Word2007 卒論のための

卒論のための
Word2007
2012/10/5
発行
目次をクリックすると各項目へ移動します
ページ設定の方法 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 1
用紙サイズ/余白の設定
スタイル設定の方法 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 5
フォント/フォントサイズ/文字数/行数の設定
ページ番号のつけ方 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 7
ページ番号をつける/ページ番号を途中からつける/
ページ番号を途中から消す
目次のつくり方 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 11
Word の目次作成機能でつくる/目次を手動でつくる
目次のページ番号を縦向きにする
脚注の入れ方 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 20
脚注・文末脚注の違い・入れ方/脚注線を消す/
脚注の番号を変更する/脚注に括弧を付ける
印刷設定の方法 · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 28
袋とじ印刷の方法/2アップ印刷の方法
図の挿入について · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 34
文字列の折り返し/表の挿入
アンカーについて · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · · 38
よくある質問 40
卒論作成時の注意
時間を無駄にしないために、参考にしましょう。
・卒論提出期限は学部・学科によって異なります。
各学部教務課で確認してください。
・卒論の形式、図・グラフの使い方、ページ番号の有無等は
担当教員の指示に従ってください。
・ページ設定は最初に行ないましょう!!
作業後に変更すると体裁が崩れることがあります。
・保存はこまめに行ないましょう!!
新規作成では「名前を付けて保存」をしましょう。「名前をつけて保存」後は
こまめに「上書き保存」をしましょう。
(新しいデータの消失を防ぐため)バックアップは2つ以上(Q ドライブと USB メモ
リなど)確保しましょう。
・印刷は余裕をもって行いましょう!!
印刷ポイント数にご注意ください。(年間印刷可能ポイントは 1600 です。)
残り印刷ポイント数は以下の方法で確認できます。
②
① 画面左下の Windows ロゴ(枠①)をクリック。
②「プリンタ出力可能ポイント確認」(枠②)を
クリックすると残りの印刷ポイントが
表示されます。
ポイント数が足りない場合は、
情報メディアセンターにお尋ねくだ
さい。
(申請書と担当教員のサインが必要
になります。)
①
ページ設定の方法
最初に設定
してください。
用紙サイズ/余白の設定
ページ設定は、「ページ設定」ダイアログボックスで行います。「ページ設定」ダイア
ログボックスは以下の方法で表示されます。
(1)「ページレイアウト」タブ(枠①)をクリックします。
(2)「ページ設定」グループの右下にあるボタン(枠②)をクリックすると
「ページ設定」ダイアログボックスが表示されます。
①
②
基本的に、
「ページ設定」ダイアログボックスは、右のタブから順に「用紙」→「余白」
→「文字数と行数」を設定します。
※「文字数と行数」の設定を行ってから余白の設定を行うと、
「文字数と行数」で指定
した値からずれる可能性があります。
右から順、
「用紙」→
「余白」→「文字数
と行数」に設定する。
1
1.用紙サイズの設定
「用紙」タブ(枠①)をクリック、使用する用紙を用紙サイズ(枠②)の中から選択。
①
②
2.余白の設定
「余白」タブ(枠①)をクリックし、余白設定(枠②)の数値を変更します。
②
①
※「余白」の設定で「印刷の形式」を「見開きページ」や「袋とじ」に変更すると
