別紙 ○ 船舶検査の方法の一部を改正する案新旧対照表 (下線の部分は改正部分) 改 正 案 現 行 B編 一般の船舶及びこれに備える物件に係る検査 B編 一般の船舶及びこれに備える物件に係る検査 第2章 定期的検査等 第2章 2.5 電気設備 2.5 検査項目 定期 1中 2中 2.5.11 すべての電気機器及び電路の絶縁抵抗 試験 ただし、第1種中間検査及び第2A 種中間検査 にあっては、10年以上経過したタンカー以外は、 記録の確認でよい。 ○ ○ A ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2.5.12 電気機器及びケーブル -1 現状検査 電気機器の取り付け及び設置が適 正であることを確認する。 -2 現状検査 ケーブルの固定、外傷防止、線端処 理、結線及び貫通部が適正であること を確認する。 3中 定期的検査等 電気設備 検査項目 定期 1中 2中 2.5.11 すべての電気機器及び電路の絶縁抵抗 試験 ただし、第1種中間検査及び第2A 種中間検査 にあっては、10年以上経過したタンカー以外は、 記録の確認でよい。 ○ ○ A 3中 S 編 検査の特例 S編 附属書H 特定のサービス・ステーション等の証明 別記1 船舶電気ぎ装工事事業場の施設及び能力の基準 検査の特例 附属書H 別記1 特定のサービス・ステーション等の証明 船舶電気ぎ装工事事業場の施設及び能力の基準 1. 適用 1. 適用 この基準は船舶の電気ぎ装工事を行う事業場に適用し、その施設及び能力につい この基準は船舶の電気ぎ装工事を行う事業場に適用し、その施設及び能力につい ての基準を定めたものである。 ての基準を定めたものである。 2. 施設 船舶電気ぎ装工事事業場には業務を円滑に行うため、次の施設を設けなければな らない。ただし、20GT未満の船舶のみを対象とする事業場においては、(a)を設けるこ とは要しない。 (a) 雨天の場合でも作業が支障なく行える適当な面積の作業場 (b) 船舶電気ぎ装工事を行うに必要な機器の保管場所 (c) 試験及び検査を行うに必要な機器を保管するに適当な保管場所 2. 3. 3. 人員 船舶電気ぎ装工事事業場は、電気ぎ装工事を行う船舶の用途及び大きさにより第 1 表に揚げる技能者(第2 表の船舶電気ぎ装工事及び業務に関する十分な技量、実 務経験及び関係法規の知識を有している者) 及びその他の作業員から構成されてい なければならない。 施設 船舶電気ぎ装工事事業場には業務を円滑に行うため、次の施設を設けなければな らない。 (a) 雨天の場合でも作業が支障なく行える適当な面積の作業場 (b) 船舶電気ぎ装工事を行うに必要な機器の保管場所 (c) 試験及び検査を行うに必要な機器を保管するに適当な保管場所 人員 船舶電気ぎ装工事事業場は、電気ぎ装工事を行う船舶の用途及び大きさにより第 1 表に揚げる技能者(第2 表の船舶電気ぎ装工事及び業務に関する十分な技量、実 務経験及び関係法規の知識を有している者) 及びその他の作業員から構成されてい なければならない。 第1表 対象船舶 1 2 第1表 技能構成人員 3 第2表の種別1に 掲げる技能者 第2表の種別2に 掲げる技能者 貨物船 全作業員 全作業員 (種別1に 危険物ば 中 技 能 者 最低 中 技 能 者 最低 掲げる貨 ら積船 の 占 め る 人員 の 占 め る 人員 物船を除 割合 割合 く) 旅客船 漁船 その他 20GT 未満 20GT 未満 200GT 未満 500GT 未満 100GT 未満 500GT 未満 5,000GT 未満 500GT 未満 対象船舶 第2 表の 種別 3に 掲げ る技 能者 技能 者の 最低 人数 2 旅客船 漁船 その他 3 第2表の種別1 