(4)趣旨等を記載した書類 - 大学設置室 - 文部科学省

設 置 の 趣 旨 等 を 記 載 し た 書 類
ア.設置の趣旨及び必要性
(a)設置の必要性
(1)大学の目的と使命
創立者小原國芳は、人間を「生まれながらにして、唯一無二の個性を持ちつつも、万人共通
の世界をも有する存在である」と定義した。この人間観を基礎に、その人をより魅力的な存在
にする個性を伸ばそうとする「個性尊重」の教育と、全ての人間に共通する才能を育む「全人
教育」が成立した。
ここでいう「全人教育」とは、真・善・美・聖・健・富の6つの価値の創造にあるとし、そ
れは即ち学問・道徳・芸術・宗教・健康・生活の6方面の人間文化を調和的に豊かに形成する
ことをいうのである。(資料1参照)
この教育理想の実現に向けて、当初、中学部、小学部、幼稚部の学校を設置してスタート。
さらに数々の設置を経て昭和24年新学制の公布によって新制の玉川大学設置を見た。
玉川大学は、玉川学園の教育理想として掲げた「全人教育」を以って教育精神とし、大学と
しての広い教養と深い学術について教授・研究することはもとより、宗教教育、芸術教育をも
重視し、浄らかで豊かな情操を養い、道徳心の涵養につとめ人格の陶冶を図ることを目的とし、
併せて人類社会の文化の進展に寄与することを使命としてきている。
これからの玉川大学の使命は、一つにこの人間像を実現させることであり、そして二つに、
日本社会、さらには世界へ貢献できる人材を養成することにある。そして、これまでと同様に
社会や時代、また産業界の要請に応える「オン・デマンド教育」の実践を掲げ、教育研究を展
開していく。
(2)学部の設置の必要性
我が国においては、世界に例を見ない水準の少子高齢化、国内市場規模の縮小など厳しさを
増す経済環境、グローバル時代の到来による本格的な国際交流の進展などが見込まれる。この
ような状況において、観光が地域活性化や国民経済の発展、国際交流の充実に寄与するもので
あるという背景のもと、平成18年に観光立国推進基本法が制定され、平成19年に観光立国
推進基本計画が定められ、平成20年には観光庁が設置された。観光立国推進基本法の第16
条には、「国は、観光の振興に寄与する人材の育成を図るため、観光地及び観光産業の国際競争
力の強化に資する高等教育の充実、観光事業に従事する者の知識及び能力の向上、地域の固有
の文化、歴史等に関する知識の普及の促進等に必要な施策を講ずるものとする。」と記載されて
いる。
「新成長戦略」(平成22年6月18日閣議決定)においては、観光が経済活性化の起爆剤と
して大きな期待が寄せられていることから、元気な日本を復活させるための7つの戦略分野の
一つとして観光立国の実現が掲げられている。
「日本再生の基本戦略」
(平成23年12月24
日閣議決定)では、観光の振興が日本の再生に不可欠であることが示されている。こうした観
光を取り巻く環境の変化を踏まえ、改めて「観光立国推進基本計画」(平成24年3月30日閣
議決定)が定められ、その中で観光が日本経済と地域を再生することによる国民経済の発展、
観光が世界を惹きつけることによる国際相互理解の増進、観光が人生を楽しく豊かにすること
による国民生活の安定向上を図るということが述べられている。また、
「観光立国推進基本計画」
によれば、観光は産業の裾野が極めて広く、総合的戦略産業であると位置づけられている。
さらに、観光は「国際平和と国民生活の安定を象徴する」とも、「21世紀のリーディング産
業の1つである」とも言われている。そうした観光に対する評価は、以下の5つの特徴に基づ
いている。
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① 観光は国際交流の場を提供するものであり、異文化間における相互理解の増進に大き
く貢献するものである。
② 少子高齢化・人口減少社会が到来した我が国の地方では、定住人口の減少に起因する
地域力の衰退が大きな問題となっているが、観光は交流人口の増大を通じて地域経済
の活性化、雇用機会の増大等に寄与するものである。
③ 観光は地域の活性化に関し、その経済的効果だけでなく、地域住民が地域文化への誇
りや愛着を感じる魅力ある地域社会の実現を促進するものである。
④ 国民生活における真の豊かさがより一層追求される中、観光旅行者の旅行需要の高度
化、多様化が進み、それらに対応した新しい観光ビジネスモデルの構築が急務となっ
ている。
⑤ 本格的な国際交流の進展が見込まれる現代にあって、観光が非常に裾野の広い産業で
あること、また外国人観光旅行者の誘致による外貨の獲得については見えざる輸出と
評されるほど経済効果が大きいことなどから、世界各国において21世紀のリーディ
ング産業の1つと期待されている。それと同時に観光分野における国際競争が一層激
化しており、我が国の観光産業は国際競争力をつけることが急務となっている。
このように、観光への期待は大きく、観光の振興に寄与する人材の育成が求められる中、
本学では平成19年に経営学部に観光経営学科を設置した。それから5年が経過し、グロー
バル時代における観光の振興に広く貢献できる人材の育成がますます求められてきており、
観光経営学科で行われてきた教育・研究をもとに、さらに発展、充実を図るため観光学部を
設置することとした。(資料2参照)
(3)授与する学位と定員の設定
学部・学科名称は観光学部観光学科、授与する学位は学士(観光学)とする。
本学部・学科では、前述の観光に対する社会の期待や以下に示す既設の経営学部観光経営
学科の志願状況を勘案して、入学定員を90人、収容定員を360人とすることとした。
既設の経営学部観光経営学科においては、入学定員90人に対する志願者数及び志願倍率
は、平成21年度入試が674人で7.5倍、平成22年度入試が598人で6.6倍、平
成23年度入試が698人で7.8倍、平成24年度入試が576人で6.4倍で、過去4
年間の平均は637人で7.1倍である。このように観光経営学科においては18歳人口の
減少期にもかかわらず安定して質量ともに学生確保が十分に見込める志願者を集めてきて
おり、また90人の入学定員で充実した教育・研究が実践されていることから、観光学部の
定員を上述のとおりに設定した。
(b)教育研究上の目的及び養成する人材像(資料3参照)
(1)研究対象とする中心的な学問分野及び養成する人材像、教育研究上の目的
本学部・学科では、グローバル化や少子高齢化など社会の急激な変化の中で、観光が我が
国の経済や雇用、地域の活性化に大きな影響を与えることを踏まえたうえで、研究対象とす
る中心的な学問分野を観光学分野とする。そして、観光学分野に関する教育研究を通して、
グローバル時代における観光の振興に広く貢献できる人材の養成を目指す。
具体的には、現代における観光の意義や役割とその課題を的確に把握し、適切な情報の収
集と分析を通して、また、異文化に対する理解を基礎に、高度な英語運用力を駆使してグロ
ーバル時代の観光産業と地域活性化に貢献できる人材を養成する。
そのために、グローバル時代における観光産業のあり方について、その基礎・基本となる
知識を体系的に学修し、そこで修得した知見をもとに、幅広い観点から観光という現象の意
義や役割を理解し、さらに現状の課題を社会科学的な方法論に基づいて認識し、その解決策
を提示できる能力を育成する。
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また、グローバル時代の観光産業にあっては、インバウンド観光・アウトバウンド観光と
もに、国際共通語としての英語運用力は必須であるとの前提に立ち、その高度な運用力の修
得を図るとともに、それを用いた異文化理解の深化と異文化との交流力を培うことを目指し
た教育・研究を行うことを目的とする。
教育課程は、「観光全般に関する知識」を体系的に修得させることと、「英語運用力」の向
上を図ることを主軸として編成されている。この教育課程を通して、
「人間関係構築力」、
「情
報収集・分析・表現力」
、
「異文化理解・対応力」
、
「社会的責任と倫理観」
、
「問題発見・解決
力」など「グローバル時代における観光の振興に貢献できる人材」が備えるべき基礎的な資
質・能力を身につけさせる。
(2)卒業時における到達目標
本学部・学科では、人材養成の目標や教育研究上の目的を踏まえ、教養科目と観光学に関
する専門科目の教育活動の成果として、卒業時における到達目標を以下のとおり設定する。
① 観光に関する幅広い知識を身につけ、観光という現象を多様な観点から分析すること
ができる。(知識・理解)
② グローバル時代における観光の新たな問題を発見し、適切な情報収集とその分析を通
して、自ら解決策を考え、提示することができる。(思考・判断)
③ 異文化に対する興味と関心を持ち、多様な価値観と共生することができる。(関心・
意欲)
④ グローバル時代において、高い倫理観を持ち、日本国内ならびに海外において国際観
光の振興に取り組む素地を体得している。(態度)
⑤ ビジネスの現場で的確なコミュニケーションをとることが可能な高度な英語運用力
を修得している。(技能・表現)
(3)想定される卒業後の具体的な進路
卒業後の主たる進路は、主要な観光産業である旅行業、宿泊業、運輸業ならびに国際交流
や地域振興を担う公共機関、NPO、NGOを想定している。加えて、観光振興に間接的に
関わってくる広告業、情報サービス業、マスコミでの活躍なども考えられる。さらに、本学
部・学科で身につけた英語運用力と資質を活かして、外資系企業、商社、メーカー、外食産
業など幅広い業界での活躍が期待される。このほか、国内外の大学院への進学や海外留学を
目指すことも選択できる。
イ. 学部、学科等の特色
本学部・学科は、中央教育審議会答申「我が国の高等教育の将来像」の提言する「高等教育
の多様な機能と個性・特色の明確化」を踏まえ、学部・学科の担う 7 つの機能のうち、
「幅広い
職業人養成」を重点的に担う。その上で、グローバル時代における観光の振興に広く貢献でき
る人材の養成を目指す。
サンケイ新聞(平成24年5月5日朝刊)の「内定者6割が『グローバル人材に』」という記
事の中で、「海外旅行や留学に行かず国内での安定した生活を希望するなど、近年『内向き志向』
とされてきた若者に、就職活動を通じて海外へ目を向ける“変化”が出始めている。不況で国
外に活路を見いだす企業が、留学経験者など国際社会で活躍できる人材の獲得に乗り出したこ
との影響だ。内定者6割が『グローバル人材になりたい』と答えた調査結果もあり、『内』から
『外』への意識改革が加速しそうだ。
」という文章が掲載されている。ここで記載されている調
査とは、就職情報サイト「リクナビ」が平成23年12月に実施したアンケート(平成24年
4月に入社予定の大学生778人が対象)で、
「グローバルで通用する人材になりたい」が59%、
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「グローバルで通用する人材になるため実際に行動した」が49%という結果が出ている。そ
の行動した内容の主なものとしては、語学の勉強が53%、語学資格の受験が61%、留学な
どの海外経験が19%となっている。
また、経済産業省の「産学人材育成パートナーシップ グローバル人材育成委員会報告書-
産学官でグローバル人材の育成を-」(平成22年4月)では、グローバル人材に共通して求め
られる能力として、
「社会人基礎力」のほか「外国語でのコミュニケーション能力」、
「異文化理
解・活用力」の2つの能力が示されている。
これら社会の要請に応えて、本学部・学科では次のように教育を展開する。国際共通語であ
る英語運用力の育成を図るため、1年次より2年次前期までの1年半、月曜から金曜まで毎日、
必修科目として英語の授業を開講する。さらに、2年次後期と3年次前期には1年間の海外留
学を必須とする。この留学により、多様な価値観に触れさせるとともに、高度な英語運用力は
もとより、異文化理解・対応力、国際感覚を身につけさせる。留学より戻ってきた後、さらに
英語運用力の向上を図るため、3年次後期・4年次前期には必修で、また4年次後期に選択で
英語科目を用意するとともに、いくつかの専門科目の授業を英語で行うこととしている。
観光に関する科目については、基礎・基本を中心に学んだ後、卒業後の進路を見据え、また
興味、関心に基づいて科目履修ができるよう体系的な教育課程のもと、各セメスターに配置し
ている。特に観光の基幹科目については、留学前の2年次前期と、留学後の3年次後期に4単
位科目として開設する。
また、グローバル時代における観光の振興に広く貢献できる人材の養成を目指すという学
部・学科の目標を達成させるため、卒業必要単位数124単位のうち58単位を必修科目とし
て配置するとともに、履修科目登録の上限を16単位に設定するなど、学生がしっかりと集中
して学修できる環境を構築する。また、専門科目はもちろんのこと教養科目にも力を入れ、幅
広い職業人養成を重点的に行う教育研究を展開する。
したがって、本学部・学科の卒業生は観光系企業を中心に、一般企業はもとより、広く地域
振興や国際交流にかかわる公共諸団体のマネジメントスタッフとしても活躍の場が得られると
考えられる。
ウ.学部、学科等の名称及び学位の名称
学部名称は「観光学部」
(英訳名称:College of Tourism and Hospitality)、学科名称は「観
光学科」(英訳名称:Department of Tourism and Hospitality Management)、学位の名称は、
「学士(観光学)」(英訳名称:Bachelor of Arts in Tourism)である。
本学部・学科では、グローバル化、少子高齢化、ICT化の進展など観光産業を取り巻く環
境が変化し、観光に携わる人材の育成に大きな影響を与えていることを踏まえたうえで、グロ
ーバル時代における観光の振興に広く貢献できる人材の養成を目指した教育・研究を行う。し
たがって、研究対象とする中心的な学問分野が観光学分野であるということ、また、社会や受
験生にもわかりやすい名称とすること、この二つの理由から学部名称を「観光学部」、学科名
称を「観光学科」、学位の名称を「学士(観光学)」とした。
エ.教育課程の編成の考え方及び特色
(a)教育課程の編成の基本方針・考え方
観光学部では、現代における観光の意義や役割とその課題を的確に把握し、適切な情報の
収集と分析を通して、また、異文化に対する理解を基礎に、高度な英語運用力を駆使してグロ
ーバル時代の観光産業と地域活性化に貢献できる人材を養成することとしている。
この人材養成の目的を達成するために、グローバル時代における観光について体系的に学び、
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幅広い観点から観光の意義や役割、現状と課題を認識し理解できる能力を育成するとともに、
情報の収集・分析・表現力の養成、国際共通語である英語運用力の向上と異文化に対する理解
の喚起と交流の実践を目指した教育課程を編成する。特に教育課程を編成するにあたっては、
学位授与の方針や人材養成の目標をもとに、知識・理解、汎用的技能、態度・志向性、総合的
な学習経験と創造的思考力といった学士力を培うことを踏まえて科目の設定を行っている。
