月は 「大学の通信教育 で仏教を学ぶ」 と題し てご紹介しました。 今 月も

め
在 家 者 のた
月は 「大学の通信教育
だ
の
で仏教を学ぶ」 と題し
てご紹介しました。 今
ムページには第1期からの統計データ
月も新年度へ向けて
が掲載されていて、 これまでの21期通
「学び」 を採り上げます。
か
ん
イ
集
ンタ
ーネット・リンク
た
だ
し
算の入塾者が1270名、 入門課程修業者
東京国際仏教塾。 ご存知の方も多い
が1073名 (84%)、 専門課程進級者が
います。 入門レベルとしては 「仏教入
と思いますが、 60歳という節目を機に
803名 (63%)。 さらに20期までのデー
門」 があり、 広く仏教全体を概観した
東京国際仏教塾
東方学院 (上の画面)
http://www.tibs.jp/
して仏教に基づいた人生を歩んでいく
タとして得度者が447名 (出家372名、
い方はまずこちらを受けることをお勧
ことを勧める 「還暦得度運動」 を提唱
在家75名) とのことです。 入塾した方
めします。 大学レベルのものとしては
し1988年に発足されました。 1年間の
の約30%がお坊さんになっているとい
個別研究部門の仏典の講座などが該当
カリキュラムは前半の仏教入門課程と
うことです。 本年4月の第22期入塾者
します。 大学でいう文献購読というス
後半の専門課程に分かれます。 入門課
は3月31日まで募集されていますので、
タイルで、 数年をかけて原典を一文一
程は宗教概論、 仏教概論、 大乗仏教論、
ぜひホームページをご覧ください。 学
句ずつ読んでいくものです。 ちなみに
日本仏教史の4教科のレポート、 2回
費は両課程通算で約25万円です。
私も2006年度に通年でサンスクリット、
のホームページで 「仏教」 を検索する
http://www.toho.or.jp/gakuin/
Yahoo!カテゴリ
カルチャーセンター
http://dir.yahoo.co.jp/Education/Adult_and_
Continuing_Education/Facilities/Culture_Centers/
次に紹介するのは東方学院。 インド
集中講義でパーリを学びました。 仏典
と、 「写経と法話」 「空海・日蓮・親鸞
日の修行が2度により構成されます。
哲学仏教学の碩学・中村元 (1912-1999)
を読むための言語を高等教育の水準で
を知る」 「道元を読む」 など、 実践的
この課程を終えた人のうち希望者は後
東京大学名誉教授が設立した財団法人
一般に開放しているところはほとんど
なものから教養的なものまで見つかり
半の宗旨専門課程に進むことができま
東方研究会が運営しています。 東京大
なく、 この学院の大きな存在意義の一
ます。 Yahoo!カテゴリにカルチャー
す。 自身で宗派を選択し、 宗派の教え
学インド哲学仏教学研究室出身の学者
つでしょう。 本年4月からの年度の講
センターの一覧が掲載されていますの
(宗義)、 歴史 (宗史) の2教科のレポー
や、 現在も他大学で教鞭を執っている
義内容は既に配布が開始されています。
でご利用ください。
トと、 5回の実習を行います。 浄土真
講師陣等が、 一般思想部門、 個別研究
ホームページでも詳細が決定され次第、
宗コースが常設でその他の宗旨宗派は
部門、 語学部門、 実習部門に分類され
掲載されるそうです。
3名以上の希望者があれば開設すると
る多彩な講座を東京、 関西、 名古屋で
最後に、 より気軽に仏教を学習した
ぶことは、 仏教を信仰し、 人生のよす
のことですが、 平成20年4月入塾の第
開講しています。 1科目年間4万円
いときに重宝するのが、 いわゆるカル
がとするにも大いに役立つことと思い
21期は天台、 真言、 浄土、 浄土真宗、
(他に入会金3万5000円) で、 通年の
チャーセンターです。 NHK文化セン
ます。 一方、 仏教への接し方は本や講
臨済、 曹洞、 日蓮の全7宗とも開設さ
講義は約20回となりますので1回あた
ター、 読売・日本テレビ文化センター、
義を通じて学習することだけでないの
れました。 宗旨専門課程も修業すれば
り約2000円。 内容は、 入門レベルの一
毎日文化センターなど、 大手メディア
は言うまでもなく、 次月以降、 広い視
在家得度 (受戒)、 さらに条件によっ
般向けのものから、 大学レベルの学術
系列のセンターが全国にあります。 例
点でインターネットを介した仏教への
ては出家得度の道も開かれます。 ホー
的なものまで幅広い講座が用意されて
えば、 読売・日本テレビ文化センター
接し方を紹介していきたいと思います。
のスクーリング (集合講義)、 2泊3
2か月に渡り仏教の 「学び」 につい
て紹介しました。 学術的、 体系的に学