FOCUS IMAGE COMPOSITION - 三谷商事ビジュアルシステム部

NEW
FOCUS IMAGE COMPOSITION
Dynamic Eye
FOCUS IMAGE COMPOSITION SYSTEM FOR MICROSCOPE
SPECIAL REAL TIME FOCUS IMAGE COMPOSITION
3Dimension IMAGE
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顕微鏡観察が新たな進化を遂げる
顕微鏡では被写界深度が浅く、観察が難しかった試料も焦点画像合成システム
Dynamic Eye で正確に観察することができます。
顕微鏡観察において凹凸や段差のある試料を観察しなければいけないとき、ピント
のあう位置を決めるのは至難の業です。そんな試料でも簡単操作で高速な画像処理
にて全焦点画像を生成し、高品質かつ∞の深度での観察を実現します。
工業系から
フォーカス合成用スライス画像
フォーカス合成のしくみ
全焦点画像合成図
3D画像
生
物・
で
ま
バイオ系
手動、または自動Z軸ステージを
用い、上端から下端までの間で複
数枚撮影。
撮影した複数枚の画像からピントの合
っている個所を取り出して合成。
フォーカス合成とは、
顕微鏡の粗微動部を上下にずらしながら、その複数
撮影された画像から焦点の合った部分だけを画像処
理にて検出し、全体にピントのあった画像を生成し
ます。
○画像保存(jpg, bmp, tif 形式)
○印刷
○画像解析・計測ソフト WinROOF
粒子解析、寸法計測など
○3次元表示ソフト 3D Viewer
3D立体観察、簡易断面計測など
究極のフォーカス合成“くるっと合成”
開始
終了
顕微鏡の通常の観察時と同様にフォーカス
を合わせるように粗微動ダイヤルをまわす
と、リアルタイムに全焦点画像が出来上が
ります。同時に全焦点画像のプレビューも
見ながら作業を行えるので、十分に正確な
全焦点画像を得ることができます。
また、従来の1枚ごとに撮影しフォーカス
合成するのではないので、作業時間を軽減
し、スピーディーに観察及び画像撮影が可
能になります。
粗微動を上下に“くるっと”回して移動させる
粗微動を上下に
全焦点画像
リアルタイムにベストフォーカス画像を更新
試料の上端から下端、撮影ピッチを決めれ
ば、自動的にCCDカメラで撮影し、画面全
体にフォーカスのあった画像(全焦点画像
)を作り出します。最大256枚までの画像
をフォーカス合成可能です。
また、撮影と同時にそれぞれの撮影位置を
高さ情報として記憶し、後に3次元表示や
画像解析時に有効です。
電動カプラ、電動ステージを利用した自動撮影機能
顕微鏡を利用して
CCDカメラ
顕微鏡
カプラ
JOG移動ボタン
ボタンを押している間、矢
印の向きにステージが移動
します。
粗微動
コントローラー
市販の光学系を利用して
STEP移動ボタン
リストボックスで選択され
た距離だけ、マークの向き
にステージが移動します。
光源
カメラ
Z軸ステージ
コントローラ
①被写体の下部にピントが
合う様にZステージを移
動させてから、クリック
します。
②[開始位置設定]ボタンが
クリックされたときのZ
ステージの位置が入力さ
れます。
電動カプラ制御もらくらく設定
使いやすさを追求したインターフェース
ツリーディレクトリー、サムネイル表示
サンプルによって使い分けられるフォーカス合成
1階層上のフォルダを
選択します。
被写体に細かい凹凸が多い場合に使用します。
細かい凹凸を滑らかにする処理をほとんど行い
ません。被写体に細かい凹凸が少ない場合に使
用すると、フォーカス合成結果の画像が、ざら
ついた感じになったり、3次元データに細かい
凹凸が発生する場合があります。
フォーカスイメージボックス
ここに表示されている画像を用
いて、フォーカス合成を行ない
ます。
ツリー表示
コンピュータ内のフォルダ
が、ツリー状に表示されま
す。任意のフォルダを選択
できます。
サムネイルボックス
ツリー表示で選択されたフ
ォルダ内の画像が、サムネ
イルで表示されます。
初期メニュー画面へ
戻ります。
フォーカス合成のパラメータ
をマニュアルで指定します。
細かい凹凸を滑らかにする補
間処理を適度に行います。
保存されている画像をいち早く確認し、必要なものだけを選択し
フォーカス合成を行うことができます。
被写体に細かい凹凸が少なく、大きな凹
凸が多い場合に使用します。細かい凹凸
を滑らかにする処理を強くかけます。
