(袋町、竹屋、千田、本川小学校区)(881KB)(PDF文書) - 広島市

国泰寺地区
まちづくりの目標
『広島市都心として、にぎわいと暮らしの調和が
とれたまち』
1.商業・業務・文化・教育・医療など高度な都心機能
の集積と、河川、緑地などの自然、城下町の名残な
どゆとりやうるおいの共存が地区の魅力になってい
る。
2.都心のにぎわいと落ち着きのある暮らしの調和を
図りながら、生活者、来訪者の多様な交流が生ま
れる活力あるまちを目指す。
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まちづくりの方向
1.大手町筋など江戸時代以降の広島の歴史を生かし、文化の薫るまちをつくる
•現在の土地利用や都市機能の個性、特長との融合を図り、快適で文化性の感じられるまちにします。
2. 新旧住民、就業者、大学関係者、商業者、観光客などが共存できる元気なコ
ミュニティづくりを進める
•住民同士のコミュニケーションを図るとともに、生活者と就業者、観光客など多様な交流を行うことにより、
開かれたコミュニティづくりを進めます。
3.都心部としてのにぎわい、各地域のにぎわいなど、まち全体としてのにぎやか
づくりを進める
•平和資源、商店街などを生かしたにぎわいづくりを進めます。
•広場、緑地、河川、通りなど、都心のうるおいを生かしたイベントやまちづくり活動により、地域の華やか
さを演出します。
4.水辺や緑、充実した公共施設を生かし、快適で住みやすいまちをづくりを進める
• 水辺や緑などの自然環境も生かし、心身とも健康で充実した生活が送れるまちにします。
5.平和学習の場として全世界の人々が集い、平和の心を育てることのできるまち
づくりを進める
• 被爆建物や被爆資料をもう一度、訪問者にわかりやすく整備し、さらなる平和の心の尊さについて学べ
ることのできるまちづくりを行います。
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コミュニティ活性化プロジェクト
○ 近年、マンション急増などに伴い、新住民が多く居住し、旧住民との間に溝ができ新しい交流が必要となってきて
いる。
○ 都心地区として、就業者、観光客、交流人口などが多いため、これまでは居住者を中心とした閉鎖的なコミュニ
ティ活動となりがちであったが、居住者、就業者、観光客などすべての人々も参加できる開かれたコミュニティ活動
を展開することにより、幅広い世代の交流による地域の活性化を進める取組である。
③新しいイベントを実施する
①身近な公共空間、施設
空間をきれいにする
⑤コムネットを利用した情
報発信の取組を実施す
る
④子どもの安全の確保の取組を実施
する
⑥東千田公園を水の森づく
りの取組を実施する
②身近な施設を積極的に活用し、コ
ミュニティ活動を充実する(幅広い
世代の交流)・交流の場の提供
【プロジェクトの入り口】
◆千田公園など公園での花壇設置、清掃、管理
◆住民による見守り活動
◆映画上映などのイベントの開催
◆マンションの管理組合と町内会との連携
【担い手】
→地域団体、学生、中区など
→地域団体
→町内会、自治会、NPO、映画サークルなど
大手町筋(白神組)プロジェクト
○ 大手町筋は、かつての官庁街であり、加藤友三郎、鈴木三重吉など著名人ゆかりの地である。この通りとゆかり
の資産を活用し、都心部の魅力をさらに高める活動である。
○ 現在の通りは、家電、パソコンショップの集積や、個性的な飲食店が点在するなど、独自の賑わいを形成しつつ
ある。週末などの混雑時には、人、自転車、自動車が錯綜するなど交通環境に課題を抱えている。
○ 埋もれた歴史・文化資源の活用、沿道の公共空間整備、イベント、まちづくり活動などにより、地域の環境整備と