に掲げる技能者 第2表の種別2 に掲げる技能者 貨物船 第2表の 第2表の (種別1に 危険物ば 種別1に掲 最低 種別2に掲 最低 掲げる貨 ら積船 げ る 技 能 人員 げ る 技 能 人員 物船を除 者 者 く) 第2 表の 種別 3に 掲げ る技 能者 技能 者の 最低 人数 1名 200GT 未満 500GT 未満 100GT 未満 全作業員 の25%以 上 全作業員 の15%以 上 1名 1名 全作業員 の 1 5 % 以 1名 上 1名 500GT 未満 5,000GT 未満 500GT 未満 全作業員 の30%以 上 全作業員 1名 の 1 5 % 以 上 2名 3名 3名 全作業員 5,000GT 20,000 5,000GT の 3 0 % 以 未満 GT 未満 未満 上 全作業員 2名 の 1 5 % 以 上 3名 1名 以上 6名 全作業員 の30%以 上 全作業員 3名 の 1 5 % 以 上 4名 2名 以上 9名 1名 全作業員 の25%以 上 2名 全作業員 の 1 5 % 以 1名 上 全作業員 5,000GT 20,000GT 5,000GT の 2 5 % 以 未満 未満 未満 上 3名 全作業員 の 1 5 % 以 2名 上 1名 以上 6名 全作業員 の25%以 上 4名 全作業員 の 1 5 % 以 3名 上 1名 以上 8名 すべての船舶 1 技能構成人員 すべての船舶 注 注 1) 水中翼船及びホバークラフト等特殊な船舶は対象外となる。 2) 「その他」とは、非旅客フェリー、作業船、引き船、交通船及び巡視船をいう。 3) 全作業員中技能者の占める割合割合については、全作業員数が10名を越 える場合に適用する。この場合、「作業員」とは、配線工事及び関係機器の取 付工事に関する作業を行う者をいう。 1) 水中翼船及びホバークラフト等、特殊な船舶は対象外となる。 2) 「その他」とは、非旅客フェリー、作業船、引き船、交通船及び巡視船をいう。 第2表 第2表 種別 技能の内容 種別 技能の内容 1 500V 未満の配線工事、関係機器の取付け工事に関する作業及び試 験を行い、当該作業を行う作業員を直接指導監督する技能を有し、か つ、20GT未満の船舶に対する検査を行い、当該自主検査に関し責任 を有する者 1 500V 未満の配線工事、関係機器の取付け工事に関する作業及び試 験を行い、当該作業を行う作業員を直接指導監督する技能を有する者 2 500V 未満の配線工事、関係機器の取付け工事に関する作業、設計、 試験及び検査を行い、当該作業を行う作業員を直接指導監督する技 能を有し、かつ、自主検査に関し責任を有する者 2 500V 未満の配線工事、関係機器の取付け工事に関する作業、設計、 試験及び検査を行い、当該作業を行う作業員を直接指導監督する技 能を有し、かつ、自主検査に関し責任を有する者 3 種別2の技能を有し、かつ、諸作業の管理及び自主検査に関し責任を 有する者 3 種別2の技能を有し、かつ、諸作業の管理及び自主検査に関し責任を 有する者 第2 表中の「配線工事及び関係機器の取付工事に関する作業」は次のものをいう。 (省略) 第2 表中の「配線工事及び関係機器の取付工事に関する作業」は次のものをいう。 (省略) 4. 器具及び備品類 船舶電気ぎ装工事事業場には、(1)及び(2)に掲げる工事、試験及び検査を行うた めの十分な設備を備えておかなければならない。 ただし、20GT未満の船舶のみを対象とする事業場においては、(3)の設備を備えて おかなければならない。 (1) 工事のための設備 (a) ボール盤 (b) 溶接機 (c) グラインダー (d) 携帯用ドリル (e) 充電器 (2) 試験及び検査のための設備 (a) 絶縁抵抗計 (b) 電圧計(交流及び直流用) (c) 電流計(交流及び直流用) (d) 回転計 (e) 比重計 (f) テスター (g) 温度計 4. 