2012年度事業報告書 - 平山郁夫シルクロード美術館

平 成 2 4 年 度 事 業 報 告 書
(平成24年4月1日から平成25年3月31日まで)
Ⅰ法人の概況
Ⅰ)設立年月日:平成15年11月5日(水)
Ⅱ)公益認定の公示日:平成22年7月1日(木)
Ⅲ)定款に定める目的
この法人は、シルクロードの文化と歴史の顕彰に努めた平山郁夫の絵画とシルクロード
の文化と歴史に関する美術品等の収集、展示、研究、講演会等の事業を行うことにより、
シルクロードの美術及び日本画の理解の普及を図り、我が国の文化の発展に寄与するこ
とを目的とする。
Ⅳ)定款に定める事業内容
この法人は、前条の目的を達成するために次の事業を行う。
(1)平山郁夫とシルクロードに関する美術品等の収集と公開、海外展協力を行い、シルク
ロード文化並びに日本画の理解を内外に普及させる。 (2)平山郁夫とシルクロードに関する研究並びに海外調査研究に対する助成を行い、わが
国の学術研究の向上に資する。
(3)平山郁夫とシルクロードに関する講演会、講習会等を開催し、シルクロードの文化の
理解を普及させる。
(4)美術館施設の開放、平山郁夫とシルクロードに関する小中学校生向けの刊行物の制作
頒布を通じ、小中学校における美術教育の向上を図るとともに、シルクロードの
文化の理解を普及させる。
(5)地域文化活動に参加協力することにより地域の文化的資質を向上させる。
(6)ミュージアムグッズの開発、及びミュージアムショップの運営によりシルクロード文
化の理解を普及させるとともに、法人財政の強化に資する。
Ⅴ)行政庁に関する事項
内閣府
Ⅵ)会員の状況
種 類
賛助会員(個人)
賛助会員(家族)
賛助会員(法人)
当 期 末
65
22
7
(単位:口、平成25年3月31日時点)
前期末比増減
備 考
+7
-2
2名で1口
+-0
Ⅶ)主たる事務所・支部の状況
主たる事務所:神奈川県鎌倉市二階堂120-15
平山郁夫シルクロード美術館:山梨県北杜市長坂町小荒間2000-6
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Ⅷ)役員等に関する事項
(1)理事・監事 *五十音順
氏 名
役 職
理事長
平山 美知子
副理事長 玉井 賢二
副理事長 渡邊 明義
理 事
小川 貞夫
理 事
尾花 珠樹
常務理事 後藤 多聞
常務理事 後藤 太
理 事
道明 三保子
福島 徳佑
理 事
(平成25年3月31日時点)
常勤・非常勤の別
常勤
非常勤
常勤
非常勤
非常勤
常勤
常勤
非常勤
非常勤
文化財保護・芸術研究助成財団 参与
担当職務・現職
絲綢社 代表取締役
東京芸術大学 特任教授
元東京文化財研究所 所長
彌生画廊 社長
鎌倉ユネスコ
総合地球環境学研究所 客員教授
全国修学旅行研究協会 理事
文化女子大学 名誉教授
監 事
小宮 浩
非常勤
文化財保護・芸術研究助成財団
専務理事
監 事
監 事
西巻 茂
俵谷 利幸
非常勤
非常勤
税理士
(2)評議員 *五十音順
役 職
氏 名
評議員
浅木 正勝
加藤 晃義
評議員
評議員
佐藤 美智子
評議員
白倉 政司
評議員
田辺 勝美
評議員
月本 昭男
評議員
平山 廉
評議員
前田 耕作
評議員
稲葉 智子
弁護士
(平成25年3月31日時点)
常勤・非常勤の別
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
非常勤
Ⅸ)職員に関する事項
職員数
前期末比増減
平均年齢
男子
±0名
55歳
5名
女子
±0名
47歳
5名
合計又
±0名
51歳
10名
は平均
※顧問1名退職、学芸員1名産休、1名臨時職員
Ⅹ)許認可に関する事項
1.公益認定の公示日は平成22年7月1日(木)
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担当職務・現職
㈲丸栄堂 社長
(財)KEEP協会 顧問
高徳院
山梨県 北杜市長
中央大学 教授
立教大学 教授
早稲田大学 教授
和光大学 名誉教授
朝日新聞社 部長
(平成25年3月31日時点)
平均勤続年数
6年6ヶ月
7年5ヶ月
7年1ヶ月
Ⅱ事業の状況
Ⅰ)事業の実施状況
定款第4条の定めに従い以下のような諸事業を実施した。公1~公6の順、且つ時系列にて記述する。
(1)《公1》『平山郁夫とシルクロードに関する美術品等の収集と公開、海外展協力を行い、シ
ルクロード文化並びに日本画の理解を内外に普及させる』に関する事業
1)美術品の収集
1)美術品の収集
1.トルコ染織資料 4点
購入先:ギャラリー・マリ
価格 :3,500,000円
購入日:平成25年2月7日
詳細 :17世紀後半の割礼式用ベッドカバー及び19世紀の刺繍衣裳、ベルトなど。
2)展覧会の実施(於:平山郁夫シルクロード美術館)
1.『平山郁夫 世界遺産 高句麗古墳を描く
再現 高句麗古墳壁画(高精細技術による古墳壁画の復元)』展(前年度継続事業)
後援 :山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会、
山梨日日新聞社・山梨放送、信濃毎日新聞社、八ケ岳ジャーナル、NHK甲府放送
局、テレビ山梨、エフエム富士、エフエム八ケ岳
協力 :東京藝術大学、浅川伯教・巧兄弟資料館
会期 :平成24年3月16日(金)~6月25日(月)
展示内容:東京藝術大学初の特許技術で再現した高句麗古墳壁画を初公開。
また、それに関連する平山郁夫絵画約40点を展示。
2.『東アジアの小さな仏たち』展(前年度継続事業)
会期 :平成24年3月16日(金)~6月25日(月)
展示内容:当館所蔵の東アジア(中国・朝鮮半島・日本)の仏教美術コレクションを展