試料によってフォーカス合成のアルゴリズムを選択することによ
り、最も品質の良い合成画像を得ることができます。
デジタルCCDカメラで高速&高解像度フォーカス合成
実体顕微鏡にも対応
1280
単位:画素(Pixel)
640
1024
480
アナログCCDカメラ
デジタルCCDカメラ
通常の合成
位置ずれ補正をかけた場合
「位置自動補正機能」により、実体顕微鏡の粗微動ダイヤルを上
下に動かした際に生じる光軸の傾きによるズレを解消しフォーカ
ス合成を行います。実体顕微鏡からでもフォーカス合成が可能に
なり、実体顕微鏡の特性を生かしたより立体感のある観察及び
画像撮影が可能になります。
最大140万画素の顕微鏡用デジタルCCDカメラの対応により、アプ
リケーション内でリアルタイムにて画面表示を行い、高速画像処
理アルゴリズムにて、スピーディーで高解像度・高品質な画像の
全焦点画像を得ることができます。アナログCCDカメラからの入
力もフォーカス合成可能です。
※対応カメラ、対応ビデオ入力ボードにつきましては、別途お問い合わせください
全焦点画像は、3次元立体観察や画像解析・計測までひろがる
撮影と同時にそれぞれの撮影位置を高さ情報として記憶し、後に3次元表示や画像解析時に有効です。フォーカス合成後の高さ情
報を含めた全焦点画像から、3D Viewer(オプション)にて3次元表示が可能です。また高さ情報を含めない全焦点画像でも
WinROOFにて寸法計測や粒子解析を行うことが可能です。
リアルタイム3D表示、形状観察・簡易断面計測
3D Viewer
原画像表示色
3D表示画面
サイドツールバー
トップツールバー
2D表示
被写体を真上から見た画像
を表示します。
操作パネル
さまざまな操作を行なうコ
ントロールがあります。
リアルタイム3D表示
3D表示をマウス操作でリア
ルタイムに回転させること
ができます。
高さ色別表示
表示の縮小(物体を遠ざける)
マウス左ボタン+上方向へ移動
物体の回転
マウス右ボタン+回転方向へ移動
等高線表示
被写体の3次元形状を等高
線で表示します。
白黒表示
表示の拡大(物体を近づける)
マウス左ボタン+下上方向へ移動
Zスライス表示
任意の高さの水平面で切断し
たときの断面を表示します。
面積、周囲長グラフ表示
高さと面積又は周囲長の関
係のグラフを表示します。
全焦点画像を
3D Viewer, WinROOFに展開する前に
〈ノイズフィルタ(新発想)〉
高さの等高線表示機能、高さの擬似カラー表示
機能を搭載しており、リアルタイムに表面形状
を観察することが可能です。また、簡易的な計
測機能※により、任意のライン上での幅・高さ
・粗さ・断面積・角度計測が可能です。
背景が透明なものや光量が弱いものなども新発
想ノイズフィルタにより補正でき、リアリティ
のある3次元データを得ることができます。
〈レンズ情報登録〉
※光学的な3次元データのため高さ情報による計測値は
目安のデータとなりますので相対的な評価データとして
ご利用いただけます。
画像寸法計測や粒子解析を行う
WinROOF
合成処理後の全焦点画像は、ワンクリックで画像解
析・計測ソフトウェアWinROOF(オプション)に転送
可能です。転送後は、キャリブレーション(X, Y,
Z)の設定は必要なくすぐに面積、長径、短径など
の粒子解析・寸法計測を行うことができます。
レンズ情報登録機能により、事前に使用レンズ
分設定を行うことにより、3D Viewerオプショ
ンでの簡易計測や画像解析・計測ソフトウェア
WinROOFでの粒子解析・寸法計測がキャリブレー
ション設定無しに瞬時に行うことができます。
3D Viewer, WinROOF
はそれぞれオプションです。
全焦点画像
ダイレクトリンク
WinROOFで画像解析
OPTION
さまざまな業界のニーズに適応
ワイヤーボンディング、バンプ、ハンダボール、ICパターン、実装基盤、金属加工品(硬貨)、金型、金属部品、光ファイバー端面、
微粒子、紙、化学繊維、蛋白質結晶、食塩結晶、水中生物、葉・花びら(植物)、花粉、シダの胞子、蜂の足、昆虫等
焦点画像合成システム機能一覧表
【Dynamic Eye】
ファイルオープン
手動撮影
電動ステージを用いた自動撮影
画像入力
くるっと合成
処理方法
撮影枚数
表示
レンズ設定
高さデータノイズ補正
保存・印刷
画像出力
リンク
顕微鏡設定
※2
アナログ
画像入力機器設定
デジタル
※3
コントロール設定
Zステージ設定
Zキャリブレーション設定
既存画像ファイル
