清風会長澤崎卓児明明けけままししてておおめめででととううごござざいいまますす。。さて、平成年４月より障害者自立支援法が施行されました。この制度の目的は、障害のある方々が自立した日常生活、社会生活を営むことが出来るよう必要な障害福祉サービスに係る給付、支援を行い、障害の有無にかかわらず国民が相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することを目的としています。そのための改革は５つあり、① 身体・知的・精神の三つの障害者福祉サービスの一元化、 ②障害者がもっと働ける社会に、③利用者本位のサービス体系に再編、④支給決定手続きや基準の透明化、明確化、⑤費用を皆で負担し支え合う仕組みの強化、であります。新サービスは、自立支援給付、地域生活支援事業に大別され、清風会におきましても新しい制度に基づいた事業再編、経営面の見直し等が急務となっております。どのような制度にもメリット、デメリットは存在します。障害者自立支援法に関しても目的の中で「自立支援」をうたう反面、利用者負担増や障害程度区分による事業選択の制限等、様々な問題が浮上しています。一昨年来より、国、広島県、広島全市町、関係者等に制度の問題点について訴え続けてまいりましたが、デメリットに対する批判や反発だけでは前進はないでしょう。制度がいかに変わろうとも、利用者に対するサービスの本質が変わるものではありません。様々な問題に対し、どうすれば障害のある方々の生活を今まで以上に支援していくことが出来るのか、清風会としてどのような事業を展開し新制度に適応していくべきか、前向きな対応策を考えていかなくてはなりません。利用者負担軽減、清風会組織変更、規程の見直しなどを進めると共に、法人設立から年間培ってきたノウハウを活かし、さらなるサービス向上へと挑戦していきます。どどううかか本本年年ももよよろろししくくおお願願いい申申しし上上げげまますす。。 35 18 第２１号２００７．１．１発行発行所社会福祉法人清風会〒731-0511 安芸高田市吉田町竹原 967 番地電話 0826-43-0611 FAX 0826-43-0180 http://www.seifu-kai.org/ [email protected] 中山文彦「「障害害者者自自立立支支援援法法ででどどうう変わわるる支支援援部部」」支援部長支援部がどのように変わるかは、利用される障害のある方の生活がどのように変わるかに関連すると思います。障害者自立支援法の特徴とも言うべきものに、日中の活動と夜間の住まいとを二分して捉えて事業を行うようにしている点があります。このため、入所施設は今まで昼夜一貫して支援を行っていたのですが、昼間の事業と夜間の事業の二つの事業となります。従いまして、生活の組み立てが原則として夜間の居住の場から、日中の活動の場へと通うこととなります。その結果、昼間の活動を選択することができるようになりました。これは、利用者にとっては生活の幅ができて良い点だと思います。しかし、実際の場面では、選択できるような日中活動の場があるかどうかは、疑問があるところです。清風会ではいろいろ側とサービスを受ける側が対等な関係になっ税金で保障していました。支援費制度になりまた、清風会の敷地内に住んでいた人たちたといわれますが、一方では福祉はサービスありますが、開かれたものになってくると思が、清風会外のグループホームへと、居住のになりお金で買う福祉に様変わりしました。契約を交わすようになって、サービスをする場所が地域へ広がっていくことが予想されまそしてこの度の障害者自立支援法で、さらにわれます。す。地域の生活様式に溶け込んだ生活支援がサービスを購入する福祉が進展しました。さと月曜日で行けば１日分報酬の入らない活動は、土曜日と日曜日で行けば２日分、日曜日問題を残すことになると思います。ポートするのか、障害者自立支援法は大きなする福祉サービスを受けられない人をどうサ今後、経済的に恵まれないために、必要とでもが変わってしまいます。福祉制度から社会サービス制度にその性格ま祉が左右されてしまうことになります。社会てしまい、経済的条件によって受けられる福ます。福祉はサービスを購入するものになっの理念が、大きく変わってしまうことになり生活を責任をもって保障するとした社会福祉保険に変わることになります。