ロレックスと FIA ワールド・エンデュランス・ チャンピオンシップの 強いきずな

ロレックスと
FIA ワールド・エンデュランス・
チャンピオンシップの
強いきずな
ロレックス & 2012年FIAワールド・エンデュランス・チャンピオンシップ・プレスキット・セブリング12時間・2012年3月17日
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ロレックス、FIA ワールド・エンデュランス・チャンピオンシップの
公式タイムキーパー
モータースポーツ界を代表するイベントであるル・マン24時間。そのレースをとの
緊密なつながりを誇るロレックスは、2012年から始まるFIA ワールド・エンデュラン
ス・チャンピオンシップ(世界耐久選手権)のスポンサーも務める。このチャンピオ
ンシップは、4大陸で8戦が予定され、その中心となるのが世界最古の耐久レースであ
るル・マン24時間である。このシリーズの開幕戦は、3月17日に米国フロリダ州のセブ
リング・インターナショナル・レースウェイで開催されるセブリング12時間である。
今年のセブリング12時間は、同レースの60周年の記念レースでもある。
ロレックスがFIA ワールド・エンデュランス・チャンピオンシップのスポンサーを務め
ることを決定したのは、ロレックスが世界中のモータースポーツに関わって来た伝統
にしたがったものである。今日、ロレックスのモータースポーツにおけるプロモーシ
ョン活動は全地球規模である。
モータースポーツに加えて、ロレックスはテニス、ゴルフ、ヨット、馬術、芸術、冒
険、スキー競技でスポンサーシップ活動を展開している。ロレックスのモータースポ
ーツとのかかわりは、1950年代の後半にロレックスがデイトナ・インターナショナ
ル・スピードウェイのパートナーになったときにまでさかのぼる。以来、ロレックス
とそのブランドのモータースポーツへの参画は、卓越したスポンサー活動として成功
と成長を続けている。
ロレックスはFIA ワールド・エンデュランス・チャンピオンシップとル・マン24時間
のスポンサーを務めるほか、米国フロリダ州で開催されるロレックス・デイトナ24時
間のタイトルスポンサーも1992年から務めている。
また、ロレックスは1966年以前に製造されたレーシングカーを対象に行うグッドウッ
ド・リヴァイヴァル(英国)と、米国カリフォルニア州モンテレー近郊のマツダ・レ
ースウェイ・アット・ラグナセカに600台以上のレーシングカーが集まるロレックス・
モンテレー・モータースポーツ・リユニオン(米国)のスポンサーも務めている。
ロレックスはレーシングパフォーマンスだけでなく、ヒストリックカーの美を愛でる
イベントも支援している。そのひとつがペブルビーチ・コンクール・デレガンス(米
国)である。1950年に始まったこのイベントは、当時もっとも先進的なクルマを選ぶ
ものだった。が、今日では最も魅惑的なヴィンテージカーを選ぶイベントになってい
る。このプレステージイベントは毎年カリフォルニア州のペブルビーチで開催され、
ロレックスは1997年より公式タイムキーパーを務めている。
さらにロレックスはペブルビーチ・トゥール・デレガンス(米国)プレゼンテッド・
バイ・ロレックスも支援している。このイベントは、走行中の自動車のエレガンスを
愛でるものとして1997年に始まった。ロレックスは2007年に同イベントのタイトルス
ポンサーに就任している。
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ロレックスとモータースポーツとのつながりは、二人の偉大なドライバーとの結びつき
にも現れている。その一人は、スコットランド出身で世界最高のドライバーの一人とし
て称えられるサー・ジャッキー・スチュワートである。もう一人は、ル・マン24時間で
8勝の最多勝記録を誇るデンマーク人ドライバーのトム・クリステンセンである。
卓越性を求める情熱とモータースポーツへの理解によって、世界をリードするスイス
の時計メーカーであるロレックスは、完璧の追求という共通性から時計とモータース
ポーツの二つの世界を結びつけてきている。
2012年 FIA ワールド・エンデュランス・チャンピオンシップ
2012年のFIA ワールド・エンデュランス・チャンピオンシップ(世界耐久選手権
=WEC)は、2011年フランス西部自動車クラブ(ACO)が始めた耐久シリーズを、国
際自動車連盟(FIA)が世界選手権戦として承認した結果生まれたシリーズである。
この耐久レースによる世界選手権戦は、スポーツプロトタイプカーとGTカーが参戦し
て、4大陸で全8戦が開催される。このエキサイティングな新シリーズの中核となるの
は、1923年より続き、今年で第80回を迎えるフランス伝統のレース、ル・マン24時間
である。
2011年にインターナショナル・ル・マン・カップ(ILMC)が開催初年度で成功したの
を受けて、FIAは同シリーズを2012年の世界選手権戦に格上げし、直轄のシリーズとし
た。同シリーズの参戦車両はACOが定めた規定に合致したプロトタイプとGTの2部門に
大別される。さらにそれぞれの部門は2つのクラスに分けられる。プロトタイプはLMP1
