平成 25 年度 第1 公益財団法人長岡市国際交流協会事業報告 都市間交流の推進 姉妹都市や友好都市をはじめ、その他諸都市との市民レベルの交流を活発に展開する。 1 姉妹都市フォートワース市(アメリカ合衆国)との交流事業 (1) 教育交流 ア 「第23回フォートワース中学生・高校生グループ受入れ」 中学生・高校生の相互交流事業。市内の中学校や高校に登校するとともに、姉妹都市訪 問事業参加中学・高校生の家庭等へのホームステイ等を通じて交流を深めた。 受入期間:6月12日~6月22日 受入人数:14人(生徒11人、引率3人) イ 「第24回高校生インターナショナルリーダーシップアカデミー(ILA)参加」 フォートワース姉妹都市協会主催のアカデミーに市内在住又は市内に通学する高校生を 公募して派遣した。 訪問期間:7月13日~7月29日 募集人数:11人(生徒11人、引率2人) ウ 「第22回原信サマースカラシップ(高校生)フォートワース市訪問/受入れ」 国際的視野を備えた人材育成を目的に、㈱原信から全額運営資金の提供を受けて実施し ているもの。両市の高校生がペアを組み、お互いの家でホームステイし文化体験等を行っ た。 受入期間:7月29日~8月6日 受入人数:10人(生徒8人、引率2人) 訪問期間:8月9日~8月18日 募集人数:10人(生徒8人、引率2人) エ 「第22回中学生海外体験フォートワース訪問」 市内中学校の2年生がフォートワースを訪問し、ホームステイや現地中学校での授業な どを体験した。派遣生徒は教育委員会が選考。(長岡市教育委員会「熱中!感動!夢づく り教育事業」プログラム) 訪問期間:10月19日~10月28日 募集人数:30人(生徒30人、引率6人)※引率3人は教員海外派遣研修参加者 (2) 姉妹都市締結25周年記念事業 ア 「公式訪問団、長岡商工会議所青年部、市民訪問団フォートワース訪問」 森市長、原理事長ほか公式訪問団、長岡商工会議所青年部、市民訪問団がフォートワー スを訪問。両市の市長及び市議会議長・関係者が姉妹都市締結 25 周年記念再確認書への 署名を行い今後の更なる交流の推進を約束した。また商工会議所青年部が御輿渡脚を行い、 現地の人々に日本文化を広く紹介すると共に交流を深めた。 訪問期間:7月2日~7月6日 訪問人数:59人 イ 「長岡花火打上げ」 平和や復興への祈りを込めた長岡花火をフォートワースで打ち上げ、姉妹都市締結25 周年を祝った。 打上げ日:7月4日 (3)ビジネス交流 「国際姉妹都市協会総会出席」 長岡市国際交流センター長がテキサス州サンアントニオで開催された国際姉妹都市協会 の総会(環太平洋サミット)に出席した。(2012年に実施したフォートワース若手企 業人のビジネス交流の一環として、フォートワース市が国際姉妹都市協会から補助金を受 けたもの。) 訪問期間:7月11日~7月15日 訪問人数:1人 (4)文化交流 「フォートワースどんどこ太鼓グループ受入れ」 アサコ・コスビーさん他6名のどんどこ太鼓グループが来岡。青悠会の協力を得ながら ホームステイや長岡まつりでの太鼓披露などをした。 受入期間:7月28日~8月4日 受入人数:7人 2 姉妹都市トリアー市(ドイツ連邦共和国)との交流事業 (1) 教育交流 ア「高校生グループ受入れ」 高校生グループが長岡市でホームステイをしながら、茶道などの日本文化体験や、長岡 の高校生とお好み焼きを作りながら交流した。 受入期間:4月6日~4月12日 受入人数:16人(生徒13人、引率3人) イ「トリアー知的障害高校生グループ受入れ」 在トリアー友好大使ヨハン アウバート氏を団長とする軽度の知的障害高校生グループ が来岡。総合支援学校訪問などして市民と交流を深めた。 受入期間:9月18日~9月21日 受入人数:9人(生徒4人、引率5人) (2) スポーツ交流 「第11回高校生青少年国際交流キャンプ参加」 トリアー市の姉妹都市などの青少年がトリアー市内の体育館などで合宿し、水泳や登山、 球技など様々なスポーツを通じて交流した。 訪問期間:7月18日~7月30日 募集人数:10人(生徒8人、引率2人) (3)市民交流 ア「第12回 トリアー市民訪問団受入れ」 在トリアー友好大使ヨハン アウバート氏を団長とする市民訪問団(大学生6人を含 む)が来岡し、長岡まつりの見学や文化体験などを通じ、市民との交流を深めた。 