器具及び備品類 船舶電気ぎ装工事事業場には工事、試験及び検査を行うための十分な設備を備 えておかなければならない。 (1) 工事のための設備 (a) ボール盤 (b) 溶接機 (c) グラインダー (d) 携帯用ドリル (e) 充電器 (2) 試験及び検査のための設備 (a) 絶縁抵抗計 (b) 電圧計(交流及び直流用) (c) 電流計(交流及び直流用) (d) 回転計 (e) 比重計 (f) テスター (g) 温度計 (h) ストップウォッチ (h) ストップウォッチ (3) 20GT 未満の船舶のみを対象とする事業場が備えておく設備 (a) 絶縁抵抗計 (b) AC/DCクランプメーター (c) 比重計 (d) テスター (e) 温度計 (f) ストップウォッチ 5. 工事及び点検の方法 (省略) 5. 工事及び点検の方法 (省略) 6. 書類の作成 (省略) 6. 書類の作成 (省略) 7. 実績 (省略) 7. 実績 (省略) 別紙様式1-1 (省略) 別紙様式1-1 (省略) 別紙様式1-2 別紙様式1-2 記号番号 記号番号 証明書 証明書 殿 下記事業場は、平成9 年6 月16 日付け海検第40 号附属書H 別記1 に規定す る船舶電気ぎ装工事事業場の施設及び能力の基準のうち、船内供給電圧500V 未 満であって、総トン数○○トン未満の漁船、引き船及び旅客船、総トン数○○トン未満 の貨物船、並びに総トン数○○トン未満の危険物ばら積船に係る基準に適合してい るものであることを証明する。 殿 下記事業場は、平成9 年6 月16 日付け海検第40 号附属書H 別記1 に規定す る船舶電気ぎ装工事事業場の施設及び能力の基準のうち、船内供給電圧500V 未 満であって、総トン数○○トン未満の漁船、引き船及び旅客船、総トン数○○トン未満 の貨物船、並びに総トン数○○トン未満の危険物ばら積船に係る基準に適合してい るものであることを証明する。 記 記 船舶電気ぎ装工事事業場の名称及び所在地 船舶電気ぎ装工事事業場の名称及び所在地 (備考) (備考) (1) 次の各号の一に該当する場合は、その旨を届け出ること。 (1) 次の各号の一に該当する場合は、その旨を届け出ること。 (イ) 船舶電気ぎ装工事事業者の名称又は船舶電気ぎ装工事事業場の名称を変 (イ) 船舶電気ぎ装工事事業者の名称又は船舶電気ぎ装工事事業場の名称を変 更したとき。 更したとき。 (ロ) 施設に変更があったとき。 (ロ) 施設に変更があったとき。 (ハ) 技能者に変更があったとき。 (ハ) 技能者に変更があったとき。 (2) 次の各号の一に該当する場合であって不適当と認める場合には証明を取消すも (2) 次の各号の一に該当する場合であって不適当と認める場合には証明を取消すも のとする。 のとする。 (イ) 船舶電気ぎ装工事事業場の施設及び能力の基準に適合しなくなったとき。 (イ) 船舶電気ぎ装工事事業場の施設及び能力の基準に適合しなくなったとき。 (ロ) 船舶電気ぎ装工事事業場の施設及び能力の基準のうち、工事及び点検の方 (ロ) 船舶電気ぎ装工事事業場の施設及び能力の基準のうち、工事及び点検の方 法及び書類の作成の基準に違反したとき。 法及び書類の作成の基準に違反したとき。 (ハ) (1) の届出を忘れ、又は虚偽の届出をしたとき。 (ハ) (1) の届出を忘れ、又は虚偽の届出をしたとき。 (ニ) その他管海官庁が証明を取り消すことが適当であると認めるとき。 平成 年 月 日 平成 年 月 日 管海官庁 管海官庁 氏 名 印 氏 名 印
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