具体的には、以下に示す方針に基づいて教育課程を構築している。
① 豊かな教養と幅広い基礎知識、基本的な学習能力を身につけさせるため、全学共通科
目群として「ユニバーシティ・スタンダード科目群」を設置する。「ユニバーシティ・
スタンダード科目群」は、「玉川教育・FYE科目群」、
「人文科学科目群」、
「社会科学
科目群」、「自然科学科目群」、「学際科目群」、「言語表現科目群」の6つの科目群で構
成する。
② 専門科目群については、体系的に学習できるよう「導入科目群」、「発展科目群」、「専
攻科目群」の3群で構成する。
③ 観光の導入に関する科目については、1年次に必修科目として開設する。
④ 専門科目の核となる科目を発展科目群に4単位科目として配置する。これらの科目は、
卒業後の進路を見据え、あるいは興味・関心に応じて履修できるよう必修選択科目と
して開設する。
⑤ グローバル時代における観光の振興に貢献できる人材を養成するにあたり、観光に関
する知識の修得に加え、国際共通語である英語運用力の向上と異文化に対する理解を
深めるため、英語科目を1年次から4年次まで体系的に学修できるよう配置するとと
もに、1年間の「海外留学」を全学生に義務付ける。
このように教育課程については、学士課程段階での教育である教養教育や専門基礎教育を中
心として編成し、教育課程の柱となる基幹科目は4単位とし学生が集中的に学べるよう工夫を
している。
具体的には次の通りである。観光に関する科目については、基礎・基本を中心に学んだ後、
卒業後の進路を見据え、また興味、関心に基づいて科目履修ができるよう体系的な教育課程の
もと、各学期に必要な科目を配置している。特に観光の基幹科目については、留学前の2年次
前期と、留学後の3年次後期に4単位科目として開設する。
卒業必要単位数124単位のうち58単位を必修科目として配置し、グローバル時代におけ
る観光の振興に広く貢献できる人材の養成を目指すという学部・学科の目標を達成できるよう
工夫している。
また、本学部・学科では、国際共通語である英語運用力の育成に力を入れている。そのため、
1年次より2年次前期までの入学後1年半は英語の授業を必修として、月曜から金曜まで毎日、
授業を開講する。その上で、学生は全員、2年次後期から3年次前期にかけての1年間、海外
留学を行う。この留学により、多様な価値観に触れるとともに、高度な英語運用力はもとより、
異文化理解・対応力、国際感覚を身につける。留学より戻ってきた後、3年次後期・4年次前
期には必修で、また4年次後期は選択で英語科目が開講され、またいくつかの専門科目におい
て英語で行われる授業が用意されていることから、学生はさらなる英語運用力の向上を目指し
た学修が可能となる。
海外留学前の各学期には『一年次セミナー101』『一年次セミナー102』『二年次セミナ
ー201』を配置し、クラス単位の少人数の授業を必修で展開し、初年次教育、キャリア教育、
留学教育などを行う。留学後には『観光学ゼミナールⅠ』を必修科目として用意し、これまで
学修してきた観光学の基礎・基本をもとに、卒業後の進路を見据えた発展・専攻科目の履修へ
と導く。
(b)教育課程の特色(資料4、5、6、7参照)
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本学部・学科の教育課程は、次の2群で編成されている。
(1)ユニバーシティ・スタンダード科目群
(2)専門科目群(導入科目群・発展科目群・専攻科目群)
そのうち、ユニバーシティ・スタンダード科目群については、さらに「玉川教育・FYE(First
Year Experience・初年次教育)科目群」、「人文科学科目群」、
「社会科学科目群」、「自然科学科
目群」、「学際科目群」、
「言語表現科目群」の6群で構成されている。「玉川教育・FYE 科目群」
は、本学の掲げる全人教育の理念に基づいて科目が設定されている。残りの5群は、全人形成
にふさわしい教養が身につくことを目的として開設している。つまり、人生の目的を啓発し、
感情を洗練させ、論理的に思考する能力を育成するための科目が配置されている。
<玉川教育・FYE科目群>
本学の教育は、創立者小原國芳の提唱した「全人教育」の理念のもとに実践されている。
この科目群は、『玉川の教育』『一年次セミナー』『二年次セミナー』『健康教育』『音楽』
『全人教育論』など全人教育の核あるいは基底となる科目で構成されている。
初年次教育科目である『一年次セミナー101』『一年次セミナー102』は必修科目
として1年次の前期と後期に開設されている。大学での授業をいかに効果的に受講するか、
4年間の大学生活の中でどのように人生の目標を設定しキャリアデザインを行っていく
かを考え学ぶ科目である。具体的な授業内容は、「なぜ大学で学ぶのか」、「時間管理の技
術」、
「ノートをとる」、
「試験を受ける」、
「効果的な学習方法」、
「学問とは何か」
、
「読書の
方法」、
「文章作法の方法」、
「大学の支援資源の活用方法」
、
「社会生活とメディア」
、
「社会
貢献について考える」、
「コミュニケーションの在り方」、
「情報の活用と倫理」、
「個人情報
の保護と関わり方」、
「セルフマネジメント」、
「ライフデザインとキャリアデザイン」であ
る。
<人文科学科目群>
多文化・異文化についての造詣を深めると同時に、これまで人類が積み重ねてきた文化
について学修する科目群である。
『文化人類学』
『比較文化論』『ことばと文化』『現代文明
論』『歴史(世界)』『歴史(日本)』『哲学』『倫理学』『宗教学』『ロジック』などの科目で
構成されている。
<社会科学科目群>
社会現象を考察、分析、総合し、そこに一定の法則を見い出すとともに、学修を通して
市民の社会的役割と責任を理解する科目群である。
『経済学(国際経済を含む)』『経営学』
『社会学』『法学』『会計学』『コミュニケーション論』
『国際関係論』『政治学』『心理学』
『マーケティング』などの科目で構成されている。
<自然科学科目群>
自然現象の法則を学ぶと同時に、人間社会を発展させる自然科学の社会的機能を理解す
る科目群である。
『環境科学』『生物学入門』『地球科学』『統計学入門』『データ処理』
『情
報科学入門』『マルチメディア表現』『数学入門』『エネルギー科学』『宇宙科学』」などの
科目で構成されている。
<学際科目群>
既存の学問領域の枠組みだけではとらえきれない事象について、様々な学問の知見を援
用しながら学修する科目群である。
『ミクロ脳科学』『マクロ脳科学』『健康スポーツ理論』
『マスメディアと社会』『環境教育ワークショップ』『コープ・プログラム』『キャリア・
マネジメント』などの科目で構成されている。
<言語表現科目群>
言語の運用能力、言語によるコミュニケーション能力の養成を目的とする科目群である。
『EFL』『英語コミュニケーション』『日本語表現』『アカデミック・ライティング』な
どの科目で構成されている。
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専門科目群については、観光学の理論及び実践に関する科目とその背景となる国際社会や文
化に関する科目、英語運用力の向上を図る科目で構成され、導入科目群・発展科目群・専攻科目
群といったように学習の展開に合わせて段階別に編成されている。
<導入科目群>
入門的意味合いをもつ科目群であり、観光学の基礎・骨格となる科目が必修として開設
されている。その他、英語運用力の向上を図る科目が必修として設置されている。開設科
目は『観光学概論』『観光地理学』『観光史』『College English』である。
<発展科目群>
導入科目群に引き続いて学ぶ専門性の高い科目群である。これらの科目の学修を通して、
問題の発見及び解決の能力を養い、さらには卒業後の進路を見据えて幅の広い、かつ奥行
きの深い専門知識を身につけさせる。そのために、学生の参考となるよう、卒業後の進路
を考慮した体系化された研究領域(履修モデル)を提示するとともに、先行履修科目(プ
リリクイジット)の指定を行う。
また、2年次の後期と3年次の前期の1年間は、海外留学を全員の学生に課す。この留
学により、多様な価値観に触れさせるとともに、高度な英語運用力はもとより、異文化理
解・対応力、国際感覚を身につけさせる。
特に観光の基幹科目については、留学前の2年次前期と、留学後の3年次後期に4単位
科目として開設する。基幹科目は『観光社会学』『国際観光論』
『観光経営学』『観光・ホス
ピタリティ事業論』『観光政策・行政論』『デスティネーション・マーケティング』『観光開
発論』『観光行動論』『観光文化論』『旅行事業論』
『宿泊事業論』『航空事業論』である。
発展科目の必修科目としては、『リサーチ・メソッド』『観光学ゼミナール』『College
English』『College Reading & Writing』『インターンシップ』を設置している。
<専攻科目群>
専門性の高い科目群である。これらの科目は発展科目群での学修を基礎として開設され
ている。学部教育における研究実践を完結させるとともに、さらなる高次の研究実践に発
展させていく役を担っている。主な開設科目は『エコ・ツーリズム』『イベント・ツーリ
ズム』『アート・ツーリズム』『異文化交流論』『国際協力』『観光メディア論』『ホスピタ
リティ論』『観光財務情報分析』『観光まちづくり関連法規』などである。
教育課程を編成するにあたっては、学位授与方針や人材養成の目標、学部・学科の特色を実
現させるために、カリキュラム・マップやカリキュラム・ツリーをもとに科目の設定を行った。
オ.教員組織の編成の考え方及び特色
本学部・学科は、教授8人、准教授6人、助教1人の合計15人の専任教員で教員組織を編
成する。経営学部観光経営学科から7人、経営学部国際経営学科から1人、文学部比較文化学
科から2人、工学部ソフトウェアサイエンス学科から1人、工学部マネジメントサイエンス学
科から1人が異動し、新規採用者は3人である。
観光学部では、現代における観光の意義や役割とその課題を的確に把握し、適切な情報の収
集と分析を通して、また、異文化に対する理解を基礎に、高度な英語運用力を駆使してグロー
バル時代の観光産業と地域活性化に貢献できる人材を養成することとしており、この人材養成
の目的を達成するための教育課程の編成としている。
このことから、教育研究の目的や養成する人材像、学部・学科の特色、教育課程の編成を踏
まえた教員組織の編成としている。
具体的な専任教員の科目担当配置は次のとおりである。必修科目である『一年次セミナー1
01』『一年次セミナー102』『二年次セミナー201』は、いずれの科目も15人から20
人の少人数クラスで開講し、専任教員がクラス担任として授業を担当する。
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専門科目において、必修科目の授業担当者には、すべて専任教員を配置している。また、教
育課程の柱となる基幹科目は4単位とし、これらの科目についても専任教員が授業を担当する
こととしている。このように研究対象学問分野や教育課程の中核的科目、必修科目については
専任教員が授業を担当することから、適切な教員配置となっているといえる。
開設年度の年齢構成は、61歳が2人、59歳~55歳が6人、54歳~50歳が2人、そ
して44歳~40歳が4人、39歳~35歳が1人で、平均年齢は51.2歳である。また、
本学の教員定年年齢は65歳であるが、専任教員15名については、いずれも完成年度である
平成28年度以前に定年になる者はいない。(資料8参照)
カ.教育方法、履修指導方法及び卒業要件
(a)教育方法
(1)授業方法と受講生数、配当年次
本学部・学科においては、次のような授業形態を採用する。幅広い知識を身につける科目
については、講義形式を中心とした形態で授業を行う。情報の分析や技能に関する科目は演
習形式の授業形態を採る。修得した知識や能力をもとに実践力を身につける科目については、
実習・実技形式で授業を行う。
受講生数については、授業の内容や授業形態に応じて、より効果的な人数を設定する。目
安としては、講義科目は40人~90人、演習科目は20人~40人とする。実習・実技科
目は授業内容により大きく異なるため目安は定めない。
少人数できめ細やかな指導ができる態勢で授業を行うことを基本とする。
配当年次については、基本から基幹へと体系的な学修ができるよう設定している。また、
カリキュラム・ツリーやカリキュラム・マップ、履修モデルなどをもとに、科目間の関係や
履修順序にも配慮して配当年次を決定している。
(2)授業におけるメディアの利用
これまで経営学部観光経営学科において行っていた e ラーニング・システムを、本学部・
学科の専門科目でも導入する。もちろん授業は対面で行われるが、学生が日常的に e ラーニ
ング・システムを活用することにより、授業の進捗管理、授業内容の補完、学生の予習・復習
の便宜等に繋がり、学生の自主学修をより効果的に促進することとなる。
(3)英語運用力向上のための授業展開(資料9参照)
1年次から2年次の前期にかけては、月曜日から木曜日の毎日、『EFL(English as a
Functional Language)』
(必修)の授業を時間割に設定する。金曜日には『College English』
(必修)という科目を開設し、1週間のまとめを行う。毎日、英語に触れることで、効果的
に英語運用力の向上を図る。さらに、各授業の終了後に学生が自学自習できる時間や環境を
設ける。具体的には、EFL学習支援室を設置し、チューター及びティーチング・アシスタ
ントを配置する。
2年次後期から3年次前期においては1年間の海外留学(必須)により、さらに英語運用
力の向上を図る。
3年次後期および4年次前期は『College Reading & WritingⅠ』『College Reading &
WritingⅡ』
(必修)が用意されるとともに、いくつかの専門科目で英語による授業が行われ
る。また、4年次後期には選択科目として『College Reading & WritingⅢ』を開講する。
(4)単位制度の実質化を図るために履修科目登録の上限を16単位に設定
各学期における履修登録できる単位数を原則16単位と定める。それにより、学生は少数
の授業を集中的に学ぶことができる。また、大学教育の単位制の趣旨を生かし、予習・復習
などの授業時間外の学習にも十分な時間を費やすことが可能となり、学生の主体的な学びと
ともに、充実した授業の展開が期待できる。
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また、観光分野の基幹科目は4単位として1週間に2回開講する。これにより、さらに少
ない科目を集中して学修することが可能となる。
(5)学習の質を評価する制度の導入
学習の質を評価するためにGPA制度を導入する。各学期における学習の成果を履修1単
位あたりのポイント(GPA)として算出することにより、学習量ばかりでなく学習の質を
評価するシステムとする。なお、卒業要件として累積GPA2.00以上を課す。
(b)履修指導方法(資料10参照)
教務主任を中心に、教務担当及びクラス担任教員による教務ガイダンスを開催し、学生へ
の履修アドバイスの機会を設ける。また、個々の学生に対しては、クラス担任教員がシラバ