示。初公開の名品を中心に金銅仏や仏画などを約20点展示。
3.『回想 平山郁夫 -前編- 仏の道を求めて』展
後援 :山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会、山梨日日新聞社・山
梨放送、信濃毎日新聞社、八ケ岳ジャーナル、NHK甲府放送局、テレビ山梨、
エフエム富士、エフエム八ケ岳
会期 :平成24年6月29日(金)~11月5日(月)
展示内容:平山郁夫の没後アトリエから発見された膨大なスケッチや下図を中心に約80
点を展示
4.『平山郁夫 中国の風景 -日中国交正常化40周年記念企画-』展
会期 :平成24年6月29日(金)~11月5日(月)
展示内容:平山郁夫が中国を描いた絵画約20点とともに平山郁夫の中国における活動を紹介
5.『回想 平山郁夫 -後編- シルクロード 大いなる旅路』展
後援 :山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会、山梨日日新聞社・山
梨放送、信濃毎日新聞社、八ケ岳ジャーナル、NHK甲府放送局、テレビ山梨、
エフエム富士、エフエム八ケ岳
会期 :平成24年11月8日(木)~平成25年3月11日(月)
展示内容:所蔵品の中から平山郁夫後期の本画を中心に約30点を展示
6.『敦煌を描く』展
会期 :平成24年11月8日(木)~平成25年3月11日(月)
展示内容:西域を旅した平山郁夫の感動をじかに伝えるスケッチブック、アトリエに残さ
れていた未発表の素描の他、敦煌ゆかりの本画、大下図を約25点を展示
7.『中国少数民族の染織-ミャオ族を中心に-』展 (※次年度繰越事業)
後援 :山梨県、山梨県教育委員会、北杜市、北杜市教育委員会、山梨日日新聞社・山
梨放送、信濃毎日新聞社、八ケ岳ジャーナル、NHK甲府放送局、テレビ山梨、
エフエム富士、エフエム八ケ岳
会期 :平成25年3月16日(土)~6月23日(日) 展示内容:所蔵品の中から中国少数民族ミャオ族の染織品中心に約120点を展示
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8.『絲綢之路の人々』展 (※次年度繰越事業)
会期 :平成25年3月16日(土)~6月23日(日) 展示内容:平山郁夫がシルクロードに生きる人々の姿を活写した未発表作品を含むスケ
ッチブック、素描など約40点を展示
9.企画・常設展示
イ.常設展示(継続事業)
会期 :全開館日
展示内容:平山郁夫の連作本画『大シルクロードシリーズ』12点
ロ.常設展示(継続事業)
会期 :全開館日
展示内容:シルクロード(インド〜ガンダーラ〜日本)の仏像等22点
3)作品貸与等による貸出事業として展覧会の開催協力(国内)
1.『古代メソポタミア文明展 -平山郁夫シルクロード美術館・知の宝-』展(前年度継続事業)
主催 :古代オリエント博物館(池袋)
会期 :平成24年3月31日(土)~5月20日(日)
会場 :古代オリエント博物館(池袋)
協力内容:コレクション(神像・護符、粘土板文書、印章、土製偶像、
青銅器、装身具等)約200点、絵画作品3点
2.『ガンダーラ美術とシルクロードの絵画 -平山郁夫と樋口隆康 二人のコレクションを中心に-』展(前年度継続事業)
主催 :泉屋博古館(京都)
会期 :平成24年3月17日(土)~5月20日(日)
会場 :泉屋博古館(京都)
協力内容:コレクション(ガンダーラ彫刻、仏伝レリーフ等)29点、平山郁夫絵画2点
3.『平山郁夫 シルクロードの軌跡 -人類の遺産にかけた画家の人生-』
主催 :九州国立博物館・福岡県、西日本新聞社、NHK福岡放送局、NHKプラネット九州、朝日新聞社
会期 :平成24年4月3日(火)~5月27日(日)
会場 :九州国立博物館(太宰府市)
協力内容:平山郁夫絵画、コレクション(ガンダーラ美術)等34点
関連企画:平山美知子当館館長 「特別記念対談」の開催(於:九州国立博物館)
(4月19日(木)「題目:平山郁夫の長い旅」)
4.『平山郁夫 追悼展 -武家の古都 鎌倉での足跡をたどって-』展
主催 :鎌倉市
会期 :平成24年4月20日(金)~5月7日(月)
会場 :鎌倉芸術館ギャラリー(鎌倉市)
協力内容:平山郁夫絵画作品(本画・大下図・素描・スケッチブック・下絵)51点
5.『吉村作治の古代七つの文明展~人と地球と太陽の船~』(巡回展)
主催 :岡山市オリエント美術館(岡山市)
会期 :平成24年4月21日(土)~6月24日(日)
会場 :岡山市オリエント美術館(岡山市)
協力内容:コレクション(ギリシア陶器・ガンダーラ仏)54点
6.『吉村作治の古代七つの文明展~人と地球と太陽の船~』(巡回展)
主催 :宮崎県立博物館(宮崎市)
会期 :平成24年7月14日(土)~9月2日(日)
会場 :宮崎県立博物館(宮崎市)
協力内容:コレクション(ギリシア陶器・ガンダーラ仏)54点
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7.『吉村作治の古代七つの文明展~人と地球と太陽の船~』(巡回展)
主催 :花巻市博物館
会期 :平成24年9月9日(日)〜11月4日(日)
会場 :花巻市博物館
協力内容:コレクション(ギリシア陶器・ガンダーラ仏)54点
8.『文豪井上靖と平山郁夫-敦煌と楼蘭-』展
主催 :平山郁夫美術館・中国新聞備後本社
会期 :平成24年9月22日(土)~11月25日(日)
会場 :平山郁夫美術館
協力内容:平山郁夫絵画作品(本画・素描・スケッチブック)12点、コレクション7点
9.『立―歌会始御題によせて―』展
主催 :式年遷宮記念 神宮美術館(三重県)
会期 :平成25年2月20日(水)~3月24日(日)
