平成25年11月号 - 日本スケート連盟

平成25年10月のNTC利用状況
1
火 長野県
2
水 長野県
3
木 長野県
4
金 新人発掘・長野県・東京都・神奈川県
5
土 新人発掘・長野県・東京都・神奈川県
6
日 新人発掘・東京都・神奈川県
7
月 長野県
8
火 長野県
9
水 長野県
10 木 長野県・神奈川県
11 金 長野県・神奈川県・愛知県
12 土 長野県・神奈川県・愛知県
13 日 ナショナル合宿⑦・長野県・愛知県
14 月 ナショナル合宿⑦
15 火 ナショナル合宿⑦
16 水 ナショナル合宿⑦
第7回ナショナル強化合宿
(10月13日~10月20日)
第8回ナショナル強化合宿
(10月28日~11月1日)
第7回ナショナル強化合宿が平成25年10月13日~10月20日、第8回ナショ
ナル強化合宿が平成25年10月28日~11月1日にNTCで実施されました。
第7回ナショナル強化合宿の目的は、ワールドカップ3戦・4戦に向けていろ
いろなレース展開を想定した戦術の向上と、1周のラップスピードを上げるた
めの滑走技術および能力の向上でした。あわせて、リレー種目でのタッチの
タイミングの向上と、目標意識を持って、大会に向けて集中力を高めることも
目的として合宿を行いました。選手は体力的に大分疲労がたまっているよう
でしたが、トレーニング後の体のメンテナンスをしっかり行い、厳しいトレーニ
ングメニューをこなしていました。
第8回ナショナル強化合宿の目的は、ワールドカップ3戦・4戦の遠征出発直
前という事で、コンディション作りに重点を置きました。また、リレー種目のタッ
チのタイミングの微調整を行いました。競技会間近で精神的にナーバスに
なっているところを、ミーティングなどを行うことで調整しました。
17 木 ナショナル合宿⑦・長野県
18 金 ナショナル合宿⑦・長野県
19 土 ナショナル合宿⑦・(ショートインカレ)
20 日 ナショナル合宿⑦・(ショートインカレ)
21 月 長野県
22 火 長野県
女子スタート練習
本番に向けて集中力を
高めて練習を行いまし
た。
23 水 長野県
24 木 長野県
25 金 長野県
26 土
27 日
28 月 ナショナル合宿⑧・長野県
29 火 ナショナル合宿⑧・長野県
30 水 ナショナル合宿⑧・長野県
31 木 ナショナル合宿⑧・長野県・山梨県
金
編集委員
新田俊彦((公財)日本スケート連盟理事)
本間康彦(ショートトラック強化部委員)
清水貴之(NTC施設担当者)
ご意見・ご感想をお寄せください。
連絡先 090-3402-4780(本間)
男子スタート練習
海外の選手を想定して、
実践的な練習を行いま
した。
平成25年度 スポーツ振興くじ助成金事業
ショートトラックスピードスケート有望新人発掘研修会
(東日本地区)(10月4日~10月6日)
平成25年10月4日~6日にNTCで東日本地区のショートトラックスピードスケート有望新人発掘研修会が開
催されました。西日本地区は同時期に、ひょうご西宮アイスアリーナで開催されました。
この事業は、平成25年度スポーツ振興くじ助成金事業として、競技者育成プログラムに基づいて、将来が
有望なジュニア選手を発掘し、氷上の滑走技術・陸上での体力測定・柔軟性・競技に取り組む姿勢などを評
価し新人育成研修会に推薦することを目的として行いました。
対象選手は、東日本地区に在住している小学生から中学2年生までの将来有望と思われる選手。ただし、
(公財)日本スケート連盟に登録していて、バッジテストC級レベル以上であること。また、本年度強化指定選
手は対象外とし、参加選手は指導者又は保護者の同伴を原則としました。
東日本地区の指導者および参加選手は以下のとおりでした。
<指導者>
川上 隆史 (日本スケート連盟 ショートトラック強化部委員)
