平成24年3月期 決算説明会 - NET-IR

平成24年3月期
決算説明会
平成24年5月14日
(証券コード:2335)
Ⅰ
平成24年3月期 決算概況
(専務取締役 内田 敏雄)
Ⅱ
中長期経営ビジョン
(代表取締役社長 﨑山 收)
Ⅲ
今後の成長戦略
(常務取締役 佐藤 俊郁)
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Ⅰ
平成24年3月期
決算概況
1.
連結損益計算書概要
2.
品目・業種別状況
3.
主要顧客別売上高推移
4.
経営トピックス
5.
品目別受注残高
6.
業績見通し
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1.連結損益計算書概要
連結業績 売上高・利益ともに減尐
◆ 製造業向けシステムインテグレーション・サービスの売上減
◆ 金融業向けプロフェッショナル・サービスの売上減
23/3
売上高
営業利益
営業利益率
経常利益
経常利益率
当期純利益
当期純利益率
増減
前期比
8,431 △734
523 △138
92.0%
24/3
9,165
662
7.2%
6.2%
671
533 △138
7.3%
6.3%
208
117
2.3%
1.4%
△90
79.1%
79.4%
56.6%
( 単位:百万円 )
4
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2.品目・業種別状況
■ 品目(サービス)別売上高推移
■ 品目(サービス)別売上総利益推移
(百万円)
(百万円)
システムインテグレーション・サービス
区分
品目(サービス)
システムアウトソーシング・サービス
売上高
(%)
売上総利益率
プロフェッショナル・サービス
前期比
売上総利益
前期比
(単位:百万円 )
売上総利益率
システムインテグレーション
5,180
101.0%
778
97.8%
15.0%
システムアウトソーシング
1,560
83.8%
260
87.8%
16.7%
プロフェッショナル
1,689
77.7%
264
60.9%
15.7%
システムソリューション (合計)
8,431
92.0%
1,304
85.3%
15.5%
5
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2.品目・業種別状況
■ 業種別売上高推移
■ 業種別売上総利益推移
(百万円)
(百万円)
金融業
流通業
通信業
製造業
官公庁
その他
(%)
売上総利益率
(単位:百万円 )
区分
業種
売上高
前期比
売上総利益
前期比
売上総利益率
金 融 業
3,148
96.6%
546
93.7%
17.4%
流 通 業
2,146
103.5%
334
100.3%
15.6%
通 信 業
1,594
95.9%
212
75.4%
13.3%
製 造 業
471
48.7%
74
53.8%
15.9%
官 公 庁
351
83.5%
38
56.4%
11.1%
そ の 他
719
92.1%
97
79.9%
13.6%
8,431
92.0%
1,304
85.3%
15.5%
合計
6
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2.品目・業種別状況
■ システムインテグレーション・サービス(SIS)の業種別推移
売上高の推移
当期要因分析
(百万円)
5,128
4,878
~横ばいにて推移~
5,180
・流通業における総合スーパー向け案
件の拡大
・製造業におけるオフィス用品総合
メーカー向け案件の縮小
金融業
通信業
流通業
その他
(単位:百万円 )
区分
業種
売上高
前期比
売上総利益
前期比
売上総利益率
金融業
2,531
103.0%
435
100.6%
17.2%
流通業
1,199
146.0%
165
139.4%
13.8%
通信業
403
116.4%
33
97.9%
8.3%
その他
1,046
69.6%
144
68.5%
13.8%
小計
5,180
101.0%
778
97.8%
15.0%
7
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2.品目・業種別状況
■ システムアウトソーシング・サービス(SOS)の業種別推移
売上高の推移
当期要因分析
(百万円)
~売上高・利益ともに減尐~
1,863
1,659
流通業
金融業
区分
業種
・流通業における総合スーパー向け
案件の縮小
1,560
通信業
売上高
その他
(単位:百万円 )
前期比
売上総利益
前期比
売上総利益率
流通業
903
77.4%
160
86.3%
17.8%
金融業
247
116.6%
44
135.9%
17.9%
通信業
54
109.7%
6
247.2%
12.3%
その他
355
81.9%
49
65.1%
13.8%
1,560
83.8%
260
87.8%
16.7%
小計
8
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2.品目・業種別状況
■ プロフェッショナル・サービス(ProS)の業種別推移
売上高の推移
当期要因分析
(百万円)
~売上高・利益ともに減尐~