会場 :式年遷宮記念 神宮美術館
協力内容:平山郁夫絵画作品(本画)1点
10.『古代ガラス ―色彩の饗宴―』展
主催 :MIHO MUSEUM(滋賀県)
会期 :平成25年3月9日(土)~6月9日(日)
会場 :MIHO MUSEUM
協力内容:コレクション(ガラス器)370点
11.『開館20周年特別展-日本の情景 美の競演-』展
主催 :さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館会期 :平成25年3月16日(土)~5月19日(日)
会場 :さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館協力内容:平山郁夫絵画作品(本画・素描・色紙)7点
5)作品貸与等による貸出事業として展覧会の開催(海外)
1.ウズベキスタン独立20周年並びに日本・ウズベキスタン国交樹立20周年記念プログラム
『平山郁夫の足跡 シルクロードと日本の美』展
主催 :ウズベキスタン文化・芸術フォーラム基金(タシケント)、平山郁夫シルクロード美術館
会期 :平成24年10月4日(木)~11月9日(金)
会場 :青少年創造センター Palace of Youth Creativity(タシケント)
協力内容:平山郁夫絵画作品(素描・スケッチブック・複製画・資料等)60点
2.『シルクロードのガラス』展
主催 :韓国国立中央博物館
会期 :平成24年11月26日(月)~25年2月17日(日)
会場 :韓国国立中央博物館
協力内容:コレクション(ガラス器)370点
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6)収蔵品または展覧会に関連する調査研究の実施
1.収蔵作品の調査・研究
イ:古代ガラス化学分析(非破壊による蛍光X線分析)調査
場所 :鎌倉事務局
実施者:中井泉(東京理科大学 教授)
阿部善也(東京理科大学 助教)
四角隆二(岡山市立オリエント美術館 学芸員)
東 容子(MIHO MUSEUM 学芸員)
東京理科大学 学生数名
期間:平成23年4月4日(水)~4月8日(日)
内容 :東京理科大学中井泉研究室が開発・運用する非破壊蛍光X線析装置による当館
所蔵のガラス、銀貨、陶器の分析
ロ:小金銅仏の調査
場所 :鎌倉事務局
実施者:熊谷貴史(佛教大学総合研究所 特別研究員)
期間:平成25年1月31日(木)~2月1日(金)
内容 :小金銅仏20点(中国、朝鮮半島、東南アジア)の調査
ハ:古代メソポタミア資料の調査
場所 :鎌倉事務局
実施者:三宅裕(筑波大学人文社会系 准教授)、前田修(筑波大学 非常勤研究員)
期間:平成25年2月1日(金)
内容 :古代メソポタミア文明展-平山郁夫シルクロード美術館・知の宝-」に出展す
る石製容器ならびに関連資料の調査
ニ:古代メソポタミア資料の調査
場所 :鎌倉事務局
実施者:須藤寛史(岡山市立オリエント美術館学芸員)
期間:平成25年2月21日(木)
内容 :古代メソポタミア文明展-平山郁夫シルクロード美術館・知の宝-」に出展す
る円筒印章の調査
2.アトリエ(鎌倉市)の調査・研究等の施設利用
イ:5月30日(水)/目的:研修/訪問者:風の会(シルク博物館ボランティア) 7名
ロ:6月14日(木)/目的:研修/訪問者:横浜美術館ボランティア 8名
ハ:6月24日(日)/目的:研修/訪問者:鎌倉ガーディアンズ(ボランティア) 42名
ニ:7月9日(月)/目的:研修/訪問者:鵠生園職員 7名
ホ:7月18日(水)/目的:研修/訪問者:シルク博物館 6名
ヘ:7月30日(月)/目的:研修/訪問者:装道礼法きもの学院 15名
ト:11月2日(金)/目的:研修/訪問者:藤沢市副市長 5名
チ:11月14日(水)/目的:研修/訪問者:藤沢市市長 4名
リ:12月6日(木)/目的:研修/訪問者:鎌倉の歴史を歩く会 30名
ヌ:3月27日(水)/目的:研修/訪問者:漆工芸作家家族 4名
7)平山郁夫とシルクロードに関する研究成果の刊行並びに出版物の作成
1.展覧会図録の刊行
書 籍 名:鎌倉市名誉市民『平山郁夫追悼-武家の古都鎌倉での足跡をたどって-』
発 行 者:鎌倉市
編 集 :公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館
写真提供:平山美知子、仙波志郎
体 裁 :縦24cm*横25cm、表紙共92頁、カラー
出版者:大塚工藝新社
2.『平山郁夫シルクロード美術館ニュースNo.15』の刊行並びに頒布
目 的 :美術館での展示公開の実施内容や活動状況を美術館ニュースとして発信する
ことにより、シルクロードに関する文化・芸術の理解を普及させる。
発 行 者:公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館
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発 行 日:平成24年12月1日(土)
発行部数:3,000部
頒 布 先:県・市等の行政機関の広報窓口や各事業所、賛助会員や美術館内にて。
体 裁 :A4判、表紙共8頁
8)視聴覚コーナーでの情報公開
1.展覧会の補助資料の作成
イ:『追悼 平山郁夫-最期の風景-』コーナー
目的:展覧会に伴う内容説明映像
公開方法:DVD(Part3)を自主制作しTV機器にて映像を放映。
内容:作家の生前の様子や、アトリエの様子の写真の公開
ロ:『平山郁夫と玄奘三蔵の道』展 (前年度継続事業)
目的:展覧会に関連する内容を音声によって説明
公開方法:『平山郁夫が語る薬師寺への道「大唐西域壁画」』をCDプレイヤーにより提供。
