2009 年度 JARL 京都府支部非常通信訓練実施要領

<部内資料>3/19 版
JARL 京都府支部非常通信委員会
2009 年度 JARL 京都府支部非常通信訓練実施要領
大災害の発生に備えての訓練はを実施することにより、アマチュア無線による非常通信の有用性を示す
と同時に、通信技能の向上などを目的に下記の要領で訓練を実施いたします。本訓練はあくまでも平時に
おけるものですから、過度な負担や行動を伴うものであってはなりません。また安全が最優先されますの
でくれぐれも危険な行為は差し控え、自己の安全を確保してください。
0.重要な注意事項
①当日京都府北部地域に大雨洪水警報、暴風警報などが発表されたとき等は訓練を中止します。
②訓練実施中、実際の災害が発生した場合は、直ちに訓練を中止し、非常通報の疎通に協力すること。
③無線局が非常通信の訓練を実施するための呼出応答は、無線局運用規則 第 135 条の 2 により、呼
出応答の前に「クンレン」を 3 回前置して行う。
④訓練に伴う費用などは原則各自の負担でお願いします。事故時の補償・弁済なども同様です。
⑤訓練時の交信記録は必ず残して下さい。本訓練に関する窓口は全て下記へお願いします。
JARL京都府支部 非常通信委員長/JH3QNH/山下貞夫
FAX075-950-0101 、 Email [email protected] 、当日携帯 090-3353-5525
1.訓練実施日時
2010 年 3 月 20 日(土) 011:00~13:00 頃
2.実施場所
京都府下一円
3.参 加 者
JARL 京都非常通信協議会員(OSO 協議会)
4.訓練の想定
(1)午前 8 時に京都府を震源とする地震が発生し、府下全域にわたって震度 5 以上を観測。
(2)府下全域で停電、断水、有線電話及び携帯電話等の公衆通信網が不通の状況。
(3)発災 3 時間経過とする。
5.訓練の進め方
(1)可能な限り上記の想定に沿った設備で運用してください。但し、そうした設備が無い、又はその
設備では明らかに何れとも交信できる見込みが無い、或いは試したが交信出来なかった場合はこ
の限りではありません。各自で判断して最終的には交信できる様に工夫してください。
(2)使用周波数は 145.50MHz/433.50MHz(いずれも FM モード)を基本とし、地域により異なる CH に QSY
しますのでご注意ください。(QRM 等によっても前後に適宜 QSY します)
Step1:自局周辺会員間の電波伝搬調査(通常運用)
①所定 CH で地域センター局を呼出し、レポート交換→開局宣言。
②地域センター局のマイクコントロールにより順次周辺局間での RS レポート交換。
③地域センター局と交信不能の場合は独自で周辺局と RS レポート交換し、センター局へ「開局」の QSP
を依頼する。
Step2:非常通信訓練
(通信技術の向上を目的に電文交換を行う。「クンレン×3」の前置を要す)
①地域センター局向けに疑似電文を送信する。電文内容は末尾参照し自作。
②地域センター局から電文送信があった場合はこれを受ける。 ←無し
Step3:終了
Step1 及び Step2 が終了した場合、各自の判断で閉局して良い。その際は地域センター局に QRT を
告げる。
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6.配員と設備計画(3/19 日現在)
自分がどの地域に属するのかは次ページ一覧表にて確認してください。
地域
地域センター局
呼出周波数
備 考
1 北部
JK3VVF/
大江山
145.50MHz
サブ CH 145.06MHz
2 中丹
JH3OSV/JR3SEN
船岡山
145.50/433.50MHz
±100KHzQRM
3 京都市
JH3QNH/JI6DUE
比叡山
145.50/433.50MHz
±100KHzQRM
南部
JF3PLF/JE3QBG
鷲峰山
145.50/433.50MHz
±100KHzQRM
南部地域局と QSO 不可な場合は京都市
地域局とのコンタクトを試みて下さい