神野 由佳 (日本スケート連盟 ショートトラック強化部委員、JOC専任コーチングディレクター)
角張 亮子 (日本スケート連盟 ショートトラック強化コーチ)
島根 恵美 (日本スケート連盟 ショートトラック強化コーチ)
伴野 清貴 (日本スケート連盟 ショートトラック強化コーチ)
菊池由喜男 (日本スケート連盟 ショートトラック強化コーチ)
室井 良太 (日本スケート連盟 ショートトラックトレーナー)
<参加選手>
男子選手(15名)
塩川 和音 富士宮スケートクラブ
神山 翔太 Vortex
神山 涼太 Vortex
北畑 雄多 Vortex
米田 恵隆 Vortex
鈴木 大智 Vortex
長岡 将矢 川口SSC
山越 龍馬 相模原SSC
土井 一輝 川越SSC
安田 圭希 上越スピードスケートクラブ
山越 和馬 相模原SSC
中山 寛斗 相模原SSC
石井 桜汰 相模原SSC
長岡 真矢 川口SSC
古川 翼
相模原SSC
女子選手(8名)
佐々木那奈子 ファー・イーストSRC
吉田 凪歩 川口SSC
渡辺 実海 上越スピードスケートクラブ
石井 碧衣 川越SSC
新井 涼花 川越SSC
重弘 恵 相模原SSC
土井 双葉 川越SSC
中山うらら 相模原SSC
今年度の有望新人発掘研修会では昨年度と同様、氷上滑走技術は基本ドリル3種目(直線片足、ストローキン
グ直線、ストローキンクコーナー)を測定種目として実施しました。体の柔軟性と他競技でも実施している基礎体力測
定NTCコントロールテストの中の4種目(反復横跳、立幅跳、上体起こし、20mシャトルラン)も実施しました。
以上の測定の結果を評価する方法で、2月に実施予定の有望新人育成研修会への参加者の選考を行いま
した。
氷上滑走技術の基本ドリル3種目では、参加選手のほとんどが非常に上手に測定種目を実施することが
できており、指導に当たったスタッフは皆驚いていました。
2日目の夕食後に、室井トレーナーによる「柔軟性の向上と怪我の予防」をテーマにした講義が行われまし
た。実技を含めた講義でしたので、選手たちは体を動かしながらメモを取るなどして、真剣に講義を聴く姿が
見られました。講義には選手の保護者も参加してくださり、講義最後には保護者からの質問も受け付け、保
護者のみなさんも多くの質問をして、非常に有意義な講義となりました。
昨年度同様、遠方の北海道や東北の選手の参加も多く見られ、普段なかなか大会や合宿で見ることの少
ない地方の選手たちのスケート技術や体力を見ることができて、本当の意味で新人発掘ができたのではな
いかと感じ、非常に有意義な研修会でありました。 (ショートトラック強化部委員 神野由佳さんの報告書よ
り)
ショートトラック 第1回競技別NTCにおける
拠点活用推進委員会開催
会議の様子 (右から反時計回りに亀岡氏、伊藤氏、速水氏、
岩島氏、杉尾氏、伴野氏、本間氏)
ショートトラック第1回競技別NTCにおける拠点活用推進委員会が平成25年10月11日にNTCに隣接す
る帝産ロッヂ会議室で開催されました。
参加者は以下のとおりでした。
日本オリンピック委員会(JOC)
伊藤 穣 (ナショナルトレーニングセンター拠点ネットワーク推進事業)
速水 達也 (ナショナルトレーニングセンター拠点ネットワーク推進事業)
競技団体NF(日本スケート連盟強化部)
岩島 直巳 (ショートトラック強化部長)
杉尾 憲一 (ショートトラック強化部委員・JOC専任コーチングディレクター)
本間 康彦 (ショートトラック強化部委員)
施
設(帝産ロッヂ)
亀岡 寛治 ((株)帝産ロッヂ取締役会長)
清水 貴之 ((株)帝産ロッヂ社員)
伴野 清貴 ((株)帝産ロッヂ社員)
この会議の目的は、競技別NTCにおける施設・行政担当者とNF強化担当者及びJOC担当者が密に
連携し、NFの育成・強化活動を円滑に実行していくための共通理解・環境整備を促進することにより、
