第127期 第3四半期 平成21年12月31日 PDF 形式

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日本ヒューム株式会社(E01157)
四半期報告書
【表紙】
【提出書類】
四半期報告書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条の4の7第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成22年2月12日
【四半期会計期間】
第127期第3四半期(自 平成21年10月1日 至 平成21年12月31
日)
【会社名】
日本ヒューム株式会社
【英訳名】
NIPPON HUME CORPORATION
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長 野村 靜夫
【本店の所在の場所】
東京都港区新橋五丁目33番11号
【電話番号】
(03)3433-4111(代表)
【事務連絡者氏名】
常務取締役 中屋 巳子雄
【最寄りの連絡場所】
東京都港区新橋五丁目33番11号
【電話番号】
(03)3433-4111(代表)
【事務連絡者氏名】
常務取締役 中屋 巳子雄
【縦覧に供する場所】
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
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第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
連結経営指標等
回次
会計期間
第126期
第3四半期
連結累計期間
自 平成20年
4月1日
至 平成20年
12月31日
第127期
第3四半期
連結累計期間
自 平成21年
4月1日
至 平成21年
12月31日
第126期
第3四半期
連結会計期間
自 平成20年
10月1日
至 平成20年
12月31日
第127期
第3四半期
連結会計期間
自 平成21年
10月1日
至 平成21年
12月31日
第126期
自
至
平成20年
4月1日
平成21年
3月31日
売上高
(千円)
26,350,452
22,233,225
8,166,537
6,924,825
35,734,082
経常利益
(千円)
1,290,395
1,724,871
165,795
531,789
1,574,643
四半期(当期)純利益
又は四半期純損失(△)
(千円)
586,881
862,610
△121,938
162,602
582,968
純資産額
(千円)
―
―
20,334,463
21,184,590
20,588,189
総資産額
(千円)
―
―
40,254,663
34,927,209
39,194,886
1株当たり純資産額
(円)
―
―
729.51
758.04
738.02
1株当たり四半期
(当期)純利益金額
又は四半期純損失(△)
(円)
21.10
30.99
△4.38
5.84
20.96
潜在株式調整後
1株当たり四半期
(当期)純利益金額
(円)
21.10
30.99
―
―
20.96
自己資本比率
(%)
―
―
50.40
60.42
52.38
(千円)
33,930
58,145
―
―
2,314,566
(千円)
△215,869
△140,882
―
―
△504,143
(千円)
△359,376
△752,240
―
―
△362,630
(千円)
―
―
2,844,542
3,979,390
4,815,058
(名)
―
―
653
629
656
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
四半期末(期末)残高
従業員数
(注)1.当社は四半期連結財務諸表を作成しているので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しており
ません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.第126期第3四半期連結会計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、1株当たり四半期純損
失であり、また、希薄化効果を有している潜在株式が存在していないため、記載しておりません。
4.第127期第3四半期連結会計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在してい
ないため記載しておりません。
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2 【事業の内容】
当第3四半期連結会計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において含まれている
事業の内容に重要な変更はありません。
また、主要な関係会社についても異動はありません。
3 【関係会社の状況】
当第3四半期連結会計期間において、重要な関係会社の異動はありません。
4 【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
平成21年12月31日現在
従業員数(名)
629
(注) 従業員数は就業人員であります。
(2) 提出会社の状況
平成21年12月31日現在
従業員数(名)
404
(注) 従業員数は就業人員であります。
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第2 【事業の状況】
1 【生産、受注及び販売の状況】
(1) 生産実績
当第3四半期連結会計期間における生産実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次の通りであ
ります。なお、「第5 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報)」に記載の通
り、第1四半期連結会計期間より事業の種類別セグメントの区分を変更しております。このため、前年同
四半期比較については、前年同四半期実績値を変更後の区分に組み替えて行っております。
事業の種類別セグメントの名称
生産高(千円)
前年同四半期比(%)
コンクリート製品事業
3,553,064
3.6
工 事 事 業
1,335,520
△ 26.1
不動産開発事業
−
−
そ の 他 事 業
20,473
△ 97.6
4,909,059
△ 19.4
合 計
(注) 1 金額は、コンクリート製品事業については製造原価、工事事業については工事原価、その他事業については製造
原価等によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 受注状況
当第3四半期連結会計期間における受注状況を事業の種類別セグメントごとに示すと、次の通りであ
ります。なお、「第5 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報)」に記載の通
り、第1四半期連結会計期間より事業の種類別セグメントの区分を変更しております。このため、前年同
四半期比較については、前年同四半期実績値を変更後の区分に組み替えて行っております。
事業の種類別セグメントの名称
受注高(千円)
前年同四半期比
(%)
受注残高(千円)
前年同四半期比
(%)
コンクリート製品事業
2,771,037
△ 48.4
1,630,050
△ 62.3
工 事 事 業
1,776,705
△ 28.8
1,332,597
△ 62.0
不動産開発事業
−
−
−
−
そ の 他 事 業
61,745
△ 39.0
−
−
4,609,489
△ 42.1
2,962,648
△ 62.1
合 計
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
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(3) 販売実績
当第3四半期連結会計期間における販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次の通りであ
ります。なお、「第5 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報)」に記載の通
り、第1四半期連結会計期間より事業の種類別セグメントの区分を変更しております。このため、前年同
四半期比較については、前年同四半期実績値を変更後の区分に組み替えて行っております。
事業の種類別セグメントの名称
販売高(千円)
前年同四半期比(%)
コンクリート製品事業
4,804,259
△ 15.2
工 事 事 業
1,713,513
△ 14.9
不動産開発事業
287,671
△ 12.5
そ の 他 事 業
119,380
△ 25.8
6,924,825
△ 15.2
合 計
(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の通りであります。
前第3四半期連結会計期間
当第3四半期連結会計期間
相手先
販売高(千円)
日本ヒューム販売㈱
割合(%)
1,151,240
14.1
販売高(千円)
117,200
割合(%)
1.7
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 【事業等のリスク】
当第3四半期連結会計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等
又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
3 【経営上の重要な契約等】
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。
4 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものでありま
す。
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結会計期間における日本経済は、政府の経済対策などによって一部に回復の兆しが見
られたものの、依然として雇用情勢の悪化が続いていることに加え、個人消費に回復が見られず、引き続
いて深刻な状況で推移しました。
当社関連のコンクリート製品業界におきましては、景気低迷等による民間設備投資の減少に加え、公共
事業の大幅な削減等により需要が大幅に縮小したことによって、大変厳しい状況で推移いたしました。
こうした中で当社グループは、平成21年度(第127期)を初年度とする新中期経営計画『NHC−2
(two)計画』を策定して、その目標達成に向けて全社を挙げて取り組んでまいりましたが、景気低迷に