以下のようになります。(赤下線部が変わっています。)
見開き:左(L)→内側(N)、右(R)→外側(O)
袋とじ:上(T)→外側(O)、下(B)→内側(N)
見開きページ
2
袋とじ
見開きページ、袋とじの余白の位置について
①
①
④
③
②
④
③
②
「上」
両設定:用紙の上部、赤の斜線部分(上図の①)の余白を設定します。
「下」
両設定:用紙の下部、黄の斜線部分(上図の②)の余白を設定します。
「内側」
見開き:緑の斜線部分(上図の③)の余白を設定します。
袋とじ:青の斜線部分(上図の④)の余白を設定します。
「外側」
見開き:青の斜線部分(上図の④)の余白を設定します。
袋とじ:緑の斜線部分(上図の③)の余白を設定します。
3
3.文字数・行数の設定
(1)
「フォントの設定」
(枠①)をクリッ
クし、指定の文字サイズになっているか確
認する。(枠②)
※この文字サイズを基準とした、文字数と
行数の指定がされます。
②
①
③
(3)「文字数と行数の指定」の項目
(枠③)の「文字数と行数を指定する」
をクリックします
(4)
「文字数」
「行数」の項目(枠④)を
それぞれ任意の数値に変更します。
④
4
スタイル設定の方法
フォント/フォントサイズ/文字数・行数
ここではフォントサイズや文字数をスタイルによって設定します。字数設定をしない
と字数がずれてしまうため、スタイル設定の使用をおすすめします。
1.フォント/フォントサイズの設定
(1)「ホーム」タブ(枠①)→「スタイル」グループの「標準」ボタン(枠②)
をクリックします。
※クリックすると、枠②内のようにオレンジ色になります。
①
②
(2)上記の「標準」ボタンの上で右クリックし、表示されたメニューの
「変更」(枠③)をクリックします。
③
(3)「変更」を押すと表示される「スタイルの変更」というダイアログボック
スの「書式」
(枠④)の「フォント」(図では「MS明朝」)と「フォントサイ
ズ」(図では「10.5」)を変更します。
5
各項目の右にある をクリックし、表示されたメニューの中から任意のフォントや
サイズを選択します。
※表示されたメニューに希望のサイズがない場合(例:13 ポイント)は、
直接、数値を入力してください。
④
拡大
⑤
(4)「OK」ボタン(枠⑤)をクリックします。
6
ページ番号のつけ方
ページ番号を つける/途中からつける/途中から消す/
一部のページのみ消す
1.ページ番号をつける
(1)「挿入」タブ(枠①)→「ヘッダーとフッター」グループの
「ページ番号」ボタン(枠②)をクリックします。
(2)ページ番号のメニュー(枠③)が表示されますので、
そこからページ番号の形式を設定します。
②
①
③
枠③の項目にポインタを合わせると、
このメニューが表示されます。
ここから選択してください。
7
2.ページ番号を途中からつける
【完成図】
表紙
要旨
目次
本文1
本文2
本文
1枚目
2枚目
3枚目
4枚目
5枚目
6枚目
1
2
3
上の図のように、表紙や目次にはページ番号を付けず、
本文からページ番号を付けたい場合は、この設定を行ってください。
(1)途中からページ番号を付けたいページの先頭にカーソルを合わせます。
(2)「ページレイアウト」タブ(枠①)→「ページ設定」グループの
「区切り」ボタン(枠②)をクリックすると、
「セクション区切り」のメニュー(枠③)が表示されます。
(3)枠③の中から、
「現在の位置から開始」
(青枠、上から2番目)クリックします。
②
①
③
(4)手順(2)でカーソルを合わせたページの、下の余白部分をダブルクリックし、
「ヘッダー/フッターツール」の「デザイン」タブを出現させます。
8
(5)「ナビゲーション」グループの「前と同じヘッダーとフッター」ボタン(枠⑤)
をクリックして選択を解除します。
解除すると、
オレンジ色の
反転表示が
なくなります。
⑤
(6)
「デザイン」タブ→「ヘッダーとフッター」グループの
「ページ番号」ボタン(枠⑥)をクリックすると、メニューが表示されますので、
その中の「ページ番号の書式設定」(枠⑦)をクリックします。