スや履修モデルを提示し、体系的に学修を進められるよう履修指導を行う。なお、成績に関
してはGPAをもとに指導を行う。
以下に典型的な履修モデルを示す。
●履修モデルA(観光ビジネスの発展に寄与できる人材を養成するモデル)
国民生活における真の豊かさがより一層追求される中、観光旅行者の旅行需要の高度化、
多様化が進み、それらに対応した新しい観光ビジネスモデルを構築し、観光産業に関するマ
ネジメントができる人材の養成を目指した履修モデルである。
『観光経営学』『観光・ホスピタリティ事業論』『ホスピタリティ・マネジメント』『デス
ティネーション・マーケティング』『サービス・マーケティング』『旅行事業論』『宿泊事業
論』『航空事業論』『交通事業論』などの科目を履修することにより、旅行業界、航空業界、
鉄道業界、ホテル・宿泊業界、観光地施設(テーマパークを含む)など観光ビジネス全般に
関係する多様な進路を目指す。
●履修モデルB(観光を通して地域の活性化に貢献できる人材を養成するモデル)
観光は地域の活性化に関し、その経済的効果だけでなく、地域住民が地域文化への誇りや
愛着を感じる魅力ある地域社会の実現を促進するものである。また、少子高齢化・人口減少
社会が到来した我が国の地方では、定住人口の減少に起因する地域力の衰退が大きな問題と
なっているが、観光は交流人口の増大を通じて地域経済の活性化、雇用機会の増大等に寄与
するものである。そのような背景の中で、観光を通して、地域の活性化に貢献できる人材の
養成を目指した履修モデルである。
『観光政策・行政論』『観光開発論』『観光社会学』『観光経済学』『地域文化論』『イベン
ト・ツーリズム』『観光まちづくり関連法規』『観光行動論』『観光情報システム』などの科目
を履修することにより、旅行業界、ホテル・宿泊業界、広告業界、文化施設・観光地施設(テ
ーマパークを含む)、公務員(地域振興との関連)等多様な進路を目指す。
●履修モデルC(観光を通して国際交流の進展に寄与する人材を養成するモデル)
観光は国際交流の場を提供するものであり、異文化間における相互理解の増進に大きく貢
献するものである。また、本格的な国際交流の進展が見込まれる現代にあって、観光が非常
に裾野の広い産業であること、また外国人観光旅行者の誘致による外貨の獲得については見
えざる輸出と評されるほど経済効果が大きいことなどから、世界各国において21世紀のリ
ーディング産業の1つと期待されている。そのような背景の中で、観光を通して、国際交流
の進展に寄与する人材の養成を目指した履修モデルである。
『国際観光論』『異文化交流論』『国際協力』『国際関係論』『観光文化論』『観光行動論』
『観光・ホスピタリティ事業論』『観光メディア論』『エコ・ツーリズム』
『観光文献購読』な
どの科目を履修することにより、旅行業界、ホテル・宿泊業界、広告業界、国際交流を担う
9
公共機関、NGO、外資系企業、商社等多様な進路を目指す。
(c)卒業要件
卒業要件は卒業時における卒業生の質の確保を目標に設定している。これからの大学は卒
業生の質の確保を図ることが必要である。何よりも学生に高い付加価値を身につけさせたう
えで、卒業生として送り出すことが大学の責任である。そのため、本学部・学科ではGPA
制度を採用し、卒業時に学習量ばかりでなく学習の質を評価する。具体的には、累積GPA
2.00以上を学生に求める。
なお、卒業に必要な単位数は124単位であり、卒業にあたっての条件を次のように定め
る。
①ユニバーシティ・スタンダード科目群の必修科目8単位修得
②ユニバーシティ・スタンダード科目群の選択科目のうち、観光学部観光学科において
は『二年次セミナー201』『経済学
(国際経済を含む)』『データ処理』『統計学入門』
『国際研究B』『国際研究C』『EFL201』『EFL202』『EFL301』は必
修とし、計24単位修得
③専門科目群の必修科目26単位修得
④『観光社会学』『国際観光論』『観光経営学』『観光・ホスピタリティ事業論』『観光政
策・行政論』
『デスティネーション・マーケティング』より4単位以上修得
⑤『観光開発論』『観光行動論』『観光文化論』『旅行事業論』『宿泊事業論』『航空事業
論』より4単位以上修得
⑥上記①、②、③、④、⑤の単位を含み124単位以上修得すること
キ.施設、設備等の整備計画
(a)校地、運動場の整備計画
本学では教育理念の具現化を遂行するにあたり『12の教育信条』を定めその一つに『自然
の尊重』を掲げ、雄大な自然の教育的価値を重視し、かつ環境への配慮を積極的に行ってきた。
現在、町田市にあるキャンパスは約60万㎡に及ぶ。
大学の校地は玉川学園幼稚部、小学部、中学部、高等部との共用となるが、各部ごとにその
主な活動区域は分散しており、教育活動が特定の区域に集中して行われないよう配慮している。
校舎間の移動においては余裕のある通路や空地が確保されており、スムーズな移動が可能とな
っている。また、学生が利用する食堂の周辺にはベンチやテーブル・椅子等を配置しており、
学生が休息できるような屋外スペースを設置している。体育施設については屋外運動場として
大グラウンドをはじめテニスコート、ゴルフ練習場、洋弓場、弓道場を備えている。また、屋
内運動場としては大体育館、温水プールなどを設置している。
(b)校舎等施設の整備計画
本学部・学科では単位制度の実質化を図るため各学期における履修登録できる単位数を16
単位と定め、学生が集中して科目を受講することができ、予習・復習が十分行えるよう配慮し
ている。また、学部の人材養成の目標を達成するために必修科目を58単位とするとともに、
開設科目数を既設の経営学部観光経営学科の175科目から145科目に減らしている。した
がって、本学部・学科の定員が既設の経営学部観光経営学科と同じであり、教室等は、これま
で既設の経営学部観光経営学科が使っていたところを継続して使用することから、施設・設備
は十分に確保できており、学生の利用上における支障はないものと考えている。
教育課程、授業形態などから考慮される必要な施設・設備については、講義室、演習室、自
習室などが設置されている。一部の講義室ではマルチメディア対応あるいはアナログ方式の講
義装置(ビデオプロジェクターまたはVTR方式によりスクリーンやTVにメディアを投影可
10
能な装置)が導入されている。また、複数のコンピュータ演習室を備え、学内LAN光ケーブ
ルを敷設しそれぞれの校舎及び建物間のネットワークを構築している。また、一般教室、研究
室及び図書館、ラウンジ等においては『いつでも、どこでも』の教育環境を構築すべく情報コ
ンセントや無線LANを設置し、あらゆるところでネットワークにアクセスして学習ができる
環境にある。
教員の研究室については、専任教員が15人であることから15室を用意する。また、別に
共同研究室、教職員ラウンジ、学生と面談するスペース、非常勤講師控室、会議室を整備して
いる。
その他、図書館、体育館、教育博物館、学長室、事務室、健康院、学生食堂などを備えてい
る。
(c)図書等の資料及び図書館の整備計画
大学図書館は、紙媒体だけでなく、急速なデジタル化の流れに対応した学内外のネットワ
ーク上の学術情報資源を収集し迅速に提供すること、また、課題解決能力の高い自立した情
報利用者を育てる場として活動し、利用者の情報探索およびレポート作成能力の向上を支援
することを基本方針としており、教育・研究活動に直接関係ある資料を体系的に収集するた
め、カリキュラムや研究動向に注意しながら図書等の資料を選定している。
総合的図書館の機能を持つ本館を中心に、主な校舎に各研究科・専攻及び各学部・学科の
特色に合った新しい資料を中心にサービスを展開する分室を4ヶ所設け、一元化された管
理・運営の下、利用者のニーズに応えている。全座席数は695席である。
大学全体の蔵書冊数は約91万冊、学術雑誌は約8,400種を所蔵しており、学生1人
当たりの蔵書数はかなり高い数字になっている。
また、デジタルデータベースは「CiNii」を始めとした横断的なデータベースのみならず、
分野別、主題別にも対応し利用環境を整えている。平成24年度より大規模なデータベース
「Web of Science(全分野)」を導入し、引用文献情報の検索も可能となっている。
電子ジャーナルも年々増加し、「EBSCO Business Source Premier」をはじめ「日経BP」
などを導入し約9,000誌の電子ジャーナルが利用可能となっている。いずれも図書館の
ホームページに「AtoZ」や「統合検索システム」を備えて利用の便を図っている。
本館図書館には、25万冊収容可能な開架式書庫の他、参考調査室、閲覧室、グループ学
習室、視聴覚コーナー等種々の機能を持った利用スペースが整備されており、多様化するメ
ディアに対応する機器等についても配備されている。
また、本学に所蔵されていない図書等の資料は、大学図書館間の相互貸借や文献複写シス
テムである「NACSIC-ILL」を経由して取寄せ、他大学との相互協力の体制を整えている。
ク.入学者選抜の概要
本学部・学科では、公正かつ適切に学生募集および入学者選抜を行い、養成する人材像や教
育課程との関連性を踏まえて、入学志願者が高等教育を受けるに相応しい資質や能力を有して
いるかを多面的に判定する。
特に、現代における観光の意義や役割とその課題を的確に把握し、適切な情報の収集と分析
を通して、また、異文化に対する理解を基礎に、高度な英語運用力を駆使してグローバル時代
の観光産業と地域活性化に貢献できる人材を養成することから、次のような基本的な考え方・
方針で学生の受入れを行う。
① 高等学校の課程における主要な科目(英語,国語,地理歴史)の教科書レベル
の基礎知識を持ち,特に英語の学習で成果を上げた者(知識・理解)
② 観光や異文化交流を、常に問題意識を持って考えられる者(思考・判断)
11
③
本学部生に義務化されている英語圏への海外留学に1年間参加することを承諾
できる者(態度)
④ 本学部・学科で学んだことを活かし、卒業後に観光振興や他の分野で貢献する
意欲を有する者(関心・意欲)
⑤ 入学時に英検準2級程度の英語運用力を有する者(技能・表現)
本学部・学科における入学者選抜の実施方法としては、上述の入学者選抜の基本的な考え
方・方針を踏まえた上で、指定校制推薦入学試験、公募制推薦入学試験、AO型入学審査、学
内入学試験、一般入学試験、大学入試センター試験利用入学試験により実施することとしてい
る。
本学では、学長を委員長とする入学試験運営委員会を設置し、上述の入学者選抜の基本的な
考え方・方針に基づき、入学試験全般について統括する体制を採っている。入学試験運営委員
会は本学の入学試験の在り方について、その方針を策定するとともに、入学試験の実施方法に
ついて具体的な審議、検討を行う。
ケ.企業実習や海外語学研修など学外実習を実施する場合の具体的計画
(a)海外留学(資料11参照)
グローバル時代における観光の振興に広く貢献できる人材を養成する本学部・学科の目
的を実現させるため、2年次の後期と3年次の前期において、1 年間の海外留学を全員の
学生に課す。
特に、海外留学させることにより、グローバル人材に必要な以下のような資質・能力の
育成を図る。
①国際共通語である高度な英語運用力を身につけさせる。
②異文化理解や対応力を身につけさせる。
③国際感覚を身につけさせる。
④多様な価値観に触れさせる。
留学先は、オーストラリアのメルボルンにあるビクトリア大学、ディーキン大学、スウ
ィーンバーン工科大学の3大学である。留学先決定にあたっては、オーストラリア大使館、
ビクトリア州政府の協力を受け、各大学に30人ずつの学生を派遣する予定である。
メルボルンは欧米の旅行雑誌等で「世界でもっとも住みやすい都市」の1つとして選ば
れたこともあり、英国的雰囲気を残しながらも、ギリシャ、イタリア、ベトナム、中国な
ど様々な文化が融合したオーストラリア第二の都市である。本学も1993年より同地で
研修を実施しており治安も安定している。
指導体制としては、『インターンシップ』および『国際研究』担当教員を留学担当として
配置し、一定の期間、現地での指導も行う。
留学に向けての英語運用力の担保としては、留学前の1年次の前期・後期、2年次の前
期に必修で『EFL201』(4単位)、『EFL202』(4単位)、『EFL301』
(4単
位)、『College EnglishⅠ』(2単位)、『College EnglishⅡ』(2単位)、
『College English
Ⅲ』(2単位)を開設する。学生は月曜日から金曜日まで毎日、英語の授業を受講するとと
もに、授業終了後、与えられた課題のもと英語の予習・復習をすることとなる。そのため
予習・復習の時間を時間割に設定し、EFL学習支援室を設置し、チューターやティーチ
ング・アシスタントを配置するなどの環境を整備する。
既に大学として実施している「SAE(Study Abroad Experience)海外留学・研修プロ
グラム」の中の 1 年間留学プログラムの実施方法をもとに、学内の国際教育センターと連
携をとりながら計画を進めている。
12
(b)国際研究(資料12参照)
『国際研究』は、海外の実地視察をとおして世界市民としての問題意識を高めるとともに、
海外の状況についての認識を深めることを目的とする。特に、訪問の対象となる地域の歴史
的文化遺産に加え、最新の社会・文化を観察、研究することで、各地域のこれまで果たして
きた役割と21世紀における可能性、および日本との今後の関係のあり方を考察する。
事前指導としては、目的、学習内容、課題、日程の確認、訪問地域の事前調査や注意事項、
報告書の書き方などについての説明やディスカッションを行う。事後指導時には、報告書を
提出させる。
成績評価及び単位認定は、学生から提出された報告書および実地指導時の内容をもとに、
科目担当者が行う。
『国際研究A』(2単位)では、英国圏での海外研修未経験者を主な対象として、1年次の
夏期休暇中に実施し、海外に対する基礎知識や海外生活の体験、課題の発見、渡航に関する
諸手続きなどの方法等について学ぶ。
『国際研究B』(2単位)と『国際研究C』(2単位)は、2年次の後期と3年次の前期に
かけて 1 年間の海外留学を行っている期間の中で実施する。『国際研究B』では、課題をもっ
て異文化に触れ、海外に対する基礎知識の充実を図る。『国際研究C』では、各自の研究テー
マに沿って調査・分析を行い課題の解決を図る。
既に大学として実施している『国際研究』の実施方法をもとに計画を進めている。
(c)インターンシップ(資料13参照)
講義やケーススタディ等で習得した理論をもとに、企業等において就業体験を積むこと
により、実社会への適応能力のより高い実践的な人材を養成することを目的とする。学生
にとっては、より具体的に将来のキャリア展望を描くのに役立ち、自らの専攻への取り組
みを再認識させる機会となる。
なお、本学部・学科が行うインターンシップは授業科目として位置づけ、『インターン
シップA』(2単位)、『インターンシップB』(2単位)の2科目を開設する。
『インターンシップA』は異国を知る体験型研修、『インターンシップB』は自己の研
究課題を発見し解決する課題解決型研修と位置づける。
『インターンシップA』『インターンシップB』とも、2年次の後期と3年次の前期に
かけて行う 1 年間の海外留学期間の中で実施する。したがって、海外留学先大学が提携し
