平成 23 年 11 月 吉日 お客様各位殿 山本鐵工株式会社 代表取締役 山本剛徳 居眠り防止装置「ワッチ・アシスト」搭載船へのおしらせ 拝啓、晩秋の候、貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配 を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、皆様方ご周知の事と思われますが、本年度のルール改正により 2011 年 7 月 1 日より 居眠り防止装置がHK検定品である第二種船橋航海当直警報装置の搭載義務付けが施工さ れ、2011 年 7 月 1 日以前に搭載頂きました弊社製品「ワッチ・アシスト IE-682」につき まして、自動操舵装置より接点信号を取られている船舶に対しまして、定期的検査時に改 造が必要となる旨を国土交通省海事局様より下記の様に連絡がありました。 【船舶検査心得の要件には、”少なくとも当該船舶の前進時に作動状態となるものであるこ と。 ・・・”と規定されており、主機関が前進状態にある場合には「ワッチ・アシスト」を作 動することができなければならず、自動操舵装置が作動する場合にのみ「ワッチ・アシス ト」が作動ように施工されている場合は、自動操舵以外の操舵時にも「ワッチ・アシスト」 を作動させることができる措置(手動作動スイッチ等)、又は主機が前進状態になった場合 に作動することができる措置を採る必要があります。】 よって、改造方法と致しましては下記に示す 2 通りがあります。 A.)主機メーカへ確認し、可能であれば主機前進信号へ繋ぎ直す。(本体端子台 SIG・GSIG) ※この場合必ずドライ接点(無電圧接点)としてください。電圧接点だと基盤が 破損致します。 B.)自動/手動の切換えスイッチ BOX を追加。 ※ワッチアシスト本体横等へ図1を取り付け、本体端子台 SIG・GSIG の配線をスイッチ BOX 配線の 1SIG・1GSIG へ繋ぎ、スイッチ BOX 配線の SIG・GSIG をワッチアシスト本体端子台 SIG・GSIG へ繋ぎ 直します。 スイッチ BOX 価格は一律 ¥9,800+送料 となります (弊社施工の場合、別途工事費が必要となります。) 図1 電装業者・主機メーカー依頼の場合は別紙図(A の場合・B の場合)参照、御提示お願い致します。 改造が必要となる船舶・船主様には大変御迷惑お掛け致しますが、何卒ご理解の程宜しく お願い致します。 ※ 本件は居眠り防止装置の作動状態が主機前進信号を取られている船舶に尽きましては 必要の無い事項となります。 お問い合わせ:山本鐵工株式会社 TEL: 0847-52-3450 E-mail: [email protected] FAX:0847-52-3452 担当:営業 三浦・山本 迄 A.)主機前進信号へ繋ぎ直す場合 主機前進信号を SIG・GSIG へ新規で 配線して下さい。 ※必ず a 接点でドライ 接点としてください。 オートパイロットからの 接点 SIG・GSIG を取 り外し、導通のないよ うにする事。 ※作業時には必ず電源は切った状態で施工して下さい。 ※オートパイロットからの外した線は導通の無いように処理してください。 ※主機前進信号は a 接点でドライ接点としてください。電圧接点だと本体基盤が破損致します ので注意して下さい。 ※ドライ接点の為、極性はありません。 − 1 − YAMAX YAMAMOTO IRON WORKS B.) 自動/手動の切換えスイッチ BOX 追加の場合 スイッチBOX 自動 手動 SIG GSIG 1SIG 1GSIG ● SIG ● GSIG オートパイロットからの 接点 SIG・GSIG 線を 本体から取り外し、ス イッチBOXの 1SIG・ 1GSIG の配線へ結線 する。 ※作業時には必ず電源は切った状態で施工して下さい。 ※オートパイロットからの外した線はスイッチ BOX の 1SIG・1GSIG へ結線処理してください。 ※オートパイロット信号は a 接点でドライ接点としてください。 電圧接点だと本体基盤が破損致しますので注意して下さい。 ※ドライ接点の為、極性はありません。 − 1 − YAMAX YAMAMOTO IRON WORKS
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