伴う建設投資の縮小によって業界全体で需要の減少が続いており、主力のパイル製品のほかプレキャス
ト製品等の需要も減少しました。
その結果、当第3四半期連結会計期間の受注高は46億9百万円、売上高は前第3四半期連結会計期間
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比15.2%減の69億24百万円となりました。
損益につきましては、売上が減少したものの、原価低減に努めたことなどによって営業利益が前第3四
半期連結会計期間比187.7%増の7億37百万円となりました。経常利益につきましては、円高に伴
い為替差損が発生したものの、前第3四半期連結会計期間比220.8%増の5億31百万円、四半期純
利益が前第3四半期連結会計期間比2億84百万円増の1億62百万円となりました。
事業の種類別セグメントの業績は、次の通りであります。なお、「第5 経理の状況 1 四半期連結財務
諸表 注記事項(セグメント情報)」に記載の通り、第1四半期連結会計期間より事業の種類別セグメン
トの区分を変更しております。このため、前年同四半期比較については、前年同四半期実績値を変更後の
区分に組み替えて行っております。
コンクリート製品事業
コンクリート製品事業の当第3四半期連結会計期間における受注高は27億71百万円となりまし
た。売上高は拡販に注力した高付加価値製品のヒューム管の出荷と売上が増加した一方で、主力のパイ
ル製品のほかプレキャスト製品が減少したことから、前第3四半期連結会計期間比15.2%減の4
8億4百万円となりました。総売上高構成比は69.4%で、営業利益は3億51百万円となりまし
た。
工事事業
工事事業の当第3四半期連結会計期間における受注高は17億76百万円となりました。売上高は
パイル製品の需要が減少したことに伴い、付帯する工事が減少したこと等から、前第3四半期連結会計
期間比14.9%減の17億13百万円となりました。総売上高構成比は24.7%で、営業利益は2
億32百万円となりました。
不動産開発事業
不動産開発事業は賃貸用不動産収入が減少する厳しい状況で推移いたしました。当第3四半期連結
会計期間の売上高は、前第3四半期連結会計期間比12.5%減の2億87百万円となりました。総売
上高構成比は4.2%で、営業利益は1億49百万円となりました。
その他事業
その他事業の当第3四半期連結会計期間における受注高は61百万円となりました。売上高はス
ポーツ施設運営事業が厳しい状況で推移したこと等により、前第3四半期連結会計期間比25.8%
減の1億19百万円となりました。総売上高構成比は1.7%で、営業利益は4百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ42億67百万円減少し、349億
27百万円となりました。これは、前連結会計年度末に比べ、受取手形及び売掛金が14億10百万円、未
成工事支出金が8億41百万円、現金及び預金が8億31百万円、商品及び製品が4億50百万円、それ
ぞれ減少したこと等によるものであります。
また、負債の部は前連結会計年度末に比べ48億64百万円減少し、137億42百万円となりまし
た。これは、前連結会計年度末に比べ、支払手形及び買掛金が31億63百万円、短期借入金が4億98百
万円、未払法人税等が3億82百万円、それぞれ減少したこと等によるものであります。
純資産の部は前連結会計年度末に比べ5億96百万円増加の211億84百万円となりました。これ
は、前連結会計年度末に比べ、利益剰余金が5億84百万円、為替換算調整勘定が45百万円、それぞれ増
加した一方、その他有価証券評価差額金が61百万円減少したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結会計期間における営業活動により使用された資金は、12億91百万円となりまし
た(前年同四半期に営業活動により使用された資金は9億58百万円)。これは、売上債権の増加6億6
6百万円、仕入債務の減少3億98百万円、たな卸資産の増加2億74百万円、為替差損1億92百万円、
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法人税等の支払額6億78百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結会計期間における投資活動により使用された資金は、34百万円となりました(前
年同四半期に投資活動により使用された資金は1億63百万円)。これは、固定資産の取得による支出4
4百万円、固定資産売却による収入4百万円、投資その他の資産の減少4百万円等によるものでありま
す。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結会計期間における財務活動により使用された資金は、17百万円となりました(前
年同四半期に財務活動により得られた資金は32百万円)。これは、短期借入金の純減少額16百万円等
によるものであります。
以上の結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前第3四半期連結会計期間
末に比し、11億34百万円増加の39億79百万円となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結会計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更
及び新たに生じた課題はありません。
なお、当社は、財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定め、特定株主グ
ループの議決権割合を20%以上とすることを目的とする当社株式等の買付行為、または結果として特定
株主グループの議決権割合が20%以上になる買付行為への対応策を導入しております。
株式会社の支配に関する基本方針
①会社の支配に関する基本方針について
当社は、当社の財務及び事業の方針を決定するものの在り方としては、企業理念や企業価値の源泉で
ある取引先や従業員等との信頼関係を理解し、中長期の企業価値、株主共同の利益を向上させるもので
なければならないと考えております。
従いまして、企業価値あるいは株主共同の利益を著しく毀損する恐れのある、不適切な大規模買付提
案及びこれに類するような行為を行う者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配するものとして
適当ではないと考えております。
②会社の支配に関する基本方針の実現に資する取り組み
当社グループは、中期経営計画への取り組みとコーポレート・ガバナンス強化の両面から、当社の企
業価値及び株主共同の利益の向上を目指して取り組んでおります。
(a)中期経営計画による企業価値向上への取り組み
当社は大正14(1925)年の創業以来、一貫して下水道事業・道路整備事業・住宅建設事業等を推
進するため、これら社会基盤の整備に必要なヒューム管、既製コンクリート杭等の各種コンクリー
ト製品を供給してまいりました。さらに、近年は下水道のリニューアル、不動産・環境関連事業等の
新分野への開発投資も積極的に行い、着実に成果を挙げております。
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こうして、80年を超える歴史で培ってまいりましたコンクリート製品に関する専門知識やノウハ
ウ、さらに、取引先や従業員との良好な関係は当社の重要な経営資源であると考えております。
当社グループは、こうした経営資源を最大限に活用しつつ、さらなる企業価値の向上を図るため、
平成21年度(第127期)を初年度とする中期経営計画『NHC−2(two)計画』を策定しました。
NHC−2計画の基本方針は、この時代環境をしっかりと見据え、常に危機感を持って挑戦するこ
ととし、営業・開発・製造が一体化して「高品質・高付加価値の商品を創って売る」という原点に
戻り、「安定した経営基盤の確立」「成長戦略の拡大及び実現の加速」に向けて役職員全員が実現
に向けて鋭意取り組んでまいります。
(b)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、上場企業として社会的責任を果たし、継続的な成長・発展を目指すために、経営の透明性
を確保すること、並びにコーポレート・ガバナンスが有効に機能するために、当社グループを取り
巻く環境の変化に迅速に対応できる組織体制と、株主を重視した公正な経営システムを構築し維持
することを経営上の最も重要な課題として位置づけております。
③会社の支配の方針に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決
定が支配されることを防止するための取り組み
当社は、平成20年3月21日開催の取締役会において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者
の在り方に関する基本方針(以下「会社の支配に関する基本方針」といいます。)に照らして不適切
な者によって、当社の財務及び事業の方針が支配されることを防止する取り組みとして、「当社株式の
大規模買付行為に関する対応策(以下「本プラン」といいます。)」を決定しました。
当社取締役会は、当社株式に対して大規模な買付行為等が行われた場合に、株主の皆様が適切な判断
をするために、必要な情報や時間を確保し、買付者等との交渉等が一定の合理的なルールに従って行わ
れることが、企業価値ひいては株主共同の利益に合致すると考え、大規模買付時における情報提供と検
討時間の確保等に関する一定のルールを設定し、会社の支配に関する基本方針に照らし不適切な者に
よって大規模買付行為がなされた場合の対抗措置を含めた買収防衛策として本プランを導入しまし
た。
本プランの概要は以下の通りです。
(a)当社株式の大規模買付行為等
本プランにおける当社株式の大規模買付行為とは、特定株主グループの議決権割合を20%以上と
することを目的とする当社株式等の買付行為、または結果として特定株主グループの議決権割合が
20%以上になる買付行為をいい、かかる買付行為を行う者を大規模買付者といいます。
(b)大規模買付ルールの概要
大規模買付ルールとは、事前に大規模買付者が取締役会に対して必要かつ十分な情報を提供し、
取締役会による一定の評価期間が経過した後に大規模買付行為を開始するというものです。
(c)大規模買付行為がなされた場合の対応
大規模買付者が大規模買付ルールを遵守した場合には、取締役会は、仮に当該大規模買付行為に
反対であったとしても、当該大規模買付提案についての反対意見の表明や、代替案を提示すること
により、株主の皆様を説得するに留め、原則として当該大規模買付行為に対する対抗措置はとりま
せん。
ただし、大規模買付ルールを遵守しない場合や、遵守されている場合であっても、当該大規模買付
