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2010年12月期 第2四半期決算説明会
テラ株式会社
大阪証券取引所NEO市場 証券コード:2191
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INDEX
Ⅰ. 事業概要
Ⅱ. 2010年12月期 第2四半期決算概要
Ⅲ. 通期業績の達成及び今後の事業拡大に向けて
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Ⅰ. 事業概要
Ⅱ. 2010年12月期 第2四半期決算概要
Ⅲ. 通期業績の達成及び今後の事業拡大に向けて
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会社概要
会社名
テラ株式会社/ tella, Inc.
代 表
矢﨑 雄一郎
所在地
東京都千代田区麹町四丁目7番地 2 サンライン第7ビル7階
設 立
2004年6月
資本金
412百万円(2010年6月末時点)
社員数2
42名(2010年6月末時点)
事業内容
樹状細胞ワクチン療法等の研究開発、樹状細胞ワクチン療法等の技術・ノウハウの提供、
再生医療の研究開発
テラの語源
テラ(tella)とは、「tera: 兆」、
「tell: 伝える(発信する)」、
「terra: 地球(グローバル)」の
三つの言葉がその語源となっ
ております。
tera:兆
人体を構成する60兆個の
細胞を科学する企業
tell:伝える(発信する)
情報を発信する企業
「tella」には、「人体を構成する
60兆個の細胞を科学する企業」、
「世界に向けて発信する、グローバ
ルなヘルスケア企業」という意味
と、自ら創造する企業でありたいと
いう意思がこめられています。
terra:地球(グローバル)
グローバルな展開を目指す企業
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樹状細胞ワクチン療法の位置づけ
がんワクチン療法の一つである「樹状細胞ワクチン療法」は、
がん抗原の発見!
最新世代の免疫療法の一つです。
「がん抗原」の発見により、特異的免疫療法の時代へ
非・特異的免疫療法
免疫療法
第1世代
(1970年代~)
・免疫賦活剤
・クレスチン・ビシバニール
・レンチナン・BCG
・ワクチン
(丸山ワクチン、ハスミワクチン)
1970年代~
第2世代
特異的免疫療法
(1980年代~)
・サイトカイン療法
・インターフェロンα
・インターロイキン2
第4世代
(1990年代~)
・がんワクチン療法
・ペプチドワクチン療法
抗体療法
1980年代~
免疫「
細胞」
療法
第3世代
(1980年代~)
・活性化リンパ球療法
・LAK療法
・NK細胞療法
1990年代~
第4世代
(1990年代~)
・がんワクチン療法
・樹状細胞ワクチン療法
CTL療法
引用:がんサポート (一部内容を改編)
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ビジネスモデル
当社は、契約医療機関から「樹状細胞ワクチン療法」の治療数に応じて
技術ノウハウ料等を頂いております。
当 社
契約医療機関
・治療技術等ノウハウの提供
・細胞培養施設の貸与
・独占実施権の許諾
・集患支援サービス
・技術ノウハウ料
・細胞培養施設使用料
・特許使用料
(クール数に応じて)
集患支援サービスとは
契約医療機関に対しまして集患を
支援する目的で新聞広告・インタ
ーネットマーケティング、患者向け
最先端がん治療セミナーを開催
することで樹状細胞ワクチン療法の
情報発信と集患を支援しています。
患 者
樹状細胞ワクチン療法
治 療 費
基盤提携医療機関とは
①当社が細胞培養施設の貸与
②技術等・ノウハウの提供
③独占実施権の許諾
提携医療機関とは
①当社が技術等・ノウハウの提供
②独占実施権の許諾
治療期間及び治療費について
樹状細胞の成分採血後、約3ヶ月
~6ヶ月間の治療で樹状細胞ワク
チンを7回投与行います。
この治療期間を1クールと呼びんで
おります。
治療費は、契約医療機関によって
異なりますが、150万円~200万
円の治療になります。
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コアコンピタンス
当社の躍進を支える3つのコアコンピタンス
世界で認められたワクチン特許の一つ
(AACR学会誌Clinical Cancer Research誌で1位に選出)
「WT1ペプチド」
「hUVECタンパク」東大医科研発
「サーバイビンペプチド」北大発
「樹状細胞培養技術、
施設管理ノウハウ」
東大医科研発
1.
