~翼を張れよ、世界の風に!~ 進路通信 Ise High School

~翼を張れよ、世界の風に!~
進路通信
No.5
Ise High School
H22.5.31
♠部 活 は 終 わ っ た ? ♠
昨日で、高校総体三重県大会が終わり、引退した人達も多いのではないか。君たちの中
には、まだ、これから東海大会、インターハイに向けて闘志を燃やし、更に鍛錬を摘む人
達もいる。いずれにしろ、これから本番の試験に向かって、自分で自分に区切りを付けて
進んでいかなければならない。何をするにも、本気になって覚悟を決める事が大切だ。そ
れ を 、「 腹 を 据 え る 」 と い う 。
君はこれから生きていく道で、何度も腹を据えなければならない事に出会う。腹を据え
た人間は、いい顔をしている。君はいい顔をしているか。
♠模 試 の 判 定 っ て 何 な ん だ ? ♠
全統マーク模試の結果が返ってきた。どうだったか?期待どおりだったか?
自分の模試の合否判定結果を見てみよう。A~Eの判定が付いている。GやHと付いて
いる人は、科目や範囲が足りないとか、登録が間違っているとか、要するに判定不可の人
だ。
で は 、 E 判 定 の 人 。 全 統 模 試 で は 、 合 格 可 能 性 が 20 パ ー セ ン ト 以 下 を E 判 定 と し て い
る。此の、Eはいったい何なのか。可能性がほとんどないということか。自分の志望する
大学の定員を確認し、次にその大学における自分の順位を見てみよう。募集定員の枠内に
入っているか、それともはみ出しているか。はみ出しているとすれば、どれぐらいの人数
が自分の上にいるのか。
つまり、合否判定というのは、必ずしもAでなければならないというわけではなく、重
要なのは、志望校の定員に対して、自分はどの位置にいるかだ。実際の入試で、定員の枠
内 に 自 分 が い れ ば 合 格 す る 。ト ッ プ で 合 格 す る 必 要 は な い 。そ れ だ け の こ と だ 。も ち ろ ん 、
模試の希望者と実際の受験者は同じではない。たから、今の段階で、判定が悪かったから
といって、志望校を変えていく必要などない。悪かったのなら、気を取り直して本気で勉
強すればよい。
逆にA判定を取り続けている人は、今の志望校を再考して、自分の可能性を広げてみる
のも良い。入試というのは本番が終わってしまうまで誰にも結果を予測することは出来な
いのだ。
一つ確実に言えることは、本番の試験の、終わりの合図があるぎりぎりまで諦めず努力
し続けた人が、やっぱり、強い。自分の身を置いている状況に対して、逃げずに立ち向か
い、最善の方法を尽くそうと努力する人は、こうれからもきっと、そうやって生きていく
のだろう。社会に出たら、そんなことの繰り返しだ。
♠参 考 書 ・ 問 題 集 は ど う や っ て 選 ぶ の だ ろ う ? ♠
君たちに良く質問される。良い問題集や参考書をありませんかと。その度になるべく丁
寧に、参考になるように答えようと努力している。確かに、良い問題集・参考書に出会う
と、まるで宝物を見つけたみたいにうれしくなる。また、自分が薦めたものを使ってくれ
-1-
ているのを見ると本当にうれしい。
しかし、いくら良い参考書を持っていたり指導者に付いたとしても、試験を受けるのは
自 分 だ 。ス ポ ー ツ で 考 え て み る と よ く わ か る 。良 い コ ー チ に 教 え て も ら っ て い た と し て も 、
実際に試合をするのは自分だ。自分の力でピンチを切り抜けなければならない。代わりに
試合に勝ってくれるわけではない。そのコーチのいうことを自分でどんな風に取り入れて
消 化 す る の か 、言 葉 は 悪 い が 、ど ん な 風 に 利 用 す る の か 、そ の 見 極 め が 大 切 な の だ と 思 う 。
人や物に頼り切って、自分で考えようとしない人は、試合にも勝てない。勉強も同じだ。
どうやって勉強するのが一番効果的かを自分で考えることが出来ず、誰かが自分を引き上
げてくれるだろうと待っている人は、その機会さえ気づかずにいたりする。
ましてや、人に勉強の計画を立ててもらうようなことがあるとすれば、勉強している自
分はいったい誰のものなのか、ということになる。
もう一ついえば、良い参考書や問題集を自分で見極める力を付けていくことが物事の始
まりかもしれないとも思う。
♠お 知 ら せ ♠
* 小 論 文 添 削 指 導 の 希 望 者 受 付 を 本 日 か ら 始 め ま す 。・ ・ ・ ・ ・
入試に小論文、志望理由書、などが必要になりそうな人は、裏の説明をよく読んで進
路室に申し込んでください。
* 6月 4日 16時 か ら 、 志 望 別 大 学 集 会 を 開 き ま す 。・ ・ ・ ・ ・
この集会の目的は、進路室が入手した大学の情報をその都度、皆さんに説明し、志望
者同士が互いに顔をあわせて励まし合うのが目的です。今回は、東京大学・京都大学・
大阪大学・神戸大学・三重大学工学部です。ただし、三重大学は資料の関係で、集会を
実施するかどうかは、当日再度連絡します。名古屋大学や医学部希望者も、近日中に予
定しています。6 月 4 日の集会場所は以下のとおりです。
東京大学・・・・・・・・・第 1 講義室
京都・大阪・神戸大学・・・物理室
三重大学工学部・・・・・・視聴覚室
時 間 : 16 時 ~ 16 時 30 分
ま た 、先 週 金 曜 日 に 、進 路 通 信 N o .5 で 連 絡 し ま し た が 、同 時 間 に 、大 会 議 室 に て 、
「教育実習生を囲む会」を実施します。
♠更 に ♠
視野を広げ、物事を論理的に考え、洞察力を鍛えるために、新聞を読もう。特に、政治
欄・経済欄・国際欄は、教養として特に読まなければならない。
教養の深さは、テストの点数だけでは測れない。テストでよい点数を取るのは、手段で
あって目的ではない。本当の教養人に育って欲しい。
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平成22年度
小論文指導
小論文、第1期の申込を本日より受け付けます。
希 望 す る 生 徒 は 下 記 の 期 間 内 に 次 の 要 領 で 各 HR 担 任 に 申 込 を す る こ と 。
申
第1期
第2期
第3期
第4期
①
込 期
間
5 月31日(月)
9 月
12 月
1 月
H22.5.31
1日(水)
7日(火)
25日(火)
~
~
~
~
6 月
4日(金)
9 月
3日(金)
12 月 9日(木)
1 月 27日(木)
右書式の申込用紙が進路指導室入ってすぐのレターケースにあるので、太
枠内すべてに記入をする。
②
必 ず 1 年 分 以 上 の 過 去 問 を 添 付 し 、 HR担 任 に 提 出 す る 。
過 去 問 が 入 手 困 難 な 場 合 、 HR 担 任 に 相 談 す る 。
③
各期の締切後、小論文指導担当者の割り当てを行い、決定した担当者名を記
入した申込用紙と過去問を返却するので、それを持って担当者に指導
を受けにいく。
生徒が直接先生に指導をお願いしても、受け付けません。
必ずこの方法で申込をすること。
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