行為が会社に回復しがたい損害をもたらす等、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を著しく損
なうと取締役会が判断した場合には、対抗措置をとることがあります。
(d)対抗措置の合理性及び公正性を担保するための制度及び手続
対抗措置を講じるか否かについては、取締役会が最終的な判断を行いますが、本プランを適正に
運用し、取締役会によって恣意的な判断がなされることを防止し、その判断の客観性及び合理性を
担保するため、3名以上の社外取締役、社外監査役または社外有識者から構成される独立委員会を
設置しております。
対抗措置をとる場合、その判断の合理性及び公正性を担保するために、取締役会は対抗措置の発
動に先立ち、独立委員会に対して対抗措置の発動の是非について諮問し、独立委員会は対抗措置の
発動の是非について、勧告を行うものとします。取締役会は、独立委員会の勧告を最大限尊重するも
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のとし、勧告の内容は、概要を適宜情報開示することとします。
(e)本プランの有効期間等
本プランの有効期間は3年間(平成23年6月に開催予定の定時株主総会終結時まで)とし、以
降、本プランの継続(一部修正したうえでの継続を含む)については、3年ごとに定時株主総会の
承認を得ることとします。
ただし、有効期間中であっても、株主総会または取締役会の決議により本プランは廃止されるも
のとします。
④本プランの合理性について(上記の取り組みが会社の支配に関する基本方針に沿い、当社の企業価
値ひいては株主共同の利益に合致し、当社役員の地位の維持を目的とするものではないことについ
て)
会社の支配に関する基本方針の実現に資する取り組みは、当社の企業価値ひいては株主共同の利益
を向上させるための施策であり、まさに会社の支配に関する基本方針に沿うものであります。
また、本プランは、(a)買収防衛策に関する指針の要件を充足していること、(b)株主共同の利益を損
なうものではないこと、(c)株主意思を反映するものであること、(d)独立性の高い社外者の判断を重視
するものであること、(e)デッドハンド型の買収防衛策ではないこと等、会社の支配に関する基本方針
に沿い、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に合致し、当社の会社役員の地位の維持を目的とする
ものではないと考えております。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結会計期間における研究開発費の総額は50百万円であります。
当社グループは、社会基盤の整備を通じて、豊かで快適な生活環境づくりに貢献するため、新製品並び
に施工法・施工機械、製造技術の開発を進めております。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社の事業は、官需の占める割合が比較的高いことから、当社グループおよび当社の業績は、今後予想
される国及び地方公共団体による公共事業への歳出削減、景気低迷による建設投資減少などにより、主力
事業であるコンクリート製品事業は需要の大幅な縮小が見込まれます。そのため、価格競争の激化に直面
することが予想され、当社グループの業績ならびに財政状況に影響する可能性があります。
当社グループは、事業の運営などに際し、建設業法・宅建業法等の関係法令等による規制を受けており
ます。
当社グループはこれらの関係法令等を遵守して事業運営を行っており、現時点では事業運営に大きく
支障をきたすような法的規制はありませんが、これらの規制が強化された場合には、環境対策へのコスト
増加や今後の事業戦略に影響するなどの可能性があります。
また当社グループの海外の関係会社は、事業活動を主にアジアの新興国で展開しております。そのため、
予期しない政治状況の激変や法制度の変更、さらに地政学的なリスクが内在しております。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づいて最善の経営方針を立案する
よう努めております。今後、当社グループ関連のコンクリート製品業界におきましては、景気の悪化に伴
う民間設備投資の縮小や公共事業への歳出抑制等による需要の減少等から企業間競争が激化し、当社グ
ループを取り巻く経営環境は一層厳しくなるものと思われます。
このような厳しい状況下で当社グループは、これまでの取り組みに「環境への対応」を加えた平成21
年度(第127期)を初年度とする中期経営計画『NHC−2(two)計画』を策定いたしました。その基
本方針を次の通りとし、景気悪化が深刻化する状況にあっても、今後の更なる成長発展を目指して、中期
経営計画の目標達成に向けて全社を挙げて取り組んでまいります。
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① 基本指針
当社は、第126期までの中期経営計画において「社会的規範に則り当社の企業理念、経営方針等に基づ
いたCSR重視の経営[コンプライアンス、環境保全、品質、労働安全衛生、社会的貢献等に配慮した企業
活動]」を基本的指針としましたが、今回はその更なる伸展を図り、地球環境と共生しながら企業価値の
向上並びに健全かつ持続的な収益力の維持強化を目指してまいります。
② 基本方針
NHC−2計画の基本方針は、時代環境をしっかりと見据え、常に危機感を持って挑戦することとし、
営業・開発・製造が一体化して「高品質・高付加価値の商品を創って売る」という原点に戻り、「安定
した経営基盤の確立」「成長戦略の拡大及び実現の加速」に向けて以下の通り設定いたします。
(a)事業領域の拡大
当社グループの中核事業であるコンクリート製品事業については、積極的に拡大し成長させてい
くとともに、耐震マンホール・管渠更生・環境ビジネス等の新しい取り組みを推進し、商品開発を
含め更なる成長を図ってまいります。また、海外展開や業界再編成の中で新しいビジネスモデルを
創出すること等による成長戦略等を確立して更なる拡大を図り、景気変動に左右されにくい企業体
質を構築してまいります。
(b)事業構造改革の推進
強い企業体質を目指して「競争力のある原価」「キャッシュフロー経営」「人材の育成と活性
化」に取り組み、事業の選択と集中を強力に推進し、エクセレントカンパニーとなることを目指し
てまいります。そのためには、トータルコスト削減の観点から品質管理の徹底を図ってまいります。
(c)環境への対応
世界的な問題として浮上している地球温暖化対策に関し、当社グループは「地球環境の配慮しな
い企業は存続できない」との認識に立ち、直接的な重油使用量等の削減だけではなく、省エネ・省
資源、資材の有効活用、品質向上による産業廃棄物の削減等、企業活動のあらゆる面においての環境
保全に努め、メーカーとして継続的に発展するために抜本的なエネルギー効率の改善並びにゼロ・
エミッション(廃棄物ゼロを目指す循環型社会の構築)に向けて挑戦してまいります。
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四半期報告書
第3 【設備の状況】
(1) 主要な設備の状況
当第3四半期連結会計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。
(2) 設備の新設、除却等の計画
当第3四半期連結会計期間において、第2四半期連結会計期間末に計画中であった重要な設備の新設、
除却等についての重要な変更は次のとおりです。
コンクリート製品事業において、当社熊谷工場に予定しておりましたパイルチェーンコンベアの新設
を延期しております。
工事事業において、当社下水道関連事業部で取得を予定しておりました耐震化工法用切削機につきま
しては、45百万円にて購入後、用途の変更を行ない、賃貸用機材に供しております。
また、当第3四半期連結会計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。
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第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類
発行可能株式総数(株)
普通株式
80,000,000
計
80,000,000
② 【発行済株式】
種類
普通株式
第3四半期会計期間
提出日現在
上場金融商品取引所
末現在発行数(株)
発行数(株)
名又は登録認可金融
内容
(平成21年12月31日) (平成22年2月12日) 商品取引業協会名
東京証券取引所 単元株式数は1,000株でありま
29,347,500
29,347,500
(市場第一部) す。
計
29,347,500
29,347,500
―
―
(2) 【新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
(3) 【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
平成21年12月31日
発行済株式
総数増減数
(株)
―
発行済株式
総数残高
(株)
資本金増減額
(千円)
29,347,500
―
資本金残高
(千円)
5,251,400
資本準備金
増減額
(千円)
―
資本準備金
残高
(千円)
1,312,850
(5) 【大株主の状況】
大量保有報告書の写しの送付がなく、当第3四半期会計期間において、大株主の異動は把握しておりま
せん。
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(6) 【議決権の状況】
当第3四半期会計期間末日現在の議決権の状況については、株主名簿の記載内容が確認できず、記載す
ることができませんので、直前の基準日である平21年9月30日の株主名簿により記載しております。
① 【発行済株式】
平成21年9月30日現在
株 式 数(株)
議決権の数
(個)
内 容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
(自己保有株式)
普通株式
1,463,000
―
株主としての権利内容に制限の
ない、標準となる株式
単元株式数 1,000株
(相互保有株式)
普通株式
129,000
―
同 上
27,530
同 上
区 分
完全議決権株式(自己株式等)
完全議決権株式(その他)
普通株式
27,530,000
単元未満株式
普通株式
225,500
発行済株式総数
―
29,347,500
総株主の議決権
―
一単元(1,000株)未満の株式
―
―
27,530
―
(注) 「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己保有株式及び相互保有株式が次の通り含まれております。
自己保有株式 125株
相互保有株式 日本上下水道設計株式会社 502株
② 【自己株式等】
