Server /Desktop Edition 物理環境の革新的バックアップ - ネットジャパン

よく聞かれる質問
Q
ActiveImage Protectorは、uEFI/GPTマザーボードに対応して
いますが、GPT論理ボリュームだけに対応しているのですか?
Q ActiveImage
Protector 3.0/3.1で作成したイメージファイル
は、前のバージョンのリカバリーCDで復元可能でしょうか?
A いいえ、論理ボリュームだけでありません。システムボリュームを含
A バージョン3.0/3.1で作成したイメージは、前のバージョンで使うこ
Q AIR技術を使って、V2P(仮想から物理)とP2P(物理から物理)
Q ActiveImage
む全てのGPTボリュームをバックアップ/復元することができます。
へ の対 応 が 可 能 と な っ て い ま す が 、 異 な る ハ ー ド 環 境に移行
(V2P/P2P)する場合、ハードウェアの違いに対して、AIR機能は
どれくらい対応できるのでしょうか?またその場合、移行可能な
OSは何ですか?
A 移行可能なOSはWindows 7/Vista/XP、Windows 2008
Server/2008 R2/2003/2003 R2になります。AIR機能により、復
元後、ハードウェア構成情報の更新をおこないます。CPU(32⇒
64bit可、64⇒32bitは不可)、ストレージ、HAL、SCSI/SATA/SASの
変更に対応可能です。
Q ActiveImage Protector 2.5/2.7で使っていたバックアップイメー
ジファイルはそのまま、バージョン3.0/3.1でも使えるのでしょうか?
A バージョン3.0/3.1は、バージョン2.7により作成されたバックアッ
プイメージファイルの、復元、マウント、ベリファイをサポートしま
す。バージョン2.7でスケジュールを作成していた場合は、再度フ
ルバックアップを行います。バージョン2.5で作成したイメージファ
イルは、使用できません。
Q ActiveImage Protectorのバージョン2.x/3.0から3.1へアップグ
レードする際、モジュールの入れ替えのみでおこなえますか?
A バージョン2.xから3.0へアップグレードする場合には、はじめにア
ンインストールが必要となります。バージョン2.7.5または3.0から
3.1へアップグレードする場合にはインストーラーがアップグレード
に対応していますので、アンインストール操作は不要となります。
とはできません。
D i s k イ メ ー ジ ン グ ・ リ カ バ リ ー ソ リュー シ ョ ン
Protectorの異なるバージョンで作成したスクリプト
ファイルはそのまま両方のバージョンで共通して使用できますか?
A ActiveImage
Protector 2.7で作成されたバックアップとスケジュ
ールのプロファイルは、そのままではバージョン3.0/3.1上では使
えませんが、文字コードをASCIIからUTF-8へ変換すれば使用でき
るようになります。お客様が独自で作成したスクリプトファイルは
両方のバージョンでそのままお使いいただけます。
Backup Solution for Real Protection in a Virtual World
Q ActiveImage
Protectorのバージョン2.x/3.0からバージョン3.1に
アップグレードした際に、スケジュール設定などは継続されますか?
A バージョン2.7.5がインストールされている場合、バージョン3.1の
インストーラーはアップグレード時にスケジュールの変換を任意で
おこなうことができます。バージョン3.0がインストールされている
場合、スケジュール、ログ、履歴について任意で更新をおこなうこ
とができます。
Q バージョン3.0/3.1で、認識できるようになったドライバーの種類を
教えてください。また、認識できなくなったドライバーもありますか?