2,173
2,167
・金融業における銀行向け案件及び
信販会社向け案件の縮小
1,689
・通信業における通信キャリア向け
案件の縮小
通信業
金融業
流通業
その他
(単位:百万円 )
区分
業種
売上高
前期比
売上総利益
前期比
売上総利益率
通信業
1,136
89.8%
171
70.4%
15.1%
金融業
369
62.5%
66
56.7%
18.1%
流通業
43
51.7%
8
28.2%
18.5%
その他
140
60.2%
17
40.6%
12.8%
1,689
77.7%
264
60.9%
15.7%
小計
9
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3.主要顧客別売上高推移
(単位:百万円 )
期別
顧客
24/3
22/3
23/3
金額
構成比率
前期比
野村総合研究所
2,266
2,832
2,540
30.1%
89.7%
富士通
1,743
1,558
1,386
16.4%
89.0%
みずほ情報総研
835
1,031
706
8.4%
68.5%
イオンアイビス
425
597
641
7.6%
107.3%
富士通アドバンストソリューションズ
187
284
382
4.5%
134.5%
NRIネットコム
356
408
326
3.9%
80.0%
東証システムサービス
178
154
188
2.2%
122.2%
65
86
169
2.0%
195.8%
日本電気
169
161
168
2.0%
104.3%
富士通関西システムズ
217
132
162
1.9%
122.7%
NTTデータ
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4.経営トピックス
■ 組織改編
平成24年4月1日付で、本部制を導入いたしました。
① 業種別ならびにサービス品目別システムソリューション・サービスのノウハウおよび人材リソース等を統合し、
著しく変化する市場環境や顧客ニーズに柔軟に対応するため、システムソリューション部門および本社機構
に本部制を導入いたしました。
② システムソリューション各本部への支援体制を強化するため、「事業企画室」を新設いたしました。
③ 広報・IR機能の強化および中期経営戦略の更なる推進を図るため、代表取締役社長の直轄組織として、
「経営企画室」を新設いたしました。
■ 取締役および監査役の異動
1.取締役の異動(平成24年6月27日付)
(1)新任取締役候補
新 役 職 名
(2)昇格取締役
氏
名
取締役 流通・サービスシステム本部長
山岡 一裕
取締役 金融システム本部長
飯田 賢一郎
取締役 事業企画室長
名倉 和希
新 役 職 名
常務取締役
氏
名
栃澤 正樹
2.監査役の異動(平成24年6月27日付)
(1)新任監査役候補
(2)退任予定監査役
関口 昭茂
小宮山 正己
※会社法第2条16号に定める社外監査役の候補者であります。
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5.品目別受注残高
受注残高の推移
受注の動向
【受注高について】
(百万円)
システムインテグレーション・サービスにおける総合
スーパー向け及び損害保険会社向け案件が拡大い
たしました。
アウトソーシング・サービスにおける総合スーパー向け
維持案件が縮小いたしました。
プロフェッショナル・サービスにおける銀行向け及び通
信キャリア向け基盤案件の受注が縮小いたしました。
【受注残高について】
第4Qにおいて受注環境が好転し、新規案件が増加
しているため、受注残高においては前期より増加いた
しました。
システムインテグレーション・サービス
システムアウトソーシング・サービス
(単位:百万円 )
23/3
期別
区分
品目
プロフェッショナル・サービス
受注高
24/3
期末受注残高
受注高
前期比
期末受注残高
前期比
システムインテグレーション
4,984
1,237
5,304
106.4%
1,361
110.0%
システムアウトソーシング
1,771
378
1,542
87.1%
360
95.2%
プロフェッショナル
1,937
388
1,722
88.9%
421
108.5%
システムソリューション (合計)
8,693
2,004
8,570
98.6%
2,143
106.9%
12
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6.業績見通し
(単位:百万円 )
期別
区分
売上高
営業利益
営業利益率
経常利益
経常利益率
当期純利益
当期純利益率
24/3(実績)
25/3(見通し)
増減
前期比
8,431
9,000
+568
106.7%
523
620
+96
118.4%
6.2%
6.9%
533
630
+96
118.1%
6.3%
7.0%
117
350
+232
297.2%
1.4%
3.9%
金融業における銀行業向け案件の新規テーマ獲得・拡大
流通業における新規開発案件の獲得・拡大。
業種志向のリソース再配置およびスピーディな意思決定の実行。
13
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Ⅱ
中長期経営ビジョン
1.