ているインターンシップ先企業において実施することを基本とする。当該企業には、本学
部・学科のインターンシップの実施目的・教育効果等の実施計画を知らせ、事前にその実
施計画に沿った実施内容等についてアンケートを行うほか、終了後には評価報告書の作成
を依頼する。また、当該企業の担当者と本学部・学科のインターンシップ担当教員が随時
連絡を取り合い、連携体制をとりながら進める。
海外留学前にインターンシップ担当教員が「インターンシップの手引き」をもとに事前
指導を行う。具体的な内容は、インターンシップ先の概要、ビジネス文書の書き方、就業
体験日誌の記載方法、応対マナーの基本、守秘義務等の倫理事項、インターンシップ先へ
の礼状の書き方などである。
インターンシップ終了後は、学生に就業体験日誌ならびに報告書を提出させるとともに、
インターンシップ先企業より評価報告書を提出してもらう。インターンシップ担当教員は
それらの資料をもとに総合的に判断して成績評価を行い単位を認定する。
既に大学として実施している『インターンシップ』の実施方法をもとに計画を進めてい
る。
13
コ.管理運営
(a)教授会
教授会は、学部の専任教授をもって組織する。ただし、審議事項に応じて、准教授、助教、
及びその他必要な教職員を出席させることができる。教授会は、原則として毎月1回定例で開
催する。召集は学部長が行う。
審議する内容は、本学部に関わる次の事項とする。
(1) 教育課程と教育に関する事項
(2) 研究に関する事項
(3) 学生の入学、転学部・転学科、編入学、転入学、留学、休学、復学、退学、除籍、再
入学、卒業及び試験に関する事項
(4) 学生の指導及び賞罰に関する事項
(5) 学則に関する事項
(6) 学長から諮問された事項
(7) その他必要と認めた事項
(b)大学部長会
大学部長会は、全学に共通する教育及び研究の施策を審議するために設置されている。構成
員は、学長、高等教育担当理事、学部長、研究所長、学士課程教育センター長、教師教育リサ
ーチセンター長、国際教育センター長、学生センター長、入試広報部長、キャリアセンター長、
教学部長、教学事務部長である。大学部長会は、原則として毎月1回定例で開催する。召集は
学長が行う。
審議する内容は、本大学全般に関わる次の事項とする。
(1)教育、研究及びこれに関連する人事に関する基本方針等、その運営における全学的な事
項
(2)教授会の審議に関する基本的共通的な事項
(3)各種委員会に関する事項
(4)本大学学則、その他関係規程等の制定・改廃及び運用に関する事項
(5)学長の諮問に関する事項
(6)その他本大学の運営に属する必要と認められる重要な事項
(c)各種委員会
それぞれの専門分野について審議研究し、その運営を図るために次の14の委員会を設置して
いる。教務委員会、教職課程委員会、学生委員会、礼拝・労作運営委員会、入学試験運営委員会、
図書委員会、課外活動支援委員会、キャリア・就職指導委員会、FD委員会、学事運営委員会、
国際教育推進委員会、インターンシップ委員会、継続学習運営委員会、環境エデュケーター委員
会で、各学部の専任教員と事務系職員で構成され、定期的に開催されている。各委員会の具体的
な構成員、審議事項、開催頻度等については、玉川大学教授会等運営規程に定めている。
サ.自己点検・評価(資料14、15参照)
(a)実施体制・実施方法
本学においては、教育研究等の活動に関し、総合的な点検・調査・分析を行い、教育研究水
準の維持向上を図ることを目的として、平成4年に「教育研究活動等点検調査委員会」を発足
した。この委員会には、各学部運営による大学部会(各学部の分会で構成)ならびに専門的項
目を担当する専門分科会(教務関係専門分科会、大学院関係専門分科会、継続学習関係専門分
14
科会、研究活動関係専門分科会、教員組織検討専門分科会、入試広報関係専門分科会、学生生
活関係専門分科会、就職指導関係専門分科会)
、そして管理運営部会がある。
委員会の委員は理事長・学長(委員長)、常勤の理事、各学部長、各研究科長、高等教育附置
機関の長、高等教育支援機関の各部長、管理部門の各部長などで構成されており、全学的な視
点から総合的な自己点検・評価を行えるようにしている。
年度始めに年間の委員会等活動テーマ及び作業スケジュールを設定し、年度末に当該年度の
活動内容を委員会にて報告している。点検・分析の実施にあたっては指定統計調査などのデー
タを利用しながら作業を進めている。
平成14年4月に教育研究活動等有識者会議を発足し、それ以降、年2回の割合で定例会議
を開催している。学校教育およびその運営に関し、広くかつ高い見識を持つ学外の方々により
構成し、本学の教育の目標達成ならびにその水準の維持向上を図るための基本計画や教育活動
について意見交換を行っている。その結果は、
「教育研究調査報告書」にまとめている。さらに
「自己点検・評価報告書」については、各委員よりその内容に対する評価、意見、助言をもら
い、それを調査報告としてまとめてホームページに掲載し公表している。
(b)評価項目
以下の項目に関する点検、評価を行い、それをもとに改善を図っている。
(1)理念・目的
大学・研究科の理念・目的・教育目標の適切性を定期的に検証するとともに、それらを
教職員および学生に周知し、広く社会に公表する。
(2)教育研究組織
教育研究組織の適切性について、理念・目的に照らして定期的に検証する。
(3)教員・教員組織
求める教員像および教員組織の編成方針の明確性、教育課程に相応しい教員組織の整備
状況、教員の募集・採用・昇格が適切に行われていること等を検証する。また、教員の資
質向上を図るための方策の適切性を検証する。
(4)教育内容・方法・成果
教育目標に基づき学位授与方針および教育課程の編成・実施方針を明示し、教職員およ
び学生に周知し、広く社会に公表する。また、教育目標、学位授与方針および教育課程の
編成・実施方針の適切性について定期的に検証する。
教育課程の編成・実施方針に基づき授業科目を適切に開設し教育課程を体系的に編成し
ているか、また、各課程に相応しい教育内容を提供しているかを検証する。
教育方法および学習指導の適切性、シラバスに基づき授業が展開されているか、成績評
価と単位認定の適切性を検証する。また、教育成果について定期的な検証を行い、その結
果を教育課程や教育内容・方法の改善に結びつける。
教育目標に沿った成果が上がっているか、また、学位授与は適切に行われているかを検
証する。
(5)学生の受け入れ
学生の受け入れ方針を明示し、公正かつ適切に学生募集および入学者選抜を行い、定期
的に検証する。
適切な定員を設定し、入学者を受け入れるとともに、在籍学生数を収容定員に基づき適
正に管理する。
(6)学生支援
学生が学修に専念し、安定した学生生活を送ることができるよう学生支援に関する方針
を明確に定め、学生への修学支援、生活支援、および進路支援が適切に行われているかを
検証する。
15
(7)教育研究等環境
教育研究等環境の整備に関する方針を明確に定め、校舎および施設・設備を点検し、図
書館、学術情報サービスが十分に機能しているかを検証する。教育研究等を支援する環境
や条件についても適切に整備されているかを点検する。
また、研究倫理を遵守するために必要な措置がとられているかを検証する。
(8)社会連携・社会貢献
社会との連携・協力に関する方針を定め、教育研究の成果を適切に社会へ還元している
かを検証する。
(9)管理運営・財務
大学の理念・目的の実現に向けて、管理運営方針を明確に定め、明文化された規程に基
づき管理運営が行われているかを検証する。
大学業務を支援する事務組織が十分に機能しているか、また、事務職員の意欲・資質の
向上を図るための方策を講じているかを点検する。
教育研究を安定して遂行するために必要かつ十分な財政的基盤を確立し、予算編成及び
予算執行を適切に行っているかを検証する。
(10)内部質保証
大学の諸活動について点検・評価を行い、その結果を公表することで社会に対する説明
責任を果たしているか、また、内部質保証に関するシステムが適切に機能しているかを検
証する。
(c)結果の活用・公表
評価の結果については、その改善策に基づき、教育研究等の運営を司る会議体を通して具体
的な改善案の審議を行い、教授会や大学部長会などを経て決定している。公表については、平
成13年度に「自己点検・評価報告書2000」、そして平成17年度に「自己点検・評価報告
書2005」
、平成23年度に「自己点検・評価報告書2010」をそれぞれホームページに掲
載した。なお、毎年の自己点検・評価活動は、この報告書を踏まえて点検項目を設定し実施し
ている。
なお、平成23年度に認証評価機関(財団法人大学基準協会)による2回目の認証評価(機
関評価)を受け、平成24年3月に適合と認定されている。
また、平成18年度にも認証評価機関(財団法人大学基準協会)の認証評価(機関評価)を
受け、適合と認定されている。また、大学院教育学研究科教職専攻(専門職学位課程)は平成
22年度に認証評価機関(教員養成評価機構)の教職大学院認証評価を受け、適合と認定され
ている。
シ.情報の公表
本学では、教育研究目標や内容、大学への入学や学習機会に関する情報をはじめ教育研究活
動等に関する情報を冊子やホームページに掲載し、学生、教職員、父母、社会に広く周知を図
るよう努めている。
具体的には学内への情報の提供として「学園報(毎月発行)」
、
「指定統計調査」、
「教育研究活
動等点検調査委員会会議資料」、「Web Notes(学内イントラネット)」などがある。学内外への
情報の提供としては「全人(毎月発行)」
、
「Puente」、「教育研究調査報告書」、
「入学案内」、
「研
究者総覧」、
「シラバス」
、
「FD活動報告書」、
「父母会報(年2回)」
、
「同窓会報」、
「ホームペー
ジ」などがある。
財務等の情報については父母、卒業生に情報誌「Puente」を送付する際に、消費収支計算書、
資金収支計算書、貸借対照表を記載した資料を同封するとともに、ホームページにおいてもそ
16
の説明を加え公表している。また、大学関係者の情報公開請求に対応できるよう財産目録、財
務諸表、事業報告書及び監査報告書を備え付けている。
なお、以下に記載する項目については、
「大学教育情報」としてひとまとめにしてホームペー
ジでも公開している。URLはhttp://www.tamagawa.jp/information/index.html(トップ
http://www.tamagawa.jp/>大学教育情報)である。
(1) 大学の教育研究上の目的に関すること
学部・学科、研究科・専攻ごとの教育研究上の目的をそれぞれ掲載。
(2) 教育研究上の基本組織に関すること
学部・学科一覧、研究科一覧、通信教育部、芸術専攻科をそれぞれ掲載。
(3) 教員組織、教員の数ならびに各教員が有する学位及び業績に関すること
組織図、運営組織、専任教員数・基準教員数、専任教員年齢構成、非常勤教員数、研
究者情報総覧を掲載。
(4) 入学者に関する受入れ方針及び入学者の数、収容定員及び在学する学生の数、卒業ま
たは修了した者の数ならびに進学者数及び就職者数その他進学及び就職等の状況に関
すること
入学者に関する受け入れ方針・入学者数、収容定員・在籍者数・卒業者数について大
学、大学院、通信教育部、芸術専攻科それぞれ掲載。進学者数・就職者数について大
学、大学院、芸術専攻科それぞれ掲載。また、大学編入学定員・入学者数を掲載。
(5) 授業科目、授業の方法及び内容ならびに年間の授業の計画に関すること
大学学生要覧、大学講義要覧、大学院要覧、年間授業計画をそれぞれ掲載。
(6) 学修の成果に係る評価及び卒業または修了の認定にあたっての基準に関すること
大学学生要覧、大学院要覧をそれぞれ掲載。
(7) 校地・校舎等の施設及び設備その他の学生の教育研究環境に関すること
本学の概要・沿革、アクセスガイド、キャンパスマップ、学外施設、課外活動、学生
生活ガイドをそれぞれ掲載。
(8) 授業料、入学料その他の大学が徴収する費用に関すること
学費等納付金について、大学、大学院、通信教育部、芸術専攻科それぞれ掲載。
(9) 大学が行う学生の修学、進路選択及び心身の健康等に係る支援に関すること
教師教育リサーチセンター、キャリアセンター、国際教育センター、学生センターの
支援内容をそれぞれ掲載。また、図書館、ITサポートデスク、ドキュテックステー
ション、学生生活サポートの内容をそれぞれ掲載。
その他、以下の項目についてもホームページで公開している。
① 本学の教育理念(http://www.tamagawa.jp/introduction/idea/index.html)
② 学則(http://www.tamagawa.jp/university/pdf/regulations_university.pdf)
③ ディプロマ・ポリシー(http://www.tamagawa.jp/university/policy/01.html)
④ カリキュラム・ポリシー(http://www.tamagawa.jp/university/policy/02.html)
⑤ シラバス(https://unitama.tamagawa.ac.jp/)
⑥ 自己点検・評価報告書
(http://www.tamagawa.jp/introduction/self_assessment/report.html)
⑦ 認証評価結果
(http://www.tamagawa.jp/introduction/challenge/accreditation.html)
⑧ 設置届出書及び設置計画履行状況報告書
(http://www.tamagawa.jp/introduction/self_assessment/past.html)
⑨ コンプライアンス方針
(http://www.tamagawa.jp/introduction/compliance/index.html)
17
⑩ Tamagawa Vision 2020
(http://www.tamagawa.jp/introduction/challenge/tamagawa_vision_2020.html)
⑪ 地域との連携
(http://www.tamagawa.ac.jp/partnership/)
⑫ 総合パンフレット
(http://www.tamagawa.jp/brochure_2012/#page=1)
⑬ 情報誌「Puente」
(http://www.tamagawa.jp/puente_2012/pageview.html#page_num=1)
⑭ 月刊誌「全人」
(http://www.tamagawa.jp/features/zenjin/index.html)
今後も公表する内容や提示の方法に関して一層の検討を図り、情報の提供を積極的に進めて
いくものである。
ス.授業内容方法の改善を図るための組織的な取組(資料16参照)
本学では大学全体にまたがる「大学FD委員会」を設置している。実質的に各学部において
行われるFD活動を組織的に活発に実施するために、委員会が中心となって、全学的な観点か
ら積極的な審議を重ねている。
具体的には学内外の著名な有識者を講演者として招き、シラバス(学習支援計画書)
、学生の
理解を重視する大学授業、発達障害をもった学生への対応などのテーマで「大学FD講演会」