所有者の氏名
又は名称
自己名義
所有株式数
(株)
所有者の住所
他人名義
所有株式数
(株)
平成21年9月30日現在
発行済株式
所有株式数
総数に対する
の合計
所有株式数
(株)
の割合(%)
(自己保有株式)
日本ヒューム株式会社
(相互保有株式)
日本上下水道設計株式会
社
東京都港区新橋五丁目33番
11号
1,463,000
―
1,463,000
4.99
東京都新宿区富久町6番8
号
129,000
―
129,000
0.44
計
―
1,592,000
―
1,592,000
5.42
2 【株価の推移】
【当該四半期累計期間における月別最高・最低株価】
月別
平成21年
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
最高(円)
280
279
297
310
297
315
294
260
265
最低(円)
255
254
275
280
285
285
258
243
246
(注) 株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
3 【役員の状況】
前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期報告書提出日までの役員の異動はありません。
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第5 【経理の状況】
1
四半期連結財務諸表の作成方法について
当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19
年内閣府令第64号。以下「四半期連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前第3四半期連結会計期間(平成20年10月1日から平成20年12月31日まで)及び前第3四半期連結
累計期間(平成20年4月1日から平成20年12月31日まで)は、改正前の四半期連結財務諸表規則に基づき、当
第3四半期連結会計期間(平成21年10月1日から平成21年12月31日まで)及び当第3四半期連結累計期間
(平成21年4月1日から平成21年12月31日まで)は、改正後の四半期連結財務諸表規則に基づいて作成して
おります。
2
監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、前第3四半期連結会計期間(平成20年10月1
日から平成20年12月31日まで)及び前第3四半期連結累計期間(平成20年4月1日から平成20年12月31日ま
で)に係る四半期連結財務諸表並びに当第3四半期連結会計期間(平成21年10月1日から平成21年12月31日
まで)及び当第3四半期連結累計期間(平成21年4月1日から平成21年12月31日まで)に係る四半期連結財
務諸表について、至誠監査法人により四半期レビューを受けております。
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1【四半期連結財務諸表】
(1)【四半期連結貸借対照表】
(単位:千円)
当第3四半期連結会計期間末
(平成21年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
※3
商品及び製品
未成工事支出金
原材料及び貯蔵品
その他
貸倒引当金
流動資産合計
前連結会計年度末に係る
要約連結貸借対照表
(平成21年3月31日)
4,026,072
10,671,942
4,857,867
12,081,949
1,888,162
357,770
304,012
282,498
△87,021
2,338,752
1,199,603
450,355
464,399
△88,164
17,443,438
21,304,763
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額)
※1
土地
その他(純額)
※1
有形固定資産合計
無形固定資産
投資その他の資産
投資有価証券
※5
3,843,422
3,713,390
1,110,655
※1
※1
4,035,033
3,710,989
1,332,616
8,667,468
9,078,638
57,211
70,211
8,214,412
※5
8,191,671
その他
貸倒引当金
693,107
△148,430
757,875
△208,273
投資その他の資産合計
8,759,090
8,741,272
17,483,770
17,890,123
34,927,209
39,194,886
7,244,474
10,407,960
固定資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
※3
短期借入金
※4
未払法人税等
賞与引当金
工事損失引当金
関係会社整理損失引当金
その他
流動負債合計
固定負債
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
その他
固定負債合計
負債合計
15/33
1,999,481
※4
2,497,705
−
663
1,469
−
937,662
382,916
147,690
1,704
150,451
1,293,488
10,183,751
14,881,918
1,720,259
132,748
1,705,860
1,944,084
149,948
1,630,745
3,558,867
3,724,778
13,742,618
18,606,696
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四半期報告書
(単位:千円)
当第3四半期連結会計期間末
(平成21年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
前連結会計年度末に係る
要約連結貸借対照表
(平成21年3月31日)
5,251,400
4,685,600
10,576,591
△384,687
5,251,400
4,685,258
9,992,581
△390,564
20,128,904
19,538,675
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
316,059
657,841
377,169
612,518
評価・換算差額等合計
973,900
989,688
81,785
59,825
21,184,590
20,588,189
34,927,209
39,194,886
株主資本合計
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
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(2)【四半期連結損益計算書】
【第3四半期連結累計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
※1
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
持分法による投資利益
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
為替差損
その他
営業外費用合計
経常利益
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日
至 平成21年12月31日)
26,350,452
22,430,227
22,233,225
18,137,982
3,920,224
2,746,992
4,095,243
2,672,466
※1
1,173,231
1,422,776
2,949
66,943
172,664
148,123
4,238
61,704
142,058
153,703
390,680
361,703
39,137
191,993
42,386
34,357
−
25,250
273,517
59,608
1,290,395
1,724,871
特別利益
固定資産売却益
貸倒引当金戻入額
移転補償金
その他
69,812
13,576
16,261
−
1,378
26,084
−
6,087
特別利益合計
99,650
33,549
8
38,160
43,028
26,400
132,643
6,345
−
−
31,292
−
−
11,905
246,585
43,197
特別損失
固定資産売却損
固定資産除却損
減損損失
貸倒引当金繰入額
関係会社整理損失引当金繰入額
その他
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益
1,143,459
1,715,223
法人税、住民税及び事業税
過年度法人税等
法人税等調整額
551,240
−
7,503
433,046
221,032
176,671
法人税等合計
558,743
830,750
少数株主利益又は少数株主損失(△)
△2,165
21,862
四半期純利益
586,881
862,610
17/33
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四半期報告書
【第3四半期連結会計期間】
(単位:千円)
前第3四半期連結会計期間
(自 平成20年10月1日
至 平成20年12月31日)
当第3四半期連結会計期間
(自 平成21年10月1日
至 平成21年12月31日)
売上高
売上原価
8,166,537
6,878,268
6,924,825
5,322,786
売上総利益
1,288,268
1,031,798
1,602,039
864,057
販売費及び一般管理費
※1
営業利益
※1
256,470
737,982
1,266
3,566
−
17,826
−
11,673
2,418
1,654
13,070
−
12,166
25,917
34,333
55,227
13,350
32,956
71,038
7,664
10,191
131,794
110,164
9,270
125,009
261,420
165,795
531,789
特別利益
固定資産売却益
貸倒引当金戻入額
その他
1,108
13,576
−
1,169
4,700
71
特別利益合計
14,685
5,940
△0
37,776
−
6,134
132,643
1,500
−
−
31,292
−
−
11,782
178,054
43,075
営業外収益
受取利息
受取配当金
受取技術料
技術指導料
設備賃貸料
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
為替差損
持分法による投資損失
その他
営業外費用合計
経常利益
特別損失
固定資産売却損
固定資産除却損
減損損失
貸倒引当金繰入額
