北播磨地域表敬訪問 - 特定非営利活動法人 兵庫県防災士会

■兵庫県支部だより
東播地域担当
北播磨地域表敬訪問
南海トラフ大地震と同様に懸念されている山崎断層帯の主部にあたる北播磨地域では、防災士の育
成は進んでいるものの、その後のスキルアップや活動が少ないことから、大石理事長を筆頭にして、
北播磨県民局長・多可町長・西脇市長への表敬訪問をさせていただいた。
【日
時】2014 年 1 月 30 日(木)
11:00~15:00
【防災士】大石伸雄理事長・田辺義博事務局長・横山恭子東播地域担当理事・足立順男会員
兵庫県北播磨県民局にて、竹本県民局長・池
田総務企画室長・前野総務防災課長に、兵庫
県防災士会の説明と活動事例を紹介した。
竹本局長からは、兵庫県が養成している「ひ
ょうご防災リーダー」のスキルアップ協力や、
行政と地域とのパイプ役としての今後の活動
に期待され、
「防災課の担当者全員に、防災士
の資格を取得させるのはどうか?」などと、
終始和やかな雰囲気で話が弾んだ。
多可町役場にて、戸田町長・吉田防災監・竹
内生活安全課長にご説明をさせていただき、
多可町の取り組みや今後の連携についての前
向きな意見交換が出来た。
多可町では、
「自主防災組織(集落)活動助成
金」を交付して防災士育成に取り組まれてき
たが、その後、地域の防災リーダーとして十
分に力が発揮できていないとのことで、多可
町の防災士のスキルアップに御協力させてい
ただきたいと提案した。
西脇市役所にて、片山市長・森脇防災対策課
長にご説明をさせていただき、西脇市の地域
防災の現状を聞かせていただいた。
北播磨地域は、1級河川の加古川水系に位置
し、水害が多いことから自主防災組織の防災
力強化を図りたいが、温和な地域だけに危機
感も少ないとのことで、今後、地域の防災リ
ーダー育成や防災意識啓発活動などの連携を
お願いしました。
この度は、北播磨県民局・多可町・西脇市の3か所だけの訪問でしたが、北播磨地域の今後の発展
のため、行政との連携を深め地域防災力を向上させていきたいと思います。
そのためには、まず「同志・仲間を増やすこと!」会員が活動しやすい「防災」という名の「出会
い・ふれあいの場」を築きたいと思います。
(文責
特定非営利活動法人兵庫県防災士会
横山恭子)