2013.6.6 - 江南ロータリークラブ

2 0 1 3 年 ( 平 成 2 5 年 ) 6 月 6 日 (木 )晴 れ
点 鐘
会 長 安藤 喜代司君
司 会
SAA
古田 嘉且君
国歌斉唱
「君が代」
ロータリーソング
「奉仕の理想」
四つのテスト唱和
古田 嘉且君
― 言行はこれに照らしてから ―
1.真実かどうか
2.みんなに公平か
3.好意と友情を深めるか
4.みんなのためになるかどうか
ゲスト紹介
米山奨学生
会長挨拶
第2376回( 当年度第45回 )例会
職業奉仕タイム
加藤 義晴君
金 碩浩君
安藤 喜代司君
幹事報告 ―別紙―
幹 事 松井 智義君
出席報告
委員長 杉浦 賢二君
会員数 出席者数 欠席者数
出席率
49名
36名
13名
85.71%
前々回欠席者 3名 (5月23日)
補正出席率 93.18%
本日も地震の話です。先日の中日新聞に南海トラフ
地震が発生したら江南市は震度6弱、死者数は10人、
建物全壊・焼失数は200棟と想定されています。
意外と被害が軽いと感じましたが、愛知県内の何処
に居るかで被災状況は変わります。たとえ被害が一番
大きいと想定されている地域に居たとしても、あきらめ
ないでください。被害状況を受け止めきれず、無力感を
抱いてあきらめてはなりません。気持ちの問題です。決
してあきらめないで避難することが大切だと思います。
もし、震災に遭っても無事に避難し、ローターリーが
続けられるようにお願い申し上げます。
ニコボックス
委員長 杉浦 賢二君
○ 加藤 義晴さん、木本 寛さん、暮石 哲真さん、
尾関 育良さん 本日のイニシエーションスピーチ
楽しみにしています。
安藤喜代司、堀尾庄一、松井智義、波多野智章各君
○ 加藤義晴さんを始めとするイニシエーションスピーチ
を楽しみにしています。
おふくろを伴って田原まで日帰りドライブを楽しんで来
ました。
倉知 正憲君
○ 今日は、初めての職業奉仕タイムを努めさせていただ
きますと共に、イニシエーションスピーチでも話させて
いただきます。よろしくお願いします。
加藤 義晴君
○ 本日はよろしくお願いします。
暮石 哲真君
- 1 -
○ イニシエーションスピーチをさせていただきます。
よろしくお願いします。
尾関 育良君
○ イニシエーションスピーチ加藤 義晴君、木本 寛君、
暮石 哲真君、尾関 育良君 本日の卓話を宜しく
お願い致します。
伊藤 鶴吉、脇田 博治、岩井 正彦、松岡 一成、
庄田 元久、古田 嘉且、杉浦 賢二、稲山 赫己、
大池 武徳、沢田 昌久、片平 博己、岩田 静夫、
長瀬 晴義、南村 朋幸、中村 耕司、富田 清孝各君
○ 写真ニコ
森 弘好、杉浦 賢二、大池 武徳各君
卓 話
イニシエーションスピーチ
加藤 義晴君
代の変化から私学の「経営」が学者先生には向かなく
なってきた事かなという点。2 つ目は、そんな中で前任
者(学者先生)が、繰り返し行われた組合との団体交
渉で精神的に参ってしまったことから、後任の適任者
を周囲から見つけられなかったため、事情の知らない
者に白羽の矢を立てられ、それを私が引き受けてしま
った事かなという点。3 つ目は適任探しの条件として、
頑強な人が求められ、見た目がそのように見えてしま
ったことかなといった点です。私はこの 10 ヶ月皆様に
見ていただきましたとおり精神的にも、身体的にも、そ
して知的にも虚弱体質なんですが、頼まれると嫌とい
えないお人好しで、お節介な面があるものですから、
虚勢をついつい張ってしまい理事長の立場に現在い
る次第であります。
経歴は、前にも申しましたとおり、愛知県職員 41 年、
その後県の外郭団体で 4 年が前歴です。
信条は、「誠実でありたい」と思っております。水戸
黄門の主題歌“ああ人生に涙あり”の歌詞が大好きで、
ロータリー入会式のバックミュージックに希望を出した
のですが、曲の入手困難で採用されませんでしたが、
結婚式の頼まれスピーチなどでも使わせてもらってい
ます。ただ、自分がその歌詞のように行動できている
かと問われますと、この齢になりましても出来ておりま
せんので、躓きそうになりますとこの歌詞の #人生楽
ありゃ苦もあるさ、涙の後には虹もでる・・・・・とか、人
