29号

八千代環境市民連絡会ニュース 29 号
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八千代
環境市民
第 29 号 2010 年5月5日発行
発行責任者:八千代環境市民連絡会世話人代表 佐藤素子
http://www.geocities.jp/kankyosimin/ 問い合わせ(TEL&FAX)
:047-450-8468
2009 年度第 5 回定例会 報告
2010 年 3 月 16 日 出席者4名
今回は当会をホームページで知ったという八千代市在住のSさんがこられ、新しいタイプの太
陽熱給湯器について話を伺うことが出来ました。このタイプの給湯器はメーカーは違いますが、
今年2月に新エネルギー大賞を受賞したり、横浜市が実証実験を始めるなど効率の良い新エネル
ギーとして最近注目されています。そこでこのシステムの解説をお願いし、3ページに掲載しま
した。まだ本当に新しい技術のようで、当然この先メンテなどの不安がありますので、推薦して
いるわけではありません。ホームページの更新を根気よくを続けてくれているA氏にも感謝です。
また、28 号に八千代市の里山保全と歴史をあわせて観光資源として活用することの提言を寄
稿してくれたNさんも出席し、八千代市の里山保全計画策定作業で調査中の6箇所はいずれもそ
れが可能であると熱く語られ、里山保全が点でなく、面としても可能であると感じることが出来
ました。
また、環境団体の活動をもっと市民に知ってもらいたいが、サポセン祭りは実行委員の負担が
大きいことや会場の広さに対し団体の数が多く、積極的な出展の呼びかけが出来にくいなどのデ
メリットがあり、出来れば手軽に環境フェアが実現できる方法を考えたいとの提案には、イオン
や青年会議所が開く環境フェアに多くの団体が参加できるよう、お願いしてはどうかとの意見が
だされました。これらの情報をお持ちの方は是非お知らせください。
2009 年度決算
2010 年 4 月 1 日作成
項目
繰越
会費
助成金等
郵送費
印刷
運営事務費等
入金
37,580
5,000
8,000
小計
繰越金
50,580
14,090
36,490
50,580
50,580
合計
出金
12,690
420
980
2010 年度
、最近、活動が停滞きみであったた
め、2009 年度は会費納入の呼びか
けを控えたところ、会費収入が減尐
有馬:13,193 佐藤:24,387
し、繰越金が減尐しました。
1000 円*5 人
ちばコープ(09 年、10 年) いっぽう、2ヶ月に一度の定例会と
便り郵送 6 回、その他 1 回 会報発行が定着することでいつで
も誰にでも開かれた紙面や発言場
交流会便り
所を提供することになり、それが会
用紙、印字サービス
の存在意義となってきたように感
じています。賛同いただける方は今
有馬:20,962 佐藤:15,297
年は会費納入をお願いします。
第 1 回定例会
入会随時受付中
日時:平成 22 年5月 17 日(月) 14 時~16 時 00 分
(今年度は第3月曜日、14 時からに変更しました。)
場所:八千代市民活動サポートセンター
八千代市ゆりのき台 5-30-6)電話 047-481-3222
環境活動に関心のある方はお気軽においでください。
内容:活動報告、市内の環境情報などの意見交換
(
1
年 会費:1000 円/年
(個人・団体とも)
郵便振替口座:00120-2-576558
口座名称 八千代環境市民連絡会
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八千代環境市民連絡会ニュース 29 号
八千代自然と環境
を考える会から
①
2009 年度水辺の環境調査
②
在来野草保存園と周辺の保全事業
① 2009 年度水辺の環境調査
八千代自然と環境を考える会は 1995 年から毎年 10 月に市内の水辺 30 数箇所で水辺の環境調査を
行って、各水辺の変化や問題点を明らかにしてきました。今年の調査結果がまとまりましたので、環
境ニュース 61 号としてまとめました。(この連絡会ニュース送付の方には同封しております)
調査地点数、調査項目、調査回数ともに多く、全体を見ることは困難ですが、興味のある地点だけ