イメージ形成をあわせて進めていこうとする取組である。地域団体や商店主などが担い手となる。
③新しいイベントを実施する
①通り、沿道を魅力的にする
A 沿道の環境整備
②交流人口・訪問者の増大
B 案内板の設置
地元住民と
店主の連携
C 自転車の利用を増やす取組
④大手町の身近な施設の活用
【プロジェクトの入り口】
◆沿道マップの作成(歴史、現在の施設、ゆかりの施設)
◆案内板の設置
◆遊休地などでの駐輪場の暫定確保
【担い手】
→町内会・自治会、地域団体
→町内会・自治会、中区
→地権者、町内会・自治会
夜のまち、にぎわい再生プロジェクト
○ 並木通り、流川、薬研堀は広島市における飲食店の最多集積地であり、賑わいのある都心地域の象徴的な存
在である。しかし、景気の停滞や、周辺地域の都市開発等の動きなどから、今後の相対的な活力の低下が懸念さ
れている。
○ 飲食店以外にも、ライブハウスや広島発のブランドショップ、季節の祭り、イベントなど、広島の魅力が凝縮され
たエリアである。居住者はもちろん、市民から観光客まで、誰が、いつ来ても、夜の街を楽しめるよう、環境整備や
ホスピタリティの向上を図っていく。
○ 地域住民と商店主が中心となって進める取組である。
①にぎわいのある都心地域の活性
化を図る
②アクセス・交通を便利にする
A にぎわいを演出する環境を整備する
B 商店街を元気にする
③地域の美観を保つ
【プロジェクトの入り口】
◆落書き消しイベント実施
◆商店主のまちづくり参加促進のための話し合い
◆商店会と町内会の連携
◆商店の案内板づくり
【担い手】
→商店街、町内会・自治会
→商店街
→商店主、商店街
都心の水と緑のうるおいづくりプロジェクト
○ 国泰寺地区は、元安川、京橋川、平和大通りに囲まれていることから、地区住民や来訪者のうるおい、癒し空間
として、水辺空間や緑地を積極的に活用する。
○ 河岸の遊歩道や平和大通りなどは、現在、ジョギング、散歩など地区住民に親しまれている空間である。さらに
は、来訪者の散策の場としても活用されており、今後も一層親しまれ、活用される空間となっていくことが望まれる。
○ 住民や学校、市民グループが主体となり、美化、清掃、散策などの活動を通し、若者、高齢者など世代を超えた
交流や、居住者と来訪者のコミュニケーションを育む空間として活用されている。本計画は、さらに、水辺や緑を生
かしたイベントの提案等により楽しい水辺空間、緑空間を増やしていく取組である。
②多くの市民に集まってもらう
①河岸緑地や公園、歩道などをきれ
いにする(住民、学校、市民グルー
プで美化活動に取組む)
A 若者、高齢者など世代を超えた人々
が参加できるイベントを行う
B 生活の中に水辺空間を取込む
【プロジェクトの入り口】
◆清掃イベント
◆子どもの水遊びのためのイベント
【担い手】
→地区住民、中区
→地域団体、NPO
平和の心を育てるプロジェクト
○ 本川地区・平和記念公園・袋町地区は、原爆の爆心地およびその隣接地である。それゆえ、地区住民は平和へ
の思いはひとしおのものがある。当地を訪れる人々や住民が街を散策しながら原爆の恐ろしさを認識し、もう一度
平和について考え、平和の心の尊さを考えさせる取組を進める。
○ 広島を訪れるすべての人々が言葉や人種を越え、新たに平和を愛する気持ちを育み、その気持ちを世界に発信
する情報拠点となる取組である。
○ 被爆資産マップ、コースづくりなどは、住民、地域団体が担い手となって進める。(点→線→面)
②被爆建物や資料館を結ぶ
平和体験ネットワークづくり
①平和を感じることのできるま
ちづくり
③平和に関する情報
を提供し、平和の重
要性について感じ
ることのできる演出
【プロジェクトの入り口】
◆被爆遺産や資料館等のマップ作り
◆回遊モデルコースの設定
【担い手】
→地域団体、公民館活動グループ、中区
→地域団体、NPO等