平成19年度 事業報告書 - 日本高等学校野球連盟

平 成 19年 度
事
業
報
告
書
財団法人
日本高等学校野球連盟
◇ 事業の状況
1. 高 等 学校 野 球の 振興 、 指導 およ び 加盟 団体 に 対す る監 督
(1) 年度内に全国理事会を6回、また毎月定例として常任理事会を開催(12月を
除く)して案件の審議、決定を行いました。更に各種専門委員会を必要に応じ
て随時開催、諸問題の審議、検討を行い高等学校野球の健全な育成、発達に努
めました。
また 年度 内 各都 道府 県 高等 学校 野 球連 盟会 長 会議 、同 理 事長 会議 を それ ぞ
れ 各 1回 開催 し 、ま た都 道 府県 高等 学 校野 球連 盟 会長 と同 理 事長 合同 の 臨時
会議を招集し、特待生問題の対応方法と加盟校との連係や伝達方法について、
徹 底 を計 りま し た。
(2) 高 等学 校 野球 の健 全 化促 進の た め、 本年 度 も『 大会 参 加者 資格 規 定』 を定
め 、 各都 道府 県 連盟 に通 達 し、 加盟 校 への 指導 を 要請 しま し た。
2. 高 等 学校 野 球の 調査 、 研究
(1) 年 度内 に 開催 さ れ た 第 79回 選 抜 高等 学校 野 球大 会な ら びに 第89回 全 国 高等
学 校 野球 選手 権 大会 に参 加 した 出場 校 に、 大会 会 期中 の宿 舎 生活 実態 と 参加
経 費 、寄 付金 募 集の 状況 と 過不 足金 の 処理 方法 な どの 内容 に つい てア ン ケー
ト調査しました。両大会運営委員会ならびに理事会においてこの集計を報告、
今 後 の指 導方 法 と対 策を 検 討し まし た 。
(2) 5 月末 現 在を 基準 と した 硬式 、 軟式 両加 盟 校の 部員 数 調査 を今 年 も実 施し
ま し た。 集計 結 果は 硬式 が 168,501人 (2,187人 増 )、 軟式 が 11,310人 (214人
減 )。 硬 式の 部 では 、10年 連 続 前年 比 増で 過去 最 高を 記録 。 また 、加 盟 校数
は 過 去 最 高 を 記 録 し た 昨 年 か ら 50校 減 の 4,192校 で ( 過 去 6 番 目 ) と な っ た 。
3. 高 等 学校 野 球大 会の 開 催お よび 協 力
(1) 第 79回 選 抜高 等学 校 野球 大会
毎 日新 聞社 と 共催 で3 月 23日 から 4 月3 日ま で の 12日 間 、 阪神 甲子 園 球場
で 開 催、 1月 26日 に 開か れ た選 考委 員 会で 選考 さ れた 32校 が 参加 し無 事 盛況
の う ちに 終了 、 常葉 菊川 高 等学 校( 静 岡) が初 優 勝を 果た し まし た。 準 優勝
は 初 出場 の大 垣 日大 高等 学 校( 岐阜 ) 。
(2) 第 89回 全 国高 等学 校 野球 選手 権 大会
朝 日新 聞社 と 共催 で8 月 8日 から 22日 ま での 15日 間 、阪 神 甲子 園球 場 で従
来 通 り 49校 が 出 場し て開 催 。2 回戦 の 引き 分け 再 試合 や決 勝 戦の 劇的 な 逆転
満 塁 ホー ムラ ン など で、 佐 賀北 高等 学 校( 佐賀 ) が初 優勝 を 果た しま し た。
準 優 勝は 広陵 高 等学 校( 広 島) 。
(3) 第 52回 全 国高 等学 校 軟式 野球 選 手権 大会
全 日本 軟式 野 球連 盟、 朝 日新 聞社 、 毎日 新聞 社 の後 援を 得 て8 月25日 か ら
29日 ま で 5 日 間 、 兵 庫 県 下 の 明 石 公 園 野 球 場 と 高 砂 市 野 球 場 で 開 催 し ま し た 。
参 加 校は 全国 16地 区 から 各 1校 ずつ 計 16校 。両 会 場で 熱戦 が 繰り 広げ ら れ、
初 出 場の 新見 高 等学 校( 東 中国 ・岡 山 )が 初優 勝 を果 たし た 。準 優勝 は 、富
