00 ただし毎週水曜日は清掃日のため午前の部は10:00~12:00となります。 注2:( )内の料金は冬季(12月~翌年3月)料金。4月~11月は平時料金。 注3:集会室A、集会室B、集会室Cとも料金は同一です。 注4:若葉台北自治会の会合は、使用回数に関係なく、使用料を月1000円とし、毎年2回 に分割して、事後一括して使用料の納入を受けるものとする。 別表2 集会室機器使用料 使用者の区分 1 管理組合と自治会の共催活動用 2 自治会及び第5住宅管理組合内の 入居者(家族を含む) 1 2 3 使用者の区分 管理組合との共催活動 自治会主催の活動での利用 自治会加入サークル・一般利用 1 2 3 使用者の区分 管理組合との共催活動 自治会・自治会加入サークル 一般利用 平成21年5月24日改定 使用料 コピー機 輪転機 無料 無料 50枚あたり100円 (原紙・用紙代込み) 1枚あたり10円 (用紙代込み) 50枚あたり50円 (用紙持込の場合) 公衆電話の料金 無料 無料 実費 アンプ・スピーカーセットの使用料 無料 300円 1000円 - 32 - 4.住宅管理組合会計処理細則 第1章 総 則 (目 的) 第1条 この細則は、若葉台第5住宅管理組合規約(以下「規約」という。)第67条(会計処理細 則)に基づき、管理組合が行う業務の会計に関する規準を定め、管理組合の適正な運営を図る ことを目的とする。 (会計の原則) 第2条 管理組合の会計は、管理組合の経理状況を明らかにするため、公正妥当な会計処理の基 準に従って行わなければならない。 (会計の区分) 第3条 管理組合の会計は、一般会計と修繕積立金会計に区分して行うものとする。 (会計担当者) 第4条 会計担当者は、会計担当理事がこれに当たる。 2 会計担当理事は、管理費等及び使用料の収納、保管、運用、支払の経理、金銭の出納、物品 及び不動産の管理、予算、決算その他の会計事務を行うと共に必要に応じて収支状況を理事会 に報告する。 3 理事長は、会計担当理事の中から、資金運用を担当する理事を任命する。資金運用担当理事 は、他の会計業務を兼務することはできない。ただし、理事長又は会計担当副理事長が決算あ るいは理事会への提出資料の作成等を命ずる場合はこの限りでない。 4 会計担当者は、会計担当補助者を任命し、前二項の事務を補助させることができる。 第2章 帳 簿 (帳簿の種類) 第5条 帳簿は次に掲げる各号のとおりとする。 ① 現金預金出納帳 ② 総勘定元帳 ③ 仕訳日記帳 ④ 備品台帳 ⑤ 固定資産台帳 ⑥ 有価証券台帳 ⑦ 積立金台帳 (帳簿への記入) 第6条 取引は、すべてその取引の正当なことを証すべき証拠書類によって、取引が発生した都 度伝票を起し、理事長の決裁を得たうえで、関係帳簿へ記帳しなければならない。 第3章 収 入 及 び 支 出 (取扱金融機関) 第7条 管理組合の預金口座を設ける金融機関は、理事会の決議を経て、理事長が指定する。 (出納保管) 第8条 会計担当者は、現金、小切手、小切手帳、預金通帳、預り証書、領収書、保険証書、その 他これらに類する証書若しくは証券を厳重に保管しなければならない。 2 理事長は、金融機関に取引用に届け出た印鑑が不正に使用されることのないよう、これを厳 重に保管しなければならない。 - 33 - (納付の請求) 第9条 会計担当者は、債務者に支払の請求をする必要があるときは、請求書により、債務者に 対して請求をするものとする。 (管理費等及び使用料の徴収) 第10条 会計担当者が組合員から管理費等を徴収するときは、規約及び細則又は総会の決議に より定めた方法による。 2 会計担当者は、前項の方法に基づき毎月20日までに、当月分の管理費等を徴収しなければ ならない。 3 会計担当者は、規約及び細則又は総会の決議若しくは理事会の決議により定められた方法と 時期に従って、使用料を徴収しなければならない。 (収入金の処理) 第11条 収入した金銭は、遅滞なく取扱金融機関に預け入れなければならない。 (督促) 第12条 会計担当者は、納入期限までに払込をしない者に対し、払込を督促し、収入の確保を 図らなければならない。 2 3ヶ月以上の滞納者に対しては、電話等により督促を行うものとする。 3 6ヶ月以上の滞納者に対しては、配達証明郵便により督促するものとする。 