内容:平成13年講談社制作/CD付き画集/大唐西域壁画の取材~制作への想いを中心に。
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2.継続事業
イ:美術館紹介ビデオ(ブルーレイディスク)の放映
ロ:展覧会図録や関連書籍を並べた図書コーナーの設置
9)美術品等の保管
1.収蔵品のデータ化(画像、画題、制作年、寸法データ等の調査・登録)
平成24年度中に収蔵品の中から古美術約75点、平山郁夫の素描及び本画を320点撮影。
2.収蔵庫の整理及び作品移動
管理補強のため、収蔵庫内の整理及び収蔵場所の移動を行った。
3.平山郁夫スケッチブックのデータ化
110冊(登録番号171〜280) 2505景の調査及びデータ化
10)ホームページによる公開
1.主な収蔵品の画像資料
2.展示・イベント実施状況
3.その他基本情報(入館料、各種割引等)
(2)『平山郁夫とシルクロードに関する研究並びに海外調査研究に対する助成を行い、わが国の
学術研究の向上に資する』に関する事業
1)シルクロードに関する若手研究者の調査研究を支援する助成金の交付
目 的 :シルクロードの美術及びアジアの美術の海外での調査研究を助成し、若手研究
者や保存修復の専門家の育成を図ることを目的とする。
告知方法:助成対象となり得る者が所属している大学や博物館、美術館、研究所及びそ
の他の団体への通知、及び美術館ホームページ上にて公募。
選考方法:美術館館長、学芸員、役員の大学教授による審査を実施。
交付者:以下2名
1.大澤信(青山学院大学大学院)
『高麗時代中期の仏教図像研究-被帽地蔵菩薩像を中心とした宗本図像の受容について-』
交付金額:300,000円
2.長谷川智治(仏教大学大学院)
『敦煌周辺の諸石窟寺院にみられる絵画表現-特に捨身飼虎図について-』
交付金額:200,000円
(3)『平山郁夫とシルクロードに関する講演会、講習会等を開催し、シルクロードの文化の理解を
普及させる』に関する事業
目的:日本文化の一端を理解するために、中国、インド、ペルシアそしてローマへとシ
ルクロード諸国の歴史と文化を学ぶことは不可欠であり、シルクロードの文化・音楽
を含む芸術の理解をより不特定多数の方に普及することを目的とする。
1)講演会 募集方法:ホームページ並びに案内パンフレット、展覧会チラシ等で告知
参加費:無料(ただし、入館券が必要)
1.主題『文化による世界交流』
目的 :展覧会に関連するシルクロード文化の普及
講師 :宮廻正明(東京藝術大学大学院 教授)
日時 :平成24年4月28日(土) 10時半~11時15分
会場 :平山郁夫シルクロード美術館2階ラウンジ
参加人数:82名
2.主題『再現高句麗古墳壁画~創造と再生』
江西大墓の現状と再現壁画について/戲作画技術紹介/ギャラリートーク
目的 :展覧会に関連するシルクロード文化の普及
講師 :染谷香理(東京藝術大学大学院 非常勤講師)、狩俣公介(東京藝術大学大学院 非常勤講師)、
文眞英(東京藝術大学社会連携センター 教育研究助手)
日時 :平成24年4月28日(土) 11時15分~12時
会場 :平山郁夫シルクロード美術館2階ラウンジ
参加人数:82名
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3.シンポジウム 主題『文化財活用の最前線』(パネルディスカッション形式)
科学研究費補助金基盤研究B/「模倣と超越-美術における学習と創造-」
パネリスト :青柳正規(国立西洋美術館 館長)/有賀祥隆(東京藝術大学大学院 客員教授)
伊東順二(富山大学 教授)/北郷悟(東京藝術大学 副学長)
宮廻正明(東京藝術大学大学院 教授)
司会 :荒井経(東京藝術大学大学院 准教授)
主催 :東京藝術大学大学院保存修復日本画研究室
日時 :平成24年4月28日(土) 13時半~15時
会場 :平山郁夫シルクロード美術館2階ラウンジ
参加人数:79名
4.主題 『平山郁夫と中国~楼蘭を旅して~』 (対談形式)
目的 :展覧会に関連するシルクロード文化の普及
講師 :平山美知子、鈴木肇(元NHKシルクロード取材団長、南京広播学院 教授)
日時 :平成24年12月15日(土) 14時~15時半
会場 :平山郁夫シルクロード美術館2階ラウンジ
参加人数:60名
2)一般向け体験教室等の実施
募集方法:ホームページ並びに案内パンフレット、展覧会チラシ等で告知
参加費:材料費により異なる
1.『木工教室~シルクロードのマイ箸づくり~』
目的 :手道具で身近なものを作る体験。
講師 :伊藤真樹(木工房いとうぐみ)
日時 :平成24年7月29日(日)①10時~12時、②13時~15時
会場 :平山郁夫シルクロード美術館正面 体験工房
内容 :地域材を使い、電気を使わず、手道具で携帯マイ箸セットを作る。
参加人数:6名
2.『陶器の絵付け教室~シルクロードを通ってきた吉祥紋を描く~』
目的 :日本に伝わったシルクロードの模様を学び、陶器の絵付けを体験する。
講師 :津村郁美(陶房のぎ)
日時 :平成24年9月22日(土)①10時~12時、②13時~15時
会場 :平山郁夫シルクロード美術館正面 体験工房
内容 :事前に用意した陶器の器に、「上絵付け」の技法で色のせを行う。
参加人数:7名
3.『ステンドグラス教室~シルクロードを渡ってきたガラス細工~』
目的 :シルクロードのガラス文化を学び、ステンドグラス作りを体験する。
講師 :田畑広(ステンドグラス田工房)
日時 :平成24年10月12日(金)10時~13時
会場 :平山郁夫シルクロード美術館正面 体験工房
内容 :図案、型紙、ガラスカット、ハンダ仕上げの工程を体験しオリジナル作品作りを体験。
参加人数:4名
4.体験コーナー『民族衣装を着てみよう』(通年自由体験)