4
7.補足と注意
(1)地域センター局は今回の訓練を円滑に進行させるために配置するもので、非常時本番においても開局
するものではありません。
(2)地域により使用周波数(CH)を変更する場合がありますので、メーリングリストのアナウンスにご注意ください。
(3)混信、妨害は必ず有ることを前提に臨機応変に対応する。
(4)訓練の進行のために、他の通信手段を利用する事がある。(JH3QNH 携帯:090-3353-5525)
(5)呼び出し CALL は基本的に各自の個人 CALL(必要な免許がある事)。無線局運用規則に従うこと。
(6)疑似電文の送信時には冒頭に「クンレン」「クンレン」「クンレン」を前置する事 ← 重要
(7)通信方法、技法は相手局のレベルに合わせること。小刻みに送信→受信確認 が望ましい。
(8)通信電文の記録
CALL、時間、周波数、通話電文
を記録すること。訓練終了後に記録を JH3QNH まで電子メールで
送付すること。
(9)皆さんの訓練中のスナップ写真撮影(デジカメ)しデータ送付をお願いします。広報に使用します。
********************************************************************************************
**重要**
円滑に進行する為に、諸事情でやむなく参加できない方は連絡をください。
不参加連絡の締め切り
3/18 中に JH3QNH まで電子メール。
その後の変更も受けますのでドタキャン時も連絡ください。当日は直接 JH3QNH の携帯電話まで。
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今回の訓練時の地域割表
CALL
JF3BNN
<取扱注意>
氏名
奥田 秋男
住所
舞鶴市
CALL
氏名
JK3PUU
河村 末吉
住所
亀岡市
JI3FBW
奥田 純子
舞鶴市
JR3SEN
遠藤澄
亀岡市
JG3JWS
伊田 一夫
舞鶴市
JE3FMB
舩曳 英幸
亀岡市
JA3LZK
上原文典
綾部市
JA3QOS
上村 通
亀岡市
JN3XUD
爲廣 英隆
綾部市
JE3ABQ
笠井 俊夫
亀岡市
JK3VVF
堀田 雄次
宮津市
JO3UCS
西原 準人
京丹波町
JF3CEC
田淵正昭
宮津市
JH3OSV
田中幸太郎
南丹市園部町
JK3LZI
田崎喜芳
京丹後市大宮町
JJ3XZK
西垣鎭雄
南丹市園部町
JR3PYM
菅谷浩明
京丹後市峰山町
JI3OGI
堀江靖彦
京丹後市峰山町
JG3GNI
坂田新一
JF3AFU
JK3CPY
岡野康雄
吉岡善八
京丹後市峰山町
京丹後市久美浜町
京丹後市網野町
JA3PQE
塩見 晋
与謝郡与謝野町
JA3RKL
山本龍太郎
与謝郡与謝野町
CALL
氏名
住所
CALL
氏名
住所
JM3DUR
島村隆久
京都市北区
JO3OOP
藤原雅二
宇治市
JA3OXK
林 邦夫
京都市上京区
JE3QBG
井上 孝之
宇治市
JJ3RDH
木村公一
京都市上京区
JI3HJV
清水 雅直
宇治市
JA3UHF
山田 勉
京都市左京区
JA3COA
当真 嗣昌
宇治市
JA3UWB
岩本哲哉
京都市左京区
JG3JDT
崎山行雄
久世郡久御山町
JA3ART
海老原和夫
京都市左京区
JF3NEC
川本 幹雄
京田辺市
JA9NLP
濱 一夫
京都市左京区
JF3PLF
杉浦 雅人
京田辺市
JR3QOZ
實川 紀
京都市左京区
JF3MAZ
吉田春雄
城陽市
JO3UBN
西
京都市左京区
JA3CZM
神吉武司
城陽市
JA3CMD
中西 徹
京都市中京区
JI3BXL
尾崎俊彦
相楽郡南山城村
JH3VSO
川勝清一
京都市下京区
JH3FJG
早越 宏
八幡市
JH3TXR
山本祥三
京都市下京区
JA3IXD
安藤 和泰
八幡市
JH3FYC
安沢 善生
京都市下京区
JJ3FZR
笠間 健治
八幡市
JN3RDG
寺石正美
京都市右京区
JF3UER
宗形 光治
木津川市
JG3GUC
西村文宏
京都市西京区
JH3AXQ
