第40期 報告書 2007年4月1日∼2008年3月31日 株式会社 日本デジタル研究所 株主の皆様へ 株主の皆様には、 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。 当社第40期事業年度( 平成19年4月1日から平成20年3月31日まで) が終了いたしましたので、 ここに当期報告書をお届けいたします。 昭和43年の創業から現在まで、当社は会計事務所の実務に特化した コンピュータシステムを開発し、提供し続けてまいりました。 おかげさまで、本年9月、当社は創立40周年を迎えることができます。こ れもひとえに、皆様の変わらぬご支援によるものと深く感謝しております。 なお、 これを記念しまして、現在進行する第41期において、1株につき10 円の記念配当を実施いたしたいと存じます。配当の時期につきましては、中間配当、期末配当にあわせて、 それぞれ5円ずつ 実施する予定でございます。株主の皆様におかれましては、 これからも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 さて、 当期における日本経済は、前半の景気回復基調から一転し、後半は米国サブプライムローン問題を端緒とする世界的 株安や原材料高、円高などにより、国内景気の減速感が鮮明になってまいりました。 しかし、 このような情勢下にあっても、当社 の事業は会計事務所という特定のマーケットに特化し、収益基盤が安定していることから、当期も高収益を確保することがで きました。 会計事務所業界は早くからコンピュータ化が進み、中小企業における適正な会計処理や迅速な納税申告に貢献し、 ひいて は税収の安定にも寄与しております。さらに、 日本で中小企業は(中小企業庁の資料に拠れば)全国に400万社以上、全企業 数の99%以上を占めるとされ、 日本経済の屋台骨となっております。一口に中小企業といっても、世界トップクラスの技術を持 つ企業から、地域に根ざした小売店まで、規模、業種、業態も実に様々ですが、 これら中小企業の経済活動を根底で支えてい るのは会計事務所であり、 その数は全国に4万件といわれます。 中小企業は、経営資源を本業に集中させるかたわら、 自前の経理部門を確立することは資金面、人材面から容易でなく、 ま して日本の複雑な税制のもと、中小企業自ら適正な納税申告を行うことは困難です。さりとて、納税申告をはじめ、決算処理、 毎月の帳簿処理は、 およそ企業の経営に欠くことのできない重要な基幹業務です。 そこで、税務会計のスペシャリストである会計事務所が、 そうした中小企業の帳簿処理から決算処理、税務申告、 さらには 経営指導までを一手に引き受け、扇の要のように日本中の企業を顧問しております。そしてまた、会計事務所はあまねく中小企 業の経営を支援し、 これからも経済発展の一翼を担い続けるものと考えております。 しかしながら、今日、企業間競争の激化に伴い、経営改善に向けた顧問先企業からの要求や期待はますます高まるなかで、 1 会計事務所業界は競争と淘汰の時代を迎え、 より発展的で効率的な経営スタイルへと変革を遂げることが重要な課題となっ ております。 会計事務所が直面しているこの課題を根本から解決するため、 当社は『サイバー会計事務所』構想を提唱し、 その推進に 全力で取り組んでおります。 『サイバー会計事務所』構想は、LAN( 事務所内のネットワーク) システムから発展し、会計事務所とその顧問先企業を強 固に結ぶWAN(顧問先企業との広域ネットワーク)の構築をベースとしております。 顧問先企業と会計ネットワークを構築することによって、会計事務所と顧問先企業は、時間と距離を超越した情報交換が可 能となり、会計事務所において業務の大半を占めていたコンピュータへのデータ入力作業も大幅に軽減されることとなります。 同時に、会計事務所は顧問先企業の最新の財務データを常時把握できるようになることから、資金繰り予測や損益分析など、 きめ細かいサービスをタイムリーに提供できるようになり、決算処理や税務申告を中心とした業態からコンサルティング業務にも 力を注げる経営スタイルへ大きく転換することができます。 さらに『サイバー会計事務所』構想は、事務所内の一連の業務をくまなく電子化、 ワークフロー化し、 あらゆる業務が飛躍的 に効率化された高度なコンピュータ空間を会計事務所にもたらします。 