目的 :シルクロード文化を普及
日時 :通年(全開館日)
会場 :平山郁夫シルクロード美術館ラウンジ
内容 :シルクロードで着用した様々な民族衣装を身に着けることで、シルクロードを体感する。
参加人数:自由参加
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3)コンサートの実施
募集方法:ホームページ並びに案内パンフレット、展覧会チラシ等で告知
参加費:プログラムにより異なる
1.『“神々の島”バリ島の舞踊とガムラン音楽』の実施
目的 :海のシルクロード文化を紹介し、体験・体感できる機会を提供する。
出演者 :WBスダマニ(バリ舞踊)、ウロツテノヤ子 他
日時 :平成24年10月6日(土)①11時~、②13時~、③15時~ 各時間45分
会場 :平山郁夫シルクロード美術館屋上 らくだ公園(屋外)
参加費 :無料
内容 :“神々の島”バリ島の舞踊とガムラン音楽のコンサートを開催。
各時間に、子供向けプログラムも実施。
参加人数:約204名
2.『内覧会特別演奏会-劉薇ギャラリーコンサート』の実施
目的 :日中国交正常化40周年企画展に関連したコンサートを実施。
出演者 :劉薇(Liu Wei)中国出身
日時 :平成24年11月10日(土) 14時30分~15時10分
会場 :平山郁夫シルクロード美術館 展示室6
参加費 :無料(但し入館券が必要)
内容 :回想後期展の内覧会後に実施。バイオリン独奏コンサート。
参加人数:約150名
4)青少年向け体験教室等の実施 募集方法:ホームページ並びに案内パンフレット、展覧会チラシ等で告知
参加費:無料(材料費により一部有料)
1.『平山郁夫シルクロード美術館 第4回絵手紙コンテスト』の実施
目的 :来館者に対し館内におけるスケッチを推奨し、絵を描く機会を提供する。
日時 :平成24年5月1日(火)~12月24日(月)
会場 :平山郁夫シルクロード美術館(及び北杜ふるさと祭りにて出前実施)
内容 :来館したお客様や、小・中学校の総合授業等のプログラムにて参加。
応募終了後、優秀作品に対して表彰式を実施。
審査・選考:美術館長、学芸員、地元教員出身者、青少年ボランティア
参加人数:372名
関連事業:平成25年6月28日(金)「第3回絵手紙コンテスト表彰式」を実施予定。
2.子ども向けワークショップ『陶芸教室~土偶・埴輪を作ろう~』
目的 :古代造形の体験、普及
講師 :荒井いち夫(八ヶ岳陶芸絵画教室いち)
日時 :平成24年8月4日(土) ①10時~12時、②13時~15時
会場 :平山郁夫シルクロード美術館正面 体験工房
内容 :八ヶ岳の縄文文化を学び、粘土を用いて作品を作る。
参加人数:2名
3.子どもワークショップ『ぶつぞう写生大会~ぶつぞうをじっくり見て、描いてみよう~』
目的 :子供を対象とした、絵画体験及びシルクロード文化の普及
講師 :当館学芸員、当館青少年ボランティア
日時 :平成24年8月9日(木) 13時~15時
会場 :平山郁夫シルクロード美術館
内容 :館内に展示している仏像を解説付きで学んだ後に、指導の元写生を行う。
参加人数:2名
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4.子ども向けワークショップ『すごろくdeシルクロード』
目的 :シルクロード文化の普及
講師 :当館学芸員、当館青少年ボランティア
日時 :平成24年8月18日(土) 13時~15時
会場 :平山郁夫シルクロード美術館2階ラウンジ
内容 :自主制作したクイズ付きの「シルクロードすごろく」で、遊びながら学ぶ。
参加人数:12名
5.小中学生向け「鑑賞ワークシート」 ①仏像鑑賞/②日本画鑑賞/③折式仏像ガイドの3種
目的 :常設展に関連して、鑑賞ワークシートを無料配布
日時 :通年(全開館日)
会場 :平山郁夫シルクロード美術館
内容 :クイズ形式で楽しみながら学ぶことができる。
参加人数:自由参加
5)「シルクロード研究会」の開催 目的 :シルクロード文化の普及
参加費:3,500円
会場:シルクロード研究所(鎌倉市二階堂)
1.『第1回カシミール・ショール研究』
目的 :研究者・愛好者を対象とした、シルクロード文化の普及
講師 :平山美知子(当館館長)、道明三保子(文化学園大学名誉教授)
日時 :平成24年6月16日(土)
会場 :平山郁夫アトリエ(鎌倉市)
参加人数:11名
2.『第2回 カシミール・ショールの研究』
目的 :研究者・愛好者を対象とした、シルクロード文化の普及
講師 :道明三保子(文化学園大学名誉教授)、井原眞子、堀内美和(当館学芸員)
日時 :平成24年9月15日(土)
会場 :平山郁夫アトリエ(鎌倉市)
参加人数:12名
3.『第3回 カシミール・ショールの研究』
目的 :研究者・愛好者を対象とした、シルクロード文化の普及
講師 :道明三保子(文化学園大学名誉教授)、平山東子(当館学芸員)
日時 :平成24年12月8日(土)
会場 :平山郁夫アトリエ(鎌倉市)
参加人数:13名
(4)『美術館施設の開放、平山郁夫とシルクロードに関する小中学生向けの刊行物の制作頒布を
通じ、小中学校における美術教育の向上を図るとともに、シルクロードの文化の理解を普
及させる』に関する事業
1)美術館の開放(小中学生) 目的:小中学生のための総合学習プログラムの一環として、美術をより身近なものとし
て、美術品に触れる場所を提供することで、平山郁夫とシルクロードに関する文化・
芸術の理解を普及させ、小中学生の多数の者の利益の増進に寄与することを主たる目
的とする。
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1.小中学生への開放(入館免除申請書の実績より)