⑥
⑦
(7)連続番号の「開始番号」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。
※1 から始めない場合は、始めたい番号
を入力してください。
(8)再度、「ページ番号」ボタン(枠⑥)を
クリックし、ページ番号を入れたい場所を選んで
ください。
【1.(2)参照】
9
3.ページ番号を途中から消す
【完成図】
要旨
目次
本文1
本文2
本文3
注釈
3枚目
4枚目
5枚目
6枚目
7枚目
6枚目
1
2
3
(1)ページ番号が必要ないページで、2.(1)~(5)の設定をします。
(2)下の余白部分をダブルクリックし、ページ番号を選択します。
(3)「Delete」キーを押して、ページ番号を消します。
4.一部のページのみページ番号を消す
【完成図】
本文1
本文2
参考図
本文3
本文4
注釈
5枚目
6枚目
7枚目
8枚目
9枚目
6枚目
1
2
3
4
5
(1)ページ番号が必要ないページで、3.(1)~(3)の手順を行います。
(2)ページ番号を再開させたいページの先頭にカーソルを合わせ、
2.(1)~(8)の手順でページ番号を挿入します。
10
目次のつくり方
Word の目次作成機能でつくる/目次を手動でつくる/
目次の数字を縦向きにする
1.目次を作成する
目次を作成する方法は2通りあります。
1 word の「目次作成機能」で作成する方法
2 手動で作成する方法
目次作成の注意点
①目次は Word の「目次作成機能」で作成することをおすすめします。
②目次は最後に作成しましょう。
1
①
Word の「目次作成機能」で作成する方法
(1)見出しにしたいテキストを選択した状態(枠①)で、
「ホーム」タブ(枠②)→「スタイル」グループ(枠③)
の中から見出しの種類を選択します。
②
¥
③
ここから見出しの種類を選んでください。
一般に、見出し1は章題に、
見出し2、見出し3は節題などに使います。
(2)目次を作成したいページの先頭にカーソルを合わせます。
11
(3)「参考資料」タブ(枠④)→「目次」グループ→「目次」ボタン(枠⑤)
をクリックします。
④
⑤
¥
(4)「組み込み」のメニュー(枠⑥)が
表示されますので、
そこから目次の種類を
選んでください。
⑥
¥
目次を作成した後に、文書に変更を加えた場合
例)見出しのレベルを変えた、見出しを追加した、本文を追加した
(1)「参考資料」タブ→「目次」グループの「目次の更新」ボタン(枠①)を
クリックします。
(2)「目次をすべて更新する」にチェックを入れ(枠②)、
「OK」ボタンをクリックします。
②
①
※目次の見出しは変わらず、
ページ番号だけ変わった場合は、
「ページ番号だけを更新する」(枠③)に
チェックを入れ、「OK」ボタンを
クリックします。
12
③
2
目次を手動でつくる方法
この設定で、右図のように、ページ番号の位置を揃え、
目次の見出しとページ番号の間に点線を入れることが
できます。
(1)目次を作るページの先頭をクリックしカーソルを合わせ、
「ページレイアウト」タブ→「ページ設定」グループ→「区切り」ボタン(枠①)
から「現在の位置から開始」(枠②)をクリックします。
①
②
(2)目次を作るページの最初の行をクリックし、カーソルを合わせ、
「ページレイアウト」タブ→「ページ設定」グループの「文字列の方向」ボタ
ン→「横書き」を順にクリックします。
(枠③)すると、1ページだけ横書きに
なります。
このようにすることで、後述のルーラー(手順(4))と
目次のページ数の位置関係が分かりやすくなります。
③
13
(3)目次の見出しを入力し、ページ番号を半角で入力します。(下図参照)
(4)「表示」タブをクリックし、「表示/非表示」グループの「ルーラー」に
チェックを入れて表示させます。
ページ番号を表示させたい位置にある数字を、ルーラーから読み取ります。
ルーラー
この場合、読み取る
数字は「36」となり
ます。
(5)
「ページレイアウト」タブ→「段落」グループの
(枠④)をクリックします。
④
(6)段落ダイアログボックス(右図)で