全ての国民のいますが、この統合により、いよいよ福祉はらには数年後に介護保険への統合が言われてさらに求められることになります。一方で経済的な話になりますが、障害者自立支援法では支払われる報酬が日額払いとなりそれまでの月額払いと比べ、収入が減収となります。さらに日中活動に支給される報酬は、１月から８日を差し引いた日数分の報酬しか支給されません。つまり、週休２日を前提とした収入になります。今まで、日曜日や土曜日にいろんな活動を行ってきましたが、この活動に対して公費が支給されないことにになってしまいます。この報酬の無い日中活なります。日曜日を利用した自治会一泊旅行動を清風会としてどうするのか。利用者の方の生活の充実と考え合わせて、よくよく考え措置制度では、障害のある方の生活を国がな事業があり、選択ができる環境にあります。る必要があります。金の切れ目が、縁の切れ入所施設の課題であった施設内の狭い空間で、目とならないようにしたいものです。同じ人間関係の生活のありようが徐々にでは年月１日より自立支援法によみつや工場・サンライフが今までの福祉工場から平成に移行しました。３事業所共、就労継続支援事業Ａ型と就労移行支援事業を兼ね備えた事業所となりました。清風会に於いて、旧福祉工場は、事業部の中でも中心的な役割を果たしてきました。自立支援法に移行し清風会の事業部がどう変わるのかを模索してみました。就労継続支援事業Ａ型は、雇用契約を結び、れていくことになります。働関連の施策を含めた有効活用が今後求めらの努力では改善出来ないものであり企業や労一般企業への就労という面では、事業所だけ負担と個別支援計画が義務付けられており、けての支援が必要になり、Ａ型同様に利用者また、就労移行支援事業では、一般就労に向別支援計画の作成も義務付けられています。が、Ａ型では新たに利用者負担が発生し、個は以前の福祉工場と重なる部分が多いのですング事業に携わる職員にどう影響をもたらすり、この事務的な仕事の負担部分がクリーニ個別支援計画等の仕事が増えるのは確実であ営ではこれまで以上のサービスが求められ、における意識の向上だと思います。事業所運変わらなければいけない課題は、職員の移行いただけると信じています。むしろ支援法で今まで通りの責任ある従業員として対応して従業員の皆さんは仕事に対して責任感があり、ないかと懸念をします。ただ、清風会で働くかが課題として残ります。我々事業部は今まで以上のクリーニング収清風会では、自立支援法移行での利用者負担金額をＡ型も移行型も統一した単価に設定益を上げていかないと安定した事業所運営が円としていただきました。報酬単価、成り立たないと考えています。職員の意識改し、また、定員での単価設定を一番低い単価の一律の対策も事業部では考える必要もないのでは影響はほとんどないと考えています、新法で清風会事業部においては、支援法の施行のんの利用負担金を少しでも軽減し、安定したります。利用していただく従業員や利用者さンスを持った事業部に変貌していく必要があ自覚していかなければいけません。企業的セしての事業運営に携わっているという意識を革、福祉施設の事業という従来の考えを排除ないかと思います。身障・知的・精神障害が職員配置等も含めて円滑な移行に移るまでは統一をした考えで取り組む訳ですが、清風会事業所運営をしていくには事業収入が大きなし、事業部に従事している職員全てが企業とには以前から三障害の福祉工場が存在し、専財源となるのは確実です。月１日から稼動門的部分を除けば三障害を統一した考え方で時間が必要となります。 420 古玉哲弘事業部長自立支援法に伴い、清風会では吉田工場・「自立支援法でどう変わるクリーニング事業部」る就労継続支援事業Ａ型と就労移行支援事業 10 就労の機会を提供する場など、その事業内容ので、仕事に対しての意欲が半減するのでは業員の皆さんに対して利用者負担が発生するないと思います。唯一不安視されるのは、従障害を持つ人に対しての意識を変える必要は取り組んできた背景があり、支援法に変わり考えております。事業に専念して収益向上に努めて行きたいと業です。これからの事業部は、クリーニングーニング事業も収益向上を目指すための新事する「清風会みやび」でのマットレスのクリ 11 18 知知的的障障害害者者通通所所授授産産施施設設中山千草「「清清風風会会みみややびび」」の開開所所所長定員は利用者名ですが、利用者７名、職員３名の少人数からの出発です。