をごらんいただけると幸いです。また、個別の数値資料などに関心のある方は佐藤までお申し出くだ
さい。
②
在来野草保存園及び周辺の保全事業
八千代自然と環境を考える会は市の 1%支援事業に
昨年に引き続き上記表題の事業で申請しました。
私たちの会は、当初水質調査などを通じて、印旛沼
の水質改善には、生活排水の浄化だけでなく、雨水を
地中に十分涵養させることが大事だと学びました。
河川の水質は流域下水道の普及に伴い、水質の指標
COD は良好になってきましたが、都市部や農地からの
窒素分流入や湧水量の低下などで、流入先の印旛沼の
水質は水道水源としては全国ワースト 1 位です。
また、都市化や水田の乾田化により、地域本来の自
然が希尐になり、ホタルやトンボが減尐し、在来の野
草も減尐しています。八千代市の自然にとっても、印
旛沼の水質にとっても、里山の保全がもっとも大切で
す。
そこで私たちは八千代市保品の休耕田を無償で借り
受け、急激に減尐している地域の在来野草の保存と、
冬期湛水により生物多様性の回復を図っています。
八千代市の自然に深山はありませんが、台地に斜面
林と谷津田が細かく入り込み、規模は小さくても多様
な生物が共存できる素晴らしい自然です。
現地での活動日は第3水曜日を基本に、月1,2回、
草刈や水路、あぜ道の補修などを行っています。野草園では、ナガボノ
シロワレモコウ、サクラタデ、ノハナショウブ、ミクリなど湿生植物を
中心に多くの種を保全しています。また、周辺には、カントウタンポポ
やキンランが自生し、ヘイケボタルやサワガニもいます。鳥やトンボの
種類も多く、時には猛禽類の飛来も見られます。四季折々、いつ行って
も、楽しめます。
野草園のある、保品間谷津・伊勢谷津は水田の乾田化や山林の荒廃が
進む八千代市にあって、随一の谷津田本来の自然の残る場所です。
この素晴らしい自然を八千代に残したいものです。現地の作業を手伝
った下さる方や見学をご希望の方は、ご連絡ください。
連絡先 047-450-8468
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佐藤
ノハナショウブ
ミ クリ
八千代環境市民連絡会ニュース 29 号
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新エネルギー機器の紹介
はじめまして
ターフガイド 代 表 鈴 木 秀 樹
私どもターフガイドは、省エネ・新エネ機器の販売施工にて事業者の経費削減環境保全の視点に立
った業務を展開してまいりました。
この度八千代市に於いて省エネルギー新エネルギービジョンを打ち出されました。当社は市よりの依
頼で業務をしているわけではございませんが、地元として今までの業務のノウハウを尐しでも普及さ
せ、結果地球温暖化防止(CO2 の削減)・環境保全の御役に立てないかと考えてまいりました。3月度
の環境市民連絡会の定例会に参加させて頂き、市内の環境問題の情勢等を勉強させていただき、また
当社の扱う太陽熱給湯システムの紹介をさせていただきましたところ関心を持っていただきました
ので、簡単ですがこの場をお借りいたしまして太陽熱給湯システムの御紹介をさせていただきます。
1、強制循環方式
尐量の不凍液を屋根上の集熱器と地上の
蓄熱槽(タンク)の間に巡回させ、タンク
の中で熱交換させてお湯を作ります。よ
って水(お湯)は地上にありますので屋根
に重い負担をかけません。また真冬にも
凍結することがありません。水そのもの
を巡回させませんので清潔なお湯がタン
クの中に確保されます。湯枯れすること
もありません。使用エネルギーが年間
1000 円程の電気代だけです。
ヒートパイプ真空管集熱器採用/強制循環方式
太陽熱給湯システム
2、ヒートパイプ真空管集熱器
(平板式集熱器との違い)
・外気温の影響をほとんど受けない。
(真空状態を 15 年保証)
・丸くて 1 本ずつ間があいているので風のあお
り受けづらく雪なども積もりづらい。
・朝夕の斜めからの光でも集熱しやすく、放射
熱もほとんどない。(熱が逃げない)
・何かの飛来物で損傷してもシステムダウンを
集熱器
起こさ ずパイ プ 1 本ごとの 交換が できる 。
(JIS 規格クリアの強化ガラス)
・タンクを背負っていないため、軽く、ほとんどノンメンテナンス。
