平成23年度 事業報告 はじめに 本年度の重点事業は - 埼玉司法書士会

平成23年度
事業報告
はじめに
本年度の重点事業は、
「効率的事業執行と会組織の総合的点検」
「司法書士法改正への対応」
「く
らしの身近な法律家としての法的サービスの充実」「会員の法令精通義務確保と業務の信頼性向
上」
「会員のコミュニケーションスキルの向上」
「会員の生活基盤等の確保」
「東日本大震災への対
応」であった。
効率的事業執行と会組織の総合的点検に関しては、司法書士総合相談センター(以下「相談セ
ンター」という。)の運営改善のため、債務整理に関する相談の減少と、相続・遺言・登記相談の
増加という近時の相談内容に応じた見直しを行い、さらにこれまで4カ所の相談センターで各別
に行っていた広報活動について、相談予約の電話番号を統一し、統一のリーフレットを新たに作
成し配布した。また、昨年試行的に実施した相談センターの相談料の無料化により相談件数が大
幅に増加する結果となったことから、法テラスの指定相談場所としての要件であった浦和相談セ
ンターの有料相談についても、指定を維持しつつ無料化し、他の相談センターと相談時間や予約
申込み方法の取扱いの統一を図った。
司法書士法の改正に関しては、昨年2月の日本司法書士会連合会(以下「日司連」という。)第73
回臨時総会で司法書士法改正大綱が承認されたものの、具体的な改正要綱案は、東日本大震災の
影響により法務省と日司連の協議が年度後半からとなり、その協議内容が公表されていない状況
にあり、当会として意見を述べるまでには至らなかったが、司法書士の将来像の研究を継続して
いる。
くらしの身近な法律家としての法的サービスの充実に関しては、社会の潜在的ニーズに応えら
れるよう、遺言・相続相談会、成年後見相談会、相談センターや常設電話等における相談のほか、
埼玉県創業・ベンチャー支援センターにおける企業法務・法人登記相談会、埼玉弁護士会及び埼
玉県と協力した敷金トラブル110番、埼玉県の暮らしとこころの総合相談会、市町が行う相談
会、埼玉県社会福祉協議会権利擁護センター等へ相談員を派遣するなど、行政機関等と連携した
法的サービスを提供している。
本年度も引き続き、経済的困窮者が生活保護受給申請等を行おうとする際の申請援助や管轄官
庁への申請同行援助等の会員のプロボノ活動に対し、実費を助成する制度を実施した。
一般民事事件に関しては、各会員が事務所を裁判事務の受託窓口として市民の需要に応えるこ
とができるよう、リアルタイム研修(通算7回目)の実施し、民事法律扶助制度や少額事件裁判
事務推進助成制度の利用促進を図り会員のサポートを継続した。なお、同助成制度は、損害賠償
請求事件、施設利用補償金返還請求事件、敷金返還等請求事件等に本年度10件の申込みがあり、
他会においても類似の制度が採用された。
個別労働紛争に関しては、厚生労働省埼玉労働局、埼玉県産業労働部勤労者福祉課、埼玉県労
働委員会と連携の上、個別労働紛争受託団員の募集及び個別労働紛争研修会の開催等により受託
窓口の整備を進め、勤労感謝の日には「全国一斉労働トラブル110番」を実施した。
裁判外紛争解決手続(ADR)に関しては、司法書士調停センター(以下「調停センター」と
いう。)の法務大臣認証取得に向け、試行的な調停手続を継続して調停センター運営のノウハウ蓄
積と手続実施者の養成を図るとともに、運営及び調停手続に関する規程の整理を行った。また、
調停センター稼働に不可欠な運営及び調停手続に関するマニュアル等の作成に着手し、調停手続
に携わる事件管理者や手続実施者等の育成と確保について検討した。
会員の法令実務精通義務確保に関しては、法令に関する研修のほか、交通事故における証人尋
問、不在者事件、登記と税務、株式会社の計算、日本政策金融公庫の各種制度等実務に関する研
修会、出会い系サイトによる消費者被害への対応等近時の事例を題材とした研修会を開催した。
登記供託オンライン申請システム、新電子証明書及び新登記情報提供サービスへの移行により
会員の業務環境には複雑な変化が集中して生じたが、研修等を通じて適時に正確な情報を提供し
た。
また、会員の業務の信頼性向上を図るため、原則毎月第一土曜日に研修会を開催したほか、受
講機会を広く確保するため、浦和、寄居、春日部、川越の4会場でのDVD研修会の実施、助成
金による支部研修会の開催支援により受講地域の遍在に努め、課題通信研修や研修会DVDの貸
出リスト更新の周知等を行った。研修単位未取得者及び所定単位未満取得者に対しては研修単位
取得に努めるよう通知し、本年度の所定12単位取得者は376名(昨年比70名増加)、単位未
取得者は131名(昨年比21名減少)であった。
会員のコミュニケーションスキルの向上に関しては、会員の業務に対する苦情のうちコミュニ
ケーションの不足が原因と考えられる事案を苦情処理委員会及び倫理研究委員会が協力し、苦情
処理事案をモデル化して倫理の側面から検討を加え、倫理研修会においてディスカッションを通
じて依頼者との信頼関係の築き方等会員の業務の改善に資するよう情報提供を行った。
また、相談技術向上のため、精神障がいに関する知識、生活保護行政の流れや窓口での困難事
例への対応の仕方等、相談者の心理面について相談者が発するメッセージに対する対処のあり方
等、依存症に関する知識と相談支援方法等、実務における知識と相談技法の習得のため研修会を
実施した。
会員の生活基盤等の確保に関しては、司法アクセスの拡充が司法書士と社会との距離をより縮
め、結果として会員の事件受任に繋がるとの認識に立ち、相談センターの全相談の相談料を無料
化してアクセスを拡充した。
東日本大震災への対応に関しては、昨年度設置した東日本震災対策本部は名称を震災対策部と
改め、関連する相談事業部等の所管、事務局と協力し、県内では旧騎西高校、被災地では宮城県、
岩手県及び福島県の各司法書士会相談センターに相談員を派遣する等して被災者の相談に取り組
んでいる。この実績は日司連へ報告し、市民救援基金から計400万円を超える支給を受けた。
並行して、埼玉弁護士会等の外部機関との協議会等に参加し、震災相談研修等を通じて相談員に
情報等を提供した。
会員の業務取扱事件数は、不動産登記379,670件(昨年比5.4%増)、商業法人登記2
3,870件(昨年比7.15%減)、裁判書類作成関係業務2,753件(昨年比22.25%増)、
簡裁訴訟代理等関係業務3,792件(昨年比38.34%減)、裁判外和解手続等10,908
件(昨年比1%増)であった。
会員の業務に関する苦情の申出は10件(昨年度20件)あり、債務整理に関するものが3件
(同8件)、本人確認や資格者の善管注意義務を問うものが4件(同8件)、その他3件(同4件)
であった。これらのうち1件は報酬に関わるものであった。
年次制研修に参加できない特段の事情がないにもかかわらず年次制研修に参加しなかった会員
に対し同研修に参加するよう注意勧告を行った。
綱紀委員会に調査依頼を行った新規事案は4件あり、うち2件は法務局長の委嘱によるもので
あった。
なお、当会では、日司連に対し、法テラス初期相談制度の創設に関する意見書の内容や市民救
援基金の財源不足による日司連会費の値上げ案について意見を提出したほか、セコム電子証明書
ダウンロードツールの取扱いについて申入れを行った(資料1・2・3 日司連への意見書、申入
書)。
平成23年度
事業報告
1.制度の確立と改善に関する事業
(1)法律家制度・司法書士制度・司法書士法に関する調査・研究
司法書士法改正大綱が平成23年2月23日に開催された日司連第73回臨時総会で承認さ
れたが、東日本大震災により改正要綱案策定に向けた日司連と法務省との協議が先延ばしとな
り日司連から各単位会に改正要綱案の意見を求める機会もないままであったが、「司法書士法
改正大綱」をテーマとする日司連第26回中央研修会(平成23年12月3日開催)及び静岡県
司法書士会「司法書士法改正問題」研修会(平成24年3月3日開催)に参加し、司法書士の将
来像について研究をした。
(2)会社法及び法人制度に関する研究
関東ブロック司法書士協議会が主催する「会社法の現状と未来~立法者の視点から~」をテ
ーマとする研修に企業法務実務委員を派遣した。
(3)不動産登記に関する研究
会員から寄せられた法務局に対する登記相談に関する「登記事務に関する照会・回答票」を法
務局に回付するか否かを確認するため、関連する法規、判例等の研究を行った。
(4)登記原因証明情報の研究
日司連主催平成22年度地域開催一般業務研修会における基調講演「登記原因証明情報の役
割」(早稲田大学大学院法務研究科教授
山野目章夫講師)の内容を研究分析するとともに同講
演のDVDを支部研修の教材として推薦状を付け各支部へ配布した。
(5)オンライン申請の利用促進
法務省オンライン申請システム(旧システム)が平成24年1月末終了し、新オンライン申
請システム(登記・供託オンライン申請システム)が同年1月10日から開始された。さらに
は登記情報提供サービスも同年2月20日に新システムに移行した。また、司法書士電子証明
書(ICカード方式)が同年7月末をもって新電子証明書(ファイル形式)に完全移行するこ
とから、会員がこれらの新方式にスムーズに移行できるよう情報提供及び研修会を開催した。
また、埼玉りそな銀行オペレーション部からの依頼(電子納付の数字を上げたい)に応じ、
同部に対してオンライン申請の概括的説明を行うとともに、埼玉りそな銀行対してオンライン
申請利用促進に向けた協力を要請した。
(6)不動産取引における司法書士業務の研究
登記原因証明情報の役割を研究した。
(7)成年後見制度と司法書士が行う職業後見事務の研究
成年後見制度と司法書士が行う職業後見事務の研究を行うとともに、成年後見研修会を開催
した。
公益社団法人リーガルサポートからの「高齢者虐待防止及び高齢者の権利擁護実践における
法律専門職の役割と連携課題に関するアンケート調査」に回答した。
埼玉県では平成24年度(2012年度)から平成26年度(2014年度)までの3か年の
埼玉県高齢者支援計画案を策定し、県民コメント制度により意見募集が行われたので、計画案
について検討を行い、意見書(コメント)の提出を行った(資料4)。
平成24年3月9日、市町村長による後見等開始審判の申立及び成年後見制度利用支援事業
の促進を求める要望書を埼玉県知事に対し提出した(資料5)。
(8)遺言制度、遺言執行事務の研究
遺言制度に関する研究を行うとともに、遺言相続相談会実施に向け、相談担当者の研修会を
次のとおり開催した。
開催日時
平成24年1月20日(金)午後6時~午後8時30分
開催場所
さいたま共済会館
テ ー マ
ハウ・ツウ 「遺言・相続」 相談
501・502号室
第1部:相続の基本と今日的な課題(講義)
講
師
須永啓子会員
第2部:相談会場を舞台とした寸劇と問題点のディスカッション
受講者数
シナリオ
大貫結子会員
相談者役
伊藤亥一郎会員、栗原由美会員
相談員役
荻野照美会員、杉山春雄会員
解
丹羽徳子会員
説
61名
(9)信託制度の研究
平成22年8月28日に当会で開催した研修「民事信託の可能性と実践」の内容を検討し、民
事信託(非営利信託)、特に福祉型信託への歩みを検証し、遺言代用信託、受益者連続信託の
事例の研究を行った。
(10)司法書士倫理の確立とプロフェッション意識の高揚
①
年次制研修会の実施
平成17年度から実施され、今回で7年目となる同研修は日司連研修規則に定められてい
る義務研修であり、日司連DVD研修及びグループディスカッションを内容とする。
当会では、対象者増加への対応(対象者数190名)及び研修環境の改善のため、今年度
は3回に開催回数を増やして次のとおり実施し、計147名が修了した。
また、参加猶予申請者は29名、不参加者は5名であったが、これらの中から5名を代替
研修の受講対象候補者とし、面談により研修に参加する意思はあるが健康上の理由等正当な
事由が複数年継続し今後も解消の見込みがないため集合形式による研修に参加できないと認
められた4名が代替研修を受講した。
なお、参加猶予申請者及び不参加者のうち健康上の理由等の正当な事由に当たらない者
(報告がない者も含む)は1名であった。
第1回目
日
時
平成23年9月17日(土)
場
所
埼玉会館(さいたま市浦和区)
参加者数
午後1時30分
~
午後6時30分
ラウンジ他5室
58名
第2回目
日
時
平成23年9月24日(土)
場
所
埼玉会館(さいたま市浦和区)
参加者数
午後1時30分
~
午後6時30分
ラウンジ他3室
38名
第3回目
日
時
平成23年10月1日(土)
場
所
埼玉会館(さいたま市浦和区)
参加者数
51名
対象者数
190名
午後1時30分
~
午後6時30分
ラウンジ他5室
内訳
日司連実施研修の修了者
0名
関東ブロック司法書士会協議会実施研修の修了者
当会実施研修の修了者
参加猶予申請者
147名
29名
不参加者
退会者
②
4名
5名
5名
倫理研修会の実施
倫理研究委員会において、苦情事例等による会員のコミュニケーションスキル向上のため
の情報提供等を目的として、次のとおり実施した。また、倫理の研究の参考とするため、同
研修会参加者に対し、司法書士倫理第13条2項(不当誘致)に関する実態及び会員意識つ
いて無記名アンケートを行った。
日
時
平成24年3月21日(水)午後6時~午後9時
場
所
さいたま共済会館
テ ー マ
602会議室(さいたま市浦和区)
苦情処理事案にみる執務対処における倫理上の問題点
(こんなとき貴職はどのように対処しますか?)