マーケットの変化と成長戦略
2.
中長期経営ビジョン
3.
ビジョン実現への方向性
4.
成長戦略への展開
5.
さいごに
14
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1.マーケットの変化と成長戦略
・ソフトウェア開発の潮流変化
✔IT活用の変化
✔ソフトウェア開発の減尐/オフショア化の進展
・グローバル企業向けビジネスの台頭
✔国内市場の飽和
✔市場のボーダーレス化
・抱える経営課題
✔当社SEへの役割期待の変化への対応(上流工程)
✔従来型ビジネスからの改革
実施すべき戦略
「質的転換を図ると共に、規模の成長」
従来型ビジネスに加え、「SIの資質/サービスへの展開」
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2.中長期経営ビジョン
CUBE SYSTEM Group Vision
「ビジネスモデル」の変革
キューブシステムグループは、
「ビジョンの実現」を目指し、
「キューブらしさ」を大切に
顧客のベストパートナーとなるべく
取り組んでいきます。
「高度な技術集団」への成長
「多様なサービス」の創出
「グローバル」への展開
「先進技術」への投資
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3.ビジョン実現への「方向性」
サービスメニューの創出
・SIサービスの拡大
・新しいマーケットへの進出
SIビジネスの立ち上げ
・新規顧客の拡大
・ソリューションによるビジネス展開
「強み」の強化
・エンハンスビジネスでの優位性確保
・大規模案件を受託できる体制の確立
・海外ビジネス(中国/ベトナム)の拡大
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4.成長戦略への展開
独自技術・ノウハウを活用した
ソリューション・SIビジネスの提供
工数提供型ビジネスから
サービス提供型ビジネスへの変革
アジアを中心とした
グローバルビジネスの展開
新たなソリューション発掘/コアビジネス強化のための
積極的な投資
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5.さいごに
これからも信頼される「CUBE SYSTEM」へ
売上高・利益の最大化
ヒューマン
テクニカル
技術
RIA
金融
ソリューション
マネジメント
流通・サービス
ソリューション
ITインフラ
ソリューション
MVP
ACR
クラウド
F@CE
創造力
業種
イノベーションによる価値創造
CUBE
ソリューション
グローバル
様々なサービスと
ICTの融合
顧客満足に向けた取り組み
キューブらしさ
人材育成プログラム
グローバル人材
19
プロフェッショナル
技術者集団
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Ⅲ
今後の成長戦略
1.
ビジネス基盤と重点施策
2.
成長戦略
3.