イ:平成24年4月12日(木) 北杜市立甲陵中学校1年 校外研修の一環として 44名
ロ:平成24年5月11日(金) 北杜市立高根中学校1年 地域の美術館や歴史的教材について学習を深めるため 103名
ハ:平成24年5月23日(水) 府中市立府中第4小学校 美術館見学と展示物の模写を通じての美術鑑賞 115名
ニ:平成24年5月24日(木) 甲斐市立敷島中学校2年 地域の施設見学を通じふるさとへの理解を深める 2名
ホ:平成24年6月22日(金) 北杜市立小泉小学校2年 地域の公共施設を見学 10名
ヘ:平成24年7月30日(月) 北杜市立長坂中学校美術部 部活動の一環で仏像の模写を体験 10名
ト:平成24年8月2日(木) 韮崎市立韮崎東中学校美術部 美術の鑑賞スケッチを通じ豊かな感性を育む為 24名
チ:平成24年8月8日(水) 駒ヶ根市立東中学校創作部 創作活動により美術に関する視野や見聞を深める為 35名
2.その他学校教育への開放(入館免除申請書の実績より)
イ:平成24年6月6日(水) 東京外国語大学ペルシア語専攻 新入生教育研修プログラムの一環として 38名
ロ:平成24年6月16日(土) 早稲田大学公共経営大学院 講義「地域活性化システム論」の現地研修として 7名
ハ:平成24年8月2日(木) あけの・すたま夏休み体験交流活動 他町の子と芸術体験学習を通じ親睦を深める 28名
ニ:平成24年8月7日(火) 山梨県総合教育センター初任者研修 教員初任者研修の為 11名
ホ:平成24年11月17日(土) 大学コンソーシアムやまなし 山梨英和大学の学生が教育及び観光振興の目的で 26名
ヘ:平成24年11月21日(水) 山梨県立中央高等学校通信制教諭 平成25年度遠足の下見として 5名
3.その他学校教育に関する協力
イ:平成25年実施予定の「第5回絵画教室(中学部門)」を説明するために学校教育関係へ訪問
ロ:八ヶ岳南麓(清里、富士見町等)に学校寮を持つ首都圏の教育委員会へ総合プログラム実施の説
明を行うため訪問
2)絵画教室の実施
1.『第4回平山郁夫絵画教室』の開催
目的 :地元中学生に絵の描き方を指導する
講師 :平諭一郎(東京藝術大学アートイノベーションセンター 特任講師)
共催 :北杜市、北杜市教育委員会
日時 :平成24年12月18日(火)①午前10時45分~/②13時半~
会場 :①北杜市立甲陵中学校、②北杜市立泉中学校
対象 :北杜市内小学生(明野小、須玉小、増富小、武川小)
内容 :「絵のこころを伝えたい」をテーマに、地元中学生を対象に絵画教室を実施。今
年度より対象を小学生から中学生とし、会場をKEEP協会牧草地から各学校の美術
室とし、画材はスケッチブックから山梨県の特産物「西嶋和紙」として実施。
参加人数:78名
関連企画:平成24年12月~3月まで美術館にて作品を展示
2.鎌倉市立第一小学校「出張写生教室」作品展示
内容 :平成23年11月29日(火)に開催した「ガンダーラ仏頭の鑑賞および写生教室」
で描いた作品を美術館に展示した。
期間 :平成24年8月6日(月)~9月30日(日)
会場(展示):平山郁夫シルクロード美術館
参加人数:131名
3)小中学生向け刊行物の制作と頒布
目的:シルクロードに関する刊行物の頒布等を通じてシルクロードの文化、芸術の理解を
普及させ不特定多数の者の利益の増進に寄与することを主たる目的とする。制作年度と
頒布年度に分け、2年に1度の制作としている。
1.第3段小中学生向け刊行物の制作(次年度継続事業)
日時 :平成25年3月制作(平成25年度内に頒布予定)
制作物:第三弾ジュニア版ブックレット
対象 :山梨県内の小中学校全て及び県外の関連施設・団体
配布数:330箇所
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(5)『地域文化活動に参加協力することにより地域の文化的資質を向上させる』に関する事業
1)入館無料での展示公開
目的:県民、市民または山梨県を訪問する視察・研修団体等を対象とし、不特定多数の者
の利益の増進に寄与することを主たる目的とする。
1.敬老の日
日時 :平成24年9月17日(月)
対象 :70歳以上(入館料半額及び記念絵はがき贈呈)
2.文化の日
日時 :平成24年11月3日(土)
対象 :学生以下(入館料免除)
3.県民の日
日時 :平成24年11月20日(火)
対象 :山梨県民(入館料免除)
4.北杜市民ご招待期間
日時 :平成24年12月1日(土)~12月24日(月)
対象 :北杜市民
5.視察・研修団体等の受入れ(入館料一部免除含)
イ:平成24年5月16日(水) 甲府市北東公民館女性学級 生涯学習「文学と歴史」の一環で 20名
ロ:平成24年6月8日(金) 山紫会 山梨県外に本社等を置く企業の北杜市内の公共施設視察 21人
ハ:平成24年9月9日(日) 富士川町愛育会 班員施設外研修の為 20名
ニ:平成24年9月20日(木) 松里公民館高齢者学級 研修活動の一環として 25名
ホ:平成24年9月30日(日) 山梨県人会連合会 県人会やまなしツアーで視察 31名
ヘ:平成24年11月8日(木) 生涯学習いちのみやシニアいきいき教室 芸術、スポーツ、歴史学習の一環 27名
2)地域文化活動への参加協力
1.白州町「みのるコレクション」展示の協力
主催 :北杜市生涯学習課
会場 :白州支所
内容 :白州町が寄贈を受けた美術品展示のための協力
2.地域創作作家の展覧会事業を協力
主題 :八ヶ岳の風2012-18の展示会-
主催 :八ヶ岳アート&クラフトネットワーク、ギャラリー&SHOP亜絲花
後援 :公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館