関係会社整理損失引当金繰入額
その他
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益
2,426
494,654
法人税、住民税及び事業税
過年度法人税等
法人税等調整額
90,927
−
30,088
△12,410
221,032
104,215
121,016
312,837
法人税等合計
少数株主利益
四半期純利益又は四半期純損失(△)
18/33
3,348
19,214
△121,938
162,602
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(3)【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益
減価償却費
減損損失
のれん償却額
貸倒引当金の増減額(△は減少)
賞与引当金の増減額(△は減少)
役員賞与引当金の増減額(△は減少)
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)
退職給付引当金の増減額(△は減少)
工事損失引当金の増減額(△は減少)
関係会社整理損失引当金の増減額(△は減少)
受取利息及び受取配当金
支払利息
為替差損益(△は益)
持分法による投資損益(△は益)
固定資産売却損益(△は益)
固定資産除却損
ゴルフ会員権評価損
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
前受金の増減額(△は減少)
仕入債務の増減額(△は減少)
その他の流動資産の増減額(△は増加)
その他の流動負債の増減額(△は減少)
その他の固定資産の増減額(△は増加)
その他の固定負債の増減額(△は減少)
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
19/33
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日
至 平成21年12月31日)
1,143,459
551,652
43,028
1,923
221,557
△138,957
△37,000
△50,189
△88,856
33,743
132,643
△69,893
39,137
188,725
△172,664
△69,803
38,160
4,245
△1,004,965
△1,277,563
597,009
551,824
22,976
72,923
△615
16,632
−
1,715,223
499,342
31,292
51
1,614
△147,027
−
△17,200
△223,825
△234
△150,451
△65,942
34,357
25,797
△142,058
△1,378
−
−
1,401,391
1,437,111
△407,103
△3,136,688
71,669
69,286
−
△2,344
4,792
749,134
997,676
139,093
△36,090
△818,207
135,106
△39,547
△1,035,089
33,930
58,145
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四半期報告書
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日
至 平成21年12月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出
固定資産の取得による支出
固定資産の売却による収入
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
子会社株式の取得による支出
ゴルフ会員権の売却による収入
関係会社整理に関する支出
投資その他の資産の増減額(△は増加)
△24,844
△144,424
94,508
△30,421
−
△1,923
−
△109,441
677
△3,837
△136,326
4,848
△180
295
△20
60
−
△5,721
投資活動によるキャッシュ・フロー
△215,869
△140,882
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
長期借入金の返済による支出
自己株式の取得による支出
自己株式の売却による収入
リース債務の返済による支出
配当金の支払額
△63,342
△24,857
△4,198
10,949
−
△277,928
△479,449
−
△1,617
7,836
△907
△278,103
財務活動によるキャッシュ・フロー
△359,376
△752,240
△10,840
△690
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
△552,156
△835,667
現金及び現金同等物の期首残高
3,396,699
4,815,058
現金及び現金同等物の四半期末残高
2,844,542
3,979,390
現金及び現金同等物に係る換算差額
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【四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項等の変更】
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日 至 平成21年12月31日)
1 持分法の適用に関する事項の変更
①持分法適用関連会社の変更
第1四半期連結会計期間より、持分法適用関連会社のうち、P.T.リサコンクリートインドネシアは、株式
の売却により関連会社に該当しなくなったため、持分法適用範囲から除外しております。
②変更後の持分法適用関連会社の数
7社
2 会計処理基準に関する事項の変更
完成工事高及び完成工事原価の計上基準の変更
請負工事に係る収益の計上基準については、従来、工事完成基準を適用しておりましたが、「工事契約に関す
る会計基準」(企業会計基準第15号 平成19年12月27日)及び「工事契約に関する会計基準の適用指針」(企
業会計基準適用指針第18号 平成19年12月27日)を第1四半期連結会計期間より適用し、第1四半期連結会計
期間に着手した工事契約から、当第3四半期連結会計期間末までの進捗部分について成果の確実性が認められ
る工事については工事進行基準(工事の進捗率の見積は原価比例法)を、その他の工事については工事完成基
準を適用しております。
これにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は 1,149,154千円、売上総利益、営業利益、経常利益及び税
金等調整前四半期純利益は、それぞれ 245,143千円増加しております。
なお、セグメント情報に与える影響は、当該箇所に記載しております。
【表示方法の変更】
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日 至 平成21年12月31日)
(四半期連結損益計算書関係)
前第3四半期連結累計期間において、特別損失の「固定資産除却損」として掲記していたものは、特別損失総額
の100分の20以下となったため、当第3四半期連結累計期間より「その他」に含めて表示しております。なお、当第
3四半期連結累計期間の特別損失の「その他」に含まれる「固定資産除却損」は 122千円であります。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
前第3四半期連結累計期間において、営業活動によるキャッシュ・フローの「固定資産除却損」として掲記し
ていたものは、金額的な重要性が減少したため、当第3四半期連結累計期間より営業活動によるキャッシュ・フ
ローの「その他」に含めて表示しております。なお、当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フ
ローの「その他」に含まれる「固定資産除却損」は 122千円であります。
当第3四半期連結会計期間
(自 平成21年10月1日 至 平成21年12月31日)
(四半期連結損益計算書関係)
前第3四半期連結会計期間において、営業外収益の「技術指導料」として掲記していたものは、当第3四半期連
結会計期間より「技術指導料」と「受取技術料」に区分し、当第3四半期連結会計期間の「技術指導料」1,500千
円については営業外収益総額の100分の20以下となったため、「その他」に含めて掲記しております。なお、前第3
四半期連結会計期間の「技術指導料」に含まれる「受取技術料」は15,239千円であります。
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【簡便な会計処理】
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日 至 平成21年12月31日)
1 法人税等並びに繰延税金資産及び繰延税金負債の算定方法
法人税等の納付税額の算定に関しては、加味する加減算項目や税額控除項目を重要なものに限定する方法に
よっております。
繰延税金資産の回収可能性の判断に関しては、前連結会計年度末以降に経営環境等、かつ、一時差異等の発生状
況に著しい変化がないと認められるので、前連結会計年度において使用した将来の業績予測やタックス・プラン
ニングを利用する方法によっております。
2 工事原価総額の見積方法
工事原価総額の見積りに当たり、当第3四半期連結会計期間末における工事原価総額が、第2四半期連結会計期
間末に見積った工事原価総額から著しく変動しているものと認められる工事契約を除き、第2四半期連結会計期
間末に見積った工事原価総額を、当第3四半期連結会計期間末における工事原価総額の見積額とする方法によっ
ております。
【四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理】
当第3四半期連結累計期間(自 平成21年4月1日 至 平成21年12月31日)
該当事項はありません。
【追加情報】
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日 至 平成21年12月31日)
退職金制度の変更
当社は平成21年4月1日付で従来の退職時給与の額を基礎とする退職金制度から、勤続年数や職能などに応じ
て一定のポイントを定め、これらのポイントを年度ごとに従業員へ付与し、それを積み立て退職時に累計ポイント
を退職手当金の額に換算する「ポイント制」を採用した退職金制度に移行しました。
これに伴い、未認識過去勤務債務 224,912千円が発生し、当連結会計年度から10年(平均残存勤務期間以内の一
定の年数)にわたり定額法で償却しております。
【注記事項】
(四半期連結貸借対照表関係)
当第3四半期連結会計期間末
(平成21年12月31日)