業種別業績見通し
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1.ビジネス基盤と重点施策
上流(SIS)
システム開発(SIS)
保守・運用(SOS)
アパレル会社
基盤系(ProS)
ITインフラ構築
衣料販売事業会社
流
通
食品スーパー
総合スーパー
百貨店
ギフト販売会社
生活協同組合
通信キャリア
通
信
ITインフラ構築
データベース管理
電気通信事業者
プライベートクラウド構築
総合通信事業者
中央省庁
そ
の
他
ITインフラ構築
オフィス用品総合メーカー
紙加工品メーカー
化粧品事業会社
農業協同組合
ガス事業会社
流通業
◆ オフサイト/オフショアを活用したエンハンス業務拡大
◆ 上流工程への参画
◆ グローバルビジネス対応
21
強化領域
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1.ビジネス基盤と重点施策
上流(SIS)
システム開発(SIS)
保守・運用(SOS)
基盤系(ProS)
証券会社
ITインフラ構築
メガバンク
データベース管理
その他銀行
プライベートクラウド構築
流通系ネットバンク
金融系ネットバンク
信託銀行
金
融
損害保険会社
損害保険関連会社
生命保険会社
証券取引所
地方証券取引所
総合信販会社
クレジット会社
金融業
◆ 上流工程への参画
◆ 大規模案件の獲得のための営業力強化/受注拡大
◆ 基盤系SI案件の拡大
22
強化領域
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2.成長戦略
「強み」の強化
1stSTEP
2ndSTEP
3rdSTEP
既存ビジネスの「強み」を強化
大規模SIを受託できる体制の確立
市場環境と顧客ニーズの変化への対応力強化
23
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2.成長戦略
既存ビジネスの「強み」を強化
本部制の導入による業種志向でのサービス提供力強化
・各本部単位での人材再配置と流動性の向上
・業種専門性に特化した人材育成の実践
・業種専門性を活かした新たな事業モデルの創出
エンハンス(継続ビジネス)業務の改革推進
・上流工程を担える業種SEの育成強化
・新たな提供サービスの創出(開発からエンハンスまでの一貫サービス)
大規模SIを受託できる体制の確立
事業企画室の新設による大規模SI案件の獲得
・各本部横断的な新規事業、ビジネスモデルの創出
・海外事業、オフショア、ニアショアの推進
プロジェクト管理機能の強化
・当社独自のシステム開発標準「F@CE」の進化
・品質/生産性の向上/標準化による収益構造の改革
・SIビジネスを担える人材の育成
24
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2.成長戦略
市場環境と顧客ニーズの変化への対応力強化
海外ビジネス(中国/ベトナム)の強化・拡大
・顧客の海外展開へのシステム対応案件の受注拡大
・海外オフショアエンハンス業務の受注拡大
・エンハンス業務から新たな事業モデルの創出
日本国内
お客様開発環境
≪エンハンスのオフサイト化、オフショア化≫
・流通業でのモデル化と他業種展開
・エンハンス業務の効率化 TV会議システム
プロジェクト管理ツール
セキュアな開発環境
インター
ネット
TV会議システム常時通信による
オンサイトと変わらない環境構築
管理体制の強化
中国/ベトナム
当社開発環境
品質向上
コストメリットの創出
25
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3.業種別業績見通し
(単位:百万円)
業種
品目
24/3
実績
25/3
見通し
要因
SIS
2,531
2,980
SOS
247
200
生命保険会社向け案件がSISに展開
ProS
369
300
銀行向け基盤案件の縮小
3,148
3,480
SIS
1,199
1,570
SOS
903
760
ProS
43
40
2,146
2,370
SIS
403
450
電気通信事業者向け案件が堅調に推移
SOS
54
140
電気通信事業者向け案件が拡大
ProS
1,136
790
通信キャリア向け基盤案件の縮小
1,594
1,380
SIS
1,046
970
中央省庁向け開発案件が縮小
SOS
355
500
教育研究会向け維持案件が拡大
ProS
140
300
基盤系新規案件の獲得
小計
1,541
1,770
合計
8,431
9,000
金融
小計
流通
小計
通信
小計
その他
銀行・保険案件が拡大
流通業向け基幹業務システム構築案件の拡大
流通業向け基幹業務システム案件がSISに展開
流通業向け基盤案件が横ばい
26