生勇気が必要だ・・・・・とか、人生涙と笑顔あり、そん
なに悪くはないもんだ・・・・・# などの歌詞に勇気付
けられております。
以上でございますが、皆様方には今後ともご指導、
お付き合いの程よろしくお願い申し上げましてイニシェ
ーションスピーチとさせていただきます。ありがとうござ
いました。
昨年 8 月 30 日に入会させていただきました愛知江
南学園の加藤です。まさかこんな機会(イニシェーショ
ンスピーチ)があるとは思っておりませんでしたので、
私の自己紹介につきましては、既に昨年 12 月 6 日の
卓話で 30 分もかけて話してしまいました。その時はロ
ータリアン 3 ヶ月でしたが、早 10 ヶ月目になりました。
改めて申し上げるのは齢が 65 歳になり、先日、市から
「介護保険証」が送られてきたことぐらいです。できれ
ばこの保険証を使わないというのが願望です。でも、
先日の報道で 65 歳以上の 15%460 万人が認知症で、
予備軍が 400 万人もいるとの推計が出たとの事で不
安ではありますが、ロータリー活動にこれからも参加さ
せていただく事が予防の一つではないかと思っており
ます。
イニシエーションスピーチ
暮石 哲真君
齢といえば、この 4 人の中で私が抜きん出ての年長
で、木本さん、暮石さん、尾関さんの順となり、これは
入会時に紹介がありましたように、布袋の方で建築
入会順と同じです。尾関さんとは 30 以上も離れており、
設計事務所をしています暮石です。
尾関さんの入会歓迎の安藤会長のスピーチで「若い
僕の経歴・事務所開設までの内容についておはなしを
人が入って嬉しい」と喜んでおられ、私も同感でありま
します。
したが、寂しい思いも少しだけ抱きました。気持ちだけ
でも若さを持ちたいと思っております。
高校は、滝高校理系クラスにいましたが、そのころ
は将来なにをするとかなんになるかとか何も考えはな
私学の経営というのは、昨年 4 月からで初めて経験
く、とにかく大学に行って考えましょうといったくらいの
しているわけですが、何故、私が関わるようになったの
スタンスでいました。
か?が多くの皆さんから尋ねられます。お答えしたい
ただ、受ける学科は決めなければならず 先生は、偏
のですが、まず当の本人が「わからない」というのが正
差値からするとこれぐらいの学科でしょうと言われてい
直なところです。あえて理由を探しますと、1 つ目は時
- 2 -
ました。
そういわれると反発したくなるのがその頃の自分で
した。
電気電子・建築・原子力がそのころの工学部の偏差値
の上位でした。
(今では建築はもっとも人気のない学科らしいです。)
その中でなんとなくわかりやすそうなのが建築だった
ので、まあ建築でいいやと決めました。
確か、ネスカフェゴールドブレンドのコマーシャルで清
家清がでていたと思います。
違いがわかる大人のとか言って建築家とかいっていま
した。
いますから、お話をいろいろ伺っていく上でその人のた
めの時間・空間を考えていきます。もちろん、そんな中
で矛盾が出てきたり、時には無理な要求が出てくるこ
ともありますが、そうした点を新たな発想でクリアして、
クライアントの心に触れるような空間ができればいいな
と思っています。
三つ目が、住宅についてです。
僕は、さまざまな建物の設計を手がけていますが、そ
の中で住宅は「人」との関係性が強い建築物だと思っ
ています。家族や友人とのコミュニケーションの場であ
り、心を癒すプライベートの場であり、生活を営む場で
もあります。そして、そういった日常が日々も続いてい
くのですから、「時間」との関わりも圧倒的に長い。そん
な住宅の設計はなかなか難しいのですが、建物ができ
た時にクライアントと喜びあえるのがすごく楽しいこと
だと思っています。そんなことを考えながら設計をして
います。
そんな影響もあり工学部の建築を受けたのです。
大学は自由な校風で自主性に任せたものだったので、
大いに自主的に過ごさせていただきました。
今の大学とはえらい違いですが当時はそんなものでし
た。
就職も教授推薦が当たり前の時代でしたので、いわ
持続可能な循環型社会のために、“人にも環境にも
れるままに会社を受け佐藤工業というゼネコンで 20 年 やさしい建築”を目指して、これからも設計活動を進め