撮影方法
選択
フォーカス
合成
ビューワー
環境設定
読込可能画像ファイル形式:JPEG/BMP/TIFF/DIB、ディレクトリーツリー、サムネイル、手動高さ設定
LIVEウィンドウ、フォーカシングプレビュー、サムネイル、手動高さ設定
ステージ制御、LIVEウィンドウ、フォーカシングプレビュー、サムネイル、自動高さ入力
LIVEウィンドウ、REALファーカシングプレビュー、ダイレクト保存、ビューワーリンク、WinROOFリンク
シャープ、滑らか、通常、マニュアル(ざらつき除去、エッジ補間処理)
2∼256枚
拡大・縮小、擬似カラー表示
レンズ名登録、キャリブレーション設定
ノイズ領域設定、ノイズ補正(周辺補正、トップ・ボトム補正)、平均化処理
画像保存(JPEG/BMP/TIFF/DIB)、3次元データ保存(VV3)、印刷
専用3次元表面形状観察ソフトウェア3D Viewer※1、画像解析・計測ソフトウェアWinROOF※1
通常の顕微鏡、実体顕微鏡
ビデオキャプチャーボード(PCIバス)、カラー、モノクロ
IEEE1394(PCIバス、PCカード型)、専用ボード等
移動スピード設定(3段階任意)、通信条件設定(シリアルポート、ボーレート等)
2ポイントの間隔で指定、1パルスあたりの距離で指定
【3D Viewer 】
ファイルオープン
画面表示
3D表示
水平断面
垂直断面
保存・印刷
画像表示
計測
出力
読込可能ファイル形式:FRN/VV3/JPEG/BMP/TEXT/TIFF/TDV
平面画像、等高線画像(抽出数設定あり)、2値化画像、3Dリアルタイム画像
表示方法:カラー、擬似カラー、モノクロ 拡大/縮小、部分拡大/縮小、Z軸スケール調整、スムージング
断面積、周囲長、切断レベル調整
幅、高さ、垂直断面積、角度、(切断レベル方向:縦、横、斜め、任意)
画像保存(BMP)、3次元データ保存(TDV)、計測データ保存(CSV)、印刷
※1. 専用3次元表面形状観察ソフトウェア3D Viewer、画像解析・計測ソフトウェアWinROOFは、それぞれオプションです。
※2. 対応の画像入力機器については、お問い合わせください。
※3. 対応のステージ及びコントローラについては、お問い合わせください。
システム構成例
動作環境
通常の光学顕微鏡
PCIバス
CCDカメラ
○アナログカラーCCD
ビデオ信号出力
○デジタルカラーCCD
IEEE1394出力
画像入力ボード
○アナログカラーCCD
ビデオ信号入力
○デジタルカラーCCD
IEEE1394入力
顕微鏡用カプラ
対応メーカー及び
型式については、
お問い合わせください。
コントローラー 制御用PC
RS-232C
マイクロスコープ、実体顕微鏡等
PCIバス
光源
本
体: PC/AT 互換機
O
S: Windows98SE, Me, 2000, XP 日本語版
メ イ ン メ モ リ: 128MB以上
C
P
U: 500MHz以上
H
D
D: 10GB以上
デ ィ ス プ レ イ: フルカラー 1024×768以上
プロテクトキー: USBもしくはパラレルポート
画像入力ボード: 使用する場合は、PCIバス空きスロット1つ以上
※PCIバスはハーフサイズが必要になります。
NotePCの場合は、PCカード空きスロット1つ以上
ステージコントローラー: 使用する場合は、シリアルポート空き1つ以上
CCDカメラ 画像入力ボード
○アナログカラーCCD
ビデオ信号入力
○デジタルカラーCCD
IEEE1394入力
顕微鏡Z-STAGE
Z昇降ステージ
コントローラー 制御用PC
※Windowsは、Microsoft社の登録商標です。
※記載の会社名及び、商品名等は一般に各社の商標、または登録商標です。
RS-232C
三谷商事株式会社 ビジュアルシステム部
〒910-8510 福井県福井市豊島1-3-1
(三谷ビル7F)
TEL:0776-20-3570 FAX:0776-20-3574
東京営業所:〒171-0033 東京都豊島区高田3-28-2(高田三丁目ビル1F)
TEL:03-5949-6220 FAX:03-5949-6217
大阪営業所:〒532-0003 大阪市淀川区宮原3-5-24(新大阪第一生命ビル12F)TEL:06-6399-3755 FAX:06-6399-3760
URL:http://www.image.mitani-corp.co.jp(デモソフトダウンロード可)
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