当社は『サイバー会計事務所』構想を推し進めるため、ハードウェアからソフトウェア、 ネットワーク、Webサービス、企業会計 システムまで、同構想に必要なエレメントすべてを融合した『サイバー会計事務所』システムの開発に力を注ぎ、積極的な営業 活動を展開してまいりました。 当期におきましては、中小規模の会計事務所向けにネットワークサーバー「JDL SERVER A3300X」や小規模事務所の サイバー化を後押しする「JDL STATION CS」を開発するとともに、企業会計用ネットワークサーバー「JDL Enterprise SERVER f」を開発するなど、 『サイバー会計事務所』構想の要素となる製品ラインナップを拡充しました。 当社は『サイバー会計事務所』構想を強力に推進することによって、会計事務所にさらなる発展をもたらし、 これを通して会 計事務所における圧倒的シェアの獲得を目指します。そして、多くの会計事務所が『サイバー会計事務所』構想を実現する なかで、 自ずと日本中の企業にJDL会計システムが普及し、会計事務所を核とする大きな会計システム市場が形成されるもの と確信しております。 JDLは、次なる50周年に向け、会計システムトップブランドの実現を目指して果敢に挑戦してまいります。 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、 ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 平成20年6月 代表取締役社長 2 営業の状況 当社グループの当連結会計年度の売上高は、279 億 40 百 万円(前連結会計年度比 3.6%減)となり、特需要因のあっ た前期の売上水準には達しませんでしたが、損益面におきま 電子機器事業 コンピュータシステム部門 しては、営業利益 56 億 14 百万円(前連結会計年度比 1.0 コンピュータシステム部門の主たるマーケットである会計事務 %増)、経常利益 58 億 48 百万円(前連結会計年度比0.3% 所業界におきましては、大規模事務所を中心に当社の提唱 減)、当期純利益 34 億 98 百万円(前連結会計年度比1.8% する『サイバー会計事務所』構想*の浸透が深まるなかで、 減)と、前期同等の利益水準を確保することができました。 中規模、小規模事務所においても、同構想による業務改革 主な要因は、コンピュータシステム部門において収益性の が徐々に認知されるようになってまいりました。 高いネットワークサーバー及びソフトウェアの販売が堅調に推 このような状況下、 『サイバー会計事務所』の要素をオール 移したことに加え、販売費及び一般管理費の減少に伴う事 インワンに搭 載した中 規 模ネットワークサーバー「 J D L 業効率の向上、さらには航空事業において収益性改善に向 SERVER A3300X」ならびに小規模事務所の本格的なサイ けた取り組みが順調に進んだことによるものです。 バー化を後押しするデスクトップ製品「JDL STATION CS」 を開発、発売したことから、事務所規模にかかわりなく『サイ 当連結会計年度の事業別、部門別のセグメント状況は次 バー会計事務所』の構築に向けた動きが活発となってまいり のとおりであります。 ました。また、全国各地で「JDLセミナー2007」を開催する など同構想のさらなる浸透に力を注いだ結果、ネットワークサー バーの販売が堅調に推移しました。 『サイバー会計事務所』構想の重要な要素である企業会 計システムへの展開におきましては、中規模ネットワークシ ステムの構築に最適化した専用サーバー「JDL Enterprise *『サイバー会計事務所』構想とは、会計事務所とその顧問先企業 を強固に結ぶ情報処理ネットワークシステムを構築し、これをベース に会計事務所内のあらゆる業務をくまなくシステム化することによっ て業務の飛躍的な効率化を実現し、ひいては会計事務所の業務を、 記帳、決算処理、税務申告にとどまらずコンサルティング業務にま で力を注げる経営スタイルへと大きく変革する構想です。 3 SERVER f」を開発、発売しました。またSQL サーバー対 航空事業 応の管理会計ソフト「JDL IBEX Enterprise 会計」を発売 するとともに、企業向け会計ソフトをリニューアル開発し、 「JDL 定期航空運送部門におきましては、大手との競合を排した IBEX 会計8」及び「JDL IBEX 出納帳8」を発売するな 路線展開や共同運航便(コードシェア便)の拡充が奏功し、 ど、企業の規模、業態に応じて企業会計システムのバリエー 運航収入は期初から安定して推移しました。