4 支払督促あるいは訴訟等による督促を行う場合には、理事長を申立人とし、原則として弁護 士に依頼できるものとする。 (領収書の徴収) 第13条 会計担当者は、支払をするときは、直ちに相手方から領収書を徴しなければならない。 (支払) 第14条 理事長は、支払をするときは、第15条に定める手持現金による支払を除き、次によ るものとする。 1 業務担当理事及び会計担当理事の決裁を経て行うものとする。 2 原則として請求書にもとづき、取扱金融機関を経由して行うものとする。 (手持現金) 第15条 会計担当者は、日々の現金支払にあてるため、手持現金を置くことができる。 2 手持現金は所要額を勘案して、必要の限度内に止めるものとする。 3 手持現金は、その収入と支出を、手持現金出納簿に取引のあった都度記帳しなければならな い。 4 会計担当者は、毎月末、手持現金出納簿と手持現金を理事長に示して、その確認を受けなけ ればならない。 5 会計担当者は、理事会の承認を経て、前4項の業務を、管理組合が雇用する職員に行わせる ことができる。 (資金の運用) 第16条 各会計の剰余金は、総会で決議した運用方法、額および取扱金融機関の範囲内で、理 事会の承認を経て、預金、積立保険及び有価証券等に運用することができるものとする。 第4章 予 算 及 び 決 算 (予算の作成) 第17条 会計担当者は、毎会計年度の予算案(資金運用計画を含む。)を作成し、会計年度開始 1 ヶ月前までに理事長に提出しなければならない。 2 理事長は、毎会計年度の予算案(資金運用計画を含む。 )を、 理事会の決議を経て総会に提出し、 その議決を得なければならない。ただし、経常経費については前年度予算の例によるものとす る。 - 34 - (予算の編成) 第18条 予算は、第3条に定めた会計の区分に従って編成する。 (予算の実行) 第19条 予算の実行は、会計担当者が理事長の命令に基づいて、その事務を行う。 (予算の流用) 第20条 会計担当者は、理事会の承認を得て予算の流用をすることができる。 (暫定予算) 第21条 予算の成立をみないときは、理事会は暫定予算をもって組合運営を行うことができる ものとする。ただし、本予算が成立したときは、暫定予算により行った会計行為及び債権債務 は本予算に基づき行ったものとみなすものとする。 2 前項の暫定予算は3ヶ月を越えてはならない (決算) 第22条 会計担当者は、毎会計年度管理組合の決算書を作成し、その翌年度の4月末日までに 理事長に提出しなければならない。 2 理事長は、前項の決算書に監事の意見を附し、理事会及び総会に提出し、その承認を受けな ければならない。 3 会計帳簿の締切りは、必要な手続きを完了後速やかに行うものとする。 4 決算報告には次の各号の報告書を作成するものとする。 ① 各会計収支決算報告(資金運用報告を含む。 ) ② 各会計財産目録 第5章 会 計 監 査 (監査機関) 第23条 会計監査の実施は、規約第43条に規定する監事がこれにあたる。 (監事の監査権限) 第24条 監事は、監査のため、会計担当者に対して現金、預金通帳、証拠書類の呈示、事実の 説明、資料の提出、その他監査に必要な事項を請求することができる。 第6章 引 継 ぎ (会計担当者の事務引継ぎ) 第25条 会計担当者に異動があったときは、関係帳簿書類について照合、確認のうえ、引継ぎ を終えた旨を記載した「引継ぎ目録」に両者記名押印するものとする。 第7章 雑 則 (帳簿書類の保存及び処分) 第26条 会計に関する帳簿、伝票及び書類の保存期間は別表第 1 に定めるところによる。 (証拠書類の整理) 第27条 収入及び支出に関する証拠書類は、日付順に月ごとに区分して、整理保存しなければ ならない。 (実施手続及び運用) 第28条 規約及びこの細則に定めのない会計処理については、理事会の決議を経て、これを行 うものとする。 2 前項の場合において、会計処理に緊急を要するときは、理事長の決裁によりこれを行い、直 近の理事会で会計担当者から報告し、その承認を受けるものとする。 - 35 - (会計担当者の責任) 第29条 会計担当者は、善良な管理者の義務を怠り、その保管に係る現金、有価証券、物品等 を亡失し、又はき損したときは、規約の定めるところにより、損害賠償の責に任じなければな らない。 (会計慣行の持続) 第30条 管理組合の会計事務に関する書式並びに手続きは、毎年度これを持続し、みだりにこ れを変更してはならない。 (会計業務の委託) 第31条 管理組合は、規約第67条の2(業務委託細則)の定めにより、理事会の決議を経て、 会計業務の一部を第三者に委託若しくは請け負わせて執行することができる。 2 前項の場合といえども、管理組合は金融機関との取引のために金融機関に届け出た印鑑を第 三者に保管させてはならない。 (疑義及び細則外事項) 第32条 この細則に疑義が生じたとき、又は細則に定めのない事項については、規約又は他の 細則に基づき、理事会により処理するものとする。 (細則の改廃) 第33条 この細則の改廃は、総会の決議を経なければならない。ただし、この細則の変更が規 約の変更を必要とする事項であるときは、規約の変更を経なければ、することができない。 附 則 第1条 この細則は、昭和57年3月18日から施行する。 2 この細則は、昭和60年5月26日から施行する。 3 この細則は平成 3年5月20日から施行する。 4 この細則は平成13年5月13日から施行する。 5 この細則は平成14年5月12日から施行する。 6 この細則は平成15年5月18日から施行する。 7 この細則は平成21年5月24日から施行する。 - 36 - 別表 帳簿保存期間一覧表 期 間 項 目 1.永久保存 (1) 予 算 案 及 び 決 算 報 告 書 (2) 業 務 委 託 契 約 書 等 の 契 約 書 (3) そ の 他 理 事 長 が 必 要 と 認 め る 書 類 2.10年間保存 (総会承認の日より) 3.5年間保存 (総会承認の日より) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) 現金預金出納帳 総 勘 定 元 帳 仕 訳 日 記 帳 備 品 台 帳 固 定 資 産 台 帳 有 価 証 券 台 帳 積 立 金 台 帳 その他理事長が必要と認める書類 (1) (2) (3) (4) 収入伝票・支出伝票 支払に関して受取った領収書 その他の伝 票 の 付 属 書 類 その他理事長が必要と認める書 - 37 - 5.住宅管理組合役員選挙細則 (目的) 第1条 この細則は、若葉台第5住宅管理組合規約(以下「規約」という。 )第36条(役員選挙 細則)に基づき、役員選挙が組合員の自由に表明された意思によって、公正かつ民主的に行わ れることを目的とする。 (役員の定数) 第2条 規約第35条(役員)の定めに基づき、各棟の理事の定数は次のとおりとし、毎年定数 の2分の1を選出するものとする。ただし、2-16棟及び2-18棟は、理事1名と2名を 隔年に選出するものとする。 各棟の理事定数 2-7棟 :2名 2-8棟 :2名 2-9棟 :2名 2-12棟:2名 2-13棟:2名 2-16棟:3名 2-17棟:4名 2-18棟:3名 2-19棟:4名 2 監事は全棟から2名を定数とし、毎年定数を選出するものとする。 (選挙権及び被選挙権) 第3条 規約第48条(議決権)第1項に定める議決権を有する組合員は、選挙権及び被選挙権 を有する。ただし、規約第35条第2項の定めにより、若葉台第5住宅に現に居住していない 組合員には被選挙権はない。 2 規約第48条第2項に定める組合員にあっては、選挙公示後7日以内に、選挙権及び被選挙 権を行使する者1名を選任し、その氏名を選挙管理委員長に届け出なければならない。 (選挙管理委員会) 第4条 選挙は、選挙管理委員会がこれにあたる。 2 選挙管理委員会は、定期総会において各棟ごとに1名ずつ選出される選挙管理委員により構 成する。 3 選挙管理委員会に委員長、副委員長、書記各1名を置く。委員長、副委員長、書記は選挙管 理委員の互選により決める。委員長は選挙管理委員会を代表し、その業務を統括する。副委員 長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるときはその職務を代理し、委員長が欠けたときは、 その職務を行う。書記は、委員会の定めるところにより、その事務を行う。 4 選挙管理委員会に欠員が生じたときは補充し、補欠の選挙管理委員の任期は前任者の残任期 間とする。補欠選挙管理委員の選出は選挙管理委員長の指名によりこれを行う。 5 選挙管理委員の任期は定期総会の翌日から次の定期総会終了までとする。 