EORCにおける MODIS 準リアルタイム 処理(その2) - GLI Web

2001 12/25 250m
NASDA EORC
ADEOS/海洋プロジェクト
EORCにおける
MODIS
準リアルタイム
処理(その2)
村上 浩*1, 浅沼 市男*1*2,三浦 末志*1,
W. Z. Chen*5, Y. Park*1,
下田 陽久*1*3, 長 幸平*3,
樋口 理子*4, 向井田 明*4
*1
NASDA EORC, *2 JAMSTEC,
*3 TRIC, *4 RESTEC, *5 MUMM
1
Objectives
1. ADEOS/SeaWiFSデータ提供での経験を
踏まえ、より効率的、効果的な提供方法
を試行
2. NASDAデータ提供サービスとして、
ADEOS/OCTS、SeaWiFSから、ADEOS-2・
GLIへの橋渡し
OCTS SST
3. GLI処理アルゴリズムの改善に向けた実
データテスト
SeaWiFS CHLA
2
OCTS SST
OCTS CHLA
EORC homepage for the MODIS NRT
http://kuroshio.eorc.nasda.go.jp/ADEOS/mod_nrt/index.html
3
1km サムネイル+JPG image
4
1km CHLA, SST, nLw, Ref JPG images
5
500m サムネイル+JPG image
6
高分解能(500m)JPG image (20021128)
7
250m サムネイル+JPG image
8
高分解能(250m)JPG image (20021128)
9
Documentsページ
10
Operation Flow
東海大(TRIC)からMODIS L1BデータをFTP
MOD021KM
1km輝度データ
MOD03
幾何情報データ
MOD02HKM
500mデータ
素子間感度偏差補正*1
MODIS→GLIバンド輝度補正
OTSK1aは東海大学福島甫教授によるGLI用大気補正アルゴ
リズムである。このMODIS順リアル処理においては、エアロゾ
ル補正に749と865nmを用い、有効範囲を増やすためにサン
グリントマスク処理を省くように変更している。また、MODISの
観測波長はGLIの波長と多少異なることから、OTSK1aの
Outputは本来のGLIプロダクトよりも悪くなる可能性があり、
若干注意が必要である。
OTSK13は東北大学川村宏教授によるGLI海面水
温推定アルゴリズムである。
MODIS→GLI Format変換 (GLICNV)
GLI L1B 1KM’
OTSK13
OTSK1a’
L2NLFR’
(ρt-mを含む)*2
RGB地図投影*4
RGB_ρt-m.bin
OTSK2,5,7はスクリプス海洋研究所(米国)のDr. G. Mitchell
によるGLI水中パラメータ推定アルゴリズムである。OTSK6は
岸野元彰先生による懸濁物推定アルゴリズムである。
OTSK2567
L2CSFR
地図投影
CHLA.bin
L2STFR
地図投影
RGB地図投影*4
*1: MODIS L1Bデータのシーン毎に素子間感度偏差係数
を算出し、補正を行う。
SST.bin
RGB_500.bin
*2: OTSK1aでレイリー補正済み反射率(ρt-m)を出力する
ように修正している。
RGB_nLw.bin
RGB_ρt-m.jpg
*3: CHLAとSSTでは2byte、ρt-mとnLwと500mバンドの
RGBでは1 byte, 3 bandのバイナリデータを作成する。
CHLA.jpg
SST.jpg
RGB_500.jpg
*4: ρt-mと500mデータのRGB では659, 555, 470nm
(MODIS channel相当)、nLwでは666, 545, 460nm を使用。
EORCのWebから公開*5
*5: CHLA、SST、RGB_ρt-m、RGB_nLw、RGB_500mのバイ
ナリファイルからjpeg画像を作成し、EORCのホームページ
からWeb公開を行う。
RGB_nLw.jpg
Algorithm
OTSK*
: アルゴリズムby ADEOS/Ocean Project
: by ADEOS-2/GLI project
11
・Monthly Index の画像のうち、1 km
分解能のchla 、SSTについては固定
領域で切り出したバイナリデータを利
用可能です。
・バイナリデータを利用する際には、利
用者氏名・所属等、簡単な登録作業が
必要になります。
切り出しエリアについて
バイナリデータのフォーマット
利用者登録方法
画像表示サンプルプログラム
(MATLAB 用)
12
バイナリデータ利用のためのユーザ登録
13
FTPディレクトリ
PCやワークステーションなどから、
ブラウザやFTPコマンドでgetする。
切り出しエリア
14
バイナリデータのフォーマット
CHLAやSSTではヘッダサイズは、2×Pixel_size[byte]
0: 雲域
65535: 陸域
65534: 欠損域
2byte(16bit)並びはSGIやSUNや
MACでは大抵OK。
Pentiumでは注意が必要
CHLA[mg/m3]=DN×0.0015+0.0, SST[K]=DN×0.01+263.15
15
エリアデータ例 2002/11/06
CHLA
画像表示サンプルプ
ログラム(市販の
MATLABが必要)によ
る領域5の画像化例
IDL/ENVIや
SeaDASでも
可能
16
エリアデータ例 2002/11/06
SST Daytime
17
エリアデータ例 2002/11/06
SST Nighttime
18
SeaWiFSのCHLAとの比較
2002年1月6日
SeaWiFSのCHLAとの
継続性検証
Topics/
Version変更について/
CHLAの改訂について
19
SeaWiFSのCHLAとの比較
2001年10月03日
校正(修正)係数やバンドの違
いによる影響の可能性
20
今後の方針など
観測から1日~数日後にホームページに登録
される。
SeaWiFSやMODIS(NASA処理)のCHLAと
の比較や現場データとの比較を継続して行う。
本方式は、2002年12月打ち上げ予定の
ADEOS-2/GLIデータによる準リアル処理に
継続される(GLI検証中は併用する)。
21