とLMP2、ル・マン・グランドツーリング(GT)はLM GT ProとLM GT Amになる。
FIA WECの米国開催レースとなる開幕戦のセブリング12時間は、アメリカン・ル・マン
シリーズ(ALMS)の開幕戦も兼ねている。そのため、WECの参戦車両にくわえてALMS
の参戦車両もともに走ることになる。おかげで、第60回の記念レースは60代以上のマシ
ンが走るものになる。
シリーズには下記の二つのワールドチャンピオンシップがかけられている。
- FIA ワールド・エンデュランス・チャンピオン・ドライバー
- FIA ワールド・エンデュランス・チャンピオン・マニュファクチャラー、LM P1
シリーズはル・マン24時間を含む全8戦で争われるが、そのうちの6戦で獲得したポイン
トでチャンピオンが決定されることになっている。
さらに、WECに年間参戦するマニュファクチャラーは、LMP1クラスとLM GTEクラスで
年間参戦させているマシンのほかに、1イベントあたり2台を追加エントリーして良いこ
とになっている。この追加エントリーした車両も、レース終了時の順位に応じてマニュ
ファクチャラーズポイントが与えられる。一方、チーム部門賞もあり、これについては
チームで最も上位の得点をした車両の点数がカウントされることになっている。
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セブリング12時間・60周年
セブリング12時間は、今年第60回の記念レースでありまた、2012年FIA ワールド・エ
ンデュランス・チャンピオンシップの開幕戦も務める。このレースはセブリング・イ
ンターナショナル・レースウェイで開催される。同サーキットは、米国のスポーツカ
ーレースのメッカであり、北米で最古の常設ロード型サーキットである。
セブリングの前身であるセブリング飛行場は、かつてアメリカ空軍の基地ヘンドリッ
クフィールドと呼ばれていた。第二次大戦中はボーイングB-17爆撃機の訓練基地だ
ったが、終戦後は使われない状態となっていた。ロシア生まれのアメリカ人のアレッ
ク・ウルマンはここが耐久レースにもってこいの場所だと考えた。ウルマンはル・マ
ン24時間に匹敵する耐久レースをアメリカでも開催したいと思っていたのだった。そ
して、ウルマンはここでのレースの創始者となった。
1952年、今日セブリング・インターナショナル・レースウェイとして知られるこの地
で初のセブリング12時間が開催された。1953年からは、セブリング12時間は世界スポ
ーツカー選手権やIMSAチャンピオンシップの一戦に組み込まれ、1999年からはアメリ
カン・ル・マン・シリーズの一戦になっている。
フロリダの中央部に位置するこのコースは、全長3.7マイル(5.95km)で17のコーナー
を持つ。365日オープンで、自動車の走行テスト、クラブイベント、レーシングスクー
ル、企業イベントなどでもにぎわっている。そして、このセブリングで3月に世界をリ
ードするチームが集まり、そのプロトタイプカーとGTカーで開幕戦のグリッドを形成
しようとしている。
長い歴史を誇るセブリング12時間は、国際的なモータースポーツカレンダーにおいて
常に重要なイベントとして扱われてきている。過去の優勝ドライバーを見ても、著名
なものが多い。F1のチャンピオンやトップドライバーでは、1950年代からはサー・ス
ターリング・モス、ホアン・マヌエル・ファンジオ、マイク・ホーソーン、フィル・
ヒル、1960年代からはジョン・サーティーズ、ブルース・マクラーレン、マリオ・ア
ンドレッティ、ジャッキー・イクスらがいる。近年では、ヴィック・エルフォード、
ハーリー・ヘイウッド、ブライアン・レッドマン、ボブ・ウォレックといった耐久レ
ースのウィナーや、A.J.フォイト、ボビー・レイホール、アリー・ライエンダイクらイ
ンディアナポリス500のウィナーたちもいる。まさに、名ドライバーたちの人名鑑のよ
うである。
1999年からセブリング12時間がALMSの一戦になって以来、アウディが総合優勝を9回
記録して、独壇場にある。そのうち4勝は、ロレックス・テスティモニーのトム・クリ
ステンセンが記録したものである。クリステンセンは1999年にBMWでも優勝し、セブ
リング12時間でもっとも成功を収めたドライバーになっている。
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ロレックスのモータースポーツにおけるPRサービス
Key Partners Marketing Services (KPMS)
20, avenue Edouard-Dubois
CH-2000 Neuchâtel
電話: +41 32 724 28 29
Eメール:[email protected]
Sabrina Zumkehr
携帯: +41 79 359 15 47
Eメール:[email protected]
Karen Cooper
携帯: +41 79 267 23 00
Eメール:[email protected]
ロレックスのモータースポーツでのPRプラットフォーム
下記のサイトでセブリング12時間に関する詳しい情報やエディトリアル用の無料高画質画
像のダウンロードができます。
ご登録のうえ、
ご利用ください。www.caracingnews.com.