その結果、売 ションを拡充しました。しかしながら、中小企業を取り巻く景 上高は59 億円(前連結会計年度比0.4%減)となりました。 気の減速感から、企業向け会計システムの販売は当初の予 航空機使用部門におきましては、収益性の高い自社撮影 想を下回って推移しました。 の収入回復に注力するとともに、自社運航の操業度を高める その結果、売上高は207 億 11 百万円(前連結会計年度 ため受託整備を減少させ、事業機の整備に集中しました。 比5.1%減)となりました。 その結果、売上高は3 億 11 百万円(前連結会計年度比 4.5%減)となりました。 LSI部門 この結果、航空事業における当連結会計年度の売上高は 基盤事業である受託開発ビジネスは、上期まで堅調であっ 62 億 12 百万円(前連結会計年度比 0.6%減)となりました。 たものの、下期にやや減速しました。他方、システム機器や 損益面におきましては、さらなる経費節減努力も加わり、営業 知財製品の販売につきましては、当初の予想を下回りながら 利益 1 億 96 百万円(前連結会計年度比197.7%増)となりま も回復基調で推移しました。 した。 その結果、売上高は10 億 16 百万円(前連結会計年度比 10.4%増)となりました。 この結果、電子機器事業における当連結会計年度の売上 高は217 億 28 百万円(前連結会計年度比 4.4%減)となりま した。損益面におきましては、営業利益54億2百万円(前連 結会計年度比1.3%減)となりました。 4 『サイバー会計事務所』構想による会計事務所イノベーション 「サイバー会計事務所」構想とは、会計事務所とその顧問先企業を強固に結ぶ情報処理ネットワークシステムを構築し、これを ベースに会計事務所内のあらゆる業務をくまなくシステム化することによって業務の飛躍的な効率化を実現し、ひいては会計事務 所の業務を、記帳、決算処理、税務申告にとどまらずコンサルティング業務にまで力を注げる経営スタイルへ大きく変革する構想 です。 サイバー会計事務所 顧問先企業 ②高付加価値業務へ業態を高度化し、 収益性の高い会計事務所に変革 Web サービス ネットワークの 高度利用を支援 データの蓄積 ストレージ サービス JDL NETWORK SERVER インターネット ◇ネット監査 電子データ保全・ 履歴管理 ホームページ 運用サービス ◇経営相談 ◇会計データ等 ◇ホームページ ◇各種情報 による情報発信 ◇商品発注 情報発信・顧客獲得 電子データを利用した 経営コンサルティング ソフトウェア ダウンロード ○○商店 システムの最適化 ◇会計データ等 ◇電子帳表類 ⋮ 国税庁 決算処理 月次監査 税務申告 記帳業務 インターネット ◇電子申告 ◇各種届出 5 インターネット ①高度な情報処理空間を構築し、 会計事務所のこれまでの業務を 電子化・システム化 ◇各種情報 規 模 ・ 業 種 に 応 じ た 製 品 に よ る 会 計 事 務 所 と の ネ ッ ト ワ ー ク 化 明日への展望[当社及び当社グループ] コンピュータシステム部門では、『サイバー会計 性のさらなる向上と黒字体質の増進を目指し、運航 事務所』構想がマーケットに浸透するなか、当社創 機材の効率的な稼動に努めてまいります。 立40周年の節目にあたって思いも新たに、これから 航空機使用部門におきましては、機材と人材の効 の10年は同構想に基づく市場形成を着実に進める10 率的な活用に力を注ぐとともに、収益性改善に向け 年と捉え、会計事務所とその顧問先企業を包括した て受注単価の見直しに取り組んでまいります。 会計システム市場の形成に邁進いたします。次期に なお、次期の連結業績の見通しにつきましては、 おきましては、個々のユーザーがサイバー化を実践・ 国内の景気減速感が鮮明となる中で、今後の経済環 推進するためのきめ細かいサービス支援体制を整え 境は予断を許さない状況が続くと思われますが、次 るとともに、営業部門の増員を図り、営業力の増強 期はマーケットの活性化に向けて営業活動の強化を に取り組んでまいります。また、40年間コンピュー 図るとともに、『サイバー会計事務所』構想に基づ タ開発を続けてきた当社独自の技術力を駆使し、 『サ く製品・サービスの開発をさらに推し進める予定で イバー会計事務所』の構築を強力に支援する、より あることから、売上高290億円(前連結会計年度比 信頼性の高い製品・サービスの開発に力を注いでま 3.8%増)、営業利益49億円(前連結会計年度比12.7 いります。 %減) 、経常利益51億円(前連結会計年度比12.8%減) 、 LSI部門におきましては、OEM製品などの安定 当期純利益30億円(前連結会計年度比14.3%減)を 受注に努めるとともに、機能と特徴を絞り込んだ高 見込んでおります。 付加価値な製品群を継続的に開発できるよう、開発 技術の一層の向上に取り組んでまいります。また、 現在のデジタル家電・放送機器市場以外においても ニーズの収集やマーケットリサーチを進め、ビジネ スチャンスの拡大を図ってまいります。 定期航空運送部門におきましては、引き続き安全 運航に留意しつつ、地域航空の需要動向を見越して 新たな路線展開を計画してまいります。また、収益 6 財 務 の 状 況[ 連 結 ] 連結貸借対照表(要旨) 科目 (単位:百万円) 前期 当期 2007年3月31日 2008年3月31日 資産の部 科目 当期 2008年3月31日 負債の部 流動資産 22,467 23,204 10,566 9,607 受取手形及び売掛金 4,965 4,752 短期借入金 有価証券 3,989 6,494 1年以内返済予定長期借入金 たな卸資産 1,494 1,394 その他 1,452 955 現金及び預金 9,101 8,013 327 339 3,701 3,700 349 245 未払金 1,810 1,499 未払法人税等 流動負債 支払手形及び買掛金 1,955 1,347 その他 957 880 固定負債 4,315 4,659 460 239 3,807 4,240 47 179 13,416 12,672 固定資産 51,486 52,470 有形固定資産 24,058 24,338 建物及び構築物 8,552 8,715 退職給付引当金 機械装置及び運搬具 3,785 3,413 その他 920 701 工具器具及び備品 土地 10,799 11,507 建設仮勘定 1 − 無形固定資産 401 297 長期借入金 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 投資その他の資産 27,027 27,834 投資有価証券 21,692 22,344 長期預金 2,500 2,500 その他 2,834 2,990 73,954 75,674 資産合計 7 前期 2007年3月31日 60,470 62,947 9,078 9,078 資本剰余金 12,121 12,121 利益剰余金 39,295 41,775 △ 23 △ 27 31 17 31 17 35 36 純資産合計 60,537 63,002 負債純資産合計 73,954 75,674 自己株式 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 少数株主持分 記載金額は百万円未満の端数を切り捨てて表示しております。 連結損益計算書(要旨) (単位:百万円) 連結キャッシュ・フロー計算書(要旨) (単位:百万円) 前期 当期 前期 当期 自 2006年4月 1日 至 2007年3月31日 自 2007年4月 1日 至 2008年3月31日 自 2006年4月 1日 至 2007年3月31日 自 2007年4月 1日 至 2008年3月31日 売上高 28,983 27,940 売上原価 11,672 11,573 売上総利益 17,310 16,366 販売費及び一般管理費 11,751 10,751 5,559 5,614 489 184 429 195 5,865 5,848 33 171 営業利益 営業活動による キャッシュ・フロー 6,479 4,667 投資活動による キャッシュ・フロー △ 2,745 △ 2,280 財務活動による キャッシュ・フロー △ 814 △ 1,348 現金及び現金同等物の 増減額(減少:△) 2,919 1,038 0 189 現金及び現金同等物の 期首残高 7,646 10,566 5,727 5,660 2,429 △ 266 1 2,286 △ 126 1 現金及び現金同等物の 期末残高 10,566 11,604 3,562 3,498 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 