データシート：システム管理ツール Symantec pcAnywhere TM セキュアにリモートアクセスし、 ヘルプデスク業務やサーバーメンテナンスをスピーディに実行 製品の概要 製品の特長とベネフィット 拡大し続けるネットワークと増え続けるコンピュータを前に、 システム管理 者の仕事は増大するばかりです。長年にわたり世界中で使用されているリ コンピュータを遠隔操作し、 トラブルシューティングや メンテナンスを迅速かつ効率良く遂行 モートコントロールツール Symantec pcAnywhereは、強力なリモートコン Symantec pcAnywhereは、離れた場所にあるネットワーク上のコンピュー トロール機能やファイル転送機能、 そしてセキュリティ機能の搭載により、 タに対し、 セキュアなリモートアクセスを提供します。管理者は、 ネットワー 今日のヘルプデスク業務やサーバーメンテナンスにおけるニーズに対し的 ク接続、 モデムを使用したインターネット接続、 シリアルまたはパラレルポー 確なソリューションを提供します。社内のさまざまなサーバーやワークステー ト間のケーブル接続を介して別のコンピュータにリモート接続し、 そのコン ション、社内外を行き来するモバイルPCに対し、 日々のメンテナンス、 トラブ ピュータの前に座っているかのように遠隔操作を行うことができます。 ルシューティング、パッチの適用等のセキュリティ管理等を、少ないリソース Symantec pcAnywhereの使用例 で迅速に行うことが可能です。 − ヘルプデスク業務の効率化 社内外のワークステーション/モバイルPCを遠隔サポート 複数のコンピュータに対してファイルを配布 〈キーポイント〉 − サーバーメンテナンスのリモート化 ・ツールを使用して簡単に接続し、接続先のコンピュータの画面を そのまま見ながらリモートコントロール アプリケーションをインストール/実行/停止 日々のメンテナンスやトラブルシューティングを実施 ・コマンドキューを使用して作業効率をさらにアップ。ファイル転 アプリケーションやサービスの稼動状況を監視 送のバックグランドでの実行、複数のホストに対しての同時操 OS やアプリケーションに対してパッチを適用 作等が可能 − リモートアクセスを活用したさまざまなタスクの実行 ・ NEW ファイアウォールの内側のホストなどに対するNATを介し 会議等におけるプレゼンテーションやデモを遠隔操作で実行 た接続を容易に（pcAnywhere Gateway） 外出先から会社や自宅のコンピュータに接続し、必要なファイルを取得 ・ Javaを使用してWebブラウザからタスクを実行 ・ NEW クロスプラットフォーム（Mac OS XおよびLinuxを含む） リモート機能をサポート （pcAnywhere CrossPlatform Remote） リモートタスクの実行を支援するさまざまな機能を搭載 Symantec pcAnywhereは、企業ネットワークを管理するうえでのさまざま なタスクを安全かつ効率良く実行するために、 シンプルなタスクに対しても ・ PocketPC対応のPDAからアクセス 洗練された機能を備えています。 ・ NEW Windows XPe（Windows XP Embedded）および WEPOS（Windows Embedded for Point of Service） などの 組み込み環境におけるpcAnywhereホストをサポート − リモートコントロール機能 離れた場所にあるコンピュータを自在にコントロールすることができます。 コントロール対象のコンピュータ （pcAnywhereホスト）のディスプレイ ・不正なリモート接続から保護するためのセキュリティ機能を充実 ＊ ・NEW 利用可能なホストを論理的にグループ化することが可能 ＊ ・NEW 最大同時接続数の増加による管理効率の向上 ・ポリシーベースの管理機能により、 それぞれのホストのユーザー の表示内容は、管理者のコンピュータ （pcAnywhereリモート）のディス プレイ上にそのまま表示可能。リモートタスクの幅が広がるとともに、複 数のステップを要するような操作も使い慣れたGUIを使用して分かりや すく確実に実行できます。通信は、認証や暗号化により保護されます。 が使用可能な設定をコントロール ・ニーズに応じてインストールパッケージをカスタマイズ。複数のコ ンピュータに対して同時に配布、 インストールすることにより導入 を省力化（Windows NT/2000/XP対応） ・LiveUpdateTM機能のサポートにより、製品を常に最新の状態で 使用可能 ＊Symantec pcAnywhere Access Serverが必要となります。 リモートコントロールする コンピュータの前に 実際に座っているかのように 画面を表示可能 データシート：システム管理ツール Symantec pcAnywhere TM − リモート接続を容易にするための機能 ・ NEW Mac OS Xホストのリモートコントロールをサポート 接続ツールは、接続を行うホストの検索（UDPとLDAPの利用をサポー （pcAnywhere Mac OS X Host）。 