「タブ設定」(枠⑤)をクリックします。
14
⑤
(7)「タブとリーダー」のダイアログボックス
が表示されますので、下記の設定をします。
①「タブ位置」(枠⑥)に手順(4)で
読み取った数字を入力します。
(上記の場合なら 36 と入力)
②「配置」(枠⑦)で、「左揃え」を
チェックします。
⑥
⑦
⑧
③「リーダー」
(枠⑧)からリーダーの種類を
選び、「OK」ボタンをクリックします。
※リーダーとは、見出しとページ番号の間をつなぐ線です。
(8)目次の見出しとページ番号の間で「Tab」キーを押してください。
15
(9)ページレイアウトで文字列の方向を縦向きにします。
手順(2)と同じように「ページレイアウト」タブ→「ページ設定」グループ
の「文字列の方向」ボタン→「縦書き」を順にクリックします。
これで元の縦書きになります。
16
2.目次のページ番号を縦向きにする(縦書きの場合)
すう
右の図のように、縦書きの目次ページ番号を
縦向きにする方法を紹介します。
設定は目次を全て作り終わった後に行なってください。
①
(1)「挿入」タブ→「ヘッダーとフッター」グループ
→「ページ番号」の「ページ番号の書式設定」
をクリックします。(枠①)
②
(2)「ページ番号の書式」のウインドウの
「番号書式」(枠②)が半角であるかを
確認します。
半角であればそのまま、
半角でなければ半角のものを選択し、
「OK」ボタンをクリックしてください。
17
(3)目次ページの「目次」の後にカーソルを合わせ改行、
最後のページ番号と同じ数字を入力します(赤丸)。
(例えば、文書の最後のページが 11 ページなら「11」と半角で入力します)
(4)手順(2)で打ち込んだ数字(枠③)を選択し、
「ホーム」タブ→「段落」グループの「段落の拡張書式
順にクリックします。
」→「縦中横」を
③
(5)縦中横のウインドウの
「行の幅に合わせる」(枠④)にチェックを入れ、
「すべて変更」(枠⑤)をクリックします。
④
18
⑤
(6)下のウインドウが表示されますので、枠⑥の部分に、最後のページの
ページ番号の桁数と同じ数を入力し、「次を検索」(枠⑦)をクリックします。
⑥
⑦
※例えば、最後のページが 11 ページなら、2 桁ですので「2 文字以内」とします。
(7)「縦中横設定の確認」のウインドウが表示されたら、一つずつ確認しながら、
「はい」をクリックします。
目次のページ番号がすべて縦向きになったら、(8)の画面が出ます。
「いいえ」をクリックし、最後の画面では「OK」をクリックします。
(8)手順(3)で入れた数字を消し、完了です。
19
脚注の入れ方
脚注と文末脚注の違い・入れ方/脚注線を消す/
脚注の書式設定/脚注番号を変更する/脚注番号に括弧を付ける
1.脚注と文末脚注の違い・入れ方
脚注の表示例
(1)脚注と文末脚注の違い
・脚
注:各ページの下部に脚注が表示されます。
・文末脚注:全ての脚注が文末(文書の一番最後)
に表示されます。
(注)脚注と文末脚注は一つの文章にどちらかしか
入れることはできません。
(2)脚注の入れ方
①脚注を入れたいところにカーソルを合わせます。
zz
→ 卒業論文 1 とは…
ココにカーソルを入れる
例)卒業論文|とは…
②「参考資料」タブ→「脚注」グループの「脚注の挿入」または「文末脚注の挿
入」をクリックします。
文末に脚注を入れたい時
各ページ末に
脚注を入れたい時
★注意
脚注を消した時に参考文献を失うのを防ぐため、論文とは別のファイルに参考文
献を作成することを推奨します。
最後の脚注を改行して参考文献のファイルから貼り付けすると失敗しません。
20
2.脚注線を消す
(1)「表示」タブ(枠①)をクリックします。
「文書の表示」グループで、
「印刷レイアウト」が選択されています(オレンジ
色になっています)ので、「下書き」ボタン(枠②)をクリックし変更します。
②
①
(2)「参考資料」タブ(枠③)→「脚注」グループの「注の表示」(枠④)を
クリックすると、画面の下部に⑤が表示されます。
③
⑤
④
(3)⑤の▼をクリックし、「脚注の境界線」(枠⑥)を選択します。
⑥
