2. 固定スタンドの設置

PSW-1068(12066)
施工説明書
固定スタンド
商品の機能が 100%発揮されるよう、
CF-23PC
本説明書の内容を十分ご理解のうえ正し
(壁掛式便器 C-22, C-23, C-P16P 用)
●安全上のご注意
く施工してください。
●施工前のご注意
項目
安全のために守ってください !
部材を安全に取り付け、使用時の事故を回避するた
めの注意事項をあげさせていただきます。
部材の取付前に、この項目をよくお読み頂き、事故
のないように正しく取り付けてください。
用語の説明
警告 … …
「取り�いを��た��に、使用�
取り�いを��た��に、使用�
が死亡または重傷を負う危険な状
態が生じることが想定されます。�
注意 … …
「取り�いを��た��に、使用�
取り�いを��た��に、使用�
が軽傷を負うかまたは物的損害の
みが発生する危険な状態が生じる
ことが想定されます。�
仕様
取付口���口(現�手配)の
�置と作業用スペースの確保
(
取付口���口は、 給水隠ぺい形
( 壁給水式 ) 便器の��のみ�要
)
パイプスペースの確保
床コンクリート
固定スタンドは、床固定のみで壁掛式便器を支えま
す。
●所定の仕様を満たさない床コンクリート
には施工しないでください。
。
甲板を脱着可能とし、かつ取付口���口(□ 300)を�ける。
甲板がない��は、取付口���口(□ 450)を�ける。
取付口���口の開口補強を�ける��、L30 × 30 以下の
アングルとする。
給排水管は、配管の取り回し禁止範囲(「●給排水取り出し�
の項参照)を避けて配管する。
奥行き寸法は 250mm 以上(有効寸法)
※横引排水継手(CF-23T-L,R)を使用する��は 230mm
以上(有効寸法)
強 度
圧縮強度 2.06 × 10³N/cm² 以上
かぶり厚
鉄筋のコンクリートかぶり厚 50mm
開口禁止
アンカーボルトの周辺(半径 50mm の範囲)は配管スリープ、
貫通などの開口は禁止
養生期間
養生期間 28 日以上(アンカーボルト施工時)
壁パネルの開口
警 告
仕様を満たさない場合の問題
排水管の種類
仕様通りでないと、洗浄管の接続、
フラッシュバルブの��ができま
せん。
排水管、固定スタンドが納まりま
せん。
アンカーボルトの�要強度が得ら
れないため、固定スタンドの転倒、
便器落下の恐れがあり、非常に危
険です。
別紙寸法(型紙)参照
便器が正しく取り付か�、壁材の破
損、便器ぐらつきの恐れがあります。
VP75 または VU75 のみ(耐火ニ層管も含む)
※横引排水継手(CF-23T-L,R)を使用する��は VP100
のみ(耐火ニ層管も含む)
排水接続ができません。
●事前確認
● 床開口禁止範囲は、コンクリートの開口、
欠損のないようにしてください。
(便器上面高さ390の場合)
●アンカーボルトの固定には指定以外のド
リル径は用いないでください。
給水口
※固定スタンドの転倒により、壁材の破損、便器
落下などにより、ケガをする恐れがあります。
給水露出型(上給水式)便器の
場合は【便器上面~265、CL
~120】になります。
この位置にφ50を開口してく
ださい。
注 意
●給水隠ぺい形(壁給水式)便器を取り付
ける��、取付口���口は���けて
、取付口���口は���けて
取付口���口は���けて
ください。
※取付口���口がないと、洗浄管の接続
およびフラッシュバルブの��・調整が
でき�、事故や漏水の原因となります。
●壁パネルは指示通りの開口を行�てくだ
さい。
※壁パネルの破損により、ケガをする恐れ
があります。
●部品の確認
番号
1
2
名称
スタンド
プレート
数量
番号
名称
数量
8
袋ナット(大)
2
9
ボルト
2
10
下部固定ボルト
1
11
高さ調整ボルト