6 前条の規定にかかわらず、選挙管理委員は、その任期中、被選挙権を有しない。 (選挙日程と公示) 第5条 役員の任期が満了する30日以前に選挙期日を公示する。 2 公示の日より7日間、立候補の受付を行う。 3 立候補者数が定員に満たないときは、選挙管理委員会は直ちに役員推せん委員を指名し、役 員推せん委員会を構成する。 4 役員推せん委員会は立候補受付締切り後、14日以内に適切なる候補者を推せんし、立候補 を要請するものとする。 5 選挙管理委員会は立候補受付締切り後、すべての立候補者数が定員以上となったとき、立候 補者名を少なくとも3日間公示する。 - 38 - (選挙方法) 第6条 投票は無記名で、理事及び監事につき、それぞれ行う。 2 理事の選出は各棟の該当年の定員数による連記式投票、監事の選出は2名連記式投票による。 3 立候補者数が、選出すべき役員数と同数のときは、信任投票を行う。 (当選者の決定) 第7条 当選者の決定は得票順による。 2 候補者の得票が同数となり、当選者数が役員定数を超えるときは、当該候補者につき決戦投 票を行って当選者を決定する。 3 信任投票においては、議決権総数の過半数を超える信任票を得た候補者を当選者とする。 (再選挙) 第8条 投票総数が、議決権総数の過半数に満たないときは、当該選挙は無効とし、再選挙を行 う。 2 当選者の数が、役員定数に満たないときは、定数に満たない不足数について、再選挙を行う。 (当選者の公示) 第9条 投票終了後、開票は選挙管理委員会が行い、すみやかに当選者の公示を行う。 (その他) 第10条 選挙管理委員会は、選挙業務を遂行するために必要な事項について、規約及びこの細 則に基づき、別に定めることができる。 (疑義及び細則外事項) 第11条 この細則に疑義が生じたとき、又は細則に定めのない事項については、規約又は他の 細則の定めるところにより、理事会で処理するものとする。 (細則の改廃) 第12条 この細則の改廃は、総会の決議を経なければならない。ただし、この細則の変更が規 約の変更を必要とする事項であるときは、規約の変更を経なければ、することができない。 附 則 第1条 この細則は、昭和57年3月18日から施行する。 2 この細則は、昭和59年5月27日から施行する。 3 この細則は、昭和60年5月26日から施行する 4 この細則は、平成3年5月20日から施行する。 5 この細則は、平成5年5月23日から施行する。 6 この細則は、平成15年5月18日から施行する。 7 この細則は、平成17年5月15日から施行する。 8 この細則は、平成21年5月24日から施行する。 - 39 - 6.住宅管理組合業務委託細則 (目的) 第1条 この細則は、若葉台第5住宅管理組合規約(以下「規約」という。 )第33条(業務の委託 等)及び第67条の3(業務委託細則)の規定に基づき、若葉台第5住宅管理組合(以下「管 理組合」という。)が管理組合業務の一部を第三者に委託する場合に必要な事項を定めることを 目的とする。 (業務委託の範囲) 第2条 管理組合が業務を委託し、又は請負わせることのできる範囲は、規約第32条(業務) の各号及び第 7 章に定める会計業務のうち、理事会が必要と定めた業務とし、業務の処理につ いては別に定める「住宅管理組合委託業務概要」によるものとする。 (委託等の条件) 第3条 理事長は、委託又は請負(以下「委託等」という。 )の細部の条件については、理事会の 定めるところにより、委託し、又は請け負わせることができる。 2 理事長は、マンション管理適正化の推進に関する法律第44条に定める登録をしたマンショ ン管理業者以外の者に、業務を委託し、又は請負わせてはならない。 3 理事長は、管理組合の業務を受託する者が、マンション管理適正化の推進に関する法律第 72条の規定に基づき、組合員に対し、受託契約の内容及びその履行に関する事項について、 説明会等を開催し、又は重要事項説明書を配布する等してその内容を周知させるようにしなけ ればならない。 (委託契約等) 第4条 理事長は、委託等を決定し又は変更したとき、受託者又は請負人と委託契約を締結した とき又は解約若しくは期間満了により終了させたときは、速やかにその旨を第5住宅管理組合 集会室「けやき」内に公示するものとする。 2 前項の委託契約は、書面によるものでなければならない。 (疑義及び細則外事項) 第5条 この細則に疑義が生じたとき、又は細則に定めのない事項については、規約又は他の細 則に基づき、理事会により処理するものとする。 (細則の改廃) 第6条 この細則の改廃は、総会の決議を経なければならない。ただし、この細則の変更が規約 の変更を必要とする事項であるときは、規約の変更を経なければ、することができない。 附 則 第1条 この細則は、昭和57年3月18日から施行する。 2 この細則は、昭和60年5月26日から施行する。 3 この細則は、平成 3年5月20日から施行する。 4 この細則は、平成15年5月18日から施行する。 5 この細則は、平成21年5月24日から施行する。 - 40 - 住宅管理組合委託業務概要 住宅管理組合業務委託細則第2条(委託業務の範囲)に基づき、若葉台第5住宅管理組合(以 下「菅理組合」という。 )が第三者に委託する業務の範囲はおおむね次の通りとする。 1.管理事務の内容及び実施方法 (1)基幹事務 ① 管理組合の会計の収入及び支出の調定 1)管理組合の収支予算案、収支決算案の作成 2)管理組合の収支状況の報告 3)管理組合の会計帳簿の作成、帳簿類の保管 ② 出納 1)管理組合の組合員別管理費等負担額一覧表の作成 2)管理組合の組合員が負担する管理費等の収納(滞納者に対する督促を含む。 ) 3)月次管理費等の入金、未入金の報告 4)管理組合の諸費用の支払 5)管理組合の預金通帳及び宅地債権マンションすまい・る債、証券保護預かり口座開設 に関する書類の保管 ③ マンション(専有部分を除く。 )の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整 1)マンションの長期修繕計画案(一定年数の経過ごとに、計画的に行う修繕又は設計等 の修繕周期、実施時期、概算費用等を記載したもの)の作成又は更新 2)マンションの長期修繕計画案に基づく修繕積立金資金計画案の作成又は更新 3)マンションの補修工事等(長期修繕計画案に基づく修繕又は取替等を除く。 )及び保守 点検の実施に係る見積の精査、契約、履行確認,検収等に関する事務 (2)基幹事務以外の管理事務 ① 清掃業務 1)日常清掃 ② 設備管理業務 1)エレベーター設備の保守点検(法定検査を含む) 2)消防用設備等の保守点検 3)給水設備等の保守点検 4)専用水道、簡易専用水道の水質検査 5)避雷針施設の保守点検 6)受水層・高置水槽の清掃 7)排水管の清掃 8)芝生・雑草の刈込み、害虫駆除のための消毒 9)樹木の伐採・剪定等 ③ その他の管理事務 1)官公署、施行業者等との連携、調整 2)総会、理事会の運営補助(資料作成等) 3)施設運営の補助 4)防火管理業務の補助 5)突発事故等への対応(応急措置・緊急修理) 6)共用部分の損害保険に関わる諸手続の補助(保険金請求・契約) 7)通知事項の伝達(公的機関からの通知事項) 8)入居の住まい方の相談 9)共用物の巡回及び監視(緊急時及び居住者からの通報による対応) - 41 - 7.駐車場使用細則 (目的) 第1条 この細則は、若葉台第5住宅管理組合規約(以下「規約」という。 )第16条(細則)の規 定に基づき、規約第14条の2(駐車場)に規定する駐車場の管理又は使用に関し、必要な事 項を定める。 (管理の委託) 第2条 管理組合は、規約第14条の2第5項の規定に基づき、駐車場の使用者の決定、駐車場 使用契約の締結及び解除、駐車場の管理並びに使用料の徴収について、財団法人若葉台管理セ ンター(以下この細則で「管理センター」という。 )に委託する。 (使用の申込み) 第3条 区分所有者若しくはその同居人又は専用部分の貸与を受けた者若しくはその同居人(以 下この細則で「区分所有者等」という。 )の駐車場使用契約の申込み、申込みの登録及び契約者の 決定は、前条の規定により、管理センターに委託する。 2 区分所有者等は、2以上の駐車場使用契約の申込みをすることができない。一の専有部分に つき2以上の区分所有者等が存在する場合であっても同様とする。 3 次の各号の一に該当する場合には、区分所有者等は、駐車場使用契約の申込みをすることが できない。 ① 管理費等及び使用料その他の管理組合に納入すべき費用の納入を3ヶ月以上滞納している とき。 ② 所有する専有部分を他の区分所有者又は第三者に貸与しているとき。 ③ 管理センターと駐車場使用契約を既に締結しているとき。 