」
(4)線(枠⑦)の部分をドラッグして反転させた状態で、
「Delete」キーを押します。
⑦
(5)「表示」タブから、下書き→印刷レイアウトに戻します。
21
3.脚注の書式設定
(1)「参考資料」タブ(枠①)の「脚注」グループの右下にある
クリックします。
(枠②)を
(2)「脚注と文末脚注」の「書式」(枠③)で
脚注番号の書式を変更することができます。
①
②
③
☆番号書式:脚注番号の種類を変えることができます。
☆開始番号:脚注番号の開始番号を設定できます。
全 半
角 角
☆「書式番号」が全角の場合、2桁以上だと、
数字が縦に並びます。
1
(
1
0
)
2
桁
以
上
★脚注番号の書式にこだわりがないのであれば、
書式番号を漢数字にすればこのような問題は起こりません。
22
(1)(2)(3)
( )( )( )
縦書きの場合に注意すること
☆「番号書式」が半角の場合:数字が横向きになります。
全角の場合:数字は縦向きになります。
2
3 …
…
4.脚注番号を変更する
※脚注の数が多い場合、すべてを変更するのには非常に手間がかかります。
①本文中の変更したい文末脚注(脚注)の下に
カーソルを置きます。
※選択の必要はありません。
②「参考資料」→「脚注」の右下にある
をクリックします。
③「任意の脚注記号」に()をつけて半角で数字を入力し「挿入」を押します。
※かっこ「()」も半角で入力(例:(14))
↓挿入後はこのようになります。
上:変更前の脚注
下:変更後の脚注
23
④③で挿入した脚注の数字部分のみを選択し、「ホーム」→「段落」→「拡張書式」
→「縦中横」で、「OK」をクリックします。
※縦中横をした数字は大きくなってしまうので注意してください。縦中横の後、
再度選択して文字サイズを変更してください。
※実際に変更した部分しか変わらない(この場合は脚注のみ変わって、文末脚注
の部分は変わっていません)ので注意してください。
↑文字サイズを 10.5 から6まで下げました。
⑤元の文末脚注を削除(選択して Delete キー)します。
※文末の脚注部分も同時に削除されます。
※先に脚注番号を入れるのは、今編集している場所が何番かをわかりやすくするため
です。任意の脚注記号で入力したものは、後にその脚注前に新たに脚注を入れても自
動番号の振り直しがされません。
またすべて手打ちで番号を入力する作業が必要になります。
24
5.脚注番号に括弧を付ける
「(1)」のように、括弧付の脚注番号を挿入する方法を紹介します。
この設定は必ずすべての脚注を挿入した後に行ってください。
(1)すべての脚注を挿入します。
(2)「Ctrl キー」+「H キー」を同時に押して
下図のダイアログボックスを表示させます。
(3)下記の番号(枠①~⑤)に従って操作してください。
①
脚
注 →^f
文末脚注 →^e
と入力
すべて半角
② (^&)と入力
③ ↓クリック
⑤
すべて半角
↑クリック
④
「あいまい検索」の
チェックをはずす
25
6.脚注のよくある質問
1.文字などを貼り付けたらリンク(青い線)が出る
→「ハイパーリンク」を解除すればよい。
【方法】青い線(リンク)の上で「右クリック」、その後“ハイパーリンクの削除”
をクリック
2. 脚注番号や文末脚注番号がおかしくなった
→脚注番号を振りなおすとよい。
【方法】(1)「参考資料」→“脚注”のダイアログボックスを出す
(2) “開始番号”を「1」に、番号の付け方を「セクションごとに振り直し」
に設定する。
(3)「適用」を押す。
26
3. 脚注をページごとに 1 から振りなおしたい。
→「ページごとに振り直し」をするとよい。
【方法】(1)「参考資料」→“脚注”のダイアログボックスを出す
(2) “開始番号”を「1」に、番号の付け方を「ページごと振り直し」に設
定する。
(3)「適用」をクリック。
4. 脚注を消したい
必要ではない脚注の削除は、下段の脚注ではなく文章内の脚注番号にカーソルを置き
「Delete」 キーを押せば削除できます。なお脚注番号は自動的にふりなおされます。
27
印刷設定の方法
袋とじ印刷の仕方、注意点