濟藤和男
木津川市
JI6DUE
野原英則
京都市西京区
JK3BOX
堀池 薫
木津川市
JR3KIB
雨森泰造
京都市西京区
JN3XOI
田辺義明
木津川市
潔
JH3MTO
清水 良人
京都市西京区
JJ3MDT
赤井啓二
京都市西京区
JH3QNH
山下貞夫
京都市南区
7M2FGS
原田 勝美
京都市山科区
JF3LGC
馬渕 利幸
京都市山科区
CALL 赤文字は今回の地域センター局
JA3DLM
岡田 昌昭
京都市山科区
取消線は今回不参加局
JA3OZD
太田 光雄
京都市山科区
JG3CHJ
中野 公夫
京都市伏見区
JR3NTQ
浅井 正博
京都市伏見区
JI3OIO
長谷川 圭司
京都市伏見区
JN3RAZ
宮辺 章
京都市伏見区
JA3OIN
橋本 正
向日市
JF3DOK
森田久夫
向日市
JM3HYL
林 慶茂
向日市
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模擬電文例
◎内容は適宜変更してください。但し、文字数は例文程度にしてください。
電話による通信訓練要領
・両者の呼出符号の送出は適宜行う事。適宜の省略は可。
・毎回本文送信時の冒頭には「クンレン」「クンレン」「クンレン」を前置する事 ← 重要
・通報内容は簡潔なもの(50 文字以下)を予め準備しておくのが望ましい。
・通信方法、技法は相手局のレベルに合わせること。小刻みに送信→確認が望ましい。
☆その1
相手 JE3ZPZ
発信 JI6DUE/3
クンレン×3
○○○避難所の 0930 時状況。避難者大人28名、子供15名。重傷者2名、軽傷者3名。
以上
☆その2
クンレン×3
△△△避難所にて病人発生。患者は男性71歳、意識が無い症状。至急救急車の手配を依
頼する。以上
☆その3
クンレン×3
×××町で3歳女児が行方不明であることが判明。自宅裏山が崩落している状況なので至
急救助隊の応援を要請する。以上
☆その4
クンレン×3
0930 時点の状況。避難者350名で依然増加中。食糧と飲料水が不足見込みなので手配を
お願いする。以上
☆その5
クンレン×3
△△町の状況報告。×橋が崩落しており通行不能。団地 A 棟 3 階から発煙が見えます。以
上
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和文通話表
文字
<参考資料>
文字
綴り
文字
綴り
綴り
文字
綴り
文字
綴り
ア
朝日のア
イ いろはのイ ウ
上野のウ
エ
英語のエ
オ
大阪のオ
カ
為替のカ
キ
切手のキ
ク
クラブのク
ケ
景色のケ
コ
子供のコ
サ
桜のサ
シ
新聞のシ
ス
すずめのス
セ
世界のセ
ソ そろばんのソ
タ
煙草のタ
チ ちどりのチ ツ つるかめのツ テ
手紙のテ
ト
東京のト
ナ
名古屋のナ
ニ
ハ
はがきのハ
ヒ 飛行機のヒ フ
マ
マッチのマ
ミ
ヤ
大和のヤ
ラ
ラジオのラ
リ りんごのリ ル
ワ
わらびのワ
ヰ
日本のニ
三笠のミ
ヌ
沼津のヌ
ネ
ねずみのネ
ノ
野原のノ
富士山のフ
ヘ
平和のヘ
ホ
保険のホ
ム
無線のム
メ
明治のメ
モ
もみじのモ
ユ
弓矢のユ
ヨ
吉野のヨ
ロ
ローマのロ
るすいのル
レ
ゐどのヰ
ン おしまいのン ゛
•
文字
濁点
れんげのレ
ヱ かぎのあるヱ ヲ
゜
尾張のヲ
半濁点
数字
文字
綴り
文字
一 数字のひと 二
綴り
数字のに
文字
綴り
文字
三 数字のさん 四
綴り
文字
綴り
数字のよん
五
数字のご
六 数字のろく 七 数字のなな 八 数字のはち 九 数字のきゅう 〇 数字のまる
「いち」と「しち」の聞き違いを防ぐ為この読みが厳格に指定されている。
「二」を「数字のふた」と送るのは誤りで、無線局運用規則別表第五号「1. 和文通話表」には
「数字のに」と定められている。
•
記号
文字 綴り 文字
綴り
文字 綴り 文字
綴り
文字
綴り
ー 長音 、 区切り点 ∟ 段落 ( 下向括弧 ) 上向括弧
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