内
容
苦情処理事案を検討し、依頼者との信頼の築き方、また不審を抱かせる言
動、説明不足に陥る可能性など執務姿勢についてディスカッション
受講者数
③
38名
新人研修会への講師派遣
当会が行う下記新人研修会に倫理研究委員会から講師を派遣した。
日
時
平成24年3月18日(日)
場
所
さいたま共済会館
テ ー マ
司法書士倫理
講
倫理研究委員
師
501号・502号会議室
斉藤恭生
会員
(11)公共嘱託登記司法書士協会への助言
埼玉県公共嘱託登記司法書士協会との協議会を開催した。
(12)司法書士による公益的活動の推進
川越地区消防組合からの個人情報保護審議会委員の推薦依頼に対して川越支部から会員1名を
推薦した。
所沢市からの所沢市成年後見制度拡充検討委員会委員の推薦依頼に対して会員1名、所沢市指定
管理者選定委員会委員の推薦依頼に対して会員2名を、それぞれ所沢支部から推薦した。
草加保健所からの感染症審査協議会委員の推薦依頼に対して会員1名を推薦した。
さいたま地方法務局からの筆界特定委員候補者の推薦依頼に対して会員3名を推薦した。
社会福祉法人越谷市社会福祉協議会からの成年後見センターケース方針調整会議委員の推薦依
頼に対して会員1名を推薦した。
上里町からの情報公開・個人情報保護審査会委員の推薦依頼に対して会員1名を推薦した。
2.研修に関する事業
(1)法令に関する研修会の実施
次のとおり法令に関する研修会を3回開催した。
①
中央研修会(第5回会員研修会)
日
時
平成23年10月8日(土)午後1時30分~4時30分
場
所
大宮法科大学院大学
テ ー マ
民事訴訟法における司法書士の役割
講
早稲田大学
師
受講者数
②
講堂
名誉教授
鈴木重勝氏
115名
第7回会員研修会
日
時
平成24年2月4日(土)午後1時30分~4時30分
場
所
春日部コンベンションホール
多目的ホール
テ ー マ
会社計算規則(1)
講
鈴木一也会員
師
受講者数
③
74名
第8回会員研修会
日
時
平成24年3月3日(土)午後1時30分~4時30分
場
所
さいたま共済会館
テ ー マ
会社計算規則(2)
講
鈴木一也会員
師
受講者数
601会議室
50名
(2)実務に関連する研修会の実施
次のとおり実務に関連する研修会を5回開催した。
①
第1回会員研修会
日
時
平成23年6月4日(土)午後1時30分~4時30分
場
所
さいたま共済会館602会議室
テ ー マ
こんな時どうする相続登記・相続手続き
講
柴
師
受講者数
②
由之会員
108名
第2回会員研修会
日
時
平成23年7月9日(土)午後1時30分~4時30分
場
所
さいたま共済会館602会議室
テ ー マ
簡裁訴訟と交通事故
~物損事故と証人尋問の実務~
講
師
受講者数
③
谷嘉浩氏(大阪司法書士会)
87名
第3回会員研修会
日
時
平成23年8月6日(土)午後1時30分~4時30分
場
所
さいたま共済会館602会議室
テ ー マ
不在者事件の実務
講
鈴木一也会員
師
受講者数
④
司法書士
117名
第4回会員研修会
日
時
平成23年9月3日(土)午後1時30分~4時30分
場
所
春日部市民文化会館
大会議室
テ ー マ
登記と税務(不動産登記編)
講
関東信越税理士会
師
受講者数
⑤
税理士
西尾裕之氏
105名
第6回会員研修会
日
時
平成23年11月5日(土)午後1時30分~4時30分
場
所
さいたま共済会館501・502会議室
テ ー マ
登記と税務(会社・法人登記編)
講
関東信越税理士会
師
受講者数
税理士
西尾裕之氏
100名
(3)新人研修の実施
次のとおり2日間にわたる集合研修を実施したほか、6週間の配属研修を実施した。
①
集合新人研修(2日間)
日
場
時:第1日目
平成24年3月17日(土)
午前9時~午後6時00分
第2日目
平成24年3月18日(日)
午前9時~午後5時30分
所:埼玉共済会館
502号室
受 講 生:32名
研修内容:第1日目
(1)不動産登記総論
60分
講師
真下
剛
(2)不動産立会業務
60分
講師
安間江身子会員
(3)不動産登記
各論1
70分
講師
野口
(4)不動産登記
各論2
70分
講師
五十嵐正敏会員
(5)成年後見の実務
60分
講師
吉田
(6)消費者問題
70分
講師
飛鳥井行寛会員
60分
講師
上原健太郎会員
講師
森崎秀樹
潤
剛
会員
会員
会員
第2日目
(1)裁判事務1
②
会員
(2)裁判事務2
60分
同上
(3)民事法律扶助実務
30分
講師
伊藤亥一郎会員
(4)倫理
60分
講師
齋藤恭生
会員
(5)商業登記1
80分
講師
片岡
雅
会員
(6)商業登記2
80分
講師
知久
博
会員
(7)司法書士会務
30分
講師
平田修一
会員
配属研修
期
間:全6週間
前半 平成24年3月19日(月)から4月6日(金)まで
後半
場
平成24年4月9日(月)から4月27日(金)まで
所:配属研修指導員事務所
受 講 生:13名
指 導 員:21名(20事務所)
井口鈴子会員
市川洋幸会員
伊藤亥一郎会員
上原健太郎会員
荻野照美会員
柿崎
清会員
川野健人会員
木田紳夫会員
木村博行会員
佐藤和宏会員
佐藤泰博会員
谷脇道生会員
戸井田清会員
戸井田修会員
中川
萩原
引地
平野
藤縄雅啓会員
勝会員
馨会員
清会員
博会員
矢部一臣会員
吉崎英俊会員(以上、五十音順)
(4)新オンライン申請システムの研修会の実施(研修部・登記法対策部)
次のとおり実施した。
①
日
時
平成23年12月3日(土)午後1時30分~午後4時30分
場
所
春日部市民文化会館
大会議室
テ ー マ
登記・供託オンライン申請システム
講
鈴木一也会員
師
受 講 者
70名
日
時
平成24年2月6日(月)午後6時30分~午後8時30分
場
所
さいたま共済
②
テ ー マ
新電子証明、新登記情報提供サービス移行上の要点
講
鈴木一也会員
師
受 講 者
99名
(5)DVD研修会の実施
次の4会場において2回に分けて開催した。その際に、ビデオ研修会や研修部への意見・要
望等のアンケート調査を実施した。
(浦和会場)
日
時
平成24年2月18日(土)
場
所
埼玉司法書士会館
テ ー マ
前半「渉外登記」
午前9時30分~午後4時30分
大会議室
後半「登記と税務(商業登記編)」
(法人税法を中心として)
講
師
参加人数
前半
司法書士
山北英仁氏(東京会)
後半
税理士
西尾裕之氏(関東信越税理士会)
前半
19名
後半
15名
(寄居会場)
日
時
平成24年2月18日(土)
午前9時30分~午後4時30分
場
所
寄居町中央公民館
テ ー マ
講
2階視聴覚室
「こんな時どうする相続登記・相続手続き」
後半
「不在者事件の実務」
前半
柴
後半
鈴木一也会員
前半
42名
後半
36名
師
前半
参加人数
由之会員
(春日部会場)
日
時
平成24年2月25日(土)
場
所
春日部市民文化会館
テ ー マ
前半
午前9時30分~午後4時30分
小会議室(1)
日司連専門業務研修会「帰化手続き」
同「渉外商業登記の手続き」
講
師
参加人数
後半
「司法書士が行う法律事務の範囲について」
前半
司法書士
後半
高橋
前半
15名
後半
11名
山北英仁氏(東京会)、司法書士稲垣裕行
弘会員
(川越会場)
日
時
平成24年2月25日(土)
場
所
川越南文化会館
テ ー マ
午前9時30分~午後3時30分
第1会議室
前半
「司法書士業務に関連する公証実務」
後半
日司連専門分野修得プログラム「成年後見相談・開始申立手続、
審判前の保全処分」
講
師
公証人
加地
後半
司法書士
松井秀樹氏(東京会)
前半
20名
後半
14名
参加人数
前半
誠氏(鶴舞公証役場)
(6)支部における研修会への支援
1支部につき10万円を限度として研修助成金を交付した。なお、各支部で実施された研修
会は次のとおり。
支部
日時・会場
平成23年9月15日
埼玉司法書士会館
中央
(さいたま市)
平成23年10月20日
埼玉司法書士会館
(さいたま市)
研修テーマ
DVD研修会「こんな時どうする相続登記・相続手続き」
(平成23年6月4日
第1回会員研修会収録)
DVD研修会「不動産登記と税務」
(平成21年8月1日
第3回会員研修会収録)
平成23年11月17日
埼玉司法書士会館
(さいたま市)
中央
平成23年12月15日
埼玉司法書士会館
(さいたま市)
平成24年3月15日
埼玉司法書士会館
(さいたま市)
DVD研修会「建物明渡請求事件(準備から本訴、執行
まで)」(平成20年11月15日
日司連研修会収録)
DVD研修会「司法書士が行う法律事務の範囲について」
(平成22年8月7日
第2回会員研修会収録)
DVD研修会「高齢者の意思確認・本人確認に関する諸
問題」(平成23年3月9日
本会倫理研修会収録)
①憲法第3回「部分社会論を斬る」
②過払訴訟、プロミス取引承継問題9月2日上告審について
平成23年8月10日
JACK大宮
(さいたま市)
③過払訴訟、無担保ローン→不動産担保ローン切替に関する
一連計算
④未払賃金訴訟(争点=労働者概念)報告及びセクハラ⇔名
誉毀損訴訟の経過報告と今後の展開
(講師:古久根章典会員、鈴木友治会員、上松隆会員、瀧澤
八重子会員)
①憲法第4回「二重の基準」
②未払賃金訴訟報告(争点=労働者概念)
平成23年10月21日 ③判例研究報告「高齢消費者相手のリフォーム詐欺」
JACK大宮5階
④判例実務報告「過払訴訟における民法704条後段賠償に
(さいたま市)
関する判例」H22.6.23東京高裁上告審判決
(講師:上原健太郎会員、瀧澤八重子会員、嶋根琢磨会員、
古久根章典会員)
大宮
平成23年11月10日
大宮ソニックシティ
(さいたま市)
「登記と税務~実務を中心として」不動産の評価方法、財産
分与と税、代償金・代償物と税、株式の評価方法、税務上の
問題のある司法書士の行なった登記など
(講師:岸生子税理士)
①憲法第5回「表現の自由VSプライバシー権
判断基準試
論」
②大震災特集(1)原発事故に関する中間指針解説
平成23年12月9日
大宮ソニックシティ
(さいたま市)
③大震災特集(2)二重ローン問題に関するガイドライン解
説
④大震災特集(3)登録免許税の特例解説
⑤判例実務報告「民法704条後段賠償の法的性質」H22.