少数株主利益 当期純利益 連結株主資本等変動計算書 当期(2007年4月1日∼2008年3月31日) (単位:百万円) 株主資本 資本金 2007年3月31日残高 9,078 資本剰余金 12,121 利益剰余金 39,295 自己株式 △ 23 評価・換算 差 額 等 その他有価証券 株主資本合計 評価差額金 60,470 31 少数株主 持 分 35 純資産合計 60,537 連結会計年度中の変動額 剰余金の配当 当期純利益 △ 1,017 △ 1,017 △ 1,017 3,498 3,498 3,498 △4 △4 自己株式の取得 △4 株主資本以外の項目の連結会計 年度中の変動額(純額) 連結会計年度中の変動額合計 2008年3月31日残高 △ 13 0 △ 12 − − 2,480 △4 2,476 △ 13 0 2,464 9,078 12,121 41,775 △ 27 62,947 17 36 63,002 8 財 務 の 状 況[ 単 独 ] 貸借対照表(要旨) 科目 (単位:百万円) 前期 当期 2007年3月31日 2008年3月31日 資産の部 前期 当期 2007年3月31日 2008年3月31日 負債の部 20,602 21,306 流動負債 4,384 3,425 10,352 9,314 買掛金 283 248 受取手形及び売掛金 4,076 3,962 未払金 1,434 1,128 有価証券 3,989 6,494 未払法人税等 1,930 1,318 流動資産 現金及び預金 たな卸資産 1,073 918 その他 736 730 その他 1,111 614 固定負債 3,798 4,374 固定資産 48,725 49,752 退職給付引当金 3,798 4,234 有形固定資産 20,421 20,901 役員退職慰労引当金 8,201 8,387 建物及び構築物 工具器具及び備品 土地 その他 負債合計 − 140 8,182 7,800 838 613 10,799 11,507 株主資本 61,113 63,240 581 392 資本金 9,078 9,078 純資産の部 395 293 資本剰余金 12,121 12,121 投資その他の資産 27,908 28,558 利益剰余金 39,937 42,068 投資有価証券 21,672 22,344 △ 23 △ 27 関係会社株式 1,272 1,272 31 17 長期預金 2,500 2,500 31 17 無形固定資産 その他 資産合計 9 科目 自己株式 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 2,463 2,442 純資産合計 61,144 63,258 69,327 71,059 負債純資産合計 69,327 71,059 記載金額は百万円未満の端数を切り捨てて表示しております。 損益計算書(要旨) 売上高 (単位:百万円) 前期 当期 自 2006年4月 1日 至 2007年3月31日 自 2007年4月 1日 至 2008年3月31日 21,816 20,720 売上原価 5,527 5,530 売上総利益 16,289 15,190 10,875 9,870 5,413 5,320 554 173 460 172 5,794 5,608 33 53 0 336 5,774 5,272 2,409 △ 268 2,254 △ 131 3,634 3,149 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 当期純利益 株主資本等変動計算書 当期(2007年4月1日∼2008年3月31日) (単位:百万円) 評価・換算 差 額 等 株主資本 資本剰余金 資本金 2007年3月31日残高 事業年度中の変動額 別途積立金の積立 剰余金の配当 当期純利益 自己株式の取得 9,078 利益剰余金 その他利益剰余金 資本準備金 利益準備金 12,121 621 別途積立金 繰越利益 剰 余 金 35,500 3,816 2,600 △ 2,600 △ 1,017 3,149 自己株式 株主資本 合 計 △ 23 61,113 △4 − △ 1,017 3,149 △4 株主資本以外の項目の 事業年度中の変動額(純額) 事業年度中の変動額合計 2008年3月31日残高 − 9,078 − 12,121 − 