を開催し、教員の啓蒙活動を行っている。また、学生の学習を促すシラバスの書き方、アクテ
ィブ・ラーニングの指導法といったテーマで授業方法改善のためのワークショップを実施して
いる。さらに、ピアレビューとして教職員による授業参観を毎年行っている。この他に、各学
部ではそれぞれのテーマでFD研修会や研究会を開催したり、学生による授業評価を行うなど
授業の内容及び方法の改善を図るために積極的な活動を展開している。
特に、本学部・学科においては、教育の内容を更に充実するために年4回の定期的なFD会
議を教育研究会や研究発表会の形式で行う。そして、教員同士が切磋琢磨し更に高度職業人に
必要な知識を最新のものにしていくための研究成果の発表や学生への授業方法の改善などに努
めていく。
また、本学部・学科では年2回の1日を通しての教員研修会を行い、大学教育を展開するため
の重要な課題について、教員間の討論を重ねることを計画している。特にその会では、本大学
における大学改革の歩み・カリキュラムの改善・具体的な教授法の展開・学生指導のあり方・
シラバス作成法・Web教材作成のための新しいソフトの活用などを中心に議論し、また時に
は学内外の専門家の講演を聞く機会を設ける。同時に、教育方法改善のための学生による授業
評価をアンケート形式で行い、評価結果について学生にも公開する。
これらFD活動は大学・学部が組織的に実施していることであり、当然、本学部・学科にお
いてもこれを推進していくものである。
セ.社会的・職業的自立に関する指導等及び体制
(a)教育課程内の取組
我が国においては、世界に例をみない水準の少子高齢化により国内市場の成長が見込めず海
外への進出が加速すること、グローバル時代の到来により国際交流が活発に行われてくること
への対応が重要な課題となっている。そのような社会にあってはグローバルに活躍できる人材
の養成は急務であり、また企業にとってはグローバルに活躍できる人材の獲得が急務である。
経済産業省の「産学人材育成パートナーシップ グローバル人材育成委員会報告書-産学官
18
でグローバル人材の育成を-」(平成22年4月)では、グローバル人材に共通して求められ
る能力として、
「社会人基礎力」のほか「外国語でのコミュニケーション能力」、
「異文化理解・
活用力」の2つの能力が示されている。
そのような能力を含め、社会的・職業的自立を図るために必要な能力を培うために、教育課
程内ではつぎのような取組を行っている。
1年次の必修科目である『一年次セミナー101』『一年次セミナー102』において、働
くことの意義や将来の人生設計など、一人ひとりが将来の目標を立てるための知識と方法を学
修する。また、社会人として必要な物事の考え方や倫理観、コミュニケーションの在り方、社
会との関わり方についても学ぶこととなる。具体的な内容としては、「時間管理の技術」、「文
章作法の方法」、「社会生活とメディア」、「社会貢献」、「コミュニケーションの在り方」、「情
報の活用と倫理」、「個人情報の保護と関わり方」、「セルフマネジメント」、「ライフデザイン
とキャリアデザイン」である。さらに2年次においては、必修科目『二年次セミナー201』
において、「社会に出るにあたり大学で最低限どのような能力を身につける必要があるか」な
どを学修する。『一年次セミナー101』『一年次セミナー102』『二年次セミナー201』
は全学共通科目であるが、本学部・学科ではいずれの科目も15人から20人の少人数クラス
で開講し、クラス担任が授業を担当する。
グローバル人材に求められる国際共通語である英語運用力の育成を図るため、本学部・学科
では観光に関する専門科目と教養科目のほか、英語科目を柱に教育課程を編成している。英語
の授業は1年次より2年次前期までの1年半、月曜から金曜まで毎日、必修科目として開講す
る。さらに、2年次後期と3年次前期には1年間の海外留学を必須とする。留学より戻ってき
た後、さらに英語運用力の向上を図るため、3年次後期・4年次前期には必修で、また4年次
後期には選択で英語科目を用意するとともに、いくつかの専門科目の授業を英語で行うことと
している。なお、この1年間の海外留学を通して、多様な価値観に触れさせるとともに、高度
な英語運用力はもとより、異文化理解・対応力、国際感覚を身につけさせる。
海外留学より戻ってきた3年次の後期には、社会的・職業的自立をさらに発展的に培う科目
として『観光キャリア論』を開設する。その他、全学共通科目として『キャリア・マネジメン
ト』という科目を設置している。
また、将来のキャリアに関連した実社会での就業体験を行うことにより、より具体的に将来
のキャリア展望を描けるよう『インターンシップA』『インターンシップB』という科目を必
修で開設する。その他、全学共通科目として『コープ・プログラム』という科目を設置してい
る。
(b)教育課程外の取組(資料17参照)
社会的・職業的自立を図るための教育課程外の取組としては、全学部の学生を対象として、
就職支援プログラムに基づき、各種講座、セミナー、研究会、ガイダンス、面談等を開設して
いる。
「各種ガイダンス」や「企業説明会」、「業界研究会」、「OB・OG交流会」などを通して、
就職観、職業観の醸成を図る。また、自己を再確認する、あるいは自己の能力の向上を図る講
座として「社会人基礎力向上講座」や「自己魅力発見セミナー」
、「秘書検定講座」、「労働法ビ
デオ上映会」を開設している。
就職活動や就職試験対策としては、「就職活動の傾向と対策」、「企業筆記試験対策講座」、
「エントリーシート作成講座」、「教員採用試験対策講座」、「公務員試験実力強化講座」、「面
接体験講座」、「スーツの正しい着かたセミナー」、「他大学生とのマスコミセミナー」、「職業
適性検査」、
「一般常識模試」などを行っている。
その他、通年で、キャリアカウンセリング(個別面談)や模擬面接を実施している。
平成21年度文部科学省の「大学教育・学生支援推進事業[テーマB]学生支援推進プログラ
19
ム」に採択された「集合・個別支援の組み合わせによる自己効力感向上プログラム」の中で「コ
ミュニケーション力向上の講座」を展開し、1・2年次から自分と向き合う機会を設け、早い
段階から就職観、職業観の醸成を図っている。その上で段階的なガイダンスを行い、1年次生
から4年次生までのそれぞれのニーズに合わせた支援を行っている。
また、キャリア・就職への意識を高めるために、1・2年次生には「キャリアデザインガイ
ド」、3年次生には「就職ハンドブック・用語集」を配付して啓蒙を図っている。
全学の学生対象に行っている上述の取組を、本学部・学科学生にも同様に行う。
(c)適切な体制の整備
本学では、各学部・学科の人材養成の目標に基づき、キャリアデザイン及び就職の支援を、
各学部・学科の就職担当教員とキャリアセンター、教師教育リサーチセンター、さらには教学
部、学士課程教育センター、継続学習センター等関係部署が連携して担当している。
各学部・学科の就職担当教員は、キャリアセンター及び教師教育リサーチセンターと連携を
とりながら、個々の学生の相談にのり、必要に応じて指導を行う。
キャリアセンターでは企業及び公務員への就職希望者を対象に、教師教育リサーチセンター
では教職及び保育士志望の学生を対象に支援を行っている。上述した各種講座、セミナー、研
究会、ガイダンス、面談等については、キャリアセンター及び教師教育リサーチセンターが計
画を立て、毎年内容を見直しながら実施している。また、窓口での指導のほか、気軽に相談で
きるように電子メールによる「キャリア何でも相談窓口」を開設している。
キャリアセンターと教師教育リサーチセンターでは、就職情報Webサイト「たまナビ」を
共有利用し、学生の志望変更にもリアルタイムに対応できるシステムを構築している。このサ
イトでは、年間4,000から5,000社の求人票及び企業からの最新情報、本学独自の企
業情報、OB・OGの在職状況などを提供している。
教育課程を通じて、社会的及び職業的自立を図るために必要な能力を培うための具体的な取
組内容の支援については、教学部、学士課程教育センターが中心となり、各学部・学科やキャ
リアセンター、教師教育リサーチセンターと連携をとりながら行っている。
継続学習センターにおいては、「旅行業務取扱管理者試験対策講座」、「TOEICテストの
英語」、「毎日学ぶ英会話講座」をはじめ自然、芸術、日本文化、語学、健康・スポーツ、資格、
教養に関する約200の講座を開設している。学生は教育課程で学ぶ以外に、自身の興味・関
心に応じて受講することが可能である。有料ではあるが、同じキャンパス内で受講することが
できるメリットがある。
全学の学生対象に行っている上述の取組を、本学部・学科学生にも同様に行う。
20
資料1
玉川大学の建学理念「全人教育」について
創立者小原國芳は「人間とは、生まれながらにして唯一無二の個性を有しつつ、万人共通
の世界をも有する存在である」と定義しています。この人間観を基礎に、その人をより魅力
的な存在にする個性を伸ばそうとする「個性尊重」の教育と、世界の人々に共通する才能を
育む「全人教育」が成立しました。
ここで言う「全人教育」とは、人間文化の価値観をその人格の中に調和的に形成するこ
とをめざす教育を意味しています。その内容は、まず第一に、学問研究を通して真理を探
究しようとする姿勢を育てる教育。次に、人間存在の矛盾や葛藤を克服し、どこまでも善
なるものを実践する教育。第三は、美なるものを求め、豊かなる情操を養う感性の教育。
そして第四は、キリストは愛、釈迦は慈悲という言葉で教えられた人間として最も大事な
聖なるものの教育です。
この真・善・美・聖の絶対価値を、一人ひとりが見いだし、しっかりと身につけるべく、
玉川大学では教育の中に学問のみならず人間文化のすべてのエッセンスを盛り込み、さま
ざまな展開を試みています。一流の芸術にふれる研修行事、全学部の 1 年生が集いベート
ーヴェンの「交響曲第九番」第四楽章「歓喜に寄す」をドイツ語で合唱する音楽祭の開催、
またクリスマス礼拝をはじめ礼拝堂での「祈り」の時もその一端を示すものです。
21 世紀という時代を担っていくには、知識と技術が大きな役割を占めるようになります。
それに備えて、大学では、まず知識と技術をより豊かにしていかねばなりません。また、
それを支える逞しい身体も必要です。さらに、その豊富な知識と技術、逞しい身体をどの
ように、またどのような目的に行使するか、正しくかつ公平に判断できる心。人間として
の公正な倫理・道徳を培っていくことが大切になってきます。
自らの夢を実現するために、知識と技術を豊かにし、健康な体を作り、そして正しい心
を備えた人。さらに「人生の最も苦しい、いやな、辛い、損な場面を、真っ先に微笑を以
って担当せよ」という玉川のモットーを実践することのできる人。そうした人こそが、こ
れからの日本を担っていくにふさわしい若人だと確信します。
昭和4(1929)年の創立以来、校歌の歌詞にあるように、学生たちは一日の授業が終わる
と、先生や仲間たちと一緒になって開墾や耕作に汗を流してきました。駅から続く桜並木
も、そうして植えられたものです。私たちは、この自らの環境は自らの手でという労作の
精神をも継承しながら、「個性尊重」と「全人教育」の理想をこれからも意欲的に追い求めて
いきたいと願っています。
資料2
経営学部の改組転換
平成 24 年度
人
文学部
比
間
較
学
文
化
学
平成 25 年度
科
80 <10>
80 <10>
人
科
130 <10>
130 <10>
比
210 <20>
210 <20>
計
生
物
資
源
学
間
較
学
文
科
化
学
科
源
学
科
文学部
計
科
90
90
生
物
資
生物環境システム学科
60
60
生物環境システム学科
100
100
計
250
250
計
機械情報システム学科
100
100
機械情報システム学科
ソフトウェアサイエンス学科
70
70
ソフトウェアサイエンス学科
マネジメントサイエンス学科
70
70
マネジメントサイエンス学科
計
240
240
計
農学部
農学部
生
命
化
学
科
生
命
化
学
科
工学部
工学部
玉
玉
川
際
経
営
学
科
130
130
国
際
経
営
学
科
観
光
経
営
学
科
90
130
220
240
科
240
50
乳 幼 児 発 達 学 科
50
290
計
計
290
120
パフォーミング・アーツ学科
パフォーミング・アーツ学科
120
70
メディア・アーツ学科
メディア・アーツ学科
70
80
ビジュアル・アーツ学科
ビジュアル・アーツ学科
80
270
計
計
270
160
リベラルアーツ学科
160
160
計
160
90
経営学部
学
教
教育学部
育
学
教
育
学
科
学
計
計
大
経営学部
乳 幼 児 発 達 学 科 教育学部
芸術学部
芸術学部
リ ベ ラ ル ア ー ツ 学 科 リベラルアーツ学部
計
リベラルアーツ学部
観
光
学
科
観光学部
玉川大学 合計
1,640 <20>
90
1,640 <20>
※<
>は 3 年次編入学定員で外数。
川
大
国
計
玉川大学 合計
資料3
観光学部観光学科
人材養成および教育課程の概要
【人材養成の目標】
グローバル時代における観光の振興に広く貢献できる人材の養成
①観光に関する幅広い知識を身につけ、観光と
いう現象を多様な観点から分析することが
できる。
【知識・理解】
②グローバル時代における観光の新たな問題
を発見し、適切な情報収集とその分析を通し
て、自ら解決策を考え、提示することができ
る。
【思考・判断】
観光全般に関する知識
情報収集・分析・表現力
問題発見・解決力
③異文化に対する興味と関心を持ち、多様な価
値観と共生することができる。
【関心・意欲】
異文化理解・対応力
④グローバル時代において、高い倫理観を持
ち、日本国内ならびに海外において国際観光
の振興に取り組む素地を体得している。
【態度】
社会的責任と倫理観
⑤ビジネスの現場で的確なコミュニケーショ
ンをとることが可能な高度な英語運用力を
修得している。
【技能・表現】
英語運用力
人間関係構築力
↑
【教育課程の編成と主な開講科目】
専攻科目群
「観光学ゼミナール」
「エコ・ツーリズム」
「異文化交流論」「国際協力」
英語プログラム+海外留学
<6~8セメスター>
「College Reading & Writing」
専門科目の一部を英語で実施
発展科目群(基幹科目は4単位)
「観光社会学」「国際観光論」「観光経営学」
「観光政策・行政論」
「観光行動論」
<4・5セメスター>
海外留学
導入科目群(全科目必修)
<1~3セメスター>
「College English」
「EFL」
「観光学概論」「観光地理学」「観光史」
ユニバーシティ・スタンダード科目群
玉川教育・FYE科目群、人文科学科目群、社会科学科目群、自然科学科目群、
学際科目群、言語表現科目群
資料4
観光学部 観光学科 教育課程の構成
専攻科目群
第7セメスター
第8セメスター
発 展 科 目 群
海外留学
第3セメスター
第4セメスター
第5セメスター
第6セメスター
第7セメスター
第8セメスター
124 単位
導入科目群
第1セメスター
第2セメスター
ユニバーシティ・スタンダード科目群
玉川教育・FYE 科目群
人文科学科目群
社会科学科目群
自然科学科目群
学際科目群
言語表現科目群
第1セメスター