2
LR 各 1
1
3
便器固定ボルト
2
12
ナット(小)
2
4
パッキン
2
13
壁止ボルト
2
5
異形パッキン
2
14
ワッシャー(小)
2
6
ワッシャー(大)
8
15
袋ナット(小)
2
7
ナット(大)
5
16
アンカーボルト
6
商品 ・施工方法についてのお問い合わせは、お客さま相談センターまで ナビダイヤル TEL 0570-01-7173 FAX 0570-01-7178
受付時間 平日 9:00 ∼ 18:00 土・日・祝日 9:00 ∼ 17:00(ゴールデンウィーク・夏期・年末年始の休みは除く)
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TEL 0562-31-0793 FAX 0562-31-0797
●工事の流れ
固定スタンドを用いた��の工事の流れは、下の図のようになります。
それぞれの工事がスムーズに進むよう各工程、納まりを十分�討の上、工事を進めてください。
(下図の二重枠内は当社納材品。二重破線内は横引排水継手を使用する��の手順を示します。)
【給水露出形(上給水式)便器】の場合
【給水隠ぺい形(壁給水式)便器】の場合
便器取付け・洗浄管接続
排水ソケットの接続
(取付口兼点検口設置)
壁パネル貼付け
壁パネル開口・仮付け
排水管位置の確認・調整
バルブ接続
フラッシュ
排水管チーズの接続
接続
給排水管
固定スタンドの設置
軽鉄下地組立て
墨だし・給排水取出し
フラッシュバルブ・洗浄管接続
便器取付け
排水ソケットの接続
壁パネル貼付け
壁パネル開口・仮付け
排水管位置の確認・調整
排水管チーズの接続
給排水管接続
固定スタンドの設置
軽鉄下地組立て
墨だし・給排水取出し
●施工完了図
【給水露出形(上給水式)便器 甲板(脱着可能)有り】の場合
※ 図は C-P16P の��
【給水隠ぺい形(壁給水式)便器 横引排水継手使用、甲板(脱着可能)有り】の場合
※ 図は C-23PC の��
配管等の取り回し禁止範囲
(C-22P URC の場合)
300
以上
LGSスタッド(現場手配)
180
600
排水管75 A(どちらか)
185
LGSランナー(現場手配)
300
給水管25 A以上
この取り出し位置はC-2 2PU RC
の場合です。C -2 2 P R の場合は
排水管や固定スタンドに干渉し
ないよう所定の位置まで立上げ
てください。
350
165
以
上
上
以
350
器具芯
壁仕上げ位置
※ 排水ソケット(CF-22S)と便器の接続には、便器に同梱のパッキンを使用。
●給排水取り出し
【給水隠ぺい形(壁給水式)便器の場合】
配管等の取り回し禁止範囲
(C-22P URC の場合)
300
※ 取付口���口は、甲板(脱着可能)がある��は口 300、甲板がない
、甲板がない
��は口 450 とする。
LGSスタッド(現場手配)
180
LGSスタッド
(現場手配)
排水管75 A(どちらか)
245 以上
245 以上
取付口兼点検口
(現場手配)
開口の補強材を入れる場合
(L 30 ×L 30 以下、現場手配)
185
LGSランナー(現場手配)
300
給水管25 A以上
この取り出し位置はC-2 2PU RC
の場合です。C -2 2 P R の場合は
排水管や固定スタンドに干渉し
ないよう所定の位置まで立上げ
てください。
350
165
壁仕上げ位置
上
以
上
以
350
器具芯
A+170
※ 横引排水継手(CF-23TL,R)を使用する��は、
配管の状況に応じて給水
管接続を行�てください。
●取付口兼点検口の設置
600
※ 配管等の取り回し禁止範
囲に配管があると、洗浄
管の接続フラッシュバル
ブの��ができません。
※ 横引排水継手と便器の接続には、便器に同梱のパッキンを使用。
FL
SL
●施工方法
1.