ト）、頻度の高い接続の「お気に入り」への登録、接続履歴の記録等、 ・ NEW Mac OS Xおよび Linuxを含むマルチプラットフォームにお 目的のセッションを容易に開始するための機能を備えています。 けるリモート機能でホストをリモートコントロール（pcAnywhere ・ NEW ファイアウォールの内側のホストなどに対するNATを介したホ ストへの接続を容易に実現（pcAnywhere Gateway） ・ NEW Symantec pcAnywhere Access Serverを使用することに CrossPlatform Remote） 。 ・ Javaを使用することにより、Webブラウザからリモートコントロール （pcAnywhere Web Remote）。 より、最大同時接続数を30セッション、接続管理数を500に拡張 ・ PocketPC対応のPDAからリモートタスクを実行 （pcAnywhere Gatewayの最大同時接続数は5セッション） （pcAnywhere Mobile）。 − 帯域幅が狭い接続環境でもタスクを実行 帯域幅が狭いリモートアクセス時には、ホスト側のディスプレイ表示を リモートに転送することなく、最小限のトラフィックで管理を行うこともで きます。操作をリモート側のツールで行うことにより、 セッション中に発 生するトラフィックを抑制し、次のようなタスクをスピーディに実行可能 です。 ・ アプリケーション、サービス、 プロセスを起動/終了 Symantec pcAnywhere Access Serverを使用して多数の接続を管理 − ファイル転送機能 ファイルの転送、同期、 フォルダの比較等を容易に実行。SpeedSendTM 機能は、 ファイル名が重複するファイルの差分のみを転送するため、転 送時間を効率良く短縮することができます。 リモートタスクを効率良く容易に実行 Symantec pcAnywhereを導入することにより、使いやすいインターフェー ・ ユーザーの離席等により放置された状態のホストをロック/ログアウト ・ システムをシャットダウン/ 再起動 ・ NT イベントログを表示してホスト上で発生しているトラブルの原因を 調査 ・トラブルシューティングのためにレジストリやシステムファイルを編集 ・リモート接続の帯域幅を検出し、狭い場合にはパフォーマンス影響を 与える設定を動的に変更 スを使用して目的のコンピュータに簡単に接続し、 さまざまなリモートタスク − コマンドキューを使用してタスクを効率良く実行 を確実かつ容易に実行することができます。 ファイルの転送や同期に関する操作は自動的にコマンドキューに追加 − 目的のコンピュータに容易に接続 され、バックグラウンドで実行。転送タスクのステータスの表示、保留中 コンソールに接続可能なpcAnywhereホストを全て表示し、 リストから タスクの優先順位の変更とキャンセル、 タスクの自動実行等が可能で 選択、 または、IPアドレスや電話番号やコンピュータ名を入力すること す。ファイルの転送中も他のリモート作業を続行するなどプロセスを合 によって、 リモートコントロールセッションを開始することができます。 理化し、作業をスピーディに行えます。この機能により、次のようなこと pcAnywhereホストを実行していない、 または、 インストールしていない も可能です。 ネットワーク上のコンピュータに対しても簡単に接続し、 リモートコント ロールすることもできます。 ・ 複数のファイルやDOSコマンドを、複数のコンピュータに同時に送信 ・ 特定のタスク実行のために、複数のファイル転送とDOSコマンドをま とめてひとつのコマンドキューを作成 ・ コマンドキューファイルを保存して再利用 ・ Windowsスケジューラを使用したファイル転送のスケジューリング化 ・ ファイル転送とコマンドキューのステータスを表示 ・転送済みファイルの総数 ・実行待ちタスクの数 ・タスクに要する残り時間 ・データの転送レート ・ 使用中のファイルや見つからないファイルについては、 ファイル転送タ Webブラウザを使用して簡単にアクセス スクを自動的にスキップ。ロギングを行い、 後に確認することができます。 不正なリモート接続から保護するためのセキュリティ機能を充実 − ホスト評価ツールの使用により、通信の暗号化の有効/無効、パス Symantec pcAnywhereは、正当なユーザーだけがpcAnywhereホスト ワード設定の仕方、 セッション異常終了時の待機方法等、Symantec に接続できるように、 さまざまなレベルにわたる多くのセキュリティ機構を実 pcAnywhereのホスト接続項目に関連付けられたセキュリティ設定を 装しています。 評価することが可能。 − ホストとリモートのプログラムオブジェクトに、 シリアルIDをセキュリティコー ドとして埋め込むことが可能。