平成 19 年度活動報告 1.甲府例会: 帯那山近辺ハイキングと国師岳・北奥千丈岳登山 *月日: 平成19年6月2日∼3日(1泊2日) 石和温泉「富士野屋夕亭」 *参加者: 6月2日:12名 (石川、梅澤、遠藤、川原、柴田、藤井、藤巻、山口夫 妻、山森、森本、芳野)、6月3日:13名 (山口夫妻を除く上記に、秋元、 安西、石井) *恒例の甲府例会は今年も遠藤会員のアレンジで実施しました。第1日目は甲府駅前に 集合し、帯那山に登り、その後乙女高原へ寄りました。リハビリ中の山口会員が麻痺し た身体を振り絞って帯那山に登ることが出来ました。2日目は大弛峠まで車で行き、先 ず奥秩父最高峰の北奥千丈岳(2601M)に登り、その後分岐に戻って国師岳(2592M)に登 りました。最高齢の川原会員も元気に奥秩父最高点に立たれました。まだ残雪があり、 遠望が利かず、あまり良くない天候でしたが、登山者が少なく、楽しい山登りでした。 2.夏山例会: 白馬三山縦走 *月日: 平成 19 年 7 月 17 日∼19 日 村営頂上小屋、白馬鑓温泉 *参加者: 5 名(柴田(リーダー)、石川、田中、藤井、森本) *参加者 5 名は 17 日の朝、猿倉にて合流して出発。梅雨が明けきらず小雨降る中、大 雪渓を登る。ガスで視界はないが足元に咲き乱れる高山植物に救われて辿り着いた白馬 村営頂上小屋はガラガラ。翌日、空身で白馬岳を往復してから、杓子岳、白馬鑓ヶ岳の 三山を縦走。剱岳方面は晴れているが、唐松、五竜と続く稜線を境に東側はガスで何も 見えない。展望は今一つだったが、白、黄、紫、ピンクと色とりどりの高山植物と雷鳥 に満足して白馬鑓温泉小屋に到り、日本で 2 番目に高い所にある温泉で、疲れを癒す。 3日目の朝は雲海の上にご来光が射し、晴天の中、猿倉に下山。更に信濃大町でゆっく りと温泉に浸かって帰りました。梅雨の末期の静かな北アルプスを堪能できました。 3.平成 19 年(18 年度)総会 *月日: 平成 19 年 7 月 22 日 新日鉄 代々木倶楽部 *出席者:19名(会員18名、家族1名) (秋元、石井、石川、梅澤、片山、川原、 1 柴田、高木、田中、中村、藤井、 箕作、森本、安川、山口(2)、山田、山森、 芳野) *最初に会が掌握している昨年総会以降判明した会員の物故者4名のご冥福を祈り、黙 祷。会長挨拶後、主に年会費を変更する会則の改正及び運営細則の制定の提案が審議さ れ、最終的には運営細則の「年会費は一律2,000円とする」の後に「但し、80歳以 上は免除することが出来る」を追加して承認された。運営委員12名の任命については 全員、承認さ れた。 その後、前会長の乾杯で宴に入り、引き続き、平成18年度活動報告及び平成19年度 活動計画、平成18年度会計報告、同監査報告、及び平成19年度予算案の審議があり、 承認された。 またホームペ−ジ 開設の準備の報告がなされた。 4.秋山例会: (北八ケ岳 西天狗岳∼高見石) *月日: 10 月 25 日∼27 日 渋の湯温泉「渋御殿湯旅館」、高見石小屋 *参加者: 6 名(石川、山森、田中、森本、藤井、石井) *初日は渋の湯温泉に集合し、天下 の霊湯や食後のアルコールを楽しむ。 26 日は朝から雨の予報であったが、 薄日も射しており、唐沢鉱泉を経由し 西天狗岳の西尾根を登る。西天狗岳 の手前の窪地で昼食をとり、西天狗の 巨岩ゴロゴロの急斜面を登れば、北八 つ最高峰の西天狗岳山頂(2,646m)で あった。この頃になって小雨模様にな り少し寒い。