競技別NTCで実施される各種事業のクオリティを効果的かつ継続的に向上させていくことであります。
会議の冒頭、JOC伊藤氏から、委員会設置の経緯を含めて挨拶があり、最大の目的はショートトラック
がオリンピックでメダルを取るということを考えて行く事で、そのために何をすべきかを議論していくこと
になるとの説明がありました。
【強化戦略プランについて】メダルを取るための計画書である「強化戦略プラン」について、NF杉尾氏
から説明がありました。これまで、バンクーバーオリンピックの前と後で、野辺山がNTCに指定され、ナ
ショナルチーム等の合宿が野辺山でできたことは大変良かった。そして、ソチオリンピックに向けて、こ
れからはどのようにして選手のピークを持ってこれるかが課題であるとの内容でした。施設側からは、
一昨年製氷機を新しくして良い氷を貼ることができこと、今後、アイスホッケー用のフェンスを取り外せる
ようにして、ショートトラックの選手が転倒した時の衝撃を少なくできること、夏期に氷の表面に霜が着か
ないように除湿機を設置することを検討していると説明がありました。
【エリートアカデミーについて】4年後のピョンチャンオリンピックやその先のオリンピックを目標に、エ
リートアカデミー事業を、今後検討していきたいとの説明がありました。
この他、NTC広報新聞発行やNTCでのトレーナーの設置の活動の説明があり、会議が終了しました。
2013-2014
ワールドカップヨーロッパ地区大会開催!
ワールドカップトリノ大会(11/7~11/10)
ワールドカップコロムナ大会(11/14~11/17)
ソチオリンピック出場枠を決定するワールドカップ欧州地区大会(トリノ大会、コロムナ大会)が行われ
ました。
トリノ大会は参加38ヶ国、女子99名、男子105名が参加し、コルムナ大会は参加35ヶ国、女子98名、男
子125名と前回2大会を上回る参加数となりました。
この2大会の結果により、各国のソチオリンピック獲得参加枠についてISUより発表があり、各国の参
加意思を確認し全体の総人数を調整して最終の参加枠が決定します。
【日本の参加獲得枠】
女子
500m
3名
男子
500m
1名
1000m 3名
1000m 2名
1500m 3名
1500m 3名
リレー出場
エントリー数 5名
エントリー数 3名
【ワールドカップトリノ大会 日本選手の競技成績】 女子 500m 桜井美馬 17位 男子 500m 坂下里士 酒井裕唯 21位 小黒義明 清水小百合 23位 髙御堂雄三 女子 1000m 桜井美馬 19位 男子 1000m 髙御堂雄三 伊藤亜由子 32位 上村大輔 酒井裕唯 - 小黒義明 女子 1500m 伊藤亜由子 10位 男子 1500m 渡辺啓太
桜井美馬 13位 桜井雄馬 酒井裕唯 - 髙御堂雄三 女子 3000mリレー 日 本 6位 男子 5000mリレー 日 本
伊藤亜由子 坂下里士
菊池純礼
桜井雄馬 酒井裕唯 髙御堂雄三
桜井美馬 渡辺啓太
清水小百合 16位 32位 38位 17位 24位 37位 19位 20位 27位 11位 【ワールドカップコロムナ大会 日本選手の競技成績】
女子 500m 清水小百合 19位 男子 500m 坂下里士 桜井美馬 21位 髙御堂雄三 伊藤亜由子 25位 小黒義明 女子 1000m 桜井美馬 10位 男子 1000m 髙御堂雄三 伊藤亜由子 12位 上村大輔 酒井裕唯 18位 渡辺啓太
女子 1500m 酒井裕唯 14位 男子 1500m 桜井雄馬 伊藤亜由子 23位 渡辺啓太
桜井美馬 24位 髙御堂雄三 女子 3000mリレー 日 本 7位 男子 5000mリレー 日 本
菊池萌水
渡辺啓太
酒井裕唯 髙御堂雄三
清水小百合 坂下里士
伊藤亜由子 桜井雄馬
菊池純礼
上村大輔 桜井美馬 11位 34位 46位 16位 43位 47位 8位 21位 36位 12位