がん抗原
独占使用権
2.
樹状細胞
培養技術など
世界トップレベルの症例数
契約医療機関における
約2,700症例の樹状細胞ワ
クチン療法実績
3.
臨床実績
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Ⅰ. 事業概要
Ⅱ. 2010年12月期 第2四半期決算概要
Ⅲ. 通期業績の達成及び今後の事業拡大に向けて
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2010年12月期 第2四半期決算概要
第2四半期ハイライト
業績
契約医療
機関数
症例数
■売上高:491百万円 前年同期比 6.5%増
■営業利益:33百万円 前年同期比 75.4%減
■契約医療機関:合計17ヶ所 前年同期比 3ヶ所増
(内訳:基盤提携10ヶ所、提携6ヶ所、連携1ヶ所 )
■当社設立累計:約2,700症例
■第2四半期(累計)症例数:590症例 前年同期比 37症例増
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2010年12月期 第2四半期トピックス①
契約医療機関の状況
◆マイルストーン開示に係る事業計画に定めた医療機関の開拓計画を達成
①東京ミッドタウン先端医療研究所(東京都港区 3月)
②セレンクリニック神戸(兵庫県神戸市中央区 3月)
③松本歯科大学病院(長野県塩尻市 6月)
※新規医療機関の技術・ノウハウの提供により全国に提携する医療機関
の数は17ヶ所となり、上半期において都心部、関西圏、信州地方の
提携医療機関のネットワークを拡充しました。
◆鹿児島医療センターの対象疾患の拡大
・2009年6月より、血液がんを対象に技術・ノウハウの提供を開始
・2010年5月より、各種固形がんを対象に技術・ノウハウの提供を開始
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2010年12月期 第2四半期トピックス②
大学との臨床研究体制の強化
◆国立大学法人 愛媛大学(2010年4月21日)
「国立大学法人 愛媛大学との共同臨床研究開始に関するお知らせ」
~口腔がんに対する樹状細胞ワクチン療法の再発予防効果の検証~
◆国立大学法人 北海道大学(2010年6月1日)
「国立大学法人 北海道大学との共同研究契約締結に関するお知らせ 」
~抗原特異的ヒトT細胞の誘導法及び免疫モニタリング評価法等を研究・開発~
※当社が独占的実施許諾権を保有している「サーバイビン・ペブチド」の臨床研究
の開始
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2010年12月期 第2四半期トピックス③
事業推進体制の強化
◆三洋電機㈱との細胞治療分野における協業強化(2010年6月30日)
⇒「Ⅲ.通期業績の達成及び今後の事業拡大に向けて」において補足説明
業界動向
◆米国デンドレオン社の前立線がんワクチンFDA承認
• 米国デンドレオン社(Dendreon Corporation)が開発した前立腺がん治療用ワクチン
「Provenge ® (プロベンジ)」(一般名:sipuleucel-T)を承認
• FDAが、自己の細胞を用いた免疫療法を承認した初めての事例
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2010年12月期 第2四半期損益概要
(単位:百万円)
第2四半期(1月~6月) 対業績予想比較
第2四半期(1月~6月) 対前年同期比較
2009年
実績
売
上
2010年
実績
増減
前年
同期比
2010年
業績予想
2010年
実績
増減
増減率
高
461
491
29
6.5%
614
491
△122
△20.0%
営 業 利 益
134
33
△101
△75.4%
55
33
△22
△40.6%
経 常 利 益
105
24
△81
△77.0%
48
24
△24
△50.1%
四半期純利益
59
18
△40
△68.5%
28
18
△9
△33.6%
差異の理由
①売上高
• 第1四半期において新規契約医療機関の立ち上げ支援活動が集中し、既存の契約医療機関に対する集患及び
マーケティング支援を十分に拡大することができなかったため
• 同治療法の特徴や利点に関する認知や理解の浸透に時間を要していること、がん免疫細胞療法を行う医療機関
の増加による医療機関同士の競争が厳しくなっていること等により、契約医療機関における症例数の増加率が
※2010年7月30日付にて2010年12月の第2四半期累計期間及び通期の業績予想を修正しております。
鈍化したため
② 損益