第2セメスター
第3セメスター
第4セメスター
第5セメスター
第6セメスター
第7セメスター
第8セメスター
第1セメスター
第2セメスター
第3セメスター
第4セメスター
第5セメスター
第6セメスター
第7セメスター
第8セメスター
資料5
観光学部
1年次
1セメスター
玉川教育
FYE科目群
一年次セミナー101
健康教育
音楽Ⅰ
観光学科
教育課程表
2年次
2セメスター
3セメスター
② 一年次セミナー102
① 玉川の教育
① 音楽Ⅱ
② 二年次セミナー201
①
①
4セメスター
② 全人教育論
二年次セミナー202
5セメスター
② 三年次セミナー301
②
・
ピアリーダー
② 日本文学
② 外国文学
美術史
ことばと文化
社会科学科目群
ユ ニ バ ー シ テ ィ ・ス タ ン ダ ー ド 科
人文科学科目群
文化人類学
美術論
観光学入門
②
会計学
コミュニケーション論
② マーケティング
② 政治学
法学
経営学
② 音楽論
② 哲学
② 演劇史
②
②
② 比較文化論
② 歴史(世界)
② 歴史(日本)
② 音楽史
② 倫理学
② ロジック
現代文明論
宗教学
②
②
経済学(国際経済を含む)
②
科学史
②
国際関係論
科学技術社会論
②
②
6セメスター
② 三年次セミナー302
7セメスター
8セメスター
②
②
②
②
②
②
② 心理学
② 社会学
②
②
自然科学科目群
目
データ処理
② 統計学入門
②
情報科学入門
化学入門
② 生物学入門
② 数学入門
② 代数学入門
② 物理学入門
②
②
② 環境科学
② 解析学入門
② 科学入門
②
ネットワーク入門
マルチメディア表現
4年次
3年次
群
(全
エネルギー科学
宇宙科学
②
②
②
②
②
国際研究 B
② 国際研究 C
コープ・プログラム
②
学
物理学実践
地球科学
共
ミクロ脳科学
健康スポーツ理論
② マスメディアと社会
②
②
学際科目群
通
科
マクロ脳科学
生涯スポーツ演習
② 環境教育ワークショップⅠ
②
国際研究 A
②
目
環境教育ワークショップⅡ
②
②
②
)
キャリア・マネジメント ②
EFL101
EFL201
② 英語Ⅱ
② EFL102
④ EFL202
④
日本語表現(JNL)101
②
英語Ⅰ
言語表現科目群
英語コミュニケーション
日本語表現(JNL)102
② 英語Ⅲ
④ EFL301
④
② EFL302
④
②
アカデミック・ライティング B
必 修
導入
科目群
④ 観光地理学
② 観光史
College English Ⅱ
④
④
②
アカデミック・ライティング A
観光学概論
College English Ⅰ
④ EFL401
EFL402
②
②
②
②
必 修
College English Ⅲ
リサーチ・メソッド
② インターンシップA
②
観光社会学
国際観光論
観光経営学
④
④
④
④
④
④
観光・ホスピタリティ事業論
観光政策・行政論
デスティネーション・ マーケティング
門
選 択
発展科目群
専
English for Specific Purposes Ⅰ
English for Business Purposes Ⅰ
Business Communication Ⅰ
Intercultural Communication
Intercultural Case Studies
Me th o ds fo r A n a lys is
② インターンシップB
②
③
②
②
②
②
English for Specific Purposes Ⅱ
English for Business Purposes Ⅱ
Business Communication Ⅱ
Communicative Skills in English
Tourism & Hospitality Studies
Management & Marketing Systems
② College Reading & Writing Ⅰ
観光学ゼミナールⅠ
②
②
②
③
②
②
③
③
科
観光開発論
観光行動論
観光文化論
旅行事業論
宿泊事業論
航空事業論
観光キャリア論
地域文化論
交通事業論
観光関連法規
観光文献購読
目
群
ホスピタリティ・マネジメント
④
④
④
④
④
④
②
②
②
②
②
②
必 修
College Reading & WritingⅡ ②
サービス・マーケティング゙ ②
選 択
専攻科目群
② College Reading &WritingⅢ
観光情報システム
異文化交流論
② ホスピタリティ論
国際協力
② 観光学ゼミナールⅢ
観光経済学
② 卒業論文
観光メディア論
②
アート・ツーリズム
②
イベント・ツーリズム ②
エコ・ツーリズム
②
観光財務情報分析 ②
観光学ゼミナールⅡ ②
観光まちづくり関連法規
②
②
②
②
②
資料6
カリキュラム・マップ
DP1
DP2
観光に関する幅広い知識を身につけ、観光とい グローバル時代における観光の新たな問題を
う現象を多様な観点から分析することができ
発見し、適切な情報収集とその分析を通して、
る。
自ら解決策を考え、提示することができる。
分類1 分類2 セメスター
科目名
導入
導入
導入
導入
導入
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
発展
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
専攻
1
1
2
2
2
3
3
3
3
3
3
3
3
4
4
4
4
4
4
4
5
5
5
5
5
5
5
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
7
7
7
7
7
7
7
7
7
7
7
7
8
8
8
8
8
観光学概論
College English Ⅰ
観光地理学
観光史
College English Ⅱ
College English Ⅲ
リサーチ・メソッド
観光社会学
国際観光論
観光経営学
観光・ホスピタリティ事業論
観光政策・行政論
デスティネーション・マーケティング
English for Specific Purposes I
English for Business Purposes I
Business Communication I
Intercultural Communication
Intercultural Case Studies
Methods for Analysis
インターンシップA
English for Specific Purposes II
English for Business Purposes II
Business Communication II
Communicative Skills in English
Tourism & Hospitality Studies
Management & Marketing Systems
インターンシップB
College Reading & Writing Ⅰ
観光学ゼミナールⅠ
観光開発論
観光行動論
観光文化論
旅行事業論
宿泊事業論
航空事業論
観光キャリア論
地域文化論
交通事業論
観光関連法規
観光文献購読
ホスピタリティ・マネジメント
College Reading & Writing Ⅱ
観光まちづくり関連法規
サービス・マーケティング
異文化交流論
国際協力
観光経済学
観光メディア論
アート・ツーリズム
イベント・ツーリズム
エコ・ツーリズム
観光財務情報分析
観光学ゼミナールII
College Reading & Writing Ⅲ
観光情報システム
ホスピタリティ論
観光学ゼミナールIII
卒業論文
開講科目数(専門)
開講単位数(専門)
DP4
DP5
必選 単位
(知識・理解)
専門
DP3
異文化に対する興味と関心を持ち、多様な価値 グローバル時代において、高い倫理観を持ち、 ビジネスの現場で的確なコミュニケーションをと
観と共生することができる。
日本国内ならびに海外において国際観光の振 ることが可能な高度な英語運用力を修得してい
興に取り組む素地を体得している。
る。
必
必
必
必
必
必
必
必選
必選
必選
必選
必選
必選
選
選
選
選
選
選
必
選
選
選
選
選
選
必
必
必
必選
必選
必選
必選
必選
必選
選
選
選
選
選
選
必
選
選
選
選
選
選
選
選
選
選
選
選
選
選
選
選
4
2
2
2
2
2
2
4
4
4
4
4
4
2
3
2
2
2
2
2
2
3
2
2
3
3
2
2
2
4
4
4
4
4
4
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
58
146
(思考・判断)
(関心・意欲)
◎
○
◎
◎
○
(態度)
(技能・表現)
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
○
○
○
○
◎
◎
◎
○
◎
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
○
○
◎
◎
◎
◎
○
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
○
○
◎
◎
◎
◎
◎
○
○
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
○
○
○
◎
◎
◎
◎
○
◎
◎
◎
◎
○
◎
○
◎
◎
○
○
○
資料7
カリキュラム・ツリー
1_Semester
2_Semester
3_Semester
4_Semester
5_Semester
6_Semester
7_Semester
8_Semester
(⽟川)
(⽟川)
(⽟川)
(留学)
(留学)
(⽟川)
(⽟川)
(⽟川)
観光学とそ
の応用を学
ぶ
観光学の基 観光学概論
礎をマス
ターする
観光行動論
サービス・マーケティング
観光文化論
観光経済学
旅行事業論
アート・ツーリズム
観光地理学
観光社会学
宿泊事業論
イベント・ツーリズム
観光史
国際観光論
航空事業論
エコ・ツーリズム
観光経営学
交通事業論
観光・ホスピタリティ事業論
観光関連法規
観光政策・行政論
Tourism & Hospitality Studies
デスティネーション・マーケティング
Management & Marketing Systems
★一年次セミナー102
★二年次セミナー201
★統計学入門
観光学ゼミナールⅠ
観光情報システム
★経済学(国際経済を含む)
観光財務情報分析
観光学ゼミナールIII
リサーチ・メソッド
観光学ゼミナールII
Methods for Analysis
Intercultural Communication
地域文化論
異文化交流論
Intercultural Case Studies
観光文献購読
国際協力
インターンシップA
インターンシップB
観光キャリア論
★国際研究B
★国際研究C
ホスピタリティ・マネジメント
★EFL202
★EFL301
English for Specific Purposes I English for Specific Purposes II College Reading & Writing Ⅰ College Reading & Writing Ⅱ College Reading & Writing Ⅲ
College English Ⅱ
College English Ⅲ
English for Business Purposes I English for Business Purposes II
Business Communication I Business Communication II
Communicative Skills in English
★印の科目…ユニバーシティ・スタンダード科目(必修)
①観光に関する幅広い知
識を身につけ、観光という
現象を多様な観点から分
析することができる。(知
識・理解)
ホスピタリティ論
観光メディア論
異文化/実
社会/多様
な価値観に
触れる
英語運用力 ★EFL201
を身につけ
る
College English Ⅰ
観光まちづくり関連法規
卒業論文
大学の学び ★一年次セミナー101
方と多様な
方法論を身 ★データ処理
につける
観光開発論
Diploma Policy
②グローバル時代におけ
る観光の新たな問題を発
見し、適切な情報収集とそ
の分析を通して、自ら解決
策を考え、提示することが
できる。(思考・判断)
③異文化に対する興味と
関心を持ち、多様な価値観
と共生することができる。
(関心・意欲)
④グローバル時代におい
て、高い倫理観を持ち、日
本国内ならびに海外にお
いて国際観光の振興に取
り組む素地を体得してい
る。(態度)
⑤ビジネスの現場で的確
なコミュニケーションをとる
ことが可能な高度な英語
運用力を修得している。
(技能・表現)
資料8
教 員 の 定 年 に 関 す る 規 程
学校法人玉川学園服務規程
昭和 27 年 4 月 1 日
制定
改正
第2章
昭和 34 年4月1日
昭和 35 年4月1日
昭和 58 年4月1日
昭和 61 年4月1日
昭和 63 年4月1日
平成 4 年4月1日
平成 6 年4月1日
平成 8 年4月1日
平成 10 年4月1日
平成 11 年4月1日
平成 12 年4月1日
平成 13 年 5 月1日
平成 13 年 10 月1日
平成 15 年4月1日
平成 16 年4月1日
平成 17 年4月1日
平成 18 年4月1日
平成 19 年4月1日
平成 20 年4月1日
平成 21 年4月1日
平成 22 年4月1日
平成 23 年4月1日
(省
略)
(省
略)
第4節
(省
略)
人事
休職・退職・解雇・定年
(定年)
第 15 条
教員及び安全管理職員は満 65 歳、職員は満 60 歳をもって定年とする。ただし、学長およ
び学園長の職にある者は、本条の定年を適用しない。
2
定年に達した教職員は、定年に達した年度の末日をもって自然退職とする。
3
教職員について、本法人が業務の都合上特に必要と認めた場合は、2年から5年の範囲内で定
年を延長することができる。定年に達した年度の末日に役職位にある者は定年を延長するとき、
当該役職位を引き続き継続させることができる。
資料9
EFLをベースとした時間割構成(案)
月
火
水
木
1
EFL
EFL
EFL
玉川の教育
2
EFL(自習)
EFL(自習)
EFL(自習)
(担任の時間)
3
EFL(自習)
EFL(自習)
EFL(自習)
一年次
4
Lunch
Lunch
Lunch
金
CE
セミナー
7
8
Lunch
Lunch
5
6
CE(自習)
EFL
US 科目
US 科目
専門科目
US 科目
授業・自習ゾーン
専門科目
専門科目
EFL(自習)
(2 単位程度)
授業・自習ゾーン
自習ゾーン
EFL(自習)
(2 単位程度)
9 時間
6 時間
8 時間
専門科目
授業・自習ゾーン
(4 単位程度)
9
10
8 時間
9 時間
大学における学習時間総数
※EFL……English as a Functional Language
CE……College English
US……University Standard(ユニバーシティ・スタンダード)