2 アップ印刷の方法
1.袋とじ印刷の仕方
袋とじ印刷とは 1 枚の用紙に 2 ページ分を印刷し、中央を山折りして、
とじる方法です。指定した 1 枚の用紙にきれいに 2 ページずつ配置できるため、
大変便利です。
(1)「ページレイアウト」タブ→「ページ設定」グループの(枠①)を
クリックしてください。
①
(2)「用紙」タブ(枠②)をクリックし、
「用紙サイズ」(枠③)をB4にします。
③
袋とじ印刷を行うときは
用紙サイズは
B4 サイズ
で印刷してください。
これは、印刷した用紙を折ると、
B5 サイズになるためです。
28
②
①
(3)①「余白」タブ(枠①)をクリックします。
②「印刷の向き」
(枠②)の、
「横」を選択
③「印刷の形式」
(枠③) をクリックし、
「袋とじ」を選択
④ 上記の設定を行い「OK」ボタンを
クリックします。(枠④)
②
※袋とじの設定でのページ番号は
1 枚の用紙に
奇数ページは左(上)
偶数ページは右(下)
と配置されます。
ページ番号をふり直す場合には注意
してください。
③
④
以上で設定は完了です。これで印刷を行えば、袋とじ形式で出力されます。
(※余白の設定は P.3『ページ設定の方法』を参照)
※袋とじ印刷の注意点
袋とじ設定をした場合、後からページ設定を変更するとレイアウトが大きく乱れる
ことがあります。修正も困難ですので、袋とじ設定をする場合は、
先にページ設定をしてから行ってください。
※注)ここでは「袋とじ印刷」「B4サイズ」の場合です。
ゼミ担当教員によっては、「袋とじ印刷」「A3サイズ」の場合もあります。
ゼミ担当教員の指示に従ってください。
29
2. 2 アップ印刷の方法
2 アップ印刷とは、1 枚の紙に 2 ページ分印刷ができる方法です。
※2 アップ印刷では、袋とじ印刷のように後からページ設定を変更しても、レイアウ
トに大きな乱れが出ることはありませんが、余白に乱れが出ることがあります。
①
① 「オフィスボタン」(左上)をクリックして、「印刷」(枠②)を選択します。
表示された画面のプリンタ名の右にある「プロパティ」ボタン(枠③)を
クリックします。
②
③
30
②「原稿サイズ」と「出力用紙サイズ」を(枠④)設定します。
※出力サイズは印刷される紙の大きさです。2アップ印刷を行うと、
1ページのサイズは出力用紙サイズの半分の大きさになります。
例えば、A4 の紙を2枚並べた様に印刷したい場合、
その2倍の大きさの「A3」を選んでください。
③「まとめて1枚(N)」の をクリックすると、メニューが表示されます。
その中の「2 アップ」(上から 2 番目)をクリックします。(枠⑤)
④「OK」ボタン(枠⑥)をクリックして設定は完了です。
④
⑤
⑥
31
「順方向」「逆方向」について
「2 アップ」を選択すると、その下に「印字方向」の選択枠が表示されます。
(枠①)
ここで希望の印字方向を設定できます。
※印刷の仕上りは、②のように表示されますので参考にしてください。
②
①
32
「順方向」:原稿の向きが縦の場合は、左に 1 ページ目、右に 2 ページ目という
ように印刷されます。(図 1)
原稿の向きが横の場合は、上に 1 ページ目、下に 2 ページ目という
ように印刷されます。(図 2)
図1
図2
「逆方向」:原稿の向きが縦の場合は、左に 2 ページ目、右に 1 ページ目という
ように印刷されます。(図 3)
原稿の向きが横の場合は、上に 2 ページ目、下に 1 ページ目という
ように印刷されます。(図 4)
図3
図4
33
図の挿入について
文字列の折り返し/表の挿入
1.文字列の折り返し
画像を選択している場合のみ現れる「図ツール・書式」タブ→「配置」グループ→「文
字列の折り返し」で、文字列の折り返しの設定することにより、画像の周りの文字の
跳ね返し方を変えたり、画像を自由に動かしたりすることができます。文字列の折り
返しには行内、四角、外周、背面、前面、上下、内部などから選択できます。
① 行内
画像を挿入すると、まずこの「行内」で表示されます。画像を文字と同じように扱う
ため、ドラッグによる移動の自由度は低いです。