• 下期以降の業績向上や事業拡大を睨み、新規医療機関の立ち上げ、新規事業の計画、ならびに研究開発の
推進に要するコスト・費用(設備投資による減価償却費や人件費等)を先行的に行ったため
※2010年7月30日付にて2010年12月の第2四半期累計期間及び通期の業績予想を修正しております。
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2010年12月期 通期業績予想及び配当予想の修正
(単位:百万円)
2010年12月期
前回予想
(2010年2月12日)
売
上
2010年12月期
今回修正予想
(2010年7月30日)
増減
増減率
高
1,428
1,230
△198
△13.9%
営
業
利
益
314
100
△214
△68.2%
経
常
利
益
301
88
△212
△70.6%
益
173
55
△117
△67.9%
1株 当 た り 期 末 配 当 金
1.50円
0.50円
△1.00円
△66.7%
当
期
純
利
業績修正の理由
① 売上高
• 新規契約医療機関の症例数は順調に増加しているが、上半期の業績動向及び事業環境を勘案したため
② 損益
• 下期以降の業績向上や事業拡大を睨み、新規医療機関の開拓、新規事業の立ち上げ準備、研究開発の
推進、ならびに集患強化のためのコスト・費用を計画したため
配当修正の理由
• 上記のとおり、第2四半期累計期間及び通期業績予想を修正したため
※2010年7月30日付にて2010年12月の第2四半期累計期間及び通期の業績予想を修正しております。
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業績推移
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売上高
経常利益
契約医療機関の拡大により、増収基調を維持
(単位:百万円)
事業拡大に向けた先行費用を見込み減益
(単位:百万円)
1,500
200
1,230
1,250
165
1,000
130
750
197
95
500
974
546
250
491
107
2Q累計
(1~6月)
63
25
269
0
60
24
2Q累計
(1~6月)
94
06/12期
07/12期
88
08/12期
09/12期 10/12期
-10
-10
06/12期
07/12期
08/12期
09/12期
10/12期
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契約医療機関数、症例数の推移
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症例数推移
契約医療機関数推移
提携先を着実に増加
現在、契約医療機関は全国に17ヶ所に拡大
20
3,000
基盤提携
17
1
提携
15
14
1
連携
11
1
10
6
6
5
1
1
5
1
1
3
2,500
前期症例数累計
約2,1 00
1195
約900
1,000
7
06/12期 07/12期 08/12期 09/12期 10/12期2Q
590
2,000
10
5
約2,700
当期症例数
1,500
5
0
約2,700症例の実績(2010年6月末)
約300
500
約100
91
0
06/12期
※上記契約医療機関数は、技術・ノウハウの提供を開始している医療機関ベース
583
227
07/12期
08/12期
09/12期
10/12期
2Q
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貸借対照表
(単位:百万円)
2009年12月期末
2010年第2四半期末
増減
流 動 資 産
893
836
△56
固 定 資 産
615
835
219
産
1,508
1,671
162
流 動 負 債
436
399
△37
固 定 負 債
218
400
181
純
853
871
18
総
資
資
産
貸借対照表のポイント
①固定資産は、基盤提携医療機関への設備投資等により増加
②固定負債は、長期借入金及び社債の発行等により増加
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キャッシュフロー計算書
(単位:百万円)
2009年
第2四半期
(1~6月)
2010年
第2四半期
(1~6月)
増減
営 業 活 動 に よ る C F
156
70
△86
投 資 活 動 に よ る C F
△93
△244
△151
財 務 活 動 に よ る C F
234
161
△72
現 金 及 び 現 金
同 等 物 の 期 末 残 高
460
608
148
キャッシュフロー計算書のポイント