会場 :ギャラリー&SHOP亜絲花2階
日時 :平成24年4月25日(水)~11月19日(月)
内容 :八ヶ岳で活動する創作作家の団体「おらんうーたん」とともに、春から秋にか
けて展覧会事業を実施。
《展示会一覧》
・平成24年4月25日(水)~5月7日(月)『ツパイ工房 ガラス・金工』展/(作家名:)ツパイ工房
・平成24年5月9日(水)~5月14日(月)『デザイン工房昴-春の新作プロダクト』展/作家名:松田広昭
・平成24年5月16日(水)~5月28日(月)『和窯の器』展/作家名:高橋正和
・平成24年5月30日(水)~6月18日(月)『インドネシアの細密画』展/平山郁夫シルクロード美術館
・平成24年6月20日(水)~6月25日(月)『カービングand彫刻』展/(作家名:)EIB工房えるのい
・平成24年6月27日(水)~7月2日(月)『陶と書』展/作家名:陶芸/津村郁美、書:津村幸男
・平成24年7月4日(水)~7月30日(月)『第二回わたしのシルクロード』展/作家名:市田志保、伊藤真樹
小泉尚子、斉藤美樹、斉藤ゆう、佐々木節子、大東良樹、大東香代子、津村郁美、七尾裕子
藤巻昌子、松田広昭、マリ・うえだ
・平成24年8月1日(水)~8月13日(月)八ヶ岳ポップアップ絵本フェスティバル『アンティークしかけ絵本』展
・平成24年8月15日(水)~8月20日(月)『陶と野山の草木』展/作家名:佐々木好正(代表)
・平成24年8月22日(水)~8月27日(月)『あかりを楽しむゆったりスペース』展/作家名:七尾裕子
・平成24年8月29日(水)~9月3日(月)『陶ボタンと陶アクセサリー』展/作家名:すずきゆたか(陶房たゆ)
・平成24年9月5日(水)~9月10日(月)『TRIO of 鉄&木&ガラス』展/作家名:亀田やす代(代表)
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・平成24年9月12日(水)~9月17日(月)『草木染手織 八ヶ岳TOIROグループ』展/作家名:岩間幸代(代表)
・平成24年9月19日(水)~10月1日(月)『自由猫カメラマン ヒロ・アラシロ-猫-』展/作家名:ヒロ・アラシロ
・平成24年10月3日(水)~10月8日(月)『Wooden Products』展/作家名:大東良樹、香代子(イーゲルハウス)
・平成24年10月10日(水)~10月22日(月)『第3回 織と水彩画の二人』展/作家名:織/佐々木節子、水彩画/佐々木信吾
・平成24年11月7日(水)~11月19日(月)『お祝いのプレゼント』展/作家名:亀田やす代、大東良樹、大東香代子、
武内晃、藤巻昌子、細谷隆、東原さよ子、伊藤真樹、マリ・うえだ、斉藤ゆう、斉藤美樹、松田広昭、
森下真吾、小泉尚子、津村郁美、金子仁香
3.『夏休み自由研究プロジェクト』への協力
目的 :県が主催する事業に参加し、子供を対象としたシルクロード文化の普及及び美術館の紹介。
主催
会場
講師
日程
内容
:山梨県立博物館(ミュージアム甲斐・ネットワーク事務局)
:アイメッセ山梨Aホール(甲府市)
:当館学芸員&青少年ボランティア2名
:平成24年7月16日(月・海の日)
:体験教室「うちわに絵を描こう」、「シルクロードのストラップ作り」を出前
で実施。ミニブックを作成しプレゼンに参加。
参加人数:小学生68名
4.出張絵手紙教室
訪問先:北杜ふるさと祭り
主催 :北杜市
講師 :当館学芸員&青少年ボランティア3名
日程 :平成24年8月5日(土)
内容 :お祭り会場内にて、絵手紙コンテスト及びうちわ作りの出前を実施。
参加数:小中学生92名
5.『富士の国やまなし国文祭北杜市プレ事業-第2回八ヶ岳・棒道ウオーク』への協力
主催 :八ヶ岳・棒道ウオーク実行委員会、日本ウオーキング協会
期間 :平成24年11月10日(土)、11日(日)
内容 :大会の準備及び当日スタッフとしての協力、協賛等の協力
6.八ヶ岳ミュージアム協議会における事業
主題 :「第5回八ヶ岳Art Festival2012」
主催 :八ヶ岳ミュージアム協議会
会場 :三分一湧水館(北杜市)
演者 :八ヶ岳ミュージアム協議会会員施設有志
日時 :平成24年11月11日(日) 10時~16時半
内容 :平成25年に実施される「富士の国やまなし国文祭」のプレ事業として、三分一
湧水館を拠点とした棒道ウオークが実施された。国民文化祭を盛り上げる為、同
会場にて開催。ブース出展、企画「どこでもアート」のワークショップ等を実施。
7.『いくみ会(地域ボランティア団体)』との連携
1.来館者への解説の実施(ギャラリートーク)
年間解説回数76回(解説員5名)
2.美術館スタッフ及びボランティアの勉強会開催(会場は全て平山郁夫シルクロード美術館)
イ.『回想 平山郁夫 -前編- 仏の道を求めて』展について
日時 :平成24年6月29日(金)
講師 :美術館学芸員
ロ.『回想 平山郁夫-後編- シルクロード大いなる旅路』展について
日時 :平成24年11月8日(木)
講師 :美術館学芸員
ハ.『中国少数民族の染織-ミャオ族を中心に-』展について
日時 :平成25年3月15日(金)
講師 :美術館学芸員
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3.いくみ会及び美術館スタッフ研修旅行の実施
イ.出光美術館及び東京国立近代美術館を訪問
日程 :平成24年10月30日(火)
目的 :平山郁夫展や平山コレクション展の実績のある美術館を訪問し、美術品につい
て造形を深め、来館者の対応を充実させる。
8.貸出可能図書コーナーの整理と貸出の実施
(6)『ミュージアムグッズの開発、及びミュージアムショップの運営によりシルクロード文化の