山 商 業高 等学 校 (北 信越 ・ 富山 )。
(4) 第 62回 国 民体 育大 会 ・高 等学 校 野球 競技
夏季・秋季大会が一本化されて2年目の大会を秋田県で開催。硬式の部は、
10月 6 日 から こ まち スタ ジ アム (秋 田 県立 野球 場 )と 八橋 運 動公 園野 球 場で
12校 が 参 加し て 4日 間開 催 。優 勝は 今 治西 高等 学 校( 愛媛 ) の初 優勝 、 準優
勝 は 広陵 高等 学 校( 広島 ) 。
軟式の部は、10月5日から能代球場で10校が参加して4日間開催。最終日は
雨天のため決勝は行わず、茗溪学園高等学校( 茨 城) と羽 黒 高等 学校 ( 山
形 ) の両 校が 優 勝と した 。
(5) 春 季地 区 大会
各都道府県高等学校野球連盟の協力により、北海道、東北、関東、北信越、
東 海 、近 畿、 中 国、 四国 、 九州 の全 国 9地 区で 4 月下 旬か ら 6月 上旬 に かけ
て 開 催、 無事 終 了し まし た 。
(6) 秋 季地 区 大会
各 都道 府県 高 等学 校野 球 連盟 の協 力 によ り、 北 海道 、東 北 、関 東、 東 京、
北 信 越、 東海 、 近畿 、中 国 、四 国、 九 州の 全国 10地 区 で10月 上 旬 から 11月 上
旬 に かけ て開 催 、無 事終 了 しま した 。
(7) 第 38回 明 治神 宮野 球 大会 ・高 等 学校 の部
11月 10日 か ら 14日 まで 5 日間 (1 日 会期 延長 ) 、明 治神 宮 野球 場で 開 催。
高 等 学校 の部 は 、東 京都 の ほ か 9 地 区 か ら 各 1 校 が 参 加 し 、 常 葉 菊 川 高 等
学校(静岡)が初優勝を飾りました。
〔 海 外派 遣な ら びに 招待 〕
次 の通 り年 度 内に 海外 招 待な らび に 国際 大会 を 行い 、野 球 を通 じて 国 際親 善の
実 を 挙げ まし た 。
(1) 日 伯 親 善 ・ ブ ラ ジ ル 選 抜 チ ー ム 招 待
5 月 9 日 か ら 20日 ま で 12日 間 、 ブ ラ ジ ル 選 抜 高 校 チ ー ム ( 役 員 8 人 、 選
手 18人 ) が 来 日 。 群 馬 、 茨 城 、 福 島 、 岐 阜 、 三 重 、 東 京 の 各 府 県 選 抜 チ ー
ムと親善試合を行い、結果はブラジル選抜高校チームの3勝5敗でした。
(2) 日 米 親 善 ・ 全 日 本 選 抜 チ ー ム 米 国 派 遣
8 月 30日 か ら 9 月 7 日 ま で 9 日 間 、 全 日 本 選 抜 高 校 チ ー ム ( 役 員 10人 、
選 手 18人 ) を 米 国 ・ コ ン プ ト ン 市 に 派 遣 。 ア ー バ ン ユ ー ス ア カ デ ミ ー 選 抜
チームと親善試合を行い、結果は全日本選抜高校チームの2勝1敗でした。
4. ス ポ ーツ 医 科学 の調 査 、研 究
(1) 年 度内 開 かれ た第 79回 選 抜大 会 と第 89回 選 手権 大会 に 参加 する 投 手全 員を
対 象 に、 大会 前 に肩 、肘 の 関節 機能 検 査を 実施 、 スポ ーツ 障 害の 予防 に 努め
ま し た。 検査 結 果の 概要 は 次の 通り 。
(79回 選 抜 )
検 査 受診 者数
89人
X 線 所見 ・肘 ( 剥離 骨折 )
同
・ 肘 ( 遊離 体)
159人
肩 ・ 肘
肩 ・ 肘
──
11人
──
23人
──
1人
──
2人
肩 ・ 肘
医 師 の診 断
(89回 選 手 権 )
肩 ・ 肘
軽度 の炎 症
8人
19人
9人
21人
中 程度 の 炎症
──
──
2人
1人
重 い炎 症
──
──
──
1人
以 上の 結果 、 大会 規定 に よる 投球 禁 止適 用者 は いな かっ た 。
5. 一 般 アマ チ ュア スポ ー ツ団 体と の 協力 、 提 携
年 度内 に次 の 団体 と協 議 、懇 談会 を 開催 、ア マ チュ アス ポ ーツ の振 興 、発 展に