※1 有形固定資産の減価償却累計額
20,669,312千円
前連結会計年度末
(平成21年3月31日)
※1 有形固定資産の減価償却累計額
2 手形裏書譲渡高
受取手形裏書譲渡高
2 手形裏書譲渡高
受取手形裏書譲渡高
3,088千円
※3 四半期連結会計期間末日満期手形
四半期連結会計期間末日満期手形の会計
処理については、手形交換日をもって決済処
理しております。
なお、当第3四半期連結会計期間末日が金
融機関の休日であったため、次の四半期連結
会計期間末日満期手形が、四半期連結会計期
間末残高に含まれております。
受 取 手 形
341,504千円
支 払 手 形
4,075千円
20,484,379千円
9,627千円
3
―――――――――――
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当第3四半期連結会計期間末
(平成21年12月31日)
※4 当座貸越契約及び特定融資枠契約
当社及び連結子会社においては、運転資金
の効率的な調達を行うため取引銀行8行と
当座貸越契約及び特定融資枠契約を締結し
ております。
当第3四半期連結会計期間末における当
座貸越契約及び特定融資枠契約に係る借入
未実行残高は次の通りであります。
当座貸越極度額及び特定融資
枠の総額
借入実行残高
差引額
前連結会計年度末
(平成21年3月31日)
※4 当座貸越契約及び特定融資枠契約
当社及び連結子会社(東邦ヒューム管㈱)におい
ては、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀
行9行と当座貸越契約及び特定融資枠契約を締結
しております。
当連結会計年度末における当座貸越契約及び特
定融資枠契約に係る借入未実行残高は次の通りで
あります。
当座貸越極度額及び特定融資
枠の総額
借入実行残高
差引額
6,894,191千円 1,999,481千円 4,894,710千円 7,866,750千円 2,448,702千円 5,418,048千円 ※5 投資有価証券の貸株
※5 投資有価証券の貸株
当社は、投資有価証券のうち、199,916千円につ
当社は、投資有価証券のうち、201,618千円につ
いては貸株に提供しております。
いては貸株に提供しております。
(四半期連結損益計算書関係)
第3四半期連結累計期間
前第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日
至 平成21年12月31日)
※1 販売費及び一般管理費の主なもの
従業員給与賞与及び手当
1,164,161千円
賞与引当金繰入額
8,305千円
役員退職慰労引当金繰入額
7,974千円
貸倒引当金繰入額
195,289千円
退職給付費用
47,943千円
※1 販売費及び一般管理費の主なもの
従業員給与賞与及び手当
1,117,953千円
賞与引当金繰入額
1,171千円
貸倒引当金繰入額
7,642千円
退職給付費用
71,812千円
第3四半期連結会計期間
前第3四半期連結会計期間
(自 平成20年10月1日
至 平成20年12月31日)
※1 販売費及び一般管理費の主なもの
従業員給与賞与及び手当
賞与引当金繰入額
貸倒引当金繰入額
退職給付費用
当第3四半期連結会計期間
(自 平成21年10月1日
至 平成21年12月31日)
413,525千円
4,166千円
153,865千円
25,443千円
※1 販売費及び一般管理費の主なもの
従業員給与賞与及び手当
賞与引当金繰入額
貸倒引当金繰入額
退職給付費用
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356,014千円
1,171千円
5,898千円
25,027千円
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(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
前第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日
至 平成21年12月31日)
※1 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結 ※1 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結
貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
現金及び預金
2,886,897千円
現金及び預金
4,026,072千円
△42,354千円
△46,682千円
預入期間が3か月超の定期預金
預入期間が3か月超の定期預金
現金及び現金同等物
現金及び現金同等物
2,844,542千円
3,979,390千円
(株主資本等関係)
当第3四半期連結会計期間末(平成21年12月31日)及び当第3四半期連結累計期間(自 平成21年4月1日 至 平成21年12月31日)
1 発行済株式に関する事項
当第3四半期
連結会計期間末
株式の種類
普通株式(株)
29,347,500
2 自己株式に関する事項
当第3四半期
連結会計期間末
株式の種類
普通株式(株)
1,508,869
3 新株予約権等に関する事項
該当事項はありません。
4 配当に関する事項
(1) 配当金支払額
決議
株式の種類
配当の原資
配当金の総額
(千円)
平成21年6月26日
定時株主総会
普通株式
利益剰余金
278,600
1株当たり
配当額(円)
基準日
効力発生日
10.00 平成21年3月31日 平成21年6月29日
(2) 基準日が当連結会計年度の開始の日から当四半期連結会計期間末までに属する配当のうち、配当の効
力発生日が当四半期連結会計期間の末日後となるもの
該当事項はありません。
5 株主資本の著しい変動に関する事項
該当事項はありません。
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(セグメント情報)
【事業の種類別セグメント情報】
前第3四半期連結会計期間(自
平成20年10月1日
コンクリート
製品事業
(千円)
売上高
(1) 外部顧客に
対する売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
至
工事事業
(千円)
平成20年12月31日)
その他事業
(千円)
計
(千円)
消去又は全社
(千円)
連結
(千円)
5,662,635
2,014,069
489,832
8,166,537
―
8,166,537
2,735
―
822,830
825,566
(825,566)
―
5,665,371
2,014,069
1,312,662
8,992,103
(825,566)
8,166,537
10,896
30,052
215,522
256,470
―
256,470
営業利益
(注) 1 事業の区分は、種類及び市場の類似性を考慮して区分しております。
2 各区分に属する主要な製品
事 業 区 分
コンクリート製品事業
工 事 事 業
そ の 他 事 業
主 要 製 品
ヒューム管、パイル、合成鋼管、コネクトホール、
ボックスカルバート、モジュラーチ、地下室用壁材等
土木工事、杭打工事、光ファイバ敷設工事、地下室壁材据付工事、
足掛金物取替工事等
コンクリート製品製造用型枠の製造販売、不動産賃貸、スポーツ施設運
営、環境関連機器の販売等
3 「四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項等の変更」に記載のとおり、第1四半期連結会計
期間より、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準委員会 平成18年7月5日 企業会計基準第9
号)を適用し、評価基準については、原価法から原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)に変更して
おります。
4 「四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項等の変更」に記載のとおり、第1四半期連結会計
期間より、「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」(企業会計基準委員会
平成18年5月17日 実務対応報告第18号)を適用しております。
5 「追加情報」に記載のとおり、従来、当社及び連結子会社(東邦ヒューム管㈱)においては、機械装置について、
耐用年数を7∼12年としておりましたが、平成20年度の法人税法の改正による法定耐用年数の変更に伴い、第
1四半期連結会計期間より6∼9年に変更しております。
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当第3四半期連結会計期間(自 平成21年10月1日 至 平成21年12月31日)
コンクリー
工事事業
ト製品事業
(千円)
(千円)
売上高
(1) 外部顧客に
対する売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
営業利益
4,804,259 1,713,513
13,785
不動産
その他事業
開発事業
(千円)
(千円)
287,671
―
11,831
4,818,044 1,713,513
299,503
351,408
232,771
消去又は
全社
(千円)
計
(千円)
119,380 6,924,825
4,870
30,487
124,250 6,955,312
149,461
4,340
連結
(千円)
― 6,924,825
(30,487)
―
(30,487) 6,924,825
737,982
―
737,982
(注) 1 事業の区分は、種類及び市場の類似性を考慮して区分しております。
2 各区分に属する主要な製品
事 業 区 分
コンクリート製品事業
工 事 事 業
主 要 製 品
ヒューム管、パイル、合成鋼管、コネクトホール、
ボックスカルバート、モジュラーチ、地下室用壁材等
コンクリート製品の附属品等
土木工事、杭打工事、光ファイバ敷設工事、管渠更生工事、
既設管路耐震化工事、マンホール足掛金物取替工事、
地下室用壁材据付工事等
不動産開発事業
不動産の賃貸、管理及び開発
そ の 他 事 業
スポーツ施設運営、環境関連機器の販売等
3 請負工事に係る収益の計上基準については、従来、工事完成基準を適用しておりましたが、「工事契約に関す
る会計基準」(企業会計基準第15号 平成19年12月27日)及び「工事契約に関する会計基準の適用指針」(企
業会計基準適用指針第18号 平成19年12月27日)を第1四半期連結会計期間より適用し、第1四半期連結会計
期間に着手した工事契約から、当第3四半期連結会計期間末までの進捗部分について成果の確実性が認められ