①EFL の授業終了後は、チューターや TA のもと、
「EFL 学習支援室」で自習(予復習およ
び課題)を行う。
②各学期における履修登録できる単位数を 16 単位と定める。
資料10-1
観 光 学 部 観 光 学 科
●履修モデルA(履修モデル名:観光ビジネスの発展に寄与できる人材の養成)
1年次
1セメスター
ユニバーシティ・スタンダード科目群
一 年 次 セ ミ ナ ー 101
玉川教育・FYE 科目群
健康教育
(必修)
音楽Ⅰ
2年次
2セメスター
2 一 年 次 セ ミ ナ ー 102
1 玉川の教育
1 音楽Ⅱ
3セメスター
2 二 年 次 セ ミ ナ ー 201
1
1
3年次
4セメスター
5セメスター
自然科学科目群
2 統計学入門
導入科目群
8セメスター
倫理学
2 文化人類学
卒業必要単位数
経営学
2
2
24 単位
2
学際科目群
言語表現科目群
7セメスター
10 単位
経済学(国際経済を含む) 2
データ処理
6セメスター
2
人文科学科目群
社会科学科目群
4年次
留
EFL201
4 EFL202
4 EFL301
観光学概論
College English Ⅰ
4 観光地理学
2 観光史
College English Ⅱ
2
2
2
4
学
16 単位
留
学
16 単位
12 単位
専
門
College English Ⅲ
リ サーチ ・メソ ッド
観光・ホスピタリティ事業論
科
発展科目群
2
2
4
目
College Reading & Writing Ⅰ
観光学ゼミナール Ⅰ
旅行事業論
交通事業論
ホスピタリティ・マネジメント
群
College Reading & Writing Ⅱ
サービス・マーケティング
観光学ゼミナール Ⅱ
専攻科目群
履修単位数合計
2 観光経営学
2 デスティネーション・マーケティング
4
2
2
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
4 宿泊事業論
4 航空事業論
4
4
68 単位
2 ホ ス ピ タ リ テ ィ 論
2 観光学ゼミナール Ⅲ
2
12 単位
2
2
10 単位
124 単位
資料10-2
観 光 学 部 観 光 学 科
●履修モデルB(履修モデル名:観光を通して地域の活性化に貢献できる人材の養成)
1年次
1セメスター
ユニバーシティ・スタンダード科目群
一 年 次 セ ミ ナ ー 101
玉川教育・FYE 科目群
健康教育
(必修)
音楽Ⅰ
2年次
2セメスター
2 一 年 次 セ ミ ナ ー 102
1 玉川の教育
1 音楽Ⅱ
3セメスター
2 二 年 次 セ ミ ナ ー 201
1
1
3年次
4セメスター
5セメスター
自然科学科目群
2 統計学入門
導入科目群
8セメスター
ことばと文化
歴史(日本)
2
2
社会学
2
卒業必要単位数
24 単位
2
学際科目群
言語表現科目群
7セメスター
10 単位
経済学(国際経済を含む) 2
データ処理
6セメスター
2
人文科学科目群
社会科学科目群
4年次
留
EFL201
4 EFL202
4 EFL301
観光学概論
College English Ⅰ
4 観光地理学
2 観光史
College English Ⅱ
2
2
2
4
学
16 単位
留
学
16 単位
12 単位
専
門
College English Ⅲ
リ サーチ ・メソ ッド
観光社会学
科
発展科目群
2
2
4
目
College Reading & Writing Ⅰ
観光学ゼミナール Ⅰ
観光開発論
観光文献購読
2 観 光 政 策 ・ 行 政 論
2
4
2
4 観光行動論
地域文化論
4
2
60 単位
群
College Reading & Writing Ⅱ
観光まちづくり関連法規
サービス・マーケティング
観光経済学
イベント・ツーリズム
観光学ゼミナール Ⅱ
専攻科目群
履修単位数合計
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
2 観 光 情 報 シ ス テ ム
2 観光学ゼミナール Ⅲ
2 卒業論文
2
2
2
12 単位
2
2
2
18 単位
124 単位
資料10-3
観 光 学 部 観 光 学 科
●履修モデルC(履修モデル名:観光を通して国際交流の進展に寄与する人材の養成)
1年次
1セメスター
ユニバーシティ・スタンダード科目群
一 年 次 セ ミ ナ ー 101
玉川教育・FYE 科目群
健康教育
(必修)
音楽Ⅰ
2年次
2セメスター
2 一 年 次 セ ミ ナ ー 102
1 玉川の教育
1 音楽Ⅱ
3セメスター
2 二 年 次 セ ミ ナ ー 201
1
1
3年次
4セメスター
5セメスター
自然科学科目群
2 統計学入門
導入科目群
8セメスター
比較文化論
歴史(世界)
2
2
国際関係論
2
卒業必要単位数
24 単位
2
学際科目群
言語表現科目群
7セメスター
10 単位
経済学(国際経済を含む) 2
データ処理
6セメスター
2
人文科学科目群
社会科学科目群
4年次
留
EFL201
4 EFL202
4 EFL301
観光学概論
College English Ⅰ
4 観光地理学
2 観光史
College English Ⅱ
2
2
2
4
学
16 単位
留
学
16 単位
12 単位
専
門
College English Ⅲ
リ サーチ ・メソ ッド
国際観光論
科
発展科目群
2
2
4
目
College Reading & Writing Ⅰ
観光学ゼミナール Ⅰ
観光文化論
観光文献購読
2 観光・ホスピタリティ事業論
2
4
2
4 観光行動論
ホスピタリティ・マネジメント
College Reading & Writing Ⅱ
異文化交流論
国際協力
観 光 メ デ ィ ア 論
エ コ ・ ツ ー リ ズ ム
観光学ゼミナール Ⅱ
2 College Reading & Writing Ⅲ
2 観 光 情 報 シ ス テ ム
2 観光学ゼミナール Ⅲ
2
2
2
4
2
60 単位
群
専攻科目群
履修単位数合計
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
16 単位
12 単位
2
2
2
18 単位
124 単位
資料11
海 外 留 学 実 施 計 画
グローバル時代における観光の振興に広く貢献できる人材を養成する本学部・学科の目
的を実現させるため、1 年間の海外留学を全員の学生に課す。
実施目的
特に、海外留学させることにより、グローバル人材に必要な以下のような資質・能力の
育成を図る。
①国際共通語である高度な英語運用力を身につけさせる。
②異文化理解や対応力を身につけさせる。
実施時期
③国際感覚を身につけさせる。
④多様な価値観に触れさせる。
2年次の後期と3年次の前期の 1 年間
留学先は、オーストラリアのメルボルンにあるビクトリア大学、ディーキン大学、スウ
ィーンバーン工科大学の3大学である。留学先決定にあたっては、オーストラリア大使
留学先
館、ビクトリア州政府の協力を受け、各大学に30人ずつの学生を派遣する予定である。
メルボルンは欧米の旅行雑誌等で「世界でもっとも住みやすい都市」の1つとして選ば
れたこともあり、英国的雰囲気を残しながらも、ギリシャ、イタリア、ベトナム、中国
など様々な文化が融合したオーストラリア第二の都市である。本学も1993年より同
地で研修を実施しており治安も安定している。
指導体制
指導体制としては、『インターンシップ』および『国際研究』担当教員を留学担当とし
て配置し、一定の期間、現地での指導も行う。
留学に向けての英語運用力の担保としては、留学前の1年次の前期・後期、2年次の前
英語運用力
期に必修で『EFL201』
(4単位)、
『EFL202』
(4単位)、
『EFL301』
(4
単位)、
『College EnglishⅠ』
(2単位)
、
『College EnglishⅡ』
(2単位)、
『College English
Ⅲ』(2単位)を開設する。学生は月曜日から金曜日まで毎日、英語の授業を受講する
とともに、授業終了後、与えられた課題のもと英語の予習・復習をすることとなる。そ
のため予習・復習の時間を時間割に設定し、EFL学習支援室を設置し、チューターや
ティーチング・アシスタントを配置するなどの環境を整備する。
既に大学として実施している「SAE(Study Abroad Experience)海外留学・研修プ
その他
ログラム」の中の 1 年間留学プログラムの実施方法をもとに、学内の国際教育センター
と連携をとりながら計画を進めている。
資料12
国 際 研 究 実 施 計 画
『国際研究』は、海外の実地視察をとおして世界市民としての問題意識を高めるととも
に、海外の状況についての認識を深めることを目的とする。特に、訪問の対象となる地
域の歴史的文化遺産に加え、最新の社会・文化を観察、研究することで、各地域のこれ
まで果たしてきた役割と21世紀における可能性、および日本との今後の関係のあり方
を考察する。
実施目的
<国際研究A>(2単位)
英国圏での海外研修未経験者を主な対象として、海外に対する基礎知識や海外生活の体
験、課題の発見、渡航に関する諸手続きなどの方法等について学ぶ。
<国際研究B>(2単位)
課題をもって異文化に触れ、海外に対する基礎知識の充実を図る。
<国際研究C>(2単位)
各自の研究テーマに沿って調査・分析を行い課題の解決を図る。
実施時期
<国際研究A>
1年次の夏期休暇中
<国際研究B>
2年次の後期(海外留学中)
<国際研究C>
3年次の前期(海外留学中)
事前指導
目的、学習内容、課題、日程の確認、訪問地域の事前調査や注意事項、報告書の書き方
事後指導
報告書の作成方法を中心に指導する。
などについての説明やディスカッションを行う。
成績評価体制および単位認定方法
成績評価及び単位認定は、学生から提出された報告書および実地指導時の内容をもと
に、科目担当者が行う。
資料13
インターンシップ実施計画
教育目的
講義やケーススタディ等で習得した理論をもとに、企業等において就業体験を積むこ
とにより、実社会への適応能力のより高い実践的な人材を養成することを目的とする。
教育効果
学生にとっては、より具体的に将来のキャリア展望を描くのに役立ち、自らの専攻へ
の取り組みを再認識させる機会となる。
実習内容
派遣される企業等において、2週間の就業体験を行う。
『インターンシップA』は異国を
知る体験型研修、
『インターンシップB』は自己の研究課題を発見し解決する課題解決
型研修。具体的なプログラムについては、派遣先と大学とで協議して決める。
実施時期
『インターンシップA』、『インターンシップB』とも、2年次の後期と3年次の前期
にかけて行う 1 年間の海外留学期間の中で実施する。したがって、海外留学先大学が
提携しているインターンシップ先企業において実施することを基本とする。
事前指導
海外留学前にインターンシップ担当教員が「インターンシップの手引き」をもとに事
前指導を行う。具体的な内容は、インターンシップ先の概要、ビジネス文書の書き方、
就業体験日誌の記載方法、応対マナーの基本、守秘義務等の倫理事項、インターンシ
ップ先への礼状の書き方などである。
実 習 先 と の 連 携 体 制
インターンシップ先企業には、本学部・学科のインターンシップの実施目的・教育効
果等の実施計画を知らせ、事前にその実施計画に沿った実施内容等についてアンケー
トを行うほか、終了後には評価報告書の作成を依頼する。また、当該企業の担当者と
本学部・学科のインターンシップ担当教員が随時連絡を取り合い、連携体制をとりな
がら進める。
事後指導
報告書の作成方法を中心に指導する。
成 績 評 価 体 制 お よ び 単 位 認 定 方 法
インターンシップ終了後は、学生に就業体験日誌ならびに報告書を提出させるととも
に、インターンシップ先企業より評価報告書を提出してもらう。インターンシップ担
当教員はそれらの資料をもとに総合的に判断して成績評価を行い単位を認定する。単
、『インターンシップB』とも、それぞれ2単位とする。
位は『インターンシップA』
資料14
2012 年度 教育研究活動等点検調査委員会組織図
2012 年 4 月 1 日現在
教 務関係専 門分科会
大学院関係専門分科会
継続学習関係専門分科会
研究活動関係専門分科会
教員組織検討専門分科会
入試広報関係専門分科会
教育研究活動等点検調査委員会
学生生活関係専門分科会
就職指導関係専門分科会
文学分会(部長・研究科長・主任)
農学分会(部長・研究科長・主任)
工学分会(部長・研究科長・主任)
大
学
部
会
経営学分会(部長・研究科長・主任)
教育学分会(部長・研究科長・主任)
芸術学分会(部長・主任)
リベラルアーツ学分会(部長・主任)
学
管
園
理
運
部
営
会
部
会
資料15
学校法人玉川学園教育研究活動等点検調査委員会規程
改正
(平成 4 年 4 月 1 日 制定)
平成 6 年 4 月 1 日 平成 14 年 4 月 1 日
平成 17 年 4 月 1 日 平成 23 年 4 月 1 日
(目的)
第1条
学校法人玉川学園(以下「本法人」という。)に教育研究活動等点検調査委員会
(以下「本委員会」という。)を置く。
本委員会は本法人の教育研究等の活動及びその運営に関し、総合的な点検・調
2
査・分析・評価を行い、もって本法人の教育研究水準の向上を図ることを目的とす
る。
前条の点検・調査・分析・評価等の項目は別に定める。
3
(構成)
第2条
本委員会は全学園協議会の構成員を中心に、次の区分によって毎年度当初理事
長が委嘱する。
委員長
副委員長
常任委員
委員
事務担当
2
委員長は必要あると認めたとき他の教職員を含めることができる。
3
本委員会には運営単位ごとの部会及び専門分科会等を設けることができる。部会
及び専門分科会については別に定める。
第3条
本委員会における点検・調査・分析・評価等に関する審議の結果は、「教育研究調
査報告書」としてとりまとめるものとする。
(自己点検・評価および学校評価)
第4条
「教育研究調査報告書」等に基づく大学の自己点検・評価及び K-12 の学校評価
については、部会及び専門分科会にてこれを行い、本委員会の審議を経て「自己
点検・評価報告書」及び「学校評価結果」としてとりまとめ公表するものとする。
2
大学の「自己点検・評価報告書」の公表は 7 年を周期とする。
3
大学の「自己点検・評価報告書」は、「K-16 教育研究活動等有識者会議」に諮り、
得られた意見、助言等の概要については、これを同報告書に付すものとする。
4
専門職学位課程の「自己評価書」の公表は 5 年を周期とする。
5
K-12 の「学校評価書」の公表は毎年行う。
6
K-12 の「学校評価書」の公表にあたっては、学校関係者評価の結果を付すものと
する。
(その他)
第 5 条 本委員会はその運営に関し必要な事項を細則に定める。
第 6 条 本委員会に係る事務主管は、教育企画部教育企画課が行う。
附 則
この規程は、平成 4 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この規程は、平成 6 年 4 月 1 日から施行する。
1
附 則