6.23東京高裁上告審判決
(講師:古久根章典会員、長谷川てる子会員、武井光崇会員、
嶋根琢磨会員)
平成23年12月12日
大宮ソニックシティ
大宮
(さいたま市)
平成24年2月9日
大宮サンパレス
(さいたま市)
鴻巣
「新しくなるオンライン登記申請」登記・供託オンラインシ
ステム(電子公証手続)について実践、司法書士新認証局か
らの電子証明書取得について、改正登記情報提供サービスに
ついて(講師:上越第一コンピュータ
高尾周太郎氏)
消費者団体訴訟及び集団的消費者被害救済制度案の概要
(講師:古久根章典会員)
平成24年1月26日
オンライン申請について
クレア鴻巣(鴻巣市)
(講師:上越第一コンピュータ
平成23年6月15日
DVD研修会 「東北地方太平洋沖地震 現時点で司法書
上尾市文化センター
士がすべき事」
(上尾市)
(講師:鳥取会
高尾周太郎氏)
伊藤浩平会員)
平成23年7月14日
上尾市文化センター
上尾
債権法改正について(講師:嶋根琢磨会員)
(上尾市)
平成23年11月25日
上尾市プラザ22
一般民事事件の実務(講師:飛鳥井行寛会員)
(上尾市)
平成24年1月20日
田中家(上尾市)
新オンライン申請システム研修会
(講師:上越第一コンピュータ 高尾周太郎氏)
平成23年11月17日 DVD研修会「渉外不動産登記の手続き」
川口
青木会館(川口市)
平成24年3月22日
青木会館(川口市)
志木
DVD研修会「判決による登記の実務」
(講師:神奈川県会
加藤俊明会員)
志木市民会館(志木市) (講師:早稲田大学大学院法務研究科教授 山野目章夫氏)
久喜総合文化会館
(久喜市)
平成23年6月18日
男女共同参画推進
センター(熊谷市)
熊谷
吉田聡会員)
平成23年11月16日 DVD研修会「登記原因証明情報の役割」
平成23年12月16日
埼葛
(講師:札幌会
平成23年10月13日
男女共同参画推進
センター(熊谷市)
新オンライン申請
(講師:上越第一コンピュータ
高尾周太郎氏)
DVD研修会「東北地方太平洋沖地震
士がすべき事」(講師:鳥取会
現時点で司法書
伊藤浩平会員)
成年後見研修
①成年後見と登記実務
②法定後見の申立と審判確定後の実務
(講師:柴由之会員(リーガルサポート埼玉支部長))
オンライン申請研修会
平成23年12月15日 ①新オンライン申請システム
男女共同参画推進
②2012.2.20切り替わる新登記情報提供システム
センター(熊谷市)
③司法書士「新」電子証明書の取得、今後の管理
(講師:上越第一コンピュータ
平成24年1月16日
熊谷
男女共同参画推進
センター(熊谷市)
高尾周太郎氏)
簡裁判事による民事訴訟実務研修会
(講師:熊谷簡裁民事
戸沢栄氏)
DVD研修会
平成24年3月24日
男女共同参画推進
センター(熊谷市)
①「登記原因証明情報の役割」
(講師:早稲田大学大学院
法務研究科教授
山野目章夫氏)
②「パネルディスカッション司法書士実務における登記
原因証明情報のあり方ー売買による所有権移転登記を中
心に考えるー」
平成23年10月14日
独立行政法人国立女性
教育会館(嵐山町)
平成23年12月14日
東松山 独立行政法人国立女性教
育会館(嵐山町)
平成24年1月11日
東松山市民文化センター
(東松山市)
平成23年5月18日
川越南文化会館
(川越市)
平成23年7月13日
川越南文化会館
(川越市)
川越
DVD研修会「こんな時どうする相続登記・相続手続き」
(講師:柴由之会員(リーガルサポート埼玉支部長))
DVD研修会「遺言執行の実務」
(講師:神奈川県会
佐
藤純通会員)
電子公証・登記情報等のオンライン申請の変更点につい
て(講師:上越第一コンピュータ
高尾周太郎氏)
DVD研修会「東北地方太平洋沖地震
士がすべき事」(講師:鳥取会
現時点で司法書
伊藤浩平会員)
DVD研修会「遺言執行の実務」
(講師:神奈川県会
佐藤純通会員)
DVD研修会
①「パネルディスカッション司法書士実務における登記
平成23年9月10日
川越南文化会館
(川越市)
原因証明情報のあり方ー売買による所有権移転登記を中
心に考えるー」
②「商業登記総ざらい~設立から解散まで~第5講株式
会社④合併・会社分割第6講組織変更・解散・精算」
(講
師:東京会
山本芳昭会員)
DVD研修会
平成23年11月12日 ①「商業登記総ざらい~設立から解散まで~第4講株式
川越南文化会館
川越
(川越市)
会社③増資・減資」(講師:大阪会
柴冨公行会員)
②「こんな時どうする相続登記・相続手続き」
(講師:柴由之会員(リーガルサポート埼玉支部長))
平成24年2月1日
川越南文化会館
DVD研修会
「登記・供託オンライン申請システム研修会」
(川越市)
(講師:鈴木一也会員)
平成23年9月28日
「最近の賃貸借事件の判例解説と司法書士による簡易裁
所沢市民文化センター
判所民事事件実務についての質疑応答」
(所沢市)
(講師:所沢簡易裁判所裁判官 市瀬健人氏)
平成23年11月25日 「各種法人登記実務上の留意点/最新の実務相談事例集
所沢市民文化センター
(所沢市)
平成23年12月7日
所沢
所沢市民文化センター
の重要ポイント解説」
(講師:(社)商業登記俱楽部主催 神﨑満治郎氏)
「司法書士の企業法務への関わり方」
(講師:安野憲起会員)
(所沢市)
平成24年2月24日
「遺産管理人等の業務について(入門編)」
所沢市民文化センター
「遺産管理人等の業務について(実践編)」
(所沢市)
平成24年3月9日
所沢市民文化センター
(講師:高橋弘会員)
DVD研修会「登記と税務(不動産編)」
(平成23年9月3日埼玉会開催の研修会)
(所沢市)
平成23年8月26日
坂戸市中央公民館
(講師:関東信越税理士会
DVD研修会
「東北地方太平洋沖地震
(坂戸市)
平成24年1月21日
坂戸市中央公民館
坂戸
(坂戸市)
現時点で司法書士がすべき事」
(講師:鳥取会
伊藤浩平会員)
DVD研修会「登記原因証明情報の役割」
(講師:早稲田大学大学院法務研究科教授 山野目章夫氏)
平成24年1月21日
DVD研修会「パネルディスカッション司法書士実務に
坂戸市中央公民館
おける登記原因証明情報のあり方ー売買による所有権移
(坂戸市)
平成24年2月3日
坂戸市中央公民館
転登記を中心に考えるー」
DVD研修会
「登記・供託オンライン申請システム研修会」
(坂戸市)
平成23年5月9日
越谷
西尾裕之氏)
越谷中央市民会館
(越谷市)
(講師:鈴木一也会員)
DVD研修会
「東北地方太平洋沖地震
現時点で司法書士がすべき事」
(講師:鳥取会
伊藤浩平会員)
平成23年10月19日 会社非訟事件研修(第1回)
草加市文化会館
「総論及び役員の欠員に対処する」
(草加市)
(講師:鈴木一也会員)
平成23年11月30日 会社非訟事件研修(第2回)
草加市文化会館
越谷
「相続人等に対する売渡請求」
(草加市)
平成23年12月14日
草加市文化会館
(講師:鈴木一也会員)
根拠法則の基本と「登記公証人論」批判
(講師:鈴木一也会員)
(草加市)
平成24年2月10日
草加市文化会館
登記・供託オンライン申請の追加3手続きと電子証明書
及び新登記情報提供サービスについて
(草加市)
(講師:鈴木一也会員)
平成23年6月8日
DVD研修会
春日部市民文化会館
「東北地方太平洋沖地震
(春日部市)
平成23年10月12日
春日部市民文化会館
(春日部市)
平成23年11月9日
春日部
春日部市民文化会館
(春日部市)
現時点で司法書士がすべき事」
(講師:鳥取会
伊藤浩平会員)
「会社計算規則研修~司法書士のための会計学~」
その1(講師:鈴木一也会員)
「会社計算規則研修~司法書士のための会計学~」
その2(講師:鈴木一也会員)
DVD研修会
平成24年2月8日
春日部市民文化会館
(春日部市)
①「登記原因証明情報の役割」(講師:早稲田大学大学院
法務研究科教授 山野目章夫氏)
②「パネルディスカッション司法書士実務における登記
原因証明情報のあり方ー売買による所有権移転登記を中
心に考えるー」
平成23年7月15日
秩父地場産センター
(秩父市)
平成23年9月9日
秩父地場産センター
秩父
(秩父市)
法務省オンライン申請システムによる申請の実務
(講師:株式会社リーガル
村井大祐氏)
成年後見の実務
(講師:柴由之会員(リーガルサポート埼玉支部長))
DVD研修会
平成23年11月25日 ①「登記原因証明情報の役割」(講師:早稲田大学大学院
法務研究科教授 山野目章夫氏)
秩父地場産センター
②「パネルディスカッション司法書士実務における登記
(秩父市)
原因証明情報のあり方ー売買による所有権移転登記を中
心に考えるー」
平成24年1月26日
秩父
秩父地場産センター
(秩父市)
登記・供託オンライン申請システム研修会
供託・成年後見・電子認証3手続き追加,新電子証明書
等(講師:株式会社リーガル
村井大祐氏)
(7)相談技術向上のための研修会・事例検討会の実施
次のとおり研修会・事例検討会を企画実施した。
①
多重債務研修会
日
時
平成23年11月22日(火)午後6時30分~8時30分
場
所
さいたま共済会館602号室
テ ー マ
「多重債務の周辺業務」
講
師
埼玉弁護士会
内
容
多重債務者の生活再建に必要となる生活保護や精神障がいについての知識、
小林哲彦氏
最新の生活保護行政の流れや窓口での困難事例への対応の仕方について
参 加 者
②
49名
研修会名:「相談者の心理」と「相談事例」検討研修会
日
時
平成24年1月25日(水)午後6時30分~9時00分
場
所
さいたま共済会館501・502号室
テ ー マ
①「相談者の心理面」について
講
師
①埼玉県臨床心理士会
内
容
相談者の心理的な問題について相談者が発するメッセージやそれらに対す
会長
②相談事例の検討
枝久保達夫氏
②相談センター推進委員
る対処のあり方、陥りやすい傾向についての対処方法等について
参 加 者
③
48名
依存症の基礎知識と依存症が疑われる者への相談技法向上のための研修会
日
時
平成24年3月14日(水)午後6時30分~午後8時30分
場
所
さいたま共済会館
602号室
テ ー マ
依存症の基礎知識と相談・支援方法
講
精神保健福祉士
師
受講者数
苅田
尚晴
氏
28名
④ 「暮らしとこころの総合相談会」事例検討会
日
時
平成24年2月29日(水)午後6時30分から
場
所
埼玉司法書士会大会議室
司
会
吉田
健会員
事例発表
飛鳥井行寛会員、嶋根琢磨会員
内
埼玉県が開催する「暮らしとこころの総合相談会(埼玉県包括支援相談)」
容
について、相談の現状に関する認識及び相談担当者相互の連携を深め、埼
玉県から紹介された相談者の救済に迅速に対応できるシステムを構築す
る。
参加者数
11名
(8)研修情報の収集及び提供
関東ブロック司法書士会協議会研修事業担当者会議において、他会の研修事業に関する情報
を収集するとともに、当会で実施した研修会をDVDに収録したもの及び日司連作成の研修D
VDリストを公表した。
(9)研修に関する資料の収集、研修会参加の助成、研修講師の養成
司法書士特別研修のチューターとして必要な指導方法等の修得を目的として日司連が実施す
る司法書士講師養成講座に、6名の会員を派遣した。
(10)研修単位取得の促進
研修単位未取得者及び所定単位未満取得者に対して、研修受講方法等の紹介を含めて研修単
位取得に努めるよう通知した。また、課題通信研修を継続して実施するとともに、研修会DV
D貸出リストを更新して会員に通知した。
(11)会社法等に関する研修会の実施
①
会社法に関する研修会を実施した。
日
時
平成23年12月8日(木)午後6時45分~午後8時45分
場
所
さいたま共済会館
テ ー マ
株式会社の計算について
講
莅戸安彦会員
師
受講者数
②
501・502号室
54名
新人研修会に企業法務実務委員を派遣した。
日
③
時
平成24年3月18日(日)午後2時~午後4時50分
テ ー マ
商業Ⅰ・商業Ⅱ
講
知久博会員、片岡雅会員
師
日司連と日本政策金融公庫との中小企業等支援における連携に関する覚書の締結に伴い、
当会と日本政策金融公庫との間で、情報提供・研修会等への講師の派遣・個別企業からの相
談への対応について相互に連携を図ることの協議を行った。また、日本政策金融公庫の説明
会を次のとおり開催した。
日
時
平成23年12月8日(木)午後6時30分~午後6時45分
場
所
さいたま共済会館
501・502号室
テ ー マ
日本政策金融公庫の各種制度等のご紹介
担 当 者
日本政策金融公庫 さいたま支店国民生活事業 営業課長 加藤久美子氏
(12)消費者問題に関する研修会の実施
次のとおり実施した。
①
②
日
時
平成23年10月28日(金)午後6時30分~8時30分
場
所
埼玉教育会館
201・202号室
テ ー マ
事例で学ぶ消費者問題
講
師
静岡司法書士会
内
容
消費者被害の事例紹介とその対応の仕方について
山田茂樹氏
受講者数
67名
日
時
平成24年1月13日(金)午後6時30分~8時30分
場
所
さいたま共済会館
501・502号室
テ ー マ
事例で学ぶ消費者問題(インターネット編)
講
師
東京司法書士会
内
容
いわゆる出会い系サイトによる消費者被害事例の紹介と対応の仕方について
受講者数
関根圭吾氏
51名
(13)法律講座講師向け研修会の実施
次のとおり実施した。
日
時
平成24年2月7日(火)6時30分~8時30分
場
所
埼玉司法書士会館
大会議室
テ ー マ
高校生講座・市民向け法律講座の進め方
講
安間江身子会員
師
受講者数
高野香会員
安野憲起会員
川上泰祐会員
21名
(14)成年後見に関する研修会の実施