34
② 四角・外周・内部
四角
外周
内部
図は左から四角、外周、内部で設定したものです。どれも跳ね除けられた文字が図の
上下左右に配置されますが、その跳ね除け方に若干の違いがあります。
四角は画像を四角で囲った部分を跳ね除けて文字が配置されます。
外部・内部は画像を縁取った部分を跳ね除けます。この状態からさらに「折り返し点
の編集」をクリックすると、図のような赤線と黒い点が現れます。黒い点を動かすこ
とにより、跳ね除ける範囲を編集することが可能です。
③ 背面・前面
左が背面、右が前面で設定したものです。
背面は文字の後ろに画像が移動するため、画像の上の文字が重なって見えます。
前面は逆に文字の前に画像が移動するため、文字の上に画像が重なり、後ろの文字は
見えなくなってしまいます。
④ 上下
画像の上下のみに文章が配置され、横には全く文字が入りま
せん。
35
2. Excel の表を Word に挿入
(1)Excel の挿入したい表を選択し、コピーします。
(2)任意の場所に貼り付けます。この時、そのまま貼り付けることも可能ですが、
「ホ
ーム」タブ(枠①)の「クリップボード」グループの「貼り付け」ボタン下部「▼」
をクリック(枠②)し、「形式を選択して貼り付け」(枠③)を行うことができます。
①
②
③
(3)貼り付ける形式は右上図の8種類から選べますが、これらは大きく分類すると
3つにわけることができます。用途によって使いわけると便利です。
① 表として貼り付け
Excel の表としての形を維持するため、貼り付けた後も
文字や形式の変更が可能です。
・Microsoft Office Excel ワークシート オブジェクト
・リッチテキスト形式
・HTML 形式
「Microsoft
Office Excel ワークシート オブジェクト」形式で貼り付け→
② 文字として貼り付け
文章として表示されます。
横の行は一行とみなされます。
・テキスト
・Unicode テキスト
36
「テキスト」形式で貼り付け→
③画像として貼り付け
画像データに変換されます。
表や文字としての機能は使えなくなります。
・図(Windows メタファイル)
・ビクトルマップ
・図(拡張メタファイル)
「図(Windows メタファイル)」形式で貼り付け→
37
アンカーについて
1. 「アンカー」って何?
「アンカー」とは挿入された図でテキストの折り返しが[行内]以外(浮動オブジ
ェクト)で、編集記号が表示されているときに、図が選択されると現れるものです。
挿入した図のテキストの折り返しが[行内]以外の場合、図(浮動オブジェクト)
は自由に配置できるわけですが、そのような図も本文のどこかの段落に所属していま
す。その図がどの段落にくっついているのかを表すのがアンカーの役割です。
2. 「アンカー」の表示の仕方
アンカーは表示設定を行っていない場合、表示されません。以下の手順を行うこと
により、表示させることができます。
(1)「ホーム」ボタン(赤丸)をクリックして、「Word のオプション」(枠①)をク
リックします。
(2)
「表示」タブ(枠②)の「常に画面に表示する編集記号」の「アンカー記号」
(枠
③)にチェックを入れて、完了です。
②
38
①
③
3. 「アンカー」の固定の仕方
アンカーの固定を行うと、文章を改行したりしても画像が動かなくなります。
(1)図を固定しておきたい段落まで、アンカーを移動させます。
(2)図を選択した状態で、「書式」タブ(枠①)(画像を選択することによって表示
されます)の「配置」グループの「位置」ボタン(枠②)をクリックします。
(3)「位置ボタン」をクリックすると、メニューが出てきます。
その中の「その他のレイアウトオプション」(枠③)をクリックします。
①
②
③
(4)
「レイアウトオプションの詳細設定」
のウィンドウ(ダイアログボックス)の「配
b
置」タブの「アンカーを段落に固定する」にチェックを入れ、右図のようにアンカー
のマークが鍵のついたものに変われば、完了です。
→
39
よくある質問
卒論作成時に多い質問集
Q.1 「行間」はどうやって設定するの?