受入期間:7月31日~8月6日 受入人数:18人 3 姉妹都市ホノルル市・郡(アメリカ合衆国)との交流事業 (1) 教育交流 ア 「第1回中学生海外体験ホノルル訪問」 市内中学校の1年生が、現地の中学生との交流や、真珠湾攻撃の歴史学習等を目的にホ ノルルを訪問した。派遣生徒は教育委員会が選考。(長岡市教育委員会「熱中!感動!夢 づくり教育事業」プログラム) 訪問期間:1月11日~1月18日 募集人数:12人(生徒10人、引率2人) イ 「第3回学生平和交流プログラム in Honolulu」 大学生がホノルルを訪問し、現地大学生との平和に関するディスカッション、真珠湾追 悼式典への参加など、平和について深く考えた。 訪問期間:12月2日~12月10日 募集人数:3人(学生2人、引率1人) ウ 「高校生グループ受入れ」 ハワイ・マウイ島のキング・ケカウリケ高校生グル―プが「雪しか祭り」に合わせて長 岡を訪問し、ホームステイや雪国の文化を体験した。 受入期間:2月16日~2月17日 受入人数:5人(生徒4人、引率1人) (2) 文化交流 「ホノルルフェスティバル交流」 ホノルルフェスティバルに合わせ、森市長、原理事長を初めとする公式訪問団、文化紹 介グループ、観光PRグループ、帝京高校チアリーディング部員などがホノルルを訪問し、 ホノルルフェスティバルの中での長岡花火の打ち上げを含め、長岡の文化を広く発信した。 訪問期間:3月6日~3月11日 訪問人数:85人(生徒11人、大人74人) (3)その他 「日米友好の架け橋実行委員会」の開催 ホノルル市のマーティン議長夫妻、ハワイ日米協会理事長ホーキンス氏など同席のもと、 実行委員会を開催した。 開催期日:8月2日 4 友好都市バンベルク市(ドイツ連邦共和国)との交流事業 「オットーフリードリッヒ大学国際夏期講座」 講座に参加する大学生を募集したが応募がなかったため、実施しなかった。 第2 多文化共生の推進 長岡市国際交流センターとの連携や共催・後援事業、その他既存事業をとおして、在住外国人市 民との交流を深め、多文化共生の推進を図った。 「アオーレ!ドイツフェスト」 「アオーレ!ドイツフェスト」の中でモーゼルワインを紹介するワインセミナーを開催。トリ アー市酒造組合会長シュミット氏ほかを招き、ワインの説明や試飲を通じて、姉妹都市トリアー やトリアーとの交流を広くPRした。 開催期日:5月11日 第3 1 人材育成事業 ホストファミリー研修会 ホストファミリー登録者や、ホストファミリーに関心のある市民を対象に研修会を開催し、 来訪者受入れ時の心得やマナーなどを学んでもらった。 開催期日:1月25日 参 加 者:10人 2 ワールドリーダーズセミナー 中学生・高校生を対象に、国内において国際的に活躍する企業、組織を訪問し、将来の夢を叶 えるヒントを与え、国際人育成の一助とするためのプログラムを開催した。 開催期日:3月25日~3月26日 訪 問 先:JICA地球ひろば、米国大使館、羽田空港税関、日本科学未来館 訪問人数:22人(中学生16人、高校生4人、引率2人) 3 青少年団体の海外交流活動への助成(通年) 教育、文化及びスポーツ等の分野で国際交流活動を行う高校・大学生等の団体に対して、海 外派遣訪問時の費用の一部助成。国際的分野に興味を持つ青少年を育成し、国際交流人口の底 辺拡大を図った。 交付実績:9団体67人 (工業高等専門学校、工業高校、長岡造形大学、帝京長岡高校、長岡高校ほか 1団体) 第4 1 会員相互連携事業 協会機関紙「HOWDY」の発行及び事業の案内(年3回) 協会の機関紙(市の事業案内含む)を年3回発行するとともに、賛助会員に対して事業の開 催案内を送付した。 発 行 数:750部 2 国際交流のつどい 賛助会員の親睦を図るとともに、国際交流に対する理解の輪を広げるための交流会を開催。出 席者は姉妹都市の料理、抽選会、アルプス音楽団の演奏を楽しみながら交流を深めた。 開催期日:2月22日 参 加 者:150人 3 姉妹都市交流事業参加OBOG会 姉妹都市交流事業参加OBOGが集まり、焼きそばを作りながら交流し、近況や今後のOBO Gの活動の可能性を話し合った。 開催期日:11月2日 参 加 者:昨年度以前事業参加者12人、今年度事業参加者16人 合計28人
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