A バージョン3.0/3.1では、新規にWindows
PE 3.1(Windows7/
2008 R2ベース)に対応しました。Windows PE 3.1では、ディスプ
レイドライバーを除く、すべてのMicrosoft Hyper-Vのドライバー(
大容量記憶装置、マウスの統合およびネットワークアダプター)が
あらかじめ統合され、認識できます。一方で、Windows PE バージ
ョン 2.x (Windows Vista/2008 ベース)では標準で用意されてい
たデバイスドライバーが、Windows PE 3.x では削除されている
場合がありますので、お使いになるデバイスの各製品のサポート
サイトをご覧ください。
Server /Desktop Edition
物理環境の革新的バックアップソリューション
システム要件
Server Edition
OS
Windows 2000 Server SP4 + 更新プログラム ロールアップ 1
Windows 2000 Advanced Server SP4 + 更新プログラム ロー
ルアップ 1
Windows Server 2003 / 2003 R2(共にx86/x64)
Windows Server 2008(x86/x64) / 2008 R2
Windows Storage Server 2003 / 2003 R2
Windows Storage Server 2008 / 2008 R2
Desktop Edition
Windows 2000 Professional SP4 + 更新プログラム ロール
アップ 1
Windows XP Professional(x86/x64)/ Home Edition
Windows Vista Home Basic/Home Premium / Business /
Enterprise / Ultimate(全てx86/x64)
Windows 7 Home Basic / Home Premium/ Professional /
Enterprise / Ultimate(Home Basic以外はx86/x64)
メモリ(RAM)
768MB (1024MB推奨)、Windows 2000 とWindows PE2005 は 512MB必須
ハードディスク
30MBの空き容量
CD-ROMドライブ
復元環境の起動に必要
対応ファイルシステム
<ホットイメージング>
FAT16、FAT16X、FAT32、FAT32X、NTFS
<コールドイメージング>
上記ファイルシステムに加えて下記のファイルシステムがサポートされます。
Linux Ext2 / Ext3 /Ext4、Linux Swap、Linux LVM、
VMware VMKCORE(Server Editionのみ)、VMware VMFS(Server Editionのみ)
対応ハイパーバイザー
Windows Server 2008 R2 Hyper-V(ホット&コールド)
VMware vSphere ESX 3.5/4.0/4.1(コールドのみ)
ストレージインターフェース
パラレル ATA、シリアル ATA(eSATA を含む)、SCSI、SAS、iSCSI、SAN(ファイバーチャネル)、USB、FireWire(IEEE 1394)
SMB/CIFSファイル共有プロトコル互換のネットワーク共有フォルダ
(Windowsオペレーティングシステムの共有フォルダおよびSamba)
※CD-R / DVD-Rなどの光学メディアやテープデバイスに直接バックアップを保存することはできません。
バージョン3.1の新機能
■オフサイトレプリケーション機能(遠隔地データ保存機能)
■初回のフルバックアップ作成以降のバックアップを、増分
イメージの作成のみとしたバックアップスケジューが可能
■リコンサイル機能(継続的増分バックアップ)
■リモート管理機能の強化
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© 2011 NetJapan, Inc. All rights reserved. ActiveImage Protectorは、株式会社ネットジャパンの商標です。ReZoomはRectiphy Corp.の商標です。Microsoft、Windows、Windowsロゴは米国および諸外国におけるMicrosoft Corporationの商標または登録商標です。
その他のブランド名および製品名は、それぞれ帰属する所有者の商標または登録商標です。
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物理環境の革新的バックアップソリューション
ActiveImage Protectorの基本機能(続き)
Server/Desktop Edition
ActiveImage Protectorは、レガシーマシンから最新の仮想マシンまで様々な環境のWindowsマシンを、先進の
ディスクイメージング技術により、バックアップ/リカバリーできるツールです。システムを稼動したままでバック
アップするホットイメージング、起動前のクリーンなシステムボリュームをバックアップするコールドイメージング、
変更部分だけを高速にバックアップする増分バックアップや自社の管理ツールと組み合わせて自動化を行える
コマンドライン実行などバックアップソリューションに必要な機能はすべて装備しています。また、昨今の度重な
る自然災害による被害を想定して、遠隔地にデータを保存できる機能や節電事情に考慮して、マシンをシャット
ダウンする際に自動的に増分バックアップをおこなう、という機能を追加しました。ボリュームレイアウトを一覧
できるディスクマップ、スケジュール設定ウィザードなどの分かりやすいユーザーインターフェースにより、専門知
識がなくても簡単に確実なバックアップ/リカバリーが可能です。
また、合成バックアップ、統合バックアップ、ディスク間コピーなどの機能により、爆発的に増え続けるデータの