次のとおり実施した。
日
時
平成23年11月16日(水)午後6時30分~午後8時30分
場
所
さいたま共済会館601号室
テ ー マ
成年後見実務の基礎と司法書士業務
講
杉山
師
受講者数
春雄
会員
78名
(15)役員研修の実施
本年度就任した理事、監事、支部長、綱紀正副委員長を対象に、次のとおり実施した。
日
時
平成23年7月16日(土)午後3時~午後6時25分(終了後懇親会)
場
所
ラフレ埼玉5階「桃」
「欅」
報告事項
1.支部の個人会員数並びに法人会員数及び法人に所属している個人会員数
2.平成23年開催の支部総会の出席者数
3.平成22年度支部研修会の開催数並びに出席者数
4.市町村相談の内容と実情
5.支部の事業の内容(総会、研修会、市町村相談除く)
内
容
「全体会議1」
事前に各支部に上記報告事項を照会し、研修当日に各支部から報告を受け、質疑応答
を行い、各支部の現状について認識を共有した。
「グループディスカッション」
次のテーマについて、11名程度のグループに分けディスカッションを行った。
・第44回定時総会における特別決議の定足数不足による会則改正議案の撤回について
その原因・問題点の指摘、それぞれの立場で今後どのように対応すべきかその解決方
法などについて
・今後の支部の再編成・支部事業のあり方・支部における相談センターとの関係について
「全体会議2」
各グループからディスカッションでの意見等の報告を受け、情報・認識の共有を図る。
会務処理、旅費等の支払処理等について各所管部長から説明した。
3.業務と組織の改善、充実を図るための事業
(1)会の組織運営の改善
総会運営の改善として、前年度総務部総会改善検討チームがまとめた「総会運営改革につい
ての検討報告書」をもとに、総会での議決権行使方法に関しては書面決議制度又は代議員制度
の導入、総会所要時間短縮及び役員改選に伴う円滑な引継ぎに関しては役員予選制度導入につ
いて、総務部内のグループを中心に検討し、総務部としては、上記三制度のうち実現可能性の
高いものとして代議員制度及び役員予選制度を主に引き続き検討することとした(資料6
総
会運営改革についての検討報告書)。
会員数の増加・会事業の多様化等により、今後支部の役割が重要になるのでないかとの立場
から、平成23年7月16日開催した役員研修において、各支部の実情、課題等について情報・
認識の共有を図るとともに、法務局の支局出張所所在地を基準に設けている支部区域について
も市町村の合併、法務局の統廃合等の変容があることから、今後の支部区域と各支部事業のあ
り方、当会事業との関係、各相談センターと支部との関係等将来の当会と支部の役割分担につ
いて検討した。
(2)執務に関する諸規範の検討
司法書士法施行規則第41条の2が施行されたことから、埼玉司法書士会非司法書士実態調
査結果取扱要領を、同要領第5条の規定により業務対策委員会決議によって廃止した。
(平成2
3年8月31日廃止)
埼玉司法書士会職務上請求書の取扱基準について、戸籍法及び住民基本台帳法等の改正によ
る新様式(1号様式、2号様式)に適合させるほか、退会時の事務処理等を明記する等現在の
運用に合わせるべく規定の整備について検討した。なお、本年7月9日に予定される外国人登
録法の廃止に伴う所要の改正も併せて検討継続検討する。
埼玉司法書士会総会会議規則48条の総会における議事運営委員会の定数及び議事運営委員
の選出方法について、岩槻支部を埼葛支部及び大宮支部に分割統合する支部区域変更による全
15支部構成に適合するよう改正案を検討した。
埼玉司法書士会会則について、日司連の司法書士会会則基準が改正されたことに伴い、綱紀
調査委員会の名称変更、司法書士会会長の指示指導及び本会が行う会員への注意勧告について
の会員の遵守義務の明記、法人会員が業務の一部停止処分を受けた場合の会員証等の返還、役
員の守秘義務の範囲、会員の広告、外国人登録制度廃止伴う変更等に関する規定等の整備を検
討した。
埼玉司法書士会綱紀委員会規則について、日司連の司法書士会綱紀調査委員会規則基準が改
正されたことに伴う綱紀事案の統一的な運用等に必要な規定等の整備を検討した。
埼玉司法書士会注意勧告運用規則について、日司連の司法書士会注意勧告運用規則基準が改
正されたことに伴う注意勧告手続きの統一的な運用等に必要な規定等の整備を検討した。
日司連の司法書士の業務広告に関する規則基準が設けられたことに伴い、埼玉司法書士会会
員の業務広告に関する規則の制定に必要な規定等を検討した。
埼玉司法書士会調停センター運営規程及び埼玉司法書士会調停手続実施規程の二規程を廃止
(平成23年3月10日廃止)し、新たに一規程として「埼玉司法書士会調停センター運用規
程」を制定した(資料14・15・16)。
(3)埼玉友好士業協議会、士業団体、法務局、裁判所等との連絡協議及び交流
埼玉友好士業協議会10団体と協力して、暮らしと事業のよろず相談、親睦ボーリング大会
及び懇親会に参加した。埼玉弁護士会の役員と会事業等について情報交換を行った。
①
埼玉友好士業協議会定例会
日
場
②
④
所
平成23年7月7日(水)午後6時~
浦和ロイヤルパインズホテル
埼玉友好士業協議会幹事会
第 1 回
平成23年 9 月16日(金)午後6時~
第 2 回
平成23年10月19日(水)午後6時~
第 3 回
平成24年 2 月17日(金)午後6時~
場
③
時
所
さいたま共済会館 会議室
埼玉友好士業協議会主催「暮らしと事業のよろず相談会」
日
時
平成23年11月12日(土)午前10時30分~午後3時30分
場
所
浦和コルソ7階ホール
埼玉友好士業協議会親睦ボーリング大会及び懇親会
日
時
平成23年11月12日(土)午後5時~午後9時
場
⑤
所
浦和スプリングレーンズ
⑥
埼玉弁護士会との役員懇談会
日
時
平成23年11月21日(木)午後6時30分~
場
所
浦和ロイヤルパインズホテル
さいたま地方法務局、埼玉土地家屋調査士会との三者連絡協議会
日
時
平成24年1月16日(月)午後2時~午後4時
場
所
さいたま第2法務合同庁舎4階会議室
(4)賀詞交歓会等の開催(関連5団体との共催)及び公共嘱託登記司法書士協会、政治連盟、
リーガルサポート埼玉支部、司法書士協同組合、青年司法書士協議会との連絡協議
①6団体による連絡協議会を次のとおり開催した。
日
時
平成23年10月7日(金)午後6時~午後9時30分
場
所
埼玉司法書士会大会議室
②リーガルサポート埼玉支部と連絡協議会を次のとおり開催した。
③
日
時
平成23年12月21日(水)午後6時~
場
所
埼玉司法書士会大会議室
公共嘱託登記司法書士協会、リーガルサポート埼玉支部、司法書士協同組合と共催して新
年賀詞交歓会を次のとおり開催した。
日
時
平成24年1月18日(水)午後4時~午後6時
場
所
浦和ロイヤルパインズホテル
④ 公共嘱託登記司法書士協会と協議会を次のとおり開催した。
日
時
平成24年2月29日(水)午後6時~
場
所
埼玉司法書士会大会議室
(5)非司法書士排除活動の実施
非司法書士による司法書士法違反が疑われる事案の情報収集を行った。なお、昨年度、司法
書士に紛らわしい名称を用いた者を司法書士法第73条第3項違反により告発した事案は、不
起訴であった。
(6)法務局委嘱による実態調査の実施
さいたま地方法務局長から司法書士法施行規則第41条の2に基づく調査の委嘱がり、管轄
内4登記所において、司法書士法等の規定に違反する事実の有無について支部と連携して調査
を実施した。
(7)紛議調停手続の運用
紛議調停申立を1件受理したが、不調に終わった。
(8)司法書士登録手続、司法書士法人届出手続、事務所名称届出等事務の管理、補助者届出手
続の管理
日司連の登録常務会の開催日程にあわせて、原則として月2回の登録面接調査を行った。
(9)会務システム・LAN の保守、運用管理
会務システム上使用されていないシステムについて、これらをどのように改善していくべき
か、また、不要な部分についての契約を打ち切るべきか、事務局におけるシステム使用状況を
踏まえて検討した。
(10)事務局(人的・物的資源)の整備
前年に引き続き、正職員7名体制で業務を執行した。事務局職員を対象に、外部講師を招き、
電話の応対等の接遇に関する研修を行ったほか、事務局内での災害時の緊急連絡網を整備した。
古いパソコン機材の一部入替えにより事務の効率化を進めた。
(11)司法書士協同組合への委託事務の管理
埼玉司法書士協同組合に委託している次の事務を管理した。
①独立行政法人福祉医療機構及び独立行政法人住宅金融支援機構の各抵当権等の移転登記の事
務
②三井住友海上火災保険会社から委託を受けている各種団体保険料相当額の集金事務代行業務
③会務連絡用メーリングリストの運用
(12)個人情報保護及び情報公開への対応
当会役員その他関係者を対象に、会事業の執行に当たり「埼玉司法書士会個人情報保護方針」
の定めに基づき、個人情報の重要性を認識し方針の実行維持ができているか検証するとともに、
引続き実行維持するよう要請を行った。
会事業の執行において取得した個人情報の取扱いの適正な管理、把握、改善に役立てるため
に各部、各委員会における個人情報取得に関する現状の調査を行った。
(13)苦情事例等による会員のコミュニケーションスキル向上のための情報提供等
苦情処理委員会、倫理研究委員会の合同会議を開催し、苦情処理委員会から本年度の苦情処
理事案をモデル化したものを提供し、倫理研究委員会においてコミュニケーションの不足が原
因と考えられる事案及び倫理上の問題点の検討を行った。その上で、本年3月21日開催の倫
理研修会において、会員のコミュニケーションスキル及び倫理観の向上を目的とし、業務の改
善に資するよう情報提供をおこなった。
(14)保存資料の整理と電子化
会館内及び屋上倉庫内で保存している文書について、調査・分別を行い、文書規定に基づき
廃棄する文書を処分した。分別の過程において4階図書室の書籍・書類の整理を行い、図書室
本来の機能を回復した。
会誌編纂で使用した資料のPDF化による電子化作業を行った。今年度は会員からスキャナ
ーの貸与を受けPDF化作業を行ったため、写真撮影に比べ作業の効率化が図れた。
4.広報に関する事業
(1)内部広報
①
会報の発行
会報第71号は、全体の3分の1が東日本大震災関連の記事に割当てられ、被災された福島
会渡辺和則会員や被災者の対応に当った当会会員に執筆を依頼した。前号に引続き、訪問販売、
成年後見をテーマにした漫画を掲載して司法書士業務を市民へアピールした他、会員の趣味、
実務紹介、新入会者の声、関連団体紹介等会員からの寄稿を掲載し、市民と会員双方へ向けた
内容とした。
②
会員専用ホームページの管理、運用及び改善
会員向けホームページについては、対外向けホームページとの統合を検討した。
(2)外部広報
①
司法書士制度の広報(司法書士の日を含む)
ア.相談会の各広報を次のとおり行った。(資料7)
a.全国一斉無料成年後見相談会(平成23年9月19日)について、報道レクチャーを実
施したほか各市町村の広報誌掲載・ポスター及びリーフレットの作成交付をした。
b.全国一斉司法書士法律相談会(平成23年10月7日から10月23日)について、各
市町村の広報誌掲載・ポスターの作成交付をした。
c.旧三和ファイナンス対策110番相談(平成23年9月7日から9月10日)について、
各市町村の広報誌掲載の他、個別に報道機関に記事掲載並びに報道方依頼した。
d.全国一斉労働トラブル110番相談(平成23年11月23日)について、有料新聞広
告・各市町村の広報誌掲載・リーフレットの作成交付をした。
e.遺言・相続無料相談会(平成24年2月12日と2月26日)について、有料新聞広告・
各市町村の広報誌掲載・ポスター・リーフレットの作成交付をした。
イ.対談・テレビ出演を次のとおり行った。
a.テレビ埼玉の情報番組(平成24年1月1日)に知久会長が出演し、新年の挨拶を兼ね
て司法書士制度をPRした。
b.テレビ埼玉の情報番組「ごごたま」
(平成23年9月29日)に知久会長が埼玉会初の女
性会長として、就任の挨拶を兼ねて司法書士業務の紹介をした。
c.埼玉新聞に2012年新春対談〈知久会長・埼玉新聞社小川社長〉
(平成24年1月6日)
の全面記事広告を掲載し、
「くらしの法律家」司法書士の業務内容とその役割を市民にPR
した。
d.テレビ埼玉の情報番組「ごごたま」
(平成24年2月7日)に伊藤副会長がインタビュー
形式で市民に関心のある「遺言」の話題について説明し、併せて2月12日・26日開催
の遺言・相続無料相談会の紹介をした。
②
相談事業の広報
電話相談事業について引き続き電話帳広告を行った。一部相談事業については前記のとお
り有料新聞広告・各市町村の広報誌掲載等を行った。
また、平成23年11月から実施した司法書士総合相談センターの相談料完全無料化につ
いて、さまざまな媒体において、機会を捉えて広く市民に広報した。
③
民事法律扶助制度に関する広報
公式ホームページで民事法律扶助制度を周知し、市民に同制度の利用をPRした。
④
埼玉新聞「司法書士による法律Q&A」の継続
本年度も引き続き埼玉新聞に法律Q&Aを掲載した(資料8)。毎年9月の全国一斉無料成
年後見相談会、11月の全国一斉労働トラブル110番相談、2月の遺言・相続無料相談会
に合わせ、直前に関連のある記事を意識的に取り上げ、相談会開催の紹介に繋げた。
執筆内容及び執筆者は次のとおり。
⑤
平成23年 4 月
連帯保証人と消滅時効
笠原 祐二 会員
平成23年 5 月
昔の名前で出てきます
本多賢太郎 会員
平成23年 6 月
震災で権利書を紛失しました
小林美奈子 会員
平成23年 7 月
相続における寄与分とは?