る工事については工事進行基準(工事の進捗率の見積は原価比例法)を、その他の工事については工事完成基
準を適用しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当第3四半期連結会計期間における「工事事業」の売上
高が 793,607千円、営業利益が 175,911千円、それぞれ増加しております。
4 従来、不動産の賃貸、管理及び開発事業は「その他事業」に含めておりましたが、同事業は当社の重要な事業
として位置づけられるため、第1四半期連結会計期間より、「不動産開発事業」として区分表示することに変
更いたしました。
これにより、従来の方法に比較して、当第3四半期連結会計期間の売上高は、不動産開発事業が 299,503千円
(うち外部顧客に対する売上高は 287,671千円)となり、その他事業が 297,957千円(うち外部顧客に対する
売上高は 287,671千円)減少しております。また、営業利益は、不動産開発事業が 149,461千円となり、その他
事業が 149,461千円減少しております。
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前第3四半期連結累計期間 (自 平成20年4月1日 至 平成20年12月31日)
コンクリート
製品事業
(千円)
売上高
(1) 外部顧客に
対する売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
工事事業
(千円)
その他事業
(千円)
18,198,885
6,651,720
1,499,846
3,118
―
18,202,003
137,970
営業利益
計
(千円)
消去又は全社
(千円)
26,350,452
連結
(千円)
―
26,350,452
2,560,689
2,563,808 (2,563,808)
―
6,651,720
4,060,536
28,914,260 (2,563,808)
26,350,452
327,842
707,419
1,173,231
―
1,173,231
(注) 1 事業の区分は、種類及び市場の類似性を考慮して区分しております。
2 各区分に属する主要な製品
事 業 区 分
コンクリート製品事業
工 事 事 業
そ の 他 事 業
主 要 製 品
ヒューム管、パイル、合成鋼管、コネクトホール、
ボックスカルバート、モジュラーチ、地下室用壁材等
土木工事、杭打工事、光ファイバ敷設工事、地下室壁材据付工事、
足掛金物取替工事等
コンクリート製品製造用型枠の製造販売、不動産賃貸、スポーツ施設運
営、環境関連機器の販売等
3 「四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項等の変更」に記載のとおり、第1四半期連結会計
期間より、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準委員会 平成18年7月5日 企業会計基準第9
号)を適用し、評価基準については、原価法から原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)に変更して
おります。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当第3四半期連結累計期間における「コンクリート製品
事業」の営業利益が 66,130千円減少しております。
4 「四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項等の変更」に記載のとおり、第1四半期連結会計
期間より、「連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」(企業会計基準委員会
平成18年5月17日 実務対応報告第18号)を適用しております。
この変更による影響は軽微であります。
5 「追加情報」に記載のとおり、従来、当社及び連結子会社(東邦ヒューム管㈱)においては、機械装置について、
耐用年数を7∼12年としておりましたが、平成20年度の法人税法の改正による法定耐用年数の変更に伴い、第
1四半期連結会計期間より6∼9年に変更しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当第3四半期連結累計期間における営業利益は、「コンク
リート製品事業」が 19,607千円、「工事事業」が 6,224千円それぞれ減少しております。
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当第3四半期連結累計期間(自 平成21年4月1日 至 平成21年12月31日)
コンクリー
ト製品事業
(千円)
売上高
(1) 外部顧客に
対する売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
営業利益
14,648,331 6,390,135
29,200
不動産
その他事業
開発事業
(千円)
(千円)
工事事業
(千円)
866,373
―
30,275
14,677,531 6,390,135
896,649
348,672
613,565
432,644
消去又は
全社
(千円)
計
(千円)
328,385 22,233,225
11,350
70,826
339,735 22,304,051
27,893
連結
(千円)
― 22,233,225
(70,826)
―
(70,826) 22,233,225
1,422,776
―
1,422,776
(注) 1 事業の区分は、種類及び市場の類似性を考慮して区分しております。
2 各区分に属する主要な製品
事 業 区 分
コンクリート製品事業
工 事 事 業
主 要 製 品
ヒューム管、パイル、合成鋼管、コネクトホール、
ボックスカルバート、モジュラーチ、地下室用壁材等
コンクリート製品の附属品等
土木工事、杭打工事、光ファイバ敷設工事、管渠更生工事、
既設管路耐震化工事、マンホール足掛金物取替工事、
地下室用壁材据付工事等
不動産開発事業
不動産の賃貸、管理及び開発
そ の 他 事 業
スポーツ施設運営、環境関連機器の販売等
3 請負工事に係る収益の計上基準については、従来、工事完成基準を適用しておりましたが、「工事契約に関す
る会計基準」(企業会計基準第15号 平成19年12月27日)及び「工事契約に関する会計基準の適用指針」(企
業会計基準適用指針第18号 平成19年12月27日)を第1四半期連結会計期間より適用し、第1四半期連結会計
期間に着手した工事契約から、当第3四半期連結累計期間末までの進捗部分について成果の確実性が認められ
る工事については工事進行基準(工事の進捗率の見積は原価比例法)を、その他の工事については工事完成基
準を適用しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当第3四半期連結累計期間における「工事事業」の売上
高が 1,149,154千円、営業利益が 245,143千円、それぞれ増加しております。
4 従来、不動産の賃貸、管理及び開発事業は「その他事業」に含めておりましたが、同事業は当社の重要な事業
として位置づけられるため、第1四半期連結累計期間より、「不動産開発事業」として区分表示することに変
更いたしました。
これにより、従来の方法に比較して、当第3四半期連結累計期間の売上高は、不動産開発事業が 896,649千円
(うち外部顧客に対する売上高は 866,373千円)となり、その他事業が 894,878千円(うち外部顧客に対する
売上高は 866,373千円)減少しております。また、営業利益は、不動産開発事業が 432,644千円となり、その他
事業が 432,644千円減少しております。
【所在地別セグメント情報】
前第3四半期連結会計期間(自 平成20年10月1日 至 平成20年12月31日)及び当第3四半期連結会
計期間(自 平成21年10月1日 至 平成21年12月31日)並びに前第3四半期連結累計期間(自 平成20
年4月1日 至 平成20年12月31日)及び当第3四半期連結累計期間(自 平成21年4月1日 至 平成
21年12月31日)
全セグメントの売上高の合計に占める日本の割合が、90%を超えるため、所在地別セグメント情報の記
載を省略しております。
【海外売上高】
前第3四半期連結会計期間(自 平成20年10月1日 至 平成20年12月31日)及び当第3四半期連結会
計期間(自 平成21年10月1日 至 平成21年12月31日)並びに前第3四半期連結累計期間(自 平成20
年4月1日 至 平成20年12月31日)及び当第3四半期連結累計期間(自 平成21年4月1日 至 平成
21年12月31日)
海外売上高が連結売上高の10%未満のため、海外売上高の記載を省略しております。
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日本ヒューム株式会社(E01157)
四半期報告書
(1株当たり情報)
1 1株当たり純資産額
当第3四半期連結会計期間末
(平成21年12月31日)
758.04円
前連結会計年度末
(平成21年3月31日)
738.02円
(注) 1株当たり純資産額の算定上の基礎
当第3四半期連結会計期間末
(平成21年12月31日)
項目
前連結会計年度末
(平成21年3月31日)
純資産の部の合計額(千円)
21,184,590
20,588,189
普通株式に係る純資産額(千円)
21,102,804
20,528,363
差額の主な内訳
少数株主持分(千円)
普通株式の発行済株式数(株)
普通株式の自己株式数(株)
1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式
の数(株)
81,785
59,825
29,347,500
29,347,500
1,508,869
1,531,937
27,838,631
27,815,563
2
1株当たり四半期純利益金額又は四半期純損失金額及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額
第3四半期連結累計期間
前第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
1株当たり四半期純利益
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日
至 平成21年12月31日)
21.10円 1株当たり四半期純利益
21.10円 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
30.99円
30.99円
(注) 1株当たり四半期純利益及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定上の基礎
項目
前第3四半期連結累計期間
(自 平成20年4月1日