また、IPアドレスやホスト名を指定することに よっても、接続を制限することができます。 − 整合性を管理する機能の使用により、権限のないプログラム変更を防 止可能。pcAnywhereの実行可能ファイル、 レジストリ、設定ファイル ＊ に変更があったことを検出すると、pcAnywhereは実行されません。 ＊ LiveUpdate等の、一部の機能との併用はできません。 − PKI、Microsoft CryptoAPIを使用した対称キー暗号化、pcAnywhere エンコードによる暗号化により、 リモート/ホスト間の通信を保護 ・ AESによる暗号化のサポートを追加（128/192/256 ビット） ・ 暗号化モジュールがFIPS-140に準拠 接続先のセキュリティ設定を評価 − Symantec pcAnywhereホストを不正なリモートアクセスから保護する − Symantec pcAnywhereホストへのアクセスは、全てパスワードによる ために、 さまざまな認証方式をサポート。管理者は、 Symantec pcAnywhere 認証を実施 の使用のための専用のリストを用意することなく、正当なアクセスのた ・ ログイン情報をデフォルトで暗号化 めのユーザー名とパスワードを集中管理することが可能です。以下の ・ 繰り返しログインを失敗した場合には、該当するIPアドレスからの通信 13種類の認証方法を利用できます。 をブロック。許容可能な試行回数、 ブロックする時間はカスタマイズ ・ RSA SecurID ・ Microsoft LDAP 可能 ・ NT Domain ・ Novell LDAP − ログインの試行等のSymantec pcAnywhereに関する操作に加え、 ・ Active Directory Service（ADS） ・FTP セッション中におけるホスト上のさまざまなアクティビティのログの記録 ・Windows 認証 ・HTTP ・Novell Directory Service（NDS） ・HTTPS ・ Novell Bindery Service ・pcAnywhere 認証 が可能 例）・アクセスが行われた全てのファイル ・ 起動された全てのアプリケーション ・ 許可されていないIPアドレスからのログインの試行 ・許可されていないシリアルIDを有するホストからのログインの 試行 ・pcAnywhereで使用しているポートに対するスキャンとその 発信元IP、時刻等 ソフトウェアを容易に配布 Symantec Packagerを使用し、Symantec pcAnywhere やその他のシ マンテック製アプリケーションのインストールパッケージをカスタマイズ。機 能の選択、ハードディスク上のインストール容量の省スペース化等、 ニーズ に合わせたインストールパッケージを作成でき、Windows NT/2000/XP で 稼動している複数のコンピュータに、同時に配布が可能です。これにより、 − ネットワーク内のホストやダイアルアップで接続されたホストをスキャンし、 インストール作業を大幅に省力化することができます。 Symantec pcAnywhereや他社のリモートアクセス製品、 また、 そのなか で潜在的に攻撃を受けやすいホスト （例えば、 リモート接続にログインを 必要としないホスト） を検出し、 ログの記録を行うことが可能（リモートア クセス周辺スキャナ）。安全性の低いpcAnywhereホストなどは自動的 にシャットダウンすることもできます。 LiveUpdate 機能により製品をアップデート 製品のアップデートを行うシマンテックの技術、LiveUpdate 機能をサポー ト。シマンテックのサーバーに接続し、 オンラインでプログラムのアップデート を行うことが可能です。この機能を利用することにより、常にpcAnywhere の各バージョンに対応した最新版を使用し続けることができます。 データシート：システム管理ツール Symantec pcAnywhere TM pcAnywhere CrossPlatform Remote システム要件 ・Java Runtime Environment 1.4.2以降 Symantec pcAnywhere 12.0 ・Windows 98/98SE/Me pcAnywhere Windows Host/Remote/Gateway Windows NT 4.0 Workstation / Server ・Windows XP Home / XP Professional（Host/Remote/Gateway） Windows 2000 Professional / Server /Advanced Server Windows 2000 Professional / Server（Host/Remote/Gateway） Windows XP Home / Professional Windows NT 4.0 / Me / 98（Host/Remote） Windows Server 