機械工学科 量子・電子機械講座(量子物性工学研究室) Tel. 059-231-9362 ∼ 9365 Fax. 059-231-9663 教員構成 教授・鈴木泰之 助教授・小竹茂夫 助手・青山智胤 I.現在の研究テーマ、研究内容 1.キーワード 物性応用、力学物性、薄膜創成、材料プロセス、ナノテクノロジー、量子アルゴリズム 2.研究テーマ 直流パルス電源によるDLC薄膜の合成と評価 , 水素プラズマの応用 , イオン注入によるマ イクロ加工 , 一方向破壊の不安定現象の解析 , 漏れ磁束密度測定による機械加工法の評 価 , Grover量子検索アルゴリズムの拡張と応用 , 固体間真実接触点の潤滑液体の評価 , 赤外線位相差法による固体間熱伝達の評価 , Phase-field法による界面現象の解析 , 電子 論による固体中の欠陥の解析 , 微生物燃料電池 , フォトニクス結晶による赤外線放出 , STMによる超微細加工 , 浮遊炉による新材料の作成と物性測定 , 浮遊炉による球状Siの作 成と評価 研究内容 量子論や非平衡熱力学と行ったミクロな学問を基礎に物性を利用した新技術の開発と機械工学にお ける応用を目指している。また薄膜や融体技術による材料創成も行っている。さらに量子アルゴリズ ムを基礎とした新技術の開発も行っている。 II.研究活動 1.口頭発表 ●国際会議 (1) ERATO Conference on Quantum Information Science, 05, August 26-30, 2005, Tokyo, Japan, Quantum search algorithm from plural-phase database with single query , ○Reiko Matsumura and Shigeo Kotake (2) International Symposium on Surface Science and Nanotechnology, November 14-17, 2005, Omiya, Saitama, Japan, Influence of Periodic Surface Structure on Thermal Emission in Sintered ZrO2 and Al2O3 , ○Tomotsugu Aoyama, Hiroyuki Miyazaki, Yuuya Saito, Shigeo Kotake and Yasuyuki Suzuki (3) International Symposium on Surface Science and Nanotechnology, November 14-17, 2005, Omiya, Saitama, Japan, Effect of Structural Vacancy on STM Micro-Modification of NiAl Intermetallic Compound , ○Haruki Kawamura, Tomotsugu Aoyama, Takeshi Inoda, Shigeo Kotake and Yasuyuki Suzuki ●国内会議 (1) 日本材料学会東海支部総会・第1回学術講演会(2006 年 3 月 17 日)名古屋工業大学, 名古屋 市, 逆磁歪効果を応用した強磁性材料の破面解析 , ○藤森健太,太田充洋, 長谷浩一, 青山智胤, 小竹茂夫, 鈴木泰之 (2) 日本材料学会東海支部総会・第1回学術講演会講演会(2006 年 3 月 17 日)名古屋工業大学, 名 古屋市, 温度勾配下蛇行破壊現象における曲率変化の効果 , ○関沢克哉, 太田充洋, 長谷浩一, 青山智胤, 小竹茂夫, 鈴木泰之 (3) 日本機械学会 第 18 回計算力学講演会講演会(2005 年, 11 月 19 日∼21 日)筑波大学, つく ば,市 Phase Field 法におけるデンドライト先端近傍の不安定性解析 , ○石堂均, 青山智胤, 小 竹茂夫, 鈴木泰之 (4) トライボロジー会議 2005 秋(2005 年, 11 月 16 日∼18 日) 国立オリンピック記念青少年総 合センター, 東京都, 固体間界面における潤滑油・液晶分子層膜厚の圧力・温度による変化 , ○ 増井孝実,藤巻匡,小竹茂夫 (5) 日本金属学会東海支部 第 15 回学生による材料フォーラム(2005 年, 12 月 2 日)名古屋工業大 学, 名古屋市, 無容器溶融凝固した多機能チタン合金における冷間加工後の弾性ひずみ場の影 響 , ○西部 保貴, 青山智胤, 小竹茂夫, 鈴木泰之 (6) 日本金属学会東海支部 第 15 回学生による材料フォーラム(2005 年, 12 月 2 日)名古屋工業大 学, 名古屋市, 蛇行破壊におけるエネルギーの振動について , ○太田 充洋, 青山智胤, 小竹 茂夫, 鈴木泰之 (7) 日本金属学会東海支部 第 15 回学生による材料フォーラム(2005 年, 12 月 2 日)名古屋工業大 学, 名古屋市, 赤外線位相差法を用いた金属間熱伝導の評価 , ○浪花 孝之, 青山智胤, 小竹 茂夫, 鈴木泰之 ●その他 (1)出前授業(2005 年 5 月 25 日) 、名張桔梗が丘高校、"環境・エネルギー問題と科学・技術"、 ○小竹茂夫 2.