作業は、布団、マットレス、ベットパット、病院のタオル類のクリーニングです。知的障害者通所授産施設「清風会みやび」は、平成年月１日開所しました。 11 朝早くから来られる方も何人かおり、開所当時は朝出勤すると清風会のマイクロを利用される方以外は皆来られており、休み時間もほとんど休憩室で和気あいあいと過ごされていました。今は回りの雰囲気にも慣れ、他の工場の方と過ごされることも多いようです。利用者の方は、支援員の見守るなか、安全装置のたくさんついた洗濯機を緊張しながら操作し、乾燥機も支援員の言われたことをきちんと守って、操作しています。布団のたたみ方も種類ごとに違うものもあり、聞きながら、真剣に作業しています。中には、掃除の好きな方もおられ、時間を見ては掃除をしておられるので、「みやび」はいつもきれいです。洗い物の得意な方もおられ、休憩時間に飲まれたコーヒーのカップも休憩時間が終わる前に洗って伏せてあります。 30 通所の施設について思うことは、利用料が高いことです。年金をもらっておらず収入もほとんどない場合で、更に社会福祉法人が利用者負担軽減措置を行った場合でも、食費以外に７千５百円の負担があります。食事代の負担は約５千円くらいです。しかし通所の場合、自宅から通っていただくので世帯分離をしない場合は、ほとんどの方が課税世帯となります。その場合は、月額１万６千円位の負担と１万円位の昼食代の負担となります。遠くから通っていただく場合は、さらに定期代がかかります。収入が少ない場合は通勤の補助がありますが１日円までで、中には補助以外、１万５千円ぐらい出して通っている方もおります。工賃以上に負担金と交通費があるのでは、家族の負担も大きく、働くことの意欲につながりません。自立支援法の改正を強く望むことと、今の法律の中で、清風会としても、社会福祉法人減免や、食費に関する配慮などをしていただいておりますが、その他でも最大限に利用しやすくなるよう努力したいと思っています。 280 これから、みやびは沢山の人に来ていただき、利用してくださる方が、元気に生き生きと作業し、保護者の方にも安心していただけ、常に自信の持てる品物が出荷できるよう、職員、利用者一同、一丸となってがんばりたいと思います。皆様のご支援ご協力のほど、お願いいたします。今、「みやび」では、地域の方で通っていただける方を探しています。お心当たりの方がおられましたらお知らせください。宜しくお願いいたします。玄関乾燥機工場全体休憩室洗い場仕上場 18 身身体体障障害害者者授授産産施施設設 0 3 . 8 5 1 , 9 1 シャワー室男湯 9 8 . 6 1 3 , 4 1 6 9 . 2 7 7 , 1 河原田賢治清風風会会ワワーククセセンンタターー老老朽朽改改築築所長そうです。ようやく完成しました。利用者の人たちが長い間待ち続けました身体障害者入所清風会ワークセンターの老朽改築で 50 13 授産施設す。さっそく写真をご覧ください。この建物は、清風会敷地のほぼ中央に位置します。鉄骨造・２階建、建築面積㎡、延べ面積㎡、床面積㎡（坪）です。建物は管理棟と宿舎棟に分けられていて、管理棟にはワークセンター事務所、相談室、医務室、吉田工場・ニューワーク事務所、男湯、女湯があります。宿舎棟には部屋の利用者の居室、４部屋のリビング、４室のシャワー室、４ヶ所のトイレ、４ヶ所の洗濯室、エレベーター、静養室、当直室があります。この中のリビング（～人使用可）は利用者の皆さんが自由に利用できるようになっていてキッチン等もあり調理実習や料理を作ることもできます。まるでユニット型のグループホームみたいに感じます。また、今回は特に風呂に注目していただきたいと思います。まずは男性と女性の風呂が別々にあることと、利用者の皆さんに幾度かアドバイスをいただき身体に障害のある方が自力で入浴できるよう工夫されています。もちろん冷暖房の空調設備にも気を配りました。さらに寮内には４ヶ所のシャワー室もあり、いつでも利用できるようになっています。また、清風会にはたくさんの建物がありますが、全てが老朽化しているわけではないですが、中には、数十年もメンテナンスや改修工事をしていない建物もあります。