部品の確認と固定スタンドの仮組み
※ あらかじめ、同梱部材を確認してください。(アンカーボルトは同梱されます)
(1) プレートに高さ調節ボルトを取り付けます。(下から取付け)
(2)
2)
) 便器固定ボルトおよびボルト、ナットを用いて、プレートをスタンドに固定します。
※�当な高さに固定してください。
�当な高さに固定してください。
(3)
3)
) 下部固定ボルトと壁止ボルトをプレートに取り付けます。
壁止ボルト
(M 8 )
壁止ボルト
(M 8 )
便器固定ボルト
(M 16 )
便器固定ボルト
(M 16 )
プレート
プレート
スタンド
スタンド
WL
ワッシャー
ワッシャー
ナット
ナット
ワッシャー
(壁面と同面)
ナット
ナット
ナット
75
高さ調節ボルト
(M 8 )
高さ調節ボルト
(M 8 )
ナット
ナット
下部固定ボルト
下部固定ボルト
便器固定ボルト
アンカーボルト
アンカーボルト
6本
6本
75
ワッシャー
ワッシャー
ボルト
(M 16 )
ボルト
(M 16 )
下部固定ボルト
(壁面と同面)
注意:スタンドがま�すぐ自立するように組み立ててください。
スタンドが傾いていると、後の調節ができません。
1
ゴム板(1t )
必ずすき間がないようにしてください。
2.
固定スタンドの設置、固定
軽鉄(ランナー)が干渉する��は、スタンドとの干渉部分に切り目を入れ高さ
2mm 以下に�り�げます。
(2) 下穴開口
スタンドを移動させてから、下穴を開けます。
注意:次の事項を厳守してください。
エア
エア
・ドリル径:Ф 12.7mm
・下穴深さ:50mm
以上
エア
エア
指定以外のドリル径のサイズを用いたり、下穴深さが足りない��は、
強度不足のため、固定スタンドの転倒・便器落下の恐れがあります。
エア
エア
(3)
3)
) ��
�
(a) 堆積している
(b)ブラッシング
(c)残留切粉の除去
アンカーボルト挿入前に切粉をブロアー等を用い、完全に除去します。
切粉の除去
エア
(a) 堆積している
切粉の除去
干渉部分
ランナー切断
干渉部分
ランナー切断
干渉部分
ランナー切断
ランナー
エア
(b)ブラッシング
(a) 堆積している
切粉の除去
(b)ブラッシング
(c)残留切粉の除去
(c)残留切粉の除去
ランナー
ランナー
(1) 位置決め(床へのマーキング)
干渉部分
※ ��現物�せで行�てください。
ランナー切断
ランナー
床固定穴は長穴にな�ておりますのでセンターで位置決めしてください。
(a) 堆積している
切粉の除去
(b)ブラッシング
(c)残留切粉の除去
(4) アンカーボルトの固定
ナットを付けた状態で、心棒をハンマーで確実に打ち込みます。心棒を打ち
込んだ後、ナットを取�てください。
ハンマー
ハンマー
FL
2828
ナット
FL
ハンマー
50以上
50以上
50以上
7070
FL
70
ナット
ナット
FL
28
12.7
70
12.7
12.7
(5) スタンドの固定
アンカーボルトがスタンド長穴の中心になるように�置し、ナットを強く締
め付けてください。
50以上
長穴のセンターで位置決め
してください。
28
ハンマー
ナット
12.7
3.
固定スタンドの調節
はつってならす
WL
(1) 床レベルの調節
次の要領にしたが�て調節します。
便器固定
ボルト
● スタンド単体の�直を出し
てください。
● 左右の便器固定ボルトが水
平になるように調整してく
ださい。
WL
°
90
便器固定
ボルト
(2) 便器固定ボルトの高さ、
出の調節、間隔の確認
便器固定ボルトはこの段
階で床および壁の仕上げ
厚さを考慮して、次の各
寸法を調節、確認します。
°
90
● 左右のスタンドのレベル
(高さ)が違�ても問題あ
りません。(5mm 以内)
スぺーサーを用いて調節
注意:次の事項を厳守してください。
・高さ:290㎜
(便器高さ:390㎜の��)
・壁パネル面からの出:
75 ± 1㎜
・便器固定ベルトの間
(先端芯々)290 ± 1㎜
※寸法が違�ていると便器の取付けがで
きません。
※便器高さ(H)が標準以外(390 +α)
の��、便器固定ボルトの高さは(290
+α)としてください。(承認図参照)
便器高さ: H=390+ (
WL
75
はつってならす
スぺーサーを用いて調節
はつってならす
4.
