第 9 章 試験日前日までの準備 第 9 章 試験日前日までの準備 1節 試験会場(教室)の決定 ① 受験者数と試験会場(教室)の座席数に応じて割振りをする。 ② 同一試験会場(教室)内で、開始時刻、終了時刻が異なるような試験は実施しない(受験者が試験に集中 できないため)。 2節 1. 試験監督者・監督補助者・受付・誘導担当者等の選任 担当者の選任 ① 試験監督者 実施規模、収容人数などにより、試験会場(教室)が施設内で複数に分かれる場合は、試験会場(教室)数 に応じて選任する。 ② 監督補助者 実施規模等を考慮し、試験実施担当者が必要であると判断した場合に選任する。 ③ 受付・誘導担当者 実施規模等を考慮し、試験実施担当者が必要であると判断した場合に選任する。 ④ 予備人員 試験監督者 1 名のみで試験運営を行う場合、試験監督者が試験会場(教室)を離れることなく不測の事態 にも対応できるように予備人員を待機させるなどの体制を整える。 2. 補足 ① 選任した各担当者に、試験日時および集合時刻、集合場所を伝える。 ② 各担当者を配置しない場合、試験実施担当者自身が、監督補助者や受付・誘導担当者の業務を行う。 9章 < 1 > 第 9 章 試験日前日までの準備 3節 試験実施のタイムテーブルの確認 (1) 試験実施タイムテーブルの確認 ① 試験前説明の時間は 15 分∼20 分程度とる。 ② 必要に応じてタイムテーブル表を作成し、試験監督者数分印刷する。 (例 タイムテーブル) (2) 試験時間の確認 4節 試験 級 試験時間 退室可能時間 ビジネス 上級 120 分 試験開始 40 分後∼終了 5 分前まで コンプライアンス検定 初級 60 分 試験開始 30 分後∼終了 5 分前まで 受験者リストの作成 試験会場(教室)ごとに受験者リストを作成する。 試験当日は、試験監督者に渡し、出欠席状況の確認や受験票を紛失した方への対応に活用する。 (例) 9章 < 2 > 第 9 章 試験日前日までの準備 5節 1. 試験会場の準備 掲示物の準備 (1) 試験案内 ① 受験者が試験会場を理解していない場合に作成する。 ② 試験会場であることを受験者が確認することが目的であるため、会場入口等に掲示する。 例 (2) 試験会場(教室)案内 ① 受験人数が多く、複数の試験会場(教室)に分かれて試験を実施する場合に作成する。 ② 受験者がどの試験会場(教室)で受験するかを確認することが目的であるため、試験会場(教室)の入口に 掲示する。 例 (3) 座席表 ① 受験者がどの座席で受験するのか確認することが目的であるため、黒板等に掲示する。 ② 座席が多い場合は、受験番号を記した番号札を作成し、机上に置く(受験者が迷うことなく座席につくことが できるようにするため)。 例 ※サーティファイでは各種掲示物のサンプルを Web サイトで紹介しています。 http://sikaku.gr.jp のメニューバーより「受験団体専用」をクリック 「試験運用資料ダウンロード」―「■試験会場掲示物<PDF>」の「ダウンロード」をクリック 9章 < 3 > 第 9 章 試験日前日までの準備 2. 3. 試験用備品の準備 ① 筆記用具 ② 時計(またはストップウォッチ) ③ 「第 10 章 試験当日の運営」のコピー ④ タイムテーブルまたは、試験時間一覧表 ⑤ 試験資材(問題冊子等) 試験実施マニュアル確認 ① 試験が円滑に実施できるよう、試験実施マニュアル「第 10 章 試験当日の運営」を確認する。 ② 試験監督者、監督補助者へ「第 10 章 試験当日の運営」のコピーとタイムテーブルを渡し、記載内容を確 認してもらう。 4. 試験会場(教室)内外の確認 ① 机、椅子に破損がないか ② 机の配置が適切か ③ 採光状況が適切か ④ 室温が適切か ⑤ 危険物がないか ⑥ 出入り禁止箇所がないか ⑦ 避難経路が確保されているか ⑧ 試験監督者の声が教室の最後部まで届くか ⑨ 集中力を損なう程の騒音が外部から聞こえてこないか ⑩ 試験内容に関する掲示物がないか 9章 < 4 >
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