至 平成20年12月31日)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成21年4月1日
至 平成21年12月31日)
四半期連結損益計算書上の四半期純利益(千円)
586,881
862,610
普通株式に係る四半期純利益(千円)
586,881
862,610
―
―
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式の期中平均株式数(株)
27,808,357
27,834,749
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定に
用いられた四半期純利益調整額の主要な内訳
―
―
四半期純利益調整額(千円)
―
―
7,127
284
―
―
普通株式増加数(株)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり四半期純利益の算定に含まれなかった潜在株
式について前連結会計年度末から重要な変動があ
る場合の概要
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日本ヒューム株式会社(E01157)
四半期報告書
第3四半期連結会計期間
前第3四半期連結会計期間
(自 平成20年10月1日
至 平成20年12月31日)
当第3四半期連結会計期間
(自 平成21年10月1日
至 平成21年12月31日)
1株当たり四半期純損失(△)
△4.38円 1株当たり四半期純利益
5.84円
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、1 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜
株当たり四半期純損失であり、また、希薄化効果を有し 在株式が存在していないため記載しておりません。
ている潜在株式が存在していないため記載しておりま
せん。なお、希薄化効果を有しない潜在株式数は120,000
株であります。
(注) 1株当たり四半期純利益又は四半期純損失の算定上の基礎
項目
前第3四半期連結会計期間
(自 平成20年10月1日
至 平成20年12月31日)
四半期連結損益計算書上の四半期純利益又は四半
期純損失(△)(千円)
普通株式に係る四半期純利益又は四半期純損失
(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式の期中平均株式数(株)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり四半期純利益の算定に含まれなかった潜在株
式について前連結会計年度末から重要な変動があ
る場合の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
2 【その他】
該当事項はありません。
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当第3四半期連結会計期間
(自 平成21年10月1日
至 平成21年12月31日)
△121,938
162,602
△121,938
162,602
―
―
27,815,192
27,838,880
―
―
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日本ヒューム株式会社(E01157)
四半期報告書
第二部 【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
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四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
平成21年2月12日
日本ヒューム株式会社
取締役会 御中
至誠監査法人
代表社員
公認会計士 本 塚 雄 一 郎 印
業務執行社員
代表社員
公認会計士 柴 田 博 康 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている日本
ヒューム株式会社の平成20年4月1日から平成21年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間
(平成20年10月1日から平成20年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(平成20年4月1日から平成20
年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書及び四
半期連結キャッシュ・フロー計算書について四半期レビューを行った。この四半期連結財務諸表の作成責任
は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明することにあ
る。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レ
ビューを行った。四半期レビューは、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対し
て実施される質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続により行われており、我が国において一般に公正
妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べ限定された手続により行わ
れた。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正
妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、日本ヒューム株式会社及び連結子会社の平成
20年12月31日現在の財政状態、同日をもって終了する第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間
の経営成績並びに第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせ
る事項がすべての重要な点において認められなかった。
追記情報
四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項等の変更に記載のとおり、会社は、第1四半期連結
会計期間から棚卸資産の評価に関する会計基準を適用して四半期連結財務諸表を作成している。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1 上記は、四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報告
書提出会社)が別途保管しております。
2 四半期連結財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。
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日本ヒューム株式会社(E01157)
四半期報告書
独立監査人の四半期レビュー報告書
平成22年2月10日
日本ヒューム株式会社
取締役会
御中
至誠監査法人
代表社員
公認会計士 本 塚 雄 一 郎 印
業務執行社員
代表社員
公認会計士 柴 田 博 康 印
業務執行社員
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、「経理の状況」に掲げられている日本
ヒューム株式会社の平成21年4月1日から平成22年3月31日までの連結会計年度の第3四半期連結会計期間
(平成21年10月1日から平成21年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(平成21年4月1日から平成
21年12月31日まで)に係る四半期連結財務諸表、すなわち、四半期連結貸借対照表、四半期連結損益計算書及
び四半期連結キャッシュ・フロー計算書について四半期レビューを行った。この四半期連結財務諸表の作成
責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から四半期連結財務諸表に対する結論を表明すること
にある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる四半期レビューの基準に準拠して四半期レ
ビューを行った。四半期レビューは、主として経営者、財務及び会計に関する事項に責任を有する者等に対し
て実施される質問、分析的手続その他の四半期レビュー手続により行われており、我が国において一般に公正
妥当と認められる監査の基準に準拠して実施される年度の財務諸表の監査に比べ限定された手続により行わ
れた。
当監査法人が実施した四半期レビューにおいて、上記の四半期連結財務諸表が、我が国において一般に公正
妥当と認められる四半期連結財務諸表の作成基準に準拠して、日本ヒューム株式会社及び連結子会社の平成
21年12月31日現在の財政状態、同日をもって終了する第3四半期連結会計期間及び第3四半期連結累計期間
の経営成績並びに第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を適正に表示していないと信じさせ
る事項がすべての重要な点において認められなかった。
追記情報
1.四半期連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項等の変更2に記載のとおり、会社は、第1四半
期連結会計期間より請負工事に係る収益の計上について、第1四半期連結会計期間に着手した工事契
約から、「工事契約に関する会計基準」(企業会計基準第15号 平成19年12月27日)及び「工事契約に
関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第18号 平成19年12月27日)を適用して四半期
連結財務諸表を作成している。
2.事業の種類別セグメント情報(注)4に記載のとおり、会社は、第1四半期連結会計期間より、従来、不
動産賃貸・管理事業を「その他事業」に含めていたが、「不動産開発事業」として区分表示して四半
期連結財務諸表を作成している。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注) 1
上記は、四半期レビュー報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(四半期報
告書提出会社)が別途保管しております。
2 四半期連結財務諸表の範囲にはXBRLデータ自体は含まれていません。
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