621 2,600 38,100 △ 468 3,347 △4 △ 27 2,127 63,240 そ の 他 純資産合計 有価証券 評価差額金 31 61,144 − △ 1,017 3,149 △4 △ 13 △ 13 △ 13 17 2,113 63,258 10 業績及び資産の状況の推移[ 連 結 ] 売上高 (億円) 289.8 300 279.4 営業利益・売上高営業利益率 経常利益・売上高経常利益率 (億円) (億円) 60 55.5 58.6 60 56.1 58.4 263.1 250 50 200 40 150 30 100 20 50 10 50 40.9 40.2 0 40 19.2% 2007/3 2006/3 2008/3 2007/3 30 20 20 10 10 0 0 20.2% 純資産 総資産 (億円) (億円) (億円) 40 700 35 30 600 576.3 605.3 630.0 700 29.3 20 10 0 800 34.9 20.9% 15.6% 2006/3 2008/3 当期純利益 35.6 (%) 30 20.1% 15.3% 0 2006/3 (%) 30 2007/3 2008/3 739.5 756.7 2007/3 2008/3 691.8 600 500 25 500 400 20 400 300 300 15 200 10 5 100 0 0 2006/3 2007/3 2008/3 (注)記載金額は千万円未満の端数を切り捨てて表示しております。 パーセントは小数点以下第2位を四捨五入して表示しております。 11 200 100 0 2006/3 2007/3 2008/3 2006/3 業績及び資産の状況の推移[ 単 独 ] 売上高 営業利益・売上高営業利益率 経常利益・売上高経常利益率 (億円) (億円) (億円) 250 60 218.1 200 207.2 194.1 53.2 44.0 40 40 150 (%) 30 30 20 20 20 20 10 10 10 10 0 0 30 22.0% 100 24.8% 25.7% 0 0 2006/3 2007/3 2008/3 2006/3 2007/3 総資産 (億円) (億円) (億円) 40 700 31.4 (%) 30 2007/3 2008/3 693.2 710.5 2007/3 2008/3 800 36.3 30 27.1% 0 2006/3 2008/3 純資産 600 26.6% 22.7% 当期純利益 35 56.0 50 50 42.6 50 57.9 60 54.1 582.0 611.4 632.5 700 642.8 600 500 500 25 400 20.4 400 20 300 300 15 200 10 200 100 5 100 0 0 0 2006/3 2007/3 2008/3 2006/3 2007/3 2008/3 2006/3 (注)記載金額は千万円未満の端数を切り捨てて表示しております。 パーセントは小数点以下第2位を四捨五入して表示しております。 12 株 式 の 状 況(平成20年3月31日現在) 会社が発行する株式の総数 53,000,000 株 1単元の株式数 100 株 発行済株式の総数 33,952,089 株 総株主数 10,904 名 単元株主数 9,454 名 大株主 株式の所有者別状況 株 主 名 前 澤 和 所有株式数(千株) 夫 12,439 ビービーエイチオッペンハイマークエストインターナショナルバリューファンドインク 1,646 有 限 会 社 ジ ェ イ ・ デ ィ ・ エ ル 技 研 1,630 日本 マスタートラスト信 託 銀 行 株 式 会 社( 信 託 口 ) 1,523 日本トラスティ・サービス信 託 銀 行 株 式 会 社(信 託 口) 1,482 区 分 株主数(名) 金 融 機 関 株式数(千株) 35 株式数比率 5,228 15.40% 証 券 会 社 31 124 0.37% その他 法 人 114 1,806 5.32% 外国法人等 137 6,452 19.00% ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー505019 646 個 人その他 10,587 20,339 59.91% 渡 631 合 10,904 33,952 100.00% 辺 紘 照 計 