荻島 竹晴 会員
平成23年 8 月
遺言書の検認
莅戸 安彦 会員
平成23年 9 月
補助制度か任意後見制度
須永 啓子 会員
平成23年10月
株主総会の開催場所
増淵
恭成
会員
平成23年11月
給料からの天引き
上原健太郎
会員
平成23年12月
未成年者が相続人の遺産分割
廣瀨
隆
会員
平成24年 1 月
株式会社の設立と定款
髙野
香
会員
平成24年 2 月
保証債務と相続
荻野 照美 会員
平成24年 3 月
「合同会社」をつくりたい
中村 博之 会員
公式ホームページの管理、運用及び刷新
ここ数年来の懸案である当会公式ホームページの刷新に向け、当会公式ホームページの現状
及び他会ホームページを分析し、当会新ホームページ制作のため、選定した制作会社12社と
コンタクトを取ったうえ3社を絞り、最終選定会社と平成24年3月1日に契約した。
⑥「司法書士の日」の広報
8月3日の「司法書士の日」について、本年度は役員改選時期のため準備期間が足りず大々
的な事業と広報活動はできなかったため、当会公式ホームページにPRポスターへのリンクを
設ける方法でホームページ閲覧者に対する広報を行った。
5.法的サービスの拡充に関する事業
(1)司法書士法律相談
①
司法書士総合相談センターの運営及びその改善の検討
地理的な事情等により各相談センターにおいて相談を受けることのできない相談者への相談
のあり方を検討し、次年度の事業計画に反映した。
相談センターにおいてそれぞれ独自の電話番号を告知し行っていた相談予約について、予約
専用番号に統一し、告知を行った。
クレジット・サラ金の相談件数の減少及び相続・遺言の相談件数の増加に伴い、相談枠組み
の見直しを適時行った。
浦和相談センターについて、有料相談を継続して行っていた水曜日の裁判・その他法律相談
について、有料相談の実施が法テラスの指定相談場所の指定要件ではない事が確認できたため、
他の相談と同様に相談料を無料とし、相談センターは完全無料化となった。
また、木曜日の法律・登記相談(クレサラ含む)について、当日来所しての予約、相談時間
を30分間として相談を実施していたが、相談センターの完全無料化に伴い、予約方法、相談
時間について他の相談と同じ取扱いに変更した。
相談センターのリーフレットを刷新した。新リーフレットは、相談センター運営委員により、
行政機関等に配布し、備置きを依頼した。
②
相談センター相談員の拡充と支援体制の確立
相談員の募集を行うとともに、新人相談員に対する支援等の検討を行なった。
③
法テラスとの連携支援
ア.浦和、熊谷、越谷、所沢の各司法書士総合相談センターの相談事業の集計結果は次のとお
り。(資料9 相談センター相談員稼動率 23.4~24.3、資料 10 相談センター相談分野別
稼動率 23.4~24.3)
相談員数(延べ)
相談者数
590名
1112名
推定訴額140万円超事件
65件
法律扶助の可能性(有)
46件
他機関紹介
63件
他会員紹介
41件
イ.法テラス埼玉に、副所長1名、民事法律扶助審査員21名を派遣しているほか、「民事法
律扶助事務所相談登録契約司法書士」である相談センター登録相談員を、相談員として派遣
している。
なお、本年3月31日において、「民事法律扶助事務所相談登録契約司法書士」として法
テラスと契約している会員は201名であり、うち司法書士総合相談センター相談登録会員
は141名である。
ウ.日司連「『初期相談制度の創設に関する答申書』に対する意見書」について
平成23年6月20日付の日本司法書士会連合会法テラス対応委員会による「『初期相談制
度の創設に関する答申書』に対する意見書」について、平成23年8月5日、日司連に対し
て意見書を提出した(資料1)。
④
常設電話法律相談事業の継続
ア.毎週木曜日午後1時から4時まで少額裁判相談を、毎週金曜日午後1時から午後4時まで
登記・一般法律相談を実施した。
a.相談者数
総数
496人
男
196人
女
271人
不明・記載なし
29人
b.相談者の職業
会社員
60人
公務員
2人
自由業
7人
主婦
103人
自営業
14人
無職
26人
その他・記載なし
284人
c.相談内容
相続
174件
売買
39件
贈与
22件
少額訴訟
40件
会社
12件
供託
2件
訴訟手続
42件
クレサラ
14件
成年後見
14件
抵当権
家事
その他
9件
22件
131件
合計
521件
イ.毎週火曜日午後1時から4時まで電話による成年後見相談を実施した。
相談件数は、130件であった。
a.相談対象者との関係
相談対象者との関係
本人
本人
配偶者
14人
配偶者
5人
親
23人
親
子
34人
子
兄弟等親類
32人
知人・隣人等
3人
福祉関係者
10人
その他
10人
不明
兄弟等親類
14
5
10
3人
施設関係者
2
10
知人・隣人
等
施設関係者
3
3
福祉関係者
23
32
2人
その他
不明
34
b.相談内容
任意後見
16件
法定後見
76件
成年後見概要
40件
財産管理契約等
1件
相続・遺産分割
14件
遺言
4件
贈与
2件
金銭(預金)の管理・処分
9件
悪徳商法
3件
多重債務
1件
身上看護
1件
身元引受
1件
身の回りの世話など
3件
1件
精神障害・知的障害に関するもの
2件
その他
合計
法定後見
成年後見概要
財産管理契約等
12件
不動産の管理・処分
福祉制度
任意後見
相談内容
15件
201件
相続・遺産分割
1
3
1
15
1
1
遺言
2
贈与
16
金銭(預金)の管
理・処分
不動産の管理・処
分
悪徳商法
3
9
12
2
76
14
4
1
40
多重債務
身上看護
身元引受
身の回りの世話な
ど
福祉制度
精神障害・知的障
害に関するもの
その他
⑤
全国一斉司法書士法律相談の実施
平成23年10月及び平成24年1月に、県内31カ所に特設会場を設置して「全国一斉司
法書士法律相談会(法の日全国一斉法律相談)
」を開催した。
平成23年度「全国一斉司法書士法律相談」相談票集計
埼玉司法書士会
1.相談所設置数
2.相談者数(男女別)
●期間中(10/1~10/31)のうち、
●期間中合計で、
総 数
261
人
31
13
日間設置した。
ヶ所設置した。
*どこか1ヶ所でも設置していれば、
*内 訳
1日と数えてください。
・司法書士会館に設置の有無
3.相談件数
0
ヶ所
・特設会場
31
ヶ所
102
女
158
不明
1
内
訳
無
・会員事務所
男
人
人
人
4.相談者の年代
10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 90代 不明 合計
285
のべ
件
5.相談者の職業
会社員
自営業
30
16
公務員
4
主 婦
82
学 生
0
自由業
5
無 職
76
その他
21
不 明
27
0
3
20
27
43
69
51
14
0
34
261
6.この司法書士法律相談を何によってお知りになりましたか
司法書士会
9
人
司法書士会
電話相談センター
7
人
法テラス
コールセンター
0
法テラス地方事務所
0
ホームページ
2
新聞
11
TV
0
ラジオ
0
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
人
自治体等、公的機関
191
消費生活センター等
0
その他の相談窓口
12
他士業団体
0
その他
13
以前に利用したので
1
不明
15
人
人
人
人
人
人
人
人
7.相談項目の内訳
1
登
記
・
供
託
関
係
2
多
重
債
務
関
係
(
3
民
事
一
般
)
多
重
債
務
を
除
く
関
係
わかる範囲でご記入ください。
相 談 内 容
小計
① 登記・供託手続全般
26
② 相続関係
117
③ 売買関係
10
④ 贈与関係
21
⑤ 担保権関係
3
⑥ 会社関係
3
⑦ 法人関係
0
⑧ 供託
0
⑨ 債権・動産譲渡関係
0
① 債務整理手続全般
8
② 個人破産関係
7
③ 任意整理関係
3
④ 個人再生関係
1
相 談 内 容
計
180
4
家
事
成
事
年
件
後
関
見
係
・
5
会
司
関
法
係
書
士
25
6
そ
の
他
小計
① 後見制度全般
12
② 法定後見関係
6
③ 任意後見関係
0
④ 家事手続全般
12
⑤ 相続関係
22
⑥ 夫婦関係
7
⑦ 親子関係
2
① 司法書士制度全般
0
② 会への苦情
0
③ 会員への苦情
0
④ 賞賛
0
① 他士業関係
5
② 法テラス関係
1
③ 刑事・少年関係
0
④ 生活保護関係
1
⑤ 人権問題
1
⑤ 過払金返還関係
4
⑥ 法人破産関係
1
⑦ 保証関係
1
⑧ ヤミ金関係
0
⑥ 帰化・国籍
0
① 民事・民事訴訟手続全般
5
⑦ その他
10
② 敷金返還関係
2
③ 労働問題
3
④ 消費者問題
3
⑤ 損害賠償関係
4
⑥ 売掛金関係
0
⑦ 貸金関係
5
⑧ 明渡請求・借地借家関係
13
⑨ 土地境界・相隣関係
7
⑩ 少額訴訟
0
⑪ 執行関係
0
⑫ 手形・小切手関係
0
1~6の合計
42
326
計
61
0
18
件
⑥「相続登記はお済みですか月間」無料法律相談の実施
相続登記はお済みですか月間である2月に「遺言・相続無料相談会」を実施したほか、会員
の事務所において相続登記に関する法律相談を無料で実施された。
会員事務所における面接相談の集計結果は次のとおり。
相
談
件
数 12件
認
知
媒
体 ホームページ1件、市町村広報紙2件、司法書士会1件、その他6件
不明2件
相談者市町村分布
さいたま市(緑区1件、大宮区1件、見沼区1件、西区1件)、上尾市1
件富士見市1件、久喜市1件、新座市1件、八潮市1件、秩父市2件
横瀬町1件
相
談
内
容 相続登記7件、遺言の書き方1件、相続人の範囲3件
相続財産の範囲1件、自筆証書遺言1件、遺産分割4件、その他1件
⑦
クレジット・サラ金カード110番相談事業の継続
毎週月曜日午後1時から4時まで電話相談を実施した。
ア.相談内容
破産
7件
民事再生
4件
調停
1件
任意整理
9件
過払訴訟
(訴訟及び交渉を含む)
その他
9件
39件
不明
0件
方針未定
1件
合計
70件
イ.相談の対応
司法書士紹介
21件
相談のみ
34件
その他
11件
⑧
消費者問題関係相談の実施
ア.「旧三和ファイナンス対策110番」を無料電話相談により次の日時に実施した。相談件
数は6件であった。
a.平成23年9月7日(水)・8日(木)・9日(金)午後4時~8時
b.平成23年9月10日(土)正午~午後4時
イ.「多重債務者相談対策強化キャンペーン2011」を平成23年9月20日17時から街
頭でPRのうえ、面接による相談会を27会場で次のとおり実施した。相談者は63名あっ
た。
開催日
⑨
場所
平成23年10月17日
飯能市富士見公民館
平成23年10月17日
寄居町役場
平成23年10月18日
所沢市旧庁舎
平成23年10月19日
毛呂山町役場
平成23年10月20日
朝霞市産業文化センター
平成23年10月20日
鶴ヶ島市役所
平成23年10月21日
坂戸市役所
平成23年10月21日
狭山市消費生活センター
平成23年10月23日
埼玉県消費生活支援センター熊谷
平成23年10月25日
東秩父村役場
平成23年10月25日
ときがわ町家族相談支援センター
平成23年10月26日
吉川市市民交流センターおあしす
平成23年10月26日
入間市市民活動センター
平成23年10月26日
行田市産業文化会館
平成23年10月27日
鴻巣市役所
平成23年10月27日
熊谷市立商工会館
平成23年10月28日
東松山市役所
平成23年10月30日
桶川市役所
平成23年10月31日
本庄市役所
平成23年10月31日
白岡町役場
平成23年11月1日
久喜総合文化会館
平成23年11月1日
にいざほっとぷらざ
平成23年11月1日
北本市文化センター
平成23年11月2日
大宮区役所
平成23年11月2日
越谷市中央市民会館
平成23年11月3日
川越アトレ
平成23年11月4日
深谷市役所
敷金(賃貸住宅)トラブル110番の実施
当会と埼玉弁護士会が埼玉県に協力して、次のとおり電話による相談を実施した。
日
時
平成23年4月23日(土)、24日(日)各日午前10時から午後4時まで
平成23年5月14日(土)、15日(日)
相談件数
⑩
42件
全国一斉労働トラブル110番の実施
勤労感謝の日に、次のとおり電話による相談を実施した。
日
時
相談件数
平成23年11月23日(祝)午前10時から午後4時まで