バックアップをより効率的におこなえるようになっています。仮想環境に対しても、従来のP2V(物理から仮想)
に加えて、V2P(仮想から物理)、P2P(物理から物理)の対応も実現しました。
バージョン3.1での新機能
W
NE
W
NE
W
NE
W
NE
オフサイトレプリケーション機能(遠隔地データ保存機能)
自然災害やシステム障害が発生時には、迅速なデータの復旧
が必要となります。新バージョンでは、バックアップイメージファ
イルを、遠隔地のWANネットワーク上の共有フォルダーやFTP
ディレクトリへレプリケーショ
ン(複製)できます。
イメージファイルの複製を
分散させることにより、災害
発生時の特定地域の広範
囲なデータ喪失や、従来の
イメージファイル保存先の
破損にも対応できます。レ
プリケーション先は、バック
アップタスクごとに、最大3
サイトを指定でき、レプリ
ケーション時の複製方法も
選択できます。
1回のみのフルバックアップ、週次、月次の増分スケジュール
初回のフルバックアップ作成以降のバックアップを、増分イメー
ジの作成のみとしたバックアップスケジュールが可能です。これ
により、追加されたデータのみを迅速にバックアップすることが
できます。
リコンサイル機能(継続的増分バックアップ)
従来では、何かの理由で増分バックアップが失敗し、増分イ
メージが削除されたり、破損したりすると、次回のバックアップ
は新しい世代としてフルバックアップから再作成していました。
リコンサイル機能により、増分バックアップイメージファイルの
破損を検出すると、有効な増分バックアップイメージファイルを
ベースに、増分バックアップイメージファイルを自動生成します
ので、増分バックアップを正常に継続できます。
リモート管理機能の強化
ネットワーク経由でリモートでの一括管理機能が強化されまし
た。リモートコンピューターへの、AIPエージェントのプッシュイン
ストール(新規またはアップグレード)、AIPエージェントがセット
アップされたコンピューターのリモート管理(バックアップタスク
の実行、タスクの実行状況の確認、バックアップスケジュールの
作成)が簡単におこなえます。
ActiveImage Protectorの基本機能
バックアップ機能
稼動中のWindowsマシンをバックアップ(ホットイメージング)
使用中のOS/アプリケーション
/ファイルの全てを含めたバッ
クアップをオンラインでおこな
う、ホットイメージング機能を
搭載しています。Windows Server2008
/2003/
Vista/XPに組み込まれている
VSS(Volume Shadow Copy
Service)と協調してホットイメ
ージングをおこないます。
静止中のWindowsマシン全体をバックアップ(コールドイメージング)
出荷前のクリーンな状態(Windowsのインストール直後など)
のバックアップイメージを作成することができます。製品CDを
使ってコンピューターをCD起動し、シャットダウンした状態のシ
ステムボリュームをバックアップ可能です。また、障害発生時に
後で調査するために状態を保存しておきたい場合などにも大
変便利です。vSphere ESX/ESXi環境では、停止した状態で
ESX/ESXiのストレージ全体をバックアップします。
最小容量かつ高速なスマートセクターバックアップ
使用済みセクターのみをバックアップするスマートセクター技
術によって、高速かつ最小容量のバックアップが可能です。
コマンドライン実行可能(コマンドライン版を用意)
ActiveImage Protectorのほとんどの機能を利用できるコマン
ドライン版を用意しています。コマンドラインやコマンドファイ
ル内で各種パラメータを設定して起動できます。お客様が社
内で運用管理ツールを使用している場合、ActiveImage
Protectorによるバックアップを統合できます。
独自のフィルタードライバ―により高速な増分バックアップ
増分バックアップは、前回のバックアップ以降の変更点を保存
していきます。復元には基本バックアップイメージに加え、復元
したい時点までの全ての増分バックアップイメージが必要で
すが、各増分バックアップで必要な時間と容量は、前回からの
変更分だけで済みますので、高速で効率的です。データ変更
のトラッキング用のフィルタードライバーを独自に開発し、更に
高速な増分バックアップを実現しています。
Windows上からLinuxのExt2/3/4 パーティションのスマートセク
ターバックアップが可能
Windows/Linuxのマルチブート環境でも、Windows上の
ActiveImage Protectorですべて対応できます。
バックアップイメージの圧縮化/暗号化
圧縮によりバックアップイメージの保存領域を節約し、パスワード
保護、暗号化をすることでバックアップイメージからの情報流出を
防止することができます。
不良セクタースキップ機能
ディスク上に読み取れない不良セクターがあってもエラーを無視し
てバックアップを継続できる、「セクターベース」のバックアップなら
ではの機能です。不良セクターをスキップしてバックアップして正
常なハードディスクに復元することで、一部が壊れた状態であって
も不良セクター以外の無事な部分を取り戻すことができます。
バックアップイメージを様々なストレージへ柔軟に保存
Windowsから使用できるほとんどのストレージデバイスをバック
アップイメージの保存先として利用できます。NAS, SAN(ファイ
バーチャネル), USB, FireWire(IEEE 1394), eSATA, ネットワーク
共有フォルダーなど、最適な保存先を選択することができます。
バックアップ・オプション
バックアップのスケジュール化と世代管理
バックアップの実行を、1回のみ/週単位/月単位でスケジューリ
ングできます。また、世代管理機能を使用して、指定した世代(バ
ックアップイメージのセット)以前のバックアップイメージを消去す