西天狗から更に東天狗岳 (2,640m)までは 20 分足らずで到着。 藤井、石井の 2 名は、東天狗で本隊と 別れて黒百合ヒュッテ経由で、今朝の 出発点の渋の湯へ下る。この頃になると、激しい雨になり水路と化した登山道は歩きに くい。本隊 4 名はこれまた、激しい雨のなかのを中山を越えて、高見石小屋に到着。夜 は久し振りランプ明かりの下のコタツで暖まりました。 27 日は早朝から土砂降りで、 その後も本降りが止む気配がなく、予定(北八つ横岳まで縦走)を変更して、雨の中を 出発点の渋の湯へ下りて、また温泉に入って帰宅の途につきまし た。 5.丹沢例会: 三峰山 *月日: 12 月 1 日 *参加者: 4 名(田中、柴田、秋元、森本) *秋元、高木両運営委員が幹事のハイキ ング例会でしたが、 高木幹事が体調の 都合で登山には参加できませんでしたが、 本厚木駅から煤ヶ谷の登山口まで車で送っ てくれる。そこから三峰山を目指して出発。 緩急の続く長い登りに汗ばむが、山腹の 木々は丁度紅葉の盛りで、紅や黄色に染ま ったカエデやブナが陽を受けて美しい。 物見峠から先は処どころ鎖や梯子の掛かる 痩せ尾根や小峰越えが続くが、3 時間余り 2 で三峰山山頂(935m)に到着。ここで昼食。週末で登山客が多い。下りは不動尻を経由 して広沢寺温泉へ。玉翠楼の露天風呂に浸かって疲れを癒し、伊勢原駅で解散。 6.新年会 *月日: 2008 年 1 月 26 日 新日鉄代々木倶楽部 *参加者: 17 名(箕作、梅澤、芳野、片山、内藤、田中、藤井、山田、山森、柴田、 石井、泉、秋元、森本、山野、結柴、黒澤) *昨年の総会以降に亡くなられた天沼鋭一会員、大島 巌会員に対し、黙祷を捧げた後、 最年長の箕作会員の「乾杯」の音頭で会食がはじまりました。高くない会費でしたが、 料理・アルコールともたっぷりで、 昔の思い出や最近登った山行のこ となどで話題はつきませんでした。 途中で、恒例の話題提供(ミニ・ プレセンテーション)がありまし た。今回は、芳野会員にお願いし て「チョモランマ BC への旅」の 話を伺いました。昨年末に訪れた そうです。パソコンを持参され、 多くの写真を拝見させていただき ました。最後は山野会員提供の 8,000m 峰の写真のカレンダーを貰うため何回もおこなったアミダクジで大いに盛り上 がってお開きになりました。 7.志賀高原スキー例会 *月日: 2 月 2 日∼5 日 日新火災志賀高原山荘 *参加者: 11 名(石川、梅澤、内藤、芳野(夫妻)、柴田(夫妻)、泉、結柴(夫妻)、 藤巻) *石川幹事にお世話になり本年も日新火災の山荘を利用してスキー例会を実施できまし た。参加者それぞれに参加日数に違いがあり、技術のレベルにも違いがありますが、志 賀高原は多くのスキー場があるので、幾つかのグループに分かれたり、合流したりして 楽しむことができました。 8.湘南(鎌倉)ハイキング *月日: 2 月 22 日 *参加者: 16 名(川原、梅澤、芳野夫妻、田中、山森、柴田、秋元夫妻、泉、石井、 3 森本、高木、山口夫妻、岡田(山口会員の友人)) *鎌倉駅西口に集合して、極楽寺駅へ移動。柴田幹事の案内で、月影ケ谷→鎌倉山→ 広町緑地(昼食)→津→腰越→龍口寺→江ノ島 と歩きました。これ以上は望めないほどの 天候に恵まれ、大自然さながらの静かな緑地を楽しむことができました。不自由な山口 会員が、奥様と友人のサポートをうけて、部分的にでも参加できたことは、大変よかっ たと思います。 