以上が商品の主な特徴です。
商品の導入コストはシステムの構成によりますが、定価で 110 万円~150 万
円です。また別途施工費が 15 万円程かかります。通常リフォームローンで 15
年位で導入される方が多いです。今後市内で導入していただける方には特別価
蓄熱槽
格で提供させて頂きます。
車の買い替えもエコカーになる時代、自宅のリフォームなどの際には省エネ新エネ機器を導入を検
討されてはいかがでしょうか。
問合せ:090-7726-4893 鈴木
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八千代環境市民連絡会ニュース 29 号
1 時から総会、
2時から白鳥孝治氏による講演
「印旛沼開墾魂に学ぶ」
行事等のお知らせ
1.八千代市が不法投棄連絡員を募集
 応募期間:6月 21 日(月)まで(必着)
 応募資格:市内在住で、年2回程度平日
昼間の会議に出席できる、成人の方
 応募方法:応募用紙に必要事項を記入し、
持参(市役所、支所、連絡所)、郵送若し
くはFAX、メールにてお送りください。
 不法投棄連絡員の役割:不法投棄を市へ
通報、会議に出席(平日昼間・年数回)、
市が企画する啓発活動等への参加など
( 全て都合の許す範囲で結構です。
)
 活動への対価:無償
 任期:平成 22 年7月1日~平成 24 年6
月 30 日
同じ地域からの募集が多数にのぼった場合は、
調整をさせていただきます。
問い合わせ・申し込み : 八千代市安全環境
部クリーン推進課
〒276-8501 八千代市大和田新田 312-5
TEL:047-483-1151(内線 3225)
FAX:047-484-3284
E-Mail:[email protected]
4.千葉県環境研究センター2010 年度公開講座
第1回「騒音、悪臭、NOx 測定等の体験を含めた
センター施設見学会」
開催日: 5 月 22 日(土)10:00~16:00
会場:千葉県環境研究センター本館、新館
(市原市岩崎西 1-8-8)
内容:騒音と排気ガスの簡易測定体験・嗅
覚チェック・ダイオキシンや放射能測定の施
設見学
第2回「ふれてみよう、房総の地質」(予定)
6月 12 日(土)10 時~16 時
会場:千葉県環境研究センター水質・地質
部(千葉市美浜区稲毛海岸 3-5-1)
内容:地層の液状化実験、地震計の見学、
地下水の調べ方など体験と講義
申込・問い合わせ先: 千葉県環境研究センター
企画情報室(市原市岩崎西1-8-8)
http://www.wit.pref.chiba.lg.jp/】
電 話 : 0436-24-5309
FAX : 0436-23-3598
Email:[email protected]
5.八千代市の平成 22 年度「1%支援制度」
支援対象団体の申請は終了し、6月15日に支
援団体と事業が公表され、納税者からの選択届
け出は6月 15 日から8月 16 日となっておりま
す。選択届け出をお忘れなく。
2. 八千代市環境部主催
「春の菖蒲谷津・自然観察会」
日 時: 5月 22 日(土)9時 30 分
「やちよふるさとステーション」入り口集合
12:00 解散予定
定員 20 名 参加費 50 円(保険料として)
雨天中止
市内北部の平戸地区にある「菖蒲谷津」は、
国道 16 号がすぐ近くを走り、新川にも近い田ん
ぼや湧水のある自然豊かな小さな里山です。自
然観察指導員2名の方の説明でご案内します。
申し込み・問い合わせ:八千代市安全環境部
環境保全課 担当:高橋、谷口
〒276-8501 八千代市大和田新田 312-5 電
話:047(483)1151 内線 3215
6.助成金
(財)印旛沼環境基金 が助成金交付団体を募集
しています。印旛沼の環境保全のための活動をし
ている団体等で助成金額は 20 万円以内、応募締
め切りは平成 22 年6月 11 日(金)詳細は印旛沼
環境基金事務局 電話 043-485-0397 にお問合せ
を
3.印旛沼環境団体連合会総会と講演(予定)
日時:6月 11 日(金)13 時~16 時 30 分
会場:北総県民センター(印旛合同庁舎)ホー
ル 佐倉市鏑木仲田町
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