290
75
290
(標準)+
H
● スタンド単体のアンカーボ
ルト間で、2mm 以上の凸
部がある��は次のように
調節します。
アンカーボルト間に凸部が
あると、アンカーボルトど
うしで引き抜きあうため、
強度が得られません。
=−30 ∼60)
FL
SL
スぺーサーを用いて調節
給排水管の接続・フラッシュバルブの取付け
配管取り回し禁止範囲
【給水隠ぺい形(壁給水式)便器の場合】
��・作業が可能なように配管の取り回し禁止範囲を避けて配管してください。
【給水露出形(上給水式)便器の場合】
フラッシュバルブの取り付けは、便器取り付け後に行います。壁パネルの所定位置まで給水
配管してください。
便器高さ: H=390+ ( =−30 ∼60)
※ 特にシャワートイレへの給水の分岐管等の取り回しにご注意ください。
(C-23PC,
C-23PCAの場合)
300
600
180
WL
290
75
【横引排水継手を使用する場合】
配管の状況に応じて給水管接続を行�てください。
うに十分注意して施工してください。
290
(標準)+
H
便器高さ: H=390+ ( =−30 ∼60)
75 WL
注意:排水管の立ち上げについては、スタンドのセンターとのズレが 5mm 以内になるよ
75
290
75
290
(標準)+
H
FL
SL
5.
配管取り回し禁止範囲
排水管位置の確認・調整(重要)
(C-23PC,
C-23PCAの場合)
300
180
FL
(1) 上下方向の確認と調整 (2mm 以下 )
排水管が、プレートの左右小穴(壁止ボルト穴)と
同じ高さか確認してください。
ズレがある��、4 箇所のボルトを緩め、プレート
を上下にスライドさせて調整してください。
6.
290
自重により排水管が�れ下が�ている��、軽く�
ち上げた状態でセンター�わせをしてください。
⇒�この��壁パネル�置後、開口穴との�間に緩く
この��壁パネル�置後、開口穴との�間に緩く
間に緩く
かいものをしてセンターに�わせてください。
排水管については、1/100 以上の勾配を確保し
てください。
逆勾配の��、便器との接続部分に排水が溜まり
漏水のリスクが増えます。
壁パネルの開口と張付け
壁パネル(現�手配)を開口(型紙参照)し、張り付けます。
※ 開口が正しくできていないと、便器の取り付けができません。
600
注意:立ち上げた排水管と固定スタンドの位置関係が悪い(芯ズレが大きい)と、
SL
便器取り付け時、パッキンがズレたり、偏りによ�て漏水の原因になります。
そのため、壁パネルの貼り付け前に、位置関係を確認し、調整します。
(2) 左右方向の確認と調整 (2mm 以下 )
プレートの左右の小穴<壁止ボルト
穴>と排水管のセンターを�わせて
C -23PURC の場合
ください。
ズレが 5mm 以内の��、固定ス
取付口兼点検口
タンドのアンカーボルトへの締め付
け(6 箇所)を緩め、スタンドを左
右にスライドさせて調整してくださ
い。
5mm 以上のズレがある��、排水
管を立ち上げ直してください。
-
C 23PURC の場合
【給水隠ぺい形(壁給水式)便器の場合】
取付口兼点検口
※【給水隠ぺい形(壁給水式)便器の��】取付口���口(現�手配)を���置してく
ださい。
※【給水露出形(上給水式)便器の��】は�要に応じて��口を�けてください。
PSW-1068(12066)