7月の農作業 用 量 の 2/3の 量 を 出 穂 日前に、 日前に施用 させるとともに、根の活性を高め この時期は除草剤の効果を持続 まで窒素肥料が効いていると食味 た 水 田 で は 穂 肥 は 必 要 な い 。遅 く コーティング肥料を元肥に 使用し する。 ただし、ユーコート604等の ている。 ハウス栽培の水なすの半身萎ち 利用による土壌消毒の適期となっ 7月中旬∼8月中旬は一年で最 るため、水管理に留意する。高温 ょう病や、こまつなの萎黄病など 残りの 1/3量を出穂 が続くときは、有機物の分解に伴 が低下するので、追肥時期、施 用 ・ニカメイチュウ及びウンカ類 プリンス粒剤を箱処理した場合 などの早生品種は7月中旬、ヒノ 要になるが、プリンス粒剤を施用 って持続するので、この防除は不 発生するので、こまめに摘葉を行 特に、降雨が続くと褐色腐敗病が 後には滞水させないようにする。 ◆栽培管理 露地栽培では排水に努め、降雨 水なす んぎくの立ち枯れにも効果がある。 と塩類濃度障害も回避でき、しゅ る。さらに引き続き除塩を行なう くりも同時にできるメリットがあ 有機質資材を施用することで土づ も気温が高くなる時期で、太陽熱 う有毒ガスが発生し、根腐れや下 えるために行なうもので、目標茎 数が確保できたらその時点で行な う。 時期の目安は、キヌヒカリなど 日程度と長期に渡 ヒカリなどの中生品種は7月下旬 していない場合、防除にはパダン ない、風通しを良くする。 また、土のはね上がり防止、雑 は殺虫効果が に行なう。あまり干し過ぎると逆 a当たり3∼4 日前まで/3回以内︶ 温度変化を避けるため、敷きわら などを散布する。 ㎏/収穫 ミプシン粒剤︵ 度にする。特にヒノヒカリは強い 中干しをすると根の回復が悪いの ・イネツトムシ は、葉色が濃く過繁茂となり、7 ◆病害虫防除 梅雨が明けると害虫の発生が増 で、注意する。 ◆穂肥 中干し後、葉色が退色したのを 月下旬から8月上旬にかけて幼虫 加する。発生を見かけたら早期防 やマルチを行なう。 ー 除を行なう。同じ系統の薬剤を続 4 ー ︶を a当たり ∼ ㎏施 確認し、穂肥として、太閤︵ が発生しやすくなる。田をこまめ けて散布すると薬剤抵抗性がつき 日前まで/3回以内︶な プシン粒剤︵ a当たり3∼4㎏ す。葉色が濃い場合は少なめにす る。 ︵穂肥量は目安︶ /収穫 散布を行なう︵表1参照︶ 。 日前︶で済 どを散布する。 穂肥は1回︵出穂 ませる場合もあるが、できれば施 さといも 立てを行なう。 時期なので、収穫後は作物残さを 保つ。また施設の場合、収穫後に 残さないように、ほ場を衛生的に ◆病害虫防除 アブラムシ類、ハダニ類の発生 うね全面をビニールで被覆し、地 キスジノミハムシ ば、表4の薬剤などで防除する。 ◆病害虫防除 キスジノミハムシの発生があれ しゃなどを展張する。 ハウスの屋根に遮光ネット、寒冷 ◆栽培管理 施設では日中は高温になるので こまつな る。 認めたら表3の薬剤などで防除す を殺すことも有効である。発生を 表下の温度を上げて地中にいる蛹 引いているようにする。 水は夕方から行ない、朝には水が しゅんぎく して虫を捕殺するとともに、薬剤 ⑤土壌消毒終了後、ハウスを開放し、ビニールフィルムを除去する。ほ場が乾いたら、うね ◆土壌消毒 立ち枯れなど生育障害が出る場 スを密閉する。密閉状態で14∼20日間放置する。途中で水を入れたりしない。 合は、7月に太陽熱利用による土 ④被覆したビニールフィルムの下へ土を湿らす程度に水を入れる。水が十分入ったら、ハウ ◆かん水 梅雨明け後、乾燥が続くといも ③ビニールフィルムで被覆する。 の肥大が悪くなり、収量に大きく ②耕起した後、幅50㎝位のうねをたてる。 壌消毒とたん水除塩を行なう。 を施用する。また窒素が多く残っている場合は、尿素は施用しない。) 影響するので、2∼3日に1回程 作ほ場で石灰が多量に土壌に残っている場合は、石灰窒素の代わりに尿素(40㎏/10a) 度、うね間かん水を行なう。かん アザミウマ︵スリップス︶類の発 表2.さといも害虫防除薬剤 ①稲わら(1t/10a)、石灰窒素(80∼100kg/10a)を入れ耕うん機で耕起する。 (連 ◆病害虫防除 マメハモグリバエの被害が多い による防除も行なう。 除に努め、葉裏にも薬液がかかる ように丁寧に散布する。