2003 Standard / Enterprise Windows XP Professional x64 Edition＊ （Host/Remote/Gateway） ・Red Hat Linux 9.0 - 64 MB 以上のRAM（128 MB 以上を推奨） Red Hat Enterprise Linux ES 3.0/4.0 ・Windows Server 2003（Host / Remote / Gateway） Red Hat Enterprise Linux WS 3.0/4.0 Windows Server 2003 x64 Edition＊ （Host / Remote / Gateway） ・Novell Linux Desktop 9 - 128 MB 以上のRAM（512 MB 以上を推奨） ・SuSE Linux 9.3/10.0 その他共通要件 ・Mac OS X version 10.3.9/10.4.3 - 233 MHz 以上のプロセッサ - 35 MB 以上のハードディスク容量 Symantec Packager 1.3 - Microsoft Internet Explorer 6.0（SP1以降） ・Windows NT 4.0 Workstation / Server（SP6a） Windows 2000 Professional / Server（SP4） pcAnywhere Linux Host Windows XP（SP2） ・Red Hat Linux 9.0 Windows Server 2003 Standard / Enterprise Red Hat Enterprise Linux ES 3.0/4.0 ・80 MB 以上のハードディスク空き容量 Red Hat Enterprise Linux WS 3.0/4.0 ・Microsoft Internet Explorer 6.0 以降 ・Novell Linux Desktop 9 ・SuSE Linux 9.3/10.0 SuSE Linux Enterprise Server 8/9 Symantec pcAnywhere Access Server 1.0 - KDEまたはGNOME ・Windows XP Professional Windows 2000 Server/Advanced Server pcAnywhere Mac OS X Host Windows Server 2003 ・Mac OS X version 10.3.9/10.4.3 （Macintosh PowerPC G3 / G4 / G5プラットフォームのみ） Windows Server 2003 x64 Edition＊ ・Microsoft Internet Explorer 6.0（SP1以降） pcAnywhere Web Remote ・Java Runtime Environment 1.4.2以降 ＊EM64TまたはAMD64プラットフォームのみ ・Microsoft Internet Explorer 6.0以降 ※Symantec Packagerで作成されるインストールパッケージは以下のOSで使用できます。 Windows 98/Me、Windows NT 4.0（SP6a）、Windows 2000、 Windows XP Home / Professional、Windows Server 2003 ・Mozilla 1.6以降 ・Firefox 1.5以降 ※NEC社製PC-9800、PC-9821シリーズでは、本製品はご使用になれません。 ・Safari 1.3.1以降 pcAnywhere Mobile ・Windows Mobile 2003/2003 SE for PokcetPC Windows Mobile 5.0 製品に関する最新の情報 - インストール用に 1 MB 以上のRAM シマンテックのWebサイトをご覧ください。 http: //www.symantec.com/region/jp/enterprise/index.html Copyright ©2006 Symantec Corporation. All rights reserved. SymantecとSymantecロゴは、米国におけるSymantec 社およびその関連会社の登録商標です。その他の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。 製品の仕様/価格は、都合により予告なしに変更することがあります。本カタログの記載内容は、2006年6月現在のものです。 株式会社シマンテック お問い合わせ 〒107- 0052 東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ www.symantec.com/jp PA003-0606-NO
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