(1)「ホーム」タブ(枠①)をクリックします。
(2)
「段落」グループの右下にある
(枠②)をクリックして開きます。
①
②
(3)「インデントと行間隔」タブ(枠③)の項目をクリックします。
(4)「間隔」の数値(枠④)を変更し任意の行数に設定します。
③
④
40
⑤
(5)「OK」ボタン(枠⑤)をクリックします。
※「段落」ツールから直接「行数」を変更することも可能です。
41
Q.2 「行頭」はどうやって設定するの?
(1)「ホーム」タブ(枠①)をクリックします。
(2)
「段落」グループの右下にある
(枠②)をクリックして開きます。
①
②
(3)「インデントと行間隔」タブ(枠③)をクリックします。
(4)「インデント」の数値(枠④)を任意の数値に変更し、行頭を揃えます。
③
④
⑤
(5)「OK」ボタン(枠⑤)をクリックします。
42
Q.3 句点が末尾に来ると、他の行の末尾よりはみ出した形になってしまう!
(1)「ホーム」タブ(枠①)をクリックします。
(2)「段落」グループの右下にある
(枠②)をクリックして開きます。
①
②
(3)「体裁」タブ(枠③)をクリックします。
(4)「改行時の処理」欄より「句読点のぶら下げを行う」のチェック(枠④)
を外します。
③
④
43
解説
設定なし
設定あり
「設定なし」…赤枠部分の余白部分
にはみ出しています。
「設定あり」…余白部分にはみ出す
ことなく収まっていることが分かり
ます。
※ 1行の文字数を統一したい場合は、
「禁則処理を行う」のチェック(枠⑤)も外
します。
⑤
44
ちょっと便利なショートカット
[Ctrl] + [C]
[Ctrl] + [X]
[Ctrl] + [V]
[Ctrl] + [Z]
[Ctrl] + [Y]
選択した文字列をコピー。
選択した文字列を切り取る。
文字列を貼り付ける。
(Ctrl + C や Ctrl + X したものも貼り付きます)
直前の操作を元に戻す。(1 つ前に戻ります)
直前の操作を繰り返す。
[Ctrl] +[→] ,[←]
[End]
[Home]
[Ctrl] + [End]
[Ctrl] + [Home]
[Ctrl] + [↓], [↑]
[Ctrl] + [PageDown]
[Ctrl] + [PageUp]
一単語右または左へ移動。
行末へ移動。
行頭へ移動。
文書の末尾へ移動。
文書の先頭へ移動。
1つ下または上の段落へ移動。
次ページの先頭へ移動。
前ページの先頭へ移動。
[Ctrl] + [S]
[F12]
[Ctrl] + [P]
[Ctrl] + [Alt] + [I]
[Ctrl] + [F]
[Ctrl] + [H]
文書を上書き保存。
名前を付けて保存。
文書を印刷。
現在の画面と印刷プレビュー画面を切り替える。
選択文字で検索。
選択文字を置換。
最後に…
この冊子は、Word2007 の一般的な設定方法です。
ゼミ担当教員によって、余白や文字数・行数が異なります。
卒論の体裁は担当教員に確認してください。
45