努 め まし た。
(1) 全国 高 等学 校体 育 連盟
9 月20日 と 2 月25日 の 2 回、 連 絡会 を全 国 高体 連会 議 室で 開催 。 特待 生問
題 に 関す る意 見 交換 と、 中 学校 との 接 触ル ール の あり 方に つ いて 協議 し た。
今 後 年度 内2 回 を目 途に 定 期連 絡会 を 開催 する こ とと した 。
(2) 日本 中 学校 体育 連 盟な らび に 軟式 野球 競 技部 会
11月 10日 、 日 本中 学 校体 育連 盟 軟式 野球 競 技部 会9 ブ ロッ ク代 表 者と 当連
盟 九 地区 理事 が 明治 神宮 球 場で 懇談 会 を開 催。 中 学・ 少年 野 球関 連規 定 の確
認 、 特待 生問 題 の経 過説 明 等を 行っ た 。ま た2 月 25日 は全 国 高等 学校 体 育連
盟 と 合同 で、 日 本中 学校 体 育連 盟幹 部 と特 待生 問 題な らび に 接触 ルー ル につ
い て 意見 交換 を 図っ た。
(3) アマ チ ュア 3団 体 連絡 会
日 本野 球 連盟 、日 本 学生 野球 協 会( 全日 本 大学 野球 連 盟) と当 連 盟で 定期
連 絡 会を 開催 。 年度 内、 2 月 14日 、 3 月3 日の 2 回開 き、 プ ロ・ アマ 関 係問
題 の 協議 とオ リ ンピ ック の 野球 競技 復 活に つい て 話し 合っ た 。ま た、 3 月 19
日 、 プロ 野球 側 とも 協議 を 行っ た。
6. 高 等 学校 野 球の 指導 者 、審 判等 の 講習 会開 催
(1) 審 判講 習 会
当 連盟 主催 の 全国 審判 講 習会 を4 月 29、 30日 の 両日 、実 技 は阪 神甲 子 園球
場 、 また 座学 は 中沢 佐伯 記 念野 球会 館 で実 施。 各 都道 府県 か ら参 加し た 受講
者 を 対象 にル ー ル研 修や 実 技指 導を 行 いま した 。
ま た、 北海 道 をは じめ 9 地区 の地 区 別審 判講 習 会に 講師 を 派遣 、地 方 審判
の 技 術向 上に 努 めま した 。
さらに、中学・少年野球育成事業の一環として、少年野球合同審判講習会を
2 月 2 日 、 3 日 に 開 催 、 受 講 者 80人 を 対 象 に 審 判 技 術 の 統 一 と 向 上 を 図 っ た 。
(2) 新 任理 事 長研 修会
第 16回 新任 理 事長 研修 会 を開 催。 2 月7 日、 8 日の 2日 間 実施 しま し た。
研 修 会で は学 生 野球 憲章 を はじ め、 各 種の 規定 や 通達 の解 説 、ま た選 抜 、選
手 権 大会 の出 場 校に 対す る 参加 上の 要 領等 を説 明 、本 年度 は 前年 度就 任 の理
事 長 6名 が参 加 しま した 。
7. そ の 他 法 人 の 目的 達 成に 必要 な 事項
(1) 公 益法 人 制度 改革 に 伴う 会計 処 理講 習会 の 開催
平 成 20年 度 に も 移 行 が 始 ま る 公 益 法 人 制 度 改 革 に 伴 い 、 現 行 の 法
人 税 非 課 税 優 遇 措 置 を 継 続 、 維 持 す る た め 、 同制度を適用した会計シス
テムを導入する必要があり、財務担当の田中元夫、杉中豊両常任理事が講師
となり、都 道 府 県 連 盟 理 事 長 お よ び 会 計 担 当 者 を 対 象 に 、 下 記 の と お
り 5 回 の 講 習 会 を 実 施 し た 。 44連 盟 か ら 100名 が 受 講 し た 。
① 6 月 7 日 (木 )〈 大 阪 〉 9 連 盟
18名
②
8 日 (金 )〈 大 阪 〉 9 連 盟
21名
③
11日 (月 )〈 福 岡 〉 8 連 盟
21名
④
13日 (水 )〈 東 京 〉 11連 盟
23名
⑤
14日 (金 )〈 東 京 〉 7 連 盟
17名