また、高 温・乾燥が続くとハダニ類が発生 し、多発すると防除が困難になる ※【ネオ】ネオニコチノイド系、【ピロ】ピロール系、【マク】マクロライド系 【スピ】スピノシン系、【合ピ】合成ピレスロイド系 ※スピノエース顆粒水和剤はアザミウマ類での登録 太陽熱利用による土壌消毒の方法 があれば、表2の薬剤などで防除 表4.こまつな害虫防除薬剤 ため、発生初期に防除を徹底する。 夏期には、オオタバコガの発生 1000倍 収穫前日まで / 4 回以内 コテツフロアブル 【ピロ】 2000倍 収穫前日まで / 2 回以内 スピノエース顆粒水和剤※ 【スピ】 2500∼5000倍 収穫前日まで / 2 回以内 する。 マメハモグリバエ 準 基 用 使 希釈倍率・使用量 名 剤 薬 害虫名 が多くなり、摘除した茎葉や果実 ハダニ類 ※トリガード液剤はハモグリバエ類での登録 にも卵や幼虫が付着していること アブラ 1000倍 収穫7日前まで/2回以内 があるので、ほ場から持ち出して オオタバコガ 2000倍 収穫7日前まで/2回以内 処分する。被害にあった果実を見 オサダン水和剤25【有機スズ系】 1000∼1500倍 収穫前日まで / 2 回以内 ピ ラ ニ カ E W【呼吸阻害系】 2000∼3000倍 収穫前日まで/ 1回以内 2000倍 収穫前日まで/ 1回以内 バロックフロアブル【オキサゾリン系】 ハ ダ ニ 類 表3.しゅんぎく害虫防除薬剤 ※除塩をする場合は土壌消毒後、たん水し2、3回水を入れ替える。 *農薬名の後の括弧内は、︵希釈倍率/使用時期/総使用回数︶を表示しています。 アブラムシ類 アファーム 乳 剤 ト リ ガ ード 液 剤 ※ 準 基 用 使 希 釈 倍 率 名 剤 薬 害虫名 3000倍 収穫7日前まで/5回以内 ア デ ィオ ン 乳 剤 準 基 用 ムシ類 モ スピ ラン 水 溶 剤 12 30 生が多くなるので、発生初期の防 やすいので、必ずローテーション に見て回り、発生初期にパダンミ 窒素肥料がよく効いている田で 草の発生抑制、土壌表面の急激な に根を傷めるので、足跡がつく程 の極早生品種は7月上旬、祭り晴 ◆病害虫防除 の土壌病害も安全に消毒できる上、 ニ ッソ ラ ン V 乳 剤 1000∼1500倍 収穫7日前まで/2回以内 量は生育状況にあわせて行なう。 ◆水管理及び中干し 25 15 葉に酸素不足に伴う赤枯れ症状が 発生することがあるので、そのと きは落水し、間断かん水する。 中干しは出穂 ∼ 日前に、根 40 の張りを良くし、無効分けつを抑 30 20 20 アーデント水和剤 【合ピ】 ミカンキイロ アザミウマ スピノエース顆粒水和剤 【スピ】 6㎏/10a 播溝土壌混和 は種時/1回 4000倍 収穫7日前まで/1回以内 ア ル バリン 粒 剤 10 2000倍 収穫前日まで / 3 回以内 コテツフロアブル 【ピロ】 2000倍 収穫前日まで / 2 回以内 アファー ム 乳 剤 【マク】 2000倍 収穫前日まで / 2 回以内 スピノエース顆粒水和剤※ 【スピ】 2500∼5000倍 収穫前日まで / 2 回以内 ミナミキイロ アザミウマ アクタラ顆粒水溶剤 【ネオ】 16 JAいずみの 17 JAいずみの 50 10 10 12 つけたら、果実内やその周辺を探 表1.なす害虫防除薬剤 (図は大阪府農作物病害虫防除指針より抜粋) 45 45 2000倍 収穫前日まで / 2 回以内 2000倍 収穫前日まで / 2 回以内 5000倍 収穫前日まで / 2 回以内 コテツフロアブル 【ピロ】 使 希 釈 倍 率 名 剤 薬 害虫名 2000倍 収穫前日まで/ 1回以内 スターマイトフロアブル【電子伝達阻害系】 アファー ム 乳 剤 【マク】 準 基 用 使 希 釈 倍 率 名 剤 薬 害虫名 営農総合センター 営農指導課(072-444-8001) 農薬の登録内容は頻繁に変更されます。農薬は最新情報を確認して使用しましょう。最新情報は府・農の普及課、 JA、Web版大阪府農作物病害虫防除指針(http://www.jppn.ne.jp/osaka/shishin/shishin.html)から。 農産物の病害虫発生予防については大阪府病害虫防除所(http://www.jppn.ne.jp/osaka/)072-956-6442
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