くらいいることになりました。
て行きたいと思っています。
おもに建築設計をずっとやってきて、20 年もたつと
自分の居場所もしっかりあり、設計という仕事も好きに
させてもらえる状況になっていました。
イニシエーションスピーチ
入りたての頃は、いつか独立という考えもありましたが、
その頃は定年までこの会社にこのまままいてもいいか
尾関 育良君
なぁと思っていたと思います。
ところが、バブルがはじけ会社が大きな負債を負う
ことになり会社更生法ということになったのです。
大きな会社も潰れてしまうんだということを感じました。
また、先輩たちのやった内容で僕たちが責任をとった
り給料がさがったりするんだと改めて感じました。
そして、このままでいいのだろうか?自分の人生をこ
の会社に託していていいのだろうか?という思いがふ
つふつ芽生えてきました。
会社は、とても居心地がよく たぶんとても楽なのでし
たが同じ設計をするという仕事をするのですがモチベ
ーションが上がらないと感じていました。
また、ある人が 10 年でやってることの見直しが必要
なんだよねとか言っていました。
そんなこともあり、いい時期かと考え思い切って独立を
することにきめました。
開設から 9 年がたちまわりの人々の助けもありなんと
か会社としてなりたっているような状況です。
僕が日ごろ考えていることについて3つおはなしま
す。
一つ目が、環境についてです。
建築は、基本的に自然の破壊行為であることを十分
認識すべきであること、環境に与える影響が圧倒的に
大きいものであることを十分認識し、設計活動をしてい
きたいと思っています。そのために、地域・土地の持っ
ている歴史・文化などを読み込んで設計するよう心が
けていています。
二つ目が、設計についてです。
僕は、「クライアントの声にしっかり耳を傾ける」ことを
大切にしています。人それぞれ心地いいと思う時間・
空間を持っています。1 人 1 人心の中にあるものは違
只今ご紹介頂きました、尾関育良と申します。弁護士
法人クローバー江南法律事務所に勤務しております
弁護士です。事務所は江南駅前にあります。
私の父親は、江南で生まれ育ち、私も江南市で生ま
れました。今はありませんが、昭和病院で生まれまし
た。大学に入るまでは江南市で生活していました。大
学卒業後、イギリスへ留学しましたので、一旦江南を
離れましたが、帰国後は、江南市で生活しながら、司
法試験の勉強をしておりました。
一旦江南を離れてみて、私は江南市が、良いところ
であるというのがわかった気がします。私が生まれ育
ったのは、鹿子島ですので、江南市の中でも北のはず
れで、交通の便等、若干不便であることは否めません。
しかし、すぐそばには木曽川が流れています。
子供のころは、犬を連れて河原まで散歩に行ったり
していましたし、司法試験の勉強をしていたときには、
気分転換に、フラワーパークの辺りや堤防をジョギン
グしていました。私は、フラワーパークの裏の堤防から
見える養老山脈の景色が好きです。自然がまだ残って
- 3 -
おり、どこかのんびりとした雰囲気がいいなと思ってい
ます。
そんな大好きな江南に、うちの代表弁護士が、支所
を出すことを検討してくれました。私が江南出身である
ということと、その当時、江南市には法律事務所が一
つもなかったという理由から、江南に事務所を構えるこ
とが検討されたのです。私も、将来的に江南で事務所
を構えることも選択肢として検討していたため、大変う
れしかったです。
ただ、名古屋ほどの大都市とは異なる地方都市です
ので、名古屋に乱立する法律事務所とは違い、地域に
密着した法律事務所にしなければならないと考えてい
ました。
そんな折、ロータリークラブへの入会のお誘いを頂
きました。
入会するまでの私のロータリークラブの印象は、何
をしているのか良く分からない団体だけれども、比較
的年配の方が多く、自営業で時間の融通が効く方々
の団体、という漠然としたイメージでした。
そんな団体に、私のような若造が入って行っては場
違いではないか、と最初は考えておりました。
それでも、一度どんなところなのか体験しなければわ
からないと思い、3月に初めて例会を体験させていた
だきました。