13件
⑪
遺言・相続無料相談会の実施
例年のとおり2月に「遺言・相続無料相談会~いま、あなたにできること~」を次のとおり
実施した。
平成24年2月12日(日)
川越市生活情報センター(アトレ6階コミュニティールームA)
午前11時から午後4時まで(4ブース)
熊谷総合相談センター
午前10時から午後4時まで(2ブース)
越谷総合相談センター
午前10時から午後4時まで(2ブース)
所沢総合相談センター
午前10時から午後4時まで(2ブース)
電話相談
午前10時から午後4時まで(4回線)
平成24年2月26日(日)
大宮ソニックシティ(7階 706,707)
午前10時から午後4時まで(7ブース)
電話相談
午前10時から午後4時まで(4回線)
相談件数
平成24年2月12日
川越25件、熊谷12件、越谷15件、所沢9件、電話32件
平成24年2月26日
大宮52件、電話22件
合計167件
認知媒体
新聞36件(読売18件、朝日10件、他3件、不明5件)、テレ玉1件、市町村14件
市町村広報紙92件、その他13件、不明12件
相談者市町村分布
2/12
電話
川越
熊谷
越谷
所沢
2/26
電話
大宮
合計
さいたま市
2
0
0
0
0
3
1
6
浦和区
1
0
0
0
1
1
0
3
緑区
0
0
0
0
0
0
2
2
大宮区
1
0
0
0
0
0
6
7
南区
0
0
0
0
0
1
3
4
見沼区
0
0
0
0
0
0
6
6
岩槻区
1
0
0
0
0
1
2
4
北区
1
0
0
0
0
1
10
12
中央区
0
0
0
0
0
0
4
4
西区
4
0
0
0
0
2
3
9
桜区
0
0
0
0
0
1
1
2
上尾市
0
0
0
0
0
1
1
2
富士見市
0
0
0
0
0
0
2
2
久喜市
0
0
0
0
0
0
1
1
吉川市
0
0
0
0
0
0
1
1
新座市
2
0
0
0
1
1
0
4
加須市
1
0
0
0
0
1
0
2
鶴ヶ島市
1
1
0
0
0
0
0
2
川口市
0
0
0
0
0
0
1
1
朝霞市
0
0
0
0
0
0
1
1
桶川市
0
0
0
0
0
4
2
6
鴻巣市
0
0
0
0
0
0
1
1
熊谷市
3
0
10
0
0
1
0
14
越谷市
0
0
0
9
0
0
0
9
幸手市
1
0
0
1
0
0
0
2
三郷市
3
0
0
1
0
0
0
4
八潮市
0
0
0
1
0
0
0
1
所沢市
1
0
0
0
1
1
0
3
入間市
1
1
0
0
5
0
1
8
深谷市
0
0
1
0
0
0
0
1
北本市
1
0
0
0
0
0
1
2
川越市
0
13
0
0
0
1
1
15
ふじみ野市
0
6
0
0
0
0
1
7
坂戸市
0
3
0
0
0
0
0
3
東松山市
0
1
0
0
0
0
0
1
松伏町
0
0
0
2
0
1
0
3
小川町
2
0
0
0
0
0
0
2
三芳町
0
0
0
0
1
0
0
1
越生町
1
0
0
0
0
0
0
1
宮代町
0
0
0
1
0
0
0
1
滑川町
2
0
1
0
0
0
0
3
不明
3
0
0
0
0
1
0
4
合計
32
25
12
15
9
22
52
167
相談内容
2/12
電話
⑫
川越
熊谷
越谷
所沢
2/26
電話
大宮
合計
相続登記
4
6
2
5
2
1
15
35
遺言の書き方
5
7
1
2
1
5
14
35
相続人の範囲
7
5
1
1
1
1
7
23
相続財産の範囲
3
8
2
2
1
0
9
25
遺留分
2
2
1
0
1
4
9
19
公正証書遺言
5
3
0
0
0
5
6
19
自筆証書遺言
2
2
1
1
0
3
4
13
遺産分割
8
14
7
5
4
6
18
62
相続放棄
3
3
2
3
0
1
3
15
限定承認
0
0
0
0
0
0
1
1
その他
9
6
2
5
3
6
15
46
合計
48
56
19
24
13
32
101
293
司法書士調停センターの試行的運営、手続実施者の養成、認証取得
裁判外紛争解決手続(ADR)に関し、当会調停センターの法務大臣認証へ向け既存規程等
整備を進めたほか、今後のセンター運営に資するよう試行的な調停手続き(トライアル)を実
施した。
法務大臣の認証へ向け、規定に関して、昨年度の「埼玉司法書士会調停センター設置規則」
の見直しに続き、「調停センター運営規程」及び「調停手続実施規程」を廃止し、新たに「調
停センター運用規程」を制定した(資料14・15・16)。また、センターの運営及び調停
手続に関するマニュアル、様式に関しても、他の調停センターの情報を入手して検討した。次
年度においてはマニュアル、様式を完成させ、人材育成の為の研修を行い、認証申請を目指
す。
試行的な調停手続きの実施に関しては、1件の利用申込みがあり、利用者に対してADR法
が定める説明を経て申立受理まで進み、3月末現在相手方へ応諾を要請する手続きを行ってい
るところである。
その他、次のとおり、研修会等を通じて手続実施者の養成等を図った。
ア.ADRなど「交渉」を行うことにより成立する「合意」を科学的視点から学ぶため会員向
け研修を開催した。
日
時
平成24年3月8日(木)午後6時30分~午後8時30分
場
所
埼玉教育会館
201会議室
テ ー マ
交渉を科学する
講
東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻
師
教授
受講者数
猪原健弘氏
28名
イ.次の研修会に委員が参加し、ADRに対する理解を深め、他会の調停センター運営委員会
と活動状況について情報を交換した。
a.全国青年司法書士協議会主催研修会
日
時
平成23年10月14日(金)午前11時~午後5時
平成23年10月15日(土)午前10時~午後5時
平成23年10月16日(日)午前10時~午後5時
場
所
司法書士会館、上智大学
テ ー マ
調停・対話促進の技法トレーニング経済産業省編「初級編」
講
中京大学法科大学院教授
師
稲葉一人氏
九州大学大学院法学研究院
准教授
入江秀晃氏
b.静岡県司法書士会調停センター“ふらっと”主催研修会
日
時
平成23年11月3日(木)午前10時~午後5時
場
所
静岡県司法書士会館
4階
テ ー マ
ふらっとロールプレイ研修
講
司法書士
師
芝
司ホール
知美氏(静岡県会)
c.千葉司法書士会調停センター主催研修会
日
時
平成24年1月8日(日)午前10時~午後5時30分
平成24年1月9日(月)午前9時30分~午後4時
場
所
千葉司法書士会館
4階
テ ー マ
調停人養成研修
講
九州大学大学院法学研究院
大会議室
師
准教授
入江秀晃氏
d.全国青年司法書士協議会主催研修会
日
時
平成24年2月10日(金)午前11時~午後5時
平成24年2月11日(土)午前10時~午後5時
平成24年2月12日(日)午前10時~午後5時
場
所
全水道会館、司法書士会館
テ ー マ
調停・対話促進の技法トレーニング経済産業省編「中級編」
講
中京大学法科大学院教授
師
九州大学大学院法学研究院
稲葉一人氏
准教授
入江秀晃氏
⑬
企業法務に関する相談会の実施、会社法等に関する講師の派遣
埼玉県創業・ベンチャー支援センターにおける毎月第1、第3金曜日午前1時から午後4時
までの「企業法務・法人登記相談会」を実施した。
相談件数は延べ13件であった。
⑭
自治体と連携しての巡回法律相談会の実施
本年度は役員改選時期のため事業開始が遅れたこと、支部と相談センター推進委員会ならび
に各センターの意思疎通が十分でなかったことなどにより、実施に至らなかった。
⑮
自治体主催の行政相談会への協力
平成23年4月から平成24年3月まで、埼玉県県民相談総合センターに相談員4名を派遣
した。
平成23年11月30日、総務省関東管区行政評価局で実施するマーレ特設行政相談所に、
相談員各1名を派遣した。
平成23年10月20日、さいたま一日合同行政相談所に、相談員2名を派遣した。
平成23年4月から平成24年3月まで、ふじみ野市の行政・法律相談員3名、富士見市の
法律相談員14名をそれぞれ派遣した。
各支部が行った司法書士法律相談(自治体が主催するものを含む)は次のとおり。
支部
中央
相談場所
相談日時
さいたま市中央区役所
毎月第4水曜日
午後1時30分~4時30分
(*予約制)
さいたま市桜区役所
毎月第2木曜日
午後1時30分~4時30分
(*予約制)
さいたま市浦和区役所
毎月第3火曜日
午後1時30分~4時30分
(*予約制)
さいたま市南区役所
毎月第1木曜日
午後1時30分~4時30分
(*予約制)
さいたま市緑区役所
毎月第3木曜日
午後1時30分~4時30分
(*予約制)
戸田市役所
毎週木曜日
戸田公園駅前行政センター
大宮
鴻巣
上尾
午前10時~12時
(*予約制)
5・7・9・11・1月の第3水曜日
午後6時~8時
午後1時~4時
(*予約制)
蕨市役所
毎月第1・3木曜日
(*予約制)
さいたま市西区役所
毎月第4木曜日
午後1時30分~4時30分
(*予約制)
さいたま市北区役所
毎月第2月曜日
午後1時30分~4時30分
(*予約制)
さいたま市大宮区役所
毎月第4金曜日
午後1時30分~4時30分
(*予約制)
さいたま市見沼区役所
毎月第2水曜日
午後1時30分~4時30分
(*予約制)
さいたま市岩槻区役所
毎月第2火曜日
午後1時30分~4時30分
(*予約制)
鴻巣市役所
毎月第2・第3木曜日
北本市役所
毎週金曜日
上尾市役所
毎月第1木曜日
午後1時~4時
(*予約制)
桶川市役所
毎月第2木曜日
午後1時~4時
(*予約制)
午後1時~4時
午後1時30分~4時30分
上尾
川口
伊奈町役場
奇数月の第3木曜日
川口市役所
毎月第2・第4水曜日
午後1時30分~4時
(*予約制)
川口市
毎月第1・第3水曜日
午後6時~8時30分
(*予約制)
キュポ・ラ
新座市役所
志木
埼葛
熊谷
和光市役所
午後1時~3時
毎月第2金曜日
午前10時~12時
毎月第1水曜日
午後1時~3時
【成年後見相談】偶数月第1水曜日
毎月第1・3火曜日
午前10時~12時
久喜市役所
毎月第2水曜日
川越
加須市役所
毎月原則第2金曜日
羽生市役所
毎月第1水曜日
午後1時~4時
蓮田市中央公民館
毎月第2水曜日
午後1時30分~4時30分
午後1時~4時
(*予約制)
【登記相談】毎月第2月曜日
熊谷市役所
午前10時~12時
本庄市役所
、午後1時~4時
(*予約制)
1・3・4・6・7・9・10・12月
第3・第4水曜日
第4水曜日
東松山市役所
奇数月第3金曜日
小川町役場
【多重債務相談】偶数月の第3金曜日
川越市役所
毎月第3木曜日
ふじみ野市役所
毎月第1・2・3・4金曜日
午前10時~午後3時
(*予約制)
午後1時~3時
午前10時~午後4時
偶数月第3水曜日
川島町役場
所沢
(*予約制)
午後1時~4時
2・5・8・11月
東松山
午前10時~12時
富士見市役所
【法律相談】午後1時~4時
熊谷
(*予約制)
(*予約制)
午前10時~12時(*予約制)
午前10時~12時
(*予約制)
(8月のみ22日)
所沢市役所
毎月第1・第3・第5木曜日
午後1時~4時
入間市役所
毎月第3火曜日
午後1時~3時30分
飯能市総合福祉センター
毎月第3水曜日
午前10時~午後2時
原則毎月第4火曜日
坂戸市役所
坂戸
春日部
午前10時~12時(*予約制)
【登記相談】
午後1時~3時
毎月5日(土・日・祝の場合は翌日)
越生町役場
越谷
【法律相談】
(*予約制)
鶴ヶ島市役所
毎月第2木曜日
午前9時~12時
越谷市中央市民会館
毎月第1水曜日
午前9時~12時
草加市役所
毎月第3木曜日
午後1時30分~3時
草加市物産情報館
毎月第1木曜日
午後5時~7時
三郷市役所
毎月第2水曜日
午後1時~4時
毎月第3水曜日
午後1時~4時
春日部市役所
午前10時~12時
本庁
(*予約制)
(*予約制)
(*予約制)
春日部
秩父
⑯
春日部市役所
毎月第1水曜日
午後1時~4時
秩父市役所
毎月第3水曜日
午後1時~3時
長瀞町役場
奇数月第3金曜日
午後1時~3時
皆野町役場
偶数月第2金曜日
午後1時~3時
小鹿野町役場
偶数月第3水曜日
午後1時~3時
庄和総合支所
(*予約制)
悪質商法等の消費者被害、多重債務、生活保護問題の事例等の研究
ア.消費者問題委員会内に2グループ(多重債務・生活保護研究グループ、クレジット問題
研究グループ)を設置し、各分野の具体的な事例について研究・検討の結果をもとに、必