ることで、ストレージ容量の消費を節約することができます。
シャットダウン時に自動で増分バックアップ
バックアップする必要性を感じながらも、時間的な制約からなかな
か実行できないのが現状です。毎日の退社時などにシャットダウ
ンを行えば意識せず、短時間でバックアップすることができます。
スロットリング機能
他の業務タスクと同時にバックアップを行う場合、スロットリング
機能でバックアップタスクの負荷調整ができます。優先順位の変
更やネットワークの使用帯域を制限して、業務タスクとバックアッ
プでマシンのリソースを効率よくなるように振り分けられます。
バックアップ時のネットワーク帯域制御機能
ネットワークストレージを保存先にしている場合など同一ネットワーク
への負荷が問題になる時に負荷を抑えながらバックアップできます。
ディスク間コピー機能
ハードディスク間でのボリュームコピーが可能です。新しいハードディ
スクへの移行が簡単におこなえます。コピー先として元より容量の
大きなディスクを使えば、比例配分して拡大コピーができます。
整合性のとれたバックアップ
Microsoft社標準のスナップショットドライバーを使用
スナップショットドライバーとして、Microsoft社標準のドライバー
(Volsnap)を用いるため、新たなドライバーの追加の必要がなく、
ドライバーのコンフリクトを心配せずに運用することが可能です。
VSS対応のサーバーアプリケーションをサポート(Server Edition)
Microsoft社のVSS(Volume Shadow Copy Service)に対応しています。
SQL Server、Exchange Server、OracleといったVSS対応のサーバーア
プリケーションでは、より整合性の高いバックアップが可能です。
複数ボリュームの同時スナップショット化
データベースが複数のボリュームにまたがっている場合、単純に
バックアップイメージを作成しても正確な復元ができません。ボ
リューム毎のバックアップ開始時間に差が生じてしまうためです。
このバックアップイメージを復元するとデータベースの整合性が
取れず、矛盾が発生してしまいます。ActiveImage Protectorは、
全てのボリュームのスナップショットを同時に作成できるため、こ
のような問題を解決することができます。
最新のハードウェアに対応
高性能CPUに対して更にバックアップ時間が高速
高性能CPUであるクアッドコアやデュアルコアに対応し、バックアッ
プの高速化を実現しました。
※クアッドコアXeonプロセッサを搭載したサーバー機にて弊社で検証。
参考値:100GB(実使用量:80GB)のハードディスクのイメージファイルを8分程度で
バックアップ可能(10GB/分の転送速度)
GPTボリュームをサポート
uEFIマザーボードのGPTボリューム(起動、システム、論理)をサポー
トしています。
復元機能
ディスクイメージベースによる高速で確実な復元
ハードディスクなどの障害によりシステムが壊れると、OSの再イン
ストール、アプリケーションの再インストール、データの復元といっ
た、面倒な作業が常識となっていましたが、AcitveImage Protector
は、セクターベースのディスクイメージングですので、バックアップイ
メージファイルをウィザード形式で復元するだけで済みます。増分
ファイルを復元する場合でも最新のバックアップファイルを選択す
ればよく、1つ1つ指定する必要はありません。
Windows PE3.1/2005の復元環境を採用
システムボリュームの復元には、製品CDから復元環境を起動し、復
元ウィザードを実行します。Windows PE 3.1(Windows AIK for
Windows 7/Windows Server 2008 R2)を採用していますので、最
新のサーバーデバイスに対応します。また、メモリの少ないレガシー
環境でも復元できるようWindows PE 2005も使用できます。
BMR(ベアメタルリカバリー)を短時間で実行
ユーティリティ
リカバリーディスクの作成
環境に合わせたリカバリーディスクを作成します。その環境で利用し
ているストレージドライバーやネットワークドライバーを組み込んだリ
カバリーディスクを作成しますので、CD起動時に毎回ドライバーを
読み込む必要がなくなります。
ネットワーク機能
TCP/IPプロパティ、ドメイン、ネットワークリソースを管理
復元環境内でネットワーク構成を設定することができます。復元に
ネットワークストレージを使用する際、本番環境のネットワークに接
続できない、DHCPが使用できないということがあります。ActiveImage Protectorは、直接ネットワークの設定をおこなえますので、ネッ
トワークを経由した復元作業が可能です。
バックアップイメージの管理機能
ファイル/フォルダー単位の復元(イメージマウント機能)
バックアップイメージを仮想的なドライブとしてマウントすることが
でき、バックアップイメージ内のファイルやフォルダーを個別に復元
することが可能です。
増分/差分バックアップをまとめるコンソリデーションバックアップ
バックアップシリーズファイルを1つにするユニファイドバックアップ
仮想環境にも対応
P2V(物理から仮想マシンへの移行)、V2P、P2Pに対応
Windows Server 2008などのバックアップイメージをVMware ESX
ServerのゲストOSとして復元できます。
イメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに復元可能
Windows Embedded の技術を応用した新開発のAIR ※によって取得
したイメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに
復元して起動が可能です。
※AIR(Architecture Intelligent Restore)とは物理マシンと仮想マシンの間での移行が
簡単におこなえるようにした技術です。