理解を普及させるとともに、法人財政の強化に資する』に関する事業
1.インターネット上におけるミュージアムショップの運営
http://www.silkroad-museum.jp/store/index.html
2.山梨県内の特産品、伝統工芸品と連携した商品開発(印傳、ワインラベル)
(7)その他目的を達成するために必要な事業
1)平山郁夫シルクロード美術館の維持・管理
1.消防訓練の実施
協 力 :長坂消防署、水澤工務店
日 時 :平成24年11月20日(火) 午前10時~11時半
2.平山郁夫シルクロード美術館のメンテナンスの実施
依頼先 :株式会社日立ビルシステム、株式会社長野ナブコ、株式会社日設工業、
セントラル防災株式会社、甲府ビルサービス、太陽実業株式会社
日時 :平成25年2月~3月 ※休館日、展示替え期間にて実施
2)平山郁夫シルクロード美術館の入館者増を図る諸活動
1.国土交通省実施「観光圏整備事業」への協力
2.旅行業者との折衝、市場調査(山梨県観光商談会への参加等)
3.首都圏の宣伝活動
4.その他の宣伝活動(雑誌広告等)
5.観光地域循環バス(八ヶ岳リゾートバス)への参加
6.地域共通券(アミューズメントチケット)への参加
7.小海線沿線活性化協議会への参加
8.周辺美術館との連携(山梨県ハブネットワーク、八ヶ岳ミュージアム協議会)への参加
9.外国人観光客受入(VisitJAPAN、インバウンド協議会)への協力
3)美術館ホームページの情報更新
URL:http://www.silkroad-museum.jp/
観光協会、観光圏、地域美術館協議会等が運営するBlogへの情報掲載
4)被災地支援に関する事業
1.絵本「いちりんの花」読書感想カードの展示
内容 :平山弥生が詠んだ詩に、平山美知子館長が版画を制作し誕生した絵本(発行:
講談社)は、東日本大震災と出版時期が重なり、同封したカードに400通の応募
があり、それを展示した。
協力 :公益財団法人 平山郁夫シルクロード美術館
会場 :平山郁夫シルクロード美術館 2階ラウンジ
期間 :平成24年7月21日(土)~8月5日(日)
応募総数:約400点
2.絵本「いちりんの花」読書感想カード参加者の美術館訪問
日時 :平成24年8月4日(土)~5日(日)
参加者:南相馬市立原町第三小学校 親子12名
3.「子ども・笑顔・花咲くプロジェクト企画-みんなDEアート2012-」への協力
・内容:「度重なる余震に子どもたちが消耗しきってしまった。元気を取り戻すために
アートによる支援をしてほしい」と、茨城県ひたちなか市の財団からの要請に八
ヶ岳の美術館有志5館が協力。
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・実施団体:八ヶ岳ミュージアム協議会有志5館
・日時:平成24年11月23日(金) 10:00~16:00
・主催:(財)ひたちなか市生活・文化・スポーツ公社
・会場:茨城県ひたちなか市ワークプラザ勝田
・参加者:約200名
4.「子ども・笑顔・花咲くプロジェクト企画-みんなDEクリスマス-」への協力
・内容:北杜市に避難されている方々とアートを通じた交流会を実施。
・日時:平成24年12月16日(日) 11:00~15:00
・実施団体:八ヶ岳ミュージアム協議会有志8館
5.美術館における募金箱(東日本大震災救援金)の継続設置
Ⅱ)重要な契約に関する事項
(1)長期借入金契約:特に無し
(2)工事の発注契約:特に無し
(3)その他:特になし
Ⅲ)役員会等に関する事項
(1)理事会
1)平成24年度第1回理事会(定例)
1.開催日時:平成24年5月29日(火) 14時00分~14時40分
2.議事事項
第1号議案 平成23年度事業報告承認に関する件
第2号議案 平成23年度収支決算承認に関する件
第3号議案 定款の変更に関する件
第4号議案 名誉職に名誉顧問を追加する件
2)平成24年度第2回理事会(定例)
1.開催日時:平成25年2月28日(木) 14時00分~14時40分
2.議事事項
第1号議案 平成25年度第1回評議員会(及び理事会)候補日
第2号議案 平成25年度収支予算及び事業計画承認に関する件
(2)評議員会
1)平成24年度第1回評議員会(定例)
1.開催日時:平成24年5月29日(火) 14時50分~15時30分
2.議事事項
第1号議案 議長選出に関する件
第2号議案 平成23年度事業報告承認に関する件
第3号議案 平成23年度収支決算承認に関する件
第4号議案 定款の変更に関する件
2)平成24年度第2回評議員会(定例)
1.開催日時:平成25年2月28日(木) 14時50分~15時30分
2.議事事項
第1号議案 議長選出に関する件
第2号議案 平成25年度収支予算及び事業計画承認に関する件
Ⅳ)収支及び正味財産増減の状況並びに財産の状態の推移
単位:百万円
平成22年
3月期
平成22年
6月期
平成23年
3月期
平成24年
3月期
平成25年
3月期
79
67
103
93
34
146
31
1,249
83
109
135
27
122
107
101
△ 12
36
△ 10
△ 59
7
67
103
93
34
42
資産合計
2,704
2,689
3,794
3,759
3,727
負債合計
20
3
8
27
16
正味財産
2,684
2,692
3,794
3,732
3,711
事業年度
前期繰越
収支差額
当期収入
合 計
当期支出
合 計
当期収支
差 額
次期繰越
収支差額
Ⅴ決算期後に生じた法人の状況に関する重要な事実
特に無し
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