要な相談会・研修会を次のとおり実施した。
(相談会)
「旧三和ファイナンス対策110番」を無料電話相談により次の日時に実施した。
a.平成23年9月7日(水)、8日(木)、9日(金)午後4時~8時
b.平成23年9月10日(土)正午~午後4時
(研修会)
日
時
平成23年10月28日(金)午後6時30分~8時30分
場
所
埼玉教育会館
201・202号室
テ ー マ
事例で学ぶ消費者問題
講
師
静岡司法書士会
内
容
消費者被害の事例紹介とその対応の仕方について
山田茂樹氏
受講者数
67名
日
時
平成23年11月22日(火)午後6時30分~8時30分
場
所
さいたま共済会館602号室
テ ー マ
「多重債務の周辺業務」
講
師
埼玉弁護士会
内
容
多重債務者の生活再建に必要となる生活保護や精神障がいについての知識、
小林哲彦氏
最新の生活保護行政の流れや窓口での困難事例への対応の仕方について
受講者数
49名
日
時
平成24年1月13日(金)午後6時30分~8時30分
場
所
さいたま共済会館
501・502号室
テ ー マ
事例で学ぶ消費者問題(インターネット編)
講
師
東京司法書士会
内
容
いわゆる出会い系サイトによる消費者被害事例の紹介と対応の仕方について
受講者数
51名
関根圭吾氏
イ.埼玉県消費生活基本計画について
埼玉県では、平成24年度からの新しい消費生活基本計画をスタートさせるため、消費
生活審議会において、計画案の審議が開始された。当会として、新埼玉県消費生活基本計
画素案(平成23年9月7日審議会資料)について、検討を行い、意見書を作成し、平成
23年11月7日、埼玉県知事及び消費生活審議会に対し意見書を提出した(資料11)。
また、埼玉県より、新消費生活基本計画(案)について県民コメント制度により意見募
集が行われたので、引き続き検討をし、意見書(コメント)の提出を行った(資料12)。
ウ.埼玉県消費生活条例改正意見書提出について
平成24年3月9日、埼玉県消費生活条例について、高齢社会・超高齢社会の到来に向
け、高齢者の消費者被害の防止策を含め、消費者が本来有する健全な消費生活を安心して
行えるよう条例について見直しをすべき事項についての検討を行い、意見書を作成し、埼
玉県知事に対し提出した(資料13)。
⑰
地域連携に向けた事例及び対応等の研究
高齢者の権利擁護に関する地域連携について、企画広報部及び相談事業部(消費者問題委員
会・相談センター推進委員会・権利擁護委員会)、関連団体である成年後見センター・リーガル
サポート埼玉支部とのワーキンググループを立ち上げ対応した。
⑱
多重債務・消費者相談等の相談員体制の拡充
市町村・相談センターからの相談に対応することを目的として、消費者被害事案に対する受
託団名簿の要綱及び登載基準等について検討した。
⑲
埼玉県多重債務対策協議会、埼玉県精神保健福祉センター、消費生活センター等の専門機
関との連携
埼玉県「暮らしとこころの総合相談会」への相談員の派遣のため、実施主体である当会、夜
明けの会、埼玉弁護士会、埼玉県疾病対策課、埼玉県立精神保健センター、さいたま市こころ
の健康センター等との運営打合せ会議を毎月一回行い、自殺対策に向けた各機関との連携を図
った。
また、多重債務対策協議会に7回及び消費者行政充実会議に5回参加し、消費者行政充実会
議が主催するシンポジウムを共催した。
消費者行政充実会議主催シンポジウム
⑳
日
時
平成24年2月10日(金)午後6時30分~9時20分
会
場
浦和コミュニティセンターコムナーレ
多重債務者等の法的支援への助成
経済情勢の悪化により、会員の業務(主に債務整理業務)において経済的困窮者に接する機
会が増えている中、司法書士は経済的困窮者が自己の権利を実現できるよう様々な援助をして
いくことが求められている。当会では、経済的困窮者に対するプロボノ的援助(生活保護受給
申請等を行おうとする際の申請書類の作成援助又は管轄官庁への申請同行援助等)を行う会員
について、報酬ではなく実費弁償的範囲で金銭を助成する制度を昨年に引き続き実施している。
本年度も本制度を継続し、89件の申請があった。
なお、本事業は日司連の高齢者・障がい者・ホームレス等に対する法律支援事業(経済的困
窮者に対する法律相談会等)の対象事業として、日司連に対し助成申請を行い助成を受けた事
業である。
21
○
埼玉県「暮らしとこころの総合相談会」への相談員の派遣
埼玉県が自殺対策の一環として開催した、失業・倒産・多重債務問題等の社会的要因による
悩みやこころの健康の問題に司法書士、弁護士、社会福祉士、精神保健福祉等が問題解決に
向けてケースごとに相談する「暮らしとこころの総合相談会」に相談員として149名を派遣
し、延べ801名の相談者からの相談に対応した。
埼玉県「暮らしとこころの総合相談会」日時及び場所
日
時
平成23年度中毎週木曜日(一部日程を除く)
午後3時から午後7時まで(4月のみ午後5時終了)
場
所
JACK大宮(さいたま市大宮区)
日
時
平成23年11月18日(金)午前11時から午後3時まで
場
所
にいざほっとぷらざ
日
時
平成23年12月20日(火)午前11時から午後3時
場
所
深谷市生涯学習センター
日
時
平成24年1月17日(火)午前11時から午後3時まで
場
所
飯能市市民活動センター
日
時
平成24年3月10日(土)午前11時から午後3時まで
場
所
春日部市保健センター
(2)高齢者・障がい者等の権利擁護活動
①
家庭裁判所との成年後見事務に関する協議
さいたま家庭裁判所の家事関係機関との連絡協議会が開催されず、実施に至らなかった。
②
成年後見人等候補者の供給確保
成年後見実務の基礎と司法書士業務をテーマとする研修会を開催して、成年後見人等候補者
の供給確保に努めた。
日
時
平成23年11月16日(水)午後6時30分から午後8時30分まで
場
所
さいたま共済会館601号室
テ ー マ
成年後見実務の基礎と司法書士業務
講
杉山
師
受講者数
③
春雄
会員
78名
全国一斉成年後見無料相談の実施
完全予約制とし、5ブースを設置し、次のとおり、相談時間を1時間を目安として相談員2
名 1 組で実施した。なお、相談者は高齢者が多く、予約が午前に集中した。相談内容は後見制
度全般に対するものや申立手続きに関するものが中心であり、複雑なもの・緊急を要するもの
は無かった。また、「市報を見て」
「市役所・地域包括担当者に紹介されて」という相談者が多
かったことから行政に対する司法書士からの連携申し入れの必要性を感じた。
日
時
場
所
相
談
平成23年9月19日(月・祝)午前10時~午後4時
浦和コミュニティセンター、越谷総合相談センター
熊谷相談センター、埼玉司法書士会館
員
午前29名
結果
電話11件
相談者数
総数30名
男
6名
女
16名
不明
午後22名
面談19件
相談件数
8名
相談
継続
1件
紹介
8件
不明
6件
40代から
60代から
80代
未満
50代
70代
以上
0名
2名
10名
10名
の年齢
相談者の関係
解決15件
40代
対象者
相談の対象者と
大会議室(電話相談)
不明
8名
本人自身
5件
配偶者
1件
親
6件
子
8件
兄弟等親類
8件
知人・隣人等
2件
施設関係者
0件
福祉関係者
0件
その他
0件
不明
0件
相談内容
任意後見
6件
法定後見
21件
成年後見概要
5件
財産管理契約等
1件
相続・遺産分割
3件
遺言
1件
贈与
0件
金銭(預金)の
管理・処分
2件
不動産の
管理・処分
4件
悪徳商法
0件
多重債務
0件
訴訟
0件
介護保険
0件
身上監護
0件
身元引受
0件
死後の事務
0件
身の回りの世話等
11件
福祉制度
0件
親亡き後問題
3件
その他
3件
相
談
内
容
精神障害・知的障
市町村74枚
ポスター配布先
0件
害に関するもの
家庭裁判所1枚
地域包括支援センター34枚
さいたま地方法務局1枚
埼玉県庁1枚
司法書士会各支部(15支部×3枚)45枚
相談会を
ポスターが
ポスター
4名
目にとまり
リーフレット
1名
マスコミ
全国紙
1名(全国版1名・地方版0名)
地方紙
0名
知った理由
その他
知人等
紹介
テレビ0名
ラジオ
1名
12 名(市報 11 名、インターネット 1 名)
0名
法律関係者等
市役所
④
相談センター4枚
福祉関係者等
0名
3名
司法書士会
2名
1名
不明5名
埼玉県社会福祉協議会権利擁護センターへの専門相談員の派遣
権利擁護センターが行う相談会に専門相談員として、会員15名の派遣を行った。
⑤
地域連携対策としての地域包括支援センターへの協力
県内の地域包括支援センター、社会福祉協議会、市町村に対して地域連携に関するアンケー
トを実施し、今後の地域包括支援センターへの協力についての検討を行った。
⑥
成年後見・遺言出前講座の実施
成年後見・遺言に限らず広く市民の要望にこたえる形で法律講座を実施した。
(後掲(4)②「市民向け消費者講座」参照)
⑦
リーガルサポート埼玉支部との協議会
遺言相続相談会の開催に際し、リーガルサポート埼玉支部と次のとおり相談会の実施に向け
た協議を行った。
日
時
平成23年8月20日(土)12時~
場
所
埼玉司法書士会
参 加 者
中会議室
当会:伊藤亥一郎会員、吉田健会員、丹羽徳子会員、荻野照美会員
リーガルサポート埼玉支部:柴
由之会員、笹子正樹会員
(3)裁判事務の推進
①
裁判事務リアルタイム研修の実施
会員の一般民事訴訟事件対応能力を高めることを目的として、少人数ゼミナール形式のリア
ルタイム研修を実施した。なお、本研修は全5回を予定しており、第2回まで終了している。
日
時
参加者数
平成24年1月31日(火)・同年3月1日(木)
5名
②
民事法律扶助への協力及び利用促進
ア
平成23年度民事法律扶助制度利用実績
平成23年度において、他の地方事務所においては一般的に事件現象がみられるところ、当
会においては僅かながら増加傾向にある。
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
合計
代理援助
一般
1
0
0
0
1
0
0
2
1
1
1
0
7
クレ・サラ
10
7
12
8
8
9
9
10
5
9
9
16
112
11
7
12
8
9
9
9
12
6
10
10
16
119
一般
3
0
0
0
0
1
1
2
1
2
2
2
14
クレ・サラ
14
14
27
21
17
17
25
15
10
18
14
30
222
17
14
27
21
17
18
26
17
11
20
16
32
236
28
21
39
29
26
27
35
29
17
30
26
48
355
センター
5
47
27
13
7
11
27
7
10
1
0
2
157
事務所
30
27
25
22
31
30
38
18
28
26
41
34
350
35
74
52
35
38
41
65
25
38
27
41
36
507
合計
書類作成
援助
合計
代理・書類
作成援助総計
法律相談
援助
相談援助合計
イ.法テラスとの協議会
年間3回の協議会を開催し、法テラスの運営にかかる問題のうち司法書士会及び司法書士
職能にかかわる事案について協議を重ねた。
ウ.民事法律扶助制度利用促進のための説明会
次のとおり開催した。
日
時
平成23年11月10日(木)午後6時30分から午後8時30分まで
会
場
埼玉司法書士会館 大会議室
参加者数
12名
エ.新人研修会における民事法律扶助制度の説明
当会主催新人研修会において民事法律扶助制度の説明を行った。
③
裁判事務受託窓口の整備(個別労働紛争に関する関係機関との連携等を含む)
ア.リアルタイム研修、民事法律扶助の利用促進、少額事件裁判事務推進助成制度の実施及
び利用促進、個別労働紛争受託団員の追加募集を行うことにより各会員が事務所を裁判事
務の受託窓口として、市民の裁判事務に対する需要に応えることができる体制を整えた。
また、厚生労働省埼玉労働局主催の「労働相談・個別労働紛争解決制度関係機関連絡協
議会」(平成23年12月7日開催)に参加し、厚生労働省埼玉労働局、埼玉県産業労働部勤
労者福祉課、埼玉県労働委員会と連携を図った。
イ.個別労働紛争研修会を開催した。
日
時
平成23年11月7日(月)午後2時~午後4時30分
場
所
埼玉教育会館104号室
テ ー マ
個別労働紛争について
講
埼玉労働局
労働時間設定改善コンサルタント
埼玉労働局
労働紛争調整官
師
受講者数
ウ.