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http://www.cubesystem.co.jp/
お問い合わせ先: 経営企画室
室長
野村 宗史
e-mail
TEL
[email protected]
03-5447-3340
27
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用語集
◆当社独自の用語
用語
内容
F@CE
Framework @ Cube`s Engineeringの略称。
時代変化と顧客要望を真摯に受け止め、提供するサービスの標準化と品質向上、更には確固たる方法
論を持った請負型ビジネスや知識サービスビジネスを目指すべく、今まで蓄積してきた経験・ノウハ
ウと最新の業界動向を踏まえ、CUBEの標準的なフレームワークとして制定したもの
ACR
Advanced Customer Relationshipの略称
プロジェクトの目標設定から事業計画(Plan)、遂行(Do)、結果の検証(Check)、事業計画の
立案(Action)までを総括し、「ACRレポート」としてお客様へ提案いたします。
当社がどのようなPDCAサイクルによって業務を遂行しているかを報告させていただくことで、お
客様のニーズと当社サービスのベクトルを合わせ、顧客とのさらなる信頼関係を築くことで、より付
加価値の高いサービスを提供する活動のこと。
APR
Advanced Partner Relationship
上記のACRと同様な取り組みを外注先となるビジネスパートナーに対して行うこと。
MVP
提供するサービスの高付加価値(More Valuable)をめざし、3つの観点からのサービス強化するた
めの取り組みのこと。
高度なプロジェクトマネジメント手法とともに
More Valuable Project-Management
コスト・品質・サービスの“見える化”を図り
More Valuable visible Performance
サービスの提供形態の革新をめざす。
More Valuable Promise
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用語集
◆一般的用語
用語
内容
開発標準フレームワーク
開発工程(要件定義フェーズから本番稼動にいたるまで)における、標準的な開発プロセス(開発手
順)と、開発支援ドキュメント(各種作業ガイドや設計書テンプレート)が整備されたもの。
これらによって、実際の開発プロジェクトでは技術のばらつきをカバーし、システム全体の品質を安
定させることができます。
クラウドコンピューティング
ネットワークを最大限に活用するコンピュータ利用形態の一つ。ウェブブラウザなどを介して「サー
ビス」の形でアプリケーションを使う。ユーザーが作成したデータも、コンピュータ内でなく「サー
ビス」の側に置くことで、ネットワークにさえつながるなら、どのような端末からでも同じデータが、
いつでも利用可能になる。
プライベートクラウド
企業が自社内でクラウドコンピューティングのシステムを構築し、企業内の部門やグループ会社など
に対してクラウドサービスを提供する形態のこと。
RIA
Rich Internet Applicationsの略称
RIAとは、柔軟で優れた表現力や操作性を持ったWebアプリケーションの総称である。
RIAはWebブラウザ上で動作し、DHTMLやJavaアプレット、Flash、Ajaxなどの機能を使用して
動的・双方向的なWebページを表現する。従来のHTMLやCSSのみで表現されたWebアプリケー
ションは、もっぱら静的なページをページ遷移によって切り替えていく方法だったが、RIAを導入す
ることによって「動き」や「流れの良さ」があるユーザビリティの高いサイト構築が可能になった。
PMO
Project Management Officeの略称
大規模な組織において、組織全体のプロジェクトマネジメント(PM)の能力と品質を向上し、個々
のプロジェクトが円滑に実施されるよう支援することを目的に設置される専門部署。「プロジェクト
オフィス」「プロジェクト支援部門」などともいう。
ITアーキテクト
ITアーキテクトとは組織の情報戦略に基づいて、ITシステム全体のアーキテクチャを設計する存在で
ある。システムの要素となり得るさまざまな技術・製品から、ビジネス上の要求と技術・製品の将来
性、利用者側の使いこなし能力などを加味して、最適な組み合わせを選び出すこと。
エンハンス
現行システムに手を加えて、性能や品質の強化・向上を図ったり、新たな機能の追加・拡張を行った
りすること。プログラムの修正のほか、外付けシステムの追加開発、データベースやミドルウェアの
チューニング、ハードウェアの追加・置き換えなど、さまざまな手段が含まれる
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