今後はそれらの建物も修繕していくために長期計画をして改善していく必要があると思います。旧ワークセンター解体撤去工事中男湯居室（和室）女湯居室（洋室）エレベーター１階ホール管理棟宿舎棟 12 2 3 . 6 3 5 自治会会ニュューースス年度自治会ソフトボール大会 VS VS n i L L A ･･ n i L L A 編編集集後後記記 17 21 13 18 「「ノノロロウウイイルルスス」」にに注注意意平成 VS 感染を予防するためには今回は、ティーボールとソフトボールをしました。ティーボールはルールも簡単で誰でも参加できるゲームです。 ●ティーボール部門 ‐８ニューワークわーくＡごっちんわーくＢ ‐８ ‐６決勝ニューワークわーくＢ優勝はニューワークでした。 18 ●ソフトボール部門こしかけスワローズてんねんず ‐６オリーブスマイル ‐ ポパイこしかけスワローズ ‐ スマイルサンライフ ‐ 決勝こしかけスワローズサンライフ ‐ 優勝はサンライフでした。優勝チームおめでとうございます。また、参加者の方や応援者の方さらには準備されました皆さん、ご苦労様でした。 11 7 11 「清風」第号から新しく変わりました。これからもよろしくお願いします。 2 3 4 13 一一人人ひひととりりののみみななささんんのの正正ししいい理理解解とと手手洗洗いい・・ううががいいのの実実施施でですす。。 ●手洗い・うがいノロウイルスによる感染症は、多くの場合、ウイルスに触れた人の手を介して感染が広がります。利用者・職員共に手洗いを行なうことが、感染予防の基本です。トイレ後、排泄物の処理の後、食事の前には必ず手を洗ってください。また、うがいも行ないましょう。 ●入浴施設内で下痢やおう吐をした者がいる場合には、ノロウイルスを含めた感染性胃腸炎が疑われます。症状がある人は最後に浴槽に入るかシャワーのみにするようにしましょう。 ●手の触れる場所や身の回りも清潔消毒施設内で人が直接手を触れる場所は、ノロウイルスに汚染されている可能性があります。また、身の回りの物も汚染されていることがあるかもしれませんのでいつもきれいにしましょう。（例）手すり、ドアノブ、水道の蛇口、机、イス、引き出しの取っ手、車椅子の押し手タイヤ、ベッド周り、リモコン、コップ等 ●日頃からの健康管理ノロウイルスによる感染を予防するための具体的な方法示しましたが、感染や感染拡大を防ぐためには、まず早い段階でノロウイルスの感染が疑われる者は早いうちに職員・看護師等に報告してください。また、施設外からノロウイルスを持ち込まないようにすることも重要です。イインンフフルルエエンンザザ・・風風邪邪やや水水虫虫・・ししももややけけににもも注注意意 VS VS ノロウイルスとは？ ●特徴幅広い年齢層において感染性胃腸炎の原因となるウイルスで特に冬に多発します。百個以下という少量でのウイルスで人に感染し、腸内でウイルスが増え、患者のふん便や嘔吐物には１グラムあたり万から億個もの大量のウイルスが含まれていますから注意しなければなりません。 ●感染経路 ①人のふん便中のノロウイルスが、下水を経て川から海へ運ばれ、二枚貝の内臓に蓄積され、それを十分に加熱しないで食べると感染します。 ②ノロウイルスに感染した人が、十分に手洗いを行なわずウイルスが手についたままの汚い手で食品等をつかみ口にすると感染します。 ③ ノロウイルスを含むふん便や嘔吐物を処理した後、手についたウイルスや不適切な処理で残ったウイルスが、口から取り込まれ感染します。 ●感染したときの症状感染後、～時間で、下痢、吐気、おう吐、腹痛、発熱などの症状が出ます。通常３日以内で回復しますが、ウイルスは感染してから１週間程度ふん便中に排泄され続けますので、トイレの後は必ず手を洗いましょう。 ●消毒方法 ① 他のウイルスなどと比べると熱に強く、 ℃ で１分以上の加熱が必要です。 ②石けん、アルコールの消毒効果は十分ではありませんが手洗いは行ないましょう。また消毒には塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムは効果があります。（家庭用洗剤ハイター等を薄めた液）８５ VS 10 ４８ 0 21 ２４ VS VS 100 n i L L A