松村義昭氏
生木谷忠司氏
48名
敷金(原状回復)問題研修会を開催した。
日
時
平成24年3月23日(金)午後6時30分~午後9時
場
所
さいたま共済会館601号室
テ ー マ
原状回復ガイドライン(再改訂)及び敷金・原状回復に関する
裁判例について
講
師
受講者数
④
仲野知樹会員
74名
少額事件裁判事務推進助成制度の実施及び利用促進
本年度は会員からの申込みが10件あり、審査の結果、9件が開始決定、1件が不開始決
定となった(損害賠償請求事件、施設利用補償金返還請求事件、敷金返還等請求事件、貸金
返還請求事件、未払賃金請求事件、解雇予告手当請求事件等。)。また、本制度は、他県会
からの関心も高く、実際に運用を開始した他県会もあることや、少額の個別労働紛争事件や
敷金(原状回復)事件の増加も予想されることから、本制度の更なる周知を行い、一層の利用
促進を図るため、次の通り3会場にて説明会を開催した。
ア.日
時
平成24年2月21日(火)午後6時30分~午後8時30分
場
所
越谷市中央市民会館
内
容
少額事件裁判事務推進助成制度の利用方法
第7会議室
原状回復ガイドラインについて
参加者数
イ.日
時
5名
平成24年2月29日(水)午後6時30分~午後8時30分
場
所
産業文化センター(朝霞)研修室兼集会室(3)
内
容
同上
参加者数
5名
ウ.日
時
平成24年3月2日(金)午後6時30分~午後8時30分
場
所
熊谷市男女共同参画推進センター
内
容
同上
参加者数
2名
会議室2
(4)法的知識の普及に関する事業
①
高校生消費者講座の実施
昨年度に引き続き、県内の高等学校に「高校生のための消費者講座」の案内を送付し、17
校において延べ4028名を対象に実施した。実施校は次のとおり。
学校名(市町村)
1
2
3
4
5
6
7
8
実施日時
対象
県立川越総合高等学校
7月14日(木)
3年生
(川越市)
10時~11時40分
県立深谷商業高等学校
11月1日(火)
(深谷市)
10時~11時
県立坂戸西高等学校
11月10日(木)
(坂戸市)
13時30分~15時
県立日高高等学校
11月10日(木)
(日高市)
14時30分~15時20分
県立朝霞高等学校
11月17日(木)
(朝霞市)
14時25分~15時15分
県立桶川高等学校
11月17日(木)
3年生
(桶川市)
9時30分~11時
314名
県立志木高等学校
12月1日(木)
(志木市)
9時~10時30分
県立小鹿野高等学校
12月1日(木)
3年生
(小鹿野町)
9時~10時30分
88名
240名
3年生
277名
3年生
315名
3年生
107名
3年生
318名
3年生
258名
講師
伊藤
司会員
吉田
健会員
川上泰祐会員
比留間貢会員
海老原幸夫会員
井口鈴子会員
秋浦良子会員
戸井田修会員
9
10
11
12
13
14
15
16
17
県立草加西高等学校
12月21日(水)
全学年
(草加市)
9時~10時30分
約700名
県立大宮工業高等学校
1月23日(月)
4年生
(定時制・さいたま市) 20時20分~21時05分
46名
県立飯能南高等学校
1月12日(木)
3年生
(飯能市)
13時25分~14時45分
県立羽生高等学校
1月12日(木)
3年生
(羽生市)
10時50分~12時
80名
県立川口青陵高等学校
1月12日(木)
3年生
(川口市)
13時20分~14時10分
県立誠和福祉高等学校
1月19日(木)
(加須市)
14時25分~15時15分
県立滑川総合高等学校
1月19日(木)
(滑川町)
14時~15時
269名
私立淑徳与野高等学校
2月8日(水)
3年生
(さいたま市)
9時~10時30分
200名
220名
3年生
167名
3年生
約60名
県立大宮武蔵野高等学校 3月14日(水)
1・2年生
(さいたま市)
470名
②
9時20分~10時20分
市民向け消費者講座の実施
次のとおり実施した。
蕨市
日
時
平成23年11月7日(月)午後1時30分~午後3時
会
場
老人福祉センター「けやき荘」
内
容
悪徳業者による訪問販売の防御方法について
講
師
矢作哲会員
参加人数
37名
さいたま市岩槻区
日
時
平成23年12月7日(水)午前10時~午前11時45分
会
場
さいたま市立岩槻本丸公民館
内
容
相続と遺言について
講
師
細田仁会員
参加人数
35名
越谷市
日
時
平成23年12月19日(月)午後1時30分~午後3時
中村
勧会員
安野憲起会員
安野憲起会員
知久義真会員
莅戸安彦会員
知久義真会員
神田
茂会員
中村明子会員
嶋根琢磨会員
会
場
越谷中央市民会館
内
容
悪質商法の手口と防御方法
講
師
沼田裕子会員
参加人数
64名
神川町
日
時
平成24年2月4日(土)午前10時~12時
会
場
神川町総合福祉センター「いこいの郷」
内
容
悪徳業者による訪問販売の防御方法について
講
師
北堀佳織会員
参加人数
24名
坂戸市
日
時
平成24年1月26日(木)午後1時30分~午後3時30分
平成24年2月
2日(木)午後1時30分~午後3時30分
会
場
坂戸市福祉センター
内
容
「おとなの知恵袋講座」活用できる遺言・相続セミナー(全2回)
講
師
川上泰祐会員
参加人数
50名
6.会館管理運営に関する事業
(1)会館の維持管理及び賃貸借契約の管理
会館貸室の賃貸借契約の管理として、賃借人の退室にあたり共同使用者への賃借権譲渡の承
認手続きをおこなった。また、空室について賃借人を募集した。
会館の維持管理について、会館3階トイレ及び湯沸室の改修、地デジ対応、玄関ドア修理及
びドアガラス交換の各工事のため業者選定、見積書の検討及び工事の発注等をおこなった。
その他、消防設備点検をおこなった。
(2)会館の中長期ビジョンの策定
現在、新会館資金調達規程により新会館建設等資金として10年間に1億円を調達できるよ
う一般会計から新会館資金特別会計へ1会員あたり月額1200円を繰り入れているが、首都
直下型地震の発生への懸念等を考慮し調達期間を短縮して新会館への移行を早めるべきとの考
えから、1会員あたり月額2000円を繰り入れ今後4年間で8000万円を調達し合計1億
円を確保するため、新会館資金調達規程一部改正案を検討した。
7.その他
(1)戸井田研修奨学金貸付制度の運用
司法書士合格証授与式において本制度を説明し、前年度と同様の条件で募集したが、申込み
はなかった。また、借入者からの返済は順調に行われている。
(2)東日本大震災への対応
昨年3月23日に設置した震災対策部を中心に、震災相談研修、旧騎西高校における相談、
日司連等の要請を受けて宮城県司法書士会相談センター、岩手県司法書士会相談センター及び
福島県会司法書士会主催の原発賠償説明会への相談員派遣等を行った(月報司法書士2011
年12月号、会報 Vol 71の報告記事参照)。概要は次のとおり。
①
震災相談研修
震災対応研修を次のとおり行った。さらに、震災対応研修用・原発賠償手続のDVD等を支
部に配付し、又は会員に貸出しを行った。
日
時
平成23年4月2日(土) 午後1時30分~午後4時30分
会
場
埼玉教育会館
201・202会議室
テ ー マ
被災者に対する相談の事前勉強会
講
震災対策部
師
伊藤亥一郎会員
震災ネット埼玉構成員
飛鳥井行寛会員、廣瀬
隆会員
日
時
平成23年7月14日(木)午後6時30分~午後9時
会
場
さいたま共済会館
テ ー マ
602会議室
東日本大震災における当会の活動状況と相談員の派遣体制について
被災者向け相談会における相談の内容について
司法書士としての被災者支援について
講
師
福島県司法書士会
菅波佳子会員
震災対策部
健会員
吉田
日
時
平成23年11月8日(火)午後6時~8時
会
場
埼玉県民健康センター大会議室A
テ ー マ
被災者支援としての相談とその実例について
講
静岡県司法書士会
②
師
芝
知美
会員
旧騎西高校における相談の実施
埼玉弁護士会、埼玉県臨床心理士会との共催により5月17日から旧騎西高校避難所におけ
る相談を実施し、週3日各2名(現在、毎土曜日各1名となっている)の相談員を派遣した。
派遣した日数は延78日間、相談員数は延118名であり、現在も継続中である。
③
宮城県・岩手県・福島県司法書士会相談センターへの相談員派遣
宮城県司法書士会会館・大崎相談センター・石巻相談センター・仙南相談センター(現、南
三陸センター・気仙沼センター・山元センター・石巻相談センター)に5月28日から毎週金・
土曜日各2名(現、山元センターのみ隔週土曜日各2名)の相談員を派遣した。
平成23年4月18日から7月2日、3日にかけて亘理町で巡回相談を実施した。宮城県司
法書士会相談センターへの相談員派遣は延45日間、相談員数は延102名となった。
本年2月4日、5日岩手県陸前高田相談センターに各4名の相談員を、3月20日から25
日にかけ郡山、会津若松、南相馬、福島、いわきの各会場における原発賠償説明会に相談員延
12名を派遣した。
④
電話相談等
日司連が設置した「東日本大震災被災者相談ダイヤル」による電話相談は、平成23年4月
25日から担当したが、本年9月末をもって担当を辞退した。
さいたま地方法務局特設相談所、所沢市被災者の集いにそれぞれ相談員を派遣した。
⑤
関連機関等への対応
騎西高校における相談に関して、埼玉弁護士会及び埼玉臨床心理士会(平成23年11月末
まで)と平成23年4月25日から本年3月8日までの間定期的に協議会を開催したほか、埼
玉弁護士会が呼びかけた震災対策連絡協議会に参加した。
平成23年4月17日及び18日、藤縄前会長及び震災対策部員が宮城県会会長・仙台法務
局長を訪問し、被災地を視察した。
同年8月3日、知久会長及び震災対策部員が宮城県司法書士会の南三陸・山元・気仙沼の沿
岸相談センターオープニングセレモニーに参加した。
同年8月26日、静岡・山梨・秋田・宮城・東京の各司法書士会及び日司連との宮城県司法
書士会相談センターへの相談員派遣運営会議を開催したほか、福島県司法書士会と相談員派遣
について協議した。
⑥
日司連統合災害対策本部への報告と請求事務等
相談員の派遣等に伴う傷害保険及び実績報告と日司連市民救援基金への請求事務を滞りなく
行った。日司連市民救援基金から支給された金額は計400万円超となった。また、相談員の
宿泊先の確保や乗車券等の手配について事務局と協力してスムーズに行った。
(3)その他
①
本会の勧奨している保険及びその加入と保険金の支払状況は次のとおり。
各種保険加入・支払状況
保険の名称
加入者数
支払件数
金額
職務賠償責任保険(会加入)
828名
3件
860,000円
職務賠償責任保険(個人加入)
651名
4件
880,000円
所得補償保険
72名
1件
80,000円
傷害疾病保険
13名
3件
195,000円