体験させて頂いて、また入会させていただいて感じた
ことは、ロータリークラブとは、例会に出席し、職業奉
仕タイム、卓話で、いろいろな方から、いろいろな話を
うかがうことで、自分の視野を広げる、自分を磨く機会
になる場であるということです。
先週の江南市消防本部消防司令長の古田様のお話
しは、非常に興味深かったです。普通に生活していれ
ば、消防司令長のお話しをうかがう機会などありませ
んし、東日本大震災についても、大変な出来事だった
とは思っていても、遠く離れた場所の出来事で、他人
事という枠を出ないことだと思ってしまっていました。し
かし、先週、江南からも援助活動に行っている方がい
るということをうかがって、改めて東日本大震災のこと
について考える機会を与えていただきました。
・職業の品位を保ち、自ら選んだ職業において、最高
度の倫理的基準を推進すべく全力を尽くせ
一方、弁護士法第1条には、弁護士の使命がうたって
あり、そこには
① 弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実
現することを使命とする
②弁護士は、前項の使命に基づき、誠実にその職務
を行い、社会秩序の維持及び法律制度の改善に
努力しなければならない
と規定されています。
そして、第2条では、弁護士の職責の根本基準が規
定されており、
弁護士は、常に、深い教養の保持と高い品性の陶
やに努め、法令及び法律事務に精通しなければな
らない
とされています。
すなわち、職業宣言にうたわれていることは、弁護
士の使命とも一致するものです。ですから、本来であ
れば、ロータリアンでなくても、弁護士であれば、奉仕
の心を忘れてはならないはずでした。
しかし、この職業宣言を見て、正直、はっとしました。
とくに、「職業は奉仕の一つの機会なりと心に銘ぜ
よ」という一文が心に突き刺さりました。
日常業務を行っている場合には、このような考えは
忘れがちです。生活がかかっていますので、どうしても、
費用対効果を計算してしまい、儲かる仕事、手間ばか
りかかる仕事と、色をつけてしまっていました。職業と
は、生活をするためにお金を稼ぐ手段である、という考
えのもとで日々生活してしまっている自分に気付きまし
た。
また、職業宣言には、「自己の職業上の手腕を捧げ
て、青少年に機会を開き、他人からの、格別の要請に
も応え、地域社会の質を高めよ」ともありました。
これからも、皆さまのお話を伺い、いろいろ考え、自
江南市内で活動する数少ない弁護士の一人として、
己研鑽に励んでいこうと思っています。
子供たちから弁護士にあこがれを持ってもらえるような、
良き手本となるような人物にならなければならない、と
では、自分を研鑽する場所であるロータリークラブで、 も思いました。
自分は今後何をしていくべきであるか。
正直に申しまして、まだ、「ロータリアンとは」という問
こうした意識の改善・再確認が第一歩かな、と考え
いに対する答えが出ていませんので、何をどうしたら ています。
いいのかということが具体的なビジョンとしてあるわけ
ではありません。
まだまだ手探りの状態ですが、まずは、業務を通じ
そこで、まず、できることは、ロータリークラブの精神 て社会に奉仕する、ということを意識して、当事務所が、
を意識しながら、日々の生活を送る事かなと思ってい 江南市の皆さんの身近な法律相談のできる場所とな
ます。
れるよう努力していくことから始め、その中で、自分な
りの「ロータリアン像」を見出せればと思っております。
職業宣言の中に、こんなものがありました
若輩者で、ご迷惑をおかけすることが多々あるかと
・職業は奉仕の一つの機会なりと心に銘ぜよ
思いますが、ご指導・ご鞭撻いただきますよう、宜しく
お願い致します。
・職業の倫理的規範、国の法律、地域社会の道徳規
準に対し、名実ともに忠実であれ
- 4 -
Salon de 友愛
丹羽 雄三さん、いつも素敵な作品写真を
ありがとうございます。
作品写真を購入できます
気に入った写真は、2枚で1,000円にて焼き増し
頂けます。ご希望者は丹羽さんへ申し出下さい。
お支払は、ニコボックスへ「写真ニコ」と記入下
さい。
点 鐘
会 長
安藤 喜代司君
(担当 中村)
- 5 -