オフィシャル・ウェブサイト
www.rolex.com
www.fiawec.com
www.sebringraceway.com
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セブリング・サーキットマップ
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2012年 FIA WEC 年間カレンダー
1. 3月17日
FIA WEC開幕戦、セブリング12時間、米国
2. 5月5日
スパ・フランコルシャン6時間、ベルギー
3. 6月16-17日
ル・マン24時間、フランス
4. 8月26日
5. 9月15日
シルバーストーン6時間、英国
サンパウロ6時間、ブラジル
6. 9月29日
バーレーン6時間、バーレーン
7. 10月14日
富士6時間、日本
8. 27 October
FIA WEC 最終戦、上海6時間、中国
2012年開催スケジュールは、フランス西部自動車連盟(ACO)が変更と決定の権利を
有する。
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セブリング、WEC日程
3月12日・月曜日
08:00 – 12:00 WEC/ALMS テストセッション (全クラス)
13:00 – 17:00 WEC/ALMS テストセッション (全クラス)
17:15
WEC/ALMS シリーズ参戦車両写真撮影
3月13日・火曜日
11:35 – 12:35 WEC/ALMS テストセッション (全クラス)
15:50 – 16:50 WEC/ALMS テストセッション (全クラス)
18:00
WEC/ALMS ターン17で参戦ドライバー写真撮影
3月15日・木曜日
10:15 – 11:15 WEC/ALMS プラクティス (全クラス)
12:00
WECプレスカンファレンス、the Gallery of Legendsにて
15:05 – 16:05 WEC/ALMS プラクティス (全クラス)
19:50 – 21:35 WEC/ALMS ナイトプラクティス (全クラス)
3月16日・金曜日
10:40 – 11:40 WEC/ALMS プラクティス (全クラス)
12:30 – 13:30 WEC/ALMS ドライバーサイン会、パドックにて
15:00 – 15:15 WEC/ALMS 予選 (GT)
15:15 – 15:30 WEC/ALMS 予選 (GTC)
15:35 – 15:50 WEC/ALMS 予選 (LM P1/LM P2)
15:50 – 16:05 WEC/ALMS 予選 (LM PC)
3月17日・土曜日
08:00 – 08:25 WEC/ALMS ウォームアップ (全クラス)
10:30 – 22:30 セブリング12時間・決勝 – WEC/ALMS
23:15
WEC/ALMS レース後のプレスカンファレンス
上記は特記がないかぎりすべて現地時間表示。スケジュールは変更される可能性もあり。
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モータースポーツ界の伝説的人物たち
ロレックスは、スポーツ界で不朽の足跡を残した伝説的人物をテスティモニーとして
迎えている。そのなかでレーシングドライバーとしてテスティモニーとなっているの
が、サー・ジャッキー・スチュワートとトム・クリステンセンである。
サー・ジャッキー・スチュワート
ドライビングのエース
サー・ジャッキー・スチュワートは、自動車レースにお
ける伝説的な存在である。1939年にスコットランドで生
まれ、F1史上もっとも成功を収めたドライバーの一人で
ある。その安全向上に対するたゆまぬ努力によって、真
の「ジェントルマン・ドライバー」とも呼ばれている。
サー・ジャッキー・スチュワートは、F1に99回参戦して
27勝、3度のワールドチャンピオン(1969、1971、1973
年)、43回の表彰台を獲得。1969年以来、ロレックス・
テスティモニーを務めている。
トム・クリステンセン
記録破りの耐久レーサー
デンマーク出身のトム・クリステンセンは、歴史と伝
統を誇るル・マン24時間で1997年から2008年の間に
2000年から2005年までの5勝を含む8勝の最多優勝記録
を樹立した。耐久レースを代表するドライバーである
クリステンセンは、毎年フロリダで開催されるセブリ
ング12時間でも5勝を記録している。2010年にロレッ
クス・テスティモニーに就任。
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