鎌倉山からは相模湾の上に富士山も眺められました。広町緑地は、手付かずの自然が広 い範囲で残されており、好天の週末にもかかわらず、行きかう人は僅かでした。山口会 員には広町緑地で別れた後、江ノ島で再会して解散しました。 9.会員名簿の発行 *懸案であった会員名簿について、各種案内や報告の送付の要・不要のアンケートとと もに、住所、電話番号、Eメール・アドレスの有無のアンケートを実施して取りまとめ、 運営委員で作業を行い、平成 19 年 11 月に発行・配布しました。現在、Eメール・アド レスのある会員には、原則として各種案内はEメールで送付しています。 10.ホームページの開設 ( http://www.roy.hi-ho.ne.jp/ynu-yamanokai/ ) *運営委員の中に「広報担当」を置き、 試験的な段階を経て平成 20 年 1 月か ら開設しました。実際には石井委員に 作成、運用を行ってもらっています。 4 (平成 20 年度) 1.立山(室堂)例会 *月日: 平成 20 年 5 月 26 日∼28 日 みくりが池温泉 *参加者:10 名(石川、田中、境(田中会員の友人)、山森、柴田、泉、森本、 結柴夫妻、藤巻) * 藤巻幹事の立案で初めての立山(室堂)例会 が実行できました。天候は夜は細かい霰の吹雪、 昼間はガスでホワイト・アウト。生憎でしたが 宿の日本最高所の温泉は、大いに楽しむことが できました。27 日は冷たい濃霧で明けましたが、 時々ガスの切れ間に稜線が見えるようになり出発。間もなく視界が なくなりましたが一ノ越まで全員で登りました。 ここで立山登頂組と室堂平に戻る組に別れて 登山開始。途中で、強風と濃霧の中、冬山装備 の十分でないメンバーが下山し、4 名が雄山に 登頂しました。頂上では、時折ガスの切れ間に後立山の峰々が現れては消えていました。 28 日もホワイト・アウトで、黒部へスキーで下るのは危険のため、富山へ下る境さん以 外の全員で大町へ下りましたが、黒部側や大町方面は良い天候で、これからは室堂平で の天候ではなく、黒部側の気象状況を調べてから判断した方が良いということになりま した。来年からもやって欲しいとの要望が多く出された例会でした。 2.甲府例会(湯村山ハイキングと甘利山、千頭星山登山) *月日: 5 月 17 日∼18日 湯村温泉ホテル *参加者: 15 名(梅澤夫妻、石川、芳野、田中、藤井、山森、柴田、石井、秋元、泉、 高木、遠藤、山口夫妻) (山口夫妻は17日のみ日帰り参加。石井、秋 元両名は17日夕方からの参加。) *遠藤幹事の名立案で、身体に事情があったり、山歩きに自信がなかったり、平均年齢 70歳位?の参加者の全員に上手く適合した例会でした。1日目は千代田湖から堂の山、 湯村山をハイキングして湯村温泉へ下山。リハビリ中の山口会員が、遠藤幹事ほかの暖 かい支援で無事に堂の山頂上部の岩場を登れたのは何よりでした。2日目の甘利山、千 頭星山は、遠望のきかないガスの中の登山でしたが、新緑から雪の残る樹林帯まで、ク マザサの明るい原からサルオガゼ下がる幽邃の森まで、楽しみながら元気に歩くことが できました。高木会員は無理のできない身体のため甘利山だけの登山でしたが、山中に 身を置けば、それだけで気分爽快になる参加者諸氏のこと、大いに英気を養われたこと と思います。上部では所々にミネザクラが可憐に咲いていました。 5
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