この規程は、平成 14 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この規程は、平成 17 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この規程は、平成 23 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この規程は、平成 24 年 4 月 1 日から施行する。
2
学校法人玉川学園教育研究活動等点検調査委員会運営細則
改正
(平成 4 年 4 月 1 日 制定)
平成 5 年 4 月 1 日 平成 6 年 4 月 1 日
平成 7 年 4 月 1 日 平成 8 年 4 月 1 日
平成 9 年 4 月 1 日 平成 17 年 4 月 1 日
第 1 条 学校法人玉川学園教育研究活動等点検調査委員会規程(以下「本委員会規程」と
いう。)第 5 条に基づき、本運営細則を定める。
第 2 条 本委員会規程第 1 条第 3 項の点検・調査・分析・評価等の項目は次の各号による。
(1)
教育目標等学校運営の根幹に関すること
(2)
教育活動に関すること
(3)
研究活動に関すること
(4)
教員組織に関すること
(5)
教育研究施設設備に関すること
(6)
国際交流に関すること
(7)
生涯学習等への対応に関すること
(8)
管理運営に関すること
前項の細目は別に定める。
2
第3条
本委員会規程第 1 条第 2 項の目的を達成するために、前条の項目及び細目に応
じた統計調査を行う。
2
前項の統計調査の実施方法及び結果の公表方法については別に定める学校法
人玉川学園指定統計調査に関する取扱要領による。
第 4 条 本委員会規程第 2 条第 3 項の部会は次の各号による。
<部会名称>
<基本構成>
<まとめ役>
<事務主管部処>
(1) 学園部会
K-12 協議会メンバー
学園教学部長
学園教学部学園教学課
(2) 大学部会
大学部長会メンバー
教学部長
教学部教務課
(3) 管理運営部会 法人部長会メンバー
総務部長
総務部総務課
2
前各号の部会のうち第 2 号には学部等ごとに次の分会を置く。
<分会名称>
<メンバー>
<まとめ役> <事務主管部処>
(1) 文学分会
文学部の部長・主任
文学部長
(2) 農学分会
農学部の部長・主任
農学部長
(3) 工学分会
工学部の部長・主任
工学部長
(4) 経営学分会
経営学部の部長・主任
経営学部長
(5) 教育学分会
教育学部の部長・主任
教育学部長
通信教育部の部長・主任
通信教育部長
(6) 芸術学分会
芸術学部の部長・主任
芸術学部長
(7) リベラルアーツ学分会
リベラルアーツ学部の部長・主任 リベラルアーツ学部長
3
教学部・
通信教育
事務部
第 1 項の第 1 号及び第 2 号の部会は第 2 条に定める項目のうち、当該部処に係る
第 2 号、第 3 号及び第 5 号を中心として分担する。
4
第 1 項第 3 号の部会は第 2 条に定める項目のうち、第 5 号及び第 8 号を分担する。
5
各部会にあって、第 3 項及び第 4 項以外の項目についても委員長が特に必要と認
め指定した細目についてはこれを分担することができる。
3
第 5 条 本委員会規程第 2 条第 3 項の専門分科会は次の各号による。
(1)
教務関係専門分科会
(2)
大学院関係専門分科会
(3)
継続学習関係専門分科会
(4)
研究活動関係専門分科会
(5)
教員組織検討専門分科会
(6)
入試広報関係専門分科会
(7)
学生生活関係専門分科会
(8)
就職指導関係専門分科会
2
前項各号の専門分科会の基本構成及び検討対象項目は別に定める。
3
専門分科会の担当については現行会議体による専門分科会を除き、毎年度当初
理事長が委嘱する。
4
第6条
委員長は必要あると認めたとき第 1 項以外の専門分科会を置くことができる。
各部会及び専門分科会の分担以外の項目及び細目等については本委員会が直
接担当する。
第7条
各部会等における点検、調査、分析等の結果については委員長に上申しなければ
ならない。
第 8 条 本委員会及び部会等が行う点検調査等の進行手順は別に定める。
第 9 条 各部会等における事務主管は第 4 条及び第 5 条の定める部処が担当する。
附 則
この細則は、平成 4 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この細則は、平成 5 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この細則は、平成 6 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この細則は、平成 7 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この細則は、平成 8 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この細則は、平成 9 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この細則は、平成 17 年 4 月 1 日から施行する。
附 則
この規程は、平成 24 年 4 月 1 日から施行する。
4
学校法人玉川学園指定統計調査に関する取扱要領
(平成 4 年 4 月 1 日 制定)
1. この指定統計調査は次の各号による。
(1)
各部処が業務上作成する統計調査のうち本法人が指定するもの
(2)
本法人が必要と認め、特定部処に委託して作成する統計調査
(3)
学校法人玉川学園教育研究活動等点検調査委員会運営細則第 3 条の規定による
統計調査
2. 前項の指定統計調査を実施する場合、その実施者はその調査事項についてあらかじめ
理事長の承認を得なければならない。ただし、定期的報告を義務づけられている統計調
査は除く。
3. 第 1 項第 1 号の「各部処が業務上作成する調査のうち本学園が指定するものの統計調
査」については、当該年度の 3 月 31 日までに提出するものとする。
4. 第 1 項第 2 号の「本法人が必要と認め、特定部処に委託して作成する統計調査」について
は、その都度指定する期日までに提出するものとする。
5. 第 1 項第 3 号の「学校法人玉川学園教育研究活動等点検調査委員会運営細則第 3 条
の規定による統計調査」については特定の事項を除き原則として、当該年度の 3 月 31 日
までに提出するものとする。
6. 前第 3 項から第 5 項の指定統計調査報告書の様式及び提出部数は別に定める。
附 則
この要領は、平成 4 年 4 月 1 日から実施する。
5
学校法人玉川学園K-16 教育研究活動等有識者会議規程
(平成 14 年4月1日制定)
改正
平成 17 年4月1日
(趣旨)
第1条 本規程は、学校法人玉川学園教育研究活動等点検調査委員会規程第1条第2項
の目的に照らし、学校法人玉川学園(以下「本法人」という。)が、より客観的な意見を
取り入れた教育研究水準向上を図るために、K-16 教育研究活動等有識者会議(以
下「本有識者会議」という。)を置き、広くかつ高い見識を有する者の意見、提言を徴
し、教育・研究の充実及び質の維持向上に資することを目的として定める。
(審議事項)
第2条 本有識者会議は、次の各号に定める事項を審議、助言する。
(1) 本法人の教育の目標達成、及びその質の維持向上を図るための基本的計画に関する
事項
(2) 本法人の教育研究活動等総合的な点検、調査、分析、評価に関する事項
(3) その他本法人の基本的事項に関し、理事長が必要と認めた事項
(組織構成)
第3条 本有識者会議は、委員長、委員をもって構成する。
2 本有識者会議の委員長は、理事長がこれにあたる。
3 本有識者会議の委員については、理事長が委嘱する。
4 委員のうち学外者は次の区分による。
(1) 高等教育に高い識見を有する者 2~4名
(2) 初等中等教育に高い識見を有する者 2~4名
(3) 民間関係者を含む学識経験者 2~4名
5 委員には本法人の教職員を委嘱することができる。
(任期)
第4条 委員の任期は、2年とする。ただし、再任することができる。
2 委員に欠員が生じた場合の補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
(運営)
第5条 本有識者会議は、委員長が召集する。
2 本有識者会議は、年2回、6月と1月に開催する。
3 委員長が必要と認めたときは、臨時にこれを召集することができる。
(審議結果の報告)
第6条 本有識者会議の審議結果は、教育研究活動等点検調査委員会に報告するものとす
る。
(事務主管)
第7条 本有識者会議に係る事務主管は、教育企画部教育企画課が行う。
附 則
この規程は、平成 14 年4月1日から施行する。
附 則
この規程は、平成 17 年4月1日から施行する。
6
資料16
玉川大学FD委員会規程
(平成 15 年4月1日制定)
改正
平成 21 年4月1日
(目的)
第1条 玉川大学(以下「本大学」という。)教員の、教育研究活動の向上・能力開発に関して
恒常的に検討を行い、その質的充実を図ることを目的として、大学FD(ファカルティ・
ディベロップメント)(以下「FD」という。)委員会(以下「本委員会」という。)を置く。
(組織)
第2条 本委員会は、委員長、委員、事務担当をもって構成する。
2 前項の委員長は教学部長とする。
3 委員長及び委員等は、毎年度当初、学長がこれを委嘱する。
4 委員長が必要と認めたときは副委員長を置くことができる。
5 本委員会には学部ごとの部会を設けることができる。
6 前項による部会は、各学部ごとに設け、部会のまとめ役及び委員は学部長が選任する。
(任期)
第3条 委員の任期は1か年とする。ただし、再任を妨げない。
(運営)
第4条 本委員会は、委員長が招集・開会し、議長となる。
2 委員長が必要と認めた場合は、委員以外の教職員の出席を求め、意見を聴取することが
できる。
(審議事項)
第5条 本委員会は、次の事項を審議する。
(1) 教育研究活動改善の方策に関する事項
(2) 初任者及び現任者の研修計画の立案・実施に関する事項
(3) 学生による授業評価の実施、結果分析及びフィードバックに関する事項
(4) FDに関する教員への各種コンサルティングに関する事項
(5) 教員のFD活動の指針に関する冊子及びFD活動報告書の刊行
(6) 部会からの報告・審議に関する事項
(7) その他FDに関連する事項
(部会)
第6条 各部会は、本委員会に検討・実施事項を報告しなければならない。
(答申)
第7条 委員長は、本委員会の審議結果を学長に答申しなければならない。
(実施事項の決定)
第8条 前条の答申内容の実施については、大学部長会の議を経て学長が決定する。
(実施事項の運用)
第9条 前条により決定した実施事項に関する実際的運用に関しては、教務委員会及び教
育研究活動等点検調査委員会との調整を図りながら検討、実施するものとする。
(事務主管)
第 10 条 本委員会に係る事務主管は、学士課程教育センターとする。
附 則
この規程は、平成 15 年4月1日から施行する。
附 則
この規程は、平成 21 年4月1日から施行する。
資料17
就職支援プログラムについて
実施月
4月
講 座 名
実施学年
1年
2年
3年
4年
青年海外協力隊説明会
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●
秘書検定ガイダンス
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社会人基礎力向上講座
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●
就職ガイダンス
5月
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公務員基礎ガイダンス
●
●
公募型インターンシップガイダンス
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●
●
秘書検定講座
●
●
●
就職ガイダンス
6月
7月
8月
●
スーツの正しい着かたセミナー
●
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●
労働法ビデオ上映会
●
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●
就職ガイダンス
●
Uターン就職ガイダンス
●
学内企業説明会
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適性検査解説会
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他大学生とのマスコミセミナー
●
●
●
就職ガイダンス
●
就職活動の傾向と対策
10 月
●
12 月
1月
通年
●
職業適性検査
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一般常識模試
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企業筆記試験対策講座(SPI2)
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エントリーシート作成講座
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自己魅力発見セミナー
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公務員特別区業務研究会
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公務員試験実力強化講座
●
●
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Uターン就職個別相談会
11 月
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就職面接官の注目点
業界研究会
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●
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面接体験講座
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就職ガイダンス
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OB・OG交流会
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「就職写真」学内撮影会
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学内企業説明会
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キャリアカウンセリング(個別面談)
模擬面接
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※ ●が実施学年