①営業活動によるCFは、四半期純利益の減少等により減少
②投資活動によるCFは、基盤提携医療機関支援のための固定資産取得等に
より支出が増加
③財務活動によるCFは、長期借入および社債の発行による収入があったが、
短期借入金の返済等により減少
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Ⅰ. 事業概要
Ⅱ. 2010年12月期 第2四半期決算概要
Ⅲ. 通期業績の達成及び今後の事業拡大に向けて
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下期における集患支援の重点施策
 アカデミアと連携した患者向けセミナーの実施
信州大学医学部付属病院主催「市民公開講座」(7/31)
テラ主催市民公開講座(8/21予定)等
 がん治療の一般向け書籍の出版(2010年秋発刊予定)
 「あんしんがん治療」ブランドの投入
 「あんしんがん治療パンフレット」配付
 「あんしんがん治療Webサイト」開設(2010年8月予定)等
▲セミナーの様子
▲あんしんがん治療パンフレット
▲あんしんがん治療Webサイト
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今後の展開
1.研究開発の強化
治療効果の向上
『新規がん抗原』
他の細胞療法の
検討
『再生医療等』
培養技術の改良
次の展開を
見据えた
研究開発
テーマ
『細胞培養技術』
病期拡大
疾患拡大
『術後再発予防』
『小児がん』
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今後の展開
<共同研究の活動状況>
サ-バイビン等
新規がん抗原
WT1(新規)
hUVEC
細胞培養技術
北海道大学
基礎
研究
臨床
研究
A大学、B大学
東京大学
基礎
研究
武蔵野大学
基礎
研究
自動培養装置
三洋電機
大量培養方法
C大学
基礎
研究
基礎
研究
小児がん
小児難治性白血病
信州大学
術後再発予防
口腔がん
愛媛大学
再生医療
東京大学
基礎
研究
D大学
基礎
研究
再生医療等
新規免疫細胞療法
臨床
研究
臨床
研究
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今後の展開
2.医療従事者向けの啓発活動
(1) 学会発表の推進
 臨床研究の成果の発表
 消化器外科学会 (2010年7月)
 国際細胞治療学会 (2010年10月)
 日本癌治療学会 (2010年10月)
(2) 論文発表の支援
 提携医療機関における統合的な症例データベースの整備・強化
 樹状細胞ワクチン療法に関する論文の発表
【著者名】岡本正人(取締役、武蔵野大学薬学部薬物療法学研究室客員教授)
【掲載誌】Biotherapy誌 (第24巻 第4号 2010年7月)
【タイトル】標準治療不能膵癌に対するGEM/S-1併用樹状細胞ワクチン療法の治療効果
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今後の展開
3.事業推進体制の強化
三洋電機㈱との細胞治療分野における協業強化
2009年10月に樹状細胞等の自動細胞培養装置の共同開発契約を締結し、
共同開発を推進
2010年6月に細胞治療分野における協業強化について協議することを決定
 GMP運用管理コンサルティング事業や消耗品器材の商品開発
 細胞治療分野におけるトータルサポート事業を同社バイオメディカ事業部と
共同で行うことについて協議
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今後の展開
4.海外展開
アジアを中心に海外マーケット参入のためのフィージビリティスタディの実施
海外企業との事業・研究における協業の検討
5.複数の医療機関による連携体制での細胞治療のビジネスモデルの検討
※厚生労働省 医政発0330第2号「医療機関における自家細胞・組織を用いた
再生・細胞医療の実施について」に対応した連携体制の基盤構築
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最後に・・・
コレカラを、テラから。
革新的医療技術・サービスを創造し、
みなさまの未来に貢献します。
問い合わせ先
テラ株式会社 IR担当
03-6272-6477
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実際の業績は言及または記述されている将来見通しとは大きく異なる
結果となることがあることをご承知おきください。
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