4 区分所有者等は、管理センターに駐車場契約の申込みをするときは、駐車させようとする自 動車の自動車検査証の写し(自動車検査証で申込者がその自動車の使用者であることを証明で きない場合は申込者がその自動車の使用者であることを証明する書面も添付)を添付しなけれ ばならない。 (契約の締結) 第4条 本駐車場の使用契約は、第2条の規定により、管理センターと本駐車場の使用者(以下 この細則で「駐車場使用者」という。 )の間で締結する。 (駐車場使用料) 第5条 駐車場使用料は、管理センターが管理する他の公社駐車場の使用料と同額とする。 2 駐車場使用者は、駐車場使用料を、駐車場使用契約に規定する方法で管理センターに支払わ なければならない。 (管理組合による契約の解除等) 第6条 理事長は、駐車場使用者が管理費等及び使用料その他の管理組合に納入すべき費用の納 入をしない場合において、その支払の催告にもかかわらず第3条第3項第①号に該当すること となったときは、理事会の決議を経て、管理センターに通告し、直ちに駐車場使用契約を解除 させることができる。 2 駐車場使用者が規約第14条の2第3項に規定する譲渡又は貸与をしたときは、その譲渡又 は貸与があった時に、管理センターとの駐車場使用契約は効力を失う。 3 契約期間満了時点で、駐車場使用者が、管理費等及び使用料その他の管理組合に納入すべき 費用を滞納しているときは、理事長は、理事会の決議を経て、管理センターに通告して、契約 更改に応じないようにすることができる。 (管理組合の免責事項) 第7条 天災地変、火災、盗難その他の被害等、管理組合の責に帰することができない理由によ って、駐車場使用者の自動車その他の物件に損害が生じても、管理組合は一切その責を負わな いものとする。 - 42 - (原状回復義務等) 第8条 駐車場使用者が、駐車場使用契約の義務を履行しない場合において、本項から第4項ま でに規定する措置以外の方法によって、その履行を確保することが困難であり、かつ、その不 履行を放置することによって区分所有者の共同の利益を著しく害することが明らかであるとき は、管理組合は、自ら自動車及び残置物の移動その他の必要な措置を講じ、又は第三者をして これを講じさせ、その費用を当該駐車場使用者又は駐車場使用契約終了後も駐車場を明け渡さ ない者(以下この条において「義務者」という。 )から、その費用を徴収することができる。 2 前項の規定による措置をするには、相当の履行期限を定め、その期限までに履行がされない ときは、当該措置をなすべき旨を示して、あらかじめ義務者に通知を発しなければならない。 3 義務者が前項の期限までにその義務を履行しないときは、理事長は、総会の決議を経て、当 該措置をする時期及び当該措置に要する費用の概算による見積額を示して、義務者に通知を発 するものとする。 4 規約第45条(招集手続)第2項及び第3項の規定は、前2項の通知に準用する。 (細則外事項) 第9条 この細則及び駐車場使用契約に疑義が生じたとき、又は定めのない事項については、規 約、他の細則の定めるところにより、理事会にて処理する。 (細則の改廃) 第10条 この細則の改廃は、総会の決議を経なければならない。ただし、この細則の変更が規 約の変更を必要とする事項であるときは、規約の変更を経なければ、することができない。 附 則 第1条 この細則は、平成15年5月18日から施行する。 2 この細則は、平成20年5月25日から施行する。 3 この細則は、平成21年5月24日から施行する。 - 43 - 8.樹木管理に関する細則 (目的) 第1条 この細則は、若葉台第5住宅管理組合規約(以下「規約」という。 )第32条(業務)第 ⑯号の規定に基づき、管理組合が行う共有地内の樹木の管理に必要な事項を定めることを目的 とする。 (管理計画) 第2条 理事長は長期的管理の観点から専門家、関係団体及び居住者の意見を参考に樹木管理計 画を作成し、理事会の決議を経て、当該計画に基づき樹木の管理を行う。 (樹木障害) 第3条 区分所有者若しくはその同居人又は専用部分の貸与を受けたもの若しくはその同居人 (以下「区分所有者等」という。)は、次に掲げる樹木障害が発生した場合は、書式ⅩⅧ「樹木 障害に関する改善要望書」を理事長に提出する。 ① 日照障害 ② 通風障害 ③ 樹液等の飛散被害 ④ 毛虫等の害虫被害 ⑤ 建築物への被害 ⑥ 人身への危険(倒木、枯死等) ⑦ 下草の減少、裸地化 ⑧ 傾斜地の土砂流失 ⑨ その他 2 理事会は樹木障害に関する改善要望書に基づき当該樹木を調査し、必要な場合は、樹木障害 に対応した対策を行う。 3 理事会は前項の剪定、伐採等を実施する場合は、事前に該当棟に管理作業の内容を公示し、 該当棟の区分所有者等から意見聴取を行なわなければならない。なお、必要な場合は専門家に 助言を求めることができる。 4 理事長は、区分所有者等からの樹木障害に関する改善要望書がなくても、枯死、太い枯れ枝 等の倒木又は落下によって人又は建物の被害を及ぼす恐れがある場合及び日照不良による下草 の枯渇、裸地化、それに伴う傾斜地の土砂流失による敷地崩落のある場合は、樹木の管理、そ の他必要な措置をとることができる。 (居住環境優先の原則) 第4条 樹木障害の対象樹木について、居住環境の擁護と自然環境の維持の双方の要望が共にあ った場合は、居住環境の擁護を優先する。 (細則の改廃) 第5条 この細則の改廃は、総会の決議を経なければならない。ただし、この細則の変更が規約 の変更を必要とする事項であるときは、規約の変更を経なければ、することができない。 附 則 第1条 この細則は、平成16年5月17日から施行する。 2 この細則は、平成21年5月24日から施行する。 - 44 - 9.防犯カメラ運用細則 (目的) 第1条 この細則は、若葉台第5住宅管理組合規約(以下「規約」という。 )第32条(業務)第 11号の規定に基づき、風紀、秩序及び安全を維持するため、管理組合が設置する防犯カメラの 運用について、個人のプライバシーを尊重しつつ、適切に運用することを目的として定める。 (防犯カメラの設置) 第2条 管理組合は、定期総会で承認された一般会計及び特別修繕積立金会計の予算の範囲内で、 共有部分である敷地、エレベーター内、各階エレベーターホール、同ロビー、駐輪場及び駐車 場等に、理事会の決議により防犯カメラを購入又はリース契約により設置することができる。 2 設置する防犯カメラの機種は、理事会の決議を経て定めるものとする。 (防犯カメラの維持管理) 第3条 防犯カメラの維持管理は管理組合が行い、この細則を遵守することを条件として第三者 にその管理を委託することができる。 (記録の再生及び複写) 第4条 防犯カメラの記録映像は、次のいずれかに該当する場合に限り、理事会の決議を経て、 再生及び複写することができる。ただし、理事会の決議を経る時間的余裕がないときは理事長 又は2名以上の副理事長が協議し、必要と判断する場合は再生及び複写を行うことができる。 この場合は事後速やかに理事会に報告しなければならない。 ① 事件、事故が発生した場合 ② 警察署、消防署等の公共機関又は管理センターが閲覧を求めた場合 ③ 理事会が必要と認めた場合 2 防犯カメラの記録映像を再生及び複写する場合は、理事長若しくは副理事長を含む2名以上 の理事及び理事会が必要と認める関係者の立ち会いの下で行う。 記録映像の再生及び複写を行った場合は所定の記録用紙に必要事項を記載しなければならな い。 3 再生及び複写等の必要資料の作成はこの細則を遵守することを条件として第三者に委託する ことができる。 (記録映像の提出) 第5条 前条の記録映像を、警察署、消防署等の公共機関から提出を求められた場合は、理事会 の決議若しくは理事長又は2名以上の副理事長の承認により、提出できるものとする。 (秘密の保持義務) 第6条 理事会の役員及び理事会の委託を受けた管理要員等は、記録映像の運用及び保守に関し て知り得た情報を他に漏らしてはならない。その役を退いた後も同様とする。 (疑義及び細則外事項) 第7条 この細則に疑義が生じたとき、又はこの細則に定めのない事項については、規約又は他 の細則の定めるところにより、理事会で処理する。 (細則の改廃) 第8条 この細則の改廃は、総会の決議を経なければならない。ただし、この細則の変更が規約 の変更を必要とする事項であるときは、規約の変更を経なければすることができない。 附 則 第1条 この細則は平成18年5月15日から施行する。 2 この細則は平成21年5月24日から施行する。 - 45 -
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