一株当り純資産額の推移 一株当り当期純利益の推移 (円) (円) 120.00 2,000 107.10 92.81 100.00 1,659 1,674 2004/3 2005/3 1,715 1,801 1,864 1,500 80.00 69.52 60.31 60.00 1,000 34.45 40.00 500 20.00 0 0.00 2004/3 13 2005/3 2006/3 2007/3 2008/3 2006/3 2007/3 2008/3 会 社 概 要(平成20年3月31日現在) 商 号 株式会社日本デジタル研究所 設 立 1968年9月9日 資 本 金 90億78百万円 従 業 員数 1,023名 事業内容 会計事務所及び企業経理部門に特化した「付加価値の 高いコンピュータシステム」ならびに「パソコン向け経理ソ フト」の設計・開発・製造・販売及びこれらに付随するアフ ターサービス・Webサービスの提供 所 在 地 本 社 〒136-8640 東京都江東区新砂1-2-3 電話:03-5606-3111(大代表) 役 代表取締役社長 前 澤 和 夫 〒963-0296 福島県郡山市待池台2-6 取 締 役 兵 藤 智 明 電話:024-959-5000(代) 取 締 役 村 越 哲 雄 札幌研究開発センター 取 締 役 湯 野 勉 〒069-0832 北海道江別市西野幌120-5 RTNパーク内 取 締 役 本 一 生 電話:011-382-6751(代) 取 締 役 浅 井 孝 男 松本研究開発センター 常 勤 監 査 役 渡 辺 紘 照 〒390-1242 長野県松本市大字和田字南西原4010-3 松本臨空工業団地内 常 勤 監 査 役 斎 藤 葵 監 査 役 片 岡 宏 監 査 役 神 谷 宗之介 郡山工場/郡山研究開発センター 員 電話:0263-47-9502(代) 営業拠点 国内29か所 商 号 アイベックステクノロジー株式会社 アイベックスエアラインズ株式会社 アイベックスアビエイション株式会社 創 立 1985年1月5日 1999年1月29日 1962年10月29日 資 本 金 84.3百万円 42億円 1億円 売 上 高 10億16百万円 59億円 3億57百万円 事業内容 半導体(LSI及びIC)の 受託設計・製造・販売 定期航空運送事業 航空写真撮影、操縦訓練、 航空宣伝飛行及び航空機整備事業 14 株主メモ 事 業 年 度 定 時 株 主 総 会 基 準 定 時 株 主 総 期 末 配 当 中 間 配 当 日 会 金 金 4月1日から翌年3月31日まで 毎年6月 3月31日 3月31日 9月30日 株 主 名 簿 管 理 人 三菱UFJ信託銀行株式会社 同 事 務 取 扱 場 所 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 東京都千代田区丸の内 1-4-5 (同 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂 7-10-11 電話:0120-232-711(通話料無料) 同 送 取 付 次 先) 所 公 告 掲 載 新 聞 三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店 日本経済新聞 お知らせ 株式関係のお手続き用紙のご請求は、次の三菱UFJ信託銀行の 電話及びインターネットでも24時間承っております。 電話(通話料無料):0120-244-479(本店証券代行部) 0120-684-479(大阪証券代行部) インターネットホームページ http://www.tr.mufg.jp/daikou/ なお、株券保管振替制度をご利用の株主様は、お取引口座のある 証券会社にご照会ください。 この報告書について ●この報告書はISO14001認定工場で製造しました。 ●ご不要になった際は、回収、リサイクルに回しましょう。 株式会社 日本デジタル研究所 〒136-8640 東京都江東区新砂1-2-3 電話 03-5606-3111(大代表) JDLホームページ http://www.jdl.co.jp/ 用紙/FSC森林認証用紙 インキ/ノンVOCインキ 印刷/ノンアルコール印刷 原稿/デジタルデータ入稿 編集・製版/DTP 刷版/CTP 表面加工/なし
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