がん医療相談室だより

がん医療相談室だより
今月のおすすめ
No.14 平成25年6月号
患者サロンのご案内(毎月 第3木曜日に開催)
もっと知ってほしい
大切な人ががんになったとき(A3版30ページ)
制作:NPO法人キャンサーネットジャパン
(閲覧を希望されるかたは 外来棟1階 患者情報コーナーへ)
(HP://www.cancernet.jp/ でも閲覧可能です)
この冊子では、大切な人を支える“あなた自身”の健康を
守ることの必要性、がんやその治療の情報源、患者さんの
心身の変化、患者さんの意思決定の支援、医療スタッフ と
のコミュニケーションなど、“あなた”が知っておきたい
ことが8つの章で紹介されています。
前回サロン(5月16日)の内容をご紹介します
がん化学療法の副作用について、広島大学病院 がん化学療法看護
認定看護師 清本美由紀さん(中央点滴室)のお話でした。
がん化学療法による副作用やその程度は、薬の種類やからだの状態
によって異なります。副作用を避けることはできませんが、出現する
症状について正しい知識をもち、副作用に対する治療や生活上の工夫
などを、知ることができました。
医師、薬剤師、看護師に相談しながら、必要なケアを行っていきま
しょう。
骨髄抑制・感染予防
服薬
食欲不振
手足症候群
便秘・下痢
がん啓発のシンボルとして、がんそれぞれのシンボルカラーのリボンが
使われていますが、ラベンダーリボンはすべてのがんを表しています。
次回サロンのご案内(水曜日に変更となっています)
平成25年7月17日(水)13:
:30~14:
:30 外来棟3階 中会議室
「放射線治療の基礎と治療・副作用について」
村上 祐司:
:放射線治療科医師
知識の泉
<再建手術>
がんの手術によって切り取った臓器や器官を新たにつくり直すのが再建手術
で、大きく分けて2とおりあります。
1つ目は、生きていく上で必要な機能を維持するための器官を再建する手術
です。胃がんで胃の切除後は、残った胃と十二指腸(あるいは食道と腸)をつ
なぎ合わせたり、食道がんで食道の切除後は、胃や腸を使って、食べ物の通る
新しい道をつくります。
また、軟部腫瘍(筋肉・腱・脂肪・血管など)の手術では、別の場所の骨、
筋肉、皮膚や血管の移植、あるいは人工血管や関節による再建手術であったり、
頭頸部のがんでは、発声や咀嚼(そしゃく)、顔面の容貌などが損なわれた時
に、それを再建するための手術などが行われます。
もう1つは、手術によって生じた外見上の変形を補うための手術です。乳が
んで乳房を切除した場合に、本人の筋肉や脂肪、あるいは人工物などを用いて
乳房の形を整える乳房再建術を行うことがあります。
がんの治療だけでなく、生活の質を向上させる上でも必要な治療となります。
再建手術が可能かどうかは、担当医によく相談しましょう。
患者おしゃべり会のお知らせ
開催日
対象者
場 所
料 金
平成25年6月25日(火)13:
:30~14:
:30
がんと診断された方とその家族
入院棟 5階 相談室
無料
WC
がん医療相談室
外来受付
連絡先 082-257-1525
(落し物)
相談日 月~金曜日(休診日除く)
肝疾患
時 間 9:00~17:00
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