著書・編書 なし 3.学術論文 ● 原著論文 (1) Influence of containerless solidification on hardness in multifunctional titanium based alloys , T. Aoyama, H. Kawamura, S. Kotake and Y. Suzuki, Key Engineering Materials, 297-300 (2005) 495-499. (2) カーボンナノチューブ探針を用いた高アスペクト比ナノスケール穴加工法の開発 , 有馬 則 和, 杉山 智彦, 藤本 洋平, 松室 昭仁, 小竹茂夫, 精密工学会誌論文集, 70 (2004) 867-871 ●国際会議の Proceedings ERATO Conference on Quantum Information Science, 05, August 26-30, 2005, Tokyo, Japan, Quantum search algorithm from plural-phase database with single query , Reiko Matsumura and Shigeo Kotake (2005) 195-196. ●総説,解説等 (1) 真空技術のカンどころ ,鈴木泰之,精密工学会誌, 72 (2005) 191-194. (2) フレッシュマンに贈る量子計算の概略と基礎―量子計算の考え方と量子ゲートのイメージを中 心に−, 小竹茂夫, 三重大学工学部研究報告 第 30 巻(2005). ●その他 なし 4.その他の研究成果 (1) 特願 2005-57442 磁性体を含む材料の検査方法及び装置、小竹茂夫, 川上博士, 長谷浩一, 太 田充洋, 鈴木泰之, 青山智胤(2005. 3. 2). (2) 特願 2005-122333 非導電性液体の評価方法及びその装置、 小竹茂夫, 増井孝実,藤巻匡 (2005. 4. 27). 5.学会賞等 なし 6.新聞記事等 なし Ⅲ.研究費関係 1. 文部省科学研究費 なし 2. 他省庁、財団からの基金 なし 3. 民間との共同研究・受託研究 (1)共同研究 B「次期フェーズ高品質球状シリコン結晶形成技術の研究, (2005 年 9 月 9 日∼2006 年 6 月 30 日)株式会社クリーンベンチャー21, (研究代表者:青山智胤)2100 千円(民間等負担額: 2100 千円) (2)共同研究 「金属への DLC 表面処理方法の開発・研究」 (2005 年2月∼2006 年6月) (研究代 表者:鈴木泰之)1050千円(民間等負担額 1050 千円) (3)共同研究「冷間圧接設計手法の開発」 (2005 年8月∼2006年3月) (研究参加者:徳田正 孝,鈴木泰之,稲葉忠司)750千円(民間負担額750千円) 4. 奨学寄付金 (1)住電エレクトロニクス・顧問・上原健一郎・500 千円 Ⅳ.国際交流 ● 海外出張、研修 小竹茂夫・大韓民国・教育人的資源部国際教育振興院 (2005 年 9 月 20 日∼9 月 22 日) ・日韓プロ グラム推進フェア合同説明会・学内教育費 Ⅴ.その他 ●他大学等公的機関との共同研究 (1)増井孝実・三重県工業技術研究所・ 液晶材料の新規利用技術の開発 (2004 年 4 月∼) ,口頭 発表 1 件 (2)松室 昭仁・愛知工業大学・カーボンナノチューブ探針を用いた STM 加工法の開発, (2004 年 4 月∼),論文発表 1 件 ●大学内での共同研究 平松和政, 三宅秀人・工学部電気電子工学科・ フォトニクス結晶による赤外線放出 (2005 年 4 月 ∼) 個人資料 教授・鈴木泰之 ●所属学協会名および役員・委員等 (1)日本金属学会・正員(1986 年 3 月入会) ☆評議員(2003 年 3 月∼) (2)日本機械学会・正員(1988 年 4 月入会) ☆東海支部商議員(2006 年 3 月∼) ☆東海支部幹事(2006 年 3 月∼2007 年3月) (3)情報処理学会・正員(1989 年 1 月入会) (4)応用物理学会・正員(1989 年 1 月入会) (5)日本高圧力学会・正員(1990 年 11 月入会) ●官公庁・民間団体等の委員等 (1)伊勢市新産業創出支援事業審査委員委員長(2004年11月∼) (2)みえ環境県民運動協議会 M-EMS 判定委員(2004年12月∼) 助教授・小竹茂夫 ●所属学協会名および役員・委員等 (1)日本金属学会・正員(1987 年入会) (2)日本機械学会・正員(1992 年入会) (3)日本トライボロジー学会・正員(1998 年入会) ☆マイクロマシンのトライボロジー研究会委員(1999 年 4 月∼2001 年 3 月) (4)日本材料学会・正員(1999 年入会) ☆東海支部幹事(2000 年 4 月∼) ●官公庁・民間団体等の委員等 (1)三重県新技術フォーラム 遠赤外線応用研究会 委員(2004年 4 月∼) 助手・青山智